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沼津経営塾

お互いに切磋琢磨して、人生をより良いものにしていきたい。コツコツ学ぶ仲間の集いです。月1回沼津三島にて勉強会を開いています。

三島市カレンダー

7月31日  うみの塗装 海野貴

昨日、毎朝掃除をしている小学校の教頭先生から塗替えの見積もり依頼をいただきました。
教頭先生は、この学校に赴任してわずかですが、初めて掃除中にお会いした時には「海野さんのことは伺っています。いつもありがとうございます」と丁寧に挨拶をしてくれました。
その後も朝の掃除をしている時に、時々お会いしていました。
今回は、奥様の実家にいろいろな業者が営業に来て、どこに頼んだら良いか悩んでいたそうで、私たちのところにお声掛けをしていただきました。
しかし、よく話を聞くと、誰に頼んだら良いのか悩んでいた時に、三島のカレンダーに私が出ていたので思いだしたと言っていました。
私はカレンダー広告の効果があって嬉しい反面、「掃除をしている」「顔見知り」というだけでは依頼は来にくいという事実を知りました。
私は「何かあった時に思い出してもらいたい」という思いを持っていますが、今回は「塗装」というキーワードだけでは、私たちのことは思い出してもらえなかったということだと思います。
運良く、今月のカレンダーに私たちの広告が出ていたのを見てくれたから良かったですが、もし違う月でしたら依頼は来なかったかもしれません。
私たちは塗装屋ですから毎日塗装のことを考えていますが、一般の方がいつも塗装のことを考えているわけがありません。
私と会った時には考えたりするかもしれませんが、CLでも言っているように、刺激がなければ段々忘れていくものだと思いますので、常に刺激を与えるための努力は必要ですね。
価値や魅力を付ける努力は当然ですが、やはり認知を高める努力をしていかなければいけないと思いました。

はがき100日

7月30日  うみの塗装 海野貴

前回のブログでも書きましたが、今チームうみの全員で「葉書100日連続」を目標にしてやっています。
現在一番早い人は84日で、一番遅れている人でも73日連続ですので、いよいよカウントダウンといった感じです。
この間私は、ほとんど書くことを指示・命令したことはありません。
もともと、私に強制されて始めたのではなく、自分の意思でやっていることですので、私がとやかく言わなくてもしっかりやっているので、言う必要が無いのです。
そして私も「言わなくてもきっとやっているだろうな」と信頼していますので、皆のことを言うより、自分のことをしっかりやらなければどうしようもないので、自分のやるべきことに集中できます。
幹大くんは、途中までは仕事が終わってから書いていましたが、朝早く起きてやるようになり「もう葉書を書き終わっていると思うと一日がとても楽です」と言い、自分なりに工夫をしながらやっています。
もうこの日数になると、もったいなくて書かずにはいられなくなっていると思います。
そして、書いている本人たちが「書くことの意味」を何かしら感じているのではないかと思います。
私は「皆で100日を達成しよう!」と決めた時、何としてでも書いてもらい達成させようという考えが湧いてきました。
それは「無理やりでも100日を達成すればきっと何かを掴めるだろう」「そういう経験をさせてあげたい」という想いからでした。
しかし今は「100日連続」にそれ程こだわってはいません。
なぜなら、各々が自分なりの意味を見出し、目標に向かって皆で声を掛け合って努力しているこの状態こそが素晴らしいことであって、100日連続という結果にそれほどこだわる必要はないと思っています。
人は一瞬一瞬ですから、今後どうなるかはわかりませんが、一度でもこの経験をしたことは一生消えることはありません。
もうこの時点で成功をしているのだと思います。
ですから、もし万が一書き忘れた日があった場合は、目標を「100日連続書く」から「100日書く」に変えれば良いと思っています。
100枚葉書を書くのに、100日で書いたか、101日目で書いたかはそれほど違いはないですから。
同じ目的に向かって努力し、「きっとやるだろうな」とお互いを信頼しあえる同志を作れたことは、何よりの成果だと思います。
もう皆、豪華ディナーへの切符は手にしました。
「全員100日連続達成」という花を添えることが出来ればなお良いですので、自分が書き忘れることのないようにしていきたいと思います。

防蟻事業


7月29日  うみの塗装 海野貴

私は先日、ホウ酸処理協会に入会し、ホウ酸による防腐防蟻処理工法である「ボロンdeガード工法」の施工代理店になりました。
これから、塗装以外の柱として防蟻処理をやっていこうと思っていますので、従来の殺虫剤での処理とは違う、付加価値のある商品でやっていければ、なお良いと思いました。
今回この事業を進めるにあたり、入会金や道具などを揃えるのに、それなりの投資をしました。
今までは自分の勉強のための投資はしてきましたが、仕事に対しては、投資をしてまで新しいことをするということはありませんでした。
今回は投資をした分、マイナスからのスタートですから何とか元は取らないといけないと思いました。
以前杉井さんからも「投資をした分は、その年に元を取らなければいけない」と習いましたので、私も今年度中に投資した分の元を取ろうと思いました。
MGのストラック表を思い出し、普通の大きさの家一件分の粗利を計算し、投資した金額を粗利で割ることで、何件の仕事をやれば損益分岐点を越えるかを出しました。(今回は人件費を変動費に入れて計算しました)
あくまでも予想ですが、8件施工をすれば損益分岐点に達します。
それ以降は、丸々利益になりますので、とにかく8件は今年度中に達成したいと思っています。
現在、昨日のブログのお客様を含め、2件は契約をいただいています。
見積は提出してあり検討中が一件あります。
塗装の方も忙しいのですが、8件という具体的な数字がありますので行動しやすいです。
また、昨日のお客様の物件のように、実際にシロアリに食われているところを目の当たりにしたことで、事前に防ぐことはとても重要だし、お客様のためにもなると体験として感じていますので、自信を持って提案することができます。
駆け出しなので大変なことも多いですが、経験さえ積んでしまえば結果は出せると思いますので、頑張ります。

どんどん提案していく


7月28日  うみの塗装 海野貴

先日、両親の友人からご紹介をいただきました。
両親の友人も塗装業をしていましたが、身体を壊して塗装の仕事は辞めてしまっていたので私たちに紹介をしてくれました。
お客様と連絡を取り、現場調査に行ってみると「屋根が塗替え時期だと思うから見てください」とのことでした。
その家はかなり築年数が経っており、見た目で「ヤバそうだな」と感じました。
実際に屋根に上ってみると、屋根自体も傷んでましたが、それ以外の木部がかなり腐っていて塗装では手遅れな状態になっていました。
そして屋根以外の部分も点検をしていると、「これは雨漏りしているかもしれない」という部分が見つかり、お客様に聞いてみると、「以前雨漏りをした」とのことでしたので、その部分の押入れを点検したところ、床や柱、壁などがシロアリの被害にあっていました。
これは本格的に調査をしないといけないと思いましたので、その日はそのまま引き上げて、翌日、徹底的に床下点検をさせてもらいました。
すると蟻道があちらこちらにあり、土台などが食べられていました。
雨漏り部分の下の押入れの床下は入ることが出来ませんでしたので、丸ノコで床を一部切り取とったりして調査をしました。
蟻道を壊してみると、シロアリが実際にいましたので、とにかく雨漏りをしている部分の防水とシロアリ駆除、大工工事が優先だということを伝え、そちらの見積もりを作り、屋根の方は緊急性が無いのでまた後でということになりました。
押入れなどはかなりひどかったので、大工さんにも見てもらい見積もりを作りました。
見積を作り提出に行くと、即決で契約をいただくことができました。
そのお客様はお祖母さんの独り暮らしなのですが、その時にお客様が「今回私はとても運が良かった」「自分では気付くことはなかったと思うから、こうなっていることを知らずにいたら家が壊れてしまったかもしれない」と言っていました。
もともとは屋根の塗装の依頼でしたが、依頼されたことだけをやるのではなく、その家の状態をしっかり調査・把握してから見積もりをするという姿勢でやったことが、お客様に安心を提供することにつながったのだと思いました。
今回のお客様を見て思ったことは、経営計画でも掲げていますが「家を守る」ということを考え、塗装の枠を越えて、どんどんやっていくことでお客様の役に立てると思いました。
今まで塗装に比べてそれ以外のことは、あまり積極的に提案をしてきませんでしたが、それは自分目線の考えですので、これからは必要だと思うことをお客様目線でどんどん提案していこうと思います。

有機溶剤講習

7月27日  うみの塗装 海野貴

先日、有機溶剤取扱い主任者の資格を取りに行ってきました。
私たちは有機溶剤を扱う仕事ですので、前々からあった方が良いとは思っていましたので、今回、講習を受けてきました。
丸二日間の講習の後、試験があるのですが、この手の資格は簡単に取れるので、とりあえず講習を受ければいいやくらいにしか考えていませんでした。

実際に講習を受けてみると、やはりテスト対策のような講習でしたが、テキストに書かれていることを見て「これはとても重要な内容だな」と思いました。
そもそもこのような資格が出来た背景には「過去の事故」があったからです。
事故が起こってから、今後はそのようなことが無いようにと、法律で定めたり、しっかりとした知識を身に付けることを義務付けたのです。

