おはようございます!
小野@馬耳です。
四日目、宜しくお願い致します。
【ネットからのご注文】
ここ最近、一般住宅のお客様からの、配線の依頼の
お問い合わせが多く、連続してご注文を頂いております。
うちの会社は法人のお客様が主で、一般住宅の仕事は、
取引先の社長や社員さんのご自宅などしか
ありませんでした。
しかも、特に一般住宅向けに営業活動もしていませんので、
何で問い合わせが多いのか不思議だったのです。
あまりに気になったので、ご注文を頂いたお客様に
どうしてうちの会社に、ご連絡を頂いたのですか?と
うかがうと、すべてのお客様が「ネットで見ました!」と
教えて下さいました。
確かに、検索条件に“沼津”や“電話工事”などと
入れてもらえれば、間違いなく、上位に出てくると
思いますが、それにしても、うちの会社を選ぶのは
私が言うのも変ですが、不思議でした。
そして、先日伺ったお客様は「あっ、小野さんですか?
手品をされているんですよね?」と聞かれたのです。
私は「え? どうしてご存知なんですか?」と聞くと
「ネットに出ていましたので」とおっしゃるので、
沼津電話のHPには、手品のことも書いていますので
それでかな?と再度聞いてみると、違うというのです。
???
では、どういうことだろう?
そのお客様の検索条件は“LAN配線”“静岡”で
検索したそうです。
そこに配線レスキューというHPがあり、そこに
うちの会社が出ていたので、連絡をさせてもらった。
というのです。
あ! 確かに、以前、修理で困ったという東京の通信工事会社の
応援をした事があり、その会社が「配線レスキュー」
という会社でした。
そしてその会社から「何の費用も掛かりませんから、
弊社のHPで紹介しても良いでしょうか?」と営業?
されたことがあり、「無料でしたらどうぞ!」と
お返事をした事がありました。
でも、どうして手品のことを…?
事務所に戻り、私も「静岡・LAN配線」で検索をすると
確かに一番上に「配線レスキュー」のHPがあり
そのHPを見てビックリしました。
もしよかったら、是非検索してみて下さい。
ありがたいことに、うちの会社だけ、写真が出ています。
しかも、店長として紹介の私の写真が…
(恥ずかし~い 汗)
恥ずかしい写真の件はともかく、
これだけネットきっかけの連絡が入ってくると、
ウェブの重要性はやっぱり無視できません。
細谷さんも力を入れているようですが、
我が社もホームページの整備に
もう一度本腰を入れる時が来た!
これも明日さ つづく
おはようございます!
小野@馬耳です。
三日目、宜しくお願い致します。
【夢といいますか…】
明治村、三連チャンで、ゲップが出そうですが
もう少しお付き合いください。
明治村には、たくさんの重要文化財や
登録有形文化財に指定された建物があると
書かせて頂きましたが、その中に「呉羽座」(くれはざ)
という、芝居小屋があります。
呉羽座は、明治初年に大阪に建てられ、
地方巡業の歌舞伎をはじめ、落語、講談、漫才など
いろいろな演芸が催された、伝説?の芝居小屋です。
昭和46年に明治村に移築され、この「呉羽座」も
重要文化財に指定されている建物です。
明治から昭和にかけて、多くの笑いや感動を与えた場として
場所は違えど、今でも存在していることに、感動します。
私はこの「呉羽座」(くれはざ)という芝居小屋が
大好きなんです。
何故かと言いますと、実は、私の夢のひとつに、
(夢と言っては大袈裟ですが…)
その「呉羽座」で手品をやる!ということがありました。
まぁ、国の重要文化財ですし、何回行っても
ただ建物を見学するだけだったので
この建物で、手品が出来る訳ないだろうと
かってに思っていました。
ただ、前回明治村に行った時、
その「呉羽座」で演劇?をやっているのを
見る機会がありました。
「え? ここでイベントをやることが出来るんだ!」
また、NHKの連続テレビ小説「わろてんか」という
よしもとの創業者、吉本せいさんをモデルにしたドラマで
「呉羽座」が使われたりもしていました。
今回、ブログを書きながら、夢が再燃してしまいました。
「夢」と言い続けていては、いつまで経っても
どこまで行っても「夢」のままですね。
「夢」を「目標にする」には、日付を打て!と
よく聞きます。
まず、プライベートでの使用が可能なのかを確認し、
もし、許されるのなら、来年の秋?くらいを目標に
準備を進めたいと思っています。
皆さんは、なにかやってみたい「夢」 ありますか?
明日さ つづく
おはようございます!
小野@馬耳です。
写真に人柄・・・? ちょっとビックリしました。
ただ、真ん中に撮りたいモノを入れただけなのですが。
あっ、それが人柄なのかな?(汗)
写真って、本当にセンスが出ますよね。
恵さんがコメント下さったように、絵画と同じかも
しれません。芸術性が高いと思います。
とても奥が深そうです。
杉井さん、花火って難しくないですか?
二日目、宜しくお願い致します。
【明治村】
皆さんは「明治村」ってご存知ですが?
この教会は、明治村の中にある「聖ザビエル天主堂」です。
愛知県犬山市にあり、明治時代の建物や、
文化的、芸術的、歴史的に価値のある
建造物保存のために造られた屋外型
テーマパークです。
面積はディズニーランドより広く、
移築された建物のほとんどは、重要文化財や
登録有形文化財に指定されていて、
テレビや映画のロケにも
多く使われています。
実は、昨日のチンチン電車も、明治村内を走っている
明治43年に製造された京都市電です。
日本で初めて新橋~横浜間を走った蒸気機関車にも
乗ることができます。もちろん、動きますよ!
その明治村に、先月、中学生時代の同級生6名で
行ってきました。
海野さんからワンボックスをお借りし、
ワイワイ、ガヤガヤと、楽しい旅行になりました。
せっかく近くを通るのですから、ハットリライスマーケットにも
寄らせて頂こうかな? と思ったのですが、
その時期は田植えの真っ最中、お忙しい時に伺ったのでは
ご迷惑になると思い、近くを通り過ぎるだけに
しておきました。(汗)
私は明治村が大好きで、もう何回も訪れているんです。
明治時代の建物って、ワクワクしませんか?
近代日本の基盤を築いた時代、江戸時代の伝統的技術に
欧米の様式、技術、材料が取り入れられていて、
その時代の匂い、雰囲気がたまらないです。
今回、あえてモノクロ写真で、明治村を撮ってみました。
明治村、とても素敵なところです。
是非、一度行ってみて下さい!
明日さ つづく
おはようございます!
小野@馬耳です。
一週間、宜しくお願い致します。
【趣味を持ったほうがいいかなぁ?】
私は特に、“趣味”というものを持っていません。
かつてスキーもやりましたし、ゴルフ、テニス、
キャンプなど、色々とやりましたが、夢中になるほど
没頭したことはありませんでした。
唯一、車くらいかな?
ただ、今では車に対する興味も無くなってしまいました。(涙)
人生、損してるなぁ~って思ってしまいます。
あっ、「手品」は?と、よく言われますが、「手品」は
仕事でして…(笑)
この歳から始められる趣味というと、
仲間と集まって一緒にやる趣味より、
ひとりで出来る趣味で、カラダはあまり動かさない、
そしてなんといっても“お金のかからない趣味”(汗)
があるといいなぁ~と探していました。
とは言え、そんな趣味ってなかなか見つからないな~
と思っていた時、杉井先生のブログを見ると、
素敵な写真が載っていました。
そんな写真を見ていた時、
「あっ! カメラ、イイじゃん!」と
思いついちゃったんです。
実は私のカメラデビューは、小学校4年生の時です。
家族旅行で京都に行った時、母にカメラを買ってもらいました。
もちろん、家族用のカメラでしたが、私はずっと
首から下げていました。
初めて撮ったのは、駅前を走るチンチン電車だったのを
今でも覚えています。
そして、高校1年の時、筋向いのカメラ屋さんに飾ってあった
一眼レフのカメラに憧れ、コツコツ貯めたお金と、
残りを親にねだり、そのカメラを買いました。
その頃は、写真を撮ることより、カメラのメカニックの部分、
機能美に憧れていたのかもしれません。
写真を撮らず、カメラをよく眺めていました。(笑)
そんなわけで、杉井先生や厚志さんにも影響され、
ミラーレスですが、カメラを購入しました!
そして、初日に撮った写真は、またまたチンチン電車でした。
明日さ つづく
’19年 7月27日 鳥居直樹
おはようございます。。
1週間、私の拙いブログを応援して頂き、
どうもありがとうございました。
皆さんからのコメントが とても励みになり、1週間、やり通すことができました。
どうもありがとうございました。
七日目、よろしくお願いします。
「日本の味 - カンロ飴」
“甘み”“塩味”“酸っぱみ”“辛み”“苦み”
舌で感じられる味は この4つだと、私は思っていました。
最近、妻から教えられたのですが、これらの味覚のほかに、新しく“脂肪(しぼう)み”という味覚が発見された、とのことです。つまり、油っこさ のことでしょうか?
何を隠そう、今 私は、あるお菓子を作ることに凝っています。
その中で、水飴を用います。
このお菓子作りを始めた頃は、レシピ通りに水飴を用いていました。しかし、ほかの方が発表しているレシピで「~ 私は、米飴を用いています。」と書かれていたので、私は それまで使っていた水飴ではなく“ミトクの米飴”を使って お菓子を作ってみました。
ミトクの米飴を使って それを作っているあいだ中、辺りに何とも言えない いい匂いが漂っていました。
作り終えても、一晩中 その匂いが、台所に立ち込めていました。
その香りは、昔どこかで嗅いだことのある、懐かしさをともなった匂いでした。
(う~ん?! この匂いは、いったい何の匂いだったっけ?)と、あれこれ記憶をたどって、10日くらいしてから、あるものに たどり着くことができました。
そうです。それは、“カンロ飴”の風味です。
初めて、それを口にしたのは、少年時代に、もしかしたら、おばあちゃんから分けてもらって、しゃぶったのかも知れません。
そして、私がカンロ飴をなめた最後は10代の時のことなので、かれこれ40年の間、それを味わっていなかったのです。
でも、カンロ飴は、一度食べたら忘れることのできない特徴のある風味があると思います。
ホームページから調べてみました。
山口県で、ニッキ飴やかりん糖を作っていた宮本製菓の宮本政一さんというかたが、当時、(アメリカから輸入されていた甘いだけの飴ではなく、日本人の味覚に合う飴が作れないだろうか?)と考え、砂糖と水飴の原料に さらに醤油の味を加えることを思いつき、それから試行錯誤すること 3年間の月日をかけて、ついに、1955年にカンロ飴ができたそうです。
そして、カンロ飴は、その商品力と口コミがほとんどで、大阪市場→東京市場、やがて
日本全国へ広まっていったのです。
私は、スーパーへ行って、カンロ飴を1袋買って来ました。帰宅して、1粒なめてみました。・・・間違いありません。この風味です。
ミトクの米飴を用いて調理した時に、その周りに立ち込めた いい匂い。まさに、40年以上前に いただいたカンロ飴の風味でした。
1粒食べただけで、それだと分かる 世界にただ1つのカンロ飴を創り 世に送り出した
宮本政一さんは、本当にすごい人です。
これと関連したことなのですが。
私は今まで、味の種類は、“甘み”“塩味”“酸っぱみ”“辛み”“苦み”の5つだと思っていました。
感覚的にはそれで良いのかも知れませんが、調べたところによると、味覚(舌にある味らいで識別する)には、「甘み」「塩味」「酸っぱみ」「苦み」、その次に「うま味」という味覚があるとのことでした。
人生58年間 生きて来ましたが、私は今まで「うま味」という味を識別できていなかったのかしら?
