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沼津経営塾

お互いに切磋琢磨して、人生をより良いものにしていきたい。コツコツ学ぶ仲間の集いです。月1回沼津三島にて勉強会を開いています。

直虎会

「 直虎会 」
H29年8月31日
古橋 力     タクシー乗務員

ブログ6日目です、よろしくお願いします。
毎日のコメント、皆さんありがとうございます。虫の鳴き声を感じる
事ができる日本人で良かったです。耳栓の件は=小野さんです。
私は右に傾いて寝ます。今の耳栓は性能が良いので両耳すると
目覚ましのベルが聞こえない恐れがあります!

今年の春になりますが、私が学校を出て会社勤めをしていた時の
同期入社の友から旅行に誘われました。年賀状を書いたり、電話
で話したりはしていました。

社会人として1年目は、帰宅時間が遅く、帰って寝るだけという
生活でした。上司や先輩は厳しかったですが、何もわからない、
知らない新人の私に、深夜まで仕事に付き合ってくれていました
ので、とても心強く感じていました。
人情味(古いですね)があったと思います。仕事の面白さや厳しさ
を教えて頂きました。ですから、後輩には先輩がたにしていただ
いた様に仕事に付き合いました。そこで社会人としての基礎を学
ばせてもらったと思います。 同じ経験をした仲間です。

今回の旅行を、私は行こうか迷いました。気持ちは、行きたいの
ですが、勤務日が少なくなり収入が減り、収支への影響も出て
しまいます。日程が週末でしたし、立場上、休み辛いこともありま
した。旅行やお酒の席、用事の時には、先ず勤務を優先してきま
した。タクシーという仕事を自ら希望して就いたのですから当然
ですが。それからは、長期連休を取った事がありません。そろそ
ろ、優先順位をその時にあわせて変えても良いのかなとも思って
います。

今回は、私の地元である浜松に集まることになりました。浜名湖
に面した小さな旅館に一泊しました。施設は古いですが、料理は
大満足でした。
現在は、皆、転職しています。誰もが知っている企業で頑張って
いることがわかりました。仕事や家庭に対してとても前向きに話す
彼らと、会って話す事ができて、本当に良かったです。遠方から
集まってくれて、本当にありがたいです。参加して、良かったです。
2日目は、浜名湖と直虎めぐりを案内しました。これから、定期的
にしようという話になり、この会の名称を「直虎会」と決めました。
次回も会えるように、健康にも気をつけて、仲間とのつながりを
大切にしたいと思いました。



大合唱

「 大合唱 」
H29年8月30日(水)
古橋 力    タクシー乗務員

ブログ5日目です、よろしくお願いします。
コメントをいただきありがとうございます。

今日は、少し息抜きの内容です。
毎年、夏がくるとどうしても気になることが起きます。今年で4回目
の夏になりますが、年々と気にはならなくなってきましたが・・・。

私はタクシー会社に勤めて、初めて夜勤という形態のある仕事
に就きました。深夜に帰宅する日は、寝る時には空が明るくなって
います。すると、午前5時ごろから大合唱が始まるのです。とても
早起きな「セミ」さんです。7月の梅雨明けと同時にすごい大合唱
になりちょうど今頃の8月下旬には聞こえなくなります。

我が家と、お隣さんに木があります。私は寝る時にクーラーは
使わず窓を開けて寝ますから、大合唱の直撃!を受けています。
クマゼミ(しゃーしゃー)→アブラゼミ(じりじり・・)→ツクツクボウシ
(おーしんつくつく)という順番です。特に、クマゼミの音圧が凄い
のです。多分1本の木に50匹以上いると思います。

1年目は窓を閉めてクーラーを使ったりしましたが、体調がすぐれ
ないので断念。2年目から、休日に棒で追い払ったり、網でとって
他の場所に逃がしたり・・・、焼け石に水でした。疲れるのでこれも
断念。3年目は、木に布を巻いて幼虫さんが脱皮する前に捕まえて
他に移そうとしましたが、全くダメな計画でした。布が巻かれた木
の姿が、「ご神木の様」と家族に言われ、これも断念。

4年目の今年は違いました。セミ(自然)はコントロール出来ません。
気になりすぎて神経質な状態を受け入れて、為すべき事(寝る事)
をする。CLの基本を実行したのです!杉井さん、ありがとうござい
ます。気にしなくなると良いアイデアも思いつきました。暑いので、
ホースの水を木にかけると意外と飛んでいきました。でもまた戻って
きますが(笑い)。水撒きだと思って気にしません。あと、片方の耳に
耳栓(ソフトタイプ)をしました。意外と効きます。

ところでセミは地中で3~17年、地上で約1ヵ月生きるそうで昆虫
の中でも長寿だそうです。素数ゼミなど興味深い虫だと思いました。

今年の夏も暑いですが快眠出来ています。何よりも、自然体で
受け入れたことが、1番だったのだと思いました。
寝なくてはいけない、と意識し過ぎたのでした。
セミさんを受け入れて、仲良く夏を過ごそうと思いました。




行動目標を付箋に

「行動目標を付箋に・・」

H29年8月29日(火)
古橋 力     タクシー乗務員

ブログ4日目です、よろしくお願いします。
皆さんのコメント、ありがたいです。

今回の様に事故を起こすと、事故反省班ミーティングを開きます。
班員の前で、事故概況、反省した事を説明し、今後の防止策を
皆で話し合います。

そして、その月に事故を起こした人が本社に集められ、会社の役員
さんの前でドラレコの映像も使い、詳しい説明をし、やはり防止策
を宣言します(これはかなりのプレッシャーがありました・・・汗)。

更に、30日間毎日、その日の安全目標を書き、帰社時に管理者に
確認して頂きます。
そして、事故の内容ごとに減給や出勤停止などの罰則が科せられ
ます(プロなので当然ですがキツイですね・・)。

私は、今後の事故防止対策として、付箋(ふせん)に目標を書き、
スピードメーター付近に貼ることにしました。班員さんは、2週間
します。  私は、1年間することにしました。
現在は、「必ず目で見る、焦らない」、と書いています。

見ているのに見えていない、それはダメですね。確実に確認して
からアクセルを踏みます。お客様が乗っているとつい焦ってしまう
時があります。それが確認を疎かにしていると思いました。

簡単な方法ですが、ハンドルを握ると目の前に見えますから今の
ところとても良い効果があります。今までしてきました、手帳への
目標の記入、運行表の100点でA判定、これらと共に実行してい
きます。

この苦い経験を、今後に活かしていきます。


事故 その2

「 事故、 その2 」
H29年8月28日(月)
古橋 力     タクシー乗務員

ブログ3日目です、よろしくお願いします。
コメントをいただきありがとうございます。

今年は、去年に比べて事故の件数が増加しています。特に、7月
8月です。暑い日が続いて集中力が低下する様です。

54万キロ無事故を続けている、Aさんというベテラン乗務員さん
が我が営業所にいます。Aさんの経験談、日頃の取り組み方を
聞いて、そこから学ぼうという事になりました。書いてくださった
アドバイスの1部を紹介します。

・車は文明の利器であるが、1つ間違うと凶器になってしまう事の
 自覚が大事であると思います。
・タクシー運転手は、安全輸送が最大の使命である事を自覚して
 います。
・事故を起こさない為に、ハンドルをにぎったら「今日も安全運転、
 防衛運転に徹して絶対に事故を起こさないぞ」と声を出し、脳に
信号、指令を送ります。

これらの他に、用紙2枚にびっしりと書いてくれました。意識の高さ
に驚きました。何度も読み返しました。

私は今回のことで、とても落ち込みました。しばらくは、班長らしい
行動をしていなかったと思います。無難に仕事をこなすだけで、
声掛けなどが疎かになりました。その様子は、班員にも伝わった
ようで、逆に声を掛けてくれました。(今はもう大丈夫です!)

