6月30日(火) 蕪木宏晃
ブログ4日目よろしくおねがいします。
5月末から6月の中頃にかけて、うちのじいちゃん、ばあちゃんの家では台所、洗面所のリフォーム工事を行っていました。
大工さん、水道屋さん、内装屋さん色々な業者さんが入って無事に完成したということで先日、様子を見に行ってきました。
見に行くと台所、洗面所が以前とはガラッと変わっていて、とても綺麗になっていました。じいちゃんも「綺麗になってよかったよ」と喜んでいた様子でした。
じいちゃんと話をしている中で綺麗になってよかったと言っていたのと「大工さんが、大工さんが」と
大工さんの話がたくさんでてきました。
その大工さんは1人じゃ大変だからと、じいちゃんが重たい荷物を運ぶのを一緒に手伝ってくれたり、いらなくなった物を外に運んでくれたり、掃除を手伝ってくれたりとしてくれたみたいで、「大工さんがとても良くしてくれた」と綺麗になったことよりも大工さんのしてくれたことに喜んでいた様子でした。
僕はこの話を聞いて自分の仕事を振りかってみて、「自分はどうだろう?相手の人が喜んでくれることをしているのだろうか?」と思いました。自分は人のためにを思って仕事をしているのか?疑問に思いました。
仕事以外でも、身近な人、周りの人から「ありがとう」と言われるようなことをしているのか?と思いました。
やっぱり人から「ありがとう」と言われるのは嬉しいので、相手の人がどうしたら喜んでくれるのか?考えながら行動していきたいと思います。
今回、じいちゃんとばあちゃんには網戸の張替え、家の中の壁の塗装の仕事をいただいたので、「2人が喜んでくれるような仕事」をテーマにして取り組んでみたいと思います。
6月29日(月) 蕪木宏晃
ブログ3日目よろしくおねがいします。
ある時、パソコンを見ていたらこんな記事が目にとまりました。
「6時間以下なら徹夜と同じ!?睡眠時間と作業効率の関係」
ある大学で行われた実験では、1日平均7~8時間睡眠をとる健康な男女を集め、4つのグループに分けた。1組目は3日間眠らずに過ごしてもらい、それ以外に関しては4.6.8時間とそれぞれ決まった睡眠時間をとって生活してもらった。彼らの心身の状態を2週間にわたり記録したところ、睡眠不足になる具体的な時間がどれくらいなのかがわかった。
調査の結果、8時間しっかり睡眠をとった人々は、実験の14日間、認知機能・注意力・運動神経ともに全く低下しなかった。一方で4時間と6時間のグループはというと、日を追うごとに着実に身体能力が低下していった。
最も能力低下が大きかったのは4時間睡眠のグループだったが、6時間睡眠のグループもさほど大差はなかった。その内容を分析することで2つの注目すべき発見があった。
1つ目は、「寝不足が蓄積されるということ。」睡眠不足は「神経」の疲弊でもある。1週間もたつ頃には、6時間睡眠のグループは1日中、睡魔に襲われながら過ごすようになった。2週間後、6時間睡眠のグループのパフォーマンスは2日間徹夜で過ごしたグループと同じレベルまで低下した。
2つ目は、「能力の低下には自分で気づくことが出来ないということ。」能力低下は最初の数日のみではなく、日に日にどんどん落ちていった。寝不足が進んでいくと、自分自身でも問題のあるジャッジをするようになった。自分では気づかずとも、パフォーマンスは確実に落ちていくのだ。
以前、杉井さんのブログで「あなたは朝型? それとも夜型?」という記事がありましたが、先日の沼津経営塾の時に杉井さんに睡眠のことについて質問をさせていただいた時に、「朝早く起きるのはいいけど、その分睡眠時間は減らさないことだよ。やっぱり睡眠をキチンととることは大事だよ。」ということをおっしゃっていました。僕は以前と比べ、朝は早く起きるようになりましたが、寝る時間は以前とほとんど変わらなかったので、睡眠時間は少なくなっていました。週末になってくると前と比べ、やけに体がだるかったり、疲れているなと感じることがありましたが、やはり、睡眠時間も影響しているのだと思います。寝る時間というのもバラバラになっているので、「この時間には寝る」という終わりを決めて段取りするスキルを身に付けていきたいと思います。
6月28日(日) 蕪木宏晃
ブログ2日目よろしくおねがいします。
6月17日にハウスメーカーの総会がありました。この日は海野さんが東京で
勉強会があったため、代わりに僕が参加させていただきました。
総会ではハウスメーカーの代表の方の挨拶、優良施工店の表彰、新規加盟店の表彰、新しい材料の説明、また懇親会もありました。
行きの新幹線で海野さんから「こういう会に参加する人の立ち振るまいなどを
観察しておくといいよ」というお話があったので、参加する人達を観察するよう意識して参加するようにしました。
僕が総会に参加してとくに印象に残ったのは優良施工店に選ばれた人達でした。
「○○塗装○○様」と呼ばれて壇上に上がる時の「はい」という返事が大きくハキハキしていたこと。お辞儀もフニャフニャしていなくピンとしていました。
どの人も髪は短く、サッパリしていて清潔感がありました。
こういう会には何度か参加して場馴れしているというのはあると思いますが
僕がその人達を見て1番感じたことは「職人っぽくない」ということでした。
他の会の参加者の人達とは雰囲気も明らかに違っていました。また表彰だけじゃなく優良施工店に選ばれた方達の発表がありましたが、ある方の「私たちはサービス業ですから」と言った一言がとても印象に残りました。
僕はこの人達の仕事をしているところは実際に見ていませんが、外から見ていて「この人達なら安心できそう」という印象を受けました。発表などを聞いていて、この人達はやりがいみたいなものを持っているという感じがしました。同じ職人でも同じ仕事をしていても僕とこの人達ではハッキリとはわかりませんが何か違いがあるのだと思いました。
今回、総会に参加して優良施工店に選ばれる人達はどんな人か?というのを見ることができてよかったです。また、こういう会に参加するのにもただ参加するのではなく、しっかり目的を持つことの大切さを教えていただいたので、時間を無駄にしないよう目的を持って学んだことをしっかり持ちかえるようにしていきたいと思います。
6月27日(土) 蕪木 宏晃
ブログ1週間よろしくおねがいします。
和也君の「やりやすく」のブログにもありましたが、僕の担当していた現場で
他の業者さん(板金屋さん)と現場で作業が絡む日がありました。
前日に海野さんから「明日は板金屋さんも雨どいを取り付けにくる」という連絡があり、「明日はやりづらいんだろうな」ということを感じていました。
次の日の朝、海野さんとの打ち合わせの中で「やりづらいだろうけど、お客さんも雨どいを早く取り付けてほしいと思うから」という一言で僕は「ハァ!」としました。
雨どいは建物に降った雨水をスムーズに地面の排水口に流すという役割がありますし、雨どいがない状態では水が直接地面に落ち、下の土に跳ね返って塗ったばかりの外壁を汚す恐れがあります。
僕はお客様のことなど考えず、自分達が作業しやすければいいということだけしか考えていませんでした。現場の担当者としてはお客様のことを常に頭に入れて他の業者さんともうまくやっていくようにしなければいけないと思います。
自分の現場の管理の甘さや、視野の狭さを痛感しました。それと僕は「やりづらい」とやる前から勝手な想像をしていましたが、板金屋さんと打ち合わせをしてお互いの作業のやり方(どこから、どのように)やっていくか確認し合えば全然やりづらくないということも今回やってみて思いました。
現場管理の難しさ、「報連相をして確認し合う」ことの大事さに気づかされた日でした。
どうなりたいか
2015/06/26(金) うみの塗装 希代和也
ブログ最終日よろしくお願いします。
先月のMG研修では講義の中で経営や人生は逆算であるというお話がでてきました。