うま味物質としては、グルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸などがあるとのこと。グルタミン酸は昆布や野菜などに、イノシン酸は魚や肉類に、グアニル酸は干しきのこ類に多く含まれている、とのこと。
グルタミン酸を多く含むものは、昆布やチーズ、トマト、醤油・みそなどの調味料だそうです。
そして、赤ちゃんが飲む母乳には、グルタミン酸が非常に多く含まれていて、生まれたばかりの赤ちゃんは、うま味を識別できるそうです。
ということは、私だって、赤子の時には、“うま味”が分かったのですね。でも、今は、“うま味”を言葉で上手く言い表せないでいます。
ところが、思わぬ身近に それはありました。
それは、ほかでもない 沼津経営塾の室伏さんが作られている お茶です。
朝ごはんを食べたあとに、小野園さん(室伏さん)のお茶を一口味わった時に、私は何か味わいを感じることができました。
(これって、もしかして“うま味”?)
そこで調べてみました。 ~
<緑茶には、うま味成分のアミノ酸の一種であるグルタミン酸やアスパラギン酸が多く含まれています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
緑茶の茶葉100gの中に含まれるグルタミン酸は 220~670mg
(因みにトマト100gの中に含まれるグルタミン酸は 246mg)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
※ アミノ酸の一種であるテアニンは上級の茶葉に多く含まれており、緑茶の うま味を構成する成分であると言われて来ました。
しかし、~テアニンは、うま味よりはむしろ共存するカフェイン、カテキン類の苦渋味を和らげる働きを持っているのではないかと近年の研究により考えられています。>
- 特定非営利活動法人 うま味インフォメーションセンターのホームページより
四季折々の旬の食べ物。
海の幸。山の幸。
先達が創ってくれたカンロ飴。
室伏さんのお茶・・・
おいしい物に囲まれて、
私は幸せいっぱいです。
青い鶏っち
’19年 7月26日 鳥居直樹
おはようございます。。
今日で、六日目になりました。
応援していただき、どうもありがとうございます。
次の当番のかた、そろそろ準備をお願いします。
「‘19年 家族相談員研修」
6月27日に、静岡市で、SSTリーダーの高森 信子先生による研修があり、受講して来ました。
その中から、印象に残っている点をお伝えしたいと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<高森先生>
今、いくつかの事件が起きていますね。
そのうちの いくつかは、いわゆる ひきこもりの人が起している、ということになっています。
ある犯罪者は、精神保健福祉手帳(2級)の所持者でした。
みなさんは、それらのことについて、親子で会話したでしょうか?
登戸の事件の場合 -
何十年間、親戚の人は、彼に会うのを避けていた。
役人が親戚の人に「だったら、手紙を書けばいいじゃないですか。」と言いました。
それは、浅はかな指摘ではなかったでしょうか?
親戚が彼に送った手紙の中に“ひきこもり”という語がありました。
親戚のその行為が、一石を投じてしまったのではないでしょうか?
人とコミュニケーションや会話をする時には、「相手に合わせた距離の会話」があります。
人間関係が薄い~濃い によって
人間関係が薄いうち、まずは、あいさつだけが いいです。
少し距離が近くなって来てから、外面のことで、相手をほめる(ルックスや身につけているものなどのことで)。
そして、もっと親しくなって人間関係が濃くなってはじめて 相手の健康に関すること(睡眠、服薬について)を話題にしていいでしょう。
書いた文でコミュニケーションするのでも、信頼関係ができていないうちは、言葉(文)は、簡潔で短いほうがいいです。
ある例で、娘さんが当事者で入院していました。お母さんは、娘さんとコミュニケーションをとれないことをもどかしく思っていました。
私は お母さんに「娘さんにハガキを書いたらどうですか。」と「絵葉書などを使って、できるだけ短い言葉で。」と、アドバイスしました。
そのお母さんは娘さんに『あなたは、だいじな宝物なのよ。』というハガキを書いて送りました。
娘さんは、母親からそのハガキをもらって嬉しくて、病棟中の人に見せてまわったそうです。
嬉しいということは、心の栄養です。
最近の事件から、当事者の人たちは、周りの目がこわくなっている傾向にあります。
周りの人が自分を見て(あいつは、ひきこもりだから、事件を起すんじゃないか)- そう思っているんじゃないか?
それで、外へ出ることが、今まで以上に重荷になっています。
だから、親として、今のこういう時こそ、子どもの重荷がとれるように
「拳銃の事件- つらいよねぇ。」
と共感してあげる。
「あなたは、だいじな息子(娘)だよ。命をかけて守るよ。」
と親のハラを伝えてあげることがたいせつじゃないでしょうか。
以前、当時者の人たちに対して、アンケートを取りました。
『あなたが、もっとも思っていることは何ですか?』という問いに対してのトップの回答は、
「もっと、私の気持ちを分かってほしい。」でした。
ある例で・・・。
娘さんが当事者で、その娘さんは、何十年も ある作業所に通い続けていました。はたから見れば、娘さんは、作業所での仕事をなんの苦もなくこなしているかのように見えていました。
その娘さんは、家では家族のために、家事(炊事も含めて)を続けてくれていました。
お母さんは、
(いつになったら、この娘が社会に出て自立してくれるのだろうか?)と、内心、娘さんに要求していました。
でも、娘さんの本心は -
「周りからは、私が落ち着きはらっていて、湖面をゆうゆうと泳いでいる白鳥のように見えるかも知れませんが、今の私は、これが精一杯なんです。水の中では、両足で精一杯 水かきをしているんです。」
また、ある例で・・・。
その家では、息子さんが当事者でした。
お母さんと息子さんが、二人で部屋にいて、夕暮れ時になり、部屋の中が少し、暗くなりました。
息子さんが
「暗くなったねぇ。」
と、その事象だけを言いました。
お母さんは、息子さんに対する時、(この子は、いつまで経っても自立しようとしない。)(ものごとを私にやらせようとする。)というフィルター(色眼鏡)を通して、見る傾向がありました。それで
「電気くらい 自分でつけなさい!」
と、怒った口調で伝えてしまいました。
これで、お互いの関係が良くなっていくでしょうか?
◎フィルターを通さない会話をするには、どうしたらいいのでしょう?
①相手に、<今が初めての出会い>のように向き合って、
(どこを ほめたらいいかな?)と、相手を観察する
②ほめる言葉は、短く簡潔に。明快に。
③それを温かく表現する
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上、
大雑把なまとめで、すみません。
ユーモアを交えて、分かりやすく講義してくださった高森信子先生、
どうもありがとうございました。
日常に応用できる研修会を開いてくださった、静岡県精神保健福祉会連合会のみなさま、
どうもありがとうございました。
お読みいただき、どうもありがとうございました。
’19年 7月25日 鳥居直樹
おはようございます。。
親身になってコメントしていただき、どうもありがとうございます。
五日目、よろしくお願いします。
「あいさつ 第2弾」
妻と私が結婚してから、32年になります。
私が若い頃、父が よく言っていました。
「結婚生活において、『好いた』だの『惚れた』だのは、最初のほんの短い期間のことであって、そのあと、どう結婚生活を維持するかは、二人の努力によって維持していくものだ。」と。
私は、結婚してから分かったのですが、それまで別々の家で育って来た二人が 一つ屋根の下で暮らす ということは、それまでの家庭環境が違うのだから、異なる文化を持った二人が暮らしていくことなんだな、と。
些細なことなのですが、ご飯茶碗を、伏せて置くか 上を向けて置くか、その慣習の違いでさえも、ぶつかってしまうのです。
また、慣習の違いだけでなく、二人の意見がくいちがうことは あります。
昔に比べたら少なくなりましたが、私共は、意見のくいちがいから言い争いになってしまうという事が、この歳になってもあります(恥)。
“我の強さ”を自他共に認める私達二人が、よく ここまで結婚生活を持続して来れたなぁ、と思います。
ただ、今から20余年前に、ある方が教えてくれたこと。
二人の結婚生活を振り返ってみると、その方の そのお話を聞けたことは本当に良かったなぁと、今 あらためて思います。
その頃、米屋を営んでいた私は、月に一度、米穀店の経営研究会に通っていました。
たしか、30代半ばの時のことだったと思いますが、その日は、関西で勉強会が開催され、関西のある経営の先生が、その日の講師でした。
その先生のお話の中で、
「今日は初めてお会いする方も数人いるので、これから商いを続けていかれる上で基本となる一つの事を お伝えしたいと思います。
ここにいるほとんどの方が、結婚してご夫婦でご商売をされていると思います。
ですので、ご商売が うまくいくことの第一の基本は、夫婦が円満であることです。
この私でも ある事なのですが、同じ屋根の下で暮らしていると、夫婦で どうしてもぶつかってしまう事はあります。言い争って、険悪な雰囲気になってしまい、お互いに(もうオマエとは、口もききたくない。)と思ってしまう時もあるでしょう。
そのような時、一晩過ぎて朝になり、まだ、お互い 心の中にモヤモヤしているものはあると思います。しかし、朝 顔を合わせたら、男性のほうから『おはよう。』と、一言あいさつをしましょう。
この一言の あいさつが、円満な夫婦でいる秘訣になるかと思います・・・・・。」
先生は、そう教えて下さいました。
そのあと、経営についてのお話もあったはずなのですが、私はそっちの方は全て忘れてしまい、この 夫婦のあいさつのお話だけは、今でも覚えています。
その時、先生は「男のほうから先に謝ってください。」とは、おっしゃっていませんでした。ただ「男のほうから先に あいさつしましょう。」と、教えて下さったのです。
「あいさつをすれば良い。」というのが、私にとって、心理的にも それほどハードルが高くなかったので、それ以来、夫婦喧嘩をしてしまった翌朝に、先生の教えを実行することができ、今でも同様の状況の場合は、私から「おはよう。」と言っています。
私達夫婦が、32年間、何とかやって来れたのは、その先生のお蔭でもあります。
私は、その先生に感謝しています。
皆さんも、もし、パートナーと言い争ってしまったその翌朝には、男のほうから あいさつする、ということを やってみて下さいネ。
皆さんの、良きパートナーとの暮らしが末永く続き、いい人生を紡いでいかれることを祈っています。
読んで頂き、どうもありがとうございました。
’19年 7月24日 鳥居直樹
おはようございます。
読んでくださり、どうもありがとうございます。
四日目、よろしくお願いします。
「救命講習」
6月16日の午前中に、沼津市立病院の救急ワークステーションにて、3時間の救命講習を受けて来ました。
