No 253
Date 2009・05・25・Mon
アニメ【NARUTO】感想■330話「罪の記憶」2009年5月21日放送
脚本/武上純希 絵コンテ・演出/福田きよむ 作画監督/Eum Ik-hyun 自分の信念を貫こうとするナルトの姿勢に、挫けそうな心を励まされた者は多い。それは読者や視聴者も同じでしょう。 嫌われようが、拒まれようが、憎まれようが思い続ける強い意志。 「あいつが俺の事を帰る場所だと思おうが思うまいがそんな事は関係ねぇ。俺なら思い続ける」 前述の言葉は、母親殺しの真実を知って、幽鬼丸がまだ紅蓮を拠り所としてもらえるのかどうか、紅蓮の自信のなさを受けてナルトが言ったものですが、これはナルトのサスケへの思いでもあります。 拒否されても思い続ける覚悟があるのなら、何を迷う必要があるのか。 そんな風にナルトは思う事で突き進んで来ました。 人は弱くもなれば、強くもなれる。 でも強くある事は案外難しい事だと思います。 政治的、社会的な不自由さ理不尽さから来る絶望ではなくとも、人は案外自己に負けて挫けてしまう事が多いのかもしれません。 結局自分を強くするもの、鼓舞させるものは自分で、自分以外に出来る者などいないのですが、前向きにさせてくれるきっかけは他者である事もまた多いもの。自信をつけさせてくれたり、背中を押してくれる存在の有る人は幸せだと思う。 ●冒頭 カツユが口寄せされて肩に乗った時のいのやヒナタの反応(^^;)。 三竦なんて、ナメクジで蛇はおろか蛙だって竦むかいッ!と思うので、「三竦を見て竦むのは人間」と訂正して下さい(^^;)。 ●↑で改めて気付いた。 カツユって里の者にさほど知られてはいなのね… ●オネェの三人称って何? ヒナタが濡羅吏を「彼女」呼ばわりしていたのを聞いていてそう思った。 うーん、はるな愛は「彼女」だが、前ケンやカバちゃんは「彼」だろうなぁ。 ってことは、ブツの有・無で決定するのか… ●最初から疑うべきだった… 麟児がカブトかも、と思ったのは、ナルトにメスを投げつけたから。 でも、最初の方でカツユを口寄せで綱手が送った事に対し、「綱手め!」と憎々しげに叫んだところでおかしいと気付くべきだった。 スタッフさんに一本取られました(笑)。 ●危うく騙されかけたカブトの変装(あれは変化じゃないだろう)。 裸眼で何であんな遠くにいる封印班の肩にカツユが乗っているって確認できるの。 ●じゃ、本物の麟児はどうなったの。 ●錠剤で引き出せる幽鬼丸の力の限度を知り、注射器を取り出したカブト。 ここは一刻を争うってのに、静脈注射ではなくて皮下注射でいいんですか? 次回予告で紅蓮が死にそうな感じがするんですケド… どーでもいい、個人的な想像だけれど… 三尾捕獲編が始まった当初、紅蓮と幽鬼丸は死ぬと勝手に想像(^^;)。でもその後、火ノ寺編でソラを存命させたのを思い出し、幽鬼丸は存命と思い直す。で、ここまで二人の信頼関係が強くなったのなら、二人とも生き延びたらいいのになぁ、なんて思いますが、紅蓮はソラと違い木ノ葉の人間じゃないから、大蛇丸が黙っちゃいないだろうなぁ、なんて思ったり。 心情的にはどこか音の里から手の届かないところで幸せに暮らさせてあげたいんですけれどねぇ。 ◆今週のサイ◆ サイに限らずキャラの顔も動きも綺麗だったので言う事ないっス! ああ、先週だったらよかったのに(ゴホンゴホン)。 福田さん&Eum Ik-hyunさんのペアはここ数年続いていて、正直このペア担当の回はあまり絵を期待しないのですが(すみません。だって、絵が綺麗なのってポイント高いんだモン;)、今回は綺麗でしたし、今までありがちだったぎこちない動きもなくて満足な回でした(^^)。このペアの回では、今までで一番良かった♪ キャラはやっぱお目目に☆があると違うのか?皆美形だった。 ところで、◆おまけコーナー◆にて 原作ではないですが、数年前、アニメオリジナルで、横顔でしたがシノの素顔がチラっと拝めた回があったなぁ。何話だったかまでは覚えてないですが… |
No 252
Date 2009・05・19・Tue
