No 523
Date 2013・11・14・Thu
アニメ【NARUTO】第557話感想■第557話「発動・イザナミ」2013年11月7日放送
脚本/彦久保雅博 絵コンテ・演出/西村博昭 作画監督/Eum Ik Hyun スパイで、里から疎まれた者同士のイタチとカブト。 イタチにとってカブトは≪対立≫と≪共感≫を抱かせるそうです。 共感は、今までスパイとして己を消し、里の為に働いたにも関わらず里に裏切られた事でしょう。 ですがイタチは抜け忍となった後も自分は木ノ葉に所属していると思い続けてきました。 心までダークサイドに堕ちなかった事こそイタチの真の強さだと思いますが、カブトにはイタチが何を言っても受け入れられません。 それは多分に羨望の所為だと思います。 イタチがイタチであるのは彼の血統と類まれな能力を兼ね備えていたからだと理由づけようとします。イタチの説得が正当なものであっても、それは持てる者の理屈に聞こえるのでしょう。 ◆理想の存在 自分の出自が分からず、スパイとして己を消してきたカブトにとって、有名一族出身で数々の術と力を持っていたイタチは、カブトが欲しいと思っていたものをいろいろ持っている様に感じるのです。 それがイタチ自身にはカブトの買被りに思えても。 ◆底なしの欲求 後から自分に付け足す事で無いものを手に入れようとしたカブトにとって、術者ごと言いなりに出来る穢土転生ほどうってつけの術はなかったかもしれません。 師である大蛇丸さえ取り込み、今やカブトは大蛇丸を『彼』と呼んだりします。多分カブトはまだまだ満足してはいない。というか欲求に対し、麻痺しているとしか思えません(^^;) 自分の弱さ、欠点を認める事は恥ではない。 それを認めた上で、出来ない事は仲間を頼る。 ですがそこには 信頼関係=絆 が無いと成り立ちません。 イタチは他に漏らすまいとして全て自分で背負った結果、失敗してしまったと自覚しています。 何でも自分一人でこなすには限界がある。 でも抜け忍で暁の構成員という事を考えたら、あまり他者を頼る事は出来なかったのではないかとも思うのです。まぁ穢土転生後の長門との会話を読む限り、長門には他の暁のメンバーとは違うものを感じますが、暁の中で木ノ葉に害を及ぼす様な行動を監視していたイタチとしては、暁のメンバーの協力は得られなかっただろうと思います。 話をカブトに戻して。 何度も繰り返される戦いのループシーンに、カブトもようやくそのおかしさに気付きます。 この穢土転生の印を知るのはカブトだけ。 イザナミに掛かったカブトの、穢土転生解除のカウントダウンが今、始まろうとしているのです! |
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カブト:僕には何もない、まだ足りない だからずっと付け足してきたんだ、説教じゃなく能力と情報なんだよ イタチ、多くの物を持っていたイタチ>買いかぶりだ、俺は失敗した... …
2014-11-04 Tue 21:23 ぺろぺろキャンディー
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