2022年06月12日

FC岐阜観戦記2022 第6節 ユナイテッドとの総力戦 前編

FC岐阜、今日は鹿児島ユナイテッドFCとの一戦になりました。
実は6月のホームは今回でおしまい。先週戦ったヴァンラーレ八戸とのホーム連戦だったのです。ということは、来週・再来週はアウェイでの連戦になります。
そして、今週は鹿児島と戦いますが、来週は福島ユナイテッドFCと戦います。そう、今週と来週はユナイテッドという名を冠するチームと戦うのです。さらに上位との戦いにもなります。
今週と来週戦う両ユナイテッドの名の付くチーム、そしてユナイテッドという名称は付いていないものの、岐阜というチームは、それぞれユナイテッドという事態にならないといけない事情とユナイテッドの意味合いが変わってきています

今回戦う鹿児島の場合、現在首位に立つチームです。チームに関しては、以前お話ししましたが、元々は鹿児島県内にある2つのチームが1つのチームになったという経緯があります。県内そのものはある程度まとまっていたものの、県内に2つのチームがあり、それぞれ思い入れのある中で、1つにならないとJFLに入れないということで、お互いの確執を乗り越えて作られたのが現在の鹿児島なのです。1つになってからは、JFL・J3で大きなムーブメントを起こし、2018年にはJ2昇格を果たしたものの、1年で降格。現在、岐阜と同じく3年目に賭けるところに来ています。

ちなみに岐阜に関しては、地域的には美濃と飛騨という2つの地域(藩)が1つになった経緯があるため、地域の隔たりがあると言われています。さらに美濃地方は4つ(西濃・岐阜・中濃・東濃)に分かれ、地域ごとにわだかまりがあるとも言われています。4つと言ってますが、私個人は3つ(西濃・東濃に中濃(多治見市・関市周辺)と岐阜が合わさった中濃)と思っていますね。先述の通り岐阜にはユナイテッドという名称は無いものの、その地域をまとめ、一つにしたのがFC岐阜・・・ということを先日NHK-BS1で放送していた「スポヂカラ」でやっていましたね。


SOG03_120523今日の試合は、岐阜市民総力戦7827人という今シーズン最大の動員を果たした試合になったのですけど、3300人の岐阜市民が招待されるという一戦でもありました。大事な試合ということもあり、特別にバス待ちが許可されただけでなく、スタジアム内で待つということもできました
毎度この試合は勝てないので、何とか勝ちたい・・・そう思いながら、選手達を迎えたものです。



SOG03_130437かさなるステージでは、珍しく難波宏明アンバサダーがMCを務めるコーナーがありました。実は、元祭nineのメンバーで、現在は「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」で主人公を務めている寺坂頼我さんがやって来たのです。岐阜県岐阜市出身ということもあって呼ばれたのでしょう。
・・・相変わらず、ナンチャンの司会は危なっかしい(笑)。子供の前で買ってもらった同作品のおもちゃのカネが寺坂君に回ってるんだよとか下種な話しない(ギャハ)!



SOG03_104623岐阜市民総力戦ということで、岐阜市のホームタウンデーだったのですが、恵那市のホームタウンデーでもありました(あと東白川村のホームタウンデーでもありました)。
ということで、金よしの「えなハヤシ」がやって来た今回は変化球で、「肉巻きえなハヤシ」にした。どんなものかわからなかったので説明を求めてもらちが明かなかったから、買った方が早いと思い買ったら、何のことは無い。肉巻き棒にえなハヤシをぶっ掛けただけだった(爆)。



ご飯は赤米だったようで、普通の白米とは少々違う味わいだったけど、違和感を感じなかったですね。元々ハヤシライスは美味しいので、肉の部分がベーコンのような薄切り肉に変わっただけ。とにかく普通に美味かった(苦笑)。


SOG03_155415先週まで苦しい日程を歩んでいた岐阜。もうゆっくり休めと言っておかないといけないくらいに密だった日程から解放されたからなのか、生き生きとした動きを見せており、前半に関しては鹿児島よりもいい動きをしていたと思いました。インターセプト(ボール奪取)も上手く決まり、ゴールに迫るシーンもあったものの、最後まで決めきれなかったことにもどかしさを感じ、前半を終了します

後半になると、暑さからか岐阜の動きに鈍さが出てきて、鹿児島の動きがキレよくなってきます。やや攻め込まれるシーンを迎える中で、後半16(61)分に先制シーンが生まれました。
宇賀神友弥選手のスローンから始まったそのシーンは、ンドカ・チャールス選手のヘディングで他の選手に繋ごうとしたものの、はねたボールを相手に取られて蹴られます。懸命に外に出そうとする鹿児島イレブンの想いをあざ笑うかのように、ボールは岐阜の選手の下に。柏木陽介選手が前に蹴り込み、石津大介選手が胸トラップ。胸トラップしたボールが石津選手の左斜め後方に落ちたのを庄司悦大選手は見逃さなかった普段は繋ぎ役・黒子のような存在の庄司選手が放った左足のシュートは、そんなことを思わせない鋭いものになり、ゴールマウス右隅にきれいに刺さりました
しかし、敵は首位を走るチーム。あっという間に岐阜の守備陣を突いて同点に追い付きます。気を抜いていたわけではないので、鹿児島の執念とも言えるのでしょうね。
お互いに負けられない試合と位置付けていた中で、最後の意地を見せたのが岐阜でした。
後半38(83)分、右サイドから上がってきたボール、窪田稜選手が駆け抜けて持ってきた。駆け抜けながら上げたクロスをドンピシャのタイミングで宇賀神選手が合わせた宇賀神選手のシュートは相手キーパーをねじ伏せるかのような勢いを持ち、相手キーパーは弾かれてしまったのです。決勝点はそんな気持ちのこもったものになりました。
その後も献身的に守った岐阜が2-1で逆転勝ち。首位との戦いを制したのです。



SOG03_1601381点目を決めた庄司選手。右で柏木選手が何か話しているようです。今日の課題点を詰めていたのでしょうか。一部サポからは彼らのダブルボランチに対する評価がよろしくないので、お互い軌道修正を図りながらよくなっていってほしいものです。



SOG03_160550そして、今日のMOMとも言える宇賀神選手。ホーム初戦だった愛媛FC戦以来の得点。あの時は試合を動かすチーム初得点でしたが、今回はチームに勝ちを呼び込む決勝点になりました。チームに何かある時に宇賀神あり・・・となってくれればいいですね。



首位決戦を勝ち、昇格戦線に生き残った岐阜、これで8位にまで巻き返しました。次戦う福島はギラヴァンツ北九州に引き分けたため、5位から6位に後退しています。天皇杯に敗戦してから急激に勢いが落ちているため、次こそは勝つと息巻いてくることでしょう。しかもホームで薄暮ナイトマッチ、土曜日というやや短い日程間隔での試合になります。相手も同じコンディションになるのでしょうから、言い訳できませんよ(ニヤニヤ)。この勢いを大事にして、次も勝利を!


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Posted by alexey_calvanov at 23:15│Comments(0) スポーツ | 飲み食い系

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