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沼津経営塾

お互いに切磋琢磨して、人生をより良いものにしていきたい。コツコツ学ぶ仲間の集いです。月1回沼津三島にて勉強会を開いています。

「別れ」

2023.6.30
おはようございます。
皆さんコメントありがとうございます。
これから暑い夏がやってきます。
暑いハウスの中での作業は大変ですが、この時期を乗り越えないと
美味しい苺が実りません。
そろそろファン付きのベストの出番です。

来週からのブログ当番の襷を古橋力さんが引き受けてくれました。ありがとうございます。
古橋さん準備をお願いします。

6日目 富丘佐野農園株式会社 れっどぱーる 佐野真史

「別れ」

出会いがあれば別れがあると よく言いますが、別れは嫌なものですね。
6月30日をもってアルバイトで働いてくれていたKさんが退職することとなりました。
Kさんは、一昨年の12月から販売員さんとして頑張ってくれました。
年齢も、20台という若さもあって、お店が忙しい時は、お客様の注文を聞いて、デザートを作って、小走りでデザートをお客様にお渡しして、またレジにてお客様対応ととにかく動きが機敏でした。
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いくら忙しくても次の日になれば、元気よく「おはようございます。」と挨拶してくれて、
私が、「昨日忙しかったから、疲れが残っていない?」と聞くと、
流石若さなのか、「全然大丈夫ですよ。」と何もなかったかのように返事をするくらいでした。

去年の夏には、平日に3号車を自分で運転して、コンビニや、商店の前での販売をしていただきました。
とても頑張り屋さんのKさんだっただけに、いなくなってしまうのは寂しいし、仕事面でも困ってしまいますが、
まだまだ20台ということもあり、何か他のことに挑戦してみたいこともあるのだろうと思っています。

そんな寂しさもありながら、自分の至らないところもきっとあったのだろうと、自分を責める時もあります。
自分が変われば、スタッフさんはやめないだろうと考えていたところがあり、まだまだ自分の未熟さや、
至らなさを知る必要があるのだと思いました。
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最近は、別れがやけに寂しく感じることがあります。
そのことを杉井さんに相談したところ、
「寂しさを強く感じれば、感じるほど、相手から沢山の幸せをいただいていたんだよ。」
「心にぽっかりと穴が開くってことは、そこの穴を誰かが埋めていてくれていたんだよ。」
「だから沢山の幸せをいただいていたことに目を向けた方がいいよ。」
と教えていただきました。
今CL基礎講座の復習をしているのですが、感情は大切なメッセージとも教えていただきました。
太陽の日差しが強いほど影は濃くできます。
寂しいという感情は影のようなものだと教えていただきました。
寂しいが影だとすれば、太陽の陽射しは、「一緒に働きたかった」という目的があったからだと思います。
好きでない感情も、必要だからある大切なメッセージのようです。
このメッセージをあるがままに受け入れて次の出会いを探していこうと思います。
若い時には、あまり深く感じることがなかった別れも、年を取るのと同時に何とも言えない切なさに変ってくるように思います。

これからも、出会いと別れはつきものだと思いますが、いるのが当たり前ではなく、一緒に同じ時間を過ごす仲間として、また、私の人生の物語の登場人物として、今という時間を一緒に過ごす仲間を大切にしていこうと思いました。
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私には両親も健在です。
両親ともいつか別れる時が来ます。
居て当たり前の存在のように思ってしまいますが、悔いの残らない対応をしていこうと思います。

「苗づくりのスタートです」

2023.6.29
おはようございます。
皆さんコメントありがとうございます。
細谷さん、お子さんとトイレ掃除も良いかもしれませんね。
私は、朝自宅のトイレの掃除をしていますが、子供たちは、ありがとうと言うだけでやろうとはしません。いつか私も子供とトイレ掃除をしたいと思いました。
6月も今日と明日の2日間となりました。
苺の収獲が終わったなんて思っていたら7月になってしまいます。
ダラダラしていても時間は過ぎていきます。
時間は命。限りある時間を上手に使っていきたいですね。

そろそろ次ぐのブログ当番の方立候補をお願いします。
襷を受け取ってくださる方を募集しています。

5日目 富丘佐野農園株式会社 れっどぱーる 佐野真史

「苗づくりのスタートです」

ハウスの中では、来期の苗づくりの準備の真っ最中です。
まづは、去年使っていた冠水チューブの交換です。
3年に1度交換します。
ゴミが詰まって水が出ないなんてことになったら大変です。
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この白いチューブから水と肥料が混ざった液肥が出てきます。
全ハウス分で8000mのチューブを注文しました。
よくよく考えてみると、長いです。
1つのベットに2本のチューブを引くので、ベットの長さは、4000m
という計算になります。
このベットを1列に並べると4000m(4km)になるのです。
その長さの苺を収穫していると考えると、気が遠くなります。
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苗を育てるハウスから、苺摘みに使用している第2ハウスへとお引越しです。
このハウスで、3週間ほど苗を手入れしていきます。
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苺の苗がなくなり、ハウスの中から緑がなくなったと思ったら、
あっという間に、ハウスがまた緑になりました。
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ここで、自動で水をくれ、苗を育てていくのですが、
苗と苗の間を開けることによって1枚1枚の葉っぱが光を
集めやすくなり、がっちりとした苗に育ちます。
がっちりした苗に育ったら、本圃という苺を収穫するハウスに植えていきます。
終わったと思ったら、もうすでに来季へ向けての苗育てがスタートしています。
来季も、美味しい苺を皆様に提供できるようにスタッフ全員一丸となって
苗を増やしていきます。

「トイレ掃除」

2023.6.28
皆さんおはようございます。
コロナが終息してきてイベントも再開してきたと思っていたら、
巷では再びコロナの感染が流行ってきているようですね。
私は暑いので、、マスクは外していますが、皆さんはマスクを着けていますか?
それとも外しているでしょうか?
中々コロナは収まらないものですね。
4日目 富丘佐野農園株式会社 佐野真史

「トイレ掃除」

6月の静岡経営塾では久しぶりにトイレ掃除の研修がありました。
前日から台風の影響の大雨で、各地から来る皆さんの交通事情にも影響が出る中の開催でした。
ちょうど一昨年のこの時期に修善寺の〇九旅館さんでトイレ掃除の研修をしたのですが、その時も大雨で、各地から来る皆さんが必死の思いで〇九旅館さんに来たことを思い出しました。
今回のトイレ研修の場所が山梨の下部ホテルさんという事だったので、がけ崩れや、倒木などが無いか心配でしたが、無事に、集合時間前に到着しました。
今回は、若手社員さんのF君とE君と私の3人で参加しました。

トイレ掃除は、膝をついて力を入れて便器を磨きます。
このことを「下座業」というそうですが、便器を一心に磨くことによって
自分の行いを見返し、自分の心も磨くといった研修です。
4か所のトイレをグループに分かれて綺麗にすることとなりました。
皆さんの集合がままならない中で、到着したグループごとに分かれて掃除を行うことになりました。
場所が山梨ということもあり、比較的に影響のなかった沼津経営塾組が1つのグループとなって2階のトイレを担当することになりました。
れっどぱーる3人、うみのワークス6人、関内さん、下部ホテルの矢崎さんの11人です。
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若手社員さんを男子トイレに集め、その若手社員さんの指導を海野さんがしてくれました。
うみのワークスの若手社員さんも、れっどぱーるの若手社員さんも、無駄口を利くことなく、黙々と男子便器を擦っていました。
きっと、海野さんが相当怖かったのだと思います。(笑)
2人とも、黙々と便器を磨き続けました。
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海野さんに汚れをチェックしてもらい、
汚れを指摘されると、その場所が綺麗になるまで磨き続けていました。

誰でも、トイレ掃除なんて嫌だと思います。
でもそのトイレ掃除を文句も言わずに言われたとおりに磨いている姿を見て、
私の心も磨かれる思いでした。
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頑張っている2人を見て自分も手を抜いてはいられないと思う様になり、
私も必死になって便器を磨きました。
終わるころになったら、ピカピカになった便器を素手で触って汚れのチェックを
している2人がいました。
何を感じたかは、人それぞれだと思いますが、
私は、このトイレ掃除を通じて、やり切った後の達成感を感じます。
やり切った後の便器には、何とも言えない愛着が湧いてくるのです。
このトイレ掃除をするのにも、会場の準備から、掃除用具の確認や、掃除をやり終えた後の片付けなど、沢山の方々のご協力があって成り立っています。
掃除をして終わりというだけでなく、目に見えないところで協力してくれている方々の存在を忘れてはいけないと思いました。
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このトイレ掃除には、5つの目的があるようです。
以下は厚志さんのブログより引用させていただきました。

「なぜ、トイレ掃除か」

1. 心を磨く
心を取り出して磨くわけにはいかないので、目の前に見えるものを磨く。
特に、人の嫌がるトイレをきれいにすると、心も美しくなる。
人は、いつも見ているものに心もにてくる。

2. 謙虚な人になれる
どんなに才能があっても、傲慢な人は人を幸せにすることはできない。
人間の第一条件は、まず謙虚であること。
謙虚になるための確実で一番の近道が、トイレ掃除。

3. 気づく人になれる
世の中で成果をあげる人とそうでない人の差は、無駄があるかないか。
無駄をなくすためには、気づく人になることが大切。
気づく人になることによって、無駄がなくなる。
その「気づき」をもっとも引き出してくれるのがトイレ掃除。

4. 感動の心を育む
感動こそ人生。できれば人を感動させるような生き方をしたい。
そのためには自分自身が感動しやすい人間になることが第一。
人が人に感動するのは、その人が手と足と体を使い、さらに
身を低くして一所懸命取り組んでいる姿に感動する。
特に、人のいやがるトイレ掃除は絶好の実践。

5. 感謝の心が芽生える
人は幸せだから感謝するのではない。感謝するから幸せになれる。
その点、トイレ掃除をしていると小さなことにも感謝できる感受性
豊かな人間になれる。

あらためて掃除って凄いなと実感すると共にまだまだ学ぶことがたくさんあると感じました。
皆さんも、ご自宅のトイレを大掃除してみてはいかがでしょうか?
トイレには、女神様がいるらしいですよ。(笑)

「旅の駅さんの1周年祭」

2023.6.27
おはようございます。
皆さんコメントありがとうございます。
苦手なことに取り組むのは億劫ですよね。
でも自分を変えたり、成長していくには、今までしてこなかった
ことに取り組んでいこうと思います。