叶う叶わないでなくまずは自分の人生をこんなものにしたいと思わなければ
なるようになってしまう人生になる、こういう人生にしたいと思う努力は苦しくない
と教えて頂きました。
また4月に受講させて頂いたCL基礎講座では講義の最後の杉井さんのお話で
「良い意味で欲をもたないとだめだよ」と教えていただきました。
それから日常の生活をしていく中で自分が描きたい人生ってどんなものなのだろう
と少し考えるようにしました。
自分の人生をどんなものにしたいか考え始めていくと葉書は今何のためにやっているのだろう、仕事を通じて自分は何をどうしたいのだろうと思いました。
葉書については最初は続ける力を付ける為に皆でやり始めました。
それからもう少しで約二年経とうとしています。最初のころはそれでよかったのですが
途中今日は面倒くさいなと感じることが増えてくる日が多くなった時期もありました。
そしてMG研修などで逆算のお話を聞くと本当に今の自分は葉書を書くことでこんな人生にしたいという目的があるのだろうかと疑問に思いました。
また仕事を通じて自分はどんな人生を描きたいのだろうと考えるとまだ自分の
描きたい人生は明確ではないと思います。
旅館甲子園でグランプリに輝いたさかえやさんの皆さんの活躍の様子を見聞きさせて頂くと自分と年齢が近い方たちがこんなにも輝いているのだなと思うと本当にすごい方々だなと思いました。事実はどうかわかりませんが皆さんこうなりたいという目指す場所が
あるのではないかと思います。
こうした事を少し考えてみて自分にはまだこんな人生にしたい!という夢のようなものはまだはっきりとしていませんが、それでも今は目の前のなすべきことや仕事やCLなどをまずはしっかり身に付けていこうと思いました。
それは人生の選択肢の幅を広げることが目的です。
今以上にもっと仕事が出来る人になれば今は明確ではない人生の夢もいろんな事が描けるかもしれないと思ったからです。
CLや研修なども身に付けていった方がもっといろんな事ができるかもしれません。
そうしていくなかで気づいていくことや夢のようなものが湧いてくるかもしれませんし
描きたい人生が描きやすくなると思いました。
あまり長い先のことを考えるよりまずはもっと仕事が出来る人になったり
CLを自分に活かせる人になることが今の僕にとって目的でもあってなすべきことなのかもしれません。とりあえず目の前のなすべき事を貪欲に取り組んでいきたいと思います。
まとまりのない内容になってしまいすみません、一週間ありがとうございました。
やりやすく
2015/06/25(木) うみの塗装 希代和也
ブログ6日目よろしくお願いします。
先日お仕事で僕と蕪木さんの2人で住宅の雨戸と戸袋の吹き付け塗装を行いました。
吹き付け塗装はスプレーガンをセットして雨戸・戸袋の塗装部分以外が汚れてしまわないようにビニール等で養生してから行います。
その現場では雨戸が20枚あり当日は他の業者さんも現場に入る事になっていたので
その20枚を一つの場所に集めて吹き付けブースをつくり吹き付けを行いました。
主に吹く人は蕪木さんで僕は吹き終わった雨戸を乾かすために移動させたり
吹きつけの際にミストが飛散していないかをチェックしたりします。
今回の吹きつけのさいに僕が工夫してみた事は一か所に集めた20枚の雨戸を
どの大きさの雨戸から吹いてもらったほうがいいのかということです。
20枚ある雨戸は大きいもの中くらいのもの小さいものとサイズが数種類あります。
吹きつけの作業が始まってしまうとどんどん作業を進めていかなければいけないので
20枚の雨戸を吹く順番で重ねて準備しておきます。
そして吹いた雨戸はどこか立てかけておける場所へ移動させ塗料が乾くのを待ちます。
今回は庭で吹き付けを行ったのですが、吹いた雨戸をおいて置く場所が20枚を何とか
ギリギリ置ききれる程のスペースがやっとあるぐらいの広さです。
そしてスペースがあまりないので吹いた雨戸は庭の奥の方からどんどん置いていくようにしないと全て置ききれません。吹いた雨戸は手前に置いてしまうと庭の奥の方へ
置いていこうとした時に移動しにくくなってしまうかもしれないので奥の方から置いていくようにしました。
その庭の奥へいく通路も左右が狭く人が1人通る事ができるほどの幅ほどしかありませんでした。
もし最初に吹いた雨戸が大きいものだと奥まで運ぶのが大変になります。
また通路が狭いのでもし吹いた雨戸に触れてしまうと底の部分だけ塗料がはげてしまいます。なので奥から置いていく時になるべく運びやすくて触れる可能性の少ない小さい、または中くらいの雨戸を先に吹いたほうが全体の作業がやりやすくなると思いました。
実際にどれくらい作業がやりやすくなったかはわかりませんが
少しでもやりやすい作業の仕方を状況に合わせて考えていくこと自体がとても
大切になってくると思いました。
まだ上手い結果にはなりませんが考えていくことを身に付けていきたいです。
意味がある
2015/06/24(水) うみの塗装 希代和也
ブログ5日目よろしくお願いします。
ちょうど昨日、塗装工事の全てが完了した現場が一件ありました。
この現場には普段は3人から4人ほどの人数で作業に入らせていただいていたのですが、
その中で1日だけ僕と応援に来て頂いていた職人さんの2人だけで現場に入らせて頂いた日がありました。
その日の休憩時間の時の会話の中でこんなやりとりがありました。
Aさん(応援の職人さん以後Aさんとさせていただきます)
「和也がこの前壁を塗り始めようとした時に俺が『右から来るよね?』って聞いたでしょ?
あれ何で聞いたか分かる?」
僕「いえわかならいです」
Aさん「あの時北面を2人で塗ろうとしてたよな、でも北面は塗る範囲が他の面と比べて
少ないし和也が塗りの基本として右から左に塗っていくっていうのを分かっていたなら北面を2人で塗るよりも和也が1人で塗っていった方が手間も少ない気がする。
あの短い範囲を2人で塗るってことは実質1人で塗っているようなものだと俺は感じたよ。」
「もしもう一人のひとが北面から塗り始めようとしてきたらその時和也は
ここは自分がやるので広い面からやり始めてくださいって言えるようにならないとな」
というやり取りがありました。この応援の職人さんは作業がとても速く
僕たちが普段やる作業のやり方を見て「こういうやり方するんだみんなは。俺たちは普段はこうしてるよ」と僕たちが普段知ることの少ない他の塗装屋さんのやり方を
教えてくれたり、作業のやり方やスピードなど勉強になることがたくさんあります。
そしてこの会話でAさんの何気ない質問にはこんな意味があったのかと驚いたのと
こんなふうにものすごく考えて作業をしているのだなと刺激を頂きました。
どんな作業もただやればいいという作業はないですが、もっとよい質や短い時間で
作業ができるように常に頭をつかって考えることや自分の意識を高くもっていないと
いけないと思いました。
そしてAさんがその時間で最後に教えてくれたのが
「それぞれペンキ屋さんによってやり方は違うけど、お客さんがお金を払ってくれる仕事が良い仕事だから自分はこれを大事にしていこうというポリシーを持つ事が大事だよ」
と教えてくれました。
今はAさんは他の塗装屋さんの応援に行っていますが
僕にとってAさんのような仕事ができる人になるという一つ目標ができました。
分かりやすく話す
2015/06/23(火) うみの塗装 希代和也
先月の5月に三島市にあるマンションの塗り替え工事をさせていただきました。
このマンションは三階建てで住人の方々は家族住みの方々が大半です。
マンションの敷地は長方形で、敷地内に駐車場がL字に展開されています。
僕たちはこの敷地内の駐車場に車を止めるスペースがないので駐車場と反対側の
マンションのベランダがある面に車を止めさせていただきました。
車を止めさせて頂いている場所は本来は駐車場であるわけではなく
さら地となっている場所に車を止めさせて頂いていました。
