おはようございます。
先日、卓球界のアイドル『福原愛ちゃん』がロンドンオリンピックの代表に選ばれました。
その時のインタビューで「1年半後にベストな状態に持っていけるように今日から計画をたてます。」と言ってました。
さすが、愛ちゃん!日本代表としての風格が漂ってるなぁ、偉いなぁとテレビを見ながら思ってました。
だけど、ちょっと待てよ?愛ちゃんは日本代表としてやるべきことを決めて自分のために、日本のために行動を起こそうとしているのだけれど、それって特別なことじゃないですよね?
私たちだって、自分のために、家族のために、そして少しだけど日本のために日々取り組んでいるんですよね。
それに私たちは、仕事をしてお金をもらうということから見るとプロなわけですよ!愛ちゃんと同じ立場ですよね。それなのに、愛ちゃんは日本代表だから立派な取り組みをして当然と思ってしまいます。
私たちはスポットライトを浴びてない、注目されてないから立派な計画なんかしないで適当にやればいいやと思っているところがあります。
だからいつまでたってもスポットライトを浴びないし、注目もされないし儲からないんだと思います。
「成功する人は成功するようにやっていて、失敗する人は失敗するようにやっている」
これは、松下幸之助さんのことばでなぞなぞみたいですが「真」をついているように思います。
ロンドンオリンピック代表は愛ちゃんだから選ばれたんじゃなくて、選ばれるように努力した人が愛ちゃんだったと思います。
私もコツコツと止まることなく努力していきたいと思います。
愛ちゃんと私が置かれている立場はあまり変わらないと思いますがどう思います?
おはようございます。
今日は、5月28日付の静岡新聞29面に載った近所の幼馴染の会社について書きます。
その会社は造園業「一庭」(岩野社長)と言います。
先日、炭窯の火入れ式を行うから来てくれと連絡あり、軽い気持ちでいきました。
行ってみてびっくりしました。地元の副市長はじめ、東部農林事務所長、県会議員3名、市議会議長が列席してました。
もっと驚いたのは、その設備投資です。3千万円をかけて木炭を生産するというのです。
そういえば、10年くらい前から「野焼き」が禁止され、仕事から発生する伐採木の処理に苦労してました。処分費を払えば処分場はいくらでもあるが、お客さんにその費用を転嫁できないと悩んでました。
そこで、考えついたのが伐採木を「炭」にするという方法です。岩野社長の先代は農業者で、炭作りをして栄養のない土を改良したり、燃料として活用してきたそうです。
しかし、農業では生活が苦しく、又炭以外効率の良い燃料が安価で手に入るようになり炭作りからは遠ざかってました。
最近になり伐採木に多少の処分費を認められるようになり、地元の農業での需要があり、炭作りの技術が世の中の役に立つということで投資を決めたそうです。
確かに炭は、エネルギー問題や環境問題、リサイクル問題に効果はありますが実際に行動に出る人は少ないです。岩野社長は今がチャンスと思い自分たちが持つ技術や人脈、財産をフル活用し大きな賭けに出ました。
ここで注目したいのが岩野社長にはゆるぎない「目的」「目標」が定まってます。
何が重要なのかが頭と体でわかってます。
ポイント1、やったかやらないかが会社の目の前に山積みされてますので客観的にすぐにわかります。
ポイント2、すべて自分の努力でできることです。
ポイント3、減価償却の期限を法廷償却よりはるか前倒しで計画してます。(期限を決める)
そしてなんといっても「世の中の役に立つ」という岩野社長の情熱です。
彼は一つ年下ですが、なにかとても勇気をもらいました(CL的じゃないけど)
がんばれ岩野社長!私も応援しています。みなさん静岡新聞見てください!!
おはようございます。
今日はわが郷土の英雄『江川太郎左衛門』にスポット当ててブログを書きます。
皆さん江川太郎左衛門て知ってますか?あんまり有名じゃないですかねぇ
わが郷土韮山には歴史的有名人が3人います。
まずは、源頼朝(韮山の来る観光客100%認知)
つぎに、伊勢新九郎こと北条早雲(韮山に来る観光客90%認知)
さて、江川さんはなんと60%の人しか知らないんです。
何故かというと物語としたら面白くないんです。女性ネタもないし、下流階級から下剋上してきた派手さもないからです。それに信条は「質素倹約」なんです。
でも江川さんは日本国を守った英雄だし、特に今の日本人には必要な人で、人間が豊かになるには大切な生き方を教えてくれていると思います。
江川さんのすごいところ
1、 江戸の岡田十松の免許皆伝を受ける剣の達人
2、 谷文晁の弟子で一流の画家
3、 高野長英につき、蘭学医学を学び種痘を行った
4、 高島秋帆に学び砲術、製鉄の技術を取得。溶鉱炉の反射炉を建設
5、 伊能忠敬に測量や土木技術を学ぶ
6、 兵糧として保存のきくパンを長崎のパン職人から学ぶ
他にもありますが江川さんが共通してすごいと思うところは、師匠がすべて超一流の人です。江川さんは知らなくても高野長英や伊能忠敬の名は聞いたことがあると思います。
当時の日本は、200年余り鎖国をしていて突然諸外国に開国を迫られた。
江川さんは、外国のことを勉強していたから「これは大変、欧米列強国の植民地になってしまう」と思った。日本を守るために何をするべきか真剣に考えた。そのために超一流にならなければ到底欧米にはかなわない。目標をはるか上に置いたから教えを乞う人たちは超一流の人に頼んだ。江川さんにしてみれば何も不思議なことではなかったんでしょうね。
私たちもどうなりたいかがはっきりすれば、なにをするべきかがはっきりすると思う。
誰と付き合うかで、目標の達成が現実を帯びてくるような気がします。
下流は下流を呼び、上流は上流を呼ぶんですね。ちょっと背伸びをして自ら未来をつくる大切さを江川さんは私たちに教えてくれていると思ってます。
しかし超一流の人と付き合うにはせめて一流にならないとダメですかね!
江川太郎左衛門のことをもっと知りたい人は、反射炉地ビールレストランで大砲にまたがり、パン祖のパンをつまみに一杯やりましょう、ご連絡待ってます!
おはようございます。
皆さんのブログにはコメントをしないが、自分のブログにはコメントを頂きたい木村信太郎ですが一週間お届けします!(心を入れ替えますCL的×)
私がなぜブログを書くかと言いますと、
1、 海野さんと小野さんに書いてくれと言われたから。
2、 ブログを書くと褒められるから。
以前の私はこういう理由で物事に取り組んでいました。
しかし、杉井さんに出合い少し考えが変わりました。
もし上記のような理由で続けていたとしたら、相手の顔色を見て、相手の評価で自分の価値を決めてしまいます。
「そんなバカなことはないぞ」と思います。自分のためにならなかったら大した意味はありません、海野さんや小野さんはそれでも少しは喜ぶかもしれませんが、本来の目的とは違うというでしょう。
CLで習った目的本位か気分本位かということと同じでしょうか。
改めて、私がなぜブログを書くかと言いますと、
1、 ブログを書くことにより文章力(相手にわかりやすく伝える力)の向上
2、 不特定多数の人に読まれるという意識の中で「丁寧に行動する」能力を身に着けられる。
3、 ブログを書くことに時間がかかるのとブログアップの時間を守らなければならないので時間の管理を大切にする力が身につく。
等があげられますが、動機を将来のためになることと置き換えることで、やるべきことや、やることの優先順位がはっきりしてきました。
杉井さんおすすめの課題図書「17歳からのドラッカー」で「自ら未来を創ることはリスクが伴う、しかしながら、自ら未来を創ろうとしないほうがリスクは大きい」とドラッカーは言ってました。
私は小さなことや何気ないことをするにも常にしっかりした動機で行動することが、ドラッカーの言っていることにも通じているのだと思いました。
何のためにやるのか!うーん大事だと思いませんか、こだわりすぎてますかね?