これまで、安全運行、サービス、収入の両立を目標にしてやってき
ました。そしてある程度、形になるようになってきた所での事故で
す。しかし、自分は完璧なスーパーマンではありません。そして、
立ち止まっている時間などないと思います。

起きた事実を認めて、為すべきことをしていこうと思います。
今後、「事故を起こさない為の行動目標」を実行していき、安全輸
送を遂行したいと思います。




事故

「 事故 」
H29年8月27日(日)
古橋 力    タクシー乗務員

ブログ2日目です、よろしくお願いします。

突然の報告ですが、7月に事故を起こしてしまいました。
自転車の方と接触してしまいました。
安全確認が不完全でした。起こす時は、やはりこういう時なのだと
思いました。最後まで見極めないと、確認したことになりません。

班長さんに現場の確認をしていただき、会社に戻り、報告書を作り
ます。これは普段、自分がしていることです。今回は私が当事者で
す。かなり冷静さを失い、焦ってしまいました。きっと、当事者になっ
た方々もそうなのだと思いました。

自分の対応は上から目線で、「何で起こしちゃったの?」という気持で
接していた時がなかったか、振り返ってみる機会になりました。そん
な気持でいると態度に出てしまうのではと思いました。事故を、起こ
そうと思ってする人はいないと思います。

緊急の班ミーティングを開きました。事故防止のために事故の概要、
原因、今後の対策を話し合いました。普段、私が事故に気を付ける
様に声を掛けていたので、班員さんに心配をかけてしまい申し分け
なく思います。

会社の方々、班員さん、そして家族の信頼をとり戻すために、事故
防止のための対策を実行して、二度と起こさない様にしたいと思い
ます。





よろしくお願いします

「よろしくお願いします」
H29年8月26日(土)     
古橋 力      タクシー乗務員

本日から、ブログを担当させていただきます。よろしくお願いし
ます。
杉井さん、西村さん、経営塾の皆さん、息子がお世話になって
います。ありがとうございます。
まだ、残暑が厳しい日がつづいています。屋外で仕事をされて
いる方々は熱中症にならない様、水分補給をこまめにされてく
ださいね。
人は1日に、なにもしなくても体重1キロに対して、40ccの水が
最低限必要だそうです。
私は、ペットボトルで2リットルの水を携帯していて、勤務中に
摂るようにしています。これは、「血液がドロドロになりにくいよ」
と、妻からのアドバイスです。

静岡経営塾では、50キロ ウォーキングをされたのですね。
私の職場(浜松市)から静岡空港の距離が約50キロです。
私は、この道程をタクシーで送迎しています。この距離を歩か
れたのかと思うと本当にすごいです、頭が下がりました。
また、私がウォーキングした佐鳴湖1周が6キロですから約8周
することになります。その時は、情けない事に、1周で足が痛く
なってしまいました・・・。

海野さん、希代さんをはじめ、静岡経営塾の皆さんの50キロ
ウォーキングのブログを読ませていただいて、チームや仲間と、
一緒に汗を流してしてみる事が大切なのだと教えていただき
ました。

1週間、よろしくお願いします。

自分が求めるもの

2017.8.25(金) うみの塗装 希代和也

8月11日、12日はMGと人材育成セミナーの研修が
ありました。研修の中では、自分自身にとって
本当に求めるもの(価値あるもの)は何なのかということを探す作業を行いました。
その作業をやり自分が漠然と求めていた自分に
とって大事だと感じることが少し明確になった気がします。
僕が求めていたり、価値あると感じていることは、
自分自身の力や存在を自分で実感することや、
人から認めてもらうこと、多くの親しい人間関係を築く
という大きく3つを求めていました。
自分が求めることがこうして、目に見えてわかると
自分が大事だと思っていたり感じたりすることは
少なくともこの3つにのどれかに近い何かがあるのだろうなと思いました。
実際に自分が求めるものを手にするためには、
今やっていることを一つずつ丁寧に形にしたり身につけ
たりといった努力が必要で、僕にとって努力することや
意欲的に取り組むということが、今一番欠けていると
思いました。
求めることを手にするために、今自分の弱い力を
日常の中でも鍛えていきたいです。

一週間ありがとうございました。
明日から力さんが担当して下さります。

関わり方

2017.8.24(木) うみの塗装 希代和也

昨日書かせて頂いてように、自分たちだけでなく、応援に来ていただく職人さんとお仕事をさせて頂くことが
よくあります。
そんなときに自分が仕事が出来ることが大事ですが、
それ以上にただ仕事上の関係でなく、
その方たちとの人間的なコミュニケーションや関係
というものがとても大切だということを身をもって
感じてます。
特に職人さんは自分の腕や仕事に対して自分なりの
こだわりやプライドを持っているので、いくら応援に来ていただいているとは言っても、上からただ作業を
お願いするだけではきっと面白くないと思いました。
応援の職人さんが求めることは、自分がきたことで現場が進んで自分の腕や技術に自信を持って、自分の力を
感じるということだと思います。
僕自身もそうですが、職人さんは劣等感が強いので
その分自分の技術に対してのこだわりが強いです。
なので、決して上からでなく下から相手の方のお陰で
現場が進んでいることを伝えたり、助かっているという
ことが伝わるような関わり方をして、職人さんたちの
心を満たすような付き合い方が大切なのだと思いました。
そうして最後は一緒に仕事をしていただく協力者になってもらうことが、目指すゴールの一つだと思いました。

当たりの事

2017.8.23(水) うみの塗装 希代和也

今一緒にお仕事をさせて頂いている応援の職人さんの
中に、一つ歳上の方がいます。
その方とは、歳が近いということもありますが、
仕事やそれ以外のことでもお話をすることがあります。
その方とお話をしているなかで勉強になることが多くあります。
一番その方と話をしていてすごいなと思う事は、
必ずその方はコンビニやレストランなどに行った時には
店員さんに「ありがとう」を言うと話してくれたことです。
その方が言うには、特別な理由があるわけではなく、
ただ自分が相手の立場だったらそうされたら嬉しいと
感じることをしていると話していました。
一見すると当たりに感じる大切なことを実際に
やっていることが衝撃的でした。
自分は大切だと思いながらもそこまでやらないだろうと
思いました。
何気ない話ですが、何かを大きな特別なことをしようと
するのでなく、一見すると地味でも当たりの大切な事を しっかりやれる事の方が大切なのだと思いました。
その方に習って「ありがとう」という事を言葉に出して
いくようにしたいと思っています。

やらなくてもいいこと

2017.8.22(火) うみの塗装 希代和也

8月の経営塾では時間の使い方についての
お話がありました。
その中で「すぐやった必要があって重要なこと」と
「すぐやらなくてもいいけど重要なこと」の
2つの重要なことがありました。
時間の使い方として、2つ目の
「すぐやらなくてもいいけど重要なこと」を増やして
いくことが大切というお話がありました。
このお話を聞いて、本来の使い方とは違いますが、
毎日入らせて頂く現場でも、特にお客様に丁寧な印象を与えるという部分でも同じことが言えると思いました。
例えば、作業上必ずやる必要がある重要な作業というものもあれば、丁寧な印象を与える為にやっておいた方がいいけど必ずやる必要もない事もあると思いました。
そうやって一言で作業といっても、
必ずやらなければいけないことと+αの2つの作業が
あると思いました。
日頃やる必ずやる必要のある作業の方は毎回やったり
考えるのでやり方など経験を重ねてできるようなりますが、+αの事は意図して丁寧な印象を与える為に、毎日工夫をしたり、よく考えたりしないとつい疎かに
しがちになります。
つい作業ばかり目がいきがちですが、お客様に喜んで頂くという為に、目に見える工夫や印象も大切なのだと
学ばせて頂きました。

