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なんでもない日々となんでもないこと。

滋賀#12 立木神社は神鹿の像がいっぱい

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おはようございます。昨日はへとへとでした。ようやく週末ですが、台風14号が来ているのですが、大阪市内は雨は大したことがないですね。午後には回復していくような感じでしょうかね。

さて、一昨日upした、立木神社ですけど、武甕槌命タケミカヅチが常陸国から大和国への旅の途中にこの地に寄ったと書きました。この話って、春日大社の創建のお話なのですが、その前に武甕槌命についてちょっとインプット。

葦原中国平定(日本書紀)で下界に降される二柱が武甕槌命と経津主神フツヌシノカミです。時代が下って畿内の政権が関東・東北エリアを平らげていくにあたって、この二柱の神様は軍神として祀られていきます。景行天皇の時代に皇子である倭建命ヤマトタケルの東国征伐が行われます。この時に祭祀を司る中臣氏が共に鹿島を含む常総地方に定着し鹿島神=武甕槌命タケミカヅチが、まず東国に定着。これが鹿島神宮となります。そして、時代が下って平城京へ遷都が行われた際、御蓋山(みかさやま)に、現在の鹿島神宮から武甕槌命をお迎えした、というのが春日大社の始まりです。まぁ中臣氏(のち藤原氏)が勧進したんですからわかりやすいですね。そう、その勧進によって神様が鹿島の地から大和・春日の地にやってくる、この「旅の途中」に草津の地を通ったんですよ。そこが立木神社です。

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その時に、神様の乗り物が鹿!そう神鹿です。鹿島は名前に鹿が入っているし、春日大社だって鹿だらけ。そして立木神社にも神鹿の像がたくさんあるんですね。これが鹿だらけの理由です。

今日も一日どんな日になるかな。皆様よい週末を!

Category : 近畿
Posted by TORU on  | 0 comments  0 trackback

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