3日目 富丘佐野農園株式会社 れっどぱーる 佐野真史

「旅の駅さんの1周年祭」

コロナも終息に向かい各地でのイベントが開かれるようになってきました。
6月10,11日は、今シーズンからお世話になりました、山梨県河口湖の旅の駅さんの
開店1周年記念イベントに参加させていただきました。
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土曜日の営業は、私とYさんで販売に出かけました。
富士宮から約1時間の距離でしたが、
販売車を運転してみたいということで、Yさんに運転をお願いして、
河口湖を目指しました。河口湖に向かう道沿いでは、
トウモロコシや、サクランボを売っている直売所が目立つようになり、
いよいよ山梨の農産物の季節が来たことを感じました。
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土曜日のオープン前には、行列ができるほどでした。
オープンと同時にイベント開催です。
地元の中学校のブラスバンド部による演奏が始まり、
富士山の歌などを演奏してくました。
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ブラスバンドの後は、山梨在住のかがみもちさんによる
傘廻しの曲芸などで盛り上がりました。
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れっどぱーるの移動販売車にもたくさんのお客様が来てくださり、
中には、富士宮のお店に何回も来てくださっているお客様もいたりして、
(わざわざ河口湖から1時間もかけてれっどぱーるに来てくれていたんだと)
とても有難く思いましたし、またそんなお客様に喜んでいただける苺を
育てていかなければいけないなと思いました。
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日曜日には、本降りの雨で大変だったと思いますが、
YさんとFさんが販売に行ってくれました。
雨の中、旅の駅のスタッフさんが、テントの位置を変えたりして、
イベントが行えるようにと工夫をされていました。
天候はコントロールすることはできません。
かといって何もしないわけにはいかないので、
雨でもこのようにしてお客様のことを考えて
行動することは大切だと思いました。

旅の駅のスタッフさんは皆良い人ばかりで、お店の雰囲気も良いです。
ここに人気の秘密があるのだと思います。
お店の商品は物品だけではなく、店員さんや、お店の雰囲気は大切だと思います。
れっどぱーるでも苺は勿論ですが、1人1人のスタッフさんも商品だと思っています。
れっどぱーるのスタッフはれっどぱーるにしかいません。
スタッフに会いに来てもらえるような、暖かな人づくり、お店作りをしていきたいと思いました。

「CL個人レッスン」

2023.6.26
おはようございます。
皆さんコメントありがとうございます。
自分の苦手なことや、癖を知ることが出来たのも、色んな研修に参加して、自分と他の参加者さんを比べられたからだと思います。比べることをしていなかったら自分は正しいと思って生きていたと思います。
自分の癖や、能力を知ることは大事ですね。

2日目 富丘佐野農園株式会社 れっどぱーる 佐野真史 

「CL個人レッスン」
私は今、7月に行われるCLインストラクター講座そして、CLインストラクター試験に向けて、CLの個人レッスンを受けています。
個人レッスンを受けようと思ったきっかけは、杉井さんのブログを読み、やるからには、今の自分の力を出しきって悔いの残らないようにしようと思ったからです。
私は、去年、2回目のCL基礎講座を受講したのですが、CLの課題と寓話が苦手で、寓話を作っても訳の分からない作品になってしまします。
苦手なまま受講しても何とかなるかな?なんて甘い考えでいたら、CLの課題と寓話は、CLインストラクター試験で、必ず出題されると知りましたが、苦手なものなので、そうしても自分から進んで勉強もしませんでした。
それから嫌なことから逃げている自分を毎日見ることになるのですが、
(このまま嫌なことから逃げていたって、何も変わらないし、苦手なものが好きになることもない。嫌なことに、挑戦しなければ、自分だって変わらない。)と思う様になりました。

また、私を動かしたもう一つのことは、仲間がいたことです。
静岡経営塾の仲間がCL個人レッスンの申し込みをしたと聞き、苦手なことに挑戦する仲間に刺激され、
苦手なことから逃げようとしている自分が情けなくなり、寓話の本を読み、寓話を作ってみたのですが、その内容があっているのか間違っているのかわからず、その時点で自分の力の限界を知り、西村さんにお願いしてCLの個人レッスンを始めました。

今は、一番苦手で、やりたくないCLの寓話を添削していただいています。
寓話を作っていて思う事ですが、今まで、漫画すら読んだことがない人間ですので、頭の中で物語が浮かんでこないのです。考えている途中に、ストーリーがぐちゃぐちゃになってしまい、何を伝えたいのかが解らなくなってしまいます。
それでも文章にして、西村さんに提出するのですが、書いている本人も解っていないので、添削する西村さんはもっと訳が分からないと思います。でもそんな私に毎日コメントを書いてくれています。頭が下がります。
頑張って取り組めば、寓話が思いつくようになると思いましたが、そんなに簡単なものではありません。

今更ながらに、学生時代にもっと勉強をしておけばよかったなと思いますが・・・・。
でもCLはあるがままを受け入れて目的に向かって行動することです。
出来の悪い自分を受け入れて寓話を作るしかありません。

CLインストラクター講座まであと3週間ほどですが、
嫌になったり、諦めたくなった時は、頑張っている仲間や、お世話になっている方々、そして仕事を頑張ってくれている社員さんを思い出してコツコツと取り組んでいきます。

「人の話を聞くことの大切さ」

2023.6.25
おはようございます。
鳥居さんからブログの襷を受け取りました。
鳥居さんの次で、ある意味プレッシャーがかかりますが、1週間よろしくお願いします。

1日目 富丘佐野農園株式会社 れっどぱーる 佐野真史

「人の話を聞くことの大切さ」

皆さんは、人の話を聞いて理解していると思いますか?
私は、伝えるのも苦手なのですが、話を聞くことも苦手です。
ということは、会話が成り立たないということになってしまいます。
笑い話のようですが、笑えませんね。泣。

私が一番最初に人の話を聞いているようで聞いていないと解かったのが、6年前に初めて受講したCL基礎講座の時でした。講座の中で西村さんがその日の課題を伝えるのですが、私は聞いてわかったつもりになっていて、いざ行動しようとしたら何をして良いか全くと言っていいほどわかりませんでした。
再度聞くのも恥ずかしく、解らないまま課題を進めていたのですが、見事にとんちんかんなことをしていました。その時に自分の聞く力のなさを感じました。

その次は、MG研修でした。
さかえやさんの堀内君がルール説明をしてくれたのですが、何を言っているのかさっぱりわからず、質問をするのも恥ずかしくて、(ゲームをしてみればわかるだろう)なんて思って取り組んだのですが、見事に何をどうしてよいかわからずにパニック状態に…。
その時の言い訳として(俺は初めてだし、こんな難しいルールは解らなくてもしょうがない)と思ったのですが、そのときに3位に入賞したのが、同じ初めてMGゲームをした新鮮屋さんの島崎さんでした。
あの時の衝撃は大きかったです。
この経験をしてから自分は聞く力と能力が低いと解かり、人の話を良く聞くようにしました。
でもなかなか、40年以上生きてきた癖を直していくのは大変なことです。

6月の経営塾の時にもちょっとした聞くテストをしましたが、やはり、聞き取らない部分がありました。
普段から良く聞くということを意識しているのですが、まだまだのようです。

五誓の言葉の3番目にも、
・「人の話を真剣に聞け  心のキャッチボールに悔いいるところなかりしか」
とありますし、以前の経営塾の課題本であった「慕われる人の習慣」の中にも
人の話を最後まで聞くことが大事だと書かれていました。

自分の中では、自分の考えや、思いを、いかにして伝えるかが必要だと思っていましたが、最近では、伝えるのと同じくらいに、「聞く」ことの重要性も感じるようになってきました。

社員さんとの信頼関係を築くのにも、自分の思いを伝えるばかりではなく、社員さんの話をよく聞き、何を伝えたいのかを理解していくことが必要だと思う様になりました。
聞く内容も、自分のフィルターを通して聞くことになるので、そのフィルターが汚れている状態で聞いたとしても相手の伝えたいことが歪んでしまうと思います。
受け取り方も大事だと思います。
良い人間関係を築いていく上でも、相手がどんなことを考えているかを知ることは大切なことだと思います。
相手の話を最後まで聞き、聞いた話と事実を観察する習慣を身に付けていきたいです。

その時 嬉しかった

’23年 6月24日   鳥居直樹

おはようございます。。
 コメントしづらい内容のブログにも、頭に汗をかきながら、楽しいコメントを書いてくださり、どうもありがとうございます。

 明日からは、佐野 真史さんが、担当してくださいます。
佐野さん。楽しみにしています。

 では、七日目、よろしくお願いします。

「その時、嬉しかった」
 私が初めて複写ハガキを頂いたのは、約15年前のことです。
 輿水さんを通じて、沼津経営塾を知り、沼津市民文化ホールの会議室で行われていた勉強会(月例会)に、初めて参加させて頂きました。それから、輿水さんや沼津経営塾のメンバーや杉井さんとのハガキのやり取りが始まりました。
 始めの頃、私は、カーボン紙で写された文面のハガキをもらうことに疑念を抱いていました。何か請求書のように感じてしまう部分がありました。
 杉井さんから、一番最初におハガキを頂いた内容は忘れてしまいました。それは、私が月一回の沼津経営塾に参加するようになって、暫くしてからのことで「~沼津経営塾のブログというのがありますので、参加してみて下さい。」という内容だったかも知れません。
 ところで、我家の住所は「〇岡県駿〇郡清〇町伏見三ノ一」です。「駿〇郡」が入るので、あて名書きをするのに少し手間がかかる住所なんです。
 杉井さんからおハガキを頂いたのですが、私はイラッとしていた部分がありました。それは、一つには、複写ハガキというものが請求書のように感じられたこと。そして、杉井さんから2枚目に頂いたおハガキは、前の年のお年玉つきの年賀状に書かれていたので、(まだ、経営塾に入りたてのあなたには、こういうハガキで十分なんだ)と、評価されているような気がしてしまったのです。それらの理由から、私は少しイライラしていました。
 それで、杉井さんに対して、お返事は書くものの、(差出人住所を丁寧に「駿〇郡清〇町伏見三ノ一」或いは少なくとも「清〇町三ノ一」と書くなんて、やってられるか)と、(郵便番号を間違いさえしなければ郵便局がちゃんと届けてくれるのだから、一番手間のかからない書き方にしよう)と半分ケツをまくるような勢いで、差出人住所には「伏見三ノ一  鳥居直樹」とだけ書いて、返信しました。

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 私の返信に対して、数日後、再び、杉井さんが返信のおハガキを送ってくれました。そのおハガキを見て、私は(あっ!)と思いました。
 筆ペンでの、杉井さんの丁寧なあて名書きで、郵便番号の下に「伏見三ノ一 鳥居直樹様」と書いてくださったのです。これを見て、私は嬉しくなりました。
 私は、ただ、(面倒クセー!)という気持ちから、差出人住所をできるだけ簡潔にして「伏見三ノ一」と書いたのですが、その私のノリを受け入れてもらえたような気がしたのです。
同時に、杉井さんは、一日に何十枚(時には百枚を超える)ものハガキを書かれているので、あて名書きの文字数が少なければ少しは楽になるので、私がそうしたことで、杉井さんに対して少し貢献できたと思ったのです。
 杉井さんが、私が書いたのとまったく同じ簡潔な住所を書いてくださったので、私は嬉しくなりました。何か親近感が湧きました。
 本当の理由は分かりません。〔相手の目の高さに合わせることが大切〕という考えのもとに「伏見三ノ一」とだけ書いてくれたのか?
  理由は分かりませんが、このような所が、杉井さんのすごさだと思います。
 杉井さんにそうして頂いて嬉しかったので、私は、(書かない日もありますが)、今まで、複写ハガキを続けられたのだと思います。
 杉井さん。どうもありがとうございます。
 また、ブログ当番においては、メンバーの皆さんのコメントから教えられることが多いです。私の予想していなかった視点から、私のいい点をみつけて褒めて下さる。そうして、私は、メンバーの皆さんから救われています。
 私は、そのような、メンバー一人一人の優しさを学んでいきたいです。