きっかけとなったのは、輿水さんが沼津経営塾のブログと ご自身のブログ(6月6日)で、AEDの講習を受講されたことと、輿水酒店にAEDを設置される、という内容の記事を発表されたことでした。
実は、私は、8年前に、二種免許取得の為に自動車学校へ通っていた時に、授業(カリキュラム)の中で、心肺蘇生法とAEDの使い方についての授業を受けたのですが、忘れてしまい身につけていませんでした。
私の職業はタクシードライバーで、そのような緊急の場面に遭遇する確率が 一般の方に比べれば高いので、<しっかりと身につける>という目的を持って、今回 出席してきました。
受講内容を要約して、お伝えしたいと思います。
A、目的
1)助けを必要としている人に対して、救命の措置を行えるようになる為。
2)「悪化の防止」
救急車が到着するまでの間の、当事者の様態の悪化を最低限におさえる。
3)苦痛の軽減
- 当事者に対する声かけも とても大事。
「だいじょうぶだよ!」
B、救命の連鎖
1)心停止の予防 -心停止してしまうような事故が起きないように予防する。
・交通事故 -特に高齢者や子ども
・自転車に乗る人はヘルメットを着用する
・家の中での幼児の風呂場での溺死の予防
2)早期認識と通報
〇 119通報をすると、電話に出た署員が、こちらの状況を聞いて、応急処置について教えてくれる。
それを、よく聞くこと。その処置を行ったかどうかによって、救命率も変わってくる。
「すぐに来てください。」とだけ言って、すぐに電話を切らないようにすること。
〇人に通報を頼む時に、「救急車を呼んでください。」と頼むより「119(イチイチキュー)通報してください。」と言ったほうが、頼まれた人が 適切に迅速に行動しやすい。
3)一次救命処置(救急隊員が到着するまでの処置)
(輿水さんの内容とダブりますが)
119通報してから現場に救急車が到着する時間の全国平均は、8.5分。
その間に、現場に居合わせた者が当事者に対して適切な処置を行ったかどうかで、当事者の社会復帰率が変わります。
ここからの「心肺蘇生法(人工呼吸)」とAED使用については文章では伝えきれない内容で、実技の内容になります。
当事者に、正常な呼吸があるかどうかを確認し、正常な呼吸がない場合、胸骨圧迫を開始します。その場にいる誰かに、AEDを取って来てもらいます。
今まで、私は、人工呼吸というものは、呼吸が止まってしまっている人に対し、呼吸を再開させるという目的だけで、とらえていました。
しかし、今回の講習を受けて、その胸骨圧迫は、全身へ血液を送るという目的もあるのだと知りました。
心臓が停止して全身へ血液が送られていない 特に、脳に血液が届かないことで脳の細胞が壊死してしまうこと。
なので、救急隊員が到着するまでの間に、気道の確保と胸骨圧迫をしていたか否かによって、命をとりとめた場合でも、脳が正常に機能するか? 何らかの障害を受けてしまうのか?大きく変わって来るそうです。
AED(自動体外式除細動装置)は、細動状態になってしまっている心臓に電気ショックを与え、心臓の正常な動きを取り戻す為の装置です。
誰にでも操作できるように、電源を入れれば、音声ガイドが流れます。
そして、輿水さんが教えてくれているように、人口に対するAED設置数は、世界で日本が一番高いのです。
AEDを使用するような場面に遭遇しないほうが望ましいのですが、もしも、その時がやって来たら、私は、その人とその人の家族のために動きます。
期間が経つと忘れてしまうので、これからも講習を受けていきたいと思います。
今回、私が救命講習を受けたのは、輿水さんが、自らの経験を分かち合ってくださったおかげです。
輿水さん。
どうもありがとうございました。
おはようございます。。鳥居です。
天気が定まらず、湿度が高くて、じめじめしているのにも関わらず、コメントしてくださり、
どうもありがとうございます。
三日目、よろしくお願いします。
〇〇〇〇〇。
(「ありがとう。ママはもう大丈夫だよ。泣いて、泣いて 笑って笑った873日」
― 武藤 あずさ著を読んで)
この本は、杉井さんが、杉井のひとことで紹介してくれた本です。
私は、この本に出会えて良かったです。
読み進めていく中で、武藤 あずささんが、言葉の使い方について述べられています。
「ありがとう。」をはじめとして、言うといい言葉(天国言葉)があります。
その いくつかの言葉の中で、〇〇〇〇〇。は、私にとって鍵になる言葉でした。
6月29日の午前中、乗務でタクシーに乗っていたのですが、私は、少なくとも4回は、ひとり言で「〇〇〇〇〇。」と言いました。
朝、お客様をお迎えに行きました。
予約時刻になったので、マンションのそのかたのドアの前に立ち インターフォンを鳴らしました。「今、行きます。」と、インターフォンから 男性のお声が返って来ました。
予約時刻を2分ほど過ぎてから、お客様(20代後半くらいのかた)が出て来ました。
そのかたは、タクシーに乗って、行く先を告げてから「急ぎめでお願いします。」と言われました。
お客様に そのように言われると、たいてい 私はイライラしてしまいます。(まだまだ、タクシードライバーとして未熟な私です)
そのお客様は、そう言って、少し間をおいてから「すみません。」とつけ加えました。(予約の時刻より2分超過してしまったのに注文をつけて(すみません)- という意味合いだったのかも知れません。私の推測ですが)
信号待ちを回避するために 抜け道を使ったりして、スムーズに目的地へ到着することができました。料金は、1,460円でした。お客様は、まず、千円札を2枚出されました。その後、10円玉を1枚、なぜか、小銭受けに叩きつけるようにビシャッと置かれました。
何か、私に敵意でも持っているかのようなしぐさでした。
お客様が降車され、私は駅へもどりながら考えていました。たった今のお客様のことを考えると、私は、イライラしてしまいました。
(ムカムカするなぁ・・・。でも、今のお客さんは「急ぎめでお願いします。」と言って少したってから「すみません。」と、つけ加えてくれたよなぁ。だから、〇〇〇〇〇。)
私は、天国言葉のその言葉を言って、自分の気持ちを鎮めることができました。
駅へ戻る途中で、操車室から無線で、配車メッセージが送られて来ました。
<大社の杜(もり)の前で。S様(女性)>
私は、近くを走っていましたので、すぐに、S様をお迎えに行く事ができました。
S様は 乗車されると「三島駅の北口までお願いします。」と言われました。その抑揚から、その女性は関西のかただと分かりました。
その日は土曜日だったし、S様のいでたちからして、お一人で三島へ観光しにいらして、これから 次の目的地へ向かうか、ご自宅へ帰って行かれる風でした。
大社の杜から北口まで、10分未満の短いドライブでしたが、私は S様に話しかけようかどうしようか迷いましたが、結局何も話しかけないままに、北口へたどり着きました。
「どうもありがとうございました。」と、私が告げると、S様は「ありがとう。」とおっしゃいました。
ただ、S様のその言い方(抑揚)が、「ありがとう。」の「と」にアクセントがついていて(5文字の中で「と」をもっとも音高を高く発音されて)、相手を見下して言ってように、私は感じられたのです。そのS様のお声を聞いて、私は、少しイラッとしてしまいました。
暫くしてから、私は、天国言葉のその言葉を思い出し、言いました。「イライラしてしまった自分を〇〇〇〇〇。」それで、私は、自分の気持ちを鎮めることができました。
と、ここまで書いてきたことは、私が人から迷惑をかけられた、という内容でしたが、それとは逆に、私が周りの人に ご迷惑をおかけしてしまったこともあるのです。
タクシーを運転していて、(本来あってはいけない事なのですが)タクシー(営業車)の身分である事を笠に着て、交差点で急発進して、対向車のかたに びっくりさせてしまいました。
ごめんなさい。
それから、先ほどの、大社の杜から乗車されたS様にしてみれば、(この運転手は返事はするけど、世間話もして来ない、まったく無愛想な運転手やなぁ。未熟なおっさんやなぁ・・・)と、不満に思っていらしたのかも知れません。
そして、S様は、(・・・だけど、今の運転手は、私を駅へ送り届けるまで、安全運転をする事に一所懸命だったのかも知れへん。だから、〇〇〇〇〇。)と、思い直してくれているかも知れません。
私が周りのかたに ご迷惑をおかけしてしまい、それにも関わらず、そのかたは、その苦痛を飲み込んで、(〇〇〇〇〇。)と思ってくれているかも知れない。
そのような考え方ができるようになり、私は、とても救われた思いです。
この感想文を書いている途中で、海野さんが、ブログ当番の時に、この本について書いてくれました。
そして、<何か嫌な事が起きてしまった時でも、天国言葉を言う。その事が起きて、たとえ(ついてる)と思わなくても、「ついてる。ついてる。」と言っているうちに、起きたことを肯定的に捉えられるようになる。>と、書いて下さっていました。
海野さんの感想から思い出されたのですが、私の周りのご高齢の世代のかた、たとえば、お義母さんは、そのような考え方ができるかただと思いました。
- 例えば、私が 日曜大工をしていて、自分の不注意の為に ちょっとした怪我をしてしまった、とします。
私は、内心(クソッ!やっちまった!)と思っています。
そして、おやつの時間などに、私が怪我をした事に気づかれたお義母さんは たいてい「痛かっただろうね。でも、それくらいの事で済んで良かったね。<落ち着いてやりなさい>って事だよね。(ついてる。ついてる。)」
そのような お声をかけてくれるのです。お義母さんのように考えれば、起きてしまった事から、前向きに(ここからは もっと気をつけてやっていこう。)と、生きていくことができます。
だから、私も、(ついてる。)と実際に思わなくても「ついてる。」と言って、肯定的な生き方をしていこうと思います。
著者の武藤 あずささんにとって、優司くん(次男さん)が難病を患っていたことは「それくらいの事」ではなく、とても重い現実だったと思いますが、優司くんの873日の人生を通して、あずささんから優司くんへ、そして 優司くんから あずささんへ、お互いに心から(ありがとう。)と思えたことは、とても貴い教えだと思います。
このような事を教えてくださり、
武藤 あずささん。
どうもありがとうございます。
私の生き方をみつめ直す とても いい本を紹介してくださった、
杉井先生。
どうもありがとうございました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
読んでくださり、どうもありがとうございます。
おはようございます。。鳥居です。
二日目、よろしくお願いします。
「糠にまつわる はなし」
私の母の家は、商家でした。
私の祖父(3代目)が、“トリイ商事”という屋号にして、おもに米穀と燃料を取り扱っていました。
私の父は、まったく別の道である音楽家を目指していましたが、事情があって、私の母の家(鳥居)へ婿養子として入籍し、商店を継ぎ、4代目として一生懸命に家業をしてくれました。
そして、今から約10年前に、5代目の私は、トリイ米店を廃業しました。私は、物心がついてから半世紀以上、米屋という環境の中にいたことになります。
家が商店で米屋であったことは、プラスの面もあれば、マイナスの面もありました。
