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WIND OF MOON

アニメ、漫画(たまにドラマや音楽)の感想・雑感を気の向くままに綴っています。
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No  172

№367:イタチとサスケ(WJ39号)

№367:イタチとサスケ

最近怒涛の展開じゃないですか!

いや~、某SNSでも話題にしたのですが、
ナルトは四代目の子なんじゃないか、と。

今まで四代目としか分からなかった四代目が(ええい、くどい)『波風ミナト』という名前で、
ナルトの母は渦の国のくノ一で、『うずまきクシナ』という、赤毛でおしゃべりでお転婆で、美人だったという。
他里の人間との間にできた子だったんですね!
外見は父ゆずり、
性格は母ゆずりなのね。

体の中にバケモノを入れられたらどんな扱いを受けるか想像がつくだけに、
子どもの将来を考えたらそうやすやすとは入れものとして差し出せないだろうから、
まったく縁もゆかりもない子どもを差し出すのは考えづらいと思っていたので、
ナルトの父が四代目なら納得!

それにしても、
大好きな自来也、

死のフラグ、立っていませんか!!!

うう、そんなのイヤ~~~~!

綱手さま、是非『自来也は死ぬ』に賭けて彼を死なせないで下さいよ。
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No  171

アニメ【NARUTO】感想

■第246話「十機VS百機」2007年8月23日放送
脚本/西園悟 演出/濁川敦 絵コンテ/濁川敦 作画監督/拙者五郎

今週も凄かった、動きが!!!

一部 ネ申 作画のあのお方では?

と騒がれていますが、若林厚史さんが偽名にする必要あんの?つうか、早く作画監督やって欲しい~~~。激希望!!!


これでもか、これでもか!のサソリとサクラ・チヨ組の術の応酬。
このスピード感はどうよ♪
原作どおりのアニメなんて面白くもないですが、【NARUTO】は原作を損ねない様に丁寧に作り、尚且つアニメの持つ原作にはない持ち味“彩色・音声・動き”をうまく生かして仕上げています。さすがぴえろ作品!(ちなみに【最遊記】シリーズも【ヒカルの碁】もぴえろ作品)

動きの速さも担当する作画チームで全然違うのね。

特にチヨに向かってサソリ自身が飛んで行って攻撃するシーン。
そして、間一髪のところでそのサソリの攻撃が届かなかったシーン。サクラがサソリの小腸(^^;)を手繰って阻んだところです。
解毒薬の効果が切れるカウントダウンの中、サクラの怪力パンチ(^^;)がサソリに炸裂。
サソリの傀儡の体はバラバラにされてしまいます。
原作を読まなければこれで決着が着いた!と思い込んでしまうところ。ところがそう簡単には終わらせてくれない。次なる秘技、チヨが一城を落した術が『白秘技・十機 近松の集』(ああ、近松門左衛門だから“門”の字が入っているんですね)に対し、一国を落としたサソリの術が『赤秘技・百機の操演』。

同時に操れる傀儡の数で術者の程度が分かるそうですが、チヨが全ての手の指10本を使って10体で攻撃するのに対して、サソリはその数100体。足の指使ったって追いつかない(^^;)。んじゃどうやって?
そこは生身でないサソリの体、心臓とは反対の位置にある右の胸が開いてそこからチャクラ糸で操る。
    
     そうなんです、

     サ ソ リ は 左胸 に 四次元ポケット が 付いているんです!!!(嘘)

チヨの10機が白いせいか、空中に浮かぶサソリの黒い100機は、まるでカラスの大軍の様で不気味です。
老練(失礼)したチヨでさえもその圧倒的な数に押されそうになります。
だが、サソリが数で来るのなら、チヨは傀儡の連携プレーで数をカバー。この辺りも迫力満点です。
解毒薬もあと一つしかなく、チヨかサクラ、どちらがやられても窮地へ追いやられてしまう。そんな不安が頭を過った途端、サソリの攻撃がチヨを掠った。まさに大ピンチ。
そこで教訓。
大事な事をやっている間は、よそ事を考えるのはやめましょう。
文字どおり、命取りになります。

そして毒を食らいながらも、チヨはサソリの動き止めるよう、封印術をサクラに託します。
それが命中!
サソリの動きは止まったのですが…

サソリの攻撃をかわしながら進むサクラの動きはとても機敏で、そのスピード感が見ているこちらに伝わって来ました。それにサクラの怪力がサソリに命中した時の沈黙とスローモーション。これはサクラにとっては会心の、サソリにとっては痛恨の一撃だったのでは?と、スローモーションにする事で見ている者に緊張感を誘います。

