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WIND OF MOON

アニメ、漫画(たまにドラマや音楽)の感想・雑感を気の向くままに綴っています。
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No  353

アニメ【NARUTO】424話感想

4■第424話「五影の実力(ちから)」2011年3月24日放送
脚本/宮田由佳 絵コンテ/山下宏幸 演出/西田健一 作画監督/山下宏幸

アニメだと分かりやすい!!!
特に水影の溶遁とか、土影の土遁とか、ゼツの胞子の術とか。

それにしても、雷影や水影の術の色が鮮やかなのに対して、土影の術は地味だなぁなんて思ったり。
でもその色彩的に地味な土影の塵遁・原界剥離の術は一瞬で体を分子レベルに出来るスゴイ術なんですね。マダラがいなければサスケは分子になっちゃったって事に(^^;)。

◆「やっぱりよく見るといい男ね、うちはの一族って」
以前にも照美メイはうちは一族の誰かと戦った事があるのね。
そのうちはは美型だったって事ですね。


◆なんだがサスケが不便でね…
土影も水影も、サスケ個人な恨みはないけれど、生かす訳にはいかないからなき者にすると言う訳ですよ。
一方サスケは怨恨の的を木ノ葉上層部だとしている(後に木ノ葉全体だと言うのだけれど)。

イタチ自身が望んでいたとはいえ、実際にイタチの息の根を止めたのはサスケで、『イタチの真実』を知らなければ、そこでサスケの復讐劇は終了した筈だったのに。
終わらない悲しみや怒りが更なる復讐心を生んで、サスケの行動は破滅に結びつきつつある。

八尾捕獲の際、鷹のメンバーの救出には仲間への思い遣りが見られたけれど、今はもうダンゾウへの復讐で他の事は一切見えていない。

かつて我愛羅がナルトに救われた様に、同じ心の闇を抱えたサスケも光明(ナルト)に手を伸ばせば救われる筈だと説得したけれど、今のサスケに必要なのは『救い』ではなく『復讐』なのですね。
復讐だけが今の彼の存在理由だとしたら何と悲しい事か。
そしてその復讐を、マダラが己の野望に利用しようとしている事も。

たとえマダラに利用されていると知っても、サスケは復讐が叶うのならそれでいいと思うくらいに、サスケは復讐に取りつかれている。

サイ曰く、サクラのナルトにサスケを助けて欲しいと言ったのが、まるで呪印の様だとするのならば、サスケにとっても復讐は呪印の様です。
もうとっくに、イタチがサスケに付いた大蛇丸の呪印を解いてやったにもかかわらず…

物理的に働く呪印がなくなっても、この精神的に作用する呪印はいつまでサスケを縛り続けるのだろう…

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No  352

アニメ【NARUTO】423話感想

■第423話「サスケの忍道」2011年3月17日放送
脚本/鈴木やすゆき 絵コンテ・演出/岸川寛良 作画監督/容洪 崔鐘基

平和に必要なものは『力』なのか、それとも『愛』なのか。
忍の祖の後継者争いから始まった長きに渡る呪いにも似た因縁。
忍の祖・六道仙人には二人の息子がいた。
長男『力』の子孫うちはと勝った次男『愛』の子孫千手の因縁。
(兄には仙人の『眼』…チャクラの力と精神エネルギーを、
弟には仙人の『肉体』…生命力と身体エネルギーをそれぞれ授かった)

かつてうちはマダラと千手柱間が戦った様に、その二つの一族は、次の旗手を輩出しながら戦い続ける事を運命付けられている、と。
そして次はサスケとナルトがぶつかる事になるとマダラは言う。

◆という事は、ナルトの祖先は六道仙人の次男筋。
 ナルトとサスケの祖は同じで六道仙人!?


マダラがナルトに話をしに来たのは、マダラが手懐けた筈だった長門がどんな風にナルトに懐柔されたのか知りたかったかららしいけれど、サスケの今の心境をナルトに伝える事により、完全にサスケはマダラ側の人間だとナルトに知らしめさせる事に目的が変わってしまった様に思える。
人の心をコントロールするには闇の心をコントロールするテクニックが必要。
今のマダラの最大の能力はそれの様に思える(^^;)。


◆そうすると、やっぱり
         マダラ(の肉体)=うちはシスイ の線は消えるかなぁ…

シスイの瞳力ならそうそうコントロールは解けないだろうし…うーん;


ただの筋肉瞬間湯沸し器(!)なら、里長になっていない筈と前も言ったけれど、雷影の凄さは尾獣並みのチャクラを持ち、重力があるのに四代目のミナト並みに瞬身の術を使いこなせるところ。

誰が一番強いのか、という話題がしばしば出るけれど、勿論基礎的な力もあるけれど、属性によってもかなり勝敗は変わって来る。

◆だから、        我愛羅 < デイダラ  かもしれないけれど、
絶対防御からしたら 我愛羅 > サスケ   もありうる。
でも          デイダラ< サスケ  と勝敗はついたけれど、
こうやって具体的に出してもこの中で誰が一番強いか、なんて簡単には結論が出せない(^^;)。


イタチを殺した事で万華鏡写輪眼を開眼したサスケは、左目の天照は勿論だけれど、その天照さえ形態変化させる事に成功してしまった。
この盾は物理的な防御出来るけれど、威嚇の意味合いもあるところが強味。
でも雷影は、触れたらどうなるか分かっていて攻撃する所が凄い…あ、雷影の凄い所は迷わず攻撃するところなのかな(^^;)。腕一本くれてやる男気!

◆そこへ、仲裁に我愛羅登場!
いや、仲裁って訳ではないのですが(^^;)。

以前、中忍試験での我愛羅は、サスケと自分が似ていると言っていました。
でもナルトと拳を交え、ナルトら(正確にはチヨだけれど)に蘇生された経緯もあって、闇の世界から完全に抜け出す事が出来た。だからこそ、今では長として一国の忍里の頂点にいるのです。
復讐や憎しみの闇の中で見つけた光明(ナルト)。
それが未だに届いていないサスケを目の当たりにして流す涙は透明で、水影の言葉を借りるなら『純粋』。
闇に囚われたままのサスケの左目から流れるの涙と、
闇から救われた我愛羅の左目から流れる透明な涙とのコントラストが印象的。

◆「忍の世界、まだ先があるというのか」
終わりなき道でしょうね。『忍道』ですから(^_-)-☆

◎カンクロウの傀儡、『サソリ』になったのねvv

ボバヘッドサムライのメットの下はちょんまげだったのね;


今回戦いのシーンは迫力あったし分かりやすかったし、キャラも綺麗に描かれた回でした!
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No  351

アニメ【NARUTO】422話感想

■第422話「疾風(はし)る雷(いかずち)」2011年3月10日放送
脚本/千葉克彦 絵コンテ/鷹橋若人 演出/三田茂 作画監督/冨澤佳也乃

ヘビー級の重戦車みたいなのに、素早さは『黄色い閃光』並みだなんて、雷影は反則だ。
重いと破壊力はあるけれど、スピード感に欠けるのが普通なのに。

この段階ではビーはサスケに殺されたと雷影は思っているので、雷影の怒りはごもっとも。
で、その復讐心たるや半端ないから、とにかくサスケを早いとこ始末したい、という逸る気持ちが伝わっては来るのですが…
でもこの人、物だろうと人であろうと関係なく破壊しちゃうのね(^^;)。
その度にダルイは謝って回っているんだろうなぁ。
『影』は里長だから、単なる『筋肉バカ』ではなれない筈なんだけれど、今のところ秀でている点が『破壊力』と『スピード』以外に見つからない私は見る目がないですか?