プラスの面としては、ご先祖や両親が汗水たらして築いてくれた その土台のおかげで、経済的に安定した中で、成長させてもらった、ということです。
そして、住んでいた家が親たちの仕事場なので、毎日、祖父母や両親が働いている姿を、目の前で見て来れたことです。
毎日、仕事の中で、両親がお客様に「ありがとうございました。」と言って頭を下げる姿を見て来たので、いざ、自分が働く立場になった時に、それほど苦なく「ありがとうございました。」と言うことができました。
また、小中学生だったころ、祖父が私に、精米作業を手伝わせてくれたり、父が、お客様宅へのガス器具の修理に私を同行させて“働く”体験をさせてくれました。
こうした経験が、今の私の土台になっていることは間違いありません。
家が商家(米屋)であるが故のマイナス面もありました。
1つには、住んでいる家に お客様や取引先の人が絶えず出入りしていたり、注文の電話が鳴り響いていること。 - ですので、私は子供時代に、勤め人の家というものを とてもうらやましく思っていました。(サラリーマンの家であれば、他人の出入りはないだろうし、家に居れば さぞかし落ち着くだろうなぁ。)と思って、そういう生活に憧れていました。
私が中学生のとき、仕事の合間に一休みしている父を見たら、髪の毛に白い粉のような物が、沢山くっついていました。それで私は「父さん。フケだらけだよ。」と言ったら、
「バカ! これは、糠ぼこりが ついてるんだゾ。」と言われました。
祖父や父は、仕入れた玄米を白米にする“精米”をしていたので、その作業をすると、少なからず、糠をかぶってしまうのです。
精米した時に出る米糠は、専門の業者が引き取りに来ていましたが、我家では、ほかの用途にも使われていました。
私が小学生の頃、一時、お店で、鶏卵を販売していました。
祖母は、店頭に買いに来たお客様のために、玉子を包んだり、これから配達に出かける配達員のためにも 同様のことをしてくれていました。
しかし、忙しくなって来ると、慣れている祖母でも、うっかり玉子を床へ落としてしまうことがありました。
「やっちゃったぁ!」と言いながら、祖母は、隣の精米場から米糠を持って来て、割れて 黄身や白身が飛び出している玉子の上に、米糠をふりかけておきます。
しばらく そのままにしておき、他の仕事をして、そうしている間に米糠が黄身や白身を吸着してくれます。その後で、糠ごと、ほうきと塵取りで掃き掃除をして片付けます。
また、これは、私が小学校低学年の時の話ですが ―。
運動会に、“玉入れ競技”がありましたよね。運動会が近づいて来ると、担任の先生が「お母さんに頼んで、玉入れ用の玉を作ってもらって、持って来なさい。」と、指示します。
後日、生徒たちは、お母さん手作りの玉を持って来ます。
その玉が、クラスのたいていの生徒の物は、中身が、小豆かまたは、お米の籾殻が入っていました。それを手で揉むと、サクサクという音がして、そして軽くて、いかにも玉入れ用の玉という感じです。
しかし、私が母に作ってもらった玉の中身は、米糠でした。
おそらく、玉入れ用の玉の中身が米糠だったのは、米屋の子どもだけだったでしょう。
米糠入りの玉は、籾殻入りの玉より重かったし、この玉を叩くと、少し 米糠が飛び出して来てしまい、手が粉っぽくなってしまいます。
何か、私の玉だけが他のみんなの物と違って(鈍クサいなぁ~。)と、小学生の私は、コンプレックスを感じていました。
こんなふうに、私が米屋に生まれ育ったことは、プラス面でも マイナス面でも、私の深い部分に影響を与えてくれた気がします。
約10年前に米屋を廃業した後も、その影響は続き、それは、現在も進行中です。
読んでいただき、どうもありがとうございます。
おはようございます。。鳥居です。
室伏 剛さんより、ブログのタスキ 確かに受け取りました。
一週間、私 鳥居におつき合いのほど、よろしくお願いします。
<一口タクシーメモ “お客様に 安全・快適に乗って頂くために”>
私が乗務で運転しているタクシーは、T社のコンフォートという車種です。これは、かなり古くから普及している、皆さんが街などで よく目にされている小型タイプのタクシーです。
私が勤務しているF社には、コンフォートの他に、T社のプリウス、T社のジャパンタクシー、N社のクルーがあります。
その中で、ジャパンタクシーは、来年の東京オリンピックに向けて T社が開発した車種で、ボディのデザインが ロンドンタクシーをモデルにしています。約1年前から、街などで見かけられるようになりました。
今までのタクシーは、メカニック構造上、後部座席の中心の足元が 高く盛り上っているので、中心に座ったお客様は、この盛り上がりをまたいで座らなければなりません。
しかし、ジャパンタクシーは後部座席の足元が一様にフラットになっているので、後部座席に3名の大人のお客様が乗られた場合でも ゆったりと座ることができます。
私が運転しているコンフォートは小型タクシーですので、お客様は、全員が大人の場合、
4名様までご乗車できます。
因みに、子ども(12歳未満)は3名を大人2名に換算しますので、小型タクシーには、
(大人1名プラス子ども4名)あるいは(大人2名プラス子ども3名)までは、ご乗車できます。
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- シートベルトの差込み口について -
私は お客様が乗車された時に シートベルトの着用をお願いしているのですが、後部座席の一番左側に座られたかたのシートベルトの差込み口(受け口)が、少し分かりづらいのです。(コンフォート車に限ってのことなのですが)
その位置(後部座席の一番左側)に座ると、お客様の腰の右辺りに、シートベルトの
受け口が2つあるのです。
色分けされていて、1つは黒色の受け口、もう1つは灰色の受け口です。
一番左側に座られたお客様は、シートベルトの先端の金具を、黒の受け口へ差し込んでください。(万一、灰色の受け口に差し込んでも、ロックされずに戻って来ます)
現在、運転者には、全座席の搭乗者にシートベルトを着用させる義務があります。
シートベルトの着用を怠った場合には、一般道路では口頭注意、高速道路では違反点数1点の罰則になります。(罰則の対象は、言うまでもなく運転者になります)
シートベルトを着用していない時の死亡事故は、着用している時の約4倍 だそうです。
万一 事故に合ってしまった場合に、被害を最小限にくい止める為に、皆様にも、ぜひ
シートベルトを しっかりと着用して頂きますようにお願い申し上げます。
あなたのお出かけのお助けマン 鳥居直樹
2019.7.20 小野園三島店 室伏剛
皆さんコメントをありがとうございます。
今日も励まされました。
そう、「行動することでしか変われない」と分かっている自分もいます。
だけど結果的に毎日ループしてもやもやから抜け出せない自分がいるのも事実でして・・・
杉井先生、またご教授下さい。
私の職業はお茶屋です。
そしてお茶屋は毎年4月~5月末頃までが一年で一番忙しい繁忙期となります。
繁忙期以外は2~3名の仲間と仕事をしている小さな製茶工場ですが、繁忙期のこの時期だけは10名程の、職人さん、アルバイトさん、そして数年前からシルバーさんにもお越しいただき助けてもらっています。
アルバイトさんの中には本業が3交代制でその合間に来てくれる方や、日中は仕事をして夕方から数時間だけ来てくれる方がいたり様々です。
そして繁忙期の中でも10日間前後は24時間工場を稼働させる期間があります。
また一日の中でも特に忙しい時間帯や、お客様が途切れてチョット中休み出来ることもありまして、その辺りの人員の配置等を都度、臨機応変に段取りさせていただいています。
また天候にも左右されるため、急遽「すみませんが明日は休んでください」また「今日は○時まで残って頂く事は可能ですか?」など急に予定を変更させて頂くことも多々あるのですが、誰一人として嫌な顔などせずに皆さん快く応じてくれて、本当に有り難いと思っております。
皆さんそれぞれが声を出し合って、まだ仕事を覚えていない方に、ベテランさんが教えてくれたり、ポッと時間が空くと自分でできる仕事を見つけては「時間が出来たからこれやっとこうか?」と聞きに来てくれたり、時には皆で笑いながら仕事をしてくれていて、この工場ってイイ雰囲気だなぁ~と我ながら思っていました。
ですが今年から始めて来てくれることになりましたOさんが出勤2日目の朝、「もう続けられそうにないから辞めます。」と私がいる事務所にやってきました。
私はとっさの事で原因も分からず、体調でも崩されたのかな?っと心配になりましたが、どうやらそうではなさそうです。
車に乗り込もうとするOさんを慌てて引き止め「申し訳ありません。私に非があるのなら謝ります。」と伝えたのですが、そのまま帰ってしまいました。
直ぐにその時関わっていた方たちに事情を確認したのですが、仕事の指示の仕方が不十分だったことに気分を損ねられたようなのですが、正直何で帰ってしまわれる程の事なのか分かりませんでした。
時間が経った今、改めて振り返ってみても何も帰ってしまわなくてもよかったのではと思いますが、OさんにはOさんの言い分があると思いますし、Oさんにとっては大きな事だったのだと思いました。
工場長としてOさんの働きやすい環境を整えられなかったことは事実です。
今後Oさんにお会いする機会があるか分かりませんが、もしお会いできた時は「その節は私の配慮が足りずに不愉快な思いをさせてしまって申し訳ありませんでした。」とお詫びしたいと思います。
そして今いるスタッフさんも、私の至らない部分を受け入れてもらっている事実を認め、感謝する気持ちを忘れずにこれからも皆で活き活きと働いていける環境を整えていきたいと思います。
一週間、ブログにお付き合い下さいましてありがとうございました。
明日からは、鳥居さんがタスキを繋いでくれます。
鳥居さん、よろしくお願い致します。
2019.7.19 小野園三島店 室伏剛
皆さんコメントをありがとうございます。
皆さんのコメントに勇気をいただき、毎朝の清掃に更に力が入ってしまいそうです。(笑)
6日目、宜しくお願い致します。
本日『フィロソフィ』という勉強会に始めて参加してきました。
地元にお住いのKさんという方から数か月前にお誘いいただき、毎月開催している勉強会のようなのですが、仕事の繁忙期の過ぎたこのタイミングで今回参加させていただきました。
この勉強会は京セラの創業者である稲盛和夫さんの教えを伝えようと開催されているもののようです。
『フィロソフィ』とは『考え方』の事だそうです。
正直、今の私に必要なことは勉強会などに参加して知識を増やすことよりも、実際の仕事(現場)で行動し結果を出していくことが大切だと思っておりますので、参加するべきか少し迷いましたが、折角ご縁合ってお声をかけて頂いたのですから一度は参加して自ら関わること自体が今の自分を成長させることでもあり、誘ってくれた方に対しての礼儀でもあると思いました。
でも実際に参加した勉強会は私にとって良いものでした。(笑)
まだ帰宅したばかりでしっかり内容の整理も出来ていないのですが、特に自分が印象に残ったキーワードは『潜在意識』という言葉です。
人は普段、自分自身として認識している『顕在意識』は僅か10%ほどで残りの90%は潜在意識として無意識の領域にあるとの事でした。
