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牡丹は豪華で艶麗
1.牡丹-01Pq
写真1

2.上野東照宮ぼたん苑-02D 06
写真2

3.上野東照宮ぼたん苑-21D 06
写真3

4.上野東照宮ぼたん苑-01D 06
写真4

牡丹(ぼたん)は豪華さと艶麗さで花の女王と言われます。美しい女性の姿を形容するときに「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と言う喩えがありますが、牡丹は落葉した低木の枝先から新芽を出して大きな美しい花を咲かすので美人が座った格好に見えるからです。

牡丹は全身の姿が豪華で艶麗であるだけでなく、花冠を覗き込むと幾重にも織り重なる花びらには細かな襞が刻まれていて繊細な造形美を誇ります。花言葉に言う風格、高貴さは細部にまで及んでいます。
(写真1、2)

花の咲く時期により寒牡丹、春牡丹がありますが、牡丹は女王にしては意外にひ弱な花でして、陽の光に弱く、また雨に打たれのにも弱く、庭園では寒牡丹も春牡丹も大抵日傘、雨傘がかざされています。
(写真3、4)

日本には奈良時代に唐から薬用植物として伝えられ、江戸時代には徳川家康によってモンゴルから園芸用として持ち込まれたと言われ、以後神社仏閣の境内で栽培観賞されています。

東京では、徳川家康が祀られている上野東照宮に隣接して戦後造営された上野東照宮ぼたん苑(写真3)が有名で、4月から5月まで多くの鑑賞者が訪れます。
(以上)


【2021/05/17 20:15】 | 発見する | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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