アニメ【NARUTO】感想■329話「椿の道標」2009年5月14日放送 脚本/武上純希 絵コンテ/菅井嘉浩 演出/高橋滋春 作画監督/菅井嘉浩 何故、大蛇丸が三尾を捕獲したいのかが明らかになりました。 「サスケが必要なスキルを手に入れれば、(大蛇丸の)転生の時期も近い」ので、「(三尾捕獲は)その時の為の準備」だそうです。 とはいえ、まだ謎は残ります。 サスケを三尾の人柱力とし、その上での転生なのか(まぁ三尾は亀なので、その姿を考えたくないのですが…^^;)。 そもそも人柱力自体尾獣の器なのに、更に転生の器にできるのか。 できた場合は亀と蛇の力の両方を有するのか、とか。できれば強力だろうけれど、堅牢でも素早さには欠けそう。 「(三尾の捕獲に成功すれば)暁も木ノ葉も邪魔なだけ」 なんだそうで、大蛇丸の暁からの脱退の理由が、三尾を使って野望を果たす為だったと繋げるのならそれはそれで面白い。 いつものように勝手に命名しますがm(__)m、『火ノ寺編』といい、『三尾捕獲編』にしろ、原作では全くかあまり触れなかった部分を、ともすれば読者のご想像にお任せするか、ファンでなければ素通りしてしまう様な部分を、ここまでよく脚本化できたなぁ、と思います。 もうひとつ分かった事に、幽鬼丸の力とは、三尾を操るのではなく、動きを止める事だったのですね。 カブトが、尾獣を暁に取られたら不利だが、かといって木ノ葉に取られるのも厄介だと。 そうなると、大蛇丸の未来戦略は大きく変更されてしまう。 もう幽鬼丸の力を使うのにも限界が来ているようですが、ここは幽鬼丸を失ってでも三尾を他へ持っていかれるのを阻止できればいいと思っている。 幽鬼丸が三尾をコントロールできるのならば、何故無茶をさせるのがずっと疑問だったのですが、三尾を操る力はないから(できるのは動きを止めるだけ)あまり大事にしなかったのだと納得しました(ひどい)。 封印陣を使って捕獲しようとしている木ノ葉なら、三尾を使って暴れさせるくらいはできると踏んだのですね。 幽鬼丸を人を人とは思わないただの道具とカブトは思っていますが、鬼霧、鬼鳳、濡羅吏なんか麟児にはっきりと「捨て駒」って言われていたもんね(^^;)。 この三人に施したのはやはり呪印でした。 一時的には持てる能力以上のものを出せるが、副作用も大きい。放っておくと体の内部から崩れるそうで(ヒィ;)、それを回避するためには定期的に薬を服用する必要がある。 え、呪印ってそんなだっけ? サスケもそうなのか? 今まで従ってきた三人が、呪印を施されて力を得たと思った途端、カブトや麟児に掌を返した様な態度を取ったのに、麟児が持っている薬欲しさにまた縋る情けなさ。「力を得る為にはリスクが必要」だった、って事ですね。 ああそうだ、薬を麟児が持っているのを見て、一時的に今はカブトと麟児は手を組んだと思いましたよ! ●サイが差し出した水筒は、動物の胃か何かでしょうか。形がいびつ。 ●テンテンが三人の攻撃から身を守る為に出したのは、鋼鉄製の巨大なダンゴムシ(違) ●水の上なのに木遁が炸裂! 樹界壁だの、あと体を押さえつける木材が、まるでベンジャミンの枝の様に捻じれて(^^;)伸びていく術って大樹林って言うのね。 ●テンテンは赤丸の気持ちが分かるのか? 赤丸が遭遇したのがもし敵ならば、激しく吠えるでしょ、リー(^^;)。 ◆今週のサイ◆ 出血大サービスの回でお腹いっぱいです! 逆さ磔されるローライズも萌えです! どうせならお姫様だっこされるサイが見たかったですが、幽鬼丸が可愛らしいので(萌え視点では見られませんが)お姫様だっこするサイでもオッケーです。 空気の読めなさを気にしていたサイに、そんなことはないと幽鬼丸に言われて嬉しそうなのがプリティです。 自分は空気が読めないと自覚しているだけ、真性KYとは違うよー。 サイの携帯しているのが短刀なので、戦いにはちょっと不利だと感じた私です。 ※画像 木と木の間を跳ぶサイ。アングルが右に90度回転して放映。地面が左。ちょっとこの演出にウケました。 |
No 251
Date 2009・05・09・Sat
アニメ【NARUTO】感想■328話「椿の道標」2009年5月7日放送
脚本/吉田伸 絵コンテ/伊達勇登 三宅雄一郎 演出/岡嶋国敏 作画監督/竹内啓 三尾の発生させる霧の中に入ると、その人間の心の弱さを幻覚にして見せる。 なるほどね、だから今まで紅蓮の回想に出てきた幽鬼丸の母は、粉々に散る様な不自然な感じだったのですね。 で、三尾が出現すると霧が発生していた確率が高いと思ったのですが、霧が発生すると三尾が出るというよりも、三尾が霧を発生させていたと考えた方がいいのでしょうか。ま、細かいこだわりなんで、どっちでもいいけど(いいのか?)。 ●どっちもどっち 前回、さも死相が出ている様にカブトに宣言された際、「助けて、カブト様!」と縋ったくせに、自分達の能力が上がったと勘違いした途端「メガネ君」かよ。実は呪印を施されたとも知らないでいい気なもんだ(だからカブトに駒扱いされるのだろうし)。 信頼関係もないし、隙あれば寝首を掻く様な奴らだし、どっちもどっちだ。 ●脳ある鷹は爪を隠す? 殺気で相手の気配が分かるというリー。