応援していただき、どうもありがとうございます。
 これからも、よろしくお願いします!
             鳥居直樹

夏の思い出

’23年 6月23日   鳥居直樹

おはようございます。。
 読むと元気が出て来るコメントを送ってくださり、どうもありがとうございます。

六日目、よろしくお願いします。

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「夏の思い出」
 この歌は、江間章子の詩に中田喜直が作曲して作られました。
1949年(昭和24年)に、NHKラジオから初めて放送されました。
 歌中の詩に出て来るミズバショウが実際に咲くのは5月末であり、この歌は5-6月頃の歌だそうです。
 中田喜直は、作曲の依頼を受け、間もなく作りました。それを聴いた中田喜直の母から、
駄目出しをもらい、中田は作り直しました。そうしてでき上ったのが、現在の“夏の思い出”だそうです。

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   夏の思い出

夏が来れば 思い出す

はるかな尾瀬(おぜ)とおい空

霧のなかに うかびくる

やさしい影 野の小路

水芭蕉の花が 咲いている

夢見て咲いている水のほとり

石楠花色に たそがれる

はるかな尾瀬 遠い空
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夏が来れば 思い出す

はるかな尾瀬 野の旅よ

花のなかに そよそよと

ゆれゆれる 浮き島よ

水芭蕉の花が 匂っている

夢見て匂っている水のほとり

まなこつぶれば なつかしい

はるかな尾瀬 遠い空

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Kさん。
 どうもありがとうございます。

チェ・ギルスさんからのメール

’23年 6月22日   鳥居直樹

応援していただき、どうもありがとうございます。。
 佐野さん。
次週の当番の立候補を、どうもありがとうございます。

では、五日目、よろしくお願いします。

「チェ・ギルスさんからのメール」
 このブログで、前にも紹介したことがありますが、友人に チェ・ギルスさんという韓国の方がいらっしゃいます。私が27歳の時から、36年間、おつき合いさせて頂いています。
 チェさんは、20代の時に、留学生として来日され、日本電子専門学校で学ばれ、卒業して、その後、帰国されました。数年後、“韓國知機”という会社を創業して、現在に至ります。
 そして、約5年前から、チェさんの一人娘である、ジインさんが留学の為に来日され、現在、ジインさんは、青山学院大学で歴史学を専攻して学んでいます。
 さて、今月(6月)2日~3日、本州の太平洋側の各地で線状降水帯が発生し、ここ静岡県でも、記録的な大雨が降り続いていました。
 韓国に居ながら、その事に気づかれたチェさんは、私の家族のことを心配して、ラインで連絡して下さいました。
 ところが、私は現在、意図的にラインを使っていません。そのライン上で、私からの返信が途絶えたので、チェさんはますます心配になり、東京に暮らしているジインさんから私へ直接電話するように、ジインさんへ告げて下さいました。
 ジインさんからのお電話にも、タイミングが合わなくて、私は受話することができませんでした。そうこうしているうちに、我家の長男Tが「チェさんが、うちの事を心配して電話して来てくれた。」と教えてくれて、私はやっと返信をするに至ったのでした。
 離れて暮らしていても、このように安否を気遣ってくれる友を持つことができている私は、本当に幸せ者です。同時に、私はチェさんに心労に加えて、あれこれとお手間をとらせてしまい、申し訳なく思っています。
 6月4日には、チェさんと、お電話で直接お話することができました。その後に、チェさんからEメールが送られて来ましたので、頂いたメールを分かち合いたいと思います。
P.S
 チェさんの奥様のシン・ミソンさんは、近々、タンザニア、ブルンジ王国、エチオピアの三か国を訪問して来るそうです。
 チェ・ギルスさんとシン・ミソンさんは、発展途上国の子どもと縁組をして、その子が成人するまで教育が受けられ、文化的な生活ができるように経済的に支援をする活動を20年近く続けていらっしゃいます。
 こういう支援を、20年間続けることは、なかなかできることではないと思います。
“人は、ただ食べて生きているだけでいいのだろうか?”という杉井さんのお言葉を思い出しました。
 私は、チェ・ギルスさんシン・ミソンさんチェ・ジイン(娘さん)さんを尊敬しています。
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〔チェ・ギルスさんからのメール〕
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 お元気にお過ごしとのことで、何よりです。
ジインは、今年、4学年(4回生)で、大学院の準備をしています。
 私は、かなり前からメガネを使っているので、まだ、老眼鏡を使わなくても見えますが、小さな字は、メガネを外さないと見えません。(だいぶ前から、そんな風です・・・)
歳月の流れは、人の力ではどうすることもできないので、悲しいけれど、ありのままに受け入れるしかないでしょう。
 電話でお話しました、妻のアフリカ訪問に関して、私達は設立(2005)した当初から支援して来ましたので、20年近くになります。
 タンザニア、ブルンジ王国、エチオピアの支援して来た場所(村)を訪れるとのことです。
 少し前にジインが受賞した賞状と、最近の私達夫婦の写真を添付します。
(娘は)1学年の時から、毎年、このような表彰を受けて来ました。
 ~
今日も しあわせな一日を過ごされますように!
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読んでいただき、どうもありがとうございました。

安心させられた対応

’23年 6月21日   鳥居直樹

おはようございます。。
 読んでいただき、どうもありがとうございます。

四日目、よろしくお願いします。

「安心させられた対応」
 最近、こんな事がありました。
 梅干しと食卓塩を買いました。私は、その商品をU社から買いました。以前、米穀店をやっていた時、私は、U社から食塩、たくあん等を仕入れていました。
 U社は、伊豆大島で、海水から食塩を造っています。いわゆる“精製塩”と呼ばれる塩化ナトリウム高純度の塩に比べると、U社の塩にはミネラル分が豊富に含まれているので、うまく料理に使えば、とても円みのある、いい味が出るのです。
 さて、そのU社から商品を購入する時は、発注用紙に記入してファックスで送信して発注し、代金の支払い方法は、“代引き”になります。
 配達指定日に、私は、いつ宅配業者が来ても良いように、お金を準備しておきました。  午前の早い時間に、ヤマト宅急便の人が届けに来てくれました。その時、配送員から告げられた価格が、私の予想をはるかに超えて、高かったのです。2万いくらという金額で、宅急便の伝票にも、その金額が記載されていました。私は、(1万円以下の商品代だ)と予想していたので「? あれ? 高いなぁ!」とつぶやきました。私の発注内容は、食卓塩を5つと800グラムの梅干しを1ケースでした。それで、私は、(ひょっとすると、 「梅干し1ケース」の発注を、U社が「梅干し×1ロット」と解釈されたのかも知れない)と思いました。
しかし、私が代金を支払わなければ配送員が帰ることができないので、私は、その場で、請求された金額を支払いました。
 配送員が帰った後に、梱包の横に貼られていた封筒から明細書を取出して、見ると、代引き込みの商品代は、5千いくらでした。
 これは、何かの手ちがいだと分かったので、私は早速、U社へ電話をして、今の出来事をお伝えしました。若手女性社員と思われる方が「~では、お調べしてから連絡いたします。」と、答えてくれました。その電話での口ぶりから、その方は電話対応にあまり馴れていない、(入社してから3年以内の方だな)と、私は、思いました。
 それから小一時間ほど後、U社から電話がかかって来ました。
「U社のKと申します。この度は、申し訳ありません。ほかのお客様の伝票へ記入する金額を、間違えて、御社の伝票へ記入してしまいました。本当に、どうもすみませんでした。その差額分を御社の口座に振込みますので、口座番号を教えて下さい。」今度は、しっかりとした口調の中堅の女性社員と思われる方でした。ミスを起こしてしまっての、それ相応の「平謝り」の姿勢でした。
 その電話を頂いた後、私は、自分の口座番号を書いて、ファックスでU社へ送信しました。
 米穀店をやっていた時、U社にとってトリイ商事はあまりいいお客ではなかった(取引き内容が小さかったという意味で)かも知れませんが、10年近く、おつき合いさせて頂いていました。
U社の商品の価格は、他社の自然塩に比べて多少高いかも知れませんが、私は、①提供している商品の品質が良いこと、②日本の自然塩運動を引率して、日本に自然塩を復活させてくれた企業であること、それらの理由から、U社に信頼を寄せていました。
 けれども、その日の手ちがいに接して、私は、(U社のような、過去に、日本の塩業界に大きく貢献された企業であっても、歳月の経過とともに、弱体化していってしまう事もあるものなんだな)と思って、私のU社に対する信頼の熱が少し冷めかけていました。
 その1時間半後に、再び、U社のKさんから、お電話を頂きました。
Kさん「U社のKです。この度は、誠に申し訳ありませんでした。今しがた、御社への、差額の振込みを完了しました。今後このような事を起こさないように細心の注意を払って、やっていきます。どうもすみませんでした。」
  私「はい。分かりました。・・・あれですね。次回から、私が発注書に合計発注金額を記入すれば、今回のような事が起こらなくなりますね?」
Kさん「いいえ。とんでもないです・・・。」
  私「どうもありがとうございます。」
Kさんは、平謝りの姿勢で対応してくれました。
 Kさんの〔振込みを完了しました〕という報告のお電話。ここまでする会社は希だと思います。たいていの場合、1時間半前に頂いたお電話〔~振込みますので、口座番号を教えて下さい。どうもすみませんでした。〕そこで、〔クレーム対応は完了〕とすると思います。
 ミスをした側にしてみれば、その取引先へ何度も電話することは、気が引けることだと思います。しかし、Kさんは気乗りしなくても、最後の1%の〔報告〕まできちんとして下さったこと。その報告のお電話を頂いて、私はほっと安心することができました。あらためて、私は、(U社は、中身の充実している信頼のおける企業だな)と思い直しました。
 よく、杉井さんが「問題が起きた時にどう対応するかによって、〔いい人生かどうか?〕が決まるよ。」と、おっしゃっています。この時のKさんの対応は、〔問題が起きた時にどう対応するかによって、(いい経営かどうか?)が決まる〕という命題における、見習うべき対応を示してくださったと思います。
 この日のできごとから、私は、(塩や梅干しを調達する時には、これからもU社から買わせて頂こう)と思いました。
 また、今後、もし、私が何か問題を起こしてしまった時には、U社のKさんのように、関係修復の為に最後の1%までやり切る行動をします。
 読んで頂き、どうもありがとうございました。 

ドライバーの泣き所

’23年 6月20日   鳥居直樹

おはようございます。。
 皆さんからのコメントを読んで、元気が出ています。どうもありがとうございます。

 私は、頂いたコメントを読みながら、今頃、こしらえておいた おにぎりをほおばっているでしょう。

三日目、よろしくお願いします。

「ドライバーの泣き所」
 12年目のタクシードライバーをやっている鳥居です。
 この、タクシーの乗車料金は「メーター料金」と呼ばれていて、乗車距離に比例して料金が上がるのと同時に、時速10キロ以下で走行している時(停車状態も含める)には、乗車時間に比例して料金が上がるしくみになっています。さらに、お客様がタクシー会社へ配車を発注してから、タクシーがお客様のいる場所までお迎えに行った場合には「迎車料金」が加算されます。タクシー組合に加盟しているFタクシーの場合、迎車料金は一律(お客様のいる場所までの走行距離の長短に関わらず)で、140円(税込み)です。
 このメーターがお客様からよく見える助手席のダッシュボード中央に設置されているのですが、そこに表示される金額は、乗車料金が大きく表示されますが、これは、迎車料金が加算されたものではありません。乗車料金の上に小さく「迎車料140円」と表示されています。
 お客様にご乗車頂き、目的地へ到着した時に、私共ドライバーがメーター機に対してする一連の操作があります。まず「支払ボタン」を押し、次に「合計ボタン」を押します。すると、乗車料金と迎車料金が合算された金額が大きく表示されます。
 私は、この精算時に「支払ボタン」と「合計ボタン」を押す操作を、うっかり忘れてしまう時があります。自分では、ボタンを押したつもりになっていて、実はボタンを押していないのです。
 目的地に到着してタクシーが停車した時、お客様から「おいくらですか?」と訊かれて、私は、料金メーターを見て、例えば「960円になります。」と答えます。その時、私は、二つのボタンを押し忘れています。車輪が止まっているけれど、メーター機の内部は、時間の経過とともに料金が上がってしまうモードなのです。それで、お客様からお金を頂いて、ふと、メーターを見ると「1050円」になっていた、なんて事があるのです。
 ドライバーになって最初の3年くらいは、このようにメーター料金が上がってしまった場合に、私は「あっ!やっぱり1050円でした。すみません。」と言って、お客様から、上がってしまった金額を頂いていました。
 しかし、今では、メーターが上がってしまった場合、私が最初にお客様に告げた金額を頂くようにしています。その90円は、私が自腹を切るしかありません(泣)。(いよっ!潔い鳥居運転士!)
 お乗り頂くお客様にもさまざまなお客様がいらっしゃいます。中には、メーターに表示される金額にとても敏感になっているお客様もいらっしゃいます。タクシーが目的地へ到着して車輪は止まったのに、メーター機に対する私の操作が遅かった為に、表示金額が90円上がってしまい、あるお客様は、舌打ちと同時に「わざとやったね! 悪い運転手ね!」と、私を責められます。
 そうかと思えば。同じような状況で、表示金額が、最初に私が告げた金額よりも90円上がってしまいました。その事にお気づきになって「あっ。今、上がったね・・・はい、これ。」と言って、表示金額に見合うお金を渡して下さるお客様がいらっしゃいました。この人は、お寺の住職さんでした。その住職さんはタクシーに乗り馴れていて、メーターのしくみなども、よく知ってらっしゃるのだ、と思いました。その住職さんが、境内の所々に鶏頭の花が咲くこと、鶏頭の花にも赤色の花や白色の花など何種類もあること、「住職としての多くの仕事は、境内を管理することで、私は植物園の園主のようなものです。」と、話して下さいました。そのように、話題を提供してくれて、なおかつ、精算時に、ドライバーが困らないようによく観察して下さり上記のように対応して下さったので、私は、懐の大きいその住職さんに救われました。和尚さん。どうもありがとうございました。
 タクシードライバーを12年やると、様々なお客様がいらっしゃいます。この仕事を通じて、私はお客様から多くのことを教えて頂き、また、とても親切にして頂いて来ました。  私は、タクシードライバーをやることができて、本当に幸せ者だと思います。
 そのように、人からして頂いた分、私はこれからの人生で、仕事や私的な部分で、周りの人に優しく接していきたいと思います。
 読んで頂き、どうもありがとうございました。


“かもめ食堂”- 群 ようこ著 を読んで

'23年 6月19日   鳥居直樹

おはようございます。
 お休みのところ、読んでくださり、どうもありがとうございました。
二日目、よろしくお願いします。

“かもめ食堂”- 群ようこ著(幻冬舎文庫)を読んで
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 “かもめ食堂”のことは、新聞記事で知りました。
群ようこさんのフィクション小説が原作で、これは2006年に映画化もされています。
 私は、先に、DVDを入手して、その映画を観ました。その後、原作を読んでみたくなったのです。
 今年の1月21日の沼津経営塾のブログに、タクシーの勤務日の朝食用に自分でおにぎりを作って持っていくのが、私のマイブームになっている事を書きました。そのブログに対して、杉井さんが「~おにぎりは日本人のソウルフードではないでしょうか?」というコメントを書いて下さり、私は励まされていました。
 そして、“かもめ食堂”にふれたら、なんと“おにぎり”が、物語りの中核に位置づけられていたのです。
 “かもめ食堂”のあらすじは、主人公のサチエ(38歳)が単身でフィンランドへ渡り、首都ヘルシンキに食堂を開き、その食堂を訪れるヘルシンキの人々や日本人と物語りを織りなしていく、といったものです。
 この作品の発表から17年が経過している昨今、沼津経営塾の中で、杉井さんや経営塾のメンバーから、〔私たちが育った昭和時代の日本とは、日本が変わってしまったこと。『義理・人情』という価値観は太古の化石と化してしまった。これでいいのだろうか?〕という声が聞かれます。
 しかし、物語り“かもめ食堂”には、義理・人情という価値観が見え隠れしているように、私は思いました。
 サチエの父は武道家です。フィンランドから来日していた青年ティモさんは、日本にいる間、その道場で、サチエの父から武道を教わっていました。やがて、ティモさんは、母国フィンランドへ帰国しました。サチエが、(いざ、フィンランドへ!)となった時、フィンランドへの入国手続きや、入国後アパートの契約をする時に、ティモさんは親身になってサチエを助けてくれます。
 私は、このような所に「義理・人情」が息づいているのを感じます。
 突然ですが、私は昼食の時、たいてい、パンをいただいています。しかし、先日、勤務日に昼食を取りに自宅へ寄ったら、テーブルの上にこんなに沢山のおにぎりがありました。
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 カミさんが出かける前に、握っておいてくれたのです。このおにぎりは、長男の昼食の分と、カミさんが帰宅してから食べる分であって、私の為に作ってくれたのではないと思いましたが・・・。カミさんが、おにぎりを心を込めて握ってくれたことを思ったら、自然と手が伸びて、私は、パンをいただくのはやめて、おにぎりを、ありがたくいただきました。「せっかく握ってくれたおにぎりを残すのは、もったいない。」とつぶやきながら・・・。私は、本当は、ただ食べたいから食べたのですが・・・(汗)
 いつもの、私が握る、力の入り過ぎたおにぎりの様ではなく、カミさんが握ってくれたおにぎりは、ほんわかして優しさが感じられておいしかったです。
 さて、これを書きながら、私は、(カミさんが握ってくれるおにぎりと、沼津経営塾のブログは似ているな)と、思いました。
 カミさんは、息子の顔を思い浮かべながら、おにぎりを握ってくれたのです。そして、私はこのブログを書く時、沼津のメンバーや読んで下さっている方々の顔を思い浮かべながら書いています。そんなみなさんとつながっている私は、本当にしあわせ者です。
 今日も、読んでいただき、どうもありがとうございました。
あっ!
 ぜひ、“かもめ食堂”(本でもDVDでも)を味わってみてください。
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薄味パートナー倶楽部へ入部宣言

’23年 6月18日   鳥居直樹

おはようございます。。
 長泉町にお住まいで、20代の若さでとても頼りになる希代さんより、ブログのたすきを受け取りました。

 昨日は、一日中からっと晴れて暑いくらいでした。
皆さん、熱中症にお気をつけください。夏バテ予防には、梅干しがいいようです。
 では、一日目、よろしくお願いします。

「薄味パートナー倶楽部へ入部宣言」
 杉井さんが、4月14日の京丸園のCLを学ぶ会で、“どのようにお金とつき合えば、幸せになれるのか?”について、話して下さったようです。(私は、そのCLを学ぶ会には参加していません。)その日の杉井さんのご講義内容を、“杉井のひとこと”4月15日「お金が貯まり幸せになる方法」で、読むことができます。
 そこでは、経費を「生活費」「贅沢費」「投資」の三つに大きく分けて考える事。給料の中から先に貯金をして、残ったお金でやりくりするのが良い事。贅沢費を多く使わずに、少ない出費の中で幸せを感じられる生き方が望ましい事が書かれていました。
 杉井さんは、少ない出費で幸せを感じられる生活様式について、食べ物の味に喩えて「生活費を抑えた薄味の幸せがわかるようになること」と、おっしゃっています。
 その日の杉井さんのご講義を聴かれた方や、杉井さんの考え方を知られた方で、それを取り入れて行動を起こした方々がいらしたのです。
 “杉井のひとこと”4月28日「人生の履歴書」で、3人の方が杉井さんへ書かれたおハガキが紹介されています。そのおハガキには、それぞれの方の取り組みが書かれてあり、私は、(とてもいいな。)と思いました。
 今、私達を取り巻く環境は「嵐の中にいる」と、杉井さんがおっしゃっています。おハガキを拝読して、私は、3人の方は、「今、嵐の中にいるという事」が分っている方々だと思います。〔いかに少ない出費で幸せを感じられるか〕という事に取組んでいる3人の方々はすごい、と思いました。
 そして、私が今までに続けて来たことで、結果的にそこへつながっていると思われることがありましたので、発表してみたいと思います。
A、調理する
 外食を控えて自炊メインの食生活にすれば、お金を節約できます。
さて、私は、料理のキモは、いかに魚をおいしく食べるか?だと思っています。でも、魚料理の中で、焼き魚の調理について、以前はなかなか上手く焼くことができませんでした。
 たまたま、買物に出かけたホームセンターで、売り場の売り子さんに、“キチントさん”というホイルシートを勧められたので、購入して、試しに使ってみました。・・・キチントさんを使ったら、どんな魚、干物も、驚くほど上手に焼けました。油を使わずに済みます。魚焼きグリルで調理する必要もないです。フライパンか、ホットプレートの上にキチントさんを敷き、その上に魚を乗せて、弱火で加熱すればいいのです。
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 “キチントさん”とは、ある企業のホイルシートの商品名です。ホイルシートは、アルミホイルの片面にシリコン樹脂加工がされている物です。安全性が気になったので調べてみましたが、シリコンはケイ石という自然の素材から作られているので、万一、食べてしまっても、ヒトの体に害がない、との事でした。焼き魚の調理で手こずっている方がいらしたら、試しに、ホイルシートを使って焼いてみてください。
 私は、フライパンにホイルシートを敷き、焼き魚、焼きおにぎりなどを楽しんでいます。食用油を使わなくて済むので、食用油を節約できます。
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B、修理する
 日頃使っていた物が壊れてしまった時、私は、自分で修理できる物は、修理して再び使うようにしています。ただ、これには一つ、気をつけるべきポイントがあります。
 先日、3年ほど使用したヘアドライヤーが、コードの接触不良で使えなくなりました。それで、私はこれを修理して使える状態にしました。(よし、これで、新しいヘアドライヤーを買わずに済んだゾ)と思っていました。ところが、一週間経って、息子がこれを使っている時に、修理した線どうしがショートしてしまい、息子曰く『本体から火花が出た』状態になってしまいました。それで、結局、新しいドライヤーを買うことになりました。私は、息子を危険な目に合わせてしまい、息子に申し訳なく思っています。今回の事から私は、〔自分で修理するか、それともプロに修理してもらうか、はたまた新品に買い替えるか。〕その見きわめが大事だという教訓を得ました。
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 さて、“調理する”と“修理する”で、節約についてふれました。ここからは、お金を使うほうの話をしたいと思います。
 “贅沢費”として、最近、私が出費したのは、息子への誕生日のプレゼントです。私は、“かもめ食堂”という映画のDVDを、息子へプレゼントしました。ところで、息子は、今までに、その映画をDVDで観て知っているのです。たまたま、私は新聞記事で、“かもめ食堂”のことを知って、(その映画を観てみたい)と思っていました。息子へプレゼントしてから、4月30日に、息子と一緒にそのDVDを観ました。これでは、大きな声で「プレゼントした。」と言えないですね(汗)・・・
 “投資”としては、ユニセフ(国連児童基金)を通じて、トルコ・シリア大地震の被災地への義援金の募金をしました。金額は一万円です。僅かな額ですが、被災した人々の医療や、生活の足しとして役立ててもらいたいです。
 もし、私が、沼津経営塾のみなさんや杉井さんと出会わなかったら、このような募金をしていないと思います。人の幸せを願って小さな行動を起こすことの大切さを教えて下さった杉井さんと沼津の皆さんに感謝しています。
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 さて、杉井さんへハガキを書かれた3人の方の足元には及ばない私ですが、私も「薄味パートナー倶楽部」へ入部したいです!
 読んで頂き、どうもありがとうございました。

空き家税

2023/6/17(土)               うみのワークス 希代和也

 今年の3月に京都市が全国初で導入を目指す、
 「非居住住宅利活用促進税」通称「空き家税」が2026年度にも開始されることが
決まりました。
 空き家問題は実はひそかに全国でじわじわと問題になり始めています。
日本でも核家族化が進み、家族と別居して暮らしたり都心へ移住してしまうことで、
お年寄りが一人で家の管理をせざるをえず、また住人の方になにかあったさいに、
家のメンテナスをする人がおらず空き家になってしまい、朽ち果ててしまったり
敷地内の伸びた植物が周辺域にまで成長してしまって、近隣の方の敷地にまで進出してしまうことがあります。
そんな空き家は所有権の問題から、行政が勝手に手出しできないこともあって、空き家問題は意外と根深い問題になって
これから増加していくと予想されます。
 それと同時に、中古住宅を欲しいという需要に対して市場に流通している供給量が不足している
需要と供給のミスマッチを解消するために、一定条件を満たす空き家に対して、課税をされるということが
日本で初めて導入されることが決定しました。
 空き家問題はこれから、全国的な課題になっていくので京都市だけでなく徐々にこの制度を導入する自治体は
それに伴って仲介役となる人材教育など何かしらの動きを、法整備を国も行っていくと思うので、
また一つ新しい仕事の需要や可能性が広がるので、どうなっていくのか興味があるのでよく動向に注視して
いきたいです。
少し業界とは関係ない広いことですが、いろいろなことにアンテナをよく張って視野を広くしておきたいです。

一週間ありがとうございました。明日からは鳥居さんが担当してくださいます。

意識調査

2023/6/16(金)                  うみのワークス 希代和也
 
 今年の4月は2回に分けて地方統一選挙がありました。
そして、国会ではこの6月中に解散総選挙かそれとも、今秋に持ち越しかと
連日話題になっています。
 日本だと政治的な話題は割とタブーのような空気感がありますが、
海外では政府に不満があると大きなデモを起こしたり、何かしら働きかける運動が
あります。
コロナで明らかになったように、政治や国の動きに無関係出いることはできても、
無関係でいることはできないので、マクロな話になりますが改めて「国」というステートの上に「個人」が
存在していることを意識しました。

そんな中、各国の意識調査で日本人のイメージ像を覆す調査結果がありました。
その一つは、「コロナ感染は自分の責任か」という問いかけに米国が1パーセントに対して
日本は11パーセントと調査国で一番高い数値でした。
また、各国の「公助・共助」の意識調査でも、ボランティアや自治会活動・寄付といった共助意識では
各国最低基準に位置しどちらかというと忌避感を感じる割合が高く、
失業者の救済や弱者救済の社会保険といった公助への意識調査も各国最下位に位置していました。
意外なことに、能力主義のイメージが強い欧米では、国の成り立ちの歴史やキリスト教といった宗教観の影響も
あるのか、特に共助の意識は群を抜いて高く、調査結果は日本人は「家族・同僚・友人」といった身内には
優しく、身内を超えた他者には冷たいという結果で締めくくられていました。

こうした調査結果を知って僕自身は特定の宗教・団体を特に支持も活動もしているわけではありませんが、
ある程度の規範のためにも日本の伝統的な価値観や道徳を知ったり大事にしたりすることや、
悪い意味でアメリカナイズされてしまった生活習慣や行動価値観をもう一度振り返らないと、日本がとんでもない
国になってしまうのではないかと感じました。
すくなくとも、2年以内には選挙があるので否が応でも、日本に住む以上は日本がいい方向へ向かってくれる方がいいので
投票という一つの行動でも考えていきたいです。

災害リスク

2023/6/15(木)            うみのワークス 希代和也

 6月に入り梅雨入りをし何度か大雨の日もありましたが、
ここ数年の梅雨から夏ごろまでの台風や大雨は毎年のように大きな被害が出ています。
何度か話題にもしたことがありますが、ここ数年の異常気象と呼ばれる天候はもうすっかり
毎年のようにやってくるようになりました。
それと同時に家単体では雨漏りや雨どいの破損、地域単位では床下浸水の被害がある地域が
増えてきたので、どこに住むかといった地域性も考慮する必要が出てきたのだなと思いました。
 
 引っ越し休む場所を決めるときには、普通であれば住む場所の周辺の地域を見て
利便性だったり、家賃の相場や家を建てる人であれば土地の価格など、環境面・経済面
を一番に考えることが多いと思います。

ただ僕自身もそうでしたが、これからはそれに加えて住む地域のハザードマップを最低限見ておいたり
住む地域の災害リスクも大きな判断の要素になっていくのではないかなと思いました。
地震はある程度広範囲の地域で発生する事なので難しいですが、大雨による川の氾濫・海に近い場所での
床下浸水や地盤が比較的に弱い山であれば、土砂崩れの危険など、ハザードマップを見るとどの地域に
どんなリスクがあるのかが分かるので、何十年に一度のレベルの災害が、ここ数年で毎年のように多発している中で
以前ではあまり気にかける必要のなかった自分がどのような場所に住むのか、災害リスクを頭に入れて生活を
していかなければならないようになった気がしました。
自然だけではなく世の中の事件や国際情勢を見ても、以前では考えなくてもよいリスクが増えてきた世の中になって
きているので、気を抜かずに生活をしていきたいです。

天気痛

2023/6/14(水)            うみのワークス 希代和也

 6月から雨が連日雨が続いていますが、天気が天候不良が続くと
それに伴って体調にも不調をきたす人も多いと思います。
一緒に仕事をする若い子の中でも、天気が良くない日だと「頭が重い」と言って
天候の変化に体が敏感な体質の人もいます。
 そんな中で最近では天候の変化によって体調が変化することを「天気痛」とも呼ぶらしく
近頃、天気痛に悩まされる人が増えているそうです。
 天気痛は人によって千差万別で、頭痛や肩こりや耳といった体へ直接影響あるものから、
メンタルの不調まで敏感な人のよっては影響を及ぼすそうです。
天気痛は気圧の変化以外にも、ここ数年も顕著ですがある日は肌寒いと思ったら次の日は
汗をかくほど暑いといった気温の急激な変化で自律神経が乱れることも大きく関わっていることから、
昔よりも寒暖差が激しくなったことも要因の一つと言われているそうです。
 気圧や気温といったもの影響は、生物学的にも大なり小なり誰しもが多少の影響を
受けるものだと思いますが、自分自身の経験や年下の人たちとも接していると、意外と天候による
体への影響は少なくないのだろうなと思いました。
そうしたことも一つ知っていることで、対処がしやすくなるので季節の変化が人へ与える影響も
あながち軽視できない要素の一つだなと思いました。

価格の高騰

2023/6/13(火)               うみのワークス 希代和也

 昨年度から徐々にですが、今年に入り材料代各種の値段が
じわじわと上がり、モノによっては1.5倍から2倍近くまで値上がりしているモノが
あります。
多くの業種がそうであるように、僕たちの仕事の場合でも何かしらの原材料を
必要としているので、原価が上がっていくことは即粗利にもつながっていくこともあり
これまで以上により一層原材料と向き合っていく必要が増えてきました。
 ただ、原価はある程度必要な部分でもあるので、できることいえば
これまで使っていたものの代替案を探すことも一つの手段になると思いますが、
一番は無駄をなくしていくこと、が原始的で一番有効なことだと思いました。
 例えば、廃棄する食品がフードロスと呼ばれるように、最後は捨ててしまう消耗品のような
ウエスやシンナーであっても極力使う量をへらしていくことや、そもそも使う必要がないように
するスキルを上げることであったり、塗料の廃棄がないように計算して少な目に使う量のペンキを
作ったり、不必要なものはなるべく購入しないように在庫管理をしていくなど、
最後は「意識の問題」と言われる些細なレベルが、塵も積もればではないですが、
高騰する原材料費に対して、現場レベルで行える対応策だと思いました。
 経営的な目線であれば、原材料を価格にまで反映させていくという手段もどこかで
必要なのかもしれませんが、まずはできる範囲でできることを意識して、
避けては通れないことでもある原材料費の問題に、良い機会ですので自分たちで意識工夫して
取り組んできたいです。

初招集

2023/6/12(月)                    うみのワークス 希代和也

 先日6月2日の大雨も日本各地で被害が出ているそうですが、沼津の方でも
ニュースになるほど浸水があったそうですね。
2日は朝から大雨でしたので、2日の夜に消防団の方でも、災害招集がかかりました。
 僕自身は初めて招集でしたが、火災だけではなく地震や川の氾濫の危険があるほどの雨量の場合は、夜間であっても町内を巡回して危険場所がないかを確認します。
呼び出しがかかったのが2日の午後9時半頃で、そこから指示が出るまでは待機をして
順番事に町内の危険個所の様子や川の水位を時間ごとに確認に行くとのことでしたが、
無事に大きな被害もなく約一時間ほどで散会となりました。

 今回は結果的に町内も大きな被害はなく、時間も短い方でしたが
場合によっては夜から朝頃まで待機をしていたり、昼間から呼び出しがあったことも
過去にはあったと聞きました。
そのようなことは特に意識してなかったり、身近な人が活動をしていない限りは
自分はこれまで知ることはなかったですし、その一員になって初めて身を持って
大変なことをしてくれている人たちが居たのだと気付くことがありました。
何も消防団の活動だけではなく、その立場に身を置いてみて初めて大変さを思い知ったり、
自分が認知していない所で誰かが、大変な役目を引き受けていてくれることで
ある程度社会というのは成り立っているのだなと、一つ世の中を見る目が少し変わった気がしました。
目に見えない所で大変な役回りを引き受けてくれている誰かがいるおかげで
快適な暮らしが保たれているということを、もっと意識して過ごしていきたいです。

ワクワク祭り

2023/6/11(日)                    うみのワークス 希代和也

 今年の5月8日以降に、コロナが5類に移行したことで中止していた様々なイベントが
復活したり街中も活気が甦ってきましたね。
そんな中、長泉町の夏の風物詩である「ワクワク祭り」が4年ぶりに復活します。
三島市では「三島大社祭り」、沼津市では「狩野川花火大会」がありますが、
長泉町では町を象徴するようなイベントがないということで、平成9年に「ワクワク祭り」が作られたそうで今年で27回目となるお祭りです。

 今年の「ワクワク祭り」復活に先駆けて町総出で実行委員会というものが立ち上がりました。
実行委員会は長泉町役場の産業振興課という部署が担当になります。
ちょうど僕が所属する消防団の同じ班に産業振興課のWさんがいるのですが、
昨年のある時にそのWさんから、「町でイベントとかある時に分団から手伝いの人を
出してるんだけど、今度希代くんを誘ってもいいかな?」と声をかけて頂いて、
ワクワク祭りの実行委員会のお手伝いを僅かではありますが、やらせていただくことになりました。
8月の当日まで月に1回、実行委員会が開催されて当日に向けての役割の確認などが
あります。
早速第一回があったのですが、長泉町に所属するPTAの方や、商工会の方や協賛企業の
方、組合の方など町の重鎮と呼ばれる錚々たる顔ぶれでしたので、「場違いの所に来てしまったな」と少し気が引ける思いでした。
ですが中々、仕事以外で地域の方と大人の方々と触れ合う機会はなかなかありませんので、自分のファンを作っていくという目標や、誘ってくれたWさんの期待に応えるためにも、自分自身が自分の営業マンというつもりで、今回をきかっけに次の良いご縁を繋げられるうに頑張りたいです。

いい質問が人を動かす



2023年6月10日


小野園三島店  室伏 剛



皆さんコメントをありがとうございます。
そしてすみません。
昨晩、書き終えたまでは良かったのですが、投稿日が一日間違っておりました。(汗)

それでは7日目、宜しくお願い致します。


3月の繁忙期の直前にオーディブル(書籍を朗読してくれる配信サービス)で
『いい質問が人を動かす』を聞きました。
繁忙期の通勤中は柄にもなくモーツァルトの音楽を聴いていました。(笑)

この本の始めには、このように書かれています。
「質問は相手を強制的に特定の方向で考えさせる力を持っている」っと。

太古の昔、人は「どうやって水のある場所に行くか?」という質問をしていました。
ところがある日から質問が変わりました。
「どうやって水をここまで運んでこようか?」
この質問により灌がい技術が生み出され農耕が始まったそうです。
質問によって文明が開化した瞬間です。

昔、自動車の組み立ては一か所で行われていました。
入れ替わり立ち替わり作業員が来て順次組み立てていたのです。
自動車王フォードは考えました。
「人間が移動するのではなく、車が移動することができないか?」
この質問によりベルトコンベヤー式が発案され大量生産を可能にしたそうです。
質問が産業を発展させた瞬間です。

そして人は他人であっても自分自身へ向けてであっても、質問をされると思考し答えてしまう生き物のようです。

この本の著者は谷原誠さんという弁護士さんです。
弁護士さんですので裁判などに於いて、この質問する力が勝敗を分けることが多大にあるそうです。
そんな質問のプロが書いた本はとても興味深いものでした。

一つ紹介します。
著者の谷原誠さんがレストランに行った時の話です。

レストランで料理を注文し、ワインを飲もうかと思ってワインリストを見ましたが、知らないワインの名前ばかりがずらりと並んでいました。
どれを選んだらよいのか分からず、ソムリエを呼び今日の料理に合うワインを聞きました。
すると「本日の料理に合うワインはこれです。」と一本のワインを勧められました。
そのワインにしても良かったのですが、谷原さんは何んとなく自分に決定権が無いような気がしてあまり良い気分ではありませんでした。
自分で聞いておいたのになんですが、何となく押し付けられたような感じがしたそうです。
ですので決断を迷っているとソムリエは「他にも、このワインとこのワインも合うと思います」と付け加えたそうです。
谷原さんはとたんに自分の決定権を回復し「じゃあ、これにします」とそのうちの1本を注文し、料理によく合うワインで食事を楽しんだそうです。

多くの人は、選択肢がたくさんある時は何を選んだらよいか分からず選択することができず、逆に一つだけを勧められると押し付けられた感じがして、それはそれで決断しにくく、
選択肢が2つか3つほど与えられた時に安心して、その内の一つを選ぶことがし易くなるといった一例です。(書いていてこれって質問と言えるのか? 少し疑問を感じましたが(
汗))

そしてこの質問は自分自身に向けても使うことができます。
考えるという事は、自分に質問することに置き換えられるという事だと思いますが、この本でも「人生で成功するためには自己コントロールが不可欠ですが、自分をコントロールするための一番の近道が、自分に良い質問をすることだ」と書かれています。
私も「どうすればもっと良くなるか?」「どうしたらできるか?」
を自分に問い続けていこうと思います。

この本は事例、例題が多数載っていて、とてもイメージしやすかったです。
皆さんも良かったら読んでみてください。
何だかバタバタと一週間書ききれるのか毎日不安が消えませんでしたが何とか書ききることが出来てほっとしています。
今日も結局親父と一緒に酒を飲むことは出来ませんでした。
週末も予定が入っておりますので、来週の月曜日に一緒にお酒を飲みたいと思います。

明日からは希代さんがブログを担当してくれます。
希代さん宜しくお願い致します。

父との時間



2023年6月9日

小野園三島店  室伏 剛


皆さんコメントをありがとうございます。
それでは6日目、宜しくお願い致します。

一昨日の6月7日(水)は工場の仕事を休み、三島店のお得意様である量販店スーパーK
さんの新店舗オープンのための準備に父親と行ってきました。

5月の初旬にスーパーKさんから依頼があったらしく、父親から「時間の都合が合えば一緒に行ってほしい」と頼まれていまして、繁忙期も終わっている6月でしたので「大丈夫だと思うよ」と返事をしてありました。

当日は急な配達などが入るかもしれないと考え、父親と私はそれぞれ別々の車で現場に向かいました。

新店舗に到着すると、すでに多くの業者さんが来ていて駐車場は8割方埋まっておりました。
車を停め店舗内に父親と二人で入っていくと、商品棚がズラ~っと並んでいて、各通路に所狭しと商品が積み上げられています。

バイヤーさんが事前に、各棚へ何の商品を何フェース(何列)、陳列(並べる)するのか事前に写真と棚割表を作成してくれてありますので私たち業者の役目は、この通路に積み上げられた商品をそれぞれの棚へ陳列するお手伝いとなります。

バイヤーさんに挨拶をして早速作業に取り掛かります。
私がこのような新店舗の応援に参加するのは10年ぶり位ですかね。
久し振りですが経験もありますし概ねの勝手は分かっていますので問題ありません。

ただ、バイヤーさんが事前にしてくれている棚割りは、食品(日配、一般食品、菓子など)でも200種類ほどのカテゴリーがあるようで、雑貨でも100カテゴリー近くあり、その他日用品や化粧品、更に生鮮食品などが加わりますのでバイヤーさんの管理の大変たるや相当なものだと思います。

今回も私たちが主に担当したお茶(1カテゴリー)だけでも50種類以上あり、サイズも商品によって違ったりしますので、実際に棚に並べながら棚の高さ調整なども行うのですが・・・

80歳過ぎの親父一人じゃとっても大変だよなぁ~とつくづく思いました。
しばらくは二人で作業をしていたのですが、何せ通路に商品が山積みで、ちょっと移動するにも隙間を縫っていくような状態ですし、店内も汗ばむぐらい蒸し暑かったこともあり、父親にはしばらく車で休んでもらいました。

今までの経験上、他の棚のお手伝いなどもして丸一日かかってしまうことも良くあったのですが、今回は思いのほか早く目処が立ったようでスーパーさんが用意してくれたお弁当を食べ、14:00頃には終了して帰宅することが出来ました。

ただ、お昼のお弁当をそれぞれの車中で食べたのですが、ふと隣の車の運転席で黙々とお弁当を食べている父親を見たとき、込み上げてくるものがあり「俺は何をやっているんだ。少しでも早く楽をさせてあげなければいけない」と父親を愛おしく思いました。

わが家は夕食を19:00頃から食べることが多いのですが、私は帰宅していたとしても、まだやる事が残っているため21:00過ぎから一人で夕食を食べることが多いです。
父親もお酒が好きで、少量ですが毎日晩酌をしています。
明日はブログの最終日ですし、早めに段取りをして、たまには父親と一緒にお酒を飲もうと思います。
ありがとうございました。

計画錯誤



2023年6月8日


小野園三島店  室伏 剛



皆さん、コメントをありがとうございます。
それでは5日目、宜しくお願い致します。

経営塾のみなさんですから毎日の時間管理、スケジューリングなどをしっかりとされている方も多いと思います。

私は毎日のルーチンであればある程度は時間管理をすることが出来るのですが、
新たに取り組もうとすること、例えば私で言うとお得意様へのお茶のイベントや、空手の大会運営などとなると計画通りに行かないことがしばしば起きます。

要は経験もそれほど無い新しい取り組みや、そもそも完成までにそれなりの時間を要するものに対して、かかる時間を過小評価して読みを見誤るというものを計画錯誤というのだと理解しています。

ネットに掲載されていたのですが、
心理学者のロジャー・ビュラーという方が行った実験です。

大学生に卒業論文を書き上げるのに要する日数(現実的にかかるであろう日数、最短だったら出来るであろう日数、最長だったら・・・)を予測してもらいました。

その後、実際にかかった日数と、予測した日数とを比較してみました。
大学生が初めに見積もった現実的日数は34日というものでした。
しかし蓋を開けてみると実際は予想の倍近い56日でした。

より詳しく結果を見ると最短で予測した日数で実際に完成させた学生は1割しかおらず、最長で予測した日数でも書き上げることが出来なかった学生が半分以上いたようです。

「自分は大丈夫」「何とかなる」という楽観主義的思考が原因であると書かれていましたが、
皆さん如何ですか?
私、多ありです(涙)
始めは意気揚々とスタートするのですが、途中で予想していなかったことが2個、3個と入ってくるとその時点で予定が大幅にずれて・・・

もっと綿密に計画し事前に予測することも必要だと思いますが、予測できないことって結構起きるよなぁ~(汗)

と言うわけで、私はこの計画錯誤は起きるものとして取り組むようにし始めています。
先ずは早め早めに取り掛かること。
そして例えば7月1日が提出期限であれば、6月15日を自分の仮想の提出期限として設定し、それまでに完成させようと計画をしています。

今年の繁忙期前の工場内のメンテナンスでは随分と役に立ちました。
それともう一つ、完成度にあらかじめ優先順位を付けるというものです。

例えば今年の3月のことですが、新茶商品一つとっても、パッケージサンプル発注から始まりチラシの写真映え、値決め、プライスカードから陳列のディスプレイなどあれもこれもと理想を思い描き完璧を目指したくなってしまうのですが、現実はなかなか思うようにいかないことがストレスとなりだんだん疲れてきます。

なので優先順位をつけ、どうしてもやらなければならない物から取り掛かり、概ね60点で一旦良しとし、優先順位の低いものは場合によっては諦めるという風に決めました。
自分には意外とあっているかなぁと思っています。

計画を完璧にコントロールすることはできないことを前提に上手に計画錯誤と付き合っていきます。
ありがとうございました。

6月 沼津経営塾



2023年6月7日



小野園三島店  室伏 剛


皆さん、心温まるコメントをありがとうございます。
それでは4日目、宜しくお願い致します。


3日前は沼津経営塾でした。
皆さんに久し振りにお会いできて嬉しかったです。

そして今回は杉井先生より、『相手の話をしっかり理解することが出来ているか?』
という事を判断するチョットしたテストをしていただきました。
面白かったです(笑)

先日の静岡経営塾でも同じ問題を行ったようですが、静岡経営塾の皆さんすいません。
今回にあっては沼津経営塾の方が圧勝のようでした。(笑)

皆さんも紙を活用されたと思いますが、私の場合、紙に書いていなければビックリするくらい一瞬で前の事実を忘れる自信があります(涙)
この忘れっぽさは天下一品級だと自負しております(笑)

なのでメモ帳をいつも常備しているのですが、いくらメモ魔の私でも、通常の会話をいちいちメモしているわけもなく・・・だとすると普段とんでもなく誤った解釈をしている可能性があるのだと思いました。

そしてもっと言うと、もし私以外の方たちの多くも私と同じように誤った理解をしているのだとすると・・・そりゃ~コミュニケーションで多くの方が躓くわけですね。

今回のことを教訓に、自分は相手の意図を汲んで相手の言いたいことを理解することが苦手であるという事実を受け入れて、これからはもっと相手の話をしっかり聞くことを心掛けたいと思います。

そのためには、何か別の作業をしている時に話しかけられても、一旦手を停めてきちんと相手と向き合って話を聞くことから始めていこうと思います。
(親しい仲ほどできていません(汗))

また杉井先生より「今の人は権利意識ばかり求めていて、感謝する気持ちや、ありがとうの気持ちが無くなってきている」というお話がありました。
そして「今の若い人は欲もないけど表情に輝きもない人が増えている。
人との関わりではなく、ゲームの世界で楽しんでしまっている。仕事も時間の間だけこなして、家に帰りゲームをやったりアニメを見たり、人の作った物の世界で楽しんでいる。
死ぬ時にゲームやアニメが頭を過るのでしょうか?」
最後の言葉を聞いてゾッとしました。

本来人は人のために役に立てたときに喜びを感じるもの。
でももし・・・
私はゲームをしないのですが、きっとやれば面白いのだと思います。
ゲームにはまり、そしてもし私の周りの人たちが権利意識ばかり主張する人達だらけだったなら・・・弱い私はそのようになっていただろうと思いました。

誰と付き合うか、どのような環境に身を置くのかは、とっても大事なことだと思いました。
少しでも良い仲間が増えるための行動をしていこうと思います。
ありがとうございました。

空手K先生



2023年6月6日

小野園三島店  室伏 剛



鳥居さん昨日紹介した本は『朝昼夕3つのことを心がければOK!あなたの人生を変える睡眠の法則』という本です。
その他、同じ著者、菅原洋平さんの『すぐやる「行動力」を高める科学的な方法』も興味深い本でした。
それでは3日目、宜しくお願い致します

もう耳にタコだと思いますが、4月の中旬から5月の末ごろまで仕事の繫忙期となります。
ですので私はこの時期だけは空手の稽古に参加する事が出来ません。

以前は私の恩師であるS館長が子供たちの指導をしてくれておりましたので、私が不在でも良かったのですが、S館長もご高齢のため数年前に引退をされてからは私が主になって指導をしております。
ですのでこの時期の対応に少し悩んでおりました。

現在私以外にも5名の指導員の先生方が来てくれているのですが、皆さん当然仕事がありますので、各自仕事が終わってからの参加となり、稽古前から道場に来て生徒を迎え入れるのは少し難しいこともあります。

そのような中、指導員の一人であるK先生の存在にとても助けられています。
K先生は65歳を過ぎ、昨年の春に定年退職されました。
本来であれば次の仕事を見つけて働くべきところなのですが、無限塾の生徒たちのことが可愛くってしょうがないのでしょうね。

現在は空手を優先し、稽古の30分前には道場に来て、一人ウオーミングアップをしながら生徒たちを迎え入れてくれています。
次の仕事も探しているようですが、空手の稽古の妨げにならない条件の仕事を探してくれて
いるようです。

K先生は50代のころに大病を患ったこともあり生徒たちのお手本となるような、思うような体の動きは出来ないのですが、お人柄はとっても実直で真面目を絵に書いたような方です。

私よりも年上であるにもかかわらず敬語を使っていただき生徒の手前私を立ててくれています。
道場の運営は通常の稽古以外にもいろいろと行事があるのですが、いつも「私で良かったら出席します!」と快く参加してくれています。

私が仕事で稽古に参加できなかったこの1カ月半も、毎回稽古後に「今日の指導員の先生は、○○先生と○○先生が来てくれて、○○の稽古をしました。そして生徒の○○くんは今日とっても頑張っていました。」などなど毎回稽古の様子を報告してくれます。

私自身も生徒と一緒に汗をかきながら稽古をすることが楽しくて続けている空手ですが、K
先生もきっと同じ気持ちなのだと思います。

私は誠実で責任感の強いK先生に絶対的な信頼を寄せています。
K先生にこれからも健康で、少しでも長く一緒に稽古をしていただきたいと思っています。
K先生、いつもありがとうございます。

そして私もこれから稽古復活です。
K先生を始め、指導員の先生方一人一人に感謝の気持ちをしっかりと伝えていきます。
ありがとうございました。

睡眠の質



2023年6月5日

小野園三島店  室伏 剛


皆さんコメントをありがとうございます。
それでは2日目、宜しくお願い致します。

皆さんは毎日の睡眠時間はどの位確保していますか?
毎年のことですが繁忙期はどうしても睡眠時間が短くなってしまいます。
若い頃は体力に任せて3時間睡眠でもなんとか乗り越えられましたが・・・
20代のころはこの繁忙期だけで15㎏近く瘦せたこともあります。
(痩せたい方、製茶工場オススメです(笑))

今年の繁忙期は特に良い睡眠を心掛けました。
(以前のブログで紹介しましたサプリメントも継続しています(笑))

工場も以前よりは人員体制も改善していますので、私は3時半に起床し4時過ぎに自宅を出発して5時前に工場に到着します。
そして深夜チームと交代します。(朝5時に私たちと交代して退社し午前10時過ぎには出勤する私と同年代の強者もいます。)

日中は昼食もままならない状態となってしまうのですが気が張っているのでしょうね。
概ね20時過ぎには退社し帰りの車の中で少しホッとして疲れを実感し始め、21時ごろ家に着くとドッ!!と疲れが出て急に足がガクガクしてくるから不思議です。

そしてすぐにお風呂に入りなるべく湯に浸かり、入浴後に軽いストレッチをして身体をほぐします。
その後、夕食を食べて22時就寝。(この食べてすぐ寝ることは深い眠りの妨げになるようですがプシュ~っとやりたくて(汗))
まっ私の繁忙期は概ねこんな感じなのですが。

では質の良い睡眠とはどのようなものなのでしょうか。
菅原洋平さん(作業療法士)という方が書かれた本からの抜粋です。
寝る1時間~2時間前に入浴をし、更に寝る1時間前に軽いストレッチをすると体温が上がり就寝までに徐々に体温が下がり深い眠りになるようです。
すると入眠3時間の間に成長ホルモンが分泌され脳を回復させてくれるとのことです。
そして起床4時間以内に太陽の光を浴びることで脳が活性化され、起床4時間後が脳の覚醒のピーク時でこの時間帯に集中して物事を決断したり考え事などをするのが良いようです。
(私はこの起床4時間後にすでに眠たい時がよくあって・・・(汗))

そして起床8時間後の10分~30分程度の仮眠も体と脳の回復に有効なようですが、夕方の仮眠は逆に夜の睡眠の質を悪くしてしまうので逆効果とのことです。
また起床11時間後の軽い運動は深い眠りに有効とのことでした。
ざっと以上ですが規則正しい生活をしている方は概ね行っている習慣かもしれませんね。

最後に、しっかりと良い睡眠が出来ているかどうかのチェック方法も載っていたので紹介します。
それは目をつむって片足立ちをするというものです。
この目をつむっての片足立ちが難なくできれば質の良い睡眠ができている証とのことですが、私は10秒持ちませんでした。(涙)
良い睡眠を心掛けているなどと書きながらまだまだのようです。
もっと深い眠りを意識して日中の行動を見直していきます。
ありがとうございました。


新茶繫忙期を終えて



2023年6月4日

小野園三島店  室伏 剛


海野さん、ブログ当番お疲れさまでした。
本日から一週間ブログを担当させていただきます。
宜しくお願い致します。


当社は御殿場市に茶畑と製茶工場を持つお茶屋です。
お茶屋は旬の新茶が採れる4月中旬から5月末ごろまでが一年間で一番忙しい繁忙期となります。
今年も大勢のスタッフさんに助けられながら、先日無事に繁忙期を乗り切ることができました。
若い頃は体力に任せてかなり無理もしてきましたが、やはり気持ちが張り詰めている状態が長く続くのは結構応えますよね。
毎年のことですが繁忙期が過ぎると体力を回復させようと夜は早めに寝るのですが、いくら寝ても起きるとまたすぐに眠たくなります。
そんな事を10日間ほど繰り返すと徐々に体力が回復してきたことを実感します。
なのでまだ少し放心状態気味です。(汗)

そしてやはり人ですね。今年も新しい方も加わり10数名のスタッフさんに助けて頂きました。
私は自分一人では何もできないのだと今回も実感いたしました。
この時期の私の主な役割は美味しいお茶作りと、そのためにスタッフの皆さんが上手く回るよう適材適所段取りする事なのですが、この段取りはとても大切ですね。
天候にも左右されるためこの段取りを見誤ると人員不足や人員過多など結構大変なことになります。

でも皆が助け合おうと製茶工場の目的を理解してくれて、それぞれの方が自分に出来ることを協力し合ってくれて、今年もとても良い勉強をさせて頂きました。
このような大変な時だからこそ成長できるのだと感じました。

そして振り返り(フィードバック)の大切さも実感しています。
毎年繁忙期が過ぎると肩の力が抜けてホッとしてしまうのですが、そうしている間に次のやるべきことに追われて・・・(汗)
でもここでの振り返りが更なる成長に向けてとても大切なものだと思っています。
今年も幾つかの課題と改善点が見つかりました。
私は物覚えが悪いのでしっかり振り返りをして記録を残し、次につながる仕事をしていきます。
ありがとうございました。

一週間ありがとうございました

2023-6-3       株式会社うみのワークス 海野貴

昨日、一昨日は、近々プール開きがあるとのことで、地元の小学校と隣の小学校の2校のプールの高圧洗浄の仕事をさせていただきました。
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私たちの頃は、生徒みんなでやっていましたが、今は業者に委託しているらしく、どうせならうみのさんちにやって欲しいということで請けさせてもらいました。
私は塗装以外の仕事をするのがけっこう好きですし、このようなことで役に立てるのが、とても嬉しく思います。
また、うちの社員さんたちは若い子が多いので、自分たちが今までしてもらってきたことを、今度は自分たちがして返すことで、何かを感じてくれるかもしれないと思います。
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一昨日は晴れでしたので、他の現場も溜まりに溜まっていますので、塗装の現場2件とプールに分かれてやりました。
私は若手と一緒にプールの洗浄をやりました。
その学校の担当の先生は以前から知っていて、私が学校のペンキ塗りのボランティアをした時にも手伝ってくれた先生で、とても熱意のある先生でした。
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偶然にも昨年からうちに来ている18歳のRくんの、小学5年生の時の担任だったらしく、再会にとても喜んでくれました。
当時Rくんは、何度も家出をしたらしく、先生はその度に探しにいってくれたそうで、Rくんもその先生のことを本当に慕っていました。
Rくんにとっても、このような形で恩返しができて良かったと思います。
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昨日は朝からの大雨で、気持ちが萎えるくらいでしたが、塗装の現場はできないので全員で洗浄作業をやりました。
最初からずぶ濡れ覚悟の仕事ですから、皆も開き直って一生懸命やってくれました。
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私は、昨日一日で5件の雨漏りの相談があったので、一人で工場の屋根に上って対処したり、緊急で見積りを提出したりとバタバタしていましたが、このような仕事は、あとになると良い思い出として残るので、楽しみながらやることができました。
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社員の皆も、大変だったと思いますが、良い思い出になってくれたら嬉しいです。
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何とか一通りの仕事を終え、夜に家に帰ると、両親の寝室の天井から雨がボタボタ落ちるくらいの雨漏りで悲惨な状態でした(笑)
雨が止んだら直したいと思います。
これからも社員さんたちと、いい思い出を作っていきたいと思います。
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返報性

2023-6-2       株式会社うみのワークス 海野貴

今年も3月の終わりに「寛平ナイトマラソン」のボランティアに社員皆で参加しました。
毎回、富士彦さんから依頼があるのですが、マラソンのボランティアには多くの人が必要ですし、富士彦さんの依頼ですから、毎回最優先で参加をしようと思っています。
それは、私たちが初めてよしもと劇場を借りて周年事業をやらせてもらう時に、どうなるものかと不安でいっぱいでしたが、富士彦さん始め、住みます芸人の方々が「私たちも一緒に舞台でやりますよ!120%盛り上げますから任せてください!」と言ってくれ、本番では大盛況に終わり、本当にありがたかったということ、その後も毎回台本なども書いてくれ、いつも富士彦さんにはお世話になりっ放しなので、その恩に報いたいという思いがあるからです。
4月にも「お笑い地方創生コンサルタント」というイベントに招いてくれ、会社のアピールをさせてもらう機会を作ってくれました。
5月には、トークライブのイベントのお誘いがあったのですが、私は別件で参加することができなかったので、社員さんたちや他の人に声を掛けて8名で参加してもらいました。
私たちが周年事業で、あまり人を集められず空席があった時に、舞台の上で少し切ない思いになったことがあり、富士彦さんたちも空席があると寂しい思いになるのでではないかと思い、お誘いがあった時には何とか人を集めて行きたいと思っています。
私が数人集めても、あまり足しにはならないのかもしれませんが、できる限りのことはしたいと思っています。
先日、富士彦さんから「中古で自宅を購入してリフォームをするのだけれど、どうせなら塗装はうみのさんちにお願いしたいので相談に乗ってくれますか?」と連絡がありました。
私は「どうせならうみのさんちに頼みたい」と言ってくれたことが嬉しく思い、是非ともやらせてもらいたいと思いました。
いつも舞台でお世話になっている希代くんたちにも、自分たちの仕事で富士彦さんにお返しができる機会なので、本当にありがたいことだと思いました。
私たちは富士彦さんへの恩を返したいという気持ちですが、もしかすると富士彦さんもそのような気持ちがあったのかもしれないと思いました。
実際に希代くんたちに富士彦さんの仕事に行ってもらった時も、わざわざ昼食の時間に来てくれて、ラーメンを奢ってもらったそうです。
このように仕事ができることは本当に嬉しいことですし、お金ではない喜びがあります。
少しでも多くの方と、このような関係で仕事をしていけるようになりたいと思います。

能力検査②

2023-6-1       株式会社うみのワークス 海野貴

今回受けた検査は「WAIS-IV」「描画法」「自閉症スペクトラム質問紙」「ADHDチェックリスト」というものでした。
私は検査を受けていないので実際にどのようなことをしたかはわかりませんが、初めにAさんBさん、2人の検査結果を聞きに行きました。
一人ずつ個室に呼ばれ検査者の方が丁寧に説明をしてくれました。
私も同席し一緒に説明を聞きました。

「WAIS-IV」では
・全検査IQ…全般的な能力水準
・言語理解指標…言葉で理解する力、言葉による概念理解力、言語表現力、知識量
・知覚推理指標…見て理解する力、知覚推理、空間処理能力、応用力
・ワーキングメモリー指標…記憶力、記憶したことを頭の中で操作する能力、注意集中力
・処理速度指標…単純作業を手早く正確に識別する、処理する能力
の5つの項目の結果をグラフで説明してくれました。
二人の説明を聞いて、普段の仕事などで感じていたこと、そのままの結果という印象でした。
これまでは漠然と感じているだけでしたが、どの部分が苦手とか、苦手な分野でも一つは飛びぬけた能力があるとか、グラフで知ることができたことは本当に良かったと思います。

簡単に特徴を言うと、一人は「言葉理解力、記憶力はあるけど、同時に何かをやることが苦手。見て理解すること、空間把握、法則性推理が苦手。作業はこなせるけどミスが多い」という結果でした。

この結果を踏まえ、今後の対応の説明もありました。
言葉の理解や記憶力はあるけど、何かに気が向くと飛んでしまったり、集中力が無いので、仕事を頼むときは一つのことだけにして、常にメモを取るようにすると良いとのことでした。車の運転はとても心配なので、できるだけ避けたほうがいいとのことでした。
私は観察力も苦手だと思いましたので、「観察力をつけるにはどうしたらいいですか?」と聞くと、「目の見えない人に、良く見てくださいと言うのと同じことです。しかし、この部分をよく注意して見てくださいと具体的に指示することで、気付きやすくなる可能性はある」と教えてくれました。
思い返すと、見積りを頼んだ時などには、計算はできるのですが、時々、面積がビックリする数量になっていたりと単純なミスが多く、私が一からやり直すことも多々あったり、倉庫で車をバックさせている時に、そのまま倉庫にぶつかってしまうこともあって、「なるほど、そういうことだったのか」と思いました。

もう一人は「言っている言葉を理解するのが苦手、記憶力が苦手、イメージするのは非常に得意だが、状況変化に対応するのが苦手、間違えないようにたくさんの作業をすることは平均以上の能力がある」という結果でした。
今後の対応は、言葉の理解が苦手なので、指示や説明はできるだけ簡単な言葉で簡潔に一つ一つ順番に伝える。自分で判断するのは苦手なので、一つ一つ指示をする。単純作業は得意なので、仕事の出し方を考えて出すと良いとのことでした。
思い返すと、朝の準備で道具を車に積み込む時に、いろいろな道具を準備しなくてはならない場合などに、あたふたしてパニくっていることがよくあったり、現場を任せて私がその場を離れて帰ってくると、「その時間何をやっていたんだ!」というくらい何も進んでいないことがあったり、「これをやっておいて」と頼んだ時に「はい、わかりました」と言って、いきなり違うことをやり始めることもよくありました。
説明を聞いて私は、「そのような時、彼は苦しんでいたのだろうな」と思いました。
私は「今よりできるようになるためのトレーニングなどありますか?」と聞くと、「この方を変えることは難しいと思いますので、このままを受け入れてやっていくしかない」とのことでした。
またIQも、平均より低いのですが、一部分だけ平均よりも高いところがあるので、全体の数値が上がってしまい、たぶん手帳はもらえないとのことでした。

これまでは、何とかできるようになって欲しいと、いろいろ指示をしたり教えたりしていましたが、何ができて、どこまでできるのかの判断が難しかったのですが、今回、彼らの特性を知ることができ、今後はそれを頭において対応していこうと思いました。

検査後に一緒に作業をしていて、私が指示したことと違うことをした時に、今までだったら「何でそれをやってるの?」と思う場面も、「今のは自分の指示の仕方が悪かった」と自分の指示の出し方を反省したり、「あれとこれとそれをやったら次はこれをやっておいて」と一度にたくさんの指示をしている自分に気付くようにもなりました。
また、意外と自分も間違っていたり忘れてしまうことも多いことに気付き、「俺もお前のこと言えないな!ごめん!ごめん!」と自分も同じところがあるから、お互い気を付けよう!という感じで関わるようになりました。
今回の検査で、あるがままを認めることの大切さを改めて感じました。
それぞれの特性を認めて、皆で上手くやっていきたいと思います。