そしてこの潜在意識の割合が大きいため何か目標などを掲げても、そもそもこの潜在意識をコントロール出来ないと行動も長続きせず結果を残しずらいというものでした。
自分自身でも最近薄々感じていました。
「こうなりたい」「ああしたい」と思い行動しても途中で挫折して継続できないのは、そもそもやる前から心の奥底で「どうせ自分には達成することは出来ない」とどっかで思っている自分がいることを・・・
更に成果を出せず「やっぱり今回も自分には無理だった」と出来ない自分を更に強固なものにしていることを・・・
潜在意識を変えるためには、
① 強烈な願望を心に抱くこと。
そしてそもそも願望とは願い望むことで「やらなければならない」ことでは無く「本当に自分が願い望むもの」であること。
② そしてその為の行動を潜在意識になるまで何度も何度も繰り返し継続する事で自分のものになっていくとの事です。
いつの頃からか思い込んでしまった「自分には出来ない」という潜在意識を改めて認識することが出来ましたので、それは自分の思い込みであることを理解し、手放して、改に塗り替えていこうと思います。
2019.7.18 小野園三島店 室伏剛
皆さんコメントをありがとうございます。
皆さんのコメントに今回も勇気をいただきました。
それでは5日目、宜しくお願い致します。
数年前から始めました、店先とその周辺のプチ清掃を毎朝続けています。
もう毎日のルーチンになっているので別に苦でもなく、清掃後にキレイになった店先を眺め、気持ちも晴れ晴れして出勤しています。
まッ、たまに朝バタバタしてやっつけ仕事になってしまう時もあるのですが・・・(汗)
店先は県道に面していて、清掃時間もだいたい朝の6:30前後が多いいため、通勤による車の交通量もそれなりにあります。
友達がたまに軽くクラクションを鳴らして声をかけてくれたりするのも嬉しいです。
私の清掃範囲は狭く、店舗前の歩道左右50m~長い時でも100m位でしょうか。
たばこの吸い殻や落ち葉などが一番多いいですかね。
実は一カ所、掃除をするのを避けてきた場所がありました。
店舗から約15mほど北側に地域のゴミの集積場があります。
ゴミをきちんと決められた日にルール通りに出していただければ良いのですが、中には曜日に関係なく出す方もいます。
少し離れた別の地域の方も車で捨てに来ているようです。
集積場はコンクリートでコの字形に囲われているだけなので、決められた曜日以外にゴミを出す方がいると夜中や日中にカラスや猫がゴミをあさって散らかします。
そして朝方、私がルーチンの清掃をしているとその生ゴミが周辺に散乱していることがあるのです。(涙)
自分がキレイにした方がイイよなぁと思いながら、ここに手を付けると毎度毎度で大変なことになるっと思い、見て見ぬふりをしていたのでした。(汗)
先日のブログで輿水さんが駐車場のトイレ掃除を継続されていることを知り、「俺もやるか!」と思った訳です。(笑)
今ではもっと前からやっておけば良かったと思っております。(汗)
ただ、「燃えるゴミ」の中に空き缶や空きビンが入っていたり、散乱したゴミを新しいゴミ袋に入れるまでは良いのですがそのゴミをどうしたものか・・・?
初めのうちは自宅に持ち帰り、決められたゴミの日に再び出すことをしていましたが、自宅にその様なゴミを保管しておく場所があるわけでもなく、家族からのクレームもあり、入れ直したゴミ袋ごと再び集積場に戻しています。
先日、町内会長さんに散乱していることが多いいことを伝えて、網でカラスや猫の対策をしてほしい旨を伝えて、今後改善してくれることになりました。(ホッ)
網が張られるまでの残りの期間は私がキレイにしていきたいと思います。
2019.7.17 小野園三島店 室伏剛
皆さんコメントをありがとうございます。
皆さんのコメントに励まされております。
ここのところ何かと忙しくそこに来てブログ当番(汗)
ブログが周ってくるのは順番で分かっているのに・・・
でも追い込まれてやる方が一番時短だったりします(笑)
4日目、宜しくお願い致します。
先日、近隣の市町村で『敬老の日』に合わせて対象の方へお茶でお祝いをする企画があることを知りました。
申込みの期日がかなり迫っているとの事で、早速お話を伺いに行ってきました。
77歳(喜寿)、88歳(米寿)、90歳(卒寿)、99歳(白寿)、100歳以上(長寿)の方へのお祝い品とのことです。
何社かのお茶屋さんがそれぞれ商品の提案をして、値段や品質、パッケージなどを総合的に判断され、最終的に採用は一社に決まるといういわゆるコンペです。
予算も年齢ごとに決まっていて提案する商品もそれぞれ違います。
もし採用になると合計で約800個近い数になるとの事でコンペに参加させていただくことにしました。
商品サンプルと御見積書の提出期限も10日間程しかありません。
お茶は当然常時ありますので、品質、内容量と価格帯で判断が出来ます。
問題はお茶を入れる缶や桐箱などから始まり、のし、巻紙、付属のひも等の資材でした。
何冊ものカタログを元に取引業者様から資材のサンプルを何種も取り寄せ、あれやこれやと組み合わせを考えて、喜んで頂けそうなものを順に絞っていったのですが、今回は納品数量がまとまっているため資材業者様にも数の用意が出来るものと出来ないものがあり、また今は在庫があってもコンペの結果が出る頃にはどうなっているか分からない資材もあり、この辺で少し四苦八苦いたしました。
家族経営の小さなお茶屋です。
母や妻や娘といった女性の意見を聞きながら商品を絞って締め切りの最終日に何とかサンプルと御見積書の提出を間に合わせることが出来ました。
提出から数日で採決されるとの事でしたが・・・
先日ご担当者様からご連絡をいただき当店に決めていただくことが出来ました。
「ありがとうございます。」
さぁ、ここからは納品に落ち度が無いように先ずは一つ一つ準備するもの、仕上げる期日、納期からの逆算です。
発注していただいた方、そして実際に敬老祝い品を受け取っていただく方に、喜んでもらえるようキッチリと仕事をしていきたいと思います。
2019.7.16 小野園三島店 室伏剛
先日、三島市で開催されました『子どもは外で育つ』という講演会に妻と二人で参加してきました。
講師は高濱正伸さんという方でした。
高濱さんによると数年前のデータでニートと呼ばれている方は160万人いて、家事手伝いと答えた方はここには入らない為、実際は倍の320万人は居るのではとの事でした。
では何故ニートと呼ばれる人が増えたのか?
高濱さんによると、人から与えられた枠の中でテストなどをやり続けていることで自ら考える力が弱くなっていることが原因の一つとの事でした。
要は知識ではなく地頭力が必要だと言っていました。
そして未就学からの子供を相手に授業を行っているそうなのですが「きらい」とか「苦手」という言葉は絶対に使わせないそうです。
(人間は「好き」か「きらい」のどちらかに大別して取捨選択しないと生きていけない生き物という本質があるそうです)
なので「きらい」と言った子供には厳しく注意するのですが、注意した後はいつもの優しい先生に戻って子供を安心させたりして、子供への愛情もとても感じられる方でした。
そして高濱さんご本人が、幼少期時代に人前で話すことの出来ないナイーブな一面を持っていたそうなのですが、そんな高濱さんを一変させたのは小学三年生の時に当時の先生から言われた「この問題が解けたのは学年で高濱くんだけだったよ!」の一言だったそうです。
要は先生から自信というマジックをかけてもらったからだと言っていました。
そして自信もコンプレックスも同じ構造で出来ていて、ある日ある時、勝手に思い込んだ自分の価値観であり、でも人はそれをずっと引きずって生きているそうです。
私自身を振り返るとコンプレックスの塊で、でもそのコンプレックスもどこでどう思い込んだのかは分かりませんが、今思えば捉え方ひとつで自信にもコンプレックスにも変換できるように思います。
そして何故、題名でもある『子どもは外で育つ』のかと言うと、何にもない野原に子供を放り出せば、勝手に棒を持ち穴を掘りかくれんぼをしたり、自分たちで考える力が育つという事のようです。
そして最後に『えこひいき』が高濱さんを飛躍させたようでした。
当時の担任の先生が高濱さんだけではなく、クラスの生徒全員にその子ならではの得意分野を見つけては個別に呼び出して「お前の~は凄い! 才能がある! 先生がさらに伸ばしてあげるからここまでやってみろ!」と自信を与えていたそうです。
今回の講演を視聴して一番心に残ったのは『自信』というキーワードです。
理屈では良く解らないけど、子供の頃の私はそれなりに根拠は無いのだけれど自信があり、挑戦する事にも今ほど躊躇していませんでした。
現在、私にも二人の子供がおります。また空手道場には約20名の生徒たちがいます。
今こそ私自身が挑戦をして子供たちの見本とならねばと思いました。
2019.7.15 小野園三島店 室伏剛
7月の初旬に空手の現役世界チャンピオンであり来年の東京オリンピックの金メダル候補である「西村拳」選手のチャンピオンセミナーに、私の所属する「無限塾」から小学生5名を引率して参加してきました。
小中学生を対象とした約300名の参加者からなるセミナーです。
会場は藤枝にある静岡県武道館です。
午前中は西村選手による試合で勝つためのテクニックの講習会を受講し、午後は参加者をそれぞれ学年別に分けて練習試合の繰り返しという内容でした。
無限塾の生徒たちの空手のレベルはまだまだ高いものではなく、三島市で開催される大会で入賞したり更に上の東部大会で勝ち上がっていこうと現在、頑張っているところです。
今回のセミナーで世界チャンピオンを間近かで見ること、そして恐らく近県の強豪道場の上手な生徒さんが集まるであろうことが想像出来ましたので、自分より強い選手と沢山組手をすることも、きっと良い経験になると思い参加することに致しました。
朝7:00に5名の生徒を私の車に乗せて出発です。
出発早々から車中で大騒ぎです。(想像はしておりましたが・・・)
会場に着く9:00過ぎまで静かになることは一瞬もありません(笑)
そして会場入りして空手着に着替え9:30からセミナー開始です。
会場の雰囲気、他の道場の強そうな黒帯の生徒さんたちを前に少々緊張しつつ始まりました。(因みに私は私服で観客席から見守りです。)
無限塾の生徒たちにとってはチョット難しい身体の動きに四苦八苦しながらも見よう見まねで何とか付いていきました。
西村選手が近くに来ると子供たちが憧れの眼差しで見上げる姿が印象的でした。
そして子供たちには一つの願望がありました。
各自、色紙を用意してきていてサインをもらう事です。
休憩の度に私のところに来ては「サインをもらえるのかなぁ、もらえないのかなぁ」とそわそわしています。
正直私にも分かりません。
参加者300人以上とのことでしたので、全員が貰う事は難しいようにも感じましたし・・・
主催者の方たちの計らいで午後の組手の練習試合の際に学年ごとに呼びかけて結果希望者全員サインをもらうことが出来ました。
子供たちのサインを大事に抱え込む姿が可愛らしかったです。
練習試合では強い相手に殆んどやられっぱなしの生徒たちでしたが、最後までやり切り怪我も無く無事にセミナーを終えることが出来ました。
疲れ切って帰りの車中では寝るかと思いきや、行きと全く同じテンションです。(汗)
子供って本当に元気ですね。(笑)
空手セミナーが良かったのか?