私は社員さんを雇うようになって一番心配なことは、やはり「安全」です。
一生懸命働いても、怪我や命を落とすことになってしまったら、元も子もありません。
ですから、ただ資格を取るだけでなく、できる限りしっかり覚えて、仕事に活かそうと思いました。

講義中も、普段の仕事と照らし合わせ、どのように改善をしていくかなどを考えながら講義を聞きました。

例えば、私たちは手に付いた塗料を落すのに、シンナーで落します。
しかし講義で、有機溶剤は呼気や皮膚から体内に入り、臓器に蓄積されることを知り、これはマズイと思いました。
私は皮膚から有機溶剤が体内に入るということを知りませんでしたし、昔から当たり前にやってきたことなので、何の疑問も持たずにやっていましたが、これからは気を付けないといけないと思いました。
ですからシンナーに変わる何かを探して改善をしようと思います。
それ以外にも防毒マスク、保護メガネなどを常備して、すぐに使える状態にしておきたいと思います。

今までは「面倒臭い」「鬱陶しい」などの理由からやらないこともありましたが、自分だけでしたらいいですが、一緒に働く社員さんたちに、もしものことがあったら申し訳ありませんから、私の責任、義務としてやってもらうようにします。
皆の安全が一番ですし、このようなことをしっかりやることで、「小さな会社でもしっかりとした意識をもっている」というようにお客様から認知されることで評価も上がるかもしれません。
会社として、安全に対する意識を上げていきたいと思います。

「縁の力」

「縁の力」
2013年7月26日(金)
おはようございます。細谷です。最終日よろしくお願いします。

昨日、長野にある協力会社のS社にお願いしていた製品を得意先に納品しました。大物加工で特急品です。弊社では加工できない大きさでした。加工中に色々なトラブルもありましたが、工場長はじめ、周りの尽力のおかげで数日間でしたが、結構な金額の納品が出来ました。(夜中、山梨の方まで行った件です)

S社さんとは6年ぐらい前に東京で出展した展示会の時に、たまたま隣で一緒に展示した縁でした。それからお互いに仕事のやり取りをしたり、仲良くさせてもらっていて、結構無理なお願いでも何とかしてくれる(何とかする)間柄になりました。

距離も遠くなかなか付き合いもしづらいかと思うところですが、1度そういうネットワークができると、S社さんの設備も頭に入れながら営業が出来ます。窓口は弊社ですが、スケールメリットとして大物加工もやっているとなると、それに付属する小さい部品は弊社の得意分野なので一式丸ごと受注しやすくなりました。

会社も個人も相性というものがあると思いますが、そういう縁の力を最大限に活かすためにも日頃からの付き合い方や名刺交換した人たちとの縁を深めなければいけないなと感じました。

来月あたりからまた少しずつ人脈を広げる仕掛けをしていきたいと思っているところです。三島、県東部地区での認知度を上げて、縁の力をパワーアップさせていきたいなと思いました。

1週間ありがとうございました。

「海賊と呼ばれた男」

「海賊と呼ばれた男」
2013年7月25日(木)
おはようございます。細谷です。6日目よろしくお願いします。

先日、東京出張の際に新幹線の中で「海賊と呼ばれた男」という本屋大賞にもなった本を読みました。上・下巻あり結構読み応えのあるもので、まだ下巻の途中ですが、読んでいると胸が熱くなるシーンが何度かありました。

戦前戦後に石油を取り巻く色々な背景のもと、主人公の国岡という店主と部下たちの行動や経営者の信念というものが描かれていて、一口にここで説明しきれませんが、良かったら読んでもらいたいと思います。

戦前に100名以上の社員を抱え、海外展開していた石油事業で、戦後ほとんどの資産を失いながらも、社員さんを一人も首にしなかったり、日本のため、社員さんのために色々な敵と戦う姿に、感動する場面が多くありました。

経営者のあるべき姿として、夢、ビジョン、信念というものがいかに大事か、そしてそれに感銘を受けて力を発揮する社員の姿は、ある意味理想の会社のあり方のような気がしました。

今まで影響を受けた本というのは何冊かありますが、この本もその中の一つになりそうです。(伝記ものが多いですが)グッドラックもその中の1冊です。

いつか自分の生き方をまとめて、子どもや社員さんに自分の思いなど伝えられたらと思います。

皆さんは今まで影響を受けた本というのはありますか?

「3Dプリンターセミナー」

「3Dプリンターセミナー」
2013年7月24日(水)
おはようございます。細谷です。5日目よろしくお願いします。

昨日、東京に3Dプリンターのセミナーに行ってきました。セミナーは午後からでしたが、午前中に渋谷の道玄坂にある3Dプリンターの置いてあるカフェにも行ってきました。そこで色々な情報を得ることが出来ましたが、たくさんあるプリンターの中でも、何をどのような基準で選んでいくかとても参考になりました。

入門機のような10数万円~50万円くらいのものはやはり精度的なものも含め納得のいくものは作れないようです。1000万円前後の機械になるとそれなりの精度のものもできますがコストがかかってしまいます。2000万円以上1億円ぐらいの機械になるとそのまま製品として出せるものが作れるそうです。

東京芸大の研究員の方の話も聞きましたが、海外の方から見ると日本はまだ遅れている感じがしました。CADと言われるソフトも日本ではまだまだですが、海外では小学生からモノづくりのCADを習い、すでに3Dプリンターは学校にもかなり普及しているようです。

日本でもキーエンスの3Dプリンター市場の参入やネットなどではDMMがデータがあれば3Dプリンターの出力サービスをしてくれるようになってきました。東京や特にフィギア関係の方での動きも活発になっているようです。

地方の動きはというと、テレビや雑誌等でのメディアの情報はあるものの実際のものを持っているところはあまり聞きません。チャンスと言えばチャンスですが、市場というかお客さんが必要とするレベルかどうかは判断が微妙です。

3Dプリンターの一長一短を聞きながら、もう少し時間を置く必要があると感じました。ただ3DCADの習得は今の仕事にも活かせるので、導入検討はすすめていこうと思っています。

ここではあまり書けない情報もあるので、コメントしづらいかもしれませんが、セミナーなども含め、現地での生の情報は必要だと感じた1日でした。

皆さんは情報収集する時のポイントみたいなのはありますか?

昨日三島に帰ってきたのが夜10ぐらいでしたが、緊急の用事が入り、山梨の方まで行って、明け方帰ってきました…。眠いですが怪我のないように気を付けます。皆さんも暑さ対策、疲労対策を立てて今日も1日頑張りましょう。

「ダイエット」

「ダイエット」
2013年7月23日(火)
おはようございます。細谷です。4日目よろしくお願いします。

6月からダイエットを開始しました。以前にもやったことがあるレコーディングダイエットです。(ヤフーダイエットで管理しています)

社員のHくんと勝負してみるかという話になり、約3か月間どれくらい痩せられるかやっています。仕事でなかなか運動が出来ないこともあり、食事の改善から始めました。

野菜中心で、米などの炭水化物を控えること(タンパク質を多くとるように)、夜9時以降食べないとか、3時のおやつや夜のビール、つまみなどもほとんど止めました。たまに子どもと一緒に学校まで往復30分歩いたり、無理のない程度に行動してみました。

すると予想以上に体重が減っていきました。3か月後の目標の体重は達成してしまったので、新たに目標設定し直しました。無理はしていないので、肌艶もよく、体も軽く、気のせいかもしれませんが暑さも和らいだような気がします。

うすうす気づいてはいましたが、自分自身、勝負事や目標に対するこだわりが強いような気がします。いいか悪いかは別として、以前兄とボーリングの勝負をした時に(何かを賭けてやったと思いますが)、普段150ぐらいのスコアが220になりました。

また、中学生の時も父とドラムのセットを賭けて期末テストの点数で勝負しました。500万点中450点以上取ったらという約束でしたが、普段400点ぐらいだったのが480点までになりました。(普段手を抜いているわけではありません)

人に迷惑をかけずに、また、人に役に立つ方法で、この自分の特性を活かせればなと思います。ただ、社員さんのほとんどは自分と反対でプレッシャーにはあまり強くないように感じます。上手にバランスを取りながら自分の特性を活用したいと思いました。

皆さんは自分の特性で最近気づいたことありますか?