5月27日 海野貴
今回建築士の試験を受けるにあたって、私はある事実を知ってしまいました。
それは試験の願書を提出に静岡の労政会館に行った時のことです。
私は願書を提出すればすぐに受験票がもらえると思っていたのですが、部屋に入ってみると、係の人がたくさんいて、受付の机も3ヶ所に分れていて、どこに出せば良いか解らず戸惑っていると、ある係の人が「実務のみですか?」と聞いてくれましたが、私はその意味さえ解らずにいると、「願書を見せて」と言って私の願書をみて「あちらの席に行ってください」と教えてくれました。
そこは願書の審査をする所だったらしく、係の人が私の願書を見ながら、内容の一つひとつを確認していきました。
そして実務経験のところは特に細かく、実際の経験年数、実務内容、実績などを聞かれました。
私は塗装での経験年数で受験資格があるのですが、しつこく聞かれたのは「これは施工ではなく、管理をしていたのですよね」ということでした。
願書を書く時にも、学校の担当の方が細かく指導をしてくれたのですが、その時にも「管理」ということを何度も言っていました。
もちろん私が現場を仕切って仕事をしてきたので現場管理をしていたのですが、特に管理ということを意識してやっていた訳では無かったので、「なんでそんなに管理にこだわるのだろう」と疑問に思っていました。
審査では、経験年数の書き方が少し間違っていると指摘され、「あちらの机で書き直してきてください」と言われました。
その時に質問票も一緒に渡され、それも書いてまた戻ると、今度は質問票の「あなたの仕事に対する想いを書いて下さい」という項目を見て、私は「お客様のためになる施工をしていきたいと思っています」と書いたのですが「この施工の部分を管理に変えて下さい」とまたしても管理のことを言われました。
その時に思ったのは、現場で実際に体を使って作業することよりも、現場を管理する仕事の方が重要視されているのだと思いました。
現場の職人は体を張って仕事をしていますし、作業ではプロ意識を持っているので、現場監督などを「口ばかりで何も出来ないじゃねーか」と軽く見ているところがあるのですが、世間の認識は全く違い、現場を指揮し、知識を持って施工管理する人の方が立場的にも上なのだと思います。
何とか審査を通って、今度は受付の席で並び順番を待っていると、20代前半くらいの学生さんらしき人が数人部屋に入って来て、いきなり私の席の横に座りました。その中には女性の姿もありました。
私の番が来て願書を係の人に渡すと、また先程と同じように実務経験のことを詳しく聞かれました。
そうこうしているうちに、隣の席ではさっき入ってきた若い人が願書を提出して「はいどうぞ」と言われて、すんなり受験票をもらっていきました。
私は受験票をもらうのに、いろいろ聞かれ、数十分も掛かってやっともらえたのに、どう見ても何の経験もない若者が数分で受験票をもらって帰っていくのを見て「これが現実なのか!」と思いました。
私は20年以上現場で体を張ってやってきたのですが、これといった勉強をしてきていません。
彼らは現場のことなど何も知らないと思いますが、学校で勉強をしてきているのだと思います。
この社会では、現場での経験よりも、学校で知識を勉強することの方が優遇されるということなのだと思いました。
職人根性で今までやってきたことが、ここでは屁の役にも立たないのだと思いました。
これは悲観して言っているのではなく、やっぱり勉強は大事だということです。
私もそうでしたが、職人は「腕さえあれば食っていける」と思っているところがあります。
しかしそれは職人の視点であって、ある意味、逃げ口上なのかもしれません。
頭を使って勉強することは面倒ですし、体を使っているだけの方が楽ですから。
学生さんは私たちがしてこなかったことを勉強してきているのだと思います。
そしてその結果は、同じように入口から部屋に入っても、知識を持って来た人と、経験だけで来た人とでは進む方向が違うということです。
ピラミッドの上に上がるにも、エレベーターで上がれるのと、自力でよじ登るくらいの差があるのだと思いました。
私は若手に、「ペンキを塗る技術だけではダメだ」と言っています。
ペンキを塗る技術は、あって当たり前でそれ以外のものを持たなければ、使われて終りです。
私たちの仕事は体が資本ですが、人は必ず歳を取り、体力では若い人には勝てなくなります。
ですから、体力、技術以外のものを身に付ける必要があると思います。
何も机に座って勉強をしなければいけないということではなく、さまざまなことから学べるチャンスがありますから、一つひとつ身に付けていけば、きっとピラミッドを上がっていけると思います。
今回、自分の見方と、世間の見方との違いを確認できて良かったと思います。
私たちは社会の一員ですから、どうせやるなら社会から認められるようなやり方をしていきたいと思います。
5月26日 海野貴
先日、杉井さんに勧めてもらい、CL学会に入会させていただきました。
最初その話しを聞いた時に正直「俺なんかが入っていいんだろうか?」という気持ちが湧きました。
「俺はただのペンキ屋だし~」と思いましたが、思いきって入会手続きをしました。(笑)
私がCLを受講した時に、レイノルズ先生に「ここに来た目的は?」と聞かれ、「自分を変えるため」「仕事で活かすため」と答えました。
私は会社作りや社員教育にはCLが不可欠だと思いますので、CLを学んでいきたいと思いました。
私は社員さんの採用を始めてから、教育が大事だと思い最優先で投資をしてきましたが、そこで思ったことは、「私には教育は出来ない」ということです。
この場合の「出来ない」は、私は社員教育を「社員を変えること」と思っていたところがあり、他人はコントロールできないという意味の「出来ない」です。
今まで雇った人は、派遣切りで仕事が無くて困っていると言っていた人がほとんどでしたが、皆辞めていきました。
私からすると「大丈夫か!」と心配になりましたが、彼らにとっては関係ないことなのかもしれません。
価値観の違いもありますから、「人それぞれなんだな」と受け入れるようにしました。
私は以前から、自分自身のことや、自分が置かれている現実を変えたいという想いがありましたので、経営塾で杉井さんからCLなどを教えてもらい、今まで「感情が邪魔をして出来ない」と思っていたことは、「自分自身がやらないことを選択している」と知り、行動を変えることで、ある程度自分が自由になれたように思います。
私にとってCLは、自分を生きやすくしてくれるもの、目的を達成しやすくする方法というように思っています。
CLを学んだおかげで、お先真っ暗という状態から、一筋の光が見えたようにも思いました。
小林くんがうちの会社に来て一年が経ちましたが、一年前の彼とは大きく変わったと思います。
それは社員教育で変わったのではなく、彼の中に「変わりたい」という想いがあったことが大きな要因だと思います。
そのベースの上に、杉井さんからのCL的な指導を実践することで変わっていったのだと思います。
人の人生を作るのはその人以外にいませんから、その人の目的がとても重要になると思います。
CLは目的を持っている人にはもちろん、目的を持っていない人にも役にたちます。
私には社員さんを幸せにする力はありませんが、そのきっかけを与えることは出来ると思いますし、そういうものを求める人と一緒に頑張りたいとも思います。
CLを取り入れ、弱者にやさしい会社として有名な京丸園は、人を変えるのではなく、その人をあるがままに認め、その人に合わせてシステムを作り成功しています。
私たちは、その人の可能性を認め、その人が変わるという部分にCLを活かしていきたいと思っています。
人は、いろいろな可能性を持っていると思いますが、その可能性を発揮するにはトレーニングをして磨きをかける必要があると思います。
世間には、いろいろな事情を抱え、「変わりたい」「変えたい」と思っていても、その方法が分からず、道に迷っている人もいると思います。
そのような人が自分を磨き、自分に価値を感じ、自分を活かしていけるように応援する会社にしていきたいと思います。
そのためにもCLが必要になります。
私にとっては、社員教育が一番の自分教育になりますので、社員さんにと共に成長していきたいと思います。
5月25日 海野貴
先日、杉井さんに勧めてもらい、森田療法学会に入会させていただきました。
最初その話しを聞いた時に正直「俺なんかが入っていいんだろうか?」という気持ちが湧きました。
森田療法学会はお医者さんの世界だと聞いていましたので「俺はただのペンキ屋だし~」と思いましたが、思いきって入会手続きをしました。
レイノルズ先生から推薦状をいただいたので、恥をかかせてしまってはいけませんから、森田の本を読んで少しずつ勉強していきたいと思います。
そこでまた「現代に生きる森田正馬のことば」を読んで思ったことを書いてみたいと思います。