ある日仕事終りに僕と海野さんとの会話の中で僕が何処の部屋の事を話しているか
説明する機会がありました。
その時に僕は「その部屋は駐車場側からみて左から○番目の部屋です」と言いました。
その説明のあと、僕と海野さんの間では会話の内容にずれがでてきました。
お互いの話している事にズレがでてきたので海野さんが「それは正面の駐車場側から
左から○番目の部屋のことでしょ」と言い僕は「いえ、僕たちが車を止めている方です」
と言いました。
実はこの時僕が言った「駐車場側」というのはマンションの敷地内にある駐車場ではなく、僕たちが車を止めている側のことを駐車場側と話してしまっていました。
このことが会話のかみ合わない原因でした。
この伝え方では自分しか分からず、説明を受けた相手が部屋の場所を間違えてしまうかもしれないという指摘をいただきました。
たしかにこの説明の仕方では駐車場側とは、マンションの敷地内にある駐車場と
捉えると思いました。
今回の例はほんのごく一部だと思います。普段は自分で気が付いていないだけで
伝えたい事を相手の方からすると分かりにくいような伝え方をしてしまっていると
思います。
今はまだあまりありませんがこれからもし、お客さんとコミュニケーションをとる機会が増えてくる時にわかりにくい説明をすることで
この人大丈夫かなと不信感を抱かせてしまうかもしれません。
ですから今のうちからシンプルで具体的に伝えたい事を伝えるということに
もっと気を遣っていきたいと思いました。
不適切だと思っていない自分
2015.6.22(月) うみの塗装 希代和也
ブログ三日目よろしくお願いします。
今日は昨日の続きとなりますが、僕はこれまで背中が丸まり首だけ前のめりで
姿勢があまりよくありませんでした。
ですが自分の姿勢が悪いという事をしっていてもそれは自分にとっては
大した問題ではないと思っていました。
そんな中、MG研修の中で人からの印象・人から自分がどう見えているかは大事だ、というお話を聞きこのままではあまり良くないのかもしれないと思いました。
それまで僕は自分の行動が不適切であるということには自分では気づきませんでした。
それは振り返ってみると姿勢だけではありませんでした。
僕は身だしなみという部分ができておらず、ひげをそらない日があり無精ひげのままだったり、爪を切らず長かったり、髪がぼさぼさだったり、手や腕に着いたペンキをよごれたままそのままにしていたりと、特にこうした身だしなみについてはあまり気にかけていませんでした。
自分ではそのことについて気がついていてもそれがあまり良い状態でない不適切な状態だという認識はありませんでした。
それでも歩き方一つでもその人の印象が決まってしまうのであれば
これまで自分はどんな印象を人に与えていたのかと考えるとぞっとします。
自分はまだまだこうした常識というものを全然わかっていません。
なので経営塾や様々な方々との関わりの中で自分の行動を人と比較してみたり、
手本となる良い方々と関わらせて頂く機会があるという事はとても恵まれている事なのだなあと思いました。
僕は自分が正しいと少しでも思ってしまえばそこから学ぶということをしないと思います。
そうなってしまわないように常に自分の行動に注意したり自分の考えを疑う事を
忘れてしまわないように気を付けたいです。
皆さんと関わらせて頂いていることが僕にとってとても勉強になります、ありがとうございます‼
人からの見え方
2015.6.21(日) うみの塗装 希代和也
6月静岡経営塾は静岡県菊川市でマネージメントゲームが行われました。
今回僕も二日間の研修に参加させていただいたのですが、今日はその二日間の中で
印象に残ったことを書かせていただきたいと思います。
初日の杉井さんの講習の中で自分が人からどう見えているかがとても大事なことだ
というお話がありました。
例えばそれはゲームをしているときに他の人や周囲に気を遣うことが出来ているか、など椅子の座り方ひとつでも自分がどんな印象を周囲に与えているかにつながってきているそうです。
そのお話の中で実際に研修に参加されている何名かの方の歩き方をそれぞれ比較して 見てみることをしました。
人によって背筋が丸まっていたり、足裏を引きずり気味の方がいたり、
普段の自分の歩き方を含めて言動や行動でどんな印象を人に与えているかは考えなければいけないというお話でした。
このお話しを聞き自分にとっても他人事ではないと思いました。
僕は今まで違う複数の方から背筋が丸まっているよ、と指摘をいただいた事があります。
自分でも気づいていたことなのですがその事はあまり気にしていませんでしたが
今回の人からどんな印象をもたれるかというお話を聞いて歩き方一つでも
この人はしっかりしていそうとか、この人はちょっと大丈夫かな、という印象を与えてしまうのならこれまでの丸まっていた背筋はまずいかもしれないと感じました。
確かに自分自身がもし背筋が丸い人と背筋がピンとして姿勢のいい人であれば
事実はどうであれ姿勢がいい人のほうが良い印象を持つと思います。
姿勢だけでなく話し方や、歩き方や自分の表情などにもこれからは自分のそうした
事にも責任をもっていきたいです。
フットサル
2015.6.20(土) うみの塗装 希代和也
以前蕪木さんのブログにも少しありましたが、うみの塗装のメンバーで4月頃から
フットサルをはじめました。
毎日仕事が終わった後30分間皆で基礎練習やパス回しや、簡単なミニゲームなどをして
練習をしています。
僕はこれまでフットサルやサッカーなど未経験でボールにすら触ったことはありませんでした。
今ではそれぞれの基礎練習からはじまり皆で取り組む練習をしていますが
それまでは経験も運動センスのようなものもみなバラバラで特に
初めてやるスポーツで運動神経もあまりよくない僕にとってはまずパス練習やドリブル練習といったテクニックの練習よりも、まずはボールになれる事を一番の目的とした基礎練習から始める事になりました。
具体的な基礎練習の内容はサッカー経験のある海野さんから今の段階では
こういう練習をしたほうがいいという事を教えて頂き練習を始めました。
実際に手本を見せて頂きいざ自分がやろうとするのですが頭では足をこうしてボールを上手く触ろうと思っていても体が思う通りに動かず、ボールが自分の足元から全然違う方へと逃げていってしまっていました。
とりあえずぎこちない動きではありますが同じ動作を30回繰り返す練習を一日ごとに
繰り返していきました。それでもうまく体が動かず焦って動作が雑になってきた僕に海野さんが「はじめから難しい事をやろうとするのでなく簡単な動作を繰り返して自然にできるようになってから次のレベルの練習をしたほうがいいよ」とアドバイスをしてくれました。
それから動作を早くするよりも一回一回の動作を確実にやっていく事を意識して
練習に取り組みました。
そうしていくうちに一週間と日が経つにつれて自分でも驚くほど思うように体が動き、
はじめは四方八方に転がってしまっていたボールも少しづつ上手く足元に留まるように
なっていきました。
僕は正直初めは自分は運動神経も悪いしスポーツも好きじゃないから、とフットサルに
対して少し及び腰でしたが、少しづつ自分の進歩を実感できると練習をするのが楽しくなってきたり、今よりすこし上のレベルのテクニックを習得したいと思えるようになってきました。
どうしても先を急いで基礎を疎かにしがちでしたがフットサルを通じてフットサル以外の事も焦らず基礎から積み重ねて挑戦する楽しみを実感してみたいと思いました。
おはようございます。 鳥居です。
一週間、私めのブログに おつきあい下さり、どうもありがとうございました。
お読みいただき、また、心温まるコメントをいただき、どうもありがとうございました。
明日からは、チームうみのの希代 和也さんが、担当してくれます。
和也さん。
楽しみにしています!
