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WIND OF MOON

アニメ、漫画(たまにドラマや音楽)の感想・雑感を気の向くままに綴っています。
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No  44

アニメ【よみがえる空】感想

第8話「少年の旅路(前編)」2006年2月26日放送

前後編ものの前編。
来年は大学受験、という男子高校生吉岡悟(だよね)。
彼は進路よりも、日常そのものにやる気を失っている様に感じます。
ただ何となく、通学に使っている自転車で山道を上って来て、内田と鈴木に出会った。
テンポ(調子?)の良い鈴木の誘いに乗ってしまったのが、今後の彼の人生を大きく変える予感がします。

少年山口幸太(だよね)と、その父と新しく来た継母。
老夫婦。
ヤンキー(?)と口説き落とされた彼女。
何の接点もなかった人達が一つの閉ざされた空間に居合わせるという偶然。
運命を共にする死と隣り合わせの共同体。
バラバラの彼等が救出によって心を一つにする、という予感を感じる。

短いですが今回の感想というか予感です(^^;)。

トリノ五輪中継延長の影響で最大で80分繰り下げになる可能性があったのですね~;無事に見られて良かったデス。

次回の後編の展開が楽しみです。
焦点は幸太が継母を新しい母と認めるのか、
ヤンキーの態度が改まるのか、
悟はやる気・希望を見出せるのか。

そして、一番の注目は一宏の救出手段です!
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No  43

アニメ【NARUTO】感想

■173話「海戦 解き放たれた力(パワー)」2月22日放送
脚本/宮田由佳 武上純希 絵コンテ/にいどめとしや 演出/熊谷雅晃 作画監督/岡崎洋美

海の国編の完結。
ガマブン太の口寄せはあまり成功しない(笑)ナルトですが(ガマ吉やガマ達が出てくる事が多い 笑)、今回は成功、

ガマオヤビンの登場だーーーー!
ガマオヤビンとナルトのドタバタ(失礼)は以前自来也との修行の際もあり、アニメはオリジナルの演出だったのですが、あれを思い出しました。
あのドスの効いた声が魅力で、ついついオヤビンが出て来ると見入ってしまいます(^^)。
ガマブン太が油を噴射し、自来也が火を点ける蝦蟇油煙弾は、自来也とガマブン太のコラボで大技、迫力があります。しかし今回は自来也は居ない。
火遁の術など持っていないナルトがどうやって火を扱うのか?
なるほど起爆札という手があったか!
一体どういう手を使うのか結構ドキドキしました。考えてみれば妥当な線でしたけれど(笑)。
蛇足ですが、ここにサスケがいたら良かったのに・・・とか思いました。つかサスケならガマの油は要らないか・・・(^^;)。

アマチの切り札海坊主が倒され、ヨロイも倒されてアマチはお縄、前半で一件落着、といった流れでした。

今回の任務は無事終了しましたが、海の国編の初回のサブタイトルにあったアンコの失われた記憶が何だったのかが後半で語られました。
自分の記憶のある部分だけ消えている。
それって自己防衛が強く働いた時思い出せなくなるらしいです。自分にとって不都合なものだから思い出せないのですが、当事者としてはそれが都合が悪い事だから思い出せないのか、単に抜けているのか分らないから思い出すのが怖いのだと思います。

大蛇丸が鬼界島を離れかなり時間が経ったのに、何故アンコの呪印が疼くのか良く分らなかったのですが、
分ったのは、
①アンコは大蛇丸の実験の被験者だった事。
②同じく呪印を施されたサスケとは目的が違った事。という事は、
③アンコは大蛇丸の「夢の器」とは考えられていなかった事(アンコと大蛇丸は性別も違うし ^^;)。
④アンコへの呪印施行は実験段階でデータ収集の為だったが、サスケへは「夢の器の素質」があるか見極める為だった事。
⑤10人実験して唯一生き残ったのがアンコで、それだけでも価値があると大蛇丸がみなした事。
⑥大蛇丸が呪印被験者に求めるものは、
「力を求めようとする動機」
「執念」
「憎しみ」
だという事。

⑥はすべてサスケが当てはまる訳です(さすがに原作に上手く繋げましたね!)自分的にイタチの同族殺しとアンコへの施行の時期が気になっています。


呪印を施された事へのアンコの疑問、
「ずっと尊敬していたのに何故こんな事をするのか」
に対する大蛇丸の回答は⑥ですが、答えになっていませんよ。この場合、
アンコ「何故こんな事(目的は何)をするのですか?」
大蛇丸「夢の器として相応しいか試す為よ」
でしょう!もしくは、
アンコ「何故こんな事(しうち)をするのですか?」
大蛇丸「あんたが女だからよ」
でしょう!

私は後者だと思いますが(オイ)、尊敬の念を抱くアンコにひどい仕打ちで返す大蛇丸に愛想が尽きたのね、きっと。

アンコが大蛇丸と決別した理由が、
「アンコ自身が去ったのか」或いは「大蛇丸に“用無し”として捨てられたのか」のどちらであったのか、アンコがこれから晴れやかな気持ちで踏み出す為にも重要だったのだと思います。
捨てられた、と言ったのは、もう逃げも隠れもできないアマチの最後のささやかな抵抗だったのかもしれません。
辛い過去を思い出させられた結果となりましたが、実験室を出た時射す光に目を細めたアンコの心にも光が届いた事でしょう。
漁火が元の姿に戻るといいですね。
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No  42

アニメ【CLUSTER EDGE】感想

■第20話 『さまよえる人造兵』2006年2月21日放送
脚本/大野木寛 絵コンテ/まついひとゆき みなみやすひろ 演出/山本恵 作画監督/高橋晃

軍に屈したと、ハナから学園が勝てるとは思っていない生徒達のベリルへの反感は日に日に募っていく様です。
反対意見であっても「自由に発言する場を守った」ベリルでしたが、これでは針のむしろです(><)。
軍からの圧力だけでなく、学園内での軋轢もあり、ベリルを気遣ってエマは声を掛けるのですが、自分の置かれた立場、自分への批判も全て分った上でもベリルの毅然とした態度は変わりません。
「あなたは変わらないのですか」
と以前ベリルがエマに言った事をエマは覚えていたのでしょう。エマはベリルに言います。
「キミは強くなった」
しかしベリルは、
状況が(ベリルを)強くする様に求めた
のだと答えました。
自らすすんで、ではなく、そうせざるを得なかった、という事です。
何が何でも勝たなくてはならない。
彼に勝機があるとすれば多分アゲートの奇跡でしょうが、そうは思っていない様子。それとも絶対に勝つ為の秘策を既に考えているのでしょうか。

一応学園内でおとなしくしているクロムですが、着実にベリルの調教は進んでいる様です(笑)。

そしてクロム団大フィーチャーの巻!でした。
自分たちがなろうとしている人間は複雑な思考を持ち、「人間とはこうである」と断定ができません。

機密事項運搬中に命を落としたヒューケルが、最期に笑顔で握り締めていたロケットペンダント。その中身は家族の写真であり、ヒューケルと老人の家族に対する愛情を関連つけるクロム団1号。全ての人間が人造兵に対して敵意を持っている訳ではないと、カールスを知っている彼等も分ってはいるのです。が、自分たち人造兵と人間の違いが倫理観や人を思い遣る気持ちであり、人への思い遣りで命を落とした人造兵と家族を守る為なら裏切りもする人間を知り、複雑な心境になりました。
人間になりたいと願う彼等ですが、人間であるがゆえ正しいと思う事をときには曲げなくてはならない事やおごりなど矛盾やマイナス面を感じた様です。

どうでもいいことですが、クロムの話だと生産ラインで人造兵は指揮官クラスと一般兵に振り分けられるそうですが、クロム団の話から元々指揮官クラスはある程度自己の判断能力を持っていそうでしたね。

かつて自分の研究が、自分の意志とは離れて軍事に利用される事を憂いていた教授がいました。飛行機レースに勝つ為にその教授の残した圧力計の出番が来ましたね。
ロードの破壊工作に巻き込まれたフォンがクロム団に助けられたのは運命のめぐり合わせとしか考えられないのですが(笑)、この事故をロードがどう利用するのかが見物です。

ロードの作戦に偶然巻き込まれ川へ車ごと落下したフォンですが、手厚く介抱してくれたクロム団のおかげでフォンの人造兵に対する偏見の一部が訂正されました。
またクロム団も、匿ってくれた老人の裏切りを経験した後だったので、フォンとの交流で人間にも色々あるのだという事をより深く認識したのではないでしょうか。
何より、クロムの手がかりが掴めましたものね!

クロム団とクロムには何か関係がありそうだと感じつつ、クロム団の事を内緒にしておこうとするフォン。話せばクロムが学園を離れて行ってしまうだろうから、という事でしたが、フォンにとってクロムはもう立派な仲間なんです。
クロムには言い出せなかったけれど、アゲートには何かしら感じるものがあった様ですが(笑)。

次回いよいよ飛行機レースが開催される様ですが、クロム団はクロムの元へ来るのか?
ロードは?
グリアン軍はどうするのか?
緊迫する展開となりそうです。

しかし、予告の後提供の背景に使われたフォンはある種サービスととっていいんでしょうね(^^;)。
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No  41

アニメ【よみがえる空】感想

第7話「Bright Side of Life(後編)」2006年2月19日放送

前回の続き。
記念すべき一宏の初の海難救助出動。本来の仕事です。
いざ現場へ出向くと「助けたい一心でミスが目立って」しまう。
一宏の上司の本郷は、今回の件で自分の千歳での過去を重さね合わせて見ていましたね。同じ機体に乗っていながら一方は助かり一方は助からない、。大変な目に遇いながら助かっても素直に喜べない、一言では言い表せない複雑な思いです。
一瞬の不注意が命取りになるのは整備士もパイロットも同じ。数々の困難さを経験して来た人達の言葉は生きた教訓ですよね。

●暗
所有者の心臓が止まっても刻み続ける腕時計。覚悟した上の就職だったのでしょうが、何とも遣る瀬無いですね。

〇明
事故に遭難して助けてくれた人が天使に見えた・・・容貌は関係ないですね(すまん)。元気になったら心行くまで祝杯をあげたいですよね。

本郷と同乗し命を落とした同僚の出棺でかかっていた『ひょっこりひょうたん島』。それをカラオケの曲として選んだ本郷の真相は哀悼の意味もあったでしょうが、彼の中で一つの区切りをつけた、そんな感じがしました。一緒にデュエットする一宏は本郷が何故この曲を選んだのか、この時知る由もないでしょうが。

ところでこの事故の直後、一宏と話していた小坂隆って、一宏と同期のエリートパイロットでしたよね。
小松基地に配属となった直後は、同じ道を目指していながら救難へ配属となった一宏にかなり優越感を抱いていた、という描写でしたが、危険を伴う仕事だと実感したのでしょう、今回は心の底から頼りにしている、という描写に変わりました。

真剣勝負で私的な事(携帯電話やメール)を挟めない状況を分っていて、留守番メッセージに伝言を入れるめぐみの優しさが心に沁みます。対する一宏の返信メールは任務の結果と疲れた、という味気ないものでしたが、一宏にはそれしか言えなかったのも分ります。今後彼らの関係を続けられるか否かは双方の「思いやり」にかかっているのでしょう。

帰省時に救助隊の職業に迷いがあった一宏も今回の任務で腹を括ったようです。
迷いが吹っ切れた事を察して、ご両親がひとまずほっとしたところが良かったです。
彼もまた一区切りついたようですね。

それにしても今回のサブタイトル、Bright Side of Life、皮肉にも取れる意味深なものでした。
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No  40

アニメ【NARUTO】感想

■第172話 「絶望 引き裂かれた心(ハート)」 2月15日放送
脚本/宮田由佳 武上純希 絵コンテ/小林一三 演出/西村大樹 作画監督/Kim Sang Yeob

御用金船の乗組員の中にイケメンがいませんでした(笑)?
でもってそのイケメン、何か怪しくて「変だなぁ」と思っていたらアマチが変化していたのですね(イケメンの方が良かったのにな、残念~~~)。

「このままじゃ本物の海魔になっちまう」
ナルトの呼びかけも虚しく、自分が人間に戻る為にアマチの命令に動く漁火。
九尾の妖狐はナルトの体内に封印されているので、いくら漁火とナルトが一緒だと言っても説得力ないのですけれどね。

どーでもいいことかもしれませんが、
何故か紙芝居的に感じてしまって、ウミボウズを出してきた時にはどうなっちゃったの?と思いました(^^;)。 それにしては九尾のチャクラから出た炎がやけに迫力がありました。

我儘な一ファンのタワゴトとして書いているのですが、
スタジオぴえろさんは、とても原作を大事にアニメ化してくださり、そこを私はとても信頼しているのですけれど、
原作に忠実になりすぎると冒険ができないのですよ。
特にアニメではサスケとナルトが決別してからアニメオリジナル展開となっていますよね。
以前原作で登場した原作からいうとチョイ役(すみませ~~~ん m(_ _)m )をフィーチャーして上手く外伝的にまとめて、原作を損なう事無く展開している所はとても好感が持てます。
安心という点からは満足できるのですが、欲を言うともう少し冒険が欲しかったのです。
したら今回、ナルトの体内に封印されている九尾とナルトの融合を以前アニメでも放映したシーンを絡めて出してきました。
で、次回の予告では何と

ガマオヤビン登場だーーーーーー!!!

前回の鳥の国編で、ガマ吉とガマ達が塩分のあるトコにブンタを呼んだらダメだと言っていたのにうれし~じゃありませんか!

という事で次回を期待!
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No  39

アニメ【CLUSTER EDGE】感想

■第19話 『大空への絆』2006年2月14日放送
脚本/大野木寛 絵コンテ/須永司 演出/小山田桂子 作画監督/高橋晃

やっちゃいましたねー、本を落としてしまいましたよクロム団! しかもロードの手に渡ってしまった;
クロム団にとって「本の内容が大事ではない」のですが、機密事項を所有していたという事実が今後彼らを窮地へ追いやる原因となりうる訳で・・・コワイですね;

☆クロムとベリル
「まぁ、たまには武器にも触っておかなくっちゃね!」
なんてクロムが思ったかどうかは分りませんが、人造兵に対してよく思わない生徒達がいるので、ベリルはクロムにおとなしくしている様に諭します。
「●〇したまえ」
ベリルはこんな口調なのでクロムに真意が伝わりにくいのですが、同室である事でお互いの考えや境遇の違いに少しずつ理解が深まった気がします。
ベリルは亡き母の尊厳と名誉を回復する為の一歩として、卒業後国の重要ポストを約束されている生徒会長の座に就きました。彼は他と迎合しない為、クロムにも勉強するのは指揮官になるためだと額面通りに受け取られてしまいます。
学生の本分は勉学であり、努力すれば誰でも平等に指揮官となれるチャンスはある(その前提にはクラスターEAに入学できる資格がなければ駄目なのですけれど)。
しかし人造兵のクロムは生産ラインで指揮官クラスと一般兵クラスに選別され、工場から出た後はひたすら戦い続けるだけと、話します。

人間(であるベリル)には努力の末の(発言の)自由はあるが、
人造兵(のクロム)には自由などない

しかし同じ夕陽を見た感想でクロムが「綺麗」と感じたのに対し、ベリルは母を秘密に火葬した「苦い思い出」にしか関連付ける事ができませんでした。今や「心を自由にしている」のはクロムで、ベリルには無いものかもしれません。
感情や倫理を植え付けられたクロムの「人間らしさ」に、益々人造兵と人間とは変わらないのだ、という気がしてきました。

☆クロムとアゲート
人造兵擁護に反対する生徒の演説を聞いて反発するクロムは、同じカールスの記憶を持っているのに平然としていられるアゲートに怒りを感じ「ベリルの言いつけ通り手加減して」殴ってしまいます。
友達を裏切る事に関しては人が変わってしまう程バーサス状態(!)になってしまうアゲートですが、この時何故彼は平然としていられるのか不思議でした。でも彼にとっては絆の方が大事だったのでしょう。それはラスト付近で分ります。

☆ロードとベリル
同郷出身者として、また「強力な指導者として?」ベリルに執拗に付き纏うロード(腐女子妄想もできそうな位ですね ^^; 
余談ですが、「鞭使いベスビア」と「粘着クン ロード」・・・う~~む、対決したらどっちに軍配が挙がるかしら?)。
気になったのが『ルハラーキしょうかん』ですがこれは創作上の格言ですか?どなたか教えていただけると助かりますm(_ _)m
第13章 28節の、
『神、自らの供物となり
人の罪、咎を背負いて行かん
我が救わねば
汝らは永久とわに救われぬ故なり』


この神はアゲートなのでしょうが、これってロードが言うセリフなんでしょうか?
ああ、クロム団が落とした本に書いてあったんだな!(自己完結ですみません)

☆ふたたびクロムとベリル
同じカールスの過去を持つアゲートが人造兵排斥に対し無反応だった事、そして殴ってしまった後もすっきりとしないまま自室へ戻り腐っています。
そこでベリルは、今迄誰にも語らなかった彼の母に対する思いをクロムに話します。

これって、すごい事ですよ!

こんな大事な事を話させたクロムはただ者じゃないvv
クロムに何かあったらフォンが悲しむ、って、フォンだけじゃないでしょーー!これはクロムも十分仲間と思っている証拠です。
ああもうベリルったらシャイなんだから!
そしてフォンとアゲートを仲間だという意識すら持っていなかったベリルにその事を気付かせたクロムはエライ!!!

☆アゲート、ベリル、フォンそしてクロム
軍学校の飛行機レースの参加を容認したベリルの真意を汲み取れないフォンに対しアゲートはベリルを擁護します。
アゲートはベリルの良き理解者でしたね。
ベリルは母の考えを踏襲し、自分と反対意見であっても
「自由に発言する場を守った」のです。

ベリルの尊厳も、
学園の自由も、
すべては飛行機レースにかかっている。

今こそ一致団結する時なのです。
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No  38

アニメ【よみがえる空】感想

第6話「Bright Side of Life(前編)」2006年2月12日放送

しかし何で新聞の番組欄は“甦る”なのかな。

お盆の帰省でやっとふたりの時間を取れるようになった一宏とめぐみ。遠距離恋愛の危機も少し緩和でしょうか。

しかし話のポイントはそこではないのです。
一宏の甘さがまた出ていました。めぐみも一宏を腰を据えていないと感じています(^^;)。めぐみの方が一宏の事をよく分かっていますよね。本郷さんの奥さんもできそうな人ですがめぐみもなかなかです。

☆『ほんまもんの仕事』って?
一宏の説明によると、
救難隊の仕事は航空自衛隊が墜落の際、隊員の命を救うために本来はあるとの事。
だから災害出動は本来の仕事ではなく、いわばサイドビジネスなんだそうで。
か~~~~~ッ、だから本郷鬼軍曹に甘いと言われちゃうんですね。

今回お話の出だしがいつもとは違い、本郷の過去の話からでした。
出動中同僚を事故で失った本郷はF転されて現配置に。
避けられなかった事だと周りも言っているし、上司もF転の理由は事故とは直接関係ない、と言っていました。
この回では真相は分かりません。
でも亡くなった同僚の息子の態度がすべてを物語っていると思いました。
同僚の奥さんはもしも・・・の事を想定していなかった訳ではないと思います。だから画面上では取り乱す様な描写はなかった。でも子どもは違います。
理由が何にせよ、父親を失った事が重大なのですから。

今迄も本郷と一宏の関わり方を見てきて、これがただの新人いびりではないと思っていましたが、これほどまでに主人公ではない人物(しかもオジサン>失礼;)にスポットを当てるとは、丁寧な作りに感激です。

本郷は自分の経験からごく当たり前の事を一宏に伝えているだけですが、一宏がどれだけそれに応えられ成長していくのかが視聴の見所。
今回嬉しかったのが、一宏が配属初日に浮ついた気持ちを一喝されたのに、今ではきちんと「一隊員として」本郷に思われているところ(まだ「認める」まではいかないようです)。
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No  37

アニメ【NARUTO】感想

■第171話 「潜入 仕組まれた罠(トラップ)」 2月8日放送
脚本/宮田由佳 絵コンテ/百ノつぶて 演出/木下ゆうき 作画監督/金塚泰彦

何だか次々とアンコ部隊(?)失神してない?(笑)。

やはり禁断の術の開発の為に村人を実験台としてさらっていた大蛇丸。
しかし今はその実験から大蛇丸は手を引いた様です。
さらって来た人々を実験材料として扱う事に恐怖を隠せないアンコに「これは火影も知っている」と伝える大蛇丸。

謎その① 大蛇丸とアンコ、二人を決別させた出来事とは?

大蛇丸の禁断の研究を継いだ医療忍者アマチが目指すのは『水中戦用忍者部隊』。水陸両用自在に動ける忍者の開発です。
そのデータの収集に漁火が必要な訳ですが、

謎その② 漁火が被験者となった理由

謎その③ 大蛇丸が鬼界島を離れて2週間経つのにアンコの呪印が疼く理由

この点がまだ明らかにされていません。

アマチはこの実験が成功したら、
①大蛇丸を見返す。
②術の開発の成功により水中戦用忍者部隊を増産させ御用金の横領。
よって
⇒地位と権力と金を手に入れる


表情からも腹黒さが滲み出てきて品もないしヤーネー(ーー)。
『気が変わらなければ』実験データを取った後、漁火の体を元に戻してやるって・・・おお、いやだイヤだ!
海魔の姿から元の姿に戻っても、顔や体の一部分には鱗が残り、そのままであっても、また鱗を隠す為に包帯を巻いても村人から冷ややかな扱いを受ける漁火が哀れです。
自分の体に木ノ葉の里を襲った九尾の妖狐を宿しているナルトは、自分の幼い日の扱いと漁火の境遇を重ね合わせ自分も同じだと漁火を慰めます。
ただし表面上は変化のないナルトに漁火は気休めだと感じて説得に応じようとはしません。その誤解が彼女の悲しみに追いうちをかけてしまい、見ていて遣る瀬無いです。
元の体に戻りたいからとはいえ、海魔として行動すればするほど、益々彼女は人間らしさから遠退く事が彼女自身を追い詰める結果にならなければいいのですが。

シノとの●サングラス繋がり(?)、お久しぶりというか再び陽の目を浴びてよかったね(笑)、の赤胴ヨロイ。
同じく陽の目を浴びて、と思ったらあらら、鬼界島で命を落としたんですか剣ミスミ;いのの心弾身(これで合ってる?)の術ではり付けられて身動き取れず、サヨナラでした(涙)。
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No  36

アニメ【CLUSTER EDGE】感想

■第18話「翼のもとに」2006年2月7日放送
脚本/山田かおり 絵コンテ/西澤晋 演出/吉村章 作画監督/米谷浩平 池田有

先週ラスト、「クラスターEAに何の用があるのよ、アゲート」で終わったのですが(今回はまだその目的は分りません)、と・り・あ・え・ず、
アゲート、ベリル、フォン、クロムがいつ勢揃いするのかとずっと待っていたので、

幸せ一杯です~~~♪

※敵の裏をかけ!

戦時下だというのに「いいもン食ってンじゃねぇの、クラスターEAの生徒達」と、実物を見ると胸クソ(失礼)悪いのでさっさとスルーさせちゃう軍の警備。「まともな奴なら足のつく所には寄り付かない」って、アゲートは“まともな奴じゃない”って事?(笑)。
つうかアゲートの方が一枚上手なのよねvv
クラスターへ帰るにあたり心配するクロムに「大丈夫!」というアゲートの自信は何から来るのでしょ?

クラスターEAがグリアン軍に監視され、不穏な雰囲気が学園全体へ広がります。
いかなる抑圧にも屈しない、というか政治や軍事が学園にまで及ぶ事に良く思っていないOBも多く存在するみたいです。
生徒会長に成り立てだった頃のベリルは、生徒会のやる気の無さに失望し、クラスターから飛び出して自力で社会を何とか変えたいと思っていたようでした。しかし軍の学園への監視や治安の悪さに対するOBの不満を上手く利用し、彼は学園に在籍し続け、今迄嫌っていたジャスパー一族をも『正しく思う事を話して行く為に』利用する事に決めたようです。


※「いかなる外圧にも屈する事なく、伝統・栄誉・自由の精神を守るために」
これは生徒会長としてだけではなく、本来の目的であるベリルの母の名誉挽回・汚名返上の為でもあるのです。


※エマ「キミ(べリル)は変わったね」
 ベリル「あなたは変わらないのですか?」
ベリルにとって、人道的な立場から、また社会的通念からも自分を助けてくれたアゲートを保護するのは当然の事でしたが、寄付の件を持ち出してまで学園長を説得させたのは彼の計算づくであり、伝統の歴史に汚点を残すかもしれないという半ば脅しをかけてでもアゲートとクロムを守りたいという毅然とした態度がエマを結果的に動かしたのです(巻き込まれた、とエマは言っていましたが 笑)。

以前は学園を出る気配がしたベリルが学園に残った・・・これで辻褄合いましたね(笑)。

カールスの意志を継いだクロムとアゲートを守る事が、カールス亡き今、エマにとってできるせめてもの償いなのかもしれません。
アゲートがベリルとエマを助けた事実を無視されている事に納得いかないフォンの必死さが伝わって来て見ている私もつい応援したくなってしまった!(実はフォンもアゲートに助けられているのですけれど ^^;)。

親友カールスに何もしてやれなかった事が心残りなエマですが、教師となった今は自分の置かれた立場と理不尽さに不甲斐なさを感じながらも「自ら」動く事ができませんでした。しかしアゲートとクロムの責任を一身に引き受けようとするベリルの強い意志とフォンの純粋でひたむきな心に動かされたのです。それでこそ青春よ!


※「人造兵も人間と変わらない」
感情も、そしてその体に流れる熱き血潮も。
生まれて初めて剣を戦闘以外に使ったクロムは、学園で№1と言っても過言ではない達人ベリルとフェンシングの練習をします。二人とも互角と言っていい白熱する展開を繰り広げます。そしてベリルの剣の先端が折れ、フォンに直撃する寸ででクロムが庇い、その矛先がクロムの頬を掠ります。
クロムに会った当初、人造兵だと驚いていたフォンですが、きっと彼もクロムは人間と変わらないと感じた事でしょう(強く感じていたのはベリルの方でしたが)。

その夜、ベリルはクロムがうなされているのを目の当たりにし、植え付けられたとはいえ人としての記憶を持つクロムの苦悩を知り、亡き母の考えに思いを馳せます。
翌朝、うなされ取り乱した姿を恥じるクロムが物騒にも剣をベリルに突きつけます。こういう風でしか口止めする術を知らないクロムがかえって微笑ましく感じたほど。「昨夜の事なら忘れた」というベリル。彼なりの優しさなのよねvv

カールスの飛行機の記憶を共有するアゲートとクロム。カールスの死後(でもまだ生存の可能性はあります)出会った二人。とても不思議な因縁を感じます。
アゲートが行方不明の間、フォンが直し続けていた飛行機の最後の仕上げをするアゲート。
そして軍への挑戦とも取れる飛行機レースへの敢行。

○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
久々に胸が躍りました♪
ただ次回又ロードが登場するようですので、油断はなりません。
今回束の間の平和という描写の様で、彼らが不幸になる様な結末にならない事を願うばかりです。
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No  35

アニメ【よみがえる空】感想

第5話「必要なこと」2006年2月5日放送

本郷は一宏を気にかけているんですね。

最初はどこか浮ついた感じの一宏に喝を入れるつもりだったのでしょうが、
今は一人前になってもらいたいという感じが受け止められます。
任務を離れ、家庭に戻れば優しい父の顔になる描写を1度ならず2度までも入れた演出の狙いを考えると、ただの鬼軍曹ではない事が分ります。本郷は公私をきちんと分けている。

頭では分っていても行動に移す事は難しい。

そんな事は一宏でなくともよくある事ですが、
それが人の命を預かる仕事だと失敗は許されないので、かなり精神的にキツい。鍛錬を兼ねた山岳救助隊との訓練だったのですが、そこで遭遇した老夫人の救出がホバリングの技術のみならず連携する仲間との信頼関係を得た様に思いました。
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No  34

アニメ【NARUTO】感想

■第170話 「衝撃 閉ざされた扉」 2月1日放送
脚本/宮田由佳 絵コンテ・演出/武山篤 作画監督/森田実

「神隠し」からの奇跡的な生還を遂げた「包帯の少女」こと漁火は、大蛇丸の研究室がある鬼界島で「海魔」の術を施されたのでしょう。

三代目猿飛が大蛇丸に人体実験は禁忌である、と言っていた事を思い起こせば、まだこの「海魔実験」は大蛇丸が木ノ葉の忍者として属していた頃の事で、アンコも同じ木ノ葉の忍だった事を考えると人体実験を見たアンコの記憶は大蛇丸にとっては不都合だったのでしょう。
だから記憶を消した。

アンコが見た「海魔実験」の被験者は年齢的に見て漁火とは別人だと思うのですが、さてどうなのでしょう。

自分も忌み嫌われた過去を持つナルトは、村人たちの漁火に対する態度は放っておけません。
村の子ども達の投石にも黙って耐え、そして庇うナルトに余計なお節介はするなと感情的になる漁火。
どうもこの頑なな態度が気になっていたのですが、
海魔となってしまったからこそ、
人間ではなくなってしまったからこそ、
そっとしておいて欲しい、深入りして欲しくなかったのだと思いました。
彼女が海魔になってしまった理由が気になります。