「現代に生きる森田正馬のことばⅠ」P178
「つい過失で、人の大事な品を壊したときなど、そのものの気持ちになりきり、私のいわゆる「純なる心」たとえば「皿を割り、驚いてこれをつぎ合わせてみる」というふうの心をもって、その持ち主に対して「どうも惜しいことをしました、どうしたらよいでしょう」とかいうふうにいえば、その持ち主も、壊した人も、ともにその大事な品そのものになって、残念という心が一致しているから、ともに惜しみ、ともに悲しむということになって、われと人との差別がなくなる。
これに反して、「小人は文る」で、いろいろの言い訳をしたうえで、「どうかお許しください」といえば、それは自己中心で、品物の惜しいことは別で、自分が許してもらいさえすればよいということになるから、壊された本人も、そのうまい口先で、帳消しにするのが悔しくて、なんとか叱言もいいたくなる。つまり両方が共通の同情・同悲の心にならないで、利益の相反する敵対の感情になるからである」
仕事でお客さまからクレームの電話をもらった時など、「ヤバイ!どうしよう」という気持ちになりますが、その時に、変に理由を説明したり、言い訳などをすると、お客さまの気持ちを逆なでして、取り返しのつかないことになってしまうことがあると思います。
ですから、「許してもらう」ということは一先ず横に置いといて、起こったことに対して、相手の気持ちになり、その物事に対して精一杯の対処をすることが大事なのだと思います。
その上で「どうしたらいいでしょう」と責任を取る方法を聞くことで、相手も「○○してくれればいいよ」と許してもらえるかもしれません。
クレームなどは、そもそも「問題が発生したからそれをどうにかしてもらいたい」というメッセージなのだと思います。
ですから、自分の非に意識を向けることではなく、問題を解決することに意識を向けることで相手と同じ方向を向くことになり、うまくいくようになる可能性があるのだと思います。
これはクレームだけではなく、通常の仕事でも同じだと思います。
お客さんは、何かのニーズがあるから仕事を依頼する訳ですから、そのニーズに意識を向け、それを満たすことに注力するのが本来の仕事のあり方なのかもしれません。
私は見積もりを作る時に、「高く思われないだろうか?」「仕事がもらえるだろうか?」ということを考え悩んだり、仕事をしていても評価を気にしたりすることがよくあります。
しかしそれは自己中心的な考えであって、相手のニーズを考えてのことではないと思います。
仕事ですから当然「儲かりたい」という気持ちもありますが、まずはそういうものを横に置いて、相手の身になって、相手のニーズを満たすことに全力を尽くすように仕事をしていくことが大事だと思いました。
私には儲ける方法もよく解りませんし、儲ける手腕もありませんが、このことは常に頭に置いてやっていきたいと思います。
5月24日 海野貴
今、2つの現場を同時進行で仕事をしていますが、その一つの現場は9年前に一度施工させていただいたお客さんの仕事をさせてもらっています。
今回連絡をいただいて打ち合わせに行った時に、「お友達がうちのペンキを見て、『この職人さんは凄く腕がいいよ』と言ってたよ」と言ってもらいました。
そのお客さんは83歳のお婆さんで、以前はシルバーさんを頼んで4~5年に一回程度、塗装をしていたそうですが、私が塗装をさせてもらって長持ちしたことや、お友達に褒めてもらったことで、また私に依頼をしてくれたそうです。
9年前の仕事の時、見積金額がお客さんの予想していた金額より高かったらしく「思ったより高いわね」と言われましたが、しっかりやるにはこのくらい掛ってしまうことを伝えると「あなたを信じてみるわ」と言って依頼をしてくれました。
実際は施工範囲が多い分、全体金額が高くなっただけで、単価的には全然高くはないのですがお客さんからすると高く感じてしまうのだと思います。
私は金額が高いと思っても仕事を依頼してもらったので、出来る限りの仕事をしようと思い、精一杯の仕事をしました。
今回も見積もりを提出すると「やっぱり少し高いね」と言われましたが「でもあなたの仕事は知っているからお願いするわ」と言って依頼してくれました。
誤解の無いように言っておきますが、今回も戸袋の大工工事がありましたので高くなりましたが単価的には決して高くないですよ!
お礼の葉書を出すと、丁寧に返事の葉書をもらいました。
その葉書には「仕事を引き受けてくれて嬉しいです。あなたはとても誠実ですね。楽しみに待っています」と書いてありました。
金額が高いと思っても私に仕事を依頼してくれ、しかも楽しみにしていてくれるとは、本当に嬉しく思いました。
そして仕事が始まると、一服の時に「これ食べな。」と支度をしてくれたり、わたしたちが作業に来るのを楽しみにしてくれているようで、私が急遽もう一つの方の現場に行かなければならなくなり、しばらく現場に顔を出さなかったら「なんかあったのかと思って心配してたよ」と私の事を気にかけてくれていたようでした。
家がきれいになるのが嬉しいのもあると思いますが、私たちが行くことを喜んでくださっているようにも思いました。
このように仕事が出来ることは嬉しい事ですし、若手にも、「自分たちが仕事をすることで喜んでもらえる」ということを実感してもらえたら、やりがいにもなると思います。
これからも、このように思ってもらえるお客さんを増やしていきたいと思います。
5月23日 海野貴
今私は、勉強をしたくて仕方がありません。
昨日も日曜日でしたので、朝から学校に行き10時間以上勉強をしました。
そもそも、「もう勉強をしたくない」と思い、高校を出てすぐにペンキ屋になったのですから、そんな私が「勉強をしたくて仕方が無い」と思うことはとても不思議です。
教科書の量や受講日程の多さから神経症的になり、手が付かなくなってもおかしくないのですが、逆にヤル気が満々です。
なぜそのような状態なのか考えてみました。
まず建築士の資格を取ろうと決めた一番の理由は、今回の震災でした。
震災の状況を知り、今後世の中や人の意識が大きく変わるのではないか?と思い、その変化に合わせて自分も変わっていかなくては、その波にのまれてしまうという危機感が湧いてきました。
しかし、「変わらなくては!」「やらなくては!」という想いだけでヤル気が持続する私ではないことは私自身が一番身に染みて分かっています。
ですから、その目的意識が今の私のヤル気を作っているのではないと思います。(CL的な表現でなくてすみません)
いくつかの理由を考えてみると、
・7月3日に試験がある(期限が決まっている)
・7月3日までの具体的なスケジュールが日程表に書いてある(やることが明確になっている)
・学科と製図の受講料をすでに払っている(60万円)
・問題が解けたり、内容が理解できることが嬉しい
などがあると思います。
「7月3日」という、あまり遠くないところに期限がありますので、「とりあえずそこまで頑張ろう!」という気持ちになります。
日程表には、「何月何日に何の授業」というように、7月3日まで具体的に書いてあります。
本来は2月からの5カ月間で受講する内容なのですが、私は飛び込みで申し込みましたので3か月で5カ月分の授業を受けなくてはなりません。個別のパソコンブースでビデオを見ながらの授業なので、学校がやっている時間ならいつでも授業をうけられますが、仕事やいろいろな用事の都合で日程表よりかなり遅れています。日程表を見る度に「ヤバイ」という感情が湧いてきます。
建築士の試験は、学科を合格したら、次に11月の製図の試験を受けることになりますので、学科の試験が不合格になると製図の試験は受けられません。
しかし、学科の受講料と製図の受講料を一括で払うと受講料が9万円ほど割引になりますし、学科で不合格になるつもりはありませんでしたので一括で支払ってしまいました。(学科の内容を知らなかったのでちょっと後悔)
学科が不合格の場合は、製図の受講料は来年の学科の受講料に回るとのことです。
60万円という金額は私にとってはかなり大きい金額です。
ですから何としてでも絶対に結果につなげたいという気持ちになります。
もしこれが手頃な金額でしたら、得意の「まあいいか!」が出てくるかもしれません。
とにかく時間を作らなければなりませんので、日中の作業も目一杯やって1時間でも早く私が現場から上がれるようにやっていますので、肉体的にも結構キツイですし、両親や小林くんにも負担を掛けてしまっています。
消防やその他のことも、事情を話すと「そういうことなら頑張って」と言ってくれますので休ませてもらっています。
このような環境に身を置くことで、疲れていようが、眠かろうが、ただ勉強をするのではなく「合格するように勉強する」という縛りができるのでヤル気も湧いてくるのかもしれません。
勉強を始めたばかりの頃は、解らないことも多く、法令集などもどこに何が載っているかが解らずイライラしたり、焦りで吐き気がすることもありましたが、やっていくうちに少しずつ解るようになっていくのが嬉しいです。