「体力回復計画」
一ヶ月ほど前、乗務中(お客様を乗せていない時)に、右足の甲が つってしまいました。
先輩に そのことを伝えると、「運動不足だよ。」と言われました。
私は、元々、汗をかきにくい体質です。 それでも、以前 米屋をやっていた時や輿水酒店で働かせて頂いた時には、重い物を運ぶこともあり、少し 汗をかくこともありました。
しかし、タクシードライバーになってから、汗をかくほど体を動かすことが、まったく無くなってしまいました。
乗務中に足がつったということ、これは何とかしなければ・・・と思い、ウォーキング(休みの日に歩く)を始めました。
第一日目には、自宅から自転車で長泉の城山まで行き、そこから徒歩で クレマチスの丘まで行き、帰って来ました。
先日は、自宅を出て西向きに、途中、狩野川の堤を歩き、沼津の市道町(いちみちちょう)まで行って来ました。(所要時間:1時間30分)
今の時期は、堤を歩いていると、そよ風が心地良く、うっすらと汗をかく程度です。
始めたウォーキングの効果なのか、その後、足がつることは なくなりました。
これからも、ウォーキングを続けて、エコノミークラス症候群や生活習慣病を予防し、体調管理しながら、長く仕事していきたい、と思います。
ところで、その日、帰りは、大手町からバスに乗って帰って来ました。
バスに乗っていた二人の女子高生が、途中で降りる時に、運転士に、はっきりとした声で、
「どうもありがとうございました。」
と言ったので、(感心な子たちだなぁ!)と思いました。
タクシーを降りる時に、お客様が「ありがとう。」と言って下さるのは、よくありますが、バスを降りるお客様が 運転士へ「ありがとう。」は、なかなか言えないものです。(学校の遠足で、生徒たちが最後に降りる時に 言うことはありますが)
路線バスでは、他の乗客の手前、それをするのは、とても勇気がいります。
考えてみれば、バスであってもタクシーであっても、運転士が 神経を行き届かせて、また全身の筋力を使って、お客さんを安全に運んでくれた、という点では、まったく同じなのです。
そう思い、私は下車する時に、代金を運賃箱へ入れながら「はい、ありがとうございました。」(照れくささもあり)と、運転士さんに言いました。
心がこもっていないことは、すぐ バレてしまい、運転士さんの反応は ありませんでした。(汗)
今後も、みなさんと共に、何事も精進していきたいと思います。
おはようございます。 鳥居です。五日目、よろしくお願いします。
「路上のソリスト」を観て
最近、私は、この映画のDVDを観て・・・、感動とは こういうことを言うのでしょうか。
おしまい間近の部分から、観ながら、理由は分からないのですが、涙が出てきてしまいました。(玉ねぎを刻みながら 観てはいません)
この映画を薦めてくださったのは、家族会“新宿フレンズ”のKさんです。
良い映画を教えてくださったKさんに、ありがとう、と言いたいです。
この作品は、ノンフィクションなのでしょうか、あらすじは・・・・
― 一人の主人公は、スティーブ・ロペス。彼は、L・A(ロサンジェルス)タイムスの新聞記者で「西の視点」というタイトルの連載記事を書いていました。
スティーブは、ある日、街中で、もう一人の主人公 ナサニエルに出会います。その時、ナサニエルは、ヴァイオリンを弾いていました。ナサニエルは、音楽家でしたが、路上生活者でした。
スティーブは、ナサニエルに興味を抱き、取材の対象として、ナサニエルに接近していきます。
ナサニエルは、作曲家ベートーヴェンを尊敬していました。同時に彼は、統合失調症を患っていました。初め、ナサニエルは、スティーブにとって“取材の対象”でしたが、次第に二人の関係は、もっと深いものに発展していきます・・・。
私は、おしまいの部分を観ていて、なぜ 涙が出て来たのだろう?と不思議に思って、もう一度 最初から観てみました。
その感動の源は、1つは、そこに流れているベートーヴェンの音楽にあるのだ、と思いました。そのベートーヴェンの音楽が、その映像とピッタリ合っているのです。
今まで私は、ベートーヴェンの音楽の良さというのが分かっていませんでした。しかし、“路上のソリスト”を通して、ベートーヴェンに興味が湧き、もっとベートーヴェンの音楽を聴きたくなりました。
ベートーヴェンやスティーヴィー・ワンダーのように、音楽によって人々を幸福にする神様のような存在が、実は、障害を抱えて生きていた。ベートーヴェンは聴覚障害、スティーヴィー・ワンダーは視覚障害。
障害を抱えながらも、障害を乗り越えて、偉業を成しえた人たち。
五体満足である私が、漫然と日々を過ごし、時間を潰して生きていて良いのだろうか?
“路上のソリスト”を観たことが大きな助けとなって、今、私は自分の目標が明確になりました。
私が、最優先してすべきことは、息子が統合失調症から より良い回復をする為に、最善の努力をすることです。
そのためには、1つは、家族会へ積極的に参加し続けること。
もう1つは、私自身が活き活きと生きること。それによって、温かい家庭を築くことです。
路上のソリスト、ぜひ、皆さんも観てください。
追伸
私は、今 54歳です。
「長生きしても 仕方ない。」と言う方もいますが、若い頃には 面白くも何ともなかった(価値の分からなかった)ベートーヴェンを、この歳になって、何か興味を持ったりできる、そういう意味では、長生きするのも まんざらじゃないかな、と思います。
おはようございます。 鳥居です。
大変 ためになるお智恵や、情け深いお言葉をいただき、どうもありがとうございます。
五日目、よろしくお願いします。
「ライン塾 ①」
最近、韓國に居る友人のチェ・ギルスさんが、私のハングルの勉強の助けになるように、と、興味深い資料を送って下さいます。
今回は、二つの漢字「親」と「孝」の成り立ちについてです。漢字は、中国の文化ですが、日本へは、5世紀に、百済の学者 王仁(ワンイン)によって伝えられた とされています。
1600年を経た現在、韓國のチェさんから、漢字について教えていただいているのですから、こりゃ~(「これは」の口語) 歴史が繰り返されているぞな もしかして・・・。
「親」と「孝」
年老いた母のお世話をするのに、材木を打って生計を立てている息子がいます。
ある日、日が落ちるまで息子が帰って来ないので、お母さんは 気が気でなく、村の入り口の外にある木の上に上がって 待ちます。遠くから来る息子の姿が少しでも見えないだろうか、と思ってのことです。
子どもを心配して、木(木)の上に立って(立)、待ちながら眺めて(見)いる母の姿・・・
このかたちを真似て作られた漢字がまさに「親」です。
材木を売って、お母さんの好きなおかずと贈物を買って来た息子は、寒いなか 外へ出て 自分を待ってくれていたお母さんに、大変すまなく思いました。
「お母さん。僕の背中におぶわせてください。」
息子(子)は老いた(老)母を背中におぶい、家に帰りました。
この姿を真似て作られた漢字が、孝道(孝行)の「孝」です。
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カムサハムニダ。
おはようございます。 鳥居です。
拙い私のブログを、しっかり読んでくださり、また、誠意とともにコメントしてくださり、どうもありがとうございます。
四日目、よろしくお願いします。
「新宿フレンズ」
私は、新宿フレンズ という家族会に参加しています。
3年前に、長男Tが 統合失調症と診断され、始めの頃に読んだ本に「家族が、家族会に参加して、この病気に対する理解を深めることが、当事者(本人)の病気の再発の予防に役立つ。」と書かれていましたので、とにかく 家族会に入ることにして、その時は、月に1度、名古屋へ通いました。
その後 情報を得て、東京の新宿区を拠点とする家族会“新宿フレンズ”のことを知り、新宿フレンズの副会長のKさんが ある本に寄稿されていた一章を読み、素晴らしい考え方だと思いましたので、息子を連れて フレンズ(以下フレンズと略)に参加しました。
統合失調症は、100人に1人がなる病気で、日本には75万人の患者が居て、その数は、ガン患者とほぼ同じです。
日本全国に いくつも家族会がありますが、活動内容は、その家族会によって多少 差があります。
フレンズでは、毎月第2土曜の“昼の家族会”と第4水曜の“夜の家族会”を行っています。
昼の家族会では、毎月、専門家の講師を招いて、その先生のテーマでのお話を聞くことができます。講義の後、質疑応答の時間をとっていただけます。(毎月の講義は、正確に記録され、月1回発行の会報に その内容が掲載され、会員へ送付されます。なので、当日
、聞き逃してしまった箇所など 後から見直すことができ、とても助かっています)
昼の家族会、夜の家族会のどちらにもフリートークの時間があり、当事者と家族が一緒になって、それぞれが現在 困っていることを発表し、それに対し、経験のある先輩がアドバイスしてくれます。
我家の場合、3年前に息子が退院した時から、服薬のことが とても気になっていました。
それで、昼の家族会で、薬剤師の先生が講義された時のお話を参考にしたり、フレンズの先輩からも、良きアドバイスを頂きました。
そのおかげで、息子の服薬量が、適正量に近づいて来ました。(現在CP換算:800mgです)
それに加えて フレンズでは、ネット上で、メーリングリストによる家族会の場を持っています。
メーリングリストの家族会の良い点は、精神疾患を患う方、また、当事者を家族に抱える人で、日本全国 どこに住んでいる方でも参加できる点です。ここでも、病気の回復に役立つ 様々な情報を得ることができます。
我家では、息子と私が フレンズへ参加させて頂き、そのことが、統合失調症の回復の道を歩く上で、大きな支えになっています。
行ける日に家族会に出席したり、会報を読んだり、ネット上の家族会に参加して、私達は 恩恵に授かっているばかりですが、目に見えにくい所で、フレンズの役員の方々が、講義からのテープ起し、会報作り、会報の発送、会費の管理、ホームページやメーリングリストの管理、その他、会の運営にまつわる多くのことに、貴重な時間を割いてボランティアで貢献して下さっているのです。
ですので、ほかの家族の方々の より良い回復のヒントやきっかけになるように、これからも、我家の体験談をフレンズへ発信して、積極的に参加していきたいと思います。
新宿フレンズに、ご興味のある方は、こちらをご覧下さい。
http://www15.big.or.jp/~frenz/
おはようございます。 鳥居です。
三日目、よろしくお願いします。
「チェさんからのお便り(‘15年 3月)」
以前 このブログで紹介させて頂きましたが、お隣 韓國のチェ・ギルスさんと、28年ほど おつき合いさせて頂いています。
娘さんのチインさんが、今年3月から、高等学校に入学されました。チェさんより、近況を伝えてもらえましたので、紹介させて頂きます。
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お元気でいらっしゃいましたか?