今まで「止めは刺すな」と仲間内に言っていたサスケですが、イタチや一族の復讐となるとクールなままではいられなくなる様で…雷影はサスケにとって復讐する相手ではないけれど、復讐の邪魔をすのなら容赦しない、って事なのでしょう。

呪印の解放もかなりヤバい状態だったのに、その時のチャクラより更に濃く冷たくなっているというのが、ヤバさを物語っています。
水月も香燐の様にチャクラを感じ取る事が出来たら、サスケがいかに冷静さを欠いているかが分かっただろうに。その点、重吾は分かっていました。

五影の代表がダンゾウに決まりかけたとき、ミフネの理由は尤もだと思ったけれど、それはダンゾウがシスイの ― 操られている事すら気付かない ― 瞳力で操っていたからなのですね。
火影になる事をクリアしたダンゾウの次の目的は忍の世を統一する事なのですが、彼はまずは相手と信頼関係を結んでから、などという時間の掛かる事はせず、どんな手を使っても即座に一つに束ねたいとしている。
そもそも現段階で統一されていないのだから(出来る事ならばもうとっくに統一されている)、それぞれの里が話し合いなどという時間が掛ってまどろっこしい事などやりたくはないのが分かります。

ただ一人、若くして他者との信頼関係を築けた我愛羅を除いては。

古参の影は、他者を理解し信頼関係を築く事の難しさを知っている。
そしてそれが困難である事から『理想』と言う。
だから事を早く運ぶには『力づく』も仕方ない、とも感じている様です。
ですが、そういう力で支配するのは『恐怖』であり、それは真の統一ではない。
土影は我愛羅を若いから理想を言っているのだと嗤いますが、我愛羅は本当に信用出来る人物を知っているので、信頼関係無しでは受け入れられないと言ったまで。

            
               古だぬきの負け!

一方ナルトは…
マダラがナルトに会いに来たのは、ペイン長門を裏切らせた理由を知りたかったからなのです

が…
『イタチの真実』でちょっとでもイタチが出てきたらいいのに~~~!!!
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No  350

アニメ【NARUTO】421話感想(画像追加:うちはシスイ)

■421話「苦渋の決断」2011年3月3日放送
脚本/鈴木やすゆき 絵コンテ/サトウシンジ 演出/小平麻紀 作画監督/嵩本樹 洪範錫

絵が綺麗な回でした! アップの綺麗さは秀逸ですわ、このチーム。今後チェックですvv

里の未来の為に、サスケを同期で始末する事になってしまいました。

かつては「仲間だから助けるのが木ノ葉流だ」と言っていたシカマルを中心として。
やったらやり返すでは憎しみが連鎖となり、いずれは戦争が起こってしまう。
だからそうならない前にオトシマエをつける事にしたのです。

サスケが里を抜けた際、サクラの『サスケを取り戻して欲しい』という頼みをナルトが受け入れたのは、ナルトにとって『サクラの笑顔を取り戻す』という意味合いだったのだと思います。

勿論、ナルトにとってもサスケは大事な仲間であり、やっと出来た繋がりでもあったので、ナルトにもサスケを取り戻そうという動機は十分あった訳ですが。

サクラはサスケに恋焦がれるあまり、ナルトの気持ちを知っているにもかかわらず、ナルトに酷な要求をしていたので、当時ナルトが痛々しく、又、サクラを無神経に感じました。
でもサスケが抜け忍となって数年のうちに、サクラも人の気持ちを思いやれなかった自分の愚かさに気付いた様です。
過去の自分は間違ってばかりで、これからは失敗したくないと。



◆サスケ討伐の真の伝令役はシカマルではなく…

心を読めない、空気を読めないと言われるサイですが、なかなかどうして!
元々は同期でないサイの意見は第三者的。
彼だからこそ、サクラにはっきりと言えた気がします。
そんな彼には、仲間として打ち解けたいという願望が感じられます。




それから うちはシスイ 出たァァァ~~~~!!!
原作にはない、水影・照美メイのコメントでのシスイさんは、

“うちはイタチと並び称された瞳術の天才”

uchihashisui


他里でもその名は轟いているのねvv(しかもペアで


今後、アニメでシスイさん喋らないかなぁ

その際はCVを 小西克幸さんで!!! 超絶願望だよね、ネッ(^_-)-☆



ところで、写輪眼はですが、チャクラの色は違うんですね。

原作では分からなかったシスイの写輪眼のチャクラの色は美しいブルーグリーン

私はシスイはマダラの器だと思っているのですが、どうなんでしょうね。

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