こうして仲間とワイワイ騒ぐのが楽しいのか?・・・両方ですね。(笑)
子供たちにとって忘れられない思い出になってくれれば嬉しいですし、実は私自身がとっても幸せを感じられる一日でもあります。
折角縁あって無限塾に入門してくれた生徒さんたちです。
無限塾に入って良かったと、生徒さんにも保護者の方にも思ってもらえるよう、私自身もっともっと人との関わり方を学んでいきたいと思います。
2019.7.14 小野園三島店 室伏剛
希代さんよりタスキを受け取り、本日よりブログを担当させていただきます。
先ずは一日目、宜しくお願い致します。
皆さんは一年間で何冊ぐらい本を読みますか?
小学生の頃の私は友達と野山をかけずりまわったりすることは大好きな少年でしたが、本には全く興味がなく、少年○ャンプの類の漫画ですら一切読まない子供でした。
夏休みの読書感想文のための読書も、ちゃんと読み切ったことがありません。(汗)
周りの友達に週間漫画にはまっている子も多く、自分も読んでみようと少学5・6年生の頃に漫画を無理矢理一冊読み終えたことを今でも覚えています。(汗)
そんな私ですが20歳を越えた辺りからでしょうか、少しずつですが読書をするようになりました。
始めは読み易い小説にはまり、30歳を過ぎた頃からビジネス本や自己啓発本などを読むことが多くなりました。
その習慣は今でも続いているのですが本を読むと、ど~しても眠たくなる癖(汗)がありまして、せいぜい月に一冊程のペースで読んでいます。
本はイイですよね。恐らく作者が物凄い時間と労力をかけて書かれているものを、そしてその人の考えや思いがたくさん詰まったものを、自分の好きな時間に触れることが出来るんですものね。
最近読んだ一つに、お笑い芸人の「西野亮廣」さんの(新・魔法のコンパス)という本があります。
私はこの方の存在すら知らなかったのですが、お笑いの舞台に上がらないことを公言したりして一時は随分とバッシングを受けていた方のようです。
現在はお笑いを続けつつオンラインサロンなるものを開設し、絵本作家にもなり、この絵本が映画化することが決まり、ディズニーアニメを越えるべく挑戦している方のようです。
本の内容は西野さん流に今どきの若者向けの言い方で「普遍的ルール」を紹介したものとなっていてスラスラと読めてしまいましたが、ある意味、弱者の戦略的な要素もあって経営塾で学ばせていただいていることと通ずるものが幾つもあるように感じました。
本を読むと、色々な考え方の人がいて、その方と直接出会う事は出来ないかもしれないけど、本を通してその人の物の見方や考え方などを知ることが出来るのですね。
これからも一冊でも多くの本を読むこと、そして本だけでなくもっと多くの方と出会い、色々な考えや世界を体験していきたいと思ました。
2019/07/13(土) うみのワークス 希代和也
塗装の作業を行うときには通常家の窓ガラスやアルミサッシが汚れないように
塗装前に養生と言ってビニールで窓自体を覆う作業があります。
その養生という作業を行うことで塗装の時に飛散した塗料がビニールの上について、
窓自体は汚れないようになっています。
基本的にはビニールがしてあるので窓が直接汚れることはないのですが、
最近はその養生ビニールをどれだけ汚さずに作業ができるかということに意識をするようにしました。
いくら窓が汚れることはないといってもあまりにビニールに汚く塗料が飛散していると、お客様や通行人の方がもし目にしたときに雑なイメージを抱くかもしれないと思いました。
またビニールの上にあまりにも飛散がしている時には知らず知らずのうちに、ほかの場所へも塗料のミストが飛んでいる危険性があります。建物は高くなればなるほど上の方は風が地上の何倍も強く吹いていることがあります。基本的には足場には飛散防止のネットがありますが、それでも100%完全には防ぐことはできないので最後の方はやる人が気を付けるしかありません。
そして実際の効果的な意味合いやお客様から見た印象以上に一番は、
日々の作業の中で少しでも前の自分よりも今回の自分の成長を何かで実感したいということがあります。塗装といっても極端に特別なことをするわけではないので、ある程度は同じことの繰り返しになります。そうした中で微々たるものですがより良いやり方や工夫を
日々の仕事の中で試行錯誤することで、同じことでも前回よりも早くきれいにできるようになったり自分の成長を実感することができると改めて感じました。
塗料や道具は日々進化していて塗る外壁も多種多様なバリエーションがあります。
そうした中ではこれと決まった一つのやり方が正しいのではなく、日々の中でもより良くしていく試行錯誤が大切なのだと思いました。
一週間ありがとうございました。明日からは室伏さんが担当して下さります。
2019/7/12(金) うみのワークス 希代和也
先日の出来事ですが事務所から仕事終わりに近くのスーパーへ立ち寄った際に
買い物を終えて出てくると隣の車で待っていたあるおじいさんに、
「あなたたちは5丁目の人ですよね」と声をかけられました。
自分たちは徳倉という地区の5丁目が本拠地なので「そうです」と答えると
「ちょっとお願いしたいことがあって・・・」とおじいさんが仰ったので話をお伺いすると、
おじいさんは近くの住宅街に住む方で以前徳倉地区でお仕事をさせていただいたお客様とも知り合いで自分たちのことを知っていてくれたそうです。
そしておじいさんのお家の瓦屋根の不具合があるかもしれないけど自分ではわからないから、ついでに壁の塗替えがいくらぐらいかも知りたいので本当に時間があるうちでもいいからちょっと見てほしいとの内容でした。
最後におじいさんがちょっと涼しくなってきたぐらいの時期でいいからまたよろしくお願いします、ということで約15分程の会話でしたが、まさか近くのお店に立ち寄っただけでしたが思わぬ展開がありました。
それだけ自分たちが知らないだけで近隣の方からの認知度があるのだなと実感しました。
またそれはその分自分たちの評価が良いものにも悪いものにもつながりやすいリスクでもあると思いました。今はまだお客様ではありませんがいつどこで潜在的なお客様となる方がいるかが、わからない中で常に見られているという意識をもっと持たないといけないと思いました。建設業の職人さんというと何となくのイメージがよくないと思いますが、
自分たちも常にどう見られているか現場やそれ以外の場所でも気をつけていきたいです。
2019/7/11(木) うみのワークス 希代和也
6月から約3週間ほどかけてKさんというお客様のお家の塗り替え工事をやらせていただきました。
kさんは旦那様と奥様の2人で住んでいましたが、旦那さんの方があまり目がよくなく対応などは全て奥様がしていました。
ですが日中に旦那さんが手の感覚だけで物の位置を確認しながら外の掃除をしていたり、
庭先に工夫をして同じ個所を回れるようにして毎日運動をしていたりしていました。
奥様の方もとても明るい方で本当に毎日何か飲み物やお菓子などを用意してくれました。
そして一番驚いたことは日中日差しが強い中にもかかわらず休憩時間に休めるようにと
旦那様と奥様が二人で持っていた脚立とブルーシートを使って簡易的な日よけテントを作ってくれたことです。足場の中からも外でkさんご夫婦2人で作業をしている姿が見えたので何かしている様子はわかったのですが、それが僕たちのためにわざわざ作ってくれたものだと知ったときは嬉しさと同時にここまで何かしてくれるのかと驚きました。
そして作業も終盤に差し掛かってくると奥さんが庭で作っている野菜をそれぞれ一人一人に用意してくれました。
これまであまり経験したことのないようなおもてなしをKさんご夫婦からさせていただきましたが、自分が逆の立場なら業者さんに対してここまではしないだろうなと思い、
本当にKさんご夫婦の人間的な器の大きさを感じました。
特に奥様の僕たちに対する接し方が業者の人という感じではなく、一人一人の顔を覚えてくれて分け隔てなく関りを持とうとしてくれた姿勢には、作為的なものがなく自然に人を喜ばせることをしていて本当にすごい方だなと思いました。
今でも時々旦那様と奥様の顔が作業中にふと思い出すぐらい、見返りのないただ単に何かしてあげたいという奥様の姿勢がとても印象的なお仕事でした。
足元にも自分などは及びませんがそうしたことを少しでも覚えておきたいです。
2019/7/10(水) うみのワークス 希代和也
先週の7月2日に2級塗装技能士の学科講習が静岡市で主催されたので参加をしました。
講習自体は数時間で主に塗料の知識や建築法に関する内容でした。
技能士の試験は来月の初旬に最初に実技試験があり、再来月の初旬に学科試験が行われる日程です。実技試験までは一か月を切っているので試験に向けた練習をそろそろ初めていこうと思っています。
塗装技能士の資格は以前は1級が12年、2級が3年の実務経験が受験資格として必要でしたが、今は1級が7年2級が2年以上と大幅に緩和がされました。
それでも技能士が国家資格であることには変わりなく、僕自身塗装の資格としては
初めての国家資格の挑戦になります。
今回技能士の試験を迎える前に自分の中で一つの区切りとして、
塗装の仕事を初めてから今までで仕事を教えていただいた職人さんに可能な限り葉書を書こうと決めました。
最初は海野さんのお父さんとお母さんをはじめ、今では会う機会も以前に比べて少ない
応援の職人さんや、塗装屋さん以外にも塗装作業の時に手伝いに来てくれた防水屋さんや
塗装とは直接関係はありませんが普段足場を組んでくれる顔見知りの足場屋さんなど
ジャンルは塗装とは限りませんが、これまで思い出すと現場で働く職人さんたちが一番
接する機会が多く実際の作業はもちろん一人の人間としても教えていただくことがありました。そうした日々関わる職人さんたちのおかげで今回の技能士試験に挑戦ができると思いました。技能士の資格自体が直接職人さんたちのためになることはきっとありませんが、少なくとも技能士の資格に挑戦することと、その職人さんたち一人一人から教えていただいたことのお礼を伝えてから試験に挑んでいきたいと思います。
自分自身のためだけではなくそうした方々の期待に応えるためにもまずは実技試験に焦点を当てて合格を狙っていきたいです。
2019/7/9(火) うみのワークス 希代和也
少し前に一日で作業が終わるお仕事をやらせていただいた
お客様がありました。
作業内容的には玄関柱と一部軒天塗装を行うということで足場も
特に必要なく時間もそこまでかからない内容でした。