こちらは、最低気温が まだ零下なのに、昼になれば 寒く感じられないのを見ると、
冬もほとんど過ぎて行ったと思います。
先 2/18~2//22までが旧正(月)連休だったので、私達家族は、中国の“秦始皇帝”のお墓がある西安に 旅行に行って来ました。
娘が 今年 高校生になれば、出かける時間も無くなるでしょう、と言って、気乗りしない私を説得させて、同行することになりました。
(娘が)幼い時に 連れられて出かけていたのとは違い、より多くの物を見て 感じただろうと思います。
今週から、高校生としての新学期が始まりました。
何か思うところがあったのか、明けがたに起きて、2-3時間ずつ勉強してから、もう一度 寝床へ入っています。
来週からは、学校で、夜9時まで勉強するそうです。
夕食も 学校でとって(給食)、正規の授業が終ってから、3時間ほど“夜間自律学習”という名で、各自の勉強をするのだそうです。
実に、苦労の始まりです。
このように3年間勉強して大学へ行かなければならないという現実を受け入れなければならない今の子ども達が、哀れにも思えます。
体力の後(あと)押しが無ければ、耐えるのは難しいように思えます。
季節の替わりめ、風邪に気をつけて、安全運転されることを、遠くからですが、お祈り申し上げます。
3月に休まれる日が いつなのか、知らせて下さい。
チインの高等学校の制服を着た写真と中国旅行で撮った写真を何枚かお送りします。
では。
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チインさんは、先日、動画を制作して、そのうちの1つ “自殺予防”をテーマとした作品が、校内で表彰されました。
私は、その動画を観て、言葉は分かりませんが、非常に よくできている、と感心させられました。
それにしても、韓國の高校生は、受験戦争の中で しのぎを削っていかなければならず、
本当に大変だ、と思います。
受賞した 動画の制作など、生徒各自のテーマに沿った創作活動が、“夜間自律学習”の中に含まれますか?と尋ねたところ、
「夜間自律学習は、あくまで 受験科目の勉強で、創作活動は、夜9時に 自律学習を終えてから、友人を誘って行ってます。先日は、動画作りで、午前零時過ぎまでかかってやってました。」
とのことです。驚きですね。
別の機会に、チェさんと やりとりすることがあり、その中で、チェさん自身は、友達のようなお父さん(チインさんから見て)として、印象に残っていたいそうです。
そして、チェさんの「自分の子どもが成長するために、最高の機会や環境を、子どもへ提供してあげたい。そのために、いかなる努力も惜しまない。」という親の気持ちは、国境を越えても 変わらないものだな、と思いました。
おはようございます。 鳥居です。
二日目、よろしくお願いします。
「古風なお母さん。 ―ある日の乗務から 」
先日、こんなことがありました。平日の夕方のできごとです。
はじめに、お母さんが乗車されます。そして、近くの小学校へ行きます。小学校で、日課を終えて 放課後を過ごしているお子さんを一人 乗せます。
次に、タクシーは、少し街中を走って、保育園へ行きます。そこで、お母さんは、下のお子さんをお迎えに行きます。
3人を乗せた私の車は、最後に、ご自宅へ行きます。
そこで、お母さんが料金を支払ってくださり、先に降ります。続いて一人のお子さんが降りました。最後に残ったお子さんは、好奇心が強いのか、何か考える所があったのか、まだ、タクシーの中に居ました。いよいよ、その子が降りようとした その時、お母さんがその子に「ちゃんと『ありがとう。』って言いなさい。」と言ったのです。
ぎこちなかったかも知れないけど、そのお子さんは、私のほうを向いて「ありがとう。」と言ってくれ、車から降りました。
お母さんのその行為とお子さんの「ありがとう。」の一言で、私は 心が安らぎました。何か そこまでの労働が報われた という気になりました。
私は、待機所に向けて、からになったタクシーを走らせながら(いまどき珍しい古風なお母さんだな。)と思いました。
ごく希にですが、目的地へ お客様が着いて 降車される時に、私が「どうもありがとうございました。」と言っても、無言で去っていくお客様がいらっしゃいます。
その理由は、2つ考えられます。
A、その時の 私の仕事のしかたに何か至らない点があり、お客様は不満に思っている
B、特に至らない点は無かったが、そのお客様の考え方として
「何かサービスを享受した時は、料金を支払えば それで十分。 感じるものが無いのに『ありがとう』を言う必要はない。」という考えを持たれている
Aの場合は、私が改善しなければいけませんが、もし、お客様がBの考え方をしていると・・・、人々の心が殺伐として来てしまうと思うのですが。
ドライバーが人を目的地まで安全にお送りして、そこで無言で金銭の授受をするのだったら、そのドライバーは機械と同じです。
そのお母さんの行動から、しつけ というものについて考えてみました。
まずは、親がお手本を態度で表していることです。自分がお客の立場で、サービスを受けたことへの対価である料金を支払って、さらに「ありがとう。」と言う。そういう親を見て育った子どもは、その子の記憶に 親のその行動が残る、と思います。
そのお母さんの場合は、自分が態度で表して、さらに、黙って降りかけた自分の子に対して「『ありがとう。』って言いなさい。」と、うながした。
幼い時に、親からそのようにしつけられれば、おそらく、その子は、将来、同じような場面で、それほど抵抗なく「ありがとう。」を言えるのではないか、と思います。
その子が「ありがとう。」と言えることは、杉井さんがおっしゃる所の、幸せになりやすい生き方だ、と思います。
誰でも、人から「ありがとう。」と言われれば 嬉しいもので、そう言われれば、言ってくれた相手と良い関係を保ちたい、と思います。言ってくれたのが、目下の者であれば、(面倒を見てあげたい)という気になります。
そのしつけによって、その子が今後 幸せになりやすい生き方を身につけさせてくれているのだから、そのお母さんは良いお母さんだ、と私は思います。
何を一番言いたいのか、と言いますと・・・。
私が仕事をしている時の、降車された時の そのお母さんの行動、そして、その子が、たとえ形だけだとしても「ありがとう。」と言ってくれたことによって、私は安堵感を覚えた、という事実。
そこから、“人に何かをしてもらったら「ありがとう」と言う” -そういう枠組みは、やはり良いものだ、とみつめ直すことができた、ということです。
しつけについて、我家では、一番下の子も、現在、16歳なので、そのお母さんのようなストレートな伝え方は、適切でない、と思います。
しかし、自分の子どもが、今後 幸せになりやすい生き方を身につけるように、まず、親である私が、わたしの価値観での しあわせを行動します。
どうもありがとうございました。
おはようございます。 鳥居です。
幹大さん。 ブログ、一週間、どうもありがとうございました。
タスキを引き継ぎ、今日から一週間、私こと 鳥居が担当させていただきます。
おつき合い、よろしくお願いします。
「‘15年 6月 沼津経営塾を振返って」
杉井さんのお話
― 良い人をやっている人が分からない。
「ぱしり」になっている人=沢山のことを頼まれて やってしまう人
そういう人は、忙しくしていても、人から「ありがとう。」と言ってもらえません。
人から なめられてしまいます。
・蕪木さんからの質問
「時間の使い方として、最近 早起きするように変えたのですが、何か アドバイスしていただけますか?」
杉井さん。
― 早起きに変えて、睡眠時間を少なくしては まずいです。
また、昼と夜とで 向いている活動が あります。
集中して考えることや、考えを整理するようなことは、朝やると 良いです。
情緒的な活動は、夜のほうが 向いています。合理的に思考することは、夜には向いていません。
<子育て関連で>
・私達は、相手のちょっとした頑張りや努力を、つい(当たり前)と見逃してしまっていることが結構あります。
・相手の持っているエネルギーを 認めてあげる、引き出してあげると 良いです。
・親が子どもに対して(どんなことがあろうとも、私は あなたのことを信頼し続ける)と、腹を決められるかどうか。