目の前の作業を通じて鍛えること

目の前の作業を通じて鍛えること
2017.8.21(月)              うみの塗装 希代和也

先日初めて壁の吹き付けを現場でやらせて頂きました。
吹き付け塗装は家に付いている雨戸や戸袋などを塗料で吹き付けて色を付ける作業は
何度かやった事がありますが、外壁自体の吹き付けはやった事がありませんでした。
今では壁の下塗りから上塗りまで全ての工程をローラーで出来るので、飛散の危険性が
高い外壁の吹き付け自体をやる機会がほとんどないそうです。
なのでその現場で初めて外壁の柄つけの吹き付けをやらせて頂きました。
最初は初めてやる吹き付けだったので、見よう見真似で作業をしていきましたが、
やっているうちに、普段やっている雨戸・戸袋の吹き付けの際のポイントと
共通している部分があるということに気付きました。
初めての外壁吹き付けはとても貴重な体験になりました。
 吹き付けを実際にやってみて感じた事は、一見やる事は違う事に見えても基本的な動作や細かく観ることなど、どんな作業にも大事な共通しているポイントがあるのだと言う事です。
 塗装の作業には沢山の工程がありますが、それぞれやる事は違いますが、
その作業をやる目的を自分で理解している事や、動作の最後まで力加減をコントロールすることや、自分がやっている所をしっかり観ることなど基礎的な大切な事はどんな作業でも変わらないのだと思いました。なので目の前の作業をやる時にも作業をやることと、
それ以上に目的を決めて弱い部分の力を鍛える事を意識しながら作業をしていく事が大切なのだと実感しました。
 それは塗装以外の、普段やっている葉書やコメント一つでも、やること以上に
葉書を通じて自分に継続する力をつけたり、コメントする時に少しこのコメントを見た人がどう思うかなど、
やり始めた当初は何気なくやっていましたが、何かに取り組むときに必要になる継続する力や気遣いなどの部分を
そうした日ごろの取り組みを通じて鍛えているのだと思いました。
目の前のやる作業をただやるのでなく、そのやる事を通じて自分の弱い部分や、
必要な力を鍛えていく為にも、ただ何となくやるのではなく、目的意識を持っていくことが大切なのだと思いました。

美しさ

 美しさ
2017.8.20(日)                   うみの塗装 希代和也

 僕たちの塗装業は、住宅ごとにやり方や使用する塗料が変わってきますが、
基本的にやる作業の内容の大体は同じものになります。
僕自身、一作業員として作業をしながら現場の段取りや細かな進行をやらせて頂いています。
 作業の中で実際に「塗装」の作業自体は全体の中盤から後半にかけて行われて、
それまで下準備が主になります。
塗装までの下準備の中に養生(ようじょう)という作業があります。
養生は塗装の前に窓や玄関など汚れていはいけない箇所にビニールを巻いて
飛散による汚染を防ぎます。
ですので養生をやった日から、塗装が完了するまでビニールが付いていて
数日間その状態になります。
 養生作業は、養生する物によって大体のやり方やポイントがありますが、
これはこうしてやるもの、と全てが決まっている訳ではありません。
これまでやってきた中で養生作業は、①要を満たしていること(ビニールでしっかり覆われていること・注意点やポイントを押さえてあること)や②時間的にも内容的にも
過小・過多にならないこと、が大切なポイントだと思いました。
 その作業をやることでしっかり汚染防止が出来ている事と、適切な時間や仕上がりに
なっているかが大切だと思いました。
 基本的にはそこまで満たされていれば作業的には良いのですが、養生はビニールなので
しっかり止めておかないと風で揺れたりしやすかったり、ビニールがたゆんであると
見た目が汚く見えたりします。なので本来は作業的な要件を満たしていても、
僕自身は養生の見た目が美しいかどうか、と言う部分も大切に感じています。
 状況によって時間をかけ過ぎてはいけない場合もありますが、それ以外では
養生をやるときにもただ要件を満たすだけではなく、綺麗に見えることを意識しています。
養生は汚染防止なので直接的な仕上がりには関係はしませんが、家を綺麗にするという
仕事をするお仕事をしているので、現場自体も綺麗であったり美しいものでありたいと、
僕自身作業をやらせて頂く中で思っています。
目の前の作業をただ作業として見るのでなく、自分なりの意味あるものや価値のあるものにしていきたいと思いました。

やる意味

  やる意味
2017.8.19(土)                      うみの塗装 希代和也

先日私事ですが、複写葉書の控えが50冊目を書き終える事が出来ました。
複写葉書の控え一冊で50ページなので、50×50で2500枚分の葉書になります。
書いた葉書の枚数は数字や記録に残りますが、50冊書き終えるまでに、
皆で葉書連続100日を目指したり、達成した後には様々なご褒美があって嬉しい思い出もあれば、自分が苦しかった時期の思い出もあります。今振り返ってみると目に見えて残る書いた枚数ももちろんですが、それまでのあった出来事を含めての記録なのだと思いました。
 
 葉書を一番最初に書き始めた当初は、何か特別な理由から書き始めたわけではなく、
薦められて書き始めたという所からのスタートだったので、最初の方はやらなければ
いけない義務的な感覚でした。
ですが、今はやらなければいけないことには変わりがありませんが、自分の中では、
義務以上の意味を感じています。
 ご存知かもしれませんが、僕が中学2年のころから不登校になり卒業するまでの
1年半は学校に行かず、それまで築いていた友人関係を全て自分自身の手で切ってしまい、
それ以降実際に会う事も連絡をする事も無くなってしまいました。
自分の手で切ってしまった縁ですが、無くなってからの2,3年はとても悔んだりもったいないことをしたという後悔の念がありました。
そうした状況の時に、葉書を書き始めました。最初は義務的な感覚でやっていましたが、
多くの方々と出会い、葉書を通じてご縁を深めていく中で、一度はなくしてしまって、
0からのスタートになった人間関係を深めていける葉書にとても価値を感じるようになりました。
 以前は自分の手でそれまでの交友関係をなくしてしまったので、これから出会う人達とはなるべく自分の手で縁を切ってしまいたくないと思いました。
 葉書をやる理由は人それぞれだと思いますが、僕にとっては無くしてしまった縁や
人間関係をもう一度作っていくためだと今は思います。
葉書を書き始めたころにはそのように思っていなかったので、また次の100冊目の節目を
迎えるころにはやる意味が変わっているかもしれません。
 ですがやる意味は変わっても、きっと自分の中で価値あるものになると思います。
これからも葉書を書くこともそうですが、それを通じて築いた人間関係をできるだけ
大切にしていきたいと思いました。

事実から学ぶこと

8月18日(金)

おはようございます。
皆さん、最後までブログにコメントありがとうございました。
こうして、皆さんのコメントをいただけるととてもうれしくなり、また、頑張ろうと思いやりきることが出来ました。
本当にありがとうございました。
最終日、ブログ担当よろしくお願いします。
うみの塗装 古橋幹大

(事実から学ぶこと)

 私が勉強させていただいているCL(建設的な生き方)では、「事実」をよく観察しなさい、と言われることがあります。
 CLを知らない方に「事実」と言われても、少しピンとこない部分あるかと思います。
 CLでこんなお話があります。

 ある若者がいました。その若者は、食べ物をほしがっています。
 その若者に、ある老人は、パンを「ほれ、くれてやる」とパンを与えます。
 別の時、ある婦人は、若者にパンを「かわいそうだね、これを大事に取っておきなさい」と言ってパンを渡します。
 違う時、ある男の人は、何も言わずパンをそっと渡しました。

ここで、お話は終わります。
このお話は、寓話で、「事実を認める」というポイント、教えがあります。
登場してくる3人とも、いろいろな渡し方をしていましたが、事実は、パンをあげたという事になります。

私は、このお話のように、事実から学んで少しでも、これからの人生に活かしていきたいと思っています。
 私は、自分中心の行動も多く、気分的なところが多いです。
研修の期間でも、自分がやりたい=意欲があると思ってもらえることは違うと教えていただいたり、その人がどんなに意欲や熱意を持っていても行動をしていなければ伝わったりしないという事です。
 そうした所をなおして変えていくためにも、自分はどんな行動をしていたのか?と振り返って確認していく必要があります。
 自分自身の行動を振り返ってみて、この時はやる気があるように見られたかな?事実はどうだったのだろう?と振り返って学びをチャンスへ変えていきたいと思います。
 一週間ブログ担当させていただいてありがとうございました。