そのお客様は地元に住む高齢のご夫婦の方でした。
特に奥様のほうが対応をしてくれて、作業のやり始めから途中の合間などに
よく作業の様子を見に来たり、お昼の時間になるとわざわざ飲み物を
用意して出してくれました。
ですが奥様の様子を見ていると作業自体にはあまり関心は高くなく
どちらかと言うと何か会話をしたいような雰囲気がありました。
午後になり作業を再開し始めて乾きの合間に少し時間が空いて休憩をしていると
奥様が外に出てきて自身のことをお話ししてくれました。
もともと青森出身だったことや、お子さんが県庁で勤め上げたことやお孫さん2人が
医者になったことなど色々な内容のお話をしてくれました。
作業も終わりに近づいていたので話の腰を折らずに聞けるまで聞こうと思い30分
ぐらいお話を聞いていました。
話が終わると奥様はとても満足した感じで、塗装をした部分にも目を向けて
「きれいになったからよかったよ」と一言仰ってくれました。
その奥様にとってはきっと塗装をしてきれいになったことよりも、
自分の話を聞いてくれたことの方がきっと満足感を感じたのだろうと思いました。
ただ作業をするのではなく、相手を満足させることが大切なのだと思いました。
ハーネス講習
2019/7/8(月) うみのワークス 希代和也
先日の3日に皆でハーネスの講習を受講しに行きました。
ハーネスとは墜落制止用器具といって足場での作業を行う際に足場にフックをかけて
万が一体が落ちてもフックで体が落ちないようにする安全帯のことです。
自分たちの仕事の中で重大な事故となり得る可能性があることは足場を踏み外しての落下だと思います。足場自体が一般住宅塗装の場合には10m以下の場合が大体ですが、
それでももし落下をすると、大けがをするか最悪の場合には死亡事故にも繋がります。
講習の中では実際に起こった災害事例が紹介されていました。
過去に起こった墜落災害は5年間で170件でそのうち安全帯を使っていても
フックなどが外れての落下が8割を占めているそうです。
そのうちいくつかの事例がイラストで詳細に載っていましたが、読んでいると
危険な状況でもフックを使用していなかったり、何か特別な瑕疵があるというようりも、
十分に気を付けていれば防げるような内容でした。
ただ改めて考えてみると自分も足場に上る際に100%気を付けているかといえばある程度慣れを感じて十分ではないこともあります。
そしてもっと大切なことは自分が十分に気を付けていても、同じ現場で働く人たちが
自分が危険を感じるような場所に同じように気を付けるとは限らないとも思いました。
人それぞれに物の感じた方があるように、自分が危険だと感じることを同じように危険だと感じるとは限らず、逆に他の人にすると危険だと思う場所に自分が気付かないこともあると思いました。
今回はハーネスの講習でしたが皆で危険個所や危険意識の共有ということに、
万が一が起こる前に取り組んでいきたいと思いました。
声をかけていただいて
2019/7/7(日) うみのワークス 希代和也
7月に入ったばかりの先日ある方からのお葉書が届きました。
差出人の方はもう5年も前の経営塾の研修でお世話になった山中湖村に住むTさんという方です。
Tさんとのきっかけはサバイバル研修といって自分一人だけで周辺のお家やお店などの人に声をかけてお仕事をさせてもらい1000円をいただくという内容の研修でした。
このサバイバル研修は過去に3回やらせていただきましたが、そのTさんという方は僕が初めてのサバイバル研修で庭の草取りのお仕事をさせてもらい1000円をいただいた方です。
それ以降Tさんとは定期的にお葉書のやり取りをしていました。
そんなTさんから先日、家にあったイスの塗装をお願いしたいという内容のお葉書をいただきました。Tさんとの電話で詳細をお聞きすると、
「そこまで使用頻度が高いわけではないけど昔から家にあったイスで、自分でやっても
良いけれどせっかくだから塗装のほうをお願いしてみたいと思って」と言って経緯を
お話ししてくれました。
その際に「そこまで気負わずに日曜大工的な感じでいいから技術料のほうが気になるよ」と
Tさんが仰っていましたが僕自身はお金のことではなくて、Tさんがせっかくだからと
言ってくれたことがとても嬉しく感じました。Tさんも話していたように今では普通にホームセンターなどにも塗料が売っているので、特別に出来栄えを気にしなければ自分でやることができると思うのですが、わざわざ研修で一度ご縁をいただいただけの自分に機会を設けて声をかけてくださったことがとても嬉しかったです。
お金や作業内容ばかりではなくて人とのつながりを大切に感じるお仕事もあるのだなと
思いました。
実際に作業をさせていただくのはまだ先のことですが、Tさんに「やっぱりお願いしてよかった」と感じていただけるように満足していただける仕事をしたいです。
7月6日 うみのワークス 海野貴
今回、静岡経営塾の課題で「ありがとう。ママはもう大丈夫だよ」という本を読みました。
本の内容は、生後間もない子供が病気になり、2歳4か月で亡くなってしまうまでのことが書かれた本です。
とても考えさせられる内容でしたので、是非読んでみてください。
大切な人が死んでしまうかもしれない。手の施しようがないという状況になったら自分はどのようになってしまうのだろうと考えましたが、正直その時になってみなければわからないと思いました。
しかし、このような絶望的な状況ではない普通の時でさえ、問題が起こった時や苦しい時には、落ち込んだり、悲しんだり、愚痴を言っている自分がいることがあります。
ただでさえそうなのですから、そのような状況になった時には、うろたえ自分を見失ってしまうのではないかと思いました。
この本で「天国言葉」ということが書かれていました。
天国言葉とは、斎藤一人さんの教えで、「ついてる、嬉しい、楽しい、感謝してます、幸せ、ありがとう、ゆるします、愛しています」という、人が聞くと、気持ちが明るくなる言葉のことです。
私は以前斎藤一人さんの「ついてる」という本を読んだ時に天国言葉を知り、「とてもいいなぁ」と思いましたが、時間が経つにつれ全く忘れていました。
この本の中で「何があっても天国言葉を使う、どんなことが起きようとも『ついてる』と口にしてみる。何がついているのかわからなくてもいい。そう口にしているうちに物事を肯定的にとらえられるようになる」とありました。
作者はそれを「幸せになるための修行」として取り組んだとありました。
私はこの本を読みながら、実際の生活の中で自分もこの修行をやってみようと思いました。
次の朝、仕事に行った時に「今日から天国言葉を使うから、もし地獄言葉を使ったら言ってね」と社員さんに伝えました。
そして仕事を始めて10分もしないうちに早速地獄言葉を使っている自分がいました。
さっき自分が言い出したにも関わらず、もう10分後にはすでに忘れているのです。
無意識のうちに、何かあると物事を否定的にとらえていたり、相手を落とすことを言うことで自分が上に立とうとしている自分がいるのだと思いました。
こんなことではいけないと思いながらも、少し時間が経つとすぐに忘れ、また地獄言葉を使っていました。
また地獄言葉を使いたくなる自分に気付き、それを抑えようとするのですが、言いたくて仕方がない自分がいました。
私はそのように感情に任せて言葉を発し、気持ちを晴らしたりしているのだと思いました。
自分はそれでいいかもしれませんが、それを聞いている周りの人は堪ったものではありませんね。
私はこうやって周りの人を不快にさせたり、傷つけているわがままで傲慢な人間なのだと思いました。
このところ目の前のことで一杯になり、プレッシャーで苦しくなったりすることがありますが、その時に愚痴や文句を言っても状況が変わったり、良くなるはずがありません。
そのような時にはとりあえず「ツイてる!ツイてる!」「感謝!感謝!」と言うように心掛けています。
全くそんなことは思っていなくても、言葉に出してみると「そうだよな~、こう考えるとツイているよな~」「こう考えると感謝だよな~」とその理由を探すようになる場合があります。
本来は今あること全てがありがたいことなのに、そのことを認めず、否定的にとらえたり、感情中心になって自分自身で不幸になっているのだと思います。
言葉ありきで、まず発してみることで視点が変わり事実を認めやすくなるのだと思いました。
このように思っていても、本当にすぐに忘れてしまいますし、事実を認めようとしない傲慢な自分がいて、この修行はなかなか難しいです。
この本にもありましたが、思い出した時に言ってみたりするだけではダメで、徹底的にしつこいくらいにやらないと自分は変えられないのだと思いました。
私はこの本の作者のようにはなれないと思いますし、感謝もなく、そこまで「何とかしたい」という強い思いも無いのかもしれません。
しかし、そのような自分を認め、今ある事実を肯定的にとらえていくように修行していきたいと思いました。
7月5日 うみのワークス 海野貴
今回の大規模改修では、数社の業者さんに協力してもらって工事を進めることになっています。
ある業者さんには、外壁の亀裂処理や目地のシーリングをお願いしていて、先日打ち合わせをしました。
その業者さんは、私の友人の塗装業者の知り合いで、以前うちの仕事を手伝ってもらった時に知り合いました。
普段から公共工事や大手の仕事もやっていて、私などよりも大規模改修に慣れているので知識も豊富でとても安心できます。
私のやったことのない調査報告書なども普段からやっているので、作り方や使っているソフトなども教えてもらい、打ち合わせというより相談をさせてもらったという感じでした。
一通り打ち合わせが終わって、いろいろな話をしました。
その業者さんも元請でやることもあるので、元請としての苦労話なども聞かせてもらうなかで、その業者さんの仕事に対する考え方などもわかりとても信頼できる方だと思いました。
私も今回の工事は知人からの仕事なので、絶対に変な仕事はしたくないという思いがありましたので、予算や工期のこともありますが、それよりも品質重視でやってもらいといと思っていることを伝えると、こちらの元請としての立場も理解してくれ協力をしてくれました。
以前その業者さんのHPを見た時に、とてもいい雰囲気のHPでしたのでその話をすると「動画を撮ってユーチューブにも上げているんですよ」と言って見せてくれました。
その動画は、お風呂場の亀裂補修の動画で、一般の人でもできるように施工方法を紹介していました。
