No 92
Date 2006・08・26・Sat
アニメ【NARUTO】感想■198話「暗部もお手上げ ナルトの記憶」 8月23日放送
脚本/西園悟 絵コンテ/にいどめとしや 演出/木下ゆうき 作画監督/ウクレレ善似郎 自爆したのはゲンノウ自身ではない事が分かりましたね。 にしてもバラバラになったものを修繕するなんてすごいよ、医療班!ドラクエで言ったら僧侶的能力に近いけれど、法医学にも携わっているんでしょうね。 滝隠れの里とゲンノウがどう繋がっているか、地図を盗んだゲンノウの目的が何かが今後明らかにされる訳ですが、滝隠れの演習は木ノ葉に演習場付近を警戒させるため、木ノ葉の里の忍をおびき寄せ里の中を手薄にさせる罠だった、って訳で、ゲンノウの真の目的はやはり木ノ葉の中にあるって事ですか。どうもアカデミーの補修が臭いのですが。 シカマルにゲンノウの足跡の違和感を感じさせるところは単にナレーションなどで物語の説明をさせるよりずっと面白いです。キャラを活かしていますよね。 ネジやヒナタの白眼で建物の内部を透視させたり、ゲンノウの身代わりの体の内部を見たり。 あ、いつもシカマルの頭脳の高さばかり目についてしまうのですが、シノの冷静さも見逃せませんよ。 サスケ脱退後、精神的な成長の違いが覗えたサクラといの。いののサスケに対する思いは単なるミーハーだったのか、と思ってしまう。 ゲンノウがいつも一楽でラーメンの残りをナルトにあげていたのも気になる。単にナルトを孫の様に思って、ナルトの好物のラーメンをあげていただけなのか、それとも・・・ それから家にはうどんのインスタント麺しかなかったのが気になる。本当はラーメンなんか好きじゃなかったのかも。 ということで、続きを楽しみにしています♪ ところで、暗部は『くらべ』ぢゃないよ~ |
No 91
Date 2006・08・20・Sun
アニメ【NARUTO】感想■第197話「大ピンチ!木ノ葉の11人全員集合」 8月16日放送
脚本/西園悟 絵コンテ/奥田誠治 演出/濁川敦 作画監督/Kim Dae Hoon 前回の龍堂院三兄弟あだ討ち編に引き続き、このところのアニメオリジナルストーリー面白いですvv(あ、龍堂院三兄弟ってゲームにも出てきていますよね) おじいちゃんと孫の様に微笑ましいゲンノウとナルト。 しかしゲンノウの正体に呆然とするナルト。 「ラーメン好きに悪いヤツはいない」 とのナルトの言葉に、 「いや、“一楽のラーメン好きに”悪いヤツはいない」 と訂正するチョウジ。 これにシカマルはあきれていましたが、結構キーワードだったりして。 誰、綱手が寝込みを襲われる事を想像した人(笑)。 普段何気なく見ている“火影室”ですが、窓も大きいし明るい執務室だし、外部の人間もたまに入って来るのであまりシークレットとは思えないのですが、あれとは別に火影専用の部屋がある様で、綱手の寝室もそのようです。設計図が盗まれる⇒内部構造が明らかになる・・・昔のお城の様にとらえればいいのかな。 それにしても火影室に向かう廊下の掛軸、『温故知新』『一期一会』『花鳥風月』『風林火山』・・・意味あるのか。 木ノ葉の里、建築ラッシュで人手が足りない。 んで、近隣諸国から働き手を雇う。 で、ゲンノウが来た(実はスパイ)。 木ノ葉の人口がどれだけなのかわかりませんが、そんなに大工職人足らんのか、それとも国民の自意識高いのか。経済格差で他国の職人を雇う、という図がちらりと垣間見えたりするのは大人の悪い癖ね; 追い込まれたゲンノウがとった手段は自爆。 盗んだ図面をそういつまでも自分が持っている訳ないと、既に外部に渡った事をほのめかしての最期。 この時、煙幕がはられた、という事がどうも臭いますね~ 以下深読み。 ①自爆したゲンノウは影分身で、実は生きている。 ②実態を誤魔化すためにナルトに近づいて好々爺を演じていたが、本当のところやはりナルトを可愛がっていた。 で、心の葛藤&戦い ③チョウジの、「“一楽のラーメン好きに”悪いヤツはいない」 に繋がる、なんて勝手に想像しちゃうんです♪ 久々にナルトの同期11人勢揃い。嬉しいですね! |
No 90
Date 2006・08・16・Wed
映画【NARUTO-ナルト-大興奮!みかづき島のアニマル騒動だってばよ】感想映画 『NARUTO-ナルト-大興奮!みかづき島のアニマル騒動(パニック)だってばよ』