計算問題などは正解すると思わずガッツポーズが出てきます。
大変ですが、やりがいもありますし充実感もあります。
普段の仕事でも同じことが言えると思います。
目標を設定したり、期限を決めたり、やることを明確にしたり、大変でも自分に縛りを入れてでも、出来なかったことが出来るようになったり、解らなかったことが解るようになることでやりがいも出てくるかもしれません。
このようなことも会社に落としていくことが大事かもしれませんね。
それと今までの経験から、試験が終わるとヤル気が一気に無くなると思いますので、やはり元を取るための具体的な行動目標を設定しておく必要がありますね。
5月22日 海野貴
昨日のブログで、建築士の試験に向けて勉強をしていると書きましたが、この勉強をする上で気をつけなければならないことに「目的を見失わない」「元を取る」ということがあると思います。
今はとにかく試験に合格することを目指してやっていますが、本来の目的は試験に合格することではなく、総合建築の事業をできるようになることです。
建築の仕事をできるようになるには、資格を取ることよりも、人に協力してもらったりして実際に行動に移すことだと思います。
資格はあった方がより良いということだと思います。
勉強することは良い事ですが、目的を達成するための勉強でなければ遊んでいるのと大して変わりません。
ですから今勉強していることを「遊び」「逃げ」にしないためにも、「元を取る」という意識を持ってやることが重要になると思います。
昨年私は越膳さんと、シロアリ防除施工士の資格を取りに行きましたが、その後私は一件もシロアリ防除の仕事を受注していませんが、越膳さんは何件もの受注を取って実績を上げています。
私は投資した時間と費用を無駄にしています。
今回はそのようなことが無いように、試験の結果に関わらず、実際の行動に移していきたいと思います。
今は時間的な余裕がないので、学科の試験が終わる7月からは、すでにリストアップしてある既存のお客さんのアフター訪問をしていきたいと思います。
学科の試験に合格すると、次は11月に製図の試験があるのですが、同時進行でやっていきます。
5月21日 海野貴
一週間よろしくお願いします。
ご存知の方もいると思いますが、今私は2級建築士の試験に向けて勉強をしています。
今後の展開を考えると建築士の資格を持っていた方が良いと思い、杉井さんに相談をしたところ、「絶対持っていたほうがいい」とアドバイスをいただいたので挑戦してみることにしました。
以前、あるセミナーに行った時、懇親会で講師の方からも「建築士を取るのもいいよ」と教えてもらい本を買ってはみたのですが、あっさり挫折しましたので、今回は日建学院に通うことにしました。
お恥ずかしい話、私は20年も建築関係の仕事をしているのですが、建築士が「何をする人なのか?」ということを詳しく知りませんでした。
というより、興味が無かったので知ろうともしませんでした。
学院に入校の申し込みに行って、もらった教科書の量を見て今までの資格とは別物だということが容易に分かりました。
今までも、一級技能士や危険物などの資格を取りましたが、そこそこ勉強すれば取れたので、今回も軽い気持で考えていましたが、
4つの科目の教科書とそれぞれの対応講義の教科書、問題集、分厚い法令集、試験までの授業の予定表を見て、「これを全部やるのか!」と呆気にとられました。
担当の方からも、「正直、簡単ではないですよ!講義を全て受けるのは当然ですが、宿題の問題集もしっかりやって、最後の2週間は追い込みのテストを繰り返しやっても受かるとは限りません」と言われました。
しかし実際に勉強を始めてみると、とても面白いのです。
学科の内容は建築に携わる全ての事柄を勉強します。
「なぜこのように作るのか」ということから始まり「計画」「施工」「構造」「法規」と建築の最初から最後まで全てを知っているのが建築士なのだと思いました。
私は今まで塗装の事しか考えていませんでしたので、建物を見ても、外壁の痛み具合や、何を塗ってあるかということにばかり目がいきましたが、勉強を始めてからは、家全体の構造や、柱や窓の位置、小屋組み、床下などにも目がいくようになりました。
「ここは負荷が掛りやすい部分だからきっちり施工しよう」というように、塗装においても、「全体から見て何が必要か?」ということを考えるようになりました。
今までも自分なりに知識を高めようと勉強はしてきましたが、
それは建築をピラミッドに例えると、施工(職人)という一番下の位置に立って上を見ての勉強だったと思います。
建築士の勉強は、ピラミッドの一番上に立ち、全体を管理するための勉強のように思いました。
当初は、家全体の工事を出来るように、知識をつけるために建築士の資格を取ろうという思いでしたが、やってみて思うことは「視点が変わる」「立ち位置が変わる」ということが私にとっては一番大きなことだと思いました。
簡単にはいかないと思いますが、30代最後の年。次のステージに向けギヤチェンジしたいと思います。
おはようございます。高橋です。
皆さんコメントありがとうございます。
細谷さん、新しい「ラーメン横丁」の紹介ありがとうございます。
自分はさっぱり系の「ラーメン」が好きです。
次は海野さんですね。よろしくお願い致します。
東京の虎ノ門では、弁理士会が主催する発明相談を毎日やっています。
約3ヶ月に1回の割合で自分の当番が回ってきます。
(内容は一部改変しています。)
Q:「恵●寿ラーメン」は「ラーメンを主とする飲食物の提供」で商標登録を受けることができますか?
A:サッポロホールディングス株式会社が「飲食物の提供」の分野で「YE●●SU」という登録商標を持っている(どちらも「エ●ス」と読める。)ため、商標登録を受けることができません。
「恵●寿餃子」が商標登録を受けることができなかったことも説明する。
この相談で、「「恵●寿」は、「ラーメンの提供」に使うと、サッポロホールディングス株式会社の商標権の侵害になるし、お客さんにもインパクトがないから、他のネーミングに変更したら!?」ということも言ってしまいました。オーバーランですね。
現在、「恵●寿ラーメン」の売上げが大変気になります。
「地震」と「●肉●家え●すの不祥事」の影響を受け、ダメージが大きいかも^^
「ラーメン屋」で「ユッケ」を頼むのは誰ですか?
話が変わりますが...
「かちどき特許事務所」のホームページ(http://www.kchpo.jp)をリニューアルしてから2ヶ月半が経過しました。
「勝どき!ゼミ」のホームページ(http://www.kchzm.jp)も最近変更しました。
残るは「かちゼミ」のホームページ(http://www.kachizm.jp)のパワーアップです!!
「かちゼミ」は登録査定となりましたので、お金を払えば「商標登録番号」がつきます。早くⓇをつけなくては...
最近、「かちどき特許事務所」のホームページを検索する場合、単に「かちどき」しか入力しない人が増えてきたようです。
Googleで「かちどき」を検索すると、「かちどき薬品株式会社」「かちどき製粉株式会社」の直ぐ下に「かちどき特許事務所」が出てくるようになりました。
沼津経営塾の皆様に「大いなる勘違い」と言われそうですが、「かちどき特許事務所」が不祥事を起こすと、「かちどき薬品株式会社」や「かちどき製粉株式会社」にご迷惑をおかけすることになりそうですね。
「かちどき」のイメージをより向上させるように、日々精進します。
一週間、つたないブログを読んでいただきありがとうございました。
おはようございます。高橋です。
皆さんコメントありがとうございます。
ピンチはチャンス! 目標を明確にして狙っていきましょう!!
お待たせしました。今日は新幹線ネタです。
1.「ひかり」より「こだま」の方が混んでいるという事実をご存じですか?
JR東海が発表している前年度比の月次利用状況
平成23年1月 のぞみ 106%、ひかり 99%、こだま 103%
平成23年2月 のぞみ 106%、ひかり 95%、こだま 102%
平成23年3月 のぞみ 84%、ひかり 69%、こだま 81%
平成23年4月 のぞみ 85%、ひかり 73%、こだま 84%
ここにも、東北大震災の影響が出ていますね^^
2.新横浜発午後6時16分の「こだま677号」に乗ると、三島に午後6時54分ごろ着きます。この「こだま677号」は、混んでいるため、新横浜駅から三島駅まで自由席の座席は通常空いていません。
しかしながら、新横浜発午後6時22分発「ひかり483号」は、6時16分以前に並んでいれば、不思議と自由席の座席に座れます。この「ひかり483号」にの自由席に座って、熱海駅で降り、その後の「こだま677号」に乗ると、三島駅まで電車の中で立っている時間が10分弱!三島駅で一気に降りて空席が増えます。
どっちが得かよく考えてみよう!?