一方、
九尾の眼差しがいつの間にか平常の青に変わったナルトとカカシの対デイダラ戦は次回以降へ持ち越し。
次回、サソリVSチヨ、サクラ組の激闘はいよいよ終劇を迎えます。
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No  170

アニメ【NARUTO】感想

■245話「生と死の三分間」2007年8月16日放送
脚本/西園悟 絵コンテ/熊谷雅晃 演出/熊谷雅晃 作画監督/金塚泰彦

多分観た人の誰しもが『長い三分間』だと感じたハズ!
まぁね~~;
楽しい時間はすぐ過ぎても、嫌だったり気乗りがしない時間は長く感じるもの。

攻撃を回避するのは勿論だけれど、掠っただけでも命取り。
そんなサソリの猛毒を喰らって、何故サクラは立ち上がれるのか。
その前の場面では、ついに攻撃から逃げ切れずにダウンしたのに!
いや。
それもサクラの『作戦』で、やられたと見せかけておいて、三代目・風影の傀儡が接近してくる瞬間を狙っていた!
どうよ、この辺り、展開知らなければあっと驚くよ。
そして毒が効かないカラクリは、サクラが解毒剤を携帯していたって事。
やはり唸る、岸本さんのシナリオ。
砂の里で解毒剤を作った際、そう言えばサクラが「これで三つは作れます」と言っていて、その当時さりげない会話として聞き流していたのが(^^;)ここへきて「結構深い意味あったんだ!」と納得。

回避、治療、攻撃と、サクラはかなりのチャクラを消費していて、既に気力・体力共に萎えてしまっていてもおかしくはないだろうに。
サクラの年齢を考えると、まだ経験も浅いのに大したものだと感心するチヨの気持ちは分る。そしてチヨもさすがだ。こんなピンチの時でも冷静な分析をしている。
不測の場合でも慌てない精神は、やはりチヨのすごさを物語る。
そしてサクラ。
若くてもきちんとしている。最後の解毒薬をチヨに渡すなど、そうそうはできない事。皆、自分の命は惜しいだろうし。それでもチヨに最後の解毒剤を渡すのは、チヨをもう里を越えた『打倒!暁(つうか、今はサソリ)の同士』なんでしょうね。勿論、チヨは『相談役』なのでナルト達の様な同期とか仲間というものではなく、同じ目的を持った広義の意味での同士です。

もう『小娘』などと軽んじて呼ぶ事はできない。
チヨ同様、サソリも。

サソリは、きっとサクラの若さから、彼女を侮っていたに違いないんです。

待つのも待たせるのも嫌い。
それは、裏返せば、自分の術で敵を仕留めるのに時間はかからない、という事です。それだけサソリには自信がある。
それが、こんなに手間取っている。
ヒルコを壊され、最大のお気に入り三代目・風影を壊され、ついに奥の手『自分』を出して来た。
そこで疑問なのが、超一流の傀儡師サソリが、どうやって『自分』を作ったのか、という事。
超一流の彼を他の誰かが作る事ができるのだろうか。
私は密かに命の操作ができる禁術を使う大蛇丸が何らかの手助けをしたんじゃないか、とか考えちゃうのよね(笑いたくば、笑ってくらはい;)。
単に自分そっくりの傀儡を作って、サソリ自ら自分の命を宿らせた、だったら面白くないから。

原作では、再不斬そしてこのサソリにしても、何故悪に手を染めたのかまでの詳細設定は語っていません。岸本さんが今後語る気があるのかも分らないし、あまり多くは語らない主義かもしれない。
また、あまりにも登場人物が多すぎて、一人ひとり語っている余地がないからかもしれない。
ま、細かい想像はファンのお好きに、同人の領域ってところもあるだろうし、そういう妄想の余地があるからこそ、盛り上がれるのだけれどね。

ところで、
長い3分間もさることながら、注射タイプにした解毒剤、チヨに渡したものは予防接種に使う様な所謂普通サイズだったのに対してサクラが自分に打ったのはなんか大動物用の注射器の大きさではなかったかな(^^;)。

そして、お待ちかね(?)おまけのコーナー。
やっぱりそう来たか!の腐女子妄想変換しまくりの一言。デイダラの、何故大蛇丸が暁を抜けたのか、に対して若サソリの返答。

           「イタチに振られたからだろう」

これが腐女子の最高視聴率をマークした瞬間だったと私は思う。本編よか萌えた瞬間って一体(^^;)
しかもたったひと言。
これもヒルコじゃダメ。若サソリだったからこそ!
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No  169