海魔の正体は漁火で、
彼女は海魔実験の被験者で、
「神隠し」の実態は、人体実験のために人々が消えた、という事。帰らなかった人々の多くが失敗に終わった可能性大です。
その人体実験の研究室は鬼界島で、迂闊に近づくと神隠しに遭う、という噂と海魔の存在で鬼界島から人を遠ざけ実験が公になるのを避けていたのでしょう。

本誌でサスケが大蛇丸の元に居る、という事が分ったばかりですが、
アニメでもタイムリーにサスケが大蛇丸の傍に居る描写が出てきました。
アニメでも久しぶりの事ですし、本誌ではずっとサスケは出ていませんから、サスケファンにとってはとても嬉しい登場だった事でしょう。
スタジオぴえろは原作をとても大事に扱ってくれるので、もしかしたら本誌でサスケが大蛇丸の元に居るという事が分らなければあのシーン、大蛇丸の傍に立っていたのはカブトだったかもしれないなぁ、なんて思って見ていました。

海魔はどうもヨロイの大蛇丸に対する点数稼ぎの様ですので、そういう私欲の為に人(漁火)を実験に使ったと知った時、ナルトの怒りが目に浮かびます。

漁火は何か理由があって被験者となった感じがして、その辺りの描写も期待しています。
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No  33

アニメ【CLUSTER EDGE】感想

■第17話 『怯えた瞳』
脚本/岡部雅子 絵コンテ/須永司 演出/鶴田慎也 藤田陽一 作画監督/高橋晃

アゲートの能力は「無効化」だ!!!
やはり「創造する神」ではなく、かといって「破壊する神」でもなく、「無にする神」なのですね。

先週でも触れましたが、まだアゲートの力を我が物にしようとベスビアは執着していたのですねぇ~~~。
愛するカールス(違)に自分をライバルと認めてもらえなかった悔しさがこうまで彼を執念深くさせているのだと思うと、そのエネルギーにあっぱれです。ここまで自分が権力を持つ為に手段を選ばなくなると、憎らしさを通り越してある種のひたむきさ(笑)に愛おしくさえ感じます(^^;)。

以前ジャスパー家を失墜させる材料として、無理矢理ベリルを関連付けスキャンダルとして捏造しようとしたベスビアなので、グリアン軍(というかベスビアの昇進)に有利な事なら何だってアリなのね(^^;)。

クロム団を襲撃した際、団がヒューケルから結果的に預かった教団の本がベスビアに露見!これにはロベルト陛下大ピーーーンチ!これもスキャンダルにされちゃうよーーー。でも本の中身、これは捏造じゃない。

にしてもクラスターEAってとんでもない所なんだなぁ。
敵国同志の子息も同じ学び舎で、
敵国の軍もお互い立ち寄る事ができる所。
スゲーーー!そんな中、生徒会長を務めるベリル様、ガンバ~~~♪
今週のフォンを擁護するベリル様ナイス
友達擁護を、軍がぐうの音も出なくさせるほどの言論の力で負かすベリルの毅然とした態度にマイッタ!LOVE


あ、今週の疑問。

①そのベリル様、学校を飛び出す、というのはどうなったのでしょう?

②丸腰で私服のアゲートが人造兵と同じ人造的に作られたと少女にどうして分ったのでしょう?
少女はただの少女ではなかったのか?(笑)

少女が、アゲートに助けられる瞬間に自分の父親が人造兵にどのような行為をされたか思い出します(その後母も死んだのですが)。
その少女は助けてもらう時に初めてアゲートに会った訳ではなく、アゲートとボール遊びして接触はありました。でもその時は少女は何も感じてはいなかった。
燃えさかる火の中という「緊迫した状況下」での記憶再現だから?・・・でも少し無理がある(^^;)。

ベスビアとは別のアブナイ人ロード、再登場ですねぇ。
今この作品内で一番勢いがある(笑)ベスビアを振り回す事ができる「人間」はこのロード以外にはいないでしょ。

再びクラスターEAへ戻ろうとするアゲートは一体何をするつもりなのでしょうか。
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