3.「ひかり」は新横浜から1時間に2本発車します。
新横浜発の「ひかり」の停車駅を整理してみました。
下りのAパターン
小田原、豊橋に停車→6時台
小田原、静岡に停車→6時台
小田原のみ停車→7時台、9時台、11時台、13時台、15時台、17時台
豊橋のみ停車→8時台、10時台、12時台、14時台、16時台、18時台
下りのBパターン
静岡、浜松に停車→7時台、8時台、12時台、14時台、20時台
静岡のみに停車→19時台
熱海、静岡、浜松に停車→10時台、16時台、18時台
三島、静岡、浜松に停車→9時台、11時台、13時台、15時台、17時台、19時台
下りのCパターン
静岡、浜松、豊橋に停車→21時台、22時台
ひかり31本中、小田原8本、熱海3本、三島6本、静岡18本、浜松16本、豊橋9本
乗降客数は静岡>浜松>三島>小田原>豊橋>熱海
この結果って、小田原と豊橋を優遇し過ぎと違いますか? 三島の本数も少な過ぎると思います。
「ひかり」は「こだま」よりも所要時間が短いにもかかわらず、実情を無視した停車駅の設定をしているため、乗車率が低くなってしまっているとも考えられます。
自分の会社の中で、東海道新幹線の「ひかり」と同じことをやっていないか、チェックしてみます。
おはようございます。高橋です。
皆様コメントありがとうございます。
復興支援は長期戦、焦らず一歩ずつ前進します。
今日は東日本大震災がもたらしたものについて考えてみます。
「東日本大震災関連倒産」の動向調査の結果が帝国データバンクから発表されています。
・東日本大震災関連の倒産は4月30日時点で66社判明、阪神大震災の3倍
・全国各地で発生するが、岩手、宮城、福島の3県は10社
・間接被害型が60社、そのうち「消費自粛のあおり」を受けた倒産が20社で最多
・以前から業績悪化が続く中、東日本大震災による間接的な被害が最後のダメージになったが7割超
・業種別では「旅館・ホテル」が最多、「不要不急」の業種が目立つ
・従業員数別では「5人以下」の零細企業が4割超
これらの結果から、財務体質の弱い会社は、間接的な被害によって、倒産する可能性が高くなるという傾向がよくわかりました。
東日本大震災で売上げが激減しました。まだ売上げが震災前の状態に戻っていません。
この厳しい状況を東日本大震災のせいにするのは簡単です。
しかしながら、東日本大震災が起きていなくても、需要の減少は始まっていたように思うのです。
その理由は、気がつかないうちに、ものやサービスを選ぶ基準や価値観が変化しているからです。
状況が変化しているのに、従来と同じパターンで経営していてはうまくいかないのは当たり前です。
東日本大震災は従来の既成概念をリセットするチャンスと考え、周りを観察し、ものやサービスを選ぶ基準や価値観の変化を把握した上で、必要な行動をしていくつもりです。
これって、事実をあるがままに受け入れて、目的を持って、なすべきことをなすというCLの考え方ですね。
おはようございます。高橋です。
皆様コメントありがとうございます。
「必要悪(原子力発電)」とどのようにかかわっていけばよいかについては、永遠の課題ですね。
今日は復興支援について考えてみます。
東日本大震災の復興支援としては、(1)寄付(2)献血(3)ボランティア(4)復興支援プロジェクトなどが挙げられます。
(1)寄付
寄付には、日本赤十字社と、赤い羽根で知られる中央共同募金会の二つに集められ、被災者に平等に分配される「義援金」と、被災者支援のために活動するNPOやボランティア団体へ贈られる「支援金」とがあります。
寄付は5回しましたが、金額は、恥ずかしながら、合計8万円です。
寄付金額を増やすため、事務所の収益体制を見直す必要があります。
余談ですが、東日本大震災により被災された人の救助等を寄附目的とする寄附金付切手及び寄附金付葉書が郵便事業株式会社から発売されます。
寄附金付葉書は、平成23年夏のおたより郵便葉書(かもめ~る)の券種の一つとして、6月1日~8月26日に販売されます。
売価は55円で、寄付金の額は5円となります。
葉書は今回が初めてだそうです。
寄付金付切手は、6月21日~8月26日に販売されます。
売価は100円で、寄付金の額は20円となります。
これなら、無理なく寄付金を払えそうです。
(2)献血
400ml献血をしたら、めまいがして気持ち悪くなりました。
献血での貢献は諦めました。
(3)ボランティア
被災地に行っても、かえって迷惑と考えてしまいます。
現地の人の指示に従い、お手伝いをする程度しかないのでしょうか。
(4)復興支援プロジェクト
知人に頼まれ、福島の野菜を買うことが増えています。
癒しの音楽CDを被災地に送ることを考えていますが、CD再生機器も必要かな?
復興支援Tシャツを作って、売上げを寄付する方法もあります。
復興支援は長期戦です。考えるだけでは駄目で、継続的に実行しなければいけませんね。
おはようございます。高橋です。
皆様コメントありがとうございます。
細谷さん、LED電球はピンキリです。値段が安いものと高いものの差が激し過ぎます。粘り強く探せば、納得するものが見つかると思います。
小野さん、電車は電気をバクバク食べるため、電車を止めるのが節電対策として効果的です。しかしながら、首都圏では、電車が止まると、道路が激込み状態となり、短時間の移動が難しくなるだけでなく、ガソリン不足という新たな問題も生じます。
電車が止まることによる首都圏の交通麻痺は地震より恐ろしいです。
今日は原発について考えてみます。
あなたは原発についてどう思いますか?
高校を卒業するまでは、中部電力のコマーシャルで、原子力発電は必要であると思っていました。
学生のときは、中畑清さんが原発の安全性とクリーンエネルギーを宣伝していた、東京電力のコマーシャルの影響で、原子力発電が50%以上になることを望んでいました。
弁理士試験の選択科目で「原子核工学」を勉強していき、考え方が180度変わりました。
原子力発電は止めた方がよいという考え方が強くなりました。
原子力発電は、臨界状態に達した後は、途中で原子炉を停止できないため、昼夜を問わず、発電し続ける必要があります。
その結果として、特に深夜は電気が余るため、余剰電気を消費する世の中の仕組みが知らない間に作られてしまいました。
今回の計画停電の大混乱も、電気がなければ、生活や仕事に多大なる支障が生じるという、電気の高依存性が原因となっています。
使用済み核燃料は放射能のデパートです。日本で生じた使用済み核燃料の処理をしてきたフランス等が、使用済み核燃料の受け入れと処理を拒否するようになったため、使用済み核燃料の処理は、日本国内で行わざるおえなくなりました。
使用済み核燃料の処理能力は使用済み核燃料の発生量に追いつかないため、地中深い場所に埋めるか、海洋投棄するしかなくなっています。
原子力発電を火力発電にすると、二酸化炭素の排出量が増え、電気代が高くなるとのことです。
しかしながら、たとえ、電気代が高くなっても、美しい日本を後世に残すため、原子力発電を減らす必要があるのではないでしょうか。
また、火力発電の二酸化炭素の排出量が多いという問題は、「ガスコンバインドサイクル発電」で二酸化炭素の排出量を半分程度に減らすことができるのではないでしょうか。
確率は低いけど、優秀な研究者が画期的な発電方式を発明してくれるのを待つ方法もあります。ご依頼いただければ、強い特許に仕上げます。
頭がメルトダウンしてしまいました! この辺にしておきます。
おはようございます。高橋です。
皆様コメントありがとうございます。
今日は節電について考えてみます。
電球 交換するのは簡単なので、全てLED電球に変更しました。
蛍光灯 LED蛍光灯は1本1万円位と高く、交換器をバイパスする作業が必要となるため、交換していません。
LED蛍光灯が安くなったら、知り合いの電気工事屋に頼んで、交換してもらう予定ですが、いつになるのやら...
魔法瓶 象印のVE電気まほうびん「優湯生(ゆうとうせい)」にしました。
タイガーのVE電気まほうびん「とく子さん」の方がよかったかな?
保温温度は、98℃でなく、80℃にしています。
冷蔵庫 省エネ効率が年々向上しています。今度、SANYOの2ドア冷凍冷蔵庫に買い換える予定です。
洗濯機 これも省エネ効率が年々向上しています。三島用に洗濯機を調達しなければ...
プリンタ 省エネレーザープリンタって売っていないなぁ。
自分の節電努力はかなりの所まで来ているので、これ以上難しそうですね^^
節電効果が高いのは自動販売機!
最近、冷たい飲み物が美味しく感じなくなりました。
居酒屋の過剰な氷の量も何とかならないのかなと思ってしまいます。
こんなことを考えるのは年ですかね? 気持ちは若いのですが!?
ここで提案します。自動販売機で、常温のコーヒー、お茶、ジュースを買いたいです。
こんなことを考えている人って、日本中に一人ですね。
やったぁ~、オンリーワン達成!!