「10年戦略」

「10年戦略」
2013年7月22日(月)
おはようございます。細谷です。3日目よろしくお願いします。

皆さんコメントありがとうございます。三島では昨年まで1校だけの通級教室でしたが、色々な働きかけで今年度から倍近い数の発達障害の子のための通級教室が出来ました。ただ、そこでもまだ問題はたくさんあるようで、政治的な働きかけをもっとしようという人とそうでない人と別れているようです。

まだ自分もよくわかっていない部分もありますが、全国的にもそういう子たちが増えて模索している団体が数多くあります。四国のある高校では、発達障害の子のためのプログラムをつくり実践を始めたところや、関東の方でもそういう子を持つ父親が集まって働き場を作ろうと団体を作っているそうです。

行政的なしがらみや予算などたくさんの問題はありますが、自分としてはちょっと長いですが10年ぐらいかけての戦略が必要だと考えています。会社のもそうですが10年1サイクルで波がやってくるような気がしています。それに合わせてその波に乗れるような準備をしていこうと考えています。

地元での知名度や人脈はどうしても必要だし、全国的な仲間も必要になってきます。あまり色々な会に入ることは個人的には好きではありませんが、今ある人脈でさらに多くの人たちと接点を持てるようにしていきたいととも思っています。

大まかにはあと5年のうちに会社の方の事業の安定化と人材採用・育成で会社をある程度抜けても大丈夫なようにし、後半の5年で発達障害の子のための学校や仕事を作ることをしたいなと考えています。

そのために負荷はかかりますが、商工会や全国組織の方々との人脈作り、別組織での資金作り、発達障害の認知度アップ、自分も含め指導者などの育成などしていきたいと思っています。

個人個人違う特性を持った子どもたちとの対話は慣れていないと大変です。何年か前に血液型別の取扱説明書という本が出ていましたが、個別での対応の仕方がポイントになってくるので、CLでいう観察力は相当鍛えていかなければならないと感じているところです。

景気的な長期ビジョンは読みにくいですが、自分のビジョンから逆算しての戦略・目標などは強引にでも作って前に進まなければと思っているところです。

「ビジョン」

「ビジョン」
2013年7月21日(日)
おはようございます。細谷です。2日目よろしくお願いします。

皆さんコメントありがとうございます。発達障害については一人一人の症状も違い、先生方でも対応の仕方がバラバラで、試行錯誤しながらの対応が多いです。

4月から息子の通っている小学校にも通級教室というのが出来、三島は比較的発達障害に関しての対応をしてくれています。息子も週2回も通わせてもらい、先生方や友達に助けられながら通常のクラスで頑張っています。

自分の会社のビジョンもそうですが、息子たちの将来のことを考えると今までのビジョンというか最終的な目的地をどうするか考え直さなければなりません。

将来息子が就職するときには大きなハンデがあるはずです。たとえ工場を継ぐとしても、今の危険を伴う作業などはやらせづらいというのが本音です。家賃収入などの不労所得の仕組みと息子の特性を活かした(芸術系)仕事を見つけてあげたいとも思っています。

そこでピンと来たのが3Dプリンターでした。もちろん今の事業のプラスαにもなりますが、発達障害の子ども(息子も含め)は絵など芸術系の力があると思うので、それを形にして付加価値を付けられないかどうかというものです。安全なモノづくりであること、技術革新で将来的に大きな市場の伸びが期待されること、一般にまだCAD技術者が少ないことなど、色々と情報収集しているところですが、発達障害の方の特性を活かせる雇用の場の一つになるのではと考えています。

ただの親ばかではありますが、認知度の低い発達障害の行動特性を周りに理解をさせることと、その受け皿を自分で作り出していくことは将来家族にとっても必要だし、うまくいけば自社の今の事業の柱にもなると思うので、いつ始めていくか?判断時期を模索中です。(今でしょ!と言わないで・・・)

来週、東京で3Dプリンターセミナーに行ってきますが、その他にも3Dプリンターの置いてあるカフェなどにもベンチマーキングに行こうと思っています。次の経営塾にはまたそれらの報告をしてみたいと思います

「こんぺいとうキッズ」

「こんぺいとうキッズ」
2013年7月20日(土)
おはようございます。細谷です。1週間よろしくお願いします。

今年度から静岡県自閉症協会というに入会しました。発達障害の子どもを持つ親御さんが中心ですが、ソーシャルスキルを学んだり、各家庭が持つ問題課題などの色々な解決方法のヒントをもらえたりします。妻がそこであるブログを紹介されたので見てほしいということで見てみました。ちょっと長くなりますがぜひ読んでもらいたいので、以下全文紹介します。

発達障害のあるひいちゃんが小学校6年生の時に書いた作文をご紹介します。
この作文は、平成21年度人権作品コンクールで小学校作文の部最優秀賞を受賞しています。

「ぼくの人生こんぺいとう」

僕には、「発達障害」というものがあります。障害ではあって病気ではありません。
これは生まれた時からある物なのです。

ちなみにぼくの障害名は、「ADHD(注意欠陥多動性障害)」と、「高機能自閉症」です。

他にも発達障害の内には「LD(学習障害)」や、「アスペルガー症候群(略してアスペ)」、
さらに「自閉症」などあります。

僕に障害があるとわかったのは、2歳9ヶ月の頃です。しゃべり始めが遅く、不思議なことばを言っていたらしいし、走り出したら止まらないので、障害にくわしいお医者さんにみてもらったようです。

そのとき「ADHD」としんだんされたようです。不思議な言葉のことは、「あ、宇宙語ですね」と言われたそうです。一年生の時、「高機能自閉症」としんだんされました。

小学校に入ってからいじめが多くなりました。からかわれている事もありました。しかし幼いころは遊んでくれているんだと思っていました。

でもそのうちいやがらせだと分かりました。「ガイジ」とも呼ばれました。悲しかったです。泣いて帰ることもありました。

そんな時お父さんは、「発達障害を持っていることは悪いことではない。悪いのはいじめることだ」と言ってくれました。確かにそれが分かった気がします。

発達障害にもいい所があると分かりました。興味あることに集中やひらめいたり、熱中しています。
パズルやマンガ作り、テレビ「IQサプリ」は大得意でした。なんでも夢中になると、周りの様子が分からなくなることが欠点ですが、これは作用の中に入れておきます。

僕がまだ小さい頃、何かに夢中で、線路に座り込んでいたらしいです。でも、ご近所の人がぼくを家まで送ってくれたらしいです。

3年生になった時、初めてぼくの障害名を聞きました。テレビを見て、(発達障害の)「ぼくはどれ?」
とお父さんに聞いたらしいです。

聞いた時は大したリアクションではありませんでした。しかし聞かれたお父さんは、なんと言おうかとドキドキしていたらしいです。

友達と遊びたいけど、どんなふうに話しかければいいか、どう反応すればいいか分からないから、友だちとケンカになったり、友だちを泣かせてしまったり、そういうことをしたことがあったけど、僕は友達がたくさんほしいです。

4年生の時、仲の良いクラスの友達と、どうすれば友だちが増えるのか相談しました。そして、みんなに手紙を書こうと決まりました。夜まで書きました。数日後、みんなに手紙をわたしました。

内容は、「ぼくは、『ADHD』と、『高機能自閉症』という発達障害を持っています。・・・・」

みんなの反応はというと、内容を分かってくれて、友だちになってくれた人もいたけど、逆に、手紙を返したり、破っていたり、いじめがエキスパートしたり、いろいろでした。

これを聞いたお父さんは、「お前は勇気がある」と言ってくれました。

お父さんは、発達障害のある子どものことを「こんぺいとうキッズ」と呼んだりしています。色も形も色々で、いい所苦手なところのでこぼこがいっぱいあるけど、そこがまたみりょく的だからこんぺいとうなのです。

ぼくは聞いただけで何をするかは苦手ですが、目で見て何かをするのと、パズルや迷路は大得意です。

忘れっぽいですが、思い立ったらすぐに始める行動力があります。

運動は苦手ですが、ちょうせんする心はあります。

発達障害のない人たちへ、
発達障害の人に「かわいそう」や「かわっている」など言わないで下さい。その人が悲しんでしまいます。

発達障害がある人たちへ、
あなたのところでいじめはありますか?いじめは自分のせいと思っていませんか?決してそうではありません。からかう方が悪いのです。

まだみんなに発達障害だと伝えていないのなら、朝か帰りにみんなに告白しよう!きっと友だちが増えるかもしれないよ。

自殺なんかするよりも、今、自分のいいことを探してみよう。
時間という物は味方、そして、発達障害は天からのプレゼントだ!
プレゼントだからいい物に決まっているじゃないか!

平成21年度 人権作品コンクール 小学校作文の部 最優秀賞
○○小学校6年 ○○ ○(ひいちゃん)

ひいちゃんのご家族より、
多くの方に発達障害について知って欲しいとの願いから掲載の許可を頂きました

これを読んで皆さんがどういう感想を持つかわかりませんが、発達障害を持つ子どもの気持ちが少し理解できたような気がします。勇気をもってこれだけのことを書いたひいちゃんに心から敬意を表します。

アウトプット効果!