アニメ【NARUTO】感想

■244話「三代目風影」2007年8月9日放送
脚本/西園悟 絵コンテ/高柳哲司 演出/木村寛 作画監督/森田実

さぶタイトルほど風影は出ていなかった気が(^^;)。
むしろサクラ大活躍!って感じだったんですケド;

前半、原作にはない、サクラの破壊力を描写。
もう暁はこのアジトへ戻れまい…ってくらいボッコボコです(^^;)。
戦いは、デイダラを追ったナルトとカカシ、
4マンセルをばらばらにさせられたガイ班、
そして暁のアジトに残ったくノ一のチヨとサクラ、
大まかに分けてその3つが同時進行で闘っているのがアニメでは上手く伝わって来ます。
ネジの白眼で透視する事により、アジトの状況を伝える、といった表現方法はとても上手いと思います。

さて、サスケが里を去った2年の間のサクラの成長振りは…

元々サクラは頭が良いので、飲み込みは早いだろうとは思いましたが、それを裏付けるのが綱手との修行。
医療忍者とはどのような存在・立場なのか ―
医療忍者がやられてしまったら、負傷した仲間は誰が面倒を見るのか ―
師匠である綱手に答えを教えられます。
敵の攻撃を回避する能力が求められるのだと。
まぁパーティを組めば、攻撃、補助、回復と役割も分担できますが、チヨの片腕が使用不可で戦力低下な今は回避しながらの攻撃となり、高度な戦いを要求されている訳です。
修行中は実感が湧かなかった筈ですが、このサソリとの戦いで、サクラは身をもって理解した筈。
やっぱ実践=経験値なんですね(つうか、そういうロール・プレイング的思考から離れろよ>自分;)。

なんかね、
サスケ、サスケって恋ゴコロ・オトメチック満載で、いざという時に役に立たないサクラからは随分と変わってしまって、
成長して『逞しくなった』なぁ、と感慨深いです。
サクラの事、やっと好きになれそうです。
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No  168

アニメ【NARUTO】第247話感想(続き)

○●○●○●○●○●続 き○●○●○●○●○

■第243話「チヨの奥の手」
脚本/西園悟 絵コンテ/にいどめとしや 演出/宅野誠起 作画監督/福井明博 津熊健徳

因縁といえば、
サソリの両親が闘った相手はカカシの父・『木ノ葉の白い牙』だったんですね!これはアニメオリジナル設定ですが、この辺繋ぎとしては上手いのう♪だから、カンクロウがサソリの毒にやられた時、木ノ葉の応援部隊の一人としてカカシを見たチヨが、カカシを白い牙だと勘違いしてに襲い掛かったって訳ね。

さてサソリとの激闘。

『父』と『母』が壊れてしまったチヨにはもう手駒の傀儡はありません。
蹉跌の影響を受けない生身のサクラを傀儡として使ったとして、片腕を失ったチヨがどこまでサソリに対抗できるのか、未知数すぎてチヨには想像ができなかった事でしょう。
でも、サクラの背からは綱手の陰を感じ取られ、小娘といえども貫禄すら感じさせます。
もう後もないし、サクラの拳に賭けるしかないのですが、
見ているとサソリの攻撃をかわすサポートをチヨがする(守)、そしてサクラの拳が放つ破壊力(攻)の、コンビネーション・アタックなんですね。

サソリの過去。

原作でも、今回のアニメオリジナルエピソードの挿入でも、
何故サソリが里を裏切ったのか、そこまでの深い描写はなかったですが、
幼くして両親を亡くしたサソリを不憫に思ってチヨ自ら傀儡を操る術を教えたのは想像に余りある。
最初は手慰みくらいのつもりだったかもしれない。
が、さすがに血は争えない。サソリの傀儡使いの才能は幼いながらもはっきり分りました。
傀儡人形の両親に抱かれて眠る幼いサソリの姿は、チヨでなくとも涙を誘います。
ですが、いくら姿形を似せても所詮は傀儡。
操っていたチャクラ糸が切れると、まるで命が事切れた様に、傀儡の父と母は動かなくなってしまいました。
生身の自分を愛してくれた優しい両親はもうこの世にはいないのだ、
とサソリが完全に納得した瞬間だったのだと思います。
この後の彼の生い立ちが不明なので、三度までも里を裏切る者として成長してしまった理由は何だったのか気になります。デイダラよりも想像・妄想の余地アリアリですね。
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No  167

アニメ【NARUTO】感想

NARUTO疾風伝スペシャル夏の陣!! 2007年8月2日放送

■242話「『父』と『母』」
脚本/西園悟 絵コンテ/十文字景 演出/熨斗谷充孝 作画監督/泉保良輔

動きが良かった、という回でした!
特にチヨがサソリの父と母の互いの手からワイヤーの様なチャクラを出させ、三代目・風影の『多重南京玉簾』(>何と表現してよいのか分からないので、今回もこう表記)に対抗するところ。
あの息をもつかせぬ攻防は圧巻。担当するスタッフによってこうも違うのですね。その割には、『多重南京玉簾』を輪切りにしたところは手抜きっぽかったですが(あわわ:)。

もう守られてばかりじゃない。
今度はナルトとサスケ、二人を守る!