おはようございます。高橋です。
これから1週間よろしくお付き合い願います。
3月11日に起きた東日本大震災から2ヶ月経過しました。
東日本大震災により被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
皆様の安全と一日も早い復旧を、お祈り申し上げます。
3月11日の午後2時46分、横浜オフィスで特許の出願書類を書いていました。
大きい揺れがあり、直ぐ止むと思っていましたが、2分位続いていました。
外から、地震だ、地震だという声が聞こえました。
怖くなって、応接の机の下に潜りました。
横浜オフィスではクリアファイルが1冊擦れ落ちただけでした。
横浜オフィスで打ち合わせを終了した後、急ぎの特許の出願書類を書き続けました。
午後7時30分に特許の出願書類が一段落し、近所のコンビニに行くと、食べるものが、シュークリームと、ポテトチップと、健康補助食品と、カップ麺しかありませんでした。
そこで、別の方向のスーパーに行ったところ、コンビニと同様の状況でした。
しかたなく、シュークリーム1個と、ポテトチップ1袋と、健康補助食品4個を買い、食べました。
後で聞いた話ですが、3月11日は首都圏の電車は全て運休となり、3~4時間歩くのは当たり前、都心では、宿泊難民も出たそうです。
翌日の12日に近所のコンビニに行くと、カップ麺が1個もなくなり、シュークリーム、ポテトチップ、健康補助食品もあと僅かという状態でした。
幸いにも、外食産業は正常だったので、3食外食にしました。
柏も横浜と同じ状況でした。
柏オフィスに着くと、いきなり玄関に「目出鯛」の張りぼてが横たわってお出迎えです。
部屋の中に入ると、泥棒が入ったように、荒れていました。
ガラスの細かいかけらが散在し、モニタが倒れ、重い本が散らかっていました。
時計、コップ、スタンドが壊れていました。
マウスが行方不明でした。
片付けに2時間かかりました。
計画停電の初日(3月14日)、首都圏の交通網は、運休が多く、ほとんど機能していませんでした。
柏から東京まで2時間以上かかりましたが、東海道新幹線が正常だったため、新幹線で東京から三島まで1時間でした。
三島オフィスは全く何も変わっていないため、驚きました。
三島では、コンビニに弁当やパンがあるし、交通渋滞もありませんでした。
3月14日から2~3日、三島で快適に仕事をしました。
今年の夏は、冷夏だとよいのですが、どうなるかわかりません。
夏が暑い(暑くなくても?)と、計画停電で、首都圏の交通が麻痺するのが目に見えています。
お願いですから、計画停電があっても、電車だけは優先して運行して下さい。
夏の間、静岡に支店出すしかないかな?
大阪や福岡の空きオフィスが次々と借り主(首都圏の会社)が決まっているそうで、考えていることは皆同じですね。
今年の夏は、一波乱も、二波乱もありそうです。
夏に向けて、事務所の体質改善をしなくては^^
皆さんは夏に向けてどのような対策をしますか?
おはようございます、越膳です。
昨日の沼津経営塾お世話になりました。
本日最終日も宜しくお願いします!
【苦しい時こそ笑顔】
「最近、商売どう?」
経営者になってからはこれが互いの挨拶のようになっているようです。
サラリーマンの頃って誰かに会ってもこうした挨拶代わりの会話は無かったと思います。
この問いかけのような挨拶に決まって、
「いや~厳しいですねぇ~」
なんて返すのが常になっています。
この返事になる理由は思いつくところ、
1.本当に厳しい
2.本当は儲かっているが謙遜している
3.厳しいということに共感、同情してほしい
4.他に思いつかなかった
という感じでしょうか。
私の場合は完全に1と3です(早く2にしたい!)。
しかし、実際にそうした挨拶をしたところで「じゃあ仕事頼む!」とはなりませんよね。
仮に同情してもらっても会社が良くなるわけではありませんね。
(同情してもらえないのは凄く寂しくて辛いのが本音ですけど・・・)
仕事や何らかの応援が集まるのは、端的に言って「笑顔で頑張っている人」なのかな~と思います。
そう思うなら自分がまずそうすべきですよね!
そこで今から私は「最近、商売どう?」と聞かれたら「えぇ~頑張ってますよ!」と笑顔で答えるようにしたいと思います。
(いや、「リアじゅう!」の方がいいですかね!?)
普段の行動を全ての人に見てもらうことは難しいのでせめて会った時の印象を良くするような努力はしていきたいと思います。
もし癖で「いや~もう厳しくてたまんねぇッス」なんて言っている私を見かけたら皆さん注意して下さいね!
拙いブログでしたが1週間お付き合い下さり有難うございました!!
※因みに「リアじゅう」とは“リアルに充実している”という意味らしいです・・・
最近の若い子たちの言葉のようです。
おはようございます、越膳です。
今日は、もうすぐ7周年の沼津経営塾ですね。
本日ラス前と併せて宜しくお願いします!
【コツ】
先週までの2週間ほど(?)日々の課題にしているゴミ拾いがスッパリと止まってしまいました。
特にこれという理由はありません。感情中心であり怠け心ですかね。
その他の課題にも言えますが、私は自分で決めたことでそれも大して難しくないことなのに止まってしまうことがあります。
そんな自分を認めたくない、見ないふりもします。
「また始めればいい」
たしかにそうですが、それもやらない自分への言い訳に使ってしまっているようです。
また、止まって言い訳、止まって言い訳と繰り返しているうちに自分の中でその自分を正当化してしまっているようです。
元々ゴミ拾いという課題は、Eそうじの会を立ち上げを検討し始めた頃に「まずは自分から」と始めたものです。
こう書くと如何にも自分で思い立ったようですが、実際はなかなか会のスタートをイメージ出来ずにモタモタしていた私に対して杉井さんから「まず自分が始めたらいいんだよ」と背中を押してもらったのがキッカケです。
それが4年前・・・早いなぁ~
それから約1年、トビトビではありましたが出来るだけ毎日、自分で会社周辺バイパス側道を中心に、それも嫌になりにくいように朝の10分から15分と決めて取り組みました。
CLトレーニングを受けさせて頂いた以降はCL内観の課題にもしていました。
そんな経緯で現在に至っていますが、とにかく一度止まってしまうとそれも長い期間となるとなかなか再開しにくいものですね。
再開しにくいということも勝手な自分の思い込みだったりするのですが。
人生を良いものにする、目的を達成するコツは静岡のブログで厚志さんが書いているように「コツコツ」であり、積小為大の考えは既に学ばせて頂いたことです。
しかし、いろんな理由をつけて止まってしまうのが私です。そんな私の継続のコツは止まってもその期間を短くして再開しやすくするところにあるようです。
来週は31回目のEそうじの会です。「まずは自分から」のゴミ拾い、再びやっていきたいと思います。
皆さんの「継続のコツ」も教えて下さいね!
おはようございます、越膳です。
次は高橋さんですね、そろそろご準備を。
それでは本日5日目も宜しくお願いします!
【見えちゃうものですね】
一昨日は静岡で講演をさせて頂きました。
講演というのか何というのか、県の障がい者就労支援事業の為に新たに雇われる(た)の人たちを中心とした研修のひとコマで、坂本先生の前座でした。
お歴々の方々が多い中だったので、主催者の要望も合わせて三島での講演と同じように自社の事例発表と将来を語る(宣言する)ような内容にしました。
私の持ち時間は1時間、「この後の坂本先生の話がメインディッシュですからリラックスして休憩のつもりで聴いて下さい」と言って始めたところ、左前から2列目の方、中央前から3列目の方、この2人は始まって10分目くらいで寝始め、その後も結構な頻度で居眠りしていたと記憶しています。
「いくら私の話がつまらないからって、おいおい、研修初日でっせ~」と少し残念。
逆に、「ウンウン」と頷きながら聴いてくれる人が見えると話に力が入っちゃって。
杉井さんの立場が少し分かります。
研修終了後、坂本先生の提案で研修参加者の全てを本採用にするか否か検討しようということになりました(ってことは先生の講義でも寝ちゃった人がいたってことかしら)。
今週いっぱいは実地等も合わせた研修です。
その間の様子では来週には「残念ながら・・・」という方も出るかもしれません。
こうした税金を使った弱者の為の支援事業は、税金を使ってでも続けていくべき意義ある事業、とされています。
先般の海野さんのコメントのように、この事業の在り方や考え方となると私も含めいろいろな意見があります。
もっともこうした制度は私のコントロール出来る範疇にはないので私も似たような考えは持ちつつも今は与えられた役割の中で当事者(障がい者)の為に出来ることをやろうと決めています。
自社の経営は厳しいですし、講師料が頂けるわけでもありませんが、こうした機会は自社の経営に必ず関係してくるだろうし、活かさなければと思っています。
それにしても、税金をもらって事業を進める予定の方たちの居眠りはいささかどうかとお思いましたね~
昨日の話ではありませんが、使命感とか正義感とかに合わせて情熱を持って取り組んでほしいものです。
おはようございます、越膳です。
皆さん、それぞれの意見・アドバイス・エールを有難うございます。
参考にさせて頂き日々行動しながらも勝ちパターンを作り上げていきたいと思います。
それでは4日目も宜しくお願いします!
【情熱】
先週末に三島で講演をさせて頂きました。
お忙しい中を来場下さった皆さん、有難うございました!
仲間の顔が見えるのはとても安心出来ます。
お陰さまで落ち着いて話すことが出来ました。
自分の子供に障がいがある親御さんとその親御さんを支援する機関や企業家の方達の主催している会で自社の取り組みを中心にお話させて頂きました。
講演は、内容を作り纏めること、皆さんの前で宣言のようになること、自社を省みたり整理が出来ることなどから、とても有難い機会であると最近思うようになりました。
聴いて下さる方々には大した話は出来なく申し訳ないのですが・・・
纏めること、整理して出来るだけ分かりやすく話すこと、本当に難しいですね。
その点、分かりやすさとユーモア、そして感動も含まれた杉井さんの講演は凄いですよね!