=純粋にその子の事実を認める=条件的※じゃないこと
つまり、子どもが(お母さんは、今の私のことを 基本的に肯定してくれている)と思っていることが大事。
・こっち(親が望む方向)へ行かせよう、という意図があると、バレる
※条件的な例・・・(高校を卒業してくれたら、私は あなたのことが好き)
・良い関係は、子どもが親に相談するようになること。 条件的な愛で接していると、子どもは 親を利用するようになる
◎大切なこと
1、その子が本当に困る(=成長のチャンス)こと
・孤独
・さみしさ
・辛さ
2、その子が、人の愛情を ちゃんと感じること
・過保護に接していると、子どもは、上の2つを感じることができない
・子どもにとって、家が安心できる場所であることは 大事なこと
以上、大雑把なまとめで、どうもすみません。
杉井さん。
どうもありがとうございました。
この日の経営塾のメインの内容が、杉井さんのブログ“杉井のひとこと”6月5日「建設的な対応のコツ」に書かれていますので、ぜひ、そちらも読んでください。
6月12日
一週間ありがとうございました。
最終日よろしくお願いします。
うみの塗装 古橋幹大
(基準を伝える)
昨日は、外壁の洗浄を行う作業でした。
そこで、このようなことがありました。
そこの家は、屋根があり、屋根には汚れがありました。屋根を応援の職人さんに洗浄してもらい終わった後に、海野さんが来て、確認をしていました。そこで、コケの洗い忘れが多いという事が分かりました。海野さんに、言われて気づきました。
私は、他の作業をしていたので、そのことを確認していなく、基準に達していない仕事をしてしまいました。
こういった問題が、なぜ起こったのか考えてみました。
特に、自分の基準が伝わっていないことがあるのではないかと思いました。
私は、今回自分の中では、このくらいやってくれるだろうと思い、やってもらいましたが、結果的には、このようなことになりました。
始めに、一緒に確認をしてもらった時も、このくらい落としてほしいと実際にやりましたが、やってもらっていませんでした。
このような事が、起きないためにも、基準にあった仕事ができているのかを確認することがとても大切なことだと思いました。
私は、お客様に丁寧な仕事や基準の高い仕事をしたいと思っています。
それには、現場のリーダーがここまでの基準でやるという事や、それを実際にやってもらう事が必要だと感じています。
トイレ掃除の研修でも、リーダーの基準によってどこまでやるかが変わってきます。
いい仕事を行うことが出来る、人になりたいと思うので、基準を上げて仕事をすることや、リーダーとしての経験や勉強をしていきたいと思っています。
6月11日
よろしくお願いします。
うみの塗装 古橋幹大
(現場の進行)
私は、今、現場の進行を担当させていただいています。
その中で、自分の現場を担当する難しさ、やりがいを感じました。
現場を担当すると、現場の進行を行います。
主に、現場の流れや全体の作業を把握して、一緒にやってもらう人に指示をしたりして、現場を進めていきます。
塗装の塗り替えでは、あいさつ回り、足場の組み立て、洗浄、下処理、養生、外壁の塗り、その他の塗り、補修、足場の解体、あいさつ回り、といった流れになっています。
現場の進行をするうえで、塗装の技術の習得や組み合わせ、お客様とのコミュニケーションなど、自分がやっていくうえで必要なことだと感じました。
実際に、担当してみると、難しく、自分の技術がまだまだ足りていないところや、現場の流れをもっとうまく出来るようになりたいと思うようになってきました。
今日から、また、現場が新しく始まり、次の現場も決まっています。
仕事をいただいて、施工を担当するのは私たちなので、しっかりとやっていかないといけないと思っています。
自分の技術のレベルを上げることや、どうしたら効率がよくなるのか?と考えて見当をつけて自分の技術にしていく必要があります。
トイレ掃除で学んだことや、今までに教えていただいた事を思い出して、自分が教えられるようになるまで、身につけていきたいと思っています。
6月10日
よろしくお願いします。
うみの塗装 古橋幹大
(掃除)
うみの塗装では、毎朝校門の前を掃除しています。
朝の6時50分くらいからやり始めて、落ち葉や雑草を抜いたりしています。
掃除をすることで、眠っている体を動かし、仕事につなげていくようになりました。
掃除をしていると、自分の状態がよく表れると思いました。
例えば、観察が出来ていない時は、ごみの掃き忘れがあったりします。
そういった時は、自分の内面に意識が向かっているときなのだと掃除を通して教えていただきます。
掃除に学ぶとありますが、掃除を通して、掃除の基準や自分の弱いところを教えていただいていることに気がつきました。
掃除をすることで、自分の状態の確認、掃除の基準がどこまで出来ているのかを確認してやっていきたいと思いました。
私は、掃除を通して、自分の生活にいかしていきたいと思いました。
塗装の仕事をとおしても、掃除と同じで、基準や期限までにやることがリーダーに求められていることだと思います。
掃除から、学んでいき、自分の生活に当てはめて、いかしていきたいと思います。
6月9日
よろしくお願いします。
うみの塗装 古橋幹大
(手をかける)
以前、手をかけることについて杉井さんからお話がありました。
手をかけることは一日、一日、手をかけることで、大切にするという事です。
例えば、庭の芝生についてお話がありました。
庭の芝生は、何もしなければ、草は伸び放題になり、荒れてしまいます。
しかし、自分が、草が伸びてきたら、刈ったりして、芝生に手をかけることでいい状態を保つことがいい状態を保つことだと感じるようになりました。
私は、このお話を聞いて、手をかけることの大切さを感じました。
最近は、葉書をやることや、コメントなど毎日の課題にしているものがあります。
それらの物を、しっかりとやることが、芝生を手入れすることと似ていると感じるようになりました。
私は、ランニングを毎日の課題にしていますが、続けていて毎日やっているときの方が、自分の状態がよいことが多いです。また、走らなかったりして、日にちが空いてしまうと状態が悪くなりやすいと思っています。
私は、毎日課題をすることや自分の決めた課題をすることが、自分を修正していく方法だと思うようになりました。
特に、やめたいと思うときは、状態が悪い時なので課題をやることでいい状態に持っていきたいと思いました。
これからも、自分の庭を手入れをするようにして、自分との付き合い方をもっとうまくしていけるようになりたいです。
6月8日
よろしくお願いします。
うみの塗装 古橋幹大
(一緒にやる)
私は、葉書、CL手帳を毎日の課題にしています。
最近になり、自分の癖や特徴が分かってきたきがします。
1か月くらい前に、海野さんから「和也さんと一緒にやってみたらどう?」と提案がありました。
それからは、お互いの課題を見せたら、海野さんにメールをしていくというのをやるようになりました。
やりだして、1か月ぐらいになり、やってみての感想を書きたいと思います。
1か月、やってみて、やめにくくなるという成果がありました。
実際に、一緒に課題を見せ合うことで、課題を早くやらないといけないと思うようになり、やめにくい環境になりました。
提案をしてくれた、海野さんは、自分たちをやりやすくするために、言ってくれたのだと思い、自分たちの事を見てくれているのだと思いました。
私は、もともと不登校をしていて、人との関わりや自分の気分に流されやすいところがあると思っています。
以前、杉井さんから「和也さんと、一緒にいられる時間も少ないと思うから、大切にするんだよ」と言って頂いた事がありました。
一緒にやることで、仲間と一緒にやることの大切さや、自分の学びにもなると思います。
フットサルの練習でも、一緒にやることで、体験として学ぶことが出来たらと思います。
切磋琢磨という事のように、仲間と一緒に上を目指していきたいと思います。
6月7日
更新が遅くなりすいませんでした。
よろしくお願いします。
うみの塗装 古橋幹大
(選択の大切さ)
先月5月の30日、31日と浜松でMGをやらせていただきました。
今回のMGでは、浜松の農業経営研究会の皆さんと一緒にやらさせていただきました。
