福岡#12 ぶらり新原・奴山古墳群
こんにちは。今日も福岡旅の続きです。今回の福岡の旅の一番の目的は「古墳」です。今回見た古墳は25基ほどですがその多くは、今日の写真の新原・奴山古墳群です。
ここの古墳群は最近世界遺産になった「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の構成資産の一つとなっているため「世界遺産」なのです。が、訪れた時に出会った人は2名だけ。1名は明らかに同じ雰囲気を醸し出している古墳マニアの方。もう1名は、近所の方で犬の散歩をしている方。こんなに人のいない世界遺産も珍しいんじゃない?と思ってしまいます。
人のいないところでじっくりと史跡を楽しめるのは、本当に幸せですね。
ここの古墳群は、5世紀から6世紀ごろに築かれたものらしくもともとは合計59基もの墳墓群があったようです。現在は一部は宅地や農地、道路整備によってなくなっていますが、今でも前方後円墳5基、円墳35基、方墳1基と合計41もの墳墓群が現存しています。41ですよ、すごい数。見ごたえありです。
絶賛整備中。。。墳墓が築かれているのは台地の上にあたり、昔は入海となっていた場所を見渡せていたようです。古代の宗像氏の墳墓群とされていて、沖ノ島の信仰とまとめて世界遺産となっているそうな。