いやはや体術バカだと思って御見逸れ致しましたm(__)m ●どうでもいいが、濡羅吏の足元って地下足袋だったのね。 ●三尾の体内ってイガイガだらけで前回驚愕しましたが、まさか鍾乳洞まであろうとは! ●多重影分身の数珠繋ぎナルト(勝手に命名)は、ナルト少年編クライマックスに若林厚史 ネ申が演出のアニメオリジナル技だよね!(ビシッ) 今回も見られて「出たァ~~~」と家中で大はしゃぎ(笑)。 ●三尾の空間からナルトを助けようと、カカシが放つ雷切! やっぱ上忍ともなると水中で感電しないのか。 紅蓮が、ナルトがサスケを知っているというシーンで、この三尾捕獲編(これまた勝手に命名)がとても長編だということを改めて認識しました。そういえば、サスケの千人斬(誰、エッチな意味に取ったの?)を紅蓮は目撃していたんですものね。 (あ、千人じゃなくて、百人だったっけ?^^;) 昔の第七班の頃のサスケではない事をナルトだってもう嫌という程知っている。 だから、紅蓮がサスケに抱いている印象とナルトのそれはずれてはいない。 イタチに復讐する為にならどんな事だって厭わないサスケを取り戻そうとしようとするナルトを、紅蓮が鼻で笑うのは分かる。流れ的に現段階でサスケが木ノ葉へ帰る事はないけれど、あきめないナルトの心が紅蓮の琴線に何らかの形で触れるだろう事は予測がつきますが… ◆今週のサイ◆ 可もなく、不可もない露出具合。ああ、登場の方です。 |
No 250
Date 2009・05・07・Thu
アニメ【NARUTO】感想んー、画像小っちゃい(携帯からだから)ですが、今のED。 ヤマトとカカシが暗部コスなんですよね♪ 何でこんな事書くか、っていうと、最後が愚痴になってマス。 ■327話「呉越同舟」2009年4月30日放送 脚本/鈴木やすゆき 絵コンテ/サトウシンジ 演出/神原敏昭 作画監督/徳田夢之介 三尾の体を水に浮く舟に例えたら、その中に飲み込まれたナルトと紅蓮の二人はまさに呉越同舟。 この二人は木ノ葉と音、元々相容れぬ間柄だから仕方ないにしても、同じ音でものカブトと紅蓮、紅蓮と麟児、麟児とバトルロイヤルで残った三人でさえ、まったく仲間意識なんてない(バトロワ組の三人は、 まだ麟児の裏切りに完全に気付いてはいないようですが)。 麟児が意味深に三人の顔をジロジロ眺めて去った後、カブトもまた同じように見て、三人の命が危ういと告げたのは、カブトと麟児が示し合わせたのかもしれません。 カブトは日向の白眼を持っていないから、チャクラの流れを見る事はできない筈で、多分ハッタリだろうと私達【NARUTO】の視聴者(読者)からすれば、気付く事ができる。でも三人は戦いで疲弊して弱気になっているし、カブトは医療のスペシャリストだしで、カブトのハッタリを信じてしまったに違いない。 結局呪印を施され、人間兵器にされてしまったのだけれど。 ― 戦場では刻一刻と状況は変わる ― 麟児はそう言ったけれど、自らも危うい立場になるという事を肝に銘じておいた方がいい。 その一方で、完全に大蛇丸のマインド・コントロールが解けた紅蓮は、自らの帰る場所を大蛇丸から幽鬼丸に変えた。 幽鬼丸の母を手に掛けた償いなのか。 しかし、幽鬼丸が許してくれるのかが気に掛る。 ●三尾のチャクラは周りの動物にも影響するらしい。 ●三尾の体の中は固いらしい。しかもトゲトゲしている。 ●何で体の中に小型の三尾がウヨウヨしているのか。 ●カブトも三尾の中に入って一匹取って帰ればいいじゃん(たくさんいるんだから、数匹取ったって三尾は気付かないんじゃないの?) ●白い椿を封じた結晶。あれは占いで使う様な水晶の役割もするんでしょうか??? ●シズネは31歳でカカシは26歳。同じ上忍だけれど、カカシはシズネを呼び捨てなのね。 ◆今週のサイ◆ 今頃気付くのもどうかと思うんだけれど、 サイも暗部なら、カカシやヤマトと同様、肩に暗部の印がある筈よね。 いつも腰にばっか注目しちゃっているせいか(バカだ)、肩にまで意識がいかなんだ(^^;)。 ED、御婦人方を狙っているじゃんか。 だって、何でカカシとヤマトは暗部コス? チッ、カカシもヤマトみたく二の腕出せヨ~~。 ついでにサイの黒の暗部コス見せろよぉ(壊)。肩も露わなヤツ!!! ※画像右上がヤマト、そばで座っているのがカカシ。 歌詞に隠れちゃっているのが(ーー)サイ。 【追記】 その後『者の書』にて確認したところ、カカシは30歳である事が判明。 でもシズネはカカシの年上であることには変わりはない。 |
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