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WIND OF MOON

アニメ、漫画(たまにドラマや音楽)の感想・雑感を気の向くままに綴っています。
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No  510

アニメ【NARUTO】第547、548話感想

■第547話、第548話「~変わらぬ意志・ 心動く時~」 2013年8月29日放映
脚 本/宮田由佳 
絵コンテ/香川豊   ユキヒロマツシタ
演 出/西村博昭  河合滋樹    
作画監督/Eum ik hyun   一之瀬結梨 山口杏奈

九尾視点からの回想。
ほぼ総集編ですが、違う角度から見られて新鮮でした。

力を持ち過ぎる者の苦悩は今も昔も変わらないのですね。疎まれたり、利用されたり…

◆導き、与える者うちは
かつて九尾の力をコントロールしようとしたうちはマダラ。


前回と少し被りますが、
一尾から九尾までに分かれた姿は、十尾がバラバラになって「一時に結節した仮の姿」であり、「知の足らぬ不安定な力」だから、導きを与える者であるうちはの僕となり従えとマダラは言います。あー傲慢だわ。

そこまで蔑んだ言い方こそしませんが、初代火影柱間やその妻のミト、ナルトの母のミコトも強大過ぎる力を持つ九尾を抑止します。
知が足りないと言いながら、その力は利用したいうちはマダラ。
強大な力だから使えない様におとなしく封印されていろという柱間達。
どちらにしても九尾の意志や自由を阻んできました。

そして今、九尾はナルトの中に居ます。

生まれたばかりのナルトに封印された九尾の怒りはどれほどだったか…

◆人柱力を信用しない
とは四尾のセリフですが、九尾も同感だそうです。
そりゃそうでしょう、今まで人間から受けた仕打ちを思えば。

◆九尾のジレンマ
封印を解いて自由になりたいのは山々ですが、その為にはナルトに力を与える→協力しなくてはなりません。
八卦封印は四代目火影が息子の為に、九尾の正のチャクラだけを封印したもの。
四代目はナルトの力になる様にと封印したのですが、こうやって九尾サイドから語られると結構危なっかしいものだったのかな、と(^^;)

というのも、
九尾の力をナルトが欲するのは生命が危険に曝されたときとか、感情の高ぶりが起こったときの様で(九尾分析ww)、より強く欲するほど、封印のゆるみが要るという事。
九尾はナルトを自身の憎しみの小さな一部として捉えていた為に、強い憎しみで一気に封印を解けば自由になれると思っていたのですね。

ところがどっこい、ミナトがナルトの意識の中に現れて緩んだ封印を締めてしまった!!!


◆ゴムゴムのナルト
もしもし、作品違いますケド?(^^;)あ、チャクラの手ね。

◆人柱力のチャクラって
集結するとそれぞれの尾獣の形なの?

◆ナルトは一体何者?
ナルトはたかが一人の下忍(!)に過ぎない?
いえ、九尾にはナルトに他の人間には無いものを見出した様です。
ミトやミコトの様な大人ではなく、「たかが小僧のナルトに」です(^^;)。
不器用な位真っ直ぐなナルトに、最初は皆「バカ」だと思うのです。
多くは長い物に巻かれたり、初心を貫徹出来ず、理想と現実との違いに諦めたり絶望したりしてしまう。

バカと言われようとも決して諦めない強い心。
憎しみの連鎖を自分のところで止める事が出来る懐が深い者。
自分達を苦しめてきたのに、その憎しみさえもどうにかしてやりたいと思う気持ち。
傷付いた心に沿える者でなければ、真の平和を実現させられないとナルトは思っているのでしょう。


今まで蹂躙され続けていた尾獣と心を通わせるのは難しいですが、
今まで通り、ナルトは「言葉ではなくて行動で」示し、証明していくしかないのです。

これまで「運命だと諦めて」しまった人々の心を動かした様に。
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4#で、食われてるけどどうすんだどうしよう#止める方法ならある、鎖を解いてくれるなら教えてやらんでもないじゃあ方法を教えてくれ#一ついっとくが、ジンチュウリキの人間を信用... …
2014-06-09 Mon 20:57 ぺろぺろキャンディー
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