2008年3月12日
体調不良の河田です。
思考が止まっているので、以前、本屋でふと見つけた
「なぜ儲からないか?小さな会社の大きな勘違い」という本の、参考にしている部分を載せておきます。
以下抜粋
社長のやるべき「仕事」と、やってはならない「作業」
「作業」と「仕事」を区別セヨ
多くの会社では、「もっと仕事をセヨ」とは言うが「もっと作業をセヨ」とは言わない。
これは大変おかしな話で、少なくとも企業内で行われている業務活動はほとんどが「作業」である。
「作業」とは、繰り返し業務のことで、誰がやっても大して変わらない業務(ルーチンワーク)をいう。
この「繰り返し業務」は、時間を重ねれば重ねるほど上達するものである。
たとえば車の運転は、実際に時間をかけて経験すればするほど、技術が向上してくるものだ。コンピュータの入力なども、同じことである。
この「作業」は会社の業務活動のおよそ80%を占めており、残る20%が創造的な「仕事」なのだ。
だから小さな会社の社長は、自分自身では「作業」をせず、「仕事」をしなければならないのである。
例えばA地点からB地点にモノを配送する「作業」は、時給1000円のアルバイトがやっても、月給80万円の社長がやっても、結果は全く同じである。
ところが、月給80万円の社長の時給はおおよそ4000円だから、コストはアルバイトの約4倍もかかっている。
コストが4倍かかっているから運賃は4倍もらえるかといったら、そうはならない。
社長が配送しても運賃は同じである。
こうしたケースは枚挙にいとまがない。
社長の仕事は、どうしたら社員一人当たりの粗利の稼ぎ高(労働生産性)を、80万円にするかを考えることなのだ。時間があるからと言ってやたらと人の作業を手伝っていてはダメなのである。
時間があるなら、自給4000円の7倍、8倍以上の金を生み出す創造的な仕事をつくり出すべきなのだ。
このことが、社長業と考えない限り、社長失格といわざるをえない。
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本日、事務員さんの面接です。