MGとは、参加した人が、同じ状態、同じ自己資本でスタートして、自分の会社を作っていき、自己資本が高い人が優勝をするマネージメント・ゲームです。
今回のMGでは、優勝をめざしてやってみましたが、やってみた結果自己資本も以前と比べてあまり伸びませんでした。
マトリックス表をみて、比べてみると固定費が高かったりして、利益があまり出ていませんでした。
今回は、4期に機械を大型機械、小型機械の二台にしてやってみました。
製造能力が上がると、一回で出来る能力は上がるのですが、固定費がかかることや材料不足で材料もあまり出ていない状況だとあまり効果が得られませんでした。
利益を狙い、自分の考えた策で出来なかったので、悔しかったです。
今回のMGでは、自分の選択の重要さに気がつくことが出来ました。
ゴールから考えて、逆算していく、ことの大切さも感じました。
自分が、これだと思いやってみましたが結果がついて来なかったのは、何かあるのだと思います。また、こういった事は現場での作業の段取りの仕方でも出ているのではないかと思いました。
経験や状況にあった対応を出来るかで、速さや利益率も変わってきます。
優勝をした人の会社盤をみてみても、大型機械の一台で製造をしていて、利益率を考えてやっているのではないかと思いました。
経験が少ない分、いろいろな経験をすることや、自分の選択肢の幅を広げていきたいと思いました。
現場にいかせるようになり、普段の生活にも生かしていきたいです。
6月6日
一週間ブログよろしくお願いします。
うみの塗装 古橋幹大
(いい仕事を目指す)
私は、これまで塗装の仕事をして、三年目になります。
最近になり、仕事の仕方や現場の段取りなどをさせてもらえるようになり、仕事をほかの職人さんと一緒にやる機会も増えてきました。
以前だと、何をやっていいのか分からなかったですが、職人さんと、現場の段取りや作業方法について、一緒に考えることが多くなってきました。
これまで海野さんに教えていただいたりして、塗装の仕事を学んできました。
他の職人さんと一緒に作業をさせてもらうと、自分のやりかたでないやり方をやっていてとても勉強になります。
一緒に作業をやらせてもらうようになって、以前は、自分の教えてもらったやり方が丁寧なのかよく分かっていませんでしたが、他の職人さんと一緒にやらせてもらったりしてみて、自分たちのやり方が丁寧だと少し分かるようになってきました。
私は、今年で入社二年目になります。
うみの塗装の社員として、何ができるのかと考えた時に、今出来ることは、「いい仕事を出来るようになる」事を目指すことだと思いました。
現場をやっていると、「丁寧にやってくれて、ありがとう」とお客様から言われる時があります。自分たちの施工の仕方がとても影響されると思いました。
これまで、海野さんに教えていただいた、やり方が会社の基準になりますし、自分たちが施工をするので、責任を持つことになります。
これまで、以上に施工の速さや段取りを目指していき、いい仕事を目指していきたいです。
6月5日 うみの塗装 海野貴
5月19日の杉井さんのブログで、定年後に社会奉仕をしている男性をオランダ人が笑ったという記事を読みました。
そこには「社会とつきあう前に、自分の家族とつきあうべき」とあり、それを読んで私はドキッとしました。
私は家族と離れてから、家族と会うことが難しくなってしまいましたが、何かあった時には家族を守れるようになろうと思い、とにかく仕事を頑張り経済力を付けることと、人や地域から信頼される人になれば、誰かが家族に手助けをしてくれるかもしれないと思い、地域の役割をやったり、人とのいい関係作りをしてきたつもりです。
しかし今思うことは、そのようなことばかりに一生懸命になり「自分はやるべきことをしている」という傲慢な考えで、寂しい思いをしているかもしれない子供たちの気持ちを考えず、家族とつきあうことから逃げていたのかもしれないということです。
家族と会えなくても、もっとできることはたくさんあったと思います。
私は、問題を起こしてしまった少年たちを雇ったり、関わる中で、その人の親や育った環境がとても大きな影響を与えていると感じることが多くありました。
ですからその少年たちが更生することも大事ですが、親が変わることや環境を良くすることがとても重要だと思いました。
しかし、自分のことを考えると、他人のことは言えないと思いました。
子供たちに良い環境を与えられているか?親としてしっかり関わっているか?と言われたら、その答えは「NO」です。
のびのび元気に育って欲しいと思いながら、その環境を与えられていませんし、先日長男がバイトに来た時に、関係が悪くなってしまったことも、親子の信頼関係を築いていないことの現れだったのかもしれないと思います。
私は、子供はコントロールできないものだから、私自身が良くなることで何かを感じてもらえればいいという考えでしたが、子供の悩みや思いなどを理解してあげることをしてこなかったと思いますし、信頼される存在になっていないのだと思います。
この現状は、自分の求めていたものではないという事実からすると、自分が今までしてきたことは、目的に合ったなすべきことではなかったのかもしれません。
子供たちに対して本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
幸いにも、今は以前より子供と関わるチャンスが増えてきました。
建設的な対応を身に付け、いい関係を作っていきたいと思います。
6月4日 うみの塗装 海野貴
今週の土曜日、6月6日に協力雇用主会の総会があります。
総会後のイベント(昨年はおのちゃんマン)として落語の会を企画していますので、ご都合の合う方は是非ご参加ください。
場所:三島社会福祉会館
時間:19時
私は雇用主会の事務局長をしていますので、総会に向けての役員会や資料作りなどでやることがたくさんあります。
当日も司会をやることになっていますので考えただけで緊張してしまいます。
以前はただ当日参加するだけでしたので、それほど大変ではありませんでしたが、事務局長にもなると本当に大変です。
今までやってきてくれた方々の苦労が少しわかるようになりました。
それに加えて、保護司会のほうでも7月は社会を明るくする運動強化月間なので、小学校にポスターをお願いに行ったり、準備などがこれから増えてきます。
また今年から小学校の学校支援地域本部の実行委員にもなっていますので、今は月一回の会合ですが、これから本格的に活動がスタートしてくると用事が増えてくることが予想されます。
経営塾で杉井さんが「役に就くことは危険だ」と教えてくれていましたから、今までは消防団や他の会でも、役に就くことは避け、下働きに徹してきましたが、この頃は役を依頼されることが多くなってきています。
雇用主会でもそのうち会長の話も出てくると思われますし、学校支援地域本部でも「次は海野さんがコーディネーターだね」と言われています。
先日、中学校の環境整備の手伝いに行った時にも、PTAの方から「おやじの会を発足させる計画があるけど、海野さんも主要メンバーに入っていますからね」と言われました。
普段の私たちの活動を認めてもらえているということなのかもしれませんが、このままいくと私のキャパシティーを超えてしまうのではないかと心配になりました。
取引銀行の同友会の若手会の会長の話も出てきた時には、どこかで線引きをしないといけないと思いました。
いろいろなところから声が掛かるということは悪いことではありませんが、もともと私は面倒見のいい人間ではありませんし、自社の社員の面倒も見ないで、他の活動に時間を費やしてばかりいたら、いつか足元をすくわれるように思います。
地域に貢献することはとても尊いことですが、私はいい会社、強い会社を作ることが一番社会に貢献できることだと思っているので、まずはそこをしっかりやらなければならないと思っています。
雇用主会も、会を運営するのが目的ではなく、雇用をして更生をする機会を与えることが本来の目的ですから、更生を手助けできる指導力と雇用ができるだけの体質の会社にすることが一番の役割だと思っています。
また私は役に就いたりすると傲慢な自分が出てきそうなので、そういった面でもこれからの判断を慎重にしていかなくてはならないと思います。
皆さんは役が回ってきたらどのように判断していますか?
