fc2ブログ
端午の節句に泳ぐ鯉幟はいろいろ
1.丹那盆地-11D 0905qtc
写真1

2.鯉幟-04D 0505q
写真2

3.鯉幟-02D 0505q
写真3

4.猪苗代-07P 99q
写真4

5月5日は端午の節句です。武者人形を飾り、鯉幟を立て、菖蒲湯につかり、柏餅を食べて、男の子の成長と健康を祈る祝いの日です。中でも庭に鯉の吹き流しが立つと、その家には元気な男の子が居る証で、近所中で祝福する華やぐ気分になります。

鯉幟を立てる風習が始まったのは江戸時代からです。鯉は滝をも登る元気な魚ですから男の子も鯉のように大空を駆け巡って欲しいとの親の願いの旗印でした。端午の節句に鯉幟を飾る風習は現代も続いていますが、その後は都会では大きな鯉幟を立てる場所は少なくなり、今では郊外か地方の農村でしか見ることができなくなりました。
(写真1)

嘗て各家庭の庭先で泳いでいた鯉幟の多くは、今では畳まれて押入に寝かされていましたが、それでは可哀想だと年に一度、端午の節句の季節に寝かされている鯉幟を大空に泳がせようと働きかける人が現れました。

時には川や谷に長いロープを渡して、そのロープで多数の鯉幟を吹き流している風景を見ます。五月晴れの青い空の下、新緑を敷き詰めた大地の上を泳ぐ多数の鯉のぼりは楽しそうです。これらの鯉幟は近隣の人々が寄贈したものだそうです。
(写真2、3)

桜前線の北上が遅い東北地方では五月の節句の頃に桜が咲きます。猪苗代湖の湖畔をドライブしていましたら、満開の桜の花の中を泳ぐ鯉幟に遭遇しました。桜の花の川に泳ぐ鯉の気分はどんなに良いものかと想像してみました。
(写真4)
(以上)
【2021/05/06 17:47】 | 発見する | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
<<矢切の渡し 大都市圏にも自然がいっぱい | ホーム | コロナ禍で代々木公園はカラスの天国>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://wakowphoto.blog61.fc2.com/tb.php/1074-de22b077
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |