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WIND OF MOON

アニメ、漫画(たまにドラマや音楽)の感想・雑感を気の向くままに綴っています。
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No  509

アニメ【NARUTO】第546話感想

■第546話「四尾・仙猿の王」 2013年8月22日放送
脚本/千葉克彦 絵コンテ/岸川寛良 演出/中山奈緒美 作画監督/堀越久美子

久々に登場、サスケ、水月&重吾!
◆根はMなのかSなのか?
大刀探しという目的の次に香燐の恋路の邪魔をしたい水月。
香燐と一緒にいたらぞんざいに扱われるのを分かっているクセに(^^;)。このひねくれ加減もカワイイのか、水月ファンの皆さん?

◆「顔を覚えるのは苦手」
過去、鬼鮫と二度戦ったガイですが、鬼鮫がガイをばっちりと覚えていたのに対し、ガイは全然覚えていなかったもんね。理由はこれで納得(^^;)

◆尾獣同士はテレパシーで会話
出来るんですね。
破壊力は勿論のこと、人間の言葉だって喋れるし、尾獣はすごい能力持っているんですね~

◆「良く見抜くいい目を持っている」
とカカシに言う仮面の男。
って、自分の眼じゃん!? 自画自賛なのか(^^;)



ビーと八尾は人柱力と尾獣の理想的な関係だとナルトには映っている様です。
ですが殆どの人柱力と尾獣の関係はそうではない。

十尾を完全な形だと捉えているうちはマダラにとってみれば、九つの尾獣に分かれた状態は「一時に結節した仮の姿」であり、「知の足らぬ不安定な力」だから、うちは(マダラ)が統べるのだという事なのですね(ーー;)

マダラに比べれば初代火影やミト、クシナは九尾を使役させようとしなかったところはマシですが、窮屈なところへ閉じ込めて自由にさせなかった点で人間は皆同じに感じたのかもしれません。
そして何よりも彼等の存在を認めていないのは

         名を呼んでいない事で分かります。

ナルトは鎖に繋がれた四尾の孫悟空から、尾獣それぞれに名がある事を知らされます。
九尾と今まで一緒に居ながら名すら知らなかった事に、孫はナルトも今まで出会った人間同様だと思っていました。
人間の尾獣への関心が尾獣自身ではなく、強大な力を持つ物(この場合兵器と言えばいいでしょうか)でしかないから、名前などどうでもいいという解釈なのだと。
そんな孫の話に、ナルトは自分の過去を重ねます。

自分には名があり、両親と師匠の大切な思いが込められている。

人の嫌がるいたずらをしてまで存在感をアピールしたナルトには、孫や尾獣の気持ちが分かるのです。
九尾ら尾獣に対する人間の接し方にも問題があった。
だから本気で九尾の憎しみをどうにかしてやりたいし、ビーと八尾の様になりたい。
今、目の前にいる孫もどうにかしてやりたい。

そんな人間に会った事がない孫ははじめはナルトを笑い飛ばしますが、ナルトの真剣さが伝わった様です。


◆察するのも早い八尾、素直じゃない九尾(^^;)
もうとっくにナルトに九尾が心を動かされているのを分かっている八尾。いい加減九尾も認めろよ(^^;)



イタチの眼を移植して永遠の万華鏡写輪眼を手に入れたサスケはどこへ向かうのか?
久々に出たと思ったら「あら、これだけ?」と本誌を読んだ時にそう感じたのを思い出しました(^^;)ですが、この後サスケは!!! ←

兄さんとの邂逅のシーンを是非美麗に!!!(すごく望んでいます
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No  508

拍手お礼

7月26日 【NARUTO】第421話
7月31日 【NARUTO】第536話

8月18日 【NARUTO】第539話、第541話、第542話、第543話、第544話

8月21日 【黒子のバスケ】第189Q 『真の光』キセキならざるキセキ の私的解釈

8月27日 【NARUTO】第398話

拍手をありがとうございました。励みになります!
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No  507

アニメ【NARUTO】第545話感想

■第545話「人柱力VS人柱力!!」 2013年8月15日放送
脚本/鈴木やすゆき 絵コンテ・演出/石井久志 作画監督/Shi Min Seop 石崎裕子

人柱力は尾獣を取り付けさせられて絶望ばかりを見てきたに違いないと言う仮面男。
この世界には絶望だけで価値がないと思うのは仮面男の勝手。
だが、ナルトは九尾と居る事が不幸せだとは思っていない。
だから身勝手な願望で一方的に戦争を仕掛けておいて、「誰でもない、好きなように呼べ」はないものだ。まるでこれでは誰でもないのだから責任は自分には無い、と言っている様なもの。戦争が自然発生するはずがないでしょうに。

人柱力は絶望ばかりを見てきたのだから、仮面男の思う絶望を≪少しは≫理解できる≪だろう≫なんて、自分勝手な上に何という上からの物言いでしょう。

月の眼計画の為に生け捕りにされ尾獣を抜き取られて人柱力達は死にました。
生きている間は里の力の均衡の為、そして今は仮面男の駒。
人柱力である為に里の他の者とは違う苦労や苦悩をしてきた彼らに、穢土転生後は人格すら認めない。
同情します。

◆文字通り
仮面男の仮面を引っぺがすのに、骨が折れるどころでは済まないかもしれない。

◆四尾の人柱力・老紫
どういう戦いを鬼鮫としたのか詳細描写が原作にはなかったので、見られたのは嬉しい。
溶遁・灼河流岩って溶岩みたいだった。

◆老紫VS鬼鮫
えーっと、雷が一閃した後で決着した様なのですが…『電一閃』~老≪≫が鮫肌のひと太≪≫でやられたとか?(^^;)でも鮫肌は≪削る≫んですけどね。

今の持ち主であるビーは老紫の事を知りませんが、以前戦った事がある鮫肌は老紫に気付いていました。

◆父娘
黄ツチと黒ツチ。
んー、この二人が親子なら、デイダラと黄ツチは父子じゃないと思う…けど?

◆こんな状況で
ユギトの胸元をガン見しているビー。この人、大物だわ。そう言えばナルトとビーの元に駆けつけた綱手の胸元もきっと見ていたんだろうなww

◆巨大独楽ww
尾獣八巻き。

◆トモダチ登場?ww
ビーの封印術・億怒端数煩流奴(オクトパスホールド)を掛けられた人柱力は尾獣化する事で回避。土中に身を隠していた仮面男はトモダチよろしく(?)ナルトとビーに尾獣で一斉攻撃を仕掛けました。ま、仮面男はすり抜ける事が出来るので、必ずしも土中に隠れている必要はないのかもしれませんが(^^;)



今の戦況は、
第一、第二部隊はダルイと黄ツチ、黒ツチが代表で、ほぼ敵を殲滅の模様。
第三部隊は忍刀七人衆の鬼灯満月を残すのみ。
第五部隊はチヨ、君麻呂と対戦。
そして
◆毎度派手な登場
で美味しいトコロを持って行くよね、ガイ先生!とカカシ先生。



最後に!

ヒャッハー~~~、イタチ兄さんを出していただきありがとうございます!!!
イタチ兄さん回想シーンその1
イタチ兄さん回想シーンその2


ですが、
あのう、石川英郎さんのクレジットが抜けているんですケド…
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No  506

アニメ【NARUTO】第544話感想

■第544話「割れない仮面・割れたシャボン玉」 2013年8月8日放送
脚本/武上純希 絵コンテ・演出/熊谷雅晃 作画監督/大西雅也

五影VSうちはマダラの戦いから場面は一変してナルト&ビーVS仮面の男&二~七の人柱力の戦い。

原作で該当するのは『№564 誰でもない男』の一話なのですが、今回アニメオリジナルを挿入しています。

◆ウタカタは人気人柱力
ちなみにウタカタをフィーチャーしたアニメオリジナルは 364話から371話です。

現在生き残っている人柱力はナルトとビーだけ(我愛羅は尾獣を抜き取られた後死んで、後に蘇生。≪元人柱力≫なので外します)。
ここへ来て二~七の人柱力一人ずつにスポットを当てて行くつもりでしょうか???