(もっとも私と比べては杉井さんに失礼ですが・・・)
まあ、私の講演はともかくその主催者の親御さんが凄いのです。
数年前から新商品の開発、公のビジネスコンテストへのエントリー、受賞、セミナー開催などを精力的に行いつつ、支援者らと共同で稼げる事業化を模索しながら、いずれ就労支援施設の設立と法人化を目指しています。
理由は、来年卒業予定のお子さんが進学や一般就労が困難なことから施設入所を希望していたようですが、自宅周辺(伊豆半島)の施設はどこも満員、それなら「このままでは行く先が無い、それなら自分達で作っちゃおう!」ということなのです。
現在の授産施設も今でこそ全国に沢山ありますが(県内だけで200か所)、あり方に賛否両論あるものの、かつてはそうした親の想いがあって出来たと聞いています。
とにかく一人の子供のことを真剣に思い悩み行動するお母さんの情熱に周囲が動かされているといった感じですね。私も昨年初にご縁を頂き、先日の講演に至りました。
関わらせて頂いている中で、「自分は誰かの為に周囲を突き動かすほど想いを持って情熱的に行動しているだろうか」と反省させられます。
そして本当の他力を得るのはテクニックや地位、名誉などでなく情熱なんだと感じました。
売上不足、経営ピンチでつい受注・お金・損得に集中しがちな私ですが、情熱を持って福祉(人を大事にする)というプロセスを踏みながら経営(稼ぐ)という成果を出す当社の原点を思い返すことの出来た日でした。
おはようございます、越膳です。
今日は静岡で講演をさせて頂きます。
一昨日に続き自社を省みる・知って頂くなどの機会にしたいと思います。
それでは3日目も宜しくお願いします!
【稼ぐ力】
ホームサービス事業を立ち上げて、今月から2年目に入ります。
消毒や各種清掃では沢山の方々の応援やスタッフの努力に支えられながら件数をこなしてきました。
細かい現場も含めると100件は越えたと思います。
この結果に対して私は自分自身が非常に不甲斐無く思っており、不満であり、危機感を持っています。
それは売上金額が少ないからです。
長いことBtoB取引中心でやってきた私にとってこの営業量、この件数で今の売上は考えられないからです。
あらためてBtoCがあまくないことを痛感しています。
だからと言って事業を変えるつもりはありませんがやり方を工夫する必要があると感じています。今のペース、金額では会社ももたないです。
訪販に対する時間規制など一日に一人が営業する時間帯には限界があります。
訪問件数を増やすなどの対策に止まらず、季節上メニューの絞り込みや口コミ紹介など連鎖的受注を獲得するなど営業効率を大幅に上げていかなければなりません。
具体策として私が今思いつき、実践し始めていることは、
・各現場の仕上がりレベル(基準)を上げ、プラスワンの徹底によりまずは既存顧客の満足度をより向上させること
・消毒メニューに絞った営業
・リピート受注や集落まとめてオーダーなどで価格を抑えたりする販売システムの構築
これくらいです。
当社は私を筆頭に、儲けることへの執着、行動といった稼ぐ力が弱いです。
しかし、その力をすぐに強くする手立てもないように思います。
だから、私を含めた今のメンバーの特性をより活用した形で営業効率をアップすることが、稼ぐ力の強度に繋がっていくのでは、と思案中です。
皆さんの会社で稼ぐ力を強くする為に取り組んでいること、また当社や私・スタッフへの指摘アドバイスなどありましたら宜しくお願いします。
おはようございます、越膳です。
2日目も宜しくお願いします!
【最後の講演】
今月5日は浜松でレイノルズ博士の講演がありました。
今回でお話が聴けるのは最後とのことで私も拝聴させて頂きました。
ユーモアを交えての分かりやすいCLの話でした。
数年前のトレーニングを思い出しました。
講演の締めくくりに杉井さんから参加者に向けたメッセージがありました。
大切なのは事実に学ぶこと、CLを日常における実践で活かしていくことと。
私はそのメッセージを聴き終わるまでは参加で満足しかけていました。
私の悪い癖です。
私はインストラクターになる為の努力をしてきませんでした。相変わらず感情中心です。
ただ、CLを学び、行動のヒントなど実際的な手段のお陰で随分と救われたことがあります。部下との関係から夫婦や親子関係等に至るまで。
例えばカミサンから「早く鍵を持ってきて!(以下省略)」などとメールが入った時。
以前なら、「自分が自宅に忘れた癖に、なんだその書き方は!」と怒って即返信したと思います。そこにまたすぐ反省のかけらも無い返信がこようものならまた怒って返す。
帰宅する頃には最悪の状態に・・・。
これがここ数年は、類似したメールがきても一旦他のことをやって落ち着いたら「何時頃届けられるから少し待ってて」などと穏やかに返信が出来ます。
誕生日には、日頃してもらっていることや迷惑をかけちゃっている事実をなるべく具体的に書いて、最後はありがとうとおめでとうで締めくくった手紙を送ることもするようになりました。
けして危機感からではありませんよ! CLを学んだお陰です!!
私が沼津経営塾で学ばせて頂くポイントになった「何の為に?」という言葉。
今やっていること、その時々の判断などが目的や理念、戦略に沿っているか?
常々確認の意味で自分に問いかけながら行動していき、事実をよく見ながら少しでも建設的な生き方を目指していきたいと思います。
目的意識が薄く、感情に流される行動が多い私に原点回帰を促してくれたこどもの日でした。
おはようございます、越膳です。
今日は三島で講演をさせて頂きます。
詳しい報告はまた後日とさせて頂きますが、とにかく今日は少しでも主催者たちの応援になれば、結果的に自社の認知向上にも繋がればと思います。
1週間宜しくお願いします!
【どんな人になるか】
今月4日、静岡にあるNPO法人の会議室にて、坂本先生らと一緒に新規事業に必要な人員の面接をさせて頂きました。
この法人は、障がい者や施設と産業界を繋げることや国の政策にある工賃倍増計画の推進事業を県からの委託を中心に行っていて、今回は委託事業の中で障がい者の求人開拓を行う、いわば営業的な要員としての募集でした。
先週の書類選考をパスした20名の方と面談しました。
朝から夕方まで一日がかり、それも全て年上の方々ということで少々疲れました。
緊急雇用対策制度に該当する募集でしたので、おおよそ15名くらいの方々は60歳を過ぎていました。あとは40代後半から50代といずれも皆、私にとっては人生の大先輩です。
実際にどんな人たちかと言いますと、経歴などは大まかには3種に分かれます。
民間企業退職者、教育関係退職者、金融機関退職者というように。
従業員数300名を超える企業の要職にあった、校長や教育委員会務めを終えた人、支店長や子会社社長を歴任された方などいずれもそれなりの経歴を持つ方ばかりでした。
面接をして感じたことは、「肩書きや経歴などどうでもいい」ということでした。
文章能力もあった方がよいのでしょうけど、事前提出された論文の内容と実際に当人と会って話した時とのギャップが残念、というケースも多かったです。
当法人の求める人材とは、毎日企業や施設を回って雇用推進の為に尽力し、労使双方の問題や課題に対する様々な提案をし、その提案の中には国の制度なども加味されたものでなければなりません。健常者でさえ雇用難な現在、知識や経験、人脈などと共に最後は想いや情熱に押されるような行動力が必要です。
面接で過去の自慢話をしたり、質問に対する回答がズレていたり、横柄な態度だったり、目を見て話が出来なかったりと、どれも「自分の売り込みが下手」と思わざるえませんでした。どこにいようと、何をしてこようと、大事なのは相手にとって必要と成り得るか、その為の行動が出来るか、という今現在なんだとあらためて痛感しました。
私も日々のホームサービスの営業において、イーリードの過去の取り組みに乗せたトークが中心になることがあります。お客さまにとっては今現在、必要なサービスを、あるいはそれ以上を適正な価格で提供することが求められているのに。
面接という機会を通じて、自社の営業を省みることが出来たみどりの日でした。
「それぞれの基準」
2011年5月6日(金)
おはようございます。細谷です。最終日よろしくお願いします。
次は越膳さんで大丈夫ですか?