そんな強い決意がサクラを成長させ、ここまで来ました。
直接は関係ないものの、かつてサソリが大蛇丸と暁で組んでいた、という事実が、サクラにこの決意を再認識させ、術ではサソリに及ばないものの食らいついていく根性を見せつけます。

すべては仲間であるナルトの為、
思い人・サスケの為。

待つのが嫌いというサソリの性格なんて、サクラにとっては知ったことじゃないんです。
むしろどうでもいい。
サソリに大蛇丸の事を聞き出すという目的を掲げることで自身を鼓舞し、大蛇丸の元へ向かったサスケとの関係を繋いでいたいんです。

人は普段、持てる7~8割くらいしか力を出しません。
それが危機に陥ったとき、普段からは想像つかないような力を発揮する事があります。
それがいわゆる『火事場の馬鹿力』です。
しかし精神力を含め、力を常に100パーセント出し続けることはできません。
普段の力を7~8割に抑えることで普段は維持しているので、たがを外してリミッター以上に出すとすれば持続力ではなく瞬発力です。
それはかなりの負荷がかかるため、瞬間しか出せないのだと思いますが、
サクラの自己を顧みない起爆札を使っての脱出や、綱手直伝の素手の攻撃も、
何故サクラはデイダラではなくサソリと戦っているのか分る気がしました。

『因縁』ですね。

逃げろというチヨの言葉を断って、自身が傀儡となる事で戦線から離脱をしないのは、
勿論チヨ独りで戦わせないという事もあるけれど、サクラ自身がサソリと闘う事でサスケと繋がる術を断ち切りたくない事でもあるのだと思うのです。

○●○●○●○●○●続く○●○●○●○●○●

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No  166

アニメ【NARUTO】感想

■241話「サソリの素顔」2007年7月19日放送
脚本/西園悟 絵コンテ/十文字景 演出/おおくまネコ。 作画監督/拙者五郎

今回良かった~~~
スピード感もあったし、何と言っても若サソリの綺麗さは期待を裏切らなかった!
ヒルコサソリ(笑)から若サソリに変わる時、CVも変わるかどうか、結構楽しみにしていました。
「変わる?」
「いや、そのままだろう」
声が商売の声優業、変わらないで声を演じきる、なんて事もアリだと。
そしたら、『三大イケメン声優』の櫻井孝広さんだった!
知っている人は知っている、【デジモンアドベンチャー、02】のテントモンですよ。その後島村ジョーとのあまりのギャップに腰を抜かしたのですが(^^;)。
櫻井さん、それ以来2枚目キャラのCV多いですよね。つうか、テントモンの声を知らない人の方が多いよねorz

意外にも、
櫻井さんって【NARUTO】に出ていなかったんだ、って事が分りました(^^;)。

声優バナはそれくらいにして、
キャラの綺麗さも良かったですが、戦闘シーンも良かったです、はっきり言って前回よりもよく動いていました。
そしてシナリオ。
アニメオリキャラのマツリをまた出してきました。違和感なし。その画面のちょっと前、デイダラを乗せた起爆粘土製の鳥と、我愛羅の亡骸を咥えた同じく起爆粘土製の鳥の2羽が飛び去って行きました。
そして三代目・風影失踪事件をエビゾウから砂の我愛羅追跡隊に語られます。この辺上手い。
里一番の忍だった三代目の謎の失踪と、サソリの『一番のお気に入り』の傀儡が、何となく一致しているのではないか、と見る側に感じさせます。
あの無骨なヒルコから若いサソリが出て来た事で謎を深めさせ、更に里一番の忍だった三代目の傀儡がどんな動きでアニメで見せてくれるのか期待が高まります。
展開は原作通りだけれど、やっぱり色が付いて動くとまた原作とは違い、スピード感が溢れていて良いです。
三代目風影の腕の『多重南京玉簾』(^^;)は本当に迫力あったしね。

今回もデイダラちゃんが好戦的なのには苦笑。

それにしてもデイダラって強いんだよね。我愛羅を砂の里から奪ったんだもんね!
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