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WIND OF MOON

アニメ、漫画(たまにドラマや音楽)の感想・雑感を気の向くままに綴っています。
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No  76

画集【blanc et noir】感想

blanc et noir
ついに出た、画集第2弾【blanc et noir】。
【DEATH BOX】は予定通り発売日に発行されたので、内容はもう既にネットでも話題になっていると思いますが。
構成としては【DEATH NOTE】が半分以上、WJ以外に掲載されたイラストや、デスノ、ヒカ碁以外のイラスト、そして【彩】以降に発表された【ヒカルの碁】のイラストという内容。
殆どがデスノとヒカ碁中心。
他誌に掲載されたものは今回初見だったのでWJでは見られない(見せられない?)艶っぽい絵が見られたのには嬉しい驚きでした(個人的にはP073の【ソード オブ ナイト】の第2弾がお気にvvです)。
コレがその073↓
p073


あと、ゲームでキャラデザを担当された【義経記】のポスターも収録されていたし、デスノのスカルやゴスロリファッションとは180度違った甲冑ファッション(?)の描き込みにも目を瞠るものがあります。

ヒカ碁は【彩】未収録イラストを一冊の本にして欲しい、と思っていたので、今回本当にその願いが叶って感無量。

今回はイラストが完成されるまでのプロセスや、収録されたイラストの一枚一枚に小畑さんのコメントが付き、大判収録や描きおろしがとても嬉しいvv

小畑さんのコメントは【彩】ではなかった企画で、作者がどういう思いで描いたのか分かるとまた違った角度からも見られるので、私は今回小畑さんのコメントが付いていて良かったと思います。
で、私も作品ごとにコメント入れたいですが、長くなりすぎるので割愛m(_ _)m

私だけでなく巷でも小畑さんは『神』と呼ぶ方が多いのですが、構想を頭の中で練られても実際それを表現できるとなると果してどれくらいいるのか・・・。
本当に作品のひとつ一つが渾身の出来で、細部まで描き込まれ、妥協を感じさせない。

先の【彩】を手にした時も感嘆せずにはいられなかったですが、4年の歳月を経て更に進化していて、どこまで進化するのだろうかと思う。ご本人は「凄い!」と思われるものを目指したいとおっしゃっていますが、これ以上の進化は嬉しいと同時に恐怖すら感じる(でも見守って行きたい♪)。

「描くのも好きだけれど、それと同じくらい人に見てもらうのも好き」
人に見てもらうことで美しくなるのは、何も女性ばかりじゃない、って事でしょうか。
小畑さんにとって描く事は自己表現の一つの手段だけれど、それを他者が見て受け止める事によって、さらに磨きをかける。それはある意味表現の域を脱しているんでしょうね。作品=小畑さん、とでもいいましょうが。
ファンとのキャッチボールとは少し違うと思います。
勿論編集部気付の反響もご存知でしょうけれど。
ヒカ碁じゃないけれど、囲碁と同じで終わりが無いのだと思いますが、更なる高みを目指す小畑さんにやはり期待してしまいます。

画像は画集に同梱されていたリバーシブルジャケットです。
【ヒカルの碁】はこの画集の為の描きおろし(涙・・・だって新たなものが無かったんだもーん;;)。
そして上の小さい画像のものは、画集の発売が遅れた為のお詫びの品ポストカードです。
首を長くして待ち続けていたので、これは6枚組でおまけして欲しかったデス!
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