2020年アニメアウォーズ！
今年もやってきました「2020年アニメアウォーズ！」。
毎度おなじみの企画になっておりますこちら、
2020年に放送されたアニメ作品から以下の賞を選ぶというもの。
- 最優秀作品
- 特別賞 （捨てがたいものや大穴だったものなど）
- キャラ部門 （男性・女性それぞれ。性別不明の場合はお任せします。）
- OP部門 （映像込みの評価でお願いします）
- ED部門 （同上）
あくまで投票企画ではなく、『まず選考を楽しみ、その後お互い選考結果や理由を見て楽しもう』というのが主催者の基本的な趣旨となっています。
過去は以下のようになっています。
さて、
私の中では10年越えなこのイベントですが、
コロナ禍で延期が相次いだ中でも、最後までしっかりやってくれた作品の多さに敬服しております。ただ、
クオリティの面でいい作品と悪い作品の差が例年以上に付いた年なのかなと思ってもいますので、そう考えると、
豊作とも言い難い（特に過去最高の多さになった秋アニメが、その象徴になった感が）。
そう考えると、
今期は春のアニメが激戦だった気がします。そんなに多くないながらも、いい作品が揃ってましたね。最優秀作賞は悩んだんですけど、候補は絞った。
例年なら最優秀作賞と特別賞は別々でチョイスするのですけど、
今年は一まとめで選ぶことにしました。紹介しないのはもったいないからね。
では見ていきましょう。「続きを読む」からご覧下さい。
最優秀作品
波よ聞いてくれ
色々悩んで最優秀作品は、この作品。
ヘビーメタルな主人公もさることながら、脇を固めるキャラも一癖も二癖もある人達ばかりで、見ていて面白い。もっとも主人公が起こす化学反応がそうさせている側面もあるけど（ニヤニヤ）。
あと、この作品を選んだのは、ラジオ業界の現状がありまして。
丁度この作品が放送される頃に2つのラジオ局の閉局が決まり、最終回近辺（6/30）で閉局しました。ラジオ業界の現状は厳しく、広告収入の減少の中でコロナ禍もあり、すわやっていけなくなるのではと思うのですが、不特定多数に話しながらもマンツーマン、フェイストゥーフェイスのやり取りで進められる魅力の部分を随所に示しているし、ラジオは個性を大事にするメディアということをわかりやすく伝えています。主人公も最終話で自分の声で北海道胆振東部地震で被災した人達を励ましていましたからね。あの時にパーソナリティとして大きく成長したと実感しました。
この作品を機にラジオにもっと触れてほしい、もっと知られればという願いも込めて、この作品を推したいと思います。
特別賞
異種族レビュアーズ
普通なら、最優秀作品でもおかしくない作品なのですが、今年は相手が悪かった（苦笑）。
この作品を語る上で重要なのは、『表現規制』。昨今のコンプライアンスやらでやたらと表現規制（特に性的な部分と言語面）が掛かったかなと。その中で、地上波（BS11も含む）でありながら、規制の枠を突くような表現をかましてきました。もちろん風俗をアニメにしようという内容もすごいのですけど、それを最後まで何としてでもやりのけたスタッフ達に敬意を表したいです。いやはや、性癖って幅広いんだね（棒読み（笑））。
しかも、表現規制で打ち切った局が2つあったのに対し、新たに放送を始めたのが3局と規制に立ち向かった局が出てきたのが面白い。しかもサンテレビという「おとなの絵本」から始まるエロ番組への規制の緩い局が打ち切りに動いたほどの作品なのに・・・。
つまり、表現規制というのは何なのかを考えさせられるきっかけになりました。今後今回のような作品が出てくるのは難しいでしょうけど、何かしらのヒントにはなったかなと思います。
キャラ部門
男性は、「異種族レビュアーズ」のスカンクをはじめとするレビュアーの皆様（笑）。
レビュアーとしても個性を発揮しただけでなく、冒険者としての腕も立つ。もう冒険者が副業じゃないかと思うくらい、レビュアーに入れ込んでいる（笑）。もう本能と遊びが入り混じってるわ（爆）。
個性が時として個人の感想になりかねない（それは時としてレビューとしては不適切な）のですけど、これまで評価の安定していない、今まで評価というものが無かった風俗に対してエポックメイキングなものになったのは言うまでも無く、それをやろうと言ったスカンクは先見の明と商売のデキる人だなと。
女性は、「波よ聞いてくれ」の鼓田ミナレ。
何と言っても破天荒を通り越してヘビーメタルな性格が第一印象です。何をやっても結果はとても成功とはいえない部分が多いのだけど、それを憎んだり邪険にできないのよね。何とも妙なカリスマ性と魅力を持っている人です。放っておけないというふうですね。
OP部門
♪Higher's High（戦翼のシグルドリーヴァ）
この曲は疾走感あふれるサウンドが作中の飛行機が飛んだり、キャラが躍動する場面で一致しましたね。見ていて聞いていてノリノリになれるものでした。
ED部門
♪NEO SKY, NEO MAP!（ラブライブ！虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会）
エンディングは、♪雨と体液と匂い（グレイプニル）の途中で切れる曲調（テレビ版のみ。フルバージョンだとアレが間奏に繋がっていく）と♪BLUE ROSE knows（神達に拾われた男）のロックな曲調にポップながらケモノ3人娘のかわいらしさが相まったのと迷って、この曲に。
作中の絵と虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のメンバーとのシンクロがよかったです。絵もクレヨンで描いたような落ち着いたものになっていて、癒されましたね。
Posted by alexey_calvanov at 12:09│
Comments(2)│
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アニメ・コミック
おちゃつさん＞あけましておめでとうございます。
こちらこそありがとうございました。
2020年は選考は楽だろうなと思ってたのですが、甘かった（爆）。
言われて、そういえば・・・という気付きもあったので、このアウォーズは有意義だなと思っております。
アレックスさんこんばんは
訪問遅くなりすみません、今更ですがあけましておめでとうございます
＞波よ聞いてくれ
見ていなかったのですがなんか原作漫画もすごい人気があるようで...面白そうなのでぜひ一度見てみますね。
＞異種族レビュアーズ
これも見ていなかったのですがいろいろネットニュース的な話は聞いてますｗこの企画で本作を挙げられている方も多いようですしこちらもチェックしてみます！
ではでは、今回も参加いただきどうもありがとうございました！