皆さんの意見を教えてください。
6月3日 うみの塗装 海野貴
最近寝る前に、以前読んだアドラー心理学の「嫌われる勇気」を読み返しています。
その本のなかで、われわれを苦しめる劣等感は「客観的な事実」ではなく「主観的な解釈」とありました。
本の中の例えで、身長が平均より低いことは、一見すると劣等性に思えますが、しかし問題はその身長について自分がどのように意味づけをほどこすか、どのような価値を与えるかなのだとありました。
身長が低いことに対して劣等感を感じるのは、他者との比較、つまりは対人関係の中で生まれた、主観的な劣等感であり、もしも比べるものが存在しなければ、自分が身長が低いなどと思いもしないはずですから、客観的な「劣等性」ではないとのことでした。
私はそれを読んでその通りだなと思いました。
私は昔から吃音で、うまく話ができないこと、人前で緊張してしまうことに対して劣等感を持っていました。
そして、他人と比べ、普通に話すことができない自分を嫌っていました。
沼津経営塾の2周年の時、当日いきなり杉井さんに体験発表をするようにと言われたことがありました。
ただでさえうまく話せないのに、いきなり人前で体験発表をするように言われ「まじですか~!心の準備もできてないよ~!」と思いましたが断るわけにもいかず、急いで何を話すかを考え体験発表をすることになりました。
体験発表は私ともう一人の二人がすることになったのですが、私は緊張でガチガチになりボロボロな体験発表になってしまいました。
もう一人の方はこのようなことに慣れており、流暢に話をしていて「すごいな~」と思ったのと同時にその方と自分とを比較して、「自分はダメだな」と落ち込みました。
しかしその懇親会で経営塾のメンバーが招待した方が私の発表を聞いて「緊張しながらも一生懸命さが伝わってきて感動した。とても良かった」と言っていたと教えてくれました。
私はそれを聞いて、うまく話せなくても自分をよく思ってくれる人がいるのだと思い、とても嬉しく思いました。
その時、うまく話せないことも価値はあるのだと思いました。
そのような経験もあり、お客様と話をする時も、「うまく話せなくても一生懸命伝えるようにしよう」と思えるようになったことはとても大きなことでした。
吃音であったり、緊張したり、うまく話せないことは「劣等性」ではなく、それに対する自分の意味づけ「主観的な解釈」で劣等感を感じていたのだと思いました。
自分の持っている特徴を長所と見るのか、短所と見るのかはいずれも主観に委ねられているので、どちらを選ぶことができるとのことでした。
起こったことが問題ではなく、それをどう捉えるかが大事なのだと思います。
私はいまだに劣等感を感じることがありますが、経営塾でいろいろなことを経験していく中で主観的な解釈が少しずつ変わってきたと思います。
ですからうちの会社で働く人たちにも、起こったことを人との比較で劣等感を持つのではなく、自分の価値を発揮していってもらいたいという思いがあります。
そして、そのように導いていけるようになりたいと思っているのですが、現状の私にはそのような力が足りていません。
客観的な事実としてそのようなことがあると認め、CL、子育てセミナーを学んで前に進んでいきたいと思います。
6月2日 うみの塗装 海野貴
5月の静岡経営塾ではMGをやりました。
今回は40人を超える大人数でのMGでした。
私は10年近くMGを経験していますが、いまだに苦手意識があります。
初めてのMGでは、普段の自分とMGでの自分が重なり、その結果は倒産してしまいましたから、このままの自分では絶対にうまくいかないと思い、一から自分を変えていこうと思いました。
初めの頃は一生懸命やっても、どうしたら成績が上がるのかが分からず、ただやっているという状態でしたが、講義の中で「同じ成績でも売り上げがあれば、工夫しだいでチャンスはあるが、売上がなければ手の打ちようがない」と教えてもらい、私はとにかく売上だけは上げられる力を付けようと思いました。
それからは、成績のことは二の次にして、とにかく売上を上げるにはどうしたらいいかを考えました。
その中で思ったことは、材料仕入れと在庫バランスが大事だと感じました。
そのような考えでやっていくうちに、自然と売上高は上げれるようになり、ほとんどA卓でゲームを行えるようになりました。
普段の仕事に置き換えると、とにかく仕事を受注することが優先だと考えるようになり、見積もりの依頼が入ると、現場仕事を途中で切り上げてでも、とにかく早くお客様と会って見積もりを提出するようになりました。
そうすることで仕事でも段々売上が上がっていきました。
MGで売上を上げられるようになってからも、成績は上がったり下がったりでしたので、今度は売上を上げつつ成績を下げないようにするにはどうすればいいかを考えました。
2期では運も多少ありますが、3期4期5期ではどんな状況であれ絶対に成績を下げないということにこだわりました。
それまでは売上を上げるために、闇雲に経費を使っていて、固定費倒れすることが多くありましたから、固定費の掛け方を考えるようになりました。
実際の仕事では、元々資金が多くあるわけではありませんから、掛けるところには掛ける、できるだけ掛けないように効果を出すということを意識するようになりました。
市役所の掲示板、市のカレンダー、タウンページ等にはかなりお金を掛けていますが、地域に出している看板は殆ど無料で出せさせてもらっています。
研修やセミナー等、教育費にはお金を掛けますが、信用を高めることには、地域の掃除、葉書、現場での挨拶、接近戦などお金の掛からないことで効果を出そうと思っています。
このところMGでは3期4期5期で成績を下げないようになってきて、それなりの順位で終わることが多くなってきましたが、優勝を狙えるレベルではありませんでした。
それは、成績を下げないようにすることはできても、勝ち方や成績を伸ばす方法が解からずにいたからです。
しかし今回のMGで少しイメージが湧いてきました。
まだはっきり「こうだ!」というものがあるわけではないですし、いろいろな要素があると思うのでうまく表現するのは難しいですが、売上高などに固執するのではなく、周りの状況などを見極めて、5期が始まる時には、利幅を高く、多く売る体制を作ることが大事なのではないかと思いました。
今回の講義の中で、MGの2期3期4期5期は、人生の20代30代40代50代と置き換えることができるというお話をしてもらいました。
実際の仕事では、20代30代で力を付け、40代半ばから後半までには、利幅の高い仕事を多くこなせる体制を作っていくことが大事だと思いました。
そういう意味でも、リーダーシップを身に付け、元請の仕事、シロアリ防除施工を多くやっていける体制作りをしていきたいと思います。
私は才能もなく頭も悪いので、優勝を狙えるレベルになるのに時間が掛かりますが、苦手なことも一つ一つを身に付け、勝利を手に入れたいと思います。
6月1日 うみの塗装 海野貴
先日、お客様から塗り替え工事の紹介をいただきました。
そのお客様は同級生のお母さんなのですが、今までにも何件も仕事をいただいていて、お歳暮や挨拶に行くと、必ず「これ持って行って」と言って、野菜やお土産を持たせてくれてとても可愛がってもらっています。
今回は近所のアパートに住む若い夫婦が中古住宅を購入して外壁の塗り替えをしたいとのことで電話をくれました。
その夫婦もおばさんに普段から野菜をもらったり、いろいろお世話になっていたそうで、数年前におばさんの家の塗り替えをうちがやらせてもらった時に、「きれいな仕事をするな」と思ってくれていたようで、今回おばさんに頼んでくれたようです。
早速連絡を取り、現場で会うことになりました。
現場で奥さんに名刺をお渡しすると、名刺もほとんど見ずに、早々に仕事の話をしてきました。
普通でしたら、名刺を渡すとそこで少し自己紹介的な話をしてから仕事の話になるのですが、それもなくすぐに仕事の話になったので「おや?」と思いました。
少し話を伺って、現場調査をすることになりました。
私はまず、天井裏の雨漏り調査をした後に、床下点検もさせてもらうことにしました。
畳を上げ、床下に潜る準備をしていると奥さんが、「○○さんが海野さんのことを『本当にいい人だよ』と言ってとても褒めていましたよ」とおばさんが私のことを良く言ってくれていたことを教えてくれました。
「本当ですか?そう言われると嬉しいです」と言うと「仕事も真面目に頑張っていらっしゃるみたいですね。ブログ読みました」と言われました。
それを言われて私は「ドキッ」としました。
私はブログには、ただ思ったことを書いていますし、経営塾の仲間が読むということくらいしか意識をしていないので、お客様に読まれたらまずいことも書いてしまっているかもしれないと思い、「いつのブログを読んだのだろう?」と焦りました。
幸いにも、こちらに好感を持ってもらえている様子でしたから良かったですが、気が気ではありませんでした。
今はインターネットが普及していますから、若い年代の人は何かしらの情報を得るためにネットで調べるのは当たり前の時代になっているのだと改めて思いました。
名刺を渡した時に特に話もなかったのも、ネットなどである程度私のことを調べていたからかもしれないと思いました。
先日契約をいただいた別のお客様も、私のブログを読んで依頼をしてくれた経緯があります。
時々、杉井さんからも「これだと誤解を受ける可能性がある」と指摘をいただくこともありますし、先日の静岡のブログ当番の時も、私の表現では問題があるのではないかとメールをくれた仲間もいます。
私はその表現のほうがリアリティーがあって良いと思ったのですが、そのことをうちのメンバーにも聞いてみたところ、やはりあまりいい表現ではないと思ったとのことでした。
自分では問題がないと思っていることも、他人からすると問題に思うことがあるということですから、本当に気を付けて書いていかなくてはならないと思いました。
奥さんは、うちがシロアリもやっていることも知っていたようで、外壁の塗装とシロアリ消毒の見積もりを依頼してくれました。
人に知られるということは、良い面と悪い面と両方ありますから、まっとうな生き方をしていくことは当然として、読む相手のことを考えて書き方や表現を意識していきたいと思います。