九州新幹線全面開通に伴って
博多駅ビルも大々的に新装しました
「博多シティアミュプラザ」大きくは東急が入り 東急ハンズも広いスペースでオープン
九州の顔 博多駅らしく
毎日すごい賑わい
日本の不景気は仮面では?とも思える賑々しさです
あまり人ゴミが好きではないので 当分は人だらけだろうと敬遠していたのですが
9階10階のグルメ街には美味しそうなお店がいっぱいあると聞き
レストラン街だけちょっと覗いてみました
老舗の名店がずらりと並びワクワクします
夕食の混む時間帯より少し早めに出かけたのだけど
すでに満席のお店も多く
ここ「加賀屋」も40分待ちでやっとお店に入れました;
まずは先付け
蓮芋素麺寄せ
才巻 叩きおくら 順才 振り柚子 美味出汁
丸茄子茗荷煮
金時草 三度豆 新百合根
和食の前菜は勉強になります
ひとつひとつ手をかけたお料理を一口ずつ盛り合わせた贅沢なひと皿
先付けでそのお店の料理への姿勢が分かると言っても過言ではありません
加賀屋さん 珍しい加賀野菜を薄出汁でさっぱりと頂く
上品と言う言葉がぴったり
出汁の加減は好みも色々ありますが
濃厚出汁で薄味なのが関西風
薄出汁 超薄味の京風
加賀屋さんは京風を更に上品に仕上げた加賀風
さっぱりと取られた出汁な上に ここまで薄味で仕上げると殆どの料理はボケて
印象の無いものとなりがち
しっかりと素材を生かしたお料理はひと箸ひと箸大切に頂けました
煮物椀
太刀魚 松茸 冬瓜
餅玉旬泰 蔓紫 口 青柚子
ぎりぎりまで味をつけない 出汁の風味と素材を生かした椀
強烈に美味しかった
お造り
あら めじ鮪 縞鯵 やり烏賊 赤雲丹 あしらい一式
焼八寸
のどぐろ汐焼き
ちぢみ蛸とおろしトマト バジルモッツァレラ
酢橘釜
梶木うるか和え
交戦寿司
九十レモン煮
落花生黄身焼き
夏鴨パイン煮
能登干口子
このお膳はたまらない盛り合わせ
のどぐろの汐焼きで興奮したのですが
最後に開けた 左側の和紙の包みが!
能登の干口子
これは日本三大珍味の中でも王冠ではないでしょうか
素晴らしい1枚でした
海の香りを凝縮し なまこの卵巣独特の旨みと苦味も味わえる
何より塩気に頼らない製法に感動的な珍味です
これ1枚で日本酒何合飲めるかな~~~
強肴
能登牛の卸しソース
添え野菜いろいろ
写真を撮る前にオットに1枚盗まれました;
霜降りでありながらサッパリと口溶けの良いお肉でした
温物
うなぎと夏牛蒡 とろろ蒸し
山葵 べっ甲餡
牛蒡の風味を前面に出した蒸し物 触感も出汁加減もジャスト!
酢物
伸縮はも
針野菜 あすぱら トマト
梅肉ソース
鱧が美味しいのは勿論なのですが
添えられた針野菜のあしらいも相当美味しい
お食事
とうもろこしのご飯
留椀
金沢の田舎味噌仕立て
香の物
加賀の漬物
デザート
季節の盛り合わせ
以前も書きましたが
福岡で食べる懐石 コース料理はどこに行っても すごい量なのです
お酒を楽しみたい私達としては いつもコース半ばですでに悶絶
「量を少なめにお願いします」と最初にお願いしなくては
悶絶な上に残さざるおえない悔しさ
こちら加賀屋さんの会席の量はお腹一杯なのだけど
最後のご飯までしっかり頂ける量
美味しいからと言って量食べられるものではありません
適量も「美味しい」の評価のうちだと思うのです。
博多シティグルメ探検1件目は 能登の名店加賀屋さんでした
さて 次はどこのお店を攻めようか!
*店内 お料理の撮影とブログへのUPは許可を頂いております
お料理は温かく また冷たく美味しいうちに頂きました。
二つの「お料理ブログ選手権」に参加してます!
クリックで投票されます
↓please click ranking banner↓
ランキングへの応援クリックは
皆さんからの評価と受け止めて 大切に考えています
いつもありがとうございます<(_ _)>
続きを読む
- 2011/08/15(月) 09:12:00|
- ●外ごはん●
-
| トラックバック:0
-
| コメント:14