帰ってきた「TEAMたけ」の日記

野鳥撮影。
これまで「鳥撮影」とか「鳥撮」とか書いてきたんだが、どうもしっくりこない。
「撮影」という言葉がどうも大袈裟でイヤなのだ。
「撮影」などという高尚なことをしている気はない。
「野鳥撮影」・・・ハズカシクナル・・・。
何かよい言葉はないかと、ちょいちょい考えていたのだが、
今時の言葉にいいのがあった。

「鳥活」！
これでいこう！