洗車で学んだこと

8月17日(木)

おはようございます。
お盆も終わり、仕事初めの方も多いのでしょうか?
この暑い中、体調を崩さないように、体調管理にお気をつけてください。

ブログ担当よろしくお願いします。
うみの塗装 古橋幹大

(洗車で学んだこと)

 今、お世話になっているさかえやさんでは、毎朝6時から社員さんが自主的になって洗車を行っています。
 洗車をやることで、どんな効果を狙うのか?自分のどんな筋肉を鍛えたいのか?といった自分の目標で来る人、皆を助けたい、先輩の社員さんがやっているから私も頑張ろうと思ってくる人、本当に来てくれている人は頑張っています。
 最近では、旅館業なので、来ていただいているお客様が多く仕事でも大変な中朝、洗車を少しでも早く終わらせようと30分早く来たりしている人がいます。
 そうした姿を見ていると、辛い時でも頑張ろうと思えますし、また、この人の為に頑張りたいと気持ちが沸いてきます。
 私が洗車の中で、意識していることは、研修中で身につけようと思っている「他の人が喜んでくれるような働き方をする事です。
 自分だけ頑張っていると思っていると、いつか辛くなりますし、嫌になってきます。
 しかし、皆が頑張っているから行こう!、今日も助かるようにしないと、思い、洗車を行ってくるとだんだんと自分の中で変化が起こってきました。
 以前は、先ほども書いたように嫌だったかもしれません。続けていくうちに、「明日は車の台数が多いから早めに行こう」「明日もみんながくるから、行かないと」と思うようになり、どんなに眠くても、疲れていてもいくようになってきたと思っています。
 しかしながら、部屋へ帰ると寝過ごしてしまう事もあるので、従業員室で寝るときもあります。そこまでして、こだわることも久しぶりに感じましたし、この8月の忙しい時ほど皆の助けになるようにしようとそこを意識しながら行っていき、大切にして頑張りたいと思っています。
ありがとうございました。

人の支えの中にあること

8月16日(水)

おはようございます。
ブログ担当よろしくお願いします!

うみの塗装 古橋幹大

(人の支えの中にあること)

私は、自分の立場を考えずに行動をしてしまう場面があります。
そんな中で、CL手帳を通して気づいた事を書かせていただきたいと思います。
私は、この8月でCL手帳の添削をして2年が終わります。
その間、色んなアドバイスを杉井先生、西村さんに、親身になり、自分へのアドバイスを頂いてきました。
1年目の時を思い返してみると、自分を変えたいと必死でした。やり始めた時は、今でも覚えていますが、予定通りにやるのが何かもどかしく、自分が予定したリストに1つ1つどこでやるか、やる時間、を書いてまでしなければやらない自分がいて、それに対してもどかしい思いになっていたのを思い出します。あの時のもどかしさやこんな自分は嫌だという思いが無ければ、CL手帳の努力賞をいただけていなかったなと思っています。
少し、話が変わりますが、今、私は、自分を変えたいと思い、さかえやさんで研修させていただいています。
1年前の自分は、何をするにも無気力でした。そして一番駄目だったことが自分が変わりたい、と思っていなかったことだと思います。
そして、受け入れてくださった、さかえやさんの湯本社長、紹介してくださった杉井先生、研修へ行かせていただいた海野社長には、本当に感謝しています。
研修をやる前に、海野さんへ電話して私からお願いをした時、海野さんは、「幹大がしたいようにしてくれていいよ。こっちの事は大丈夫だから」と言っていただきました。
研修をして4か月目になりますが、今になって海野さんは、自分の事を応援してくれていたのだと分かった気がします。
人の優しさが分かるというのは、自分が支えてもらっているという事を忘れずに、一生懸命生きる事から始まるのだと私ごとですが思います。
最近は、お盆の中、1番忙しく、さかえやさんの社員さんが頑張っています。
そんな時に、自分が踏ん張らなければいけない時、私は、何をしているのか?という事が問われます。ここで自分を追い込んで、自分の筋力を上げていかねければ、本当に変われませんし、研修に行かせてもらって何が変わったのですか?と言われても何も答えられず終わるのは、もったいないことだと思います。
そんな、人生は嫌なので、変わるために、もう一度頑張りたいと思います。
読んでいただいて、ありがとうございました。


客観的にみる

8月15日(火)

おはようございます。
本日もブログ担当よろしくお願いします。

うみの塗装 古橋幹大

(客観的にみる)

 私は、発達障害の影響があるのか、自分中心で物事を見てしまいやすい傾向にあります。
 そのため、杉井先生に教えていただいたことで、相手の立場だったらどう思うのか?違う人だったらどうするのか?と考えることがとてもトレーニングになります。
 
私は、自分の癖で、自分が正しいと思った事をやりたいと思ったり、自分の主張が強いなと思っています。
そんなときに自分でどうしたらいいのか考えた時に、1番に思ったのは、会っているか分からないですが、「CLだったらどういう風に対応するのだろう?」「杉井先生やほかの方は、どうしているのだろう?」とするようにしてみました。
以前の自分は、自分の目線で考えることが多く、そうしていると問題や壁にぶつかる事が多いなと振り返ってみて思います。
CLや子育てセミナーを学んでいて、自分の視点でない視点を学ぶことで、自分に足りていないもの、弱いところ、この人はどういう所で悩んでいるのだろうと、自分とは違う世界を知ることで、こういった方法もあるんだと本当に勉強になります。
1つの事を深く掘り下げれば、何か大きく深い穴が出来て、そこにいろんな宝があると思います。
どうしたらよくなっていくのか、と常日頃から考えて、もっとよくしていく方法を見つけていきたいと思います。
ありがとうございました。

気がついていますか?

8月14日(月)

おはようございます。
皆さん、コメントありがとうございます!
1日1日とても励みになります!
ありがとうございます。

本日もよろしくお願いします。
うみの塗装 古橋幹大

(気がついていますか?)

 先日、杉井先生のお話の中で、
「皆さんは、服に炎がついていたらどうしますか?」
という、お話がありました。
私は、服が燃えていたら、慌てて消すと思うのです!
自分の服が焼けていくのを見ていられるのは、本当に怖いと思います。
杉井先生は、これを例えにして
「自分が間違っていることに気がついたら、消すという何かしらの行動が伴う」お話していただきました。
例えば、自分でまずいな、これやってしまったな、と思いながらも自分で見て見ぬふりをして何もしないという事になるのではないかと思います。
私も、1年前の自分は、周りが燃えている中、椅子に座ってその炎とにらめっこしている位燃えている中にいました。
自分で気づかないことがあり、それをどうにかしてこうしようという意欲や行動も何もしていませんでした。
最近になり、ようやく迷惑をかけていながら、何もしていなかった自分に気づくようになりました。
孔子の言葉にこんな言葉があります。
「過ちを改めざる。これを過ちという」
失敗はだれにでもある。しかし、それを改めないことが過ちである。
私は、この言葉に似ているのではないかと思っています。自分でまずいと思っても、それを改める事をしなければ、結局は気づいていなかったり、自分を正当化しているのだと思います。
そんな、自分で生きてきて今、ここで変わらなければ本当にチャンスがなくなると思っています。
自分を変えていくためにも、この研修で身につけたいことをまとめていきたいと思います。
ありがとうございました。

オリジナルな課題

8月13日(日)

おはようございます。
ブログ担当よろしくお願いします。
お盆も始まり、暑くなってきました。皆さん、体調の方は、いかがですか?
体調にはお気をつけて、お過ごしください。

うみの塗装 古橋幹大

(オリジナルな課題)