最近、特に気になるキーワードがあります。それは「基準」です。原発問題でも放射能の基準○○シーベルト(今年の流行語になるのでは?)や焼き肉のユッケ事件(生肉の取扱い基準)など問題になって初めてわかる安全基準が多いような気がします。
よく信号機を取り付けるには死亡事故が3件起きないとつけないという基準を風のうわさで聞いたことがありますが、個人の基準、国の基準など様々な見解があり、どれが本当の基準かわかりません。
社内で見ただけでも、このくらいの誤差はいいだろうと勝手に思い込んだり、各自が勝手に解釈した基準を作っているような気がします。
沼津経営塾の基準もブログをやっているからコアなメンバーなのか、経営塾に参加できてなくてもまだ仲間にしてもらえているのか?ちょっと気になるところではあります。
自分たちの基準も明確にして情報発信しなければなりませんが、お客様の基準もよく聞いて観察して確認しておかなければと感じました。事件や事故が起きてからでは遅すぎると思います。
基準というかルールというか最低限これは守るという約束事などは、社内でも統一していけたらと思いました。
GWもあっという間に終わりましたが、1週間ありがとうございました。
みなさんはお客様に対してこれだけは守っているという基準(約束事)ってありますか?
「偶然か必然か?」
2011年5月5日(木)
おはようございます。細谷です。6日目よろしくお願いします。
昨日の不思議な縁からの流れで書いていきますが、今月の23日は結婚記念日です。妻とは大学時代にからの付き合いですが、通常なら接点は限りなくゼロに近いものでした。自分は日大国際関係学部で中国文化学科でしたが(卒論を英語で書くのは無理かなと思い中国系へ・・・)、妻はアメリカ文化の方でしかも1年後輩でした。
たまたま中国研究会(怪しくないですよ)に入り、(妻は友達に誘われてかな?)当時10人ぐらいで企画していた中国旅行に一緒に行くということで、少し仲良くなっていたぐらいでしたが、旅行の前日に妻のお父さんがクモマッカ出血?で緊急入院し一緒に旅行には行けませんでした。(後遺症は少し残りましたが何とか助かりました)
旅行のリーダーをしていましたが、旅行から帰ってきてお土産を持っていったり、一緒に行けなかった分、伊豆の近場でちょっとした旅行をしたりと仲良くなって付き合うようになりました。(多分一緒に旅行に行っていたら付き合っていなかったかもしれません)
結婚までは特に考えていませんでしたが、妻の母の方は文化祭で中国研究会の中国語劇のキャストの名前を見て、自分をチェックしていたそうです(姓名判断の画数が特に良かったみたいで…)。
社会人になり結婚式はハワイで挙げました。両家の家族と友人数名で初めての海外旅行を家族で行けたことは良かったと思っています。1年後に両方の父親がんで亡くなったことを考えると、その時しかもう結婚のタイミングはなかったような気がします。
また、社会人になりすぐにブロックリーダーなってしまい、忙しくて1週間の休みはとても無理だと思っていましたが、自分に仕事を教えてくれた先輩社員が一度は退職したものの、会社に戻ってきて働きはじめ、その先輩に仕事を引き継げたおかげで、当時は考えられないような1週間の休みが出来ました。
偶然か必然かわかりませんが、今の製造業をやっていることも、自分にとってはとても不思議です。どちらかというと苦手な分野の業種ですが、もう10年以上携わっています。妻との出会いから人生が大きく変わっていったような気もしないではありませんが、(まだまだ不思議な話はありますが・・・)どんな出会いも必然と考えると、必要な時に必要な人に出会い、また別れがあり、成長させてもらっているような気がしました。
「不思議な縁」
2011年5月4日(水)
おはようございます。細谷です。5日目よろしくお願いします。
昨日の話の中で面白いつながりについて書いていきます。2年ぐらい前に売り上げも落ち込み何とかしなければと思い、いろいろな方に自社のPRをしていました。その中でK労務士さんに話したところ、弊社の仕事内容がわかり、紹介したい会社がるということで東伊豆にあるY社を紹介されました。
機械のことがあまりわからず、現在使っている機械のバージョンアップをしたいが大阪の業者に見積もりをかけたところ性能を3倍にするなら金額も3倍になると言われたらしく、困ったなとその労務士さんに話していたそうです。
そこで色々と話を聞いた結果、同じ価格で性能は倍になる方法を考えて提案したところ、受注につながりました。東伊豆の方から三島に業務用の食材を納入していたらしく、Y社の社長がこの近くに良い機械加工屋さんがあるよということで、紹介されたのが始まりです。
ただその前にすでにそこの社員さんと面識があったのです。以前オートロックの関係でラジオに出演した時に最後の方で金属加工をしていることを言ったら、一般の人でそこにくいついてきたNさんという人がいました。みかんの絞り機を作りたいということできましたが、予算もないということで市販されているものを改造するぐらいの方がいいですよとアドバイスをしました。
その後、商工会議所主催の自社PRをしているときに偶然Nさんと会いました。するとそのNさんは充填機のラインの依頼を受けた会社の社員さんだったのです。
紹介された後、近いということもあり、小回りよくメンテナンスや相談など受けたりしていました。それで充填機のラインの話を頂いたということです。
本当にどこから縁が始まっているのかわかりませんね。みなさんは不思議な縁を感じる出会いってありましたか?杉井さんとの出会いも沼津経営塾のみなさんとの出会いも不思議な縁を感じる今日この頃です。
「本当の強み」
2011年5月3日(火)
おはようございます。細谷です。4日目よろしくお願いします。
昨日自社の強みについて少し書きましたが、よく勘違いしやすいのは強みが技術力といっても、技術力があるから注文が来るかというとそうではありません。日曜日に電話したらいて加工してくれるからとか、親切にしてくれるからとか、近いからとかちょっとした条件が受注のポイントなるような気がします。
ステンレス加工、バニシング加工、試作多品種少量など自社の強みだと思っているキーワードから検索して問い合わせをしてくるところは多いですが、次の段階として考え方、価値観、その会社とだったらお互いによくなりそうな条件があるかどうか、そして最後に自社の強みを最大限に提供できるお客様かどうか考えています。
メンテナンス部品や図面のない部品などここ数年あまり儲けはありませんが、新規お客様を増やすためにもやってきました。その中で今日打ち合わせをしたお客様で充填機のラインを見積もって欲しいという依頼がきました。工場長や知り合いの設計者に色々と聞き、多分1台のラインで年間の売上額ぐらいになってしまう感じです。まだ本決まりではありませんが、大まかな見積金額の予想だといけそうな感じです。
部品は作っていますがラインごとというのは経験がありません。そこの会社が弊社をかってくれている理由がどこにあるのかわかりませんが、紹介されたルートが面白いつながりでした。(その辺は明日のブログに書きます)
自分が一番感じた自社の本当の強みは人財だと思います。社員さん一人一人が強みを持っていて、特にうまくかみ合ったときはものすごい力を発揮します。究極の受注の理由は「あなたからだったら買うよ」と言われることでしょうか?
自分も鍛えなければなりませんが、人財の採用と育成は経営者の永遠のテーマのような気がしました。
「景気回復?」
2011年5月2日(月)
おはようございます。細谷です。3日目よろしくお願いします。
越膳さん、今度焼き鳥屋に行ってみます。ちなみに北海道の焼き鳥は豚肉です。
海野さん、財布は自分よりお金持ちの人にプレゼントされると金運が上がるそうですよ。
昨年10月から徐々に受注が増え始め、半期が終わり黒字での折り返しができました。まだまだ気は抜けませんが、5月の受注も確保でき、新しい機械の受注案件も来ています。協力会社や仕入れ先などたくさんの関係者に協力してもらいながら、得意先の要望に応えられるようにしたいと思っています。
社員さんも半年間かなり無理をさせてしまいましたが、このGWは久しぶりに連休でよい休みになればと思っています。
最近新規の問い合わせが非常に多いです。震災の影響で商社関係でしょうか、同じ図面が出回っています。量産のため弊社では対応不可ですが、ちょっと複雑な気持ちになりました。もちろん受注の問い合わせはうれしいですが、今までやっていた工場の代わりなのでしょうか?
原発近くの工場などは本当に大変だと思いますが、こういう時に商社さんは代わりの工場があればそれでいいと思ってしまうのでしょうか?一緒になってがんばっていこうというメッセージは出しているのかもしれませんが、なんとなく東北からくる仕事は避けたいという気持ちになります。
震災の影響で景気回復するところも実際にあると思いました。ニュースでは都内にあるテーマパークは昨年より入場者数がアップしていて、日光など都内からちょっと遠いところは激減しているようです。
感情はコントロールできませんが、人の不安がどこにあるのか、それをどういう風に解決するのか経営に通じるものがあると思いました。売り上げを上げていくには安心感というキーワードは欠かせないと思います。誰に対して安心を与えるのかターゲットを明確にして戦略もたてなければと感じました。
弊社のメリットは立地条件もありますが、特急品対応力、汎用技術力、技術創造力など得意先に対して、ここに頼めば大丈夫という安心感のような気がします。ここを強化しながらもう一つ柱を作りたいと考えています。
みなさんの会社の強み(お客様に安心感を与える力)は何がありますか?
次のページ