平成25年7月19日(金)輿水酒店 輿水誠司

昨日は取引先であります酒蔵営業マンのAさんがみえられました。
Aさんとは7~8年ぐらいの付き合いになりますが、
ここ1、2年、以前より段々親しくなってきました。
きっかけは昨年より、今まで送っていなかった「こしみず通信」を送ったり、エイプリフールのカードを送り始めたからだと思われます。
今まではお客さんに送っていました案内を、昨年より、仕入れ取引先にも一部送り始め、何かと反応が出始めていると思います。
こういうアウトプットを仕入取引先にも送り始めた目的としては、輿水酒店のことを良い方向に理解してもらえたらいいなぁ、ということと、こちらが案内を出すことによって、その件で逆に情報が得られればいいなぁと思ったからです。
昨日はその、こちらのアウトプットに対する、相手側の提案がAさんからありました。
昨日も最初は、例の「エイプリルフール」カードの話題で盛り上がりました。
(エイプリルフールカードの余韻、長いです。)
Aさんもこういうジョークに理解があり、コミュニケーションに絡めた輿水酒店の取り組みに賛同してくれています。
「季節ごとにこういう案内をだすことによって、お客さんに思い出して貰いたいですし、親しみを感じて貰えたら嬉しいです。Aさんとことも、何かコラボ出来ませんかね~」と話してみました。
すると、「季節商品のコラボ、面白いですね、 エイプリルフールカードのようなアイデア、私好きです! やりましょうよ!」
「実は提案があります!」
と言って、酒蔵さんの取引先である愛知県の酒屋さんの取組みについて、話をしてくれました。
場所や環境、条件が違うので、そのまま真似する訳にはいきませんが、とても参考になるお話でした。
輿水酒店と同じ日本名門酒会の加盟店さんで、とても人の良いお酒屋さんだそうです。
私と考えが近いことにも親近感が湧きますし、先駆けて前向きにやっている酒屋さんに対し、とても好感が持てました。
その酒屋さんとも、機会を設けて色々とお互いに意見交換したいと思いました。
Aさんには、その企画やってみたい旨をその場で伝えました。
せっかく頂いたご提案で、成功している良いモデル店もあります。
「こしみず通信」や「エイプリルフールカード」がもたらした御縁です。
まだまだアウトプットの仕方が下手だと思いますが、こうした効果がでると励みになります。
このチャンスを活かして、私も成功事例になるようチャレンジします。

一週間、お付き合いくださり、ありがとうございました。

バージョンに加える!

平成25年7月18日(木)輿水酒店 輿水誠司

先日、参加したワイン会で参考になったことをワインダフルにも落とし込んでみることを考えています。
新しいバージョンとして加えられるような型を作る予定でいます。
この新しいバージョンのワイン会をやる目的としては、「参加者と良い人間関係を作る」ことを主眼にしていきたいと思います。
そうすると、一方的にワインの話を「講義する形」にしてはいけないし、ただの「飲み会のノリ」では意味がありません。
手綱も握っておかなければなりません。
お客さんと親しく懇親することは良い事ですが、ワイン会では主催者側として「良い距離感をもって司会進行」に徹し、親しい懇親は、場所を移しての2次会?などでするべきだと思っています。
理想のイメージとしては、言葉にするのは難しいし、恥ずかしいのですが、「知的に楽しむ!」会を目指していきます。
時間的には運営上のことを考えると、2時間と考えています。(と言っても、おして30分前後はオーバーする可能性も考えて)
「ワインの知識、説明、飲む」のに、どういう工夫やアイデアを加えて「知的に楽しむ」ようにするかが、肝になります。
出席者が「聴く、話す、飲む、動く」など参加行動型のバージョンにする予定なので、2時間アッと言う間になると思いますし、ワイン会なのに、ゆっくりワインを飲む時間も無い(笑)ことが予想されます。
(その分、コストも削減されて参加費もリーズナブルに設定できます。)
更に気が付いたのですが、このバージョンのワイン会の利点は、パターンが豊富に作れる予感します。(まだ実際に造っていないので断言できませんが。)
実際に可能かどうか、論より証拠に試してみたいと思います。
ということで、とりあえず、たたき台を作ってみます。
そして、去年と同じ様にプレワインダフルを行いたいと思いますので、経営塾関係の皆さんに参加して貰って、率直な意見を出してもらいたいです。
8月のお祭りが終わるまでは身動きがとり辛いので(広小路は今年当番町)、9月に皆さんの都合も聞いて、実施したいと思います!
人数限定ですが、9月、お楽しみに!
私も楽しみです!

お酒の味を超える!


平成25年7月17日(水)輿水酒店 輿水誠司

お酒は時として、負のイメージの対象にも挙げられることがあります。
健康被害、アルコール依存症、飲酒運転、などなど。
そんな重度のものでなくても、一般的にお酒を飲む人にとって、少なくとも1度や2度二日酔いだったり、酔った上での失敗エピソードなど、軽度の経験があるかと思います。
また、その逆にお酒によって得られる良いイメージや幸福感も沢山あり、健康に関しても、「飲酒は身体に良い」というデータも山ほどあります。
というお酒の良い事を話したりしてはいくのですが、中々言葉では伝わり辛いかと思われます。
それは先日のブログでも指摘されましたように、お店側からの発信では「売り上げのためのデータ」として捉えられてしまうからだと思います。
先日、たまたま新聞でアルコール依存症の記事を読みましたが、麻薬と同列に扱われていることに、少なからずショックを受けました。
麻薬やアルコールなどで、直接的に幸福感を味わうことは、ある意味簡単に出来てしまうことかもしれません。
その幸福感をもっと味わおうと、過度な飲酒を繰り返した場合には、幸福とは逆の結果を招いてしまうことが往々にあるかと思われます。
幸福と欲望とは違う次元として考えなければいけないのかもしれません。
以前、経営塾でもマズローの5段階の欲求を学びましたが、飲酒は第1段階の生理的欲求になると思われます。
飲酒による直接的な幸福感は勿論あるのですが、それだけでは量につながってしまうので、輿水としてはその次の段階の幸福感を提供できるようにしていきたいです。
お酒を用意することで、友人や仲間との懇親を深める潤滑油だったり、家族の楽しい団らんに食事と共に一役買ったりすることもできます。
プレゼントを贈ることで、自分だけでなく、相手に幸福感を与える役割になることもあります。
また自分自身やお店の自体の存在も、お客様や地域の人達に、簡単ではないですが少しでも多く幸福感をもたらせる存在になれたら嬉しいですし、そこを目指していきたいと思います。

スタイリッシュ!


平成25年7月16日(火)輿水酒店 輿水誠司

回転寿司さんのお店に行きますと、食後のスイーツとして、プリン、パフェ、アイスクリーム、かき氷、さまざまなものを注文できるのが当たり前な時代になっています。
ひと昔前なら、そんなものはお寿司屋で出すものではない、と言われたり、お客側もお寿司屋さんでスィーツなんて…、と食べたくても控える習慣があったかと思います。
売れるものは何でも売る姿勢、と捉えることも出来ますし、顧客のニーズに応える柔軟な姿勢、と捉えることも出来ます。
現に安価な回転寿司さんだけでなく高級寿司店さんでも変化がみられています。
お醤油を使わないで食べるお寿司屋さんをご存知でしょうか。
アワビでしたら肝のソースをたらして、白身魚にはスダチと高級塩を少々、タコと野菜付け合せにはオリーブオイルを!などなど寿司ネタに合わせたソースで食べるスタイルも段々違和感がなくなってきました。
お寿司とお醤油、という伝統を崩すのではなく、工夫とアイデアを凝らした創作という方が、この場合は当てはまっているかと思います。
日本酒業界も、段々既存の売り方では限界がきて、様々なお酒の開発がされています。
そのひとつが、輿水酒店でも人気のあります一ノ蔵酒造さんの発泡清酒で「すず音」というお酒です。
発泡清酒とはスパークリング日本酒とも言ったりしますが、炭酸ガスを含んだシュワシュワとした日本酒です。
このすず音(すずね)も当初は伝統を崩す邪道と言われたりした時代がありました。
一ノ蔵酒造さんからもその当時の御苦労の話を幾つも聞く機会がありました。
しかし今では、お米から作られた和製シャンパンと呼ばれ、大変人気があります。
人気が出てきたところ、他の業者も追随して各方面から発泡清酒が現在発売されて来ています。
それでもランキングでは「すず音」が1番人気です。
一地方の地酒と言いましても一ノ蔵酒造さんは技術的にも優れていて、炭酸ガスは作る工程で発生する自然の炭酸ガスで出来上がっていまして、決して人工的な炭酸ガスではありません。
こうした取り組みは、新しいというだけでなく、進化した取り組みであると思いました。
「すず音」は今年、全国大会で「ワイングラスで美味しい日本酒アワード2013」で優勝にあたる「最高金賞」を受賞しました。
それも大変立派なことですが、それとは別に「ワイングラスで飲む日本酒…」のコンテストを行うなんて、ひと昔前の日本酒業界では考えられませんでした。
こういう変化の波を目の当たりにして、輿水酒店ももっと変化していかなければ、と焦ってきました。
この刺激や発想を自分の店にも活かして、既存のものからスタイリッシュに進化していきたいと思います。

同業者に学ぶ!