そしてその動画は、月に数十万件のアクセスがあるそうで、同じ動画の中国語バージョンもアップしていて、そちらも合わせると毎月2万円くらいの収入があるとのことでした。
これはまさに不労所得だと思いました。
不労所得というと、不動産を購入して家賃収入を得るというようなことしか考えがありませんでしたが、これならリスクも殆どありませんし、普段自分たちがやっている仕事の延長でできるのでとても良いと思いました。
私は「英語バージョンで作ればもっといいのでは?」というと、すでにやっていたようですが、不思議なことに英語バージョンでは全然アクセスがなかったようでした。
そのほかにもいろいろな動画を上げているそうですがどれもアクセスが伸びず、実際月2万円というのは奇跡的なことのようです。
それと、いろいろな人が見るので、ちょっとの間違いなどを指摘されたり、批判的なコメントがあったりするので、普段やらないような正規の施工方法で撮ったりとなかなか大変だと言っていました。
しかし、そのようなことがあるにしてもとても面白いと思いました。
普段私たちがやっている仕事の中で、どんなことが一般の人の役に立つのか?どんなことが興味を持たれるのか?どんな検索ワードがいいのか?など相手目線で自分たちの仕事を考えることができるようにもなると思いました。
自分たちの知識や技術を紹介して不労所得が得られる可能性があることなど考えたこともありませんでしたが、インターネットにはいろいろな可能性があるのだと改めて思いました。
いつか挑戦してみたいと思います。
7月4日 うみのワークス 海野貴
先日、事務所で仕事をしている時に、新規のお客様から、「家のことで相談にのってもらいたい」と電話がありました。
大まかな概要を聞いていると「うみのさんの会社は通り沿いに新しくできたところですか?」と言われたので「そうです」と答えると、「今からそちらに伺って話を聞いてもらっていいですか?」と言うので会社に来てもらうことにしました。
今の事務所は目立つところにあるので、うちがそこに移転したのを多くの方に知られているようです。
今までは、私がお客様の家に伺って話を聞くことが殆どで、うちの会社にきてもらうことは一度も無かったので驚きました。
まだ事務所の引っ越しも終わっておらず、物が散らかっていたので、とりあえず目に見えるところは片づけてお客様が来るのをそわそわしながら待ちました。
お客様は夫婦で来店され、一通りお話しを伺いました。
お客様のところには、いろいろな業者が来て塗替え工事を奨めてきていたようですが、どこに頼んだらいいかが分からずに、うちに相談してくれたようでした。
話を聞くだけですと一般的なことしか答えられないので、実際に状況を見て診断をしましょうか?と聞くと、「是非お願いします」とのことで、近いうちに現場調査に伺うことになりました。
その後、世間話をしていると事務所を見渡して「この事務所いいですね」と言ってくれました。
お客様からすると、実際に会社を構えてやっているだけでも安心感があるようでした。
うちの事務所は天井と壁に炭の塗料が塗ってあり、天井はその炭の塗料が見えるようにしてありますので、炭の塗料の効果や性能を説明しました。
そして、天井と壁に電流を流して、マイナスイオンが充満するようになっていると伝えると、目を丸くして「そんな塗装があるのですか!」と驚いていました。
その後、炭の黒一色で仕上げたトイレも見てもらうと「雰囲気もいいですね!」と言って感心していました。
今回のお客様は外部の塗装の相談で来たのですが、炭の塗料を説明することで、「こんなこともやっている業者なのだ」という印象を持ってくれたように思いました。
普通の塗装業者ではやっているところはまず無いので、それだけでも他の業者との差別化ができたと思います。
また別のお客様は、現地で見積もりをしましたが、お客様の仕事の都合もあり、見積もりを提出する時間がなかなか取れなかったので「夜なら遅くまで事務所で仕事をしているので何時でも大丈夫です」と伝えると、仕事が終わってからうちの事務所に来てくれて商談をしました。
そのお客様にも、事務所の説明をすると感心していました。
その後、受注にも至りました。
今までは全て私がお客様のところに伺い契約をいただいていましたが、今回はお客様に来てもらっての契約で今までとは少し違った雰囲気を感じました。
今までは、いろいろな説明をしながら、私自身を信頼してもらうように努めていましたが、今回は会社自体の信用が大きく影響したように感じました。
今まではしっかりした仕事、丁寧な仕事をすることで信頼してもらうしかありませんでしたが、今回事務所を新しくしたことで会社自体の信用も増したのかもしれないと思いました。
目立つところにある分、下手なことはできないので気を引き締めてやっていきたいと思います。
7月3日 うみのワークス 海野貴
7月1日に老人ホームの大規模改修の契約を正式に交わしました。
明日7月4日からの着工で工期は3か月の予定です。
今回の工事は規模や請負金額も今までの工事とは比べものにならないくらいの大きな仕事です。
施工内容は、外壁の亀裂補修、塗装、防水と普段からやっている仕事と変わらないのですが、施工面積や数量が大きく、工期が長くなるということが普段の工事との違いです。
また10月から消費税が変わるので何としてでも9月30日までには終わらせたいと思っていますが、自社の施工力だけでは工期に間に合いませんので、できるだけ多くの外注業者さんに応援してもらわなければなりません。
そうなると、作業員の管理、安全管理、品質管理、工程管理など「管理」ということがとても重要で、もちろん問題が起こらないように事前の対策が大切ですが、何かあった時のためにもいろいろなことを記録に残しておくこともとても重要になります。
また、大規模改修の場合、見積もりの段階では高い所の外壁の亀裂などの調査は物理的に難しいので、着工後、足場が掛かってから再調査、報告書作成、再見積もりという工程があります。
これに関しては、外壁のどの部分に、どのくらいの大きさの亀裂が何カ所あるかということを、全て図面に書き記し、表にも記す必要があります。
私はこのようなことがあるのは知ってはいましたが経験したことは無かったので、木塗協というセミナーで親しくしていて大規模改修をメインにやっている茨城の業者さんに相談しました。
するといろいろなことを教えてくれて、以前その業者さんが実際に施工した小学校の工事の書類を見せてくれました。
分厚い2つのファイルには、契約に関すること、打ち合わせ時の記録、施工方法、使用塗料の成分表、使用量、作業員の名簿、施工写真、作業日報など、事細かく資料に残してありました。
薄い方のファイルは外壁の亀裂調査の報告書で、3000か所以上ある亀裂の一つ一つの大きさ、長さ、場所の全てが記してあり、報告書だけでこのボリュームになります。
この工事は公共工事なので、ここまでやらなくてはならないのですが、とても細かくキチンと管理をしていて、普段自分たちがやっている工事とは別次元のものだと思いました。
改修工事でさえこのレベルですから、大手ゼネコンがやっている大型物件などは想像もできないくらいのことをやっているのだと思い、大手の凄さ、自分たちのレベルの低さを感じました。
ですから今回このような機会をいただいたので、少しでも自社のレベルを上げていきたいと思いました。
施工に関しては、大手も実際に施工しているのは私たちのような業者ですから、それほど差はないと思いますが、それ以外の部分を勉強して大手のやっていることに近づけたいと思います。
7月2日 うみのワークス 海野貴
6月からうちの会社に新しくMさんが社員さんとして加わりました。
私の父とMさんの義父が友人で、Mさんの義父が紹介をしてくれました。
GWに初めてお会いしたのですが、年齢も私と近く共通の友人もいて、とても親近感があり、いろいろな話をする中でとても誠実さを感じましたので、是非一緒に働いてもらいたいと思いました
前職のこともあり、6月1日から出社してもらうことになりましたが、6月1日、2日は静岡経営塾があり長野のさかえやさんに泊まりの研修になっていました。
出社初日から泊まりの研修はどうかな?と思いましたが、特にどのような研修とも説明しませんでしたが、一つ返事で「行きます」と言いました。
前職は、斫りの仕事を20年やっていて、前日まで現場作業をしていてハードなスケジュールにも関わらず、嫌な顔もせず明るく元気に参加してくれました。
さかえやさんでは「はがき人の集い」に参加しましたが、とくに抵抗もなく、佐野さんの発表や杉井さんの講演に「感動した」と言っていました。
部屋に帰って懇親会まで時間があったので、その時間に葉書を書いていると、Mさんも自ら葉書を書いていました。
私からは葉書のことは何も言っていませんでしたが、自ら進んで書いていたのでその理由を聞いてみると、以前私が初めて会った後にMさんに葉書を出したのですが、葉書をもらったことがとても嬉しかったようで、今回は自然と書こうと思ったと言っていました。
うちに働きに来る人の中には、研修や葉書を書くことを「なぜそれをしなければならないのですか?」と言って、それが理由で辞めていく人もいますが、Mさんは何も言わずに自ら進んでやってくれるので本当にありがたいと思いました。
今も現場が終わってから事務所で毎日葉書を書いています。
長野への往復の車の中では、ずっと二人で話をしていて、お互いの生い立ちや考えなど、たくさんの話が出来て良かったです。
家庭の問題で高校に行かずに働きに出たようで、本当に大変な思いをしてきたことも話してくれました。
もし私がMさんの立場だったら、人生が嫌になって投げ出してしまってもおかしくないと思いましたが、Mさんはそのようなことがあっても、そのことに対して文句を言う訳でもなく笑顔で話してくれました。
Mさんは人間的にとても素晴らしい人だと思い、尊敬の念を抱きました。
普段の仕事でもMさんはいつも明るく皆に声を掛けてくれて、Mさんの周りはいつも笑いが絶えないです。
職種は違いますが、20年も現場の最前線でやってきた人なので現場でも頼りになります。
またお弁当などコンビニで買い物をしてくると、「これ買ってきたよ」と言って周りの人に心配りをしていて、本当に優しい人です。
Mさんは私には無い、いいところをたくさん持った人なので、Mさんから学ぶことが多くあります。
尊敬できる人と一緒に働けることは本当に幸せなことだと思いました。
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