平成20年3月31日(月)勝間田
おはようございます。
昨日は親身なコメントを多数いただき、ありがとうございました。私がとっていく行動の方向性が見えました。
今日は3月31日、別れの日です。そして明日4月1日は出会いの日です。
昨晩、この3年間家族のように接してきた友達が引っ越していきました。一人暮らしだった彼は、土日はもちろんのこと、平日だって毎日うちに帰ってきて一緒に夕飯を食べました。私が沼津に住み始めたことと、彼の出張が頻繁になったことで昨年は滅多に会いませんでしたが、それでも何かあると我が家へも会社へもよく来てくれました。その期間を思い返すと、なんだか寂しい気持ちになります。
そして、寂しい気持ちになって初めて、面倒見てたつもりなのに、逆に私の支えになっててくれてたんだなぁと気づきました。
3月いっぱいで今の職場を辞めて、4月からは横浜の会社に勤めます。昨晩、彼の家にたこ焼きを買って行きました。私と主人と彼と3人でたこ焼きを食べていると、彼は、寂しいと言ってボロボロと涙をこぼして泣きました。
初めて、泣いてるところを見ました。
でも私は涙が出ませんでした。寂しいけど、所詮同じ土の上。距離は関係ない、心が近ければ、近い。近所に住んでたって、心が遠い人とは、遠い。どんなに遠い距離って言っても地球の外へ行くことは、まずないし。それよりも10年後も20年後も御殿場に住んでた期間が彼にとってよい思い出になればいいなぁと思いました。
センチメンタルな雨の夜でした。
沼津経営塾に参加させてもらってて思うことがあります。
「来る者拒まず、去る者追わず。」という言葉がありますが、「来る者拒まず、去る者チョット追う。」
そんな感じ。その人がどうしてもやりたい何かがあったり、その人の選ぶ道に沼津経営塾がそぐわなければ、参加せずとも自分のステージで挑戦してみれば良いと思います。
ただ人は、どうしても楽なほうへと進んで行くようです。もちろん私を含めて。そんな時に、ちょっと待って、その道で本当にいいの?と、沼津経営塾の仲間がいたり的確なアドバイスをもらえることで、『楽』かどうかは関係なく、『最善』を選ぶことができるんだと思います。
耳の痛い話も聞かされます。厳しいことも言われます。いやな気持ちになることもありますが、そう言ってもらえることで自分の凝り固まった価値観や考えが少しずつ変わってきました。
彼が次の職場でよい仲間に恵まれ、よき上司に恵まれ、たくさんの経験が積めるよう切に祈ります。