平成25年7月14日(日)輿水酒店 輿水誠司

先日、研修で同業者で情報交換する機会がありました。
同じ酒屋さんと言いましても、店頭での販売よりも、飲食店さんへ卸すのがメインの酒屋さんが多く、どうしても値段交渉や営業の話が中心になっていました。
また東京周辺のお酒屋さんは、人口も飲食店さんも多く、需要は大きいのですが、その分、同業者との競争が激しいことがヒシヒシと伝わってきました。
私も話す機会を頂き、輿水酒店でやっていることなどを10分ほど話をしました。
その中で、こしみず通信やワインダフルの話をしたのですが、皆様からも意見や質問も貰いました。
まず、こしみず通信みたいな、個人向けで、しかも紙の媒体を配る、ということ自体珍しい、という意見が何人からか出ました。
飲食店さんへの商品案内や提案などのレポートはありますが、こういった個人向けのものはないそうです。
メルマガでいいのではないか、という意見も貰いました。
皆さんからの意見としては、非効率ですし高コストになる、と率直なアドバイスを聞かせて貰いました。
直接、商品PRも必要ですが、お客様とコミュニケーションをはかる上で、輿水酒店の姿かたちを知って貰うために、基本的には私は通信は必要だと思っています。
ただコストの件や内容などは見直さなくてはと思いました。
「何のために」の観点からリニューアルしていこうと思います。
研修終了後に、1件のお酒屋さんが話しかけてくれました。
東京の酒屋さんで私鉄沿線の駅近くのお店だそうですが、住宅街も近く、飲食店さんへの販売と店頭販売をされているお店で、ある意味、輿水酒店と少し似ているお店だと思いました。(規模もパイも圧倒的に向こうの方が大きいですが。)
その方は年に4~5回、個人消費者向けに通信を発行しているということで、一部見せてくれました。
主に季節商品の案内ですが、一部、商店街の話があったり、趣味のテニスの話が掲載されていたり、アットホームな雰囲気のある通信で、参考にもなりました。
また、その方がアドバイスしてくれたのは、(お客様の意見などを載せるといいよ!)ということでした。
言われてみれば、確かに「お客様の声」みたいな、商品に対する意見や使い勝手の声を掲載しているのを見かけます。
その方は、対面販売などの対応の時に、ちょっとしたお客様の声をメモしたり、試飲会等でのアンケートを許可を貰って掲載しているとのことでした。
(また近く、お店を見学させてください!)とお願いしてその場は別れました。
その後、先日、電話で話す機会があったのですが、輿水酒店のブログを読んでくれたそうで、掃除のことや葉書のことに興味を持ってくれまして、良い情報交換が出来ました。
良いモデルは沢山あります。
一つ一つ改善して、輿水酒店を良い店にしていきたいと思います。

ワイン会、出席!


平成25年7月14日(日)輿水酒店 輿水誠司

昨晩は機会を頂き、東京でワイン会に出席してきました。
とても趣向が凝らしてあり、楽しく過ごすことが出来ました。
今後、輿水サロンでのワインダフルにも、活用できるようなヒントが幾つもありました。
場所はワインバー、立食形式で約3時間、男女16人で行われました。
まず、最初に乾杯したあと、簡単な自己紹介を行いました。
そしてその後に、クイズを行いました。
まず、ワインの専門用語が一つ一つ書かれた用紙を8枚用意しました。
Vintage(ヴィンテージ) Aromes(アロマ) Attaque(アタック)など。
そしてその用語の意味が一つ一つ書かれた別用紙を8枚用意してありました。
(葡萄の収穫年) (葡萄品種に由来する香り) (ワインを口に含んだ時の第1印象)など。
この用紙をシャッフルして、皆に一人一枚配ります。
そして、「専門用語」と「用語の意味」が合致する同士でペアになって貰う、というクイズです。
クイズを正解するためには、答えを探してペアに巡り合うまで、多くの方と話しますし、ワイン用語も憶えるという、一石二鳥で、とっても合理的な方法だなぁと感心しました。
また、アチコチ移動できる、立食形式の良さも活かしてありました。
次には、また違う方とペアを組んで、片方の方に目隠しをしてもらい、その方の鼻に食べ物を近づけて、(何の食べ物かを当てる!)というクイズを2回、行いました。
答えのその食べ物は、1回目はリンゴ、2回目はナッツでした。
この(リンゴ)と(ローストナッツ)にも意味があるということの説明がありました。
よくテレビ番組などで見たことがある方もいるかもしれませんが、ソムリエの方がワインを味わう際に、香りをかいで、その表現に花の香りに例えたり、フルーツの香りに例えたり、またちょっとオーバーな(妄想?)に例えたりすることがあります。
白ワインには、リンゴの香りを含んだワインがあります。冷涼な産地で収穫されるブドウの酸味がリンゴなどの柑橘系に表現されることがあります。
(ローストナッツ)は木樽熟成したワインから出てくる木樽の香りです。
このような参加型のクイズが幾つも出題されて、色々な方とペアを組んでコミュニケーションをはかることが出来、且つ、ワインの知識も憶えてしまう、という中々素敵なワイン会だと思いました。
ワインダフルにもこの要素を参考にしてやってみたいと思います。
更に、コミュニケーションで参考になったのはフェイスブックです。
今回、ワイン会で会った人は初めての方ばかりです。
ワイン会が終われば、そのまま縁遠くなるのが普通です。
しかし、今回出席した方はフェイスブック上で、ワイン会グループのコミュで、その後もコミュニケーションがとれます。
私も早速、昨日のお礼や感想を書き込みました。
お互いにコメントしあったり、次回のワイン会の連絡網になったりもします。
ツールの活かし方もとても参考になりました。
やっぱり、外に出て、見聞を広めないといけませんね!
とても勉強になったワイン会でした!
もちろん、ワインも料理もコミュニケーションも美味しく、楽しかったです!

メッセージ木箱!


平成25年7月13日(土)輿水酒店 輿水誠司

鳥居さんからブログ当番、引き継ぎました!
1週間、宜しくお願いします。

現在輿水酒店のオリジナルギフト商品の一つにメッセージ木箱というものがあります。
お酒を入れる箱が桐(きり)の箱になっていまして、ギフトとして高級感があります。
中に入れるお酒は、ワイン、日本酒、焼酎など、お客様の希望によって選択できます。
ここまでは、よくある話ですが、輿水酒店のメッセージ木箱は、その木箱にメッセージや名前、日付の刻印などを入れられるサービスを行っています。
(他社でも定形文や写真を掲載するビジネスはあります。)
実は元々このサービスはお客様から「紙のメッセージカードより、木に刻印されていたらインパクトあるね!」の言葉から産まれたサービスです。
メッセージは誕生日や結婚式などの定型のお祝い文から、オリジナルなメッセージまで、板面に可能な限り、掲載できます。
また、鳥居さんの奥様にもご協力いただき、英文でのメッセージも載せることが出来、これが外観的にも華やかで人気があります。
私の中では、(勝手にクオリティの高い!)と思っていますが、現実にご注文を頂くのはひと月に1件ぐらいのペースです。
先月はたまたま「父の日」や「結婚式」、「誕生日」などのお祝いで、5人の方からご注文を頂いたのですが、この月5件が今までのひと月の最高受注件数です。
ほぼ手造りで、1週間の内に3件作ることになった時はてんやわんやでした。
このように生産性も低いのですが、私としてはこれから伸ばしていきたい商品です。
その理由としては、「永く記憶に残る商品」になるのではなかろうか、ということです。
お酒は飲んでしまうと無くなってしまいますが(笑)、このメッセージ木箱を貰った側が保管する可能性が高くなるような、商品にしたいと思っています。
自分の名前やメッセージ、記念日の日付が刻印されていると、メモリアル要素が盛り込まれています。
それを美しくカタチにして飾っていても存在価値のある商品にしたいと思っています。
伸ばしていきたい思っているもう一つの理由として、これを作っているのが楽しくて好きだからです。
私は作成時に(自分が貰ったら嬉しいなぁ)ということを試行錯誤しながら作業を行っていますが、完成時にはそれなりの達成感と満足感があります。
ただ、この商品に対する、お客様と私の価値観に、まだまだ開きがあるのが現状です。
まだまだクオリティーの上がる余地は十分にあるので、そこを追究して完成度をUPしていくことが今後の課題です。
また、先月そのメッセージ木箱を店先で作っている最中に、他のお客様がたまたまそれを見かけて、「それ、作ってください!」と注文してくれました。
何度か来店されているお客様ですが、店内に展示してあるメッセージ木箱に全く気が付かず、初めて知ったということでした。
ということは、告知の仕方に問題があり、ココもまだ改善の余地がります。
今はまだ埋もれているかもしれませんが、創意工夫して、輝く逸品を目指していきます!
皆様からのアイデア、また、埋もれている現状に対する忌憚のないご意見を是非聞かせてください。

韓國から見た日本

「韓國から見た日本」

おはようございます。鳥居です。
 最終日、よろしくお願いします。

 私の友人に、韓國のチェ・キルスさんがいます。

 チェさんは、1963年生まれです。
私が、チェさんと知り合ったのは、今から、26年ほど前です。そのとき、チェさんと私は、ペンパルフレンドでした。 
 それから間もなく、チェさんは、来日して、東京で留学生活をされました。

 現在、チェさんは、韓國のインチョンで、“韓國知機”という会社を経営されています。

 人は、生まれ育った環境の影響を少なからず、受けます。
お隣の韓國人から見れば、日本人は、
 第二次世界大戦が、アジアの国々への侵略戦争だったことを認めていない。
 侵略している間に、韓國の人たちに、数々のむごいことをした事実を、日本の歴史の教科書から、消している。
 そういったむごいことをしたことを、韓國の人たちに対してきちんと謝罪していない。
 また、従軍慰安婦問題についても、謝罪をしていない。
 日本人は、悪者である。