脚本/都留稔幸 うがぁ、【ヒカルの碁】の倉田さん、こんなトコに居たのかーーー(嘘)。 ストーリーが2本入っているという印象。大まかに言うと、 鼻持ちならないヒカルがナルトと打ち解けるまで、と、 ミチルがみかづき島の王に治まるまで。 正直なところ、前半の方が琴線に触れる話だったので、後半のバトル中心の展開は少し退屈でした。戦闘シーンの迫力は相変わらずですが、打ちのめす場面が多すぎて、格闘ゲームの【ストリートファイターズⅡ】を初めて見た時の印象とオーバーラップしてしまったのです。これでもかこれでもか、の連続に私は個人的に好きになれない。 散々打ちのめされてもナルト達が瀕死にならないんだから余計格ゲーっぽいんですよ。サクラが医療忍者だから画面で見えていないところで回復しているんですか(^^;)? こういう所にひっかかるのは子どもを持っているから強く感じるのでしょうけれどね。でも動きを楽しみにしている人には良かったかも。 【NARUTO】は“大きなお友達”(^^;)にもファンが多いのですが、一応少年誌連載なので当の子ども達に訊いてみると、登場人物が少ないところがパッとしなかったとか。まぁ子どもの言葉なので適切な表現かどうか分かりませんが、要するに忍の持ち味である技の数はどうしたってキャラが多ければ多種類になる訳ですからそういう感想は仕方ないのかな(これもある意味ゲームの影響かもしれません)。 ナルトの必殺技である螺旋丸が一発だけ、というのが何とも物足りない(映画第2弾のテムジンと協力して螺旋丸を放った方が好きだった)。しかも巨漢で動きの鈍いミチルの肩車に助けられて。 ナルトの片足が石化されて動きが満足にできなくてああいう形になったからなのですけれど。ただ、 今迄ピンチの時も人任せだったミチル王子が動けなくなったナルトを肩車して攻撃を受けても立ち向かっていく、というのを最大の見せ場として持って来たのは分かります。でも「心情的に」は大いに見せ場でも「スピード感」がない。ここまで来る戦いがとてもスピード感のあるものだった為、絶体絶命、渾身の必殺技なのでむしろ今迄との差別化のためにわざとゆっくりと展開させたのかもしれません。けれど、亡き国王の失脚に加担し、家臣のコレガへの仕打ちを考えたらここは ババーーーン!!! とナルトにイシダテをぶっ飛ばして欲しいじゃないですか!? いっそサーベルタイガーに乗ってヒカルと攻撃する方が感動的でスピード感あったかもなぁ・・・でもそうするとミチルの次期王としての自覚を示唆するシーンが欠けちゃうんですよねぇ; ミチルとヒカル親子を軸にしたかったのでしょうが、少年向け作品とするのならばヒカルにもっと焦点をあてても良かった気がします。 エンディングも「え、これで終わり?」的にとても淡白だったので残念。 ナルト達を港で見送るミチルが日焼けしてちょっぴり精悍そうに見えましたが、ぼーっとしていたら見逃す位です。せっかく前王カケルの遺言の意味が分かりかけたのなら、ナルト達が里へ帰った後、後日談としてダイエットして鍛えたミチルが立派な王となりアマヨを迎えにいって親子一緒に暮らす、までの描写があったら良かったのになぁ。 あと突っ込みですが(ヲイ;)、忍が香水つけてたらまずいんでねーの、カレンバナちゃん! あと、どこがアニマルパニックなの?(笑) なんだか辛口に書いてしまいましたが、でも全体的にはまとまっているいると思いました。個人的にこだわっているのは戦闘シーンなのでm(_ _)m 今回で一応「第一部完結」ということですが、また映画化されたら観に行きます。歴代火影の話なんかだといいな。特に四代目! |
No 89
Date 2006・08・11・Fri
アニメ【NARUTO】感想■第196話「涙の激突!熱血師弟対決」 8月9日放送
脚本/武上純希 絵コンテ/熊谷雅晃 演出/熊谷雅晃 作画監督/岡崎洋美 作監補佐/夘野一郎 金塚泰彦 今回の龍堂院三兄弟あだ討ち編(実際は勘違いだったのですけれどね)、アニメオリジナルストーリーとして良かったです。君麻呂にチョイ似のオトにチョイ萌え。 相手の術、目的、そして結末、バランスが取れていて見ていて面白かった。 にしても、毎度あまりに熱血すぎて笑いが込み上げてくるガイ&リーの師弟コンビ! 木を操るのだけれど木偶とは違う、木人ですか。木の組み合わせによって建物になったり人型となったりして、ガイとリーそれぞれが、オトがチャクラ操作した木人でお互いと闘うシーンにスピード感があって良かったです! あと、ガイを閉じ込めた当初は単なる櫓だったのが五重の塔に変化・・・どれだけ木を集めたんでしょ(笑)。 哀しかったのは、龍堂院三兄弟が敗れたからではないです。父の死の真相というか三兄弟が父を理解していなかった、という点です。 でもいつの日か、正々堂々とガイに挑戦できたらいいなぁ、という希望的観測のできるラストでした♪ |
| WIND OF MOON |
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