◆ウタカタの最期
以前のウタカタ編でナルトと別れた後、ウタカタはペイン六道に狙われて命を落とします。
狙われて命を落とすまでの詳細を今回は放映。

自分と境遇の似たホタルと同類相憐むって事だったのでしょうか。
師匠として尊敬してくれたホタルに自分の存在意義を見い出し、ホタルと生きる為、彼女を巻き添えにしたくないと、ウタカタは思う様になったと。
逃げ続ける事に疲れたし、
里と和解し、大手を振って生きたいと。
そう願った矢先の死。


外道魔像復活の為、尾獣を抜き取る為に人柱力が殺されるのには憤りをおぼえます。
二尾の人柱力だったユギトの変わり果てた姿を見て、八尾は『キモイ目にされて』と同情しましたが、殺されたうえに駒にされ、写輪眼と輪廻眼にされたのはもしかしたらビーだったかもしれません。

◆自分は誰でもない、誰でもいたくない
月の目計画の前には名前なんてどうでもいいって事なのでしょう。
何故なら個々の意志など無くなるし、個人を区別する名前など要らない世界だから。




ウタカタは原作では詳細描写が無いので自由な設定が出来るのでしょうが、
ホタルというアニメでの完全なオリジナルキャラと絡ませた事で、
こういう話が好きな人には支持されるだろうけれど、好きではない人にはキツいだろうと。
私はどちらかといえば後者なので、ウタカタはミステリアスなままでいいのに…と思うクチです。
夢小説っぽいところがね、ちょっと…
でもロリ巨乳好きな人には支持されただろうと思います。
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No  505

アニメ【NARUTO】第543話感想

■第543話「五影終結…!!」 2013年8月1日放送
脚本/宮田由佳 絵コンテ/ユキヒロマツシタ 演出/菅井嘉浩 作画監督/半田大貴

真のマダラの登場で、忍連合軍の総大将も前線へ参加、いよいよ決着か!?

という展開ですが、原作では更なる展開が。

「これが山場」と思わせて、まだまだ!(^^;)一体どこを山場にするのか、連載終了まで分かりません。というか、連載が終了しないとどこがクライマックスだったのか分からないです。見守ろう。

◆自分を拾いに行く
オオノキにとっては捨てた希望と矜持を取り戻す為でもある第四次忍界対戦。
初めこそ忍連合軍に嫌々参加した土影ですが、我愛羅、ナルトら若い忍に希望を見出し、かつて捨ててしまった自分を取り戻そうとしている。綱手も過去、ナルトに出合って変わったし(というか、戻った)。

◆平和共存する為の戦い
奪っては奪い返すを繰り返すうちに生じる憎しみの連鎖を断ち切り、真の平和を実現する為には五大国が一致団結しなくてはならない。
今回の第四次忍界対戦は過去3回の対戦とは異なる。
この戦いは自国の利益や恨みを晴らす為ではなく、忍の世の平和の為。
生前のうちはマダラに会った事がある五影は、言動から察するに現土影だけの様です。それもマダラが「オオノキのガキ」呼ばわりしているところからしてかなり昔の様です。若きオオノキは希望を抱いていた己を捨ててしまったのですが、それはオオノキが忍として、また長として里を統率する為には仕方がなかったのだと思います。でも今、本来の自分を取り戻し、その志を持って立ち向かう事が出来る。
マダラに屈服せざるを得なかった今までの自分とは違う(マダラの呪いだよね、コレ
平和共存は過去の自分のやってきた事へのオトシマエと責任、そして未来の為の義務に感じている様に受け取れます。

◆最期は…
決して余生が長いとは言えないオオノキにとって、最後の戦いとして臨んでいる様な気がします。

◆「忍連合の土影としてここにいたい」
土の国の影ではなく、連合の一員としての影でありたいと望むオオノキ。多分他の四人の影も同じ気持ちなのだと思います。
彼の言動から、他里への信頼と絆を感じます。

◆一見頼りなさそうだけれど
長十郎の事を、「何で彼が水影付きに?」と思っていたのですが、彼の最近の急成長っぷりが実証。
ただ母性本能をくすぐるだけの長十郎ではない

◆自分的に今回凄かった技≪木遁・樹界降誕≫と≪大玉螺旋帯連丸≫


マダラに使われるよりもナルトの方がマシと、九尾は初めて自分の方から歩み寄りました。
九尾からもらったチャクラも尽き果て、消え入りそうな分身ナルト。
天送から戦地へ来た綱手に回復をしてもらって戦いの続投を希望しますが、オオノキはマダラは五影が、ナルトには仮面男との決着を希望します。
ナルトへの信頼があってこその役割分担の提言だったのです。


今回オオノキ大活躍でした!
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