 韓國で生まれ育ち、韓國の学校教育のみを受けて育った若者の多くは、そういった反日感情を持っています。

 しかし、チェさんのように、日本での留学経験を持ち、仕事でも私的なことでも、何度も日本へ往き来して、多くの日本人ともおつき合いされた方は、日本人に対する新たな価値観も持たれるようです。

 チェさんが、韓國の人たちに、日本・日本人について語るとき、
確かに、学校教育で教わった、日本の悪い面があるのは事実だよ。でも、こんな面もあるんだよ、とあるエピソードを伝えるそうです。

 - 今から17年前に、チェさんは、奥様のミソンさんと結婚され、新婚旅行では、日本へいらっしゃいました。
 ゴールデンウィークのときでしたので、どこのホテルも満室で、なかなか予約が取れなかったけれど、出発前に、観光案内小冊子に載っていたホテルをどうにか予約することができました。
 日本へ来て、ホテルの場所も分からないまま、タクシーに乗り、運転手に、「ここまでお願いします。」と、その小冊子を手渡しました。
 そして、タクシーは動き出したのですが、運転手も、正確な場所が分からなかったので、
中間地点のあたりで、その運転手は、「すみませんが、少々お待ちください。」と言って、タクシーを止め、車から降りて、公衆電話ボックスへ行き、そのホテルへ電話して、場所を確認して来ました。
 今なら、カーナビが付いているので、それをたよりに、お客様を目的地までお送りできるのですけど、当時はそれが無かったので、こうするしかなかったのです。

 ただ、このとき、その運転手は、タクシーから降りる際に、いったん料金メーターを止めて、電話ボックスから車に戻って、再び走り出すときに、料金メーターを動かし「賃走モード」にしました。(タクシーメーターは、時間でも料金加算されます)

 運転手の、さりげないこの対応に、チェさんは感動したそうです。
電話して目的地について調べている間、料金メーターを止めておく、という対応。
 この、相手に対する気遣いとも思える、運転手の行動に感動し、このときのことは、一生、記憶に留まっているだろう、とおっしゃっています。

 そして、ことあるごとに、韓國の人たちに、日本人には、こんな側面もあるんだよ、と伝えてくれているそうです。

 私からしてみれば、運転手のその対応は、日本人の真面目な性格・公正さを期そうとする性格の表れのように思えるのですが・・・。

 チェ・キルスさんは、信頼のおける人です。 鳥居直樹が、太鼓判を押します。

 また、チェさんが来日されたときと、沼津経営塾の日程が重なったら、ぜひ、みなさんに紹介したいと思ってます。

 さて、一週間、私の拙いブログにおつき合い頂き、どうもありがとうございました。
途中、野澤さん、杉井さん、蕪木さんから応援のおハガキを頂きました。
(よし、一所懸命に書くぞ)という気持ちが、湧いて来ました。

おかげさまで、一週間、書ききることができました。

お読みいただいたみなさん、
コメントして頂いたみなさん、
応援していただいたみなさん、

どうもありがとうございました。

何のためにブログを書くのか?

「何のためにブログを書くのか?」

おはようございます。鳥居です。
 コメントしていただき、どうもありがとうございます。
ラス前、よろしくお願いします。

 約一週間前に、私は、妻に
「明後日の土曜日から、また、沼津(経営塾)のブログを書くから。」と言うと、妻から
「何のために、ブログを書くの?」と、聞かれました。
私「『何のために?』って、そりゃ、メンバーそれぞれが、今、取り組んでいることを発表したり・・・、その・・・。」
 と、口ごもってしまい、しっかり答えることができませんでした。
なので、ブログを書く目的について、再確認してみたいと思います。

 - 何のために、ブログを書くのか? -

・自分の考えていることや、取り組んでいることを発表し、それに対する、人からの意見を聞くことによって、人生や会社経営をより良いものにする
・文章(プラス視覚情報)で、表現(アウトプット)することの練習

ブログを書くことによって、結果的に自分の思考を整理することにつながる

 ブログを書くためには、内容を考えたり、書く時間を作る必要があります。その時間を作るためには、今までやっていた何かをやめるか、または、睡眠時間を削らなければなりません。
 「何かをしたら、すぐにプラス効果が得られる」と考えるのは、せっかちなのかも知れませんが、ほかの時間を削ったり、ブログを書いている一週間は、普段よりストレスを強く受けているのですから、ブログを書いた分、成長したり、より良い人生にしなければ、意味がないのでは・・・と思ったりもします。

 ですので、特に私の場合、ただ、立候補して、ただ、記事を書いていれば良い(これが、みなさんの言うところの『こなし』なのですね)にならないように気をつけることが大切です。
 ここからは、目的を、しっかりと押さえながら、ブログを書くようにします。

“Attention please.”
今、「静岡経営塾」のブログでは、浜松でみかん農園を経営している野沢さんが、ブログを担当されています。
 野沢さんのみかんは、作り手の野沢さんのように、とても味わいがあっておいしいです。
ぜひ、野沢さんのブログをお読みください。

今日も、お読みいただき、どうもありがとうございました。

楽楽農園

「楽楽農園」

おはようございます。鳥居です。
 9周年事業についての、ご意見いただき、どうもありがとうございます。
みんなで協力して、つくっていきましょう。
 五日目、よろしくお願いします。

 先日、家族で、伊豆の井田へ行ってきました。
呉(ご)さんがやっている、みかん農園を訪れて来ました。

13年前に、呉さんは、関東を出発して、車にふとんを積み込み、新天地を探して、旅していらっしゃいました。
 そして、伊豆半島の、小さな村 井田村を見下ろせる丘にやって来たとき、「ここに入植する。」と決意されたそうです。
 呉さんは、それまでのお仕事を辞めて、それまでまったくご経験の無かった、農業(みかん農園)を始められ、今に到っていらっしゃいます。

 呉さんの、新しいスタートには、ある理由があります。
ご長男の竜介さんが、我が家の長男と同じ、こころの病 統合失調症でした。

 (それまでの会社勤め中心の生活が、ご長男のご病気の回復には、良い影響は及ぼさない)という結論に達した呉さんは、ご長男 竜介さんの回復に本気で取り組む決意をされ、
井田で楽楽農園を始められました。

 そして、国家試験の資格である精神保健福祉士を取得されました。

 先日、私たちが、楽楽農園を訪れた日は、梅雨の季節でしたが、さいわい、うっすらと曇った空模様で、「煌きの丘」からは、紺碧色の駿河湾とこじんまりとした井田村、田んぼ、丘の中腹のみかん園が見渡せました。

 呉さんは、懇切丁寧に、井田村について案内してくださいました。

その日は、ちょうど、奥様がお出かけでご不在でしたので、呉さんと竜介さんが、貴重な時間を割いてくださり、半日、私たち家族を、あたたかく迎え入れてくださいました。

 私自身、長男の大氣の回復に向けて、今後どのように歩んでいったら良いのか、迷いがありましたので、この日、呉さんからお聞かせいただいたお話しは、とても学ぶべきところが多く、大いに参考になりました。

呉さん。竜介さん。 どうもありがとうございました。

 呉さんは、こころの病のある家族を、一日、一家族に限り、無償で受け入れてくださっています。
 「楽楽農園」と検索すると、呉さんのホームページをご覧になれます。

「心の病は愛で癒す」という、こころの病の家族の手記を、呉さんは発行されているのですが、現在、その海外版を作成しようと、闘病記の原稿を世界に向けて募集しています。
 ご興味のある方は、ご連絡いただければ、URLを紹介いたします。

 もし、情報が不足して、ご家族だけで悩んでいるような方がいらしたら、呉さんのように素晴らしい活動をしている人がいることを教えてあげたいです。
 より、多くの人が、精神疾患について理解されることを望みます。



周年事業のイメージ

「周年事業のイメージ」

おはようございます。 鳥居です。
 お読みいただき、どうもありがとうございます。
四日目、よろしくお願いします。

 毎年、開催している周年事業、今度やるとしたら、8周年? でしたっけ?

 昨年は、細谷さんのリードのおかげで、一回り大きくなった、沼津経営塾の周年事業ができましたね。

 また、みんなで協力して、より良い周年事業ができると良いですね。

グッドラックの物語じゃないですけど、夜空から、緑色の雨が降ってきて、周年事業について、私だったら、こんな風にイメージしています。

 最近の、輿水さんのコメントにもありましたが、東北への被災地支援活動のなかで、小野さんの演出によるマジックショーを披露したんですよね。
 私は、そのショーをぜひ観たいです。

 オンリーワンの生徒さんたちもせっかく練習され、良い出来にされたとのことなので、1回の発表でやめてしまわないで、より多くの人に対して発表して頂ければ・・・と思います。

 後半は、コンサートにしたらどうでしょうか?
私の友人で、福島県在住のKさんは、カップルで、アイルランド音楽の二重奏をライフワークにされています。
 10年ほど前にも、Kさんに来ていただき、三島の生涯学習センターのホールで、コンサートを開いたことがあります。

 二人が奏でるアコースティックギターとアコーディオンによるアイルランド音楽は、とても美しいです。

 チャリティーコンサートという形にして、収益金を、沼津経営塾が毎年年末に街頭募金で集め、寄付している、“がんの子供を守る会”へ寄付する、というのは、どうでしょうか?