 私は、自分との付き合い方を学びたいと思い、CL(建設的な生き方)を学んでいます。
 CLとは、森田療法(自力的な側面)内観法(他力的な側面)の2つの研修方が基になっている教育法です。
 森田療法は、神経質の人の為に作られた治療方です。
 森田療法は、神経質の人に作られた研修方で、自分の神経質なところとの付き合い方をおしえてくれます。
内観法は、浄土真宗の「身調べ」の中から宗教色を抜いて研修法としてつくりだされました。
内観法は、していただいた事実を認める、して差し上げた事実を認める、ご迷惑をお掛けした事実を認めるの3つの事実について認めていきます。事実を認めるので、感謝の気持ちはいりません。

CLでは、「対象者」があり、それに対して、課題をだします。
対象者とは?CL的でない人、CLを使おうと思っている人になり、課題とは、CLのポイントを使った、具体的で、効果があり、やったかやらなかったかわかること、自分一人の力で出来る事、の含まれたものです。
その中で、私は、杉井先生のいう「オリジナルな課題」というものがとても大切なんだと改めて感じました。
CL手帳を添削して頂いていますが、「CLの課題をやる」といっても、その人その人にとって、課題は違く、よく観察をしてその人にあった「オリジナルな課題」を出すという事が自分自身の手帳を振り返ってみて思うようになりました。
私の今の課題として、「CLを身につけて、自分との付き合い方を上げていく事」があります。そんな中で、私は、1人で自分のやりたいCLの課題や1人作業というものが多くなっていっていました。
また、今、研修でお世話になっているさかえやさんのためにも、私が出来ること、頼まれたことをそれ以上に精一杯行う事も課題だと思っています。
私は、自分に課題を出すとき、本当に自分自身を森田の対象者なのか?内観の対象者なのか?それとも、この人にとって本当に大切にしなければいけない目的はなにか?というのを見失っていました。
これからは、自分自身をよく見て、どこを森田の課題、内観の課題で補ってあげれば、CLを実践しているのか、その人の為になるのか、といった部分を改めて意識してやっていきたいと思いました。
そして、自分を変えていくためにも、今を精一杯生きていきたいと思います。
ありがとうございました。

グッドラック

8月12日(土)

おはようございます。
今日からブログ担当よろしくお願いします。
一週間よろしくお願いします。
 

うみの塗装 古橋幹大

(グッドラック)

先日、「グッドラック」という本が、杉井先生のブログで改めて紹介されたこともあり、もう一度お借りして読ませていただきました。
 このグッドラックの本は、何回も読んだことがあり、とても読みやすく、自分にとって本当に大切だなと毎回、気付きをいただけます。
 
 今回、研修でお世話になっていて、改めて読もう、自分にとって何か忘れていることも必要としていることもあるかもしれないと思い、もう一度読ませていただきました。
 グッドラックの本は、「幸運」と「運」の違いを教えてくれ、二人の騎士が主人公で、「幸運をつかむための教え、自分にとって何が実際に教えてくれるものなんだろうと思わせてくれます。ぜひ、読んでみてほしいなと思いました。
 
 今回、改めて読ませていただいて、「自分は、本当にグッドラックの本を意識していないんだな」と思い、とても恥ずかしく、悔しかったです。
 本の中で、「下ごしらえをする」という言葉がよく出てきます。「下ごしらえ」とは、料理でいったら、野菜を切っておいたりする前準備や何かをつけておいておいたりすることになると思います。
 私は、CLを教えていただいて、自分自身との付き合い方を学び、自分を変えていかなければいけません。5月に研修へ来させていただいた時、三島で出来ていた事、出来ていなかったことも含めて、「あいつは、変わったな」と思ってもらえるようになりたいと思っております。
「下ごしらえ」は、私の人生の中で、今、20代のうちに学び、仕込んでおこなければいけない部分です。CLを身につける事、MG、葉書、杉井先生に教えていただいている事がそれに、当たると私は思っています。
そうした部分を身につけて、行動を変えて自分自身を変えていきたいです。

一週間ありがとうございました。

8月11日  うみの塗装   海野貴

昨日の杉井さんのブログに「使命」という言葉がありました。
私は「使命」という言葉を見て、ハッとしました。

私は昔から「夢」というものを持ったことがありません。
よく「夢を持て」とか「夢がないからダメなんだ」と言われますが、そう言われても、ないものはないのでどうすることもできないというのが正直なところです。
しかし社長がそれでは社員も夢を持てないということで、売上目標を持ったり、規模を大きくすることを思いましたが、どこかしっくりきませんし、力もあまり入りません。
しかし「使命」となると「何としてでもやってやる!」という思いが湧いてきます。
もともと私は怠け者ですし、お金儲けをしたいとか、お金持ちになりたいという願望もあまりありません。
ですが、私には「家族を養う」ということや「子供に恥ずかしい姿を見せられない」という使命がありますから、そのために経営塾で学んだり、嫌なことや面倒なこともやるようになりました。
そのようにやっていくうちに、人から信頼されて仕事をもらえるようになりたいと思うようになりました。
下請けでやっていた時期は、元請さんのところに仕事が入り、私は元請さんに仕事をもらうという形なので、ある意味、元請さんに依存している状態だったと思います。
それでは自分でコントロールできることが少なく、相手次第でとても不安定な状態で精神的にも苦しかったです。
ですから何とか自分に仕事を依頼してもらえるようになりたいと思い、仕事が無くてもどこかの手間に行ったりすることをせず、大手の仕事の依頼があっても断ったりしました。
それは誰かに依存して仕事をもらっていては、いつまでたっても自分で仕事を取る力が付かないと思ったからです。
ですから目先の仕事を得ることよりも、葉書を書いたり地域活動に参加したり、いろいろなことをしてきました。
そして、元請で仕事がもらえるようになってきて良かったことは、仕事がもらえることもそうですが、一番は、誰かに依存するのではなく、「自分の足で立っている」という実感が持てたことです。
そのような力を自分自身が身に付ければ、どんな状況になってもやっていけるのではないかと思いましたし、そのようなものを私は求めていたのだと思いました。
そしてそうなった時に初めて「もっとこうなりたい」というものが芽生えてくるようになったと思います。
ですから社員さんたちも、そのような力を付けることで、どこへ行っても通用するようになりますし、それぞれが自分の夢を持てるようになるのではないかと思いました。
そして、そうなるようにするのが私の使命だと思いましたし、そうなることで自ずと強い会社にもなると思いました。
しかし、いつからか、いい給料を出せるようにしなければならない、夢をもてる会社にしなければならない、利益を出せる強い会社にしなければならないと、影絵の影を見るようになってしまい、本来の自分の使命を忘れてしまっていたように思います。
影絵の影にあたるものは、本来私自身が求めているものではないので、力が湧いてこないのだと思います。
社員さんたちが、この先、自分たちの足でしっかり立ち、人生を切り開いていけるように応援するのが私の使命ですから、その使命を果たすには、相手が元気になったり、ヤル気を出すような働き掛けをできるようにならなければなりません。
今の私にはその力がありませんから、努力をして何とか力を付けていくことが私の使命だと思いました。

高くても選ばれる

8月10日  うみの塗装   海野貴

先日研修で東京に行った時、コンビニでお昼ご飯を買いました。
研修場所の近くに「ナチュラルローソン」と「ファミリーマート」が隣り合わせであり、私はナチュラルローソンというのがあることを始めて知りましたので試しに行ってみることにしました。
ナチュラルローソンは普通のローソンとは看板の色なども違い、少し高級感があるイメージでした。
ナチュラルというぐらいですから、自然のものを使ったものが多く品揃えされており、お弁当なども少し割高でした。
普段コンビニでお弁当などを買う時に、私はとにかく安いものを選びたくなり、おにぎりも食べたいもので選ぶのではなく、できるだけ安いものを選んでいます。
最近おにぎりが値上がりしてきて、140円から150円台が一般的になっていますが、私的にはその金額だとちょっと手が出しづらいです。 
しかし今回のナチュラルローソンでは「○○産の米を使用」などと書いてあるものが多く、金額が高くても「まぁそのくらいはするだろう」と納得している自分がいました。
普段なら「高いな~」と思うところですが、今回はそのように思わなかったのは、初めから高級志向のお店だとわかっていて入ったからだと思いました。
安さを求めるなら隣のファミリーマートに行けばいいのですが、今回は高級志向の店にあえて行っている訳ですから、「高くて当然」という意識が初めからあったのだと思いました。
ラーメンでも同じですが、近所のおじさんとおばさんがやっているラーメン屋さんで頼むラーメンと、高級中華料理店で頼むラーメンとでは、値段が倍であっても「やっぱりこの値段はするよな」と納得してしまいますね。
いくら近所のラーメンのほうが美味しかったとしても、高級中華料理店の値段で出したら「高い」と思われてしまうと思います。
これは私たちの仕事でも同じことが言えると思いました。
大手ハウスメーカーなどは、消費者も初めから「値段は高い」という認識はあると思いますが、「大手だから値段が高くても当たり前」と納得すると思います。
塗装に関して言えば、私たちも大手の下請けをやっているので断言できますが、大手の仕事より私たちの仕事のほうが、断然良い塗料も使っていますし、いい施工もしています。
しかし、私たちが大手と同じ値段で出したら、きっと「高い」と言われてしまうと思います。
これはコンビニやラーメン屋と同じで、お客様の意識が最初から違うのだと思います。
私たちのような小さなところは、物件数を増やすのは限度がありますから、一件当たりの単価を上げていかなくてはなりません。
大手のようにお金を掛けてブランドイメージを作ることは難しいですが、大手よりも良いものを提供しているのですから、大手の値段とまではいかなくても、「高くても選んでもらえる」というようにしていくことが必要だと思いました。
高くても選ばれるにはそれなりの理由があると思いますので、そのあたりをしっかり考えてブランドイメージを作っていきたいと思います。

多能工育成塾

8月9日  うみの塗装   海野貴

今私は、多能工育成塾という研修に参加しています。
1日6時間で6日間の講習を受けます。
講習内容は、屋根・外壁・雨漏りなどの外部工事、水廻りに関する工事、耐震、断熱、マンションリフォーム、電気工事などです。
これらの知識を得て、トイレなどの改修工事を一人で施工できるようになるのを目指しています。
トイレの改修工事は、畳一畳分のスペースしかなく、一人しか作業ができないわりに、解体、木工事、給排水、設備工事、塗装工事、内装工事、電気工事と、ごく小規模ながら多くの業種の施工が必要になります。
それぞれの作業を各業者に依頼したら段取りも悪く、工期も長引いてしまうので、これらの工事を一人で出来ればかなり効率も良くなります。
作業自体は、知識さえあればそれほど難しいものではないので、いろいろな作業をこなせる多能工がいれば効率良く仕事ができます。
この頃は、お客様から塗装以外のことを頼まれることが多くなり、お客様と会話をするにもそれらの仕事の知識がないと困ってしまうので、知識を増やしたいと思っていました。
実際に研修に参加してみると、今まで知らなかった知識を多く得ることができました。
普段の仕事では、今は住宅の塗替え工事がメインなので、他の業種の工事を見る機会も無いですし、以前新築を多くやっていた頃も、塗装の仕事は「仕上げ」の作業に分類され、私たちが現場に入る時には、すでにいろいろなものが出来上がってから行くので、出来上がったものが、どのようにして出来ているのかを見ることが少なく、それらの知識は乏しかったので、改めて基本的な知識を学ぶことができて良かったです。

また、このようにいろいろな知識を得ることで、ちょっとした困りごとに対応できるようになると思いました。
例えば、「トイレの水が流れっ放しで止まらない」「雨樋が詰まって水が溢れている」「網戸が破れている」などの仕事は知識があれば誰でもできますし、予算的にも少額な仕事であれば、比較的に受注がしやすいと思います。
また、近頃はHPや広告などから新規の塗装の依頼がありますが、塗装の場合は金額が大きく、お客様もいろいろなところで相見積もりを取っているケースが多く、他社との競合になることが増えています。
しかし、このような少額で簡単に済む仕事でしたら、わざわざ相見積もりを取ることも少ないですから、その工事を通してお客様との関係を作ることができれば、そこから塗装の仕事にもつなげることもしやすいですし、他社との競合になることも少なくなると思いました。
また、私たちの近隣には団地が多くありますが、若い世代が他で住居を構えることが多く、高齢者の割合が増えています。
高齢者の方々は、身体を動かすにも大変なこともありますし、高い所へ登るのも危険ですから、ちょっとしたことをサッとやってあげることができたら喜ばれるのではないかと思います。
社員さんたちがそのような力をつけたら、皆の仕事の幅も広がると思います。
地元地域での困りごとを解決できるように、多能工としての知識やスキルをつけていきたいと思います。

50kmウォーキング2

8月8日  うみの塗装   海野貴

土曜日に50kmウォーキングに参加してきました。
今回は準備期間が少なく、予想通り肉体的にも辛いウォーキングになりました。
山中湖を4週するコースで、1週目は一番不安だった岩本君も調子が良く、ドンドン先に進んでいってしまうほど余裕がありましたが、私は3週目に入ったところで早々に足の裏のマメが潰れ、足をつくのも痛くて厳しい状況になりました。
しかし、私はこのような状況は何度も経験しているので、足のつき方や歩き方を工夫すればそのうち痛みも耐えられるようになるだろうと思いましたし、どんな状況になろうとも50kmくらいは気合いで何とでもなるという思いがありました。
結局、足裏の痛みは最後まで消えませんでしたが、痛みがありながらも通常のペースで歩けるようになりました。
今までの経験上、30kmを過ぎるとガクッと身体が動かなくなることがあると予想していましたが、今回は35km地点で皆と長めの休憩を取ったあとに、皆身体が動かなくなりました。
こうなってからが本当の勝負になります。
私の中では途中リタイアということはないのでいいのですが、今回は社員全員で完歩するのが目標でしたので他のメンバーのことが心配になりました。
若い希代君は日頃トレーニングもしていたので肉体的には大丈夫だと思いましたが、他のメンバーはかなりキツそうで、なかなかペースも上がらず、3週が終わった地点では、もう限界に近づいている様子でした。
往復のコースなら一度出てしまえば帰ってこなければなりませんからまだいいですが、今回は周回コースなので、3週が終わり、そこからまたもう1周歩き出すのは精神的にはキツいと思います。
その地点で時間的にもあまり余裕がなかったので、とにかく4週目をスタートしましたが、スタート早々、2人のメンバーはペースが上がらず、あきらめムードが漂っていました。
身体がキツくても、気持ちが折れなければイケるものですが、気持ちが折れてしまうとペースも上がらなくなりますし、進まない分、余計に苦しくもなってしまいますから、何とか頑張ってもらいたいと思い、いろいろな言葉を掛けましたが、あまり変化は見られませんでした。
その時、自分の力の無さを感じました。
そもそも50kmを歩くというのは大変に決まっているので、自ら好んでやっている訳ではないですから「完歩すれば良いことある」というものが本人の中に無ければ、止めたくなるのは当然なことだと思います。
そのようなことをメンバーに持たせてあげていませんでしたし、私が声をかけても気持ちが上がらないというのは、私の働き掛けや、普段からの関係作りがしっかりできていなかったのだと思いました。
私はどうすることもできずにいましたが、もうこれ以上遅れると時間内の完歩が難しくなるという地点で、まだ可能性が残っているメンバーを先に行かせて、時間内完歩を目指してもらいました。
その後は、近くで寄り添い、一歩一歩、足を進めるのを見守ることしかできませんでした。
足の限界はとうに過ぎていたと思いますが、その足で必死に歩く姿を見て、本当に立派だと思いました。
そして制限時間は過ぎてしまいましたが何とか全員が完歩することができました。
後日社員さんから葉書をもらい「最後まで一緒に歩いてもらってありがとうございました」という言葉を読んで目頭が熱くなりました。
普段からもっと相手に寄り添い、関係を作り、相手に希望を持たせられるようにならないと申し訳ないと思いました。
これからは心を入れ替えて、頑張っている社員さんのためにも、いいコミュニケーションを身に付ける努力をしていかなくてはいけないと思いました。

お通夜

8月7日  うみの塗装   海野貴

昨日のブログでも書きましたが、先日私の同級生の奥さんがガンで亡くなりました。
その同級生とは、高校時代にツルんでいたり、卒業してからも実家の工務店を継いだので仕事の付き合いもありました。
彼は私の仕事をとても認めてくれていて、同窓会などでは「海野は本当にいい仕事をする」と言って、同級生たちによく宣伝をしてくれたりもしました。
その後、実家の工務店が倒産してしまい、それがきっかけで父親とも疎遠になってしまったり、次に就職したハウスメーカーも倒産して、その後はいろいろ仕事を変えて不安定な時期が続きました、
その折々で相談に乗ったり、励ましたりしていました。
ここ数年は、安定した会社に勤めて、やっと落ち着いた感じがありました。
奥さんとは、同窓会の送り迎えをしてもらったり、私の書いた葉書きや年賀状なども見ていたようで、私にもとてもよくしてくれていました。
奥さんは偶然にもうちの近くの小学校の調理員をしていて、今年の4月の職員紹介の便りにも載っていました。
夏休みに入って、その小学校の塗装の仕事を施工する時に、給食室を職員さんたちが掃除をしていたので、その奥さんもいるかと思い覗いてみましたが、見当たらなかったので職員さんの一人に聞いてみると「家庭の事情でつい最近辞めました」とのことでした。
家庭の事情と聞いて、何か変だな?と思い、同級生に連絡をすると「海野だから言うけど、実はガンで余命1か月と宣告されている」とのことでした。
2年前にガンの手術をして、その後も抗がん剤の治療を続けていたようですが、髪の毛が抜けたり、治療の辛さから途中で抗がん剤の治療を止めてしまったそうです。
奥さんの意向で、病気のことは誰にも言っていなかったそうで、周りの人も知らなかったようです。
容体が急に悪化して先月の19日に入院をしてから、日に日に悪くなり、私が連絡をした時には「もう会話もできない状態になってしまった」と言っていまいした。
もう最期がいつ来るかを待っている状態だと言っていました。
私は驚きとショックと悲しみで、何と声を掛けたら良いかもわかりませんでした。
もう覚悟は出来ていると言っていましたが、彼もこのようなことは初めてで、どうしたらいいかわからないと言っていたので、とにかく今は奥さんに寄り添ってあげて、何かあれば何でも言ってくれと伝えました。
それから2~3日後、仕事中に連絡が入りました。
「連絡をどこまですればいいかわからないので、海野の判断に任せるよ」とのことでしたので、事前にいろいろ聞いていたので私なりに考えて連絡をすることにしました。
生前奥さんが、周りの人に知らせたくないと言っていたこともあり、彼はその辺をどうしたらいいかと思っていたそうですが、もしかしたら最後のお別れをしたい人もいるかもしれないし、多くの人に来てもらったほうが、子供にとっても良いのではないかと思い、奥さんの職場に連絡したり、高校の同級生はもちろん、彼の中学の友人や、地域の交友関係のあるところを人づてに連絡をしました。
翌日の通夜には、多くの人が参列して、「こんなに多くの人が来てくれて本当にありがたかった。海野がいろいろなところに声を掛けてくれて感謝している」と言っていました。
私は連絡を回したり、お通夜に参列することしかしませんでしたし、小学生の子供を一人で育てていかなくてはならないことに対して何もできないかもしれませんが、何かの時には力になりたいと思いました。
亡くなった奥さんも、小さな子供を残して逝ってしまうことで、心残りもあったのではないかと思います。その気持ちを思うととても辛いですが、もう私たちはそのようなことが起こる年代になっているのだと改めて思いました。
実際に友人がガンになったり、亡くなってしまうことを耳にすることが多くなっています。
どこか他人事のように思っているところがありますが、いつ自分がそのようなことになってもおかしくありません。
後悔をしないように、今必要なことをしていかなくてはならないと思いました。

怪我

8月6日  うみの塗装   海野貴

今週の木曜日に現場で指を怪我してしまいました。
回転する丸ノコの刃に、人差し指と中指が触れてしまい、爪が真っ二つに裂け、爪の下の肉が少しえぐれてしまいました。
幸い傷はそれほど深くなく、大事に至らなくて良かったです。

その日は、親しい友人の奥さんのお通夜があり、前日に本人からその連絡を受け、友人の交友関係のあるところへの連絡に追われ、夜までその対応でバタバタしていました。
その日も4件の現場を掛け持ちで施工しており、2件の現場の最終確認や、別の現場の作業方法の確定など私が行かなければならない仕事が多くあり、お通夜の時間に遅れないようにとバタバタしていました。
社員さんたちがしっかりやってくれたおかげで、午前中である程度目途がつき、午後から作業方法をどのようにしたら良いかを悩んでいた現場に、施工方法を確定させるため、いろいろな道具を持って希代君と一緒に向かうことにしました。

お昼休憩が終わる頃に、ある友人から電話があり、私にとってはとてもショッキングな話で、その話を聞いた途端、私は一気にブルーな気持ちになりとても落ち込みました。
しかしそんなことも言っていられないので、モヤモヤした気持ちのまま現場に向かいました。

その現場は、外壁を1cmの幅で切断をする作業があり、丸ノコや電動サンダーなどの工具を使ってやろうと思っていましたが、形状的に工具がうまく使用できない箇所なので、アタッチメントを変えてみたり、幅の調整などいろいろなことを試してみたのですが、一向に良い方法が見つかりませんでした。
しかも、そこには蚊が多く、あちこち刺されてイライラもしてきました。
そんな時に一瞬の不注意で回転する刃に指が触れ、怪我をしてしまいました。
「やっちまった!」と思い、指を見ると、爪はやられていましたが、最悪の状態ではないと解かりましたので、作業を中断して希代君に病院に連れて行ってもらいました。

私は怪我の起こった状況を思い返し「やはり、こういう時に怪我が起こるのだな」と思いました。
気忙しくバタバタしていたこともありますが、一番の問題は私のメンタルな部分が大きかったと思いました。
友人からの電話を受けてから気落ちしていて、作業をしていても、どこかでそのことが気になっていました。
実際には私の不注意なのですが、MGでもリスクを引いた後に気落ちしていると、次から次へと悪いことが起こることがありますが、気落ちしていると悪いことを呼び込むようになっているのだと思います。
そう考えると、もちろん事故の起こらないように対策をしておくことが大事ですが、良い精神状態で仕事ができるようにすることも、とても重要なことだと思いました。
社員さんが悩みを抱えていたり、人間関係が悪かったりすると、今回の私のようなことも起こってしまうと思いました。
社員さんたちに、もしものことがあってはならないので、社員さんの心のケアや、いい人間関係、いい雰囲気作り、働きやすい環境作りは社員さんを守ることにつながるのだと思いました。
私はそのようなことを疎かにしていると思いますので、コミュニケーションを身に付けて、いい関係で仕事をしていかなくてはならないと思いました。

50kmウォーキング

8月5日  うみの塗装   海野貴

今日は静岡経営塾の研修で山中湖50kmウォーキングに参加します。
以前50kmウォーキングをやってから、もう10年近く経つので完歩できるか心配です。
私が初めて50kmウォーキングに参加した時には、一週間前に運動会のリレーで足が肉離れをしてしまい、最後は足を引きずりながら歩いて、とても辛かったことを憶えています。

その後はマラソンなどをやっていましたから、それほど苦にならなかったので、今回50kmウォーキングをやると聞いた時には「まあ完歩はできるだろう」と軽い気持ちでいました。

しかし、いざ練習を始めてみると少し歩いただけで足のあちらこちらに痛みを感じ、この10年でかなり身体が衰えていることを感じました。
ですから、また初めての時のようにボロボロの状態になるのではないかと不安で一杯です。

以前50kmウォーキングをしていた頃は社員さんもいなかったので、私一人での参加でしたから「とにかく気合いで歩き切るぞ!」という思いで参加していました。
しかし今回は社員さんたちも一緒に参加するので、以前のように自分だけやればいいのではなく、これを通して皆が良くなることを考えなければならないと思いました。
50kmを歩くのですから、大変であることは当然なので、「大変だったけどやって良かった」というようにしなければならないと思いました。
一番良いのは、これを通して会社の仲間がまとまることだと思いました。
ですから「完歩」という目標に向かって、事前の練習を皆で一緒にやって本番当日だけでなく、皆で声を掛け合い、協力しながらやっていきたいと思いました。
今回は、柴﨑さんは山登りなどの経験があり、先日も沼津アルプスを制覇して、歩くことでは私たちの中で一番実力があるので、このウォーキングのリーダーをやってもらうことにしました。
メンバーを率いて目標を達成するということは、仕事にも通じることですから、リーダーシップを発揮して皆を引っ張って行ってもらいたいと思いました。

限られた練習時間のなかで柴﨑さんは、歩くコースを考えてくれたり、途中でストレッチを取り入れたりといろいろな工夫をしてくれました。
練習期間があまりに少なかったので、十分な準備はできませんでしたが、身体を慣らすことはできましたので、あとは本番で皆で声を掛け合いながら完歩を目指したいと思います。
結果はどうなるかわかりませんが、ゴールまでの過程を皆で楽しんで、いい思い出が作れたら嬉しいです。

「広告のやり方」

「広告のやり方」
2017年8月4日(金)
おはようございます。細谷です。最終日よろしくお願いします。

細谷家の日常~暑中お見舞い~
先日、息子に暑中お見舞いのはがきに絵を描いてとお願いしたところ、こんな絵を描いてくれました。どこで見たのか「男はつらいよ」のペンギンバージョンです。
泰誠暑中お見舞い

先日、「金属加工の助っ人」ということでキャッチコピーが決まり、認知度アップするべく、HPなどのデジタルの工夫とアナログのカード型チラシとカレンダーを作ることにしました。

すでに販促補助金の採択はされているので、話は3か月くらい前から進んでいますが、ここで完成しました。名刺サイズの二つ折りでお店の片隅や名刺交換等々でも、邪魔にならず持っていてもらえるようにしています。
新チラシブログ用

HPはスマホやタブレットで見る時でも自動的に見やすく変換できるようにしました。職種やどんなものを売るかで広告の仕方も変わってくると思いますが、同じものをずっと繰り返し少しずつ見せていくか、期間を絞って一気に宣伝を打つかがあると思います。

今回はキャッチが決まったら一気にと思っていたので、今年いっぱいでチラシ等々もばらまく予定です。

三島市のカレンダーの広告なども魅力的ですが、なじみのない製造業をどうアピールするか問い合わせの来た方に直接聞いてはいるものの、自社を選んでくれるポイントが不特定多数のようで、かなり絞られたお客さんのようでもあり、どこに向かって広告を出すか検討中ではあります。

ネットの方では地域、キーワードなどが絞られて来れば、そこに資金なども投入していこうと思いますが、口コミ等でいうと色々な団体の中に入り、チラシを配りまくるという方法もあります。

数ある選択肢の中でどれを選ぶかは色々とやってみてからですが、13周年の時には少し出させてもらえたらなと思っています。

13周年のカレンダープロジェクトも進んでいますが、そろそろ集客用のチラシも欲しいですね。広告や人の集め方のいい練習になりますね。

1週間ありがとうございました。明日からは海野さんです。よろしくお願いします。

「関ケ原~石田三成~」

「関ケ原~石田三成~」
2017年8月3日(木)
おはようございます。細谷です。6日目よろしくお願いします。

細谷家の日常~本の虫~
息子が最近懸賞に出したキャラクターです…
虫が本を読んでいる…ちょっと面白いかも…
本の虫 (1)

さて、最近読んでいる本の紹介です。司馬遼太郎の作品で「関ケ原」という本ですが、この夏映画になります。豊臣秀吉がなくなった後、徳川家康と石田三成の天下分け目の関ヶ原の戦いの前後を描く作品ですが、石田三成側からみたその時代の背景はちょっと感慨深いものがあります。

正義や忠義を重んじた三成が負け、権謀術数や人心掌握で利害に重きを置いた家康との駆け引きや周りの人々の心情の移り変わりがとても興味深く読み進めています。

権力のある人間のうわさひとつで国家が動く、何かやり場のない感情が、自分の中にもあり、もし自分だったらどちらに付くかという点でも、大事にする価値観というのが見え隠れするようでした。

五大老(家康など5人の大名)という取り決めを行う大名とその結果を行政化する官僚みたいな仕事をする五奉行(石田三成など5人の奉行)に分かれて豊臣秀頼を補佐する体制になっていましたが、そのバランスも時と共に崩れ、合戦になっていく人間模様というか、同じ時代を違う人の目線で見る面白さがありました。

三成は武功はそれほどありませんが、番頭というか頭のよさで奉行職をまとめて、朝鮮出兵の際の船団や兵糧、人員の手配から退却時の計算までしたりして、近江出身だけに商人の才覚をもった武士のようで才能はありましたが、みんなに嫌われていたというのが残念な所です。

島左近や直江兼続など歴史的に有名な武将とも深くつながりがありながら、なぜ関が原で負けたのか、最後に必要な才覚とは何か、人間は志のような理念よりも利害で動くのかなどなど、少し経営に似た部分もあり、考えさせられる本でした。

上・中・下と全3巻の大作ですが、時間のない方は映画でも楽しめると思います。決して課題図書推薦ではありません(笑)

「模擬授業」

「模擬授業」
2017年8月2日(水)
おはようございます。細谷です。5日目よろしくお願いします。
今日は何の日か知っていますか?そうです。44回目の細谷の誕生日です。ということでプレゼント受付中です(笑)

細谷家の日常~買い間違い~
先日、妻と長男が横浜の学校に面談に行った時の会話です。時間が迫っていて急いでいたらしいのですが…
妻:「泰誠!早く切符買って!大人2枚!早く早く!」
長男:「うん!わかった…でも」
妻:「早くって言ってるでしょ!」
…そして、改札を通り少し落ち着いたところで、
長男:「さっきママが怖くて言えなかったけど、僕って大人なの?」
妻:「…あ!そうだ。子どもの値段で切符買えたのに!はははは(笑)」
子どもに厳しく自分に優しい、笑ってごまかす妻でした…。

さて、3月からヒューマンアカデミーで外国人に日本語を教える勉強していますが、日本語学校で初級者を教えるための教授法というのがあり、模擬授業をやりました。毎週15分間の模擬授業を生徒全員がやるのですが、その準備が結構大変で、毎回6時間くらいかけて準備の教案を作成していました。

3日くらい構想を練って、何となく感じをつかんでからの6時間くらいで仕上げていきましたが、1週間あっという間でした。そこで色々な気づきがありましたが、まだ習っていない単語や文法を使ってはいけないという制約の中で、授業を進めるのはかなり難しいです。

シミュレーションを何度も頭の中で繰り返していると、想像の中ですが、色々なパターンが出てきて面白かったです。何かに似ているなと思ったら、経営計画を立てるのと一緒だなと思いました。授業という1時間程度の計画の実践か、1年~3年かけてやる計画の実践か、時間軸の違いはあるにせよ、MGみたいな感じかなとも思いました。

戦略を練るという観点から見ると、将棋や囲碁のように何十手先を読んで、今の自分の駒の動きを決めますが、人の感情やその場の状況など一瞬一瞬動きを変えなければならないことも出てきます。

MGのような模擬経営は最終的なゴールを意識しながら、普段からしていきたいなと思いました。補助金申請などの経営計画や毎年の経営発表もその一つですが、頭の中のゴールが具体的になればなるほど成功率は高くなるので、来期の計画も頑張って描きたいと思いました。

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