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WIND OF MOON

アニメ、漫画(たまにドラマや音楽)の感想・雑感を気の向くままに綴っています。
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No  146

アニメ【NARUTO】感想

■230話「封印術・幻龍九封尽」2007年4月19日放送
脚本/西園悟 絵コンテ/十文字景 演出/荷(多分「くさかんむり」に「阿」だと思います)野栄太郎 作画監督/鈴木奈都子 片岡康治

最近原画がかなり新しい方に変わりましたね。

一刻を争う筈のカンクロウの解毒。
最後の切リ札として、今は隠居しているチヨとエビゾウを引っ張り出したのだが、頼みの綱である彼らにもお手上げ状態。つうか、本気で治すつもりあんのか;
自国で解決できないものを、昔の敵だった木ノ葉の応援部隊を頼みとしている現状に不甲斐なさを感じているチヨと、深追いをするからこういう目に遭うのは仕方ないと呆れるエビゾウの諦めムード二人。これがカンクロウでなく、実の孫ならこんなに冷静でいられるのか。それともサソリならそんなヘマなどしないと、想像すらつかないのか。
それとも、解毒方法が分からないほど成長したサソリに感嘆なのだろうか。
次回のサクラの活躍で、今の砂と木ノ葉の関係を目の当りにするまで、チヨは先の大戦と昔の苦い思いを引き摺っていると言えそう。

原作でも神秘的だった、尾獣を人力柱から引き剥がす儀式。
色がついて、動いて、音が入ると尚一層ブキミです;
特にミサっぽい曲がね、効果音バッチリですね。

零 青 白 朱 亥 南 北 三 玉 

暁のメンバー全員揃って、これが幻龍九封尽なわけね。
本来ならそれに大蛇丸の「空」が加わるってわけね。
で、尾獣すべてそろうと龍になるのかね。
すんません、青は青龍、朱は朱雀、白が白虎で…とか考えてみましたが、結局この十が集まって何を意味するのかワカリマセン。どなたかお分かりでしたら教えて下さい。

この術、手練の暁のメンバーでさえ三日三晩かかるというのだから、かなりの術なんでしょうねぇ。
でもって、彼らがもっとスゴイのは、その場に実際に居るのはサソリとデイダラだけで、あとは実体じゃないのですよ。意識だけ飛ばしているのですが、儀式の場に全集中するだけでなく、周りにも気を遣えって;すごいわ。やっぱり並の忍じゃありません。

それにしても、このひとクセもふたクセもある暁の中で、彼らに指示している奴って一体何者なんだってばよ?
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No  145

アニメ【地球へ…】感想

section02 : ミュウの船

やはり断片的にしか記憶にないのが何とも…ならば新たな気持ちで視聴!

竹宮作品という事を差し引いても面白くて何度か見直してしまいます。
地球温暖化、環境破壊、人工授精etc.
作品発表当時はまだまだ絵空事の様な、現実として起り得るならば遠い未来の話の様な内容が、こうやって今見てみると近い将来起こりそうな気がして、単にSF作品という枠を超え、今現在生きる私達への強い警鐘なのだと思えてきます。

自分の受けてきた教育が正しいのか、
それとも、ミュウの言う事が正しいのか。

ミュウの言う事が正しくても、まだジョミーには自分の意志でミュウの元へやって来た訳ではないので、彼を敵視する者が多い中、なかなかミュウを受け入れられないのは当然の反応。
14歳といえば、昔は立派に成人として扱われた年齢ですが、
多くの現代人の精神年齢を考えたらまだまだ母のぬくもりが恋しい年。
section:01でジョミーの育ての母が、翌日に控えた親子別れの日を前に涙するシーンが出てきましたが、あれも母ならば当然の反応だと思います、例え血が繋がっていなくとも。
管理された人間社会を形成するにあたり、感情を入れ込みすぎると別れが辛くなると割り切らせる為には冷静さは必要な感情コントロールなのでしょうけれど。そう言えばsection:01で成人検査前の管理局の検査官が衣服を着させようとした母親に「熱くなりすぎでは」と戒めるシーンがありました。

ソルジャーブルーはジョミーをある目的でミュウの船へ連れて来たのですが、
家へ帰りたいと言うジョミーを引き止めたりしません。
多分ジョミーが帰る所はミュウの船しかないと分っているからだと思いますが、
ジョミーに無理強いではなく、自分で自分の生きる場所を確認させる意味もあったのではなかったのかと。

ブルーの願いとジョミーの生き様を楽しみにしながら次回を待ちます。

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No  144

アニメ【NARUTO】感想

■カカシ班出動! NARUTO疾風伝スペシャル
228話 脚本/西園悟 絵コンテ/高柳哲司 演出/木村寛 作画監督/森田実
229話 脚本/西園悟 絵コンテ/熊谷雅晃 演出/熊谷雅晃 作画監督/金塚泰彦

丁寧に作っています、疾風伝。
原作ストックがかなりあったアニメ化されて暫くは、原作2話でアニメ1本分を放映していました。
でも、
疾風伝になってからは、小説なら行間と行間の隙間を埋めるような作りで、エピソードとエピソードの、原作では描かれなった部分を埋めています。
今回は、カンクロウとサソリの激闘ぶりは見事!
さらりと流した原作とは違い、丁寧に描写。
いとも簡単に音の四人衆の右近と左近を片付けたカンクロウなのに、対サソリ戦ではうって代わり、苦戦を強いられます。
繰り出す技を次々に破られ、その原因が何なのか、多分原作を読んでいなければ謎は深まったと思います。更に右近・左近戦を知っていれば、カンクロウが強い忍者だと視聴者は十分分っているはずです。
右近・左近の息の根を止めた黒秘技機々一発がサソリには通用しないのは何故なのか、カンクロウを倒した後、風で煽られて明らかになったサソリの布で隠された顔面を見て漸く分るのですが…
それにしても、山椒魚、出たと思ったらハイ、消えたでカナシ~~~;
かつてサソリ自らが作った傀儡人形だから、カンクロウの手の内が悉く読まれていた訳ですが、それでもさすが、カンクロウ!上忍だけあってよく使いこなしていましたよぅ。しかも、倒れてもちゃんとサソリの『証拠を掴んで』!

木ノ葉の里でも有名な、砂隠れの里のタカ丸。人間じゃないのに超有名!
自来也の情報網って一体?今回のアニメオリジナル挿話で明らかに!
自来也のツラにカエルのションベ●!!!
いや、『ガマくんとかえるくん』かってーの!

原作と前後していますが、
サソリが3代目風影と繋がりがあった事を示唆する描写を先に持って来ましたね。

命懸けで里を守った我愛羅の安否より、里の存続が大事だと次の風影のポストを心配する幹部に、ついに『あのご姉弟』へ助けを求めようとするバキ。ああ、顔の左半分が気になるよぉ!

そして、
ついにチヨバア登場!!!
バキの足取りから察するに、かなり人里離れた気象状況の厳しい所に居る様な。
隠居している人でもかなりの戦力、って事で、
それはひとつは同盟国でもない国の里にも独自の情報ルートを持っている、って事ですが、孫であるサソリが抜け忍となり、暁に入った事を知らなかったという事なら大したルートでもなさそうですけれどね(^^;)。

原作で先の展開は知っているけれど、アニメならではの運び方、見せ方が良い意味気になって最近は視聴が楽しくて仕方がありません!

ナルトの涙がテマリの心を打つシーンなんて、アニメの演出グッジョブ♪

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No  143

アニメ【地球へ・・・】感想

地球へ…


何せ、原作を最後まで読んでなかったし、かーなーりインタバルが開いてしまったので(^^;)記憶もおぼろげだったのですが、

第一回 良かったーーーーーー!!!

これを30年前に描いた竹宮さん、改めて凄い才能だと思いました!!!

昨年になってやはりアニメ化した【獣王星】も、地球に対しての憧憬だったものね。
1970年代の作品はマンガにしても音楽にしても(音楽は洋楽ね)パイオニア的作品が多くて、温故知新なのか、それとも当時熱狂していた層を意識していて、尚且つその子ども世代をも取り込もうとしているのか分かりませんが、とにかく良いものは良いです。

ロボだのグロだの行く前に、立ち返る良い機会だと思います。

ということで、視聴続投です(^^)。
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No  142

アニメ【NARUTO】感想

■芸術は爆発だ! NARUTO疾風伝スペシャル226 227話 3月29日
226話 脚本/西園悟 絵コンテ/奥田誠治 演出/熨斗谷充孝 作画監督/鈴木伸一
227話 脚本/西園悟 絵コンテ/にいどめとしや 演出/剛田隼人 作画監督/堀越久美子 津熊健徳

原作2話分でアニメ1本では、せっかく原作のストックがたまってもすぐに追い着いちゃうなぁ。
どうするんだろう、と思っていたら、ストーリーの展開には影響しない程度にアニメオリジナルを、エピソードとまではいかない部分にして挿入。
例えば、一楽でナルトと語るイルカのシーン。
アカデミーの頃のナルトを回想して、その成長振りを振り返るなんて良い時間稼ぎ。
でも、単なる時間稼ぎじゃないのvv
生け捕りにされ傷付いた我愛羅の顔から剥がれ落ちる表皮(つうか砂)と、
ナルトの不注意からか(いや、実は虫の知らせですが)ボウルから落としてヒビ割れた卵の殻を重ね合わせる演出はうまい!
また、最新刊『イチャイチャ タクティクス』を読みふけり、夜明けを迎えたカカシの私生活を入れるなんて嬉しい♪
テマリが泊まった木ノ葉の里の宿が純和風なのには何故か笑えます。

砂の里の忍者達が、デイダラの奇襲を全て我愛羅に任せっきりなのが、アニメで見ると一層間抜けです(^^;)。

それにしても、
何故毎週きっちりと放映しないんだか・・・
一時間スペシャルなんかしなくて良いよ・・・
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