 マジックショーやコンサートなら楽しそうで、足を運んでくださる方が・・・
ここ最近、沼津経営塾から足が遠のいている、あの人、その人・・・来ていただけたら、嬉しいなぁ。

 こんな風にイメージしてみました。

みなさんからも、「こんな周年事業にしたら、どうか?」というアイデアなどありましたら、お聞かせください。

 

Good Luck!

「Good Luck.」

 おはようございます。鳥居です。
天気の良い休日なのに、お読みくださり、どうもありがとうございます。
 三日目、よろしくお願いします。

 先日、タクシーで走行中に、突然、無線が入り、
“ご指名の仕事が入ってます。 次、お願いします。”
(何? いったい誰から?)と思って、ナビ画面に送信された
配車メッセージを読むと、それは、Iさんからのご指名でした。 そして、これは、私が運転手になってから頂いた、初めての「ご指名仕事」でした。

 Iさんは、ご高配の女性の方で、毎日のようにFタクシーをご利用くださっていた、Fタクシーのお得意さまです。

 私が運転手になりたてで、不安ばかりだった頃、たまたま、Iさんをお乗せした時、Iさんは、ご家族のお話をして、私の緊張をほぐして下さり、降車される時には、
「それじゃ、がんばってね!」
Iさんのその一言で、どれほど私が勇気づけられたか分かりません。

 ここ最近、Iさんが私の車に乗車されることが無かったのですが、三ヶ月ほど前に、Iさんの仕事が当たり、ご自宅へお迎えに行くと、Iさんは、杖をついて出て来られ、玄関からタクシーまで歩くのがやっと、という状態でした。
 乗車されたIさんは、「この間、転んじゃって、骨折しちゃったのよ。それで、お店もずっと閉めてるの。 最近、やっと、家から出られるようになったのよ。」とおっしゃいました。
「閉めている店の郵便受けにたまっている物を取りに行きたいので、お店まで行ってちょうだい。」
 それで、私は、タクシーを走らせて、街なかのシャッターを降ろしているIさんのお店に到着しました。
 Iさんは、郵便受けを確認してから、杖をつきながら、お店の向かいの魚屋で買い物をして、次に、隣のお惣菜屋さんで、お弁当を二つ買って、また、タクシーに乗りました。
 「それじゃ、また、うちまで行ってちょうだい。」
「はい。」と返事をして、私は、Iさんをご自宅まで送り届けました。
 降車する時、Iさんは、とてもお気遣い下さいました。

 それから、暫く日数が経ってしまいましたが、私は、Iさんへハガキを書き、お気遣い頂いたことのお礼と「~早く元気になって、また、笑顔のIさんにお会いできるのを楽しみにしています。」という内容で投函しました。

 ところで、私が、Fタクシーに入社したての頃、先輩の運転手がいろいろと教えてくれました。
 その中で、「ご指名仕事」というのがあって、一聴、聴こえは良いけれど、実際は、お客さんに“アッシー”として使われるだけだから、ご指名仕事は、お断りしたほうが良いよ。
と、教えて下さいました。

 先輩から、そうは言われていたものの、実際に指名されると、やはり、嬉しいもので、
(自分は、このIさんから頂いた仕事で、最善を尽くしてやろう!)と決めました。

 Iさんをお迎えに行くと、まだ、足元のおぼつかない足取りで、杖をつきながら出ていらっしゃいました。
「この間は、おハガキ頂き、本当に嬉しかったわ。・・・今日は、〇〇歯医者まで頼むわね。」
Iさんから、こう言って頂き、私も、とても嬉しかったです。

~歯医者での診察が済むと、次は、また、お店へ行かれました。
 タクシーから降りたIさんは、今にも転びそうなので、私は、母が自宅で、大腿骨骨折した時のことを思い出し、Iさんの手を取って、魚屋の入り口まで案内しました。
 Iさんは、その後、隣の和菓子屋へ行って、どら焼きの買い物をされました。
 そして、ご自分のお店の郵便受けを確認され、ご自宅までもどられました。
Iさん「明日は、午前中に美容院へ行くのよ。鳥居さん、お願いできるかしら。」
  私「せっかくのお話なのに、すみません。明日は、私、午後2時からの勤務なので。
ほかの運転手が伺うと思います・・・。」

 勤務のシフトの関係で、私が休みの日には、Iさんをお乗せすることは、できません。
でも、出勤日に、もし、Iさんのお仕事に当たったら、私は、最善を尽くします。
 何と言っても、新米運転手だったころ、Iさんは、私をとても勇気づけて下さったお客さんなのですから。

 そして、私は、沼津経営塾の皆さんにも、お礼を言わなければなりません。

 沼津経営塾のみんなで、“ハガキを書こう”と、声をかけ合うことがなければ、私は、Iさんにお礼状を出していなかったでしょう。
 Iさんから、ご指名頂けたのも、沼津のメンバーの皆さんが、ブログを通じて、声をかけ合ってくれたからです。
 沼津経営塾のみなさん。
どうもありがとうございました。

Good luck!

 また、Iさんにハガキを書きます。
Iさんが降車される時にお気遣い下さったことのお礼を書こうか、と思っています。
ここで、皆さんにアドバイス頂きたいのですが。

 ハガキの冒頭に、毎回「先日は、お気遣い下さいまして、ありがとうございました。」と書くと、何か物乞いをしているようなイヤらしいコミュニケーションになってしまわないか?と、多少、気が引けます。
 ハガキに書く言葉として、何かもっと良い表現などありましたら、お教えください。

同じことを繰り返している

「同じことを繰り返してる」

おはようございます。
 読んでいただき、また、コメントしていただき、どうもありがとうございます。
二日目、よろしくお願いします。

 中学生のとき、こんなことがありました。

同じクラスの男子、T君から、アメリカのペンパル(文通相手)を紹介されたのです。
 そのT君は、英語で文通がしたくて、どこかの機関を通じて、同世代のアメリカの女の子を知りました。 一度か二度、文通をしたけれど、気のりしないせいか、
「鳥居。おまえにペンパルを紹介するよ。文通してごらん。」
と、私に、彼女と文通するように、すすめてくれました。
 そして、T君は、写真つきの彼女の自己紹介の手紙を、私に手渡しました。

 私は、それをもらって、しばらくは、放っておきました。
中学生のころ、私は、ミュージシャンにあこがれていて、なりたい、と思っていました。
 一人で、レコードを聞くのが好きで、音楽のことのほかは、あまり目に入りませんでした。
 せっかくT君から、彼女を紹介してもらったのに、私は、面倒くさくなってしまいました。 そして、“ジス イズ ア ペン。”のような、英語をつなぎ合わせて、彼女に、次のような手紙を書き、エアメイルで送りました。

“ワタシハ Tクンカラショウカイサレタ トリイナオキ デス。
デモ、ニホンノ チュウガクセイ ジュケンベンキョウガ トテモ イソガシイデス。
 ソレデ アナタト ブンツウ シテイル ヒマガ アリマセン。 コレガ サイゴノ テガミデス。 サヨウナラ。”

 自分のしていることに気づかぬまま、そうやって、文章で人を傷つけてしまったのです。

実は、最近、これと同じことを、してしまいました。52歳の私が。
 とてもお世話になっている先生に対してです。

 高校生のとき、片思いだったんですけど、好きな彼女がいました。彼女に、手紙を書きました。私は、シャイでしたので、「アイ ラブ ユー。」なんて、とても書けません。
なので、当時、私が何か考えていることを書いて、彼女に送りました。
 大分、期間がたってから、彼女から、返事が届きました。
その中で、「鳥居くんは、結果を急ぎすぎているような気がします。」
と、書かれていました。 当時の私には、彼女の言っている意味が分かりませんでした。

 でも、今、こうして、ふり返ってみると、アメリカのペンパルへの対応は、まさに、結果を急ぎ過ぎました。
 そこにある価値を、みつける目がなかったです。

今でも。
 自分がやりたいことにばかり意識が向いてしまい、今、ここにあるたいせつなものを、ポイッと。
 今ここにある、尊いものが見えていない。
“ブタに真珠”

だから、みなさんとの縁をたいせつに育てていきたいです。

 結果を急ぎ過ぎる私。

でも、「朝までにブログを書く」という結果は、早く作らなければならない。

 気づかせていただき、どうもありがとうございました。

魔法

「魔法」

おはようございます。鳥居です。
 じめじめしていますが、一週間おつきあいのほど、よろしくお願いします。

 一昨日の沼津経営塾、お疲れさまでした。
その中で、清水で建設業を営まれているSさんから、杉井さんに質問がありました。

Sさん「世代交代で、今ここで、私が社長になりました。 大部分の社員さんが、私より年上です。私は、この期に、社員さん一人ひとりと個人面談をしようと思いますが、どうでしょう?」

<杉井さんからのアドバイス>
 - 面談は、ぜひやってください。
ただ、そのやり方が・・・。
 何のために面談をするのでしょう?
面談の場で、たいてい、社員さんは、良く思われようとして、良いことだけを言います。
 でも、本当の目的は、「その社員さんが、襟元を開いて、人間を見せてくれること」「一人ひとりの癖を知ること」です。
 そのとき、経営者が真面目過ぎては、社員さんは、襟元を開いてはくれません。
そういうとき、経営者が魔法(しかけ)を使えるか? 社員さんを笑わせたりして、社員さんの緊張をほぐすことができるか? それが、鍵です。

 (この人に従いて行けば、人生がしあわせになる)
まず、社員さんから、そう思ってもらうことが、たいせつです。

 その例として、杉井さんは、最近、北陸のある経営者Aさんから、相談を受けていました。
 社員さんたちが、なかなか自分の思う方向へ動いてくれないで悩んでいたAさんは、(社員さんが、今後、自分の方針通りに働いてくれるようにするため)、ある懇親会を企画しました。
 そして、Aさんは、杉井さんに、懇親会の乾杯の前の1時間の講義をお願いしました。

 杉井さんは、
「Aさん。お酒を目の前にして、1時間の講義は、社員さんたちにとったら、拷問ですよ。
そして、社員さんたちから、突き刺さるような目で見られながら講義しなければならない私にとっても、それは拷問です。講義は、無しにしましょう。 Aさん、私が、社員さんたちに魔法をかけるから、よく見ておいてください。」
 そう言って、杉井さんは、懇親会の中で、膝車で、Aさんの社員さんたちに、こんな逸話をお話しました。

 - 僕が、会社を作っていくときは、ほとんどが、もともと非行少年やひきこもりの若者だったね。 でも、そのころ、僕の会社では、年に一回、社員旅行で、海外へ行くようにしていたんだよ。
 その彼らを連れてハワイへ行ったときのこと。・・・飛行機の中で、客室乗務員(昔で言うスチュワーデスさん)が、飲み物をサービスに来るじゃない。
 社員の彼らは、学校で真面目に勉強などして来なかったので、スチュワーデスさんから、
“α×△β〇~・・・?”
と、飲み物をすすめられても、何を言われているのか分からず、周りをキョロキョロ見回して、助けを求めてるのよ。
 スチュワーデスさんは、経験から、青年に英語が通じないと分かったので、ゆっくりと
“Coffee or Tea? ”
と、分かりやすく言い直してくれたね。
 すると、彼は、もう一度、キョロキョロ見回してから、何を思ったか
“or !”“・・・or!!!”
と言ったので、スチュワーデスさんも、うろたえてしまったよ。
 彼に聞いたら、今まで飲んだことのない“or”という飲み物を飲んでみたかったんだって。
傍にいて、人から(彼と同じグループの人?)と思われたくなかったっけ・・・。

 こんな話しを、Aさんの社員さんたちにしたら、大受けで、社員さんたちは、目の輝きを増してきたそうです。

 ところで、“or”を飲んでみたかった彼、どんな飲み物を想像していたんでしょうね?
オレンジ色のコーラのような物ですか? それとも、飲むと、「オア」「オア。」という声が止まらなくなり、愉快になる飲み物ですか?

それでは、この辺で。

“アロ~ハ オア!”

【一週間ありがとうございました】

おはようございます!
小野@馬耳です。

明日からのブログ担当、
鳥居さんが手を上げて下さいました。
本当にありがたいです。
鳥居さんのブログ、楽しみにしています。
それでは最終日、宜しくお願い致します。

【一週間ありがとうございました】
昨日の沼津経営塾、遅くなってしまって申し訳
ありませんでした。
でも、皆さんの顔を見る事が出来て、
本当に嬉しかったですし、ウルウルきちゃいました。
納期に追われていたり、トラブルがあったりと
どこかでかなり緊張していましたから、
それが緩んだからかな?
本当に安心出来る仲間っていいなぁ~
そんな中、杉井さんから、“コナシ”にならないようにね!
というアドバイスを頂きました。

今回、仕事を詰めすぎて、正直無理しすぎたなぁ~と
思っています。
ここまでバタバタしてしまうと、どうしても
コナシになってしまいます。
正直、コナシになりかけていました。(汗)
睡眠不足、体力不足で、もともとたいして無い思考能力が
ほとんどなくなっています。
そんな状態ででも、あらためて何のため?
誰の為に?を考え、この工事を通して、
階段を一段登りきりたいと思います。

バタバタの一週間、内容の薄いブログに
応援コメントを頂き、本当に嬉しかったです!
ありがとうございました。

【魅力】

おはようございます!
小野@馬耳です。

今日は沼津経営塾です、お気をつけてお越し下さい。
会場がころころ変わりますが、今回はいつもの
沼津市民文化センターの第五会議室です。
では六日目、宜しくお願い致します。

【魅力】
今週のブログに、電話工事の高齢化の話を書き、
「電話の仕事に魅力がないから人が集まらない」
というようなことをかいた時、海野さんが
短いコメントでしたが、「会社に魅力を付ける、
それが経営者の仕事でしょ!」というような事を
書いてくれました。
全くその通りだと思いますが、自社に当てはめた時、
私にはそこまで考えられませんでした。
やっぱり海野さんは、凄い経営者だなぁ~と
思いました。

こんな書き方をしてしまうと怒られてしまう
かもしれませんが、ゴミを回収して下さっている
会社も、とても魅力的で、人が集まる会社って
いっぱいありますもんね。
ゴミの回収に、魅力がありカッコイイか?と聞かれると
なかなかそうは思えないと思います。

ところで、社員さんをひきつける魅力、
お客様を引き付ける魅力、
どんな事に気を付けていますか?

短いブログですみません。

【パンク】

おはようございます!
小野@馬耳です。

五日目、宜しくお願い致します。

【パンク】
うちの会社の営業エリアは静岡県の東部になりますが、
お客様の本社が東部にあり、出先が中部西部の場合などは
そちらの仕事もさせて頂いています。
最近では名古屋・京都、北海道の仕事も受けていますが・・・
あっ、この場合はもちろん、私たちが工事に行く訳では
ありませんよ。

昨日は、吉田インター付近のお客様で、緊急の修理が発生し、
高速道路を使って向かいました。
走っている時に、いつもと違う音がしてたんです。
“カッカッカッ”という連続音が。タイヤに石でも
挟まっているのかと思っていました。
無事修理を完了し、車に戻るとなんと左後タイヤが、
“ぺちゃんこ”になっているではありませんか!
あの“カッカッカッ”は釘か何かを踏んでいた音だったのです。
気づいた時にもっとしっかり観察していれば。

昨日は、先日手がけた工事の手直し中。
少しでも早く戻って、完了させたいと思っていたところなのに
思わぬ機械故障5円。 一行使っちゃいます。
今度はこっちが緊急修理かよ!(汗)
修理屋さんを呼ぶか? 自分で交換するか?
どちらが早いかを考え、自分でタイヤ交換をする事に
しました。

タイヤがパンク。そろそろ私もパンクしそうです。
自分自身をしっかり観察し、「社長倒れ2回休み」に
ならないようにしないとなぁ。
でも、とにかく時間が・・・
焦らず、キッチリいきたいと思います。

【セールストーク】

おはようございます!
小野@馬耳です。

四日目、宜しくお願いします。

【セールストーク】
先々週の日曜日、うちの母に頼まれて、
扇風機を買いにヤマダ電機に行ってきました。
ヤマダ電機って、何屋さんか知っていますぅ?
そうです!家電のお店ですよね。
なのに、お店に入ってすぐに家!を売っていました。
二階に上がるとスナック菓子やお酒類、洗剤等の日用品まで
置いてあるのです。
「もうただの家電量販店なんて呼ばせないよ!」って勢いです。

そんな商品には目もくれず、扇風機を探して
店内を回っていると、マッサージチェアに出会いました。
ちょっとお疲れモードの私は、吸い込まれるように
そのチェアに座り込みました。
定価を見てビックリ! 48万円!!
でも、最高に気持ちいいのです。
最初にツボの位置を確認し、マッサージを始めます。
ストレッチ機能が付いたりもしていました。
私がよだれを垂らしながら椅子に座っていると
店員さんが近寄ってきて、営業開始です!
最近ではネットで購入する方が増え、なかなか苦戦をしているそうです。
末端価格は、30数万円らしいです。

「価格はネットに近づけますので、いかがでしょうか?
3年払いにすると、月額約1万円。家族奥さまとお二人ですと、
月に5千円。ご家族4名いらしたら、2千5百円ですよ。
マッサージ屋さんに皆さんで行く事を考えたら
月に何回マッサージしても2千5百円ですから・・・」
なるほど、そう言われると、安い気もしてきました。
30数万円が安く感じるセールストーク! 流石です。
安く思わせる感じ、なるほどです。
もう少しで、うち家にマッサージ機が届く
ところでした。

それにしても、銭湯にあった横にハンドルが付いている
同じ動きを繰り返すマッサージ機とかとは
全く違う商品になていました。
ふくらはぎのところ、最高に気持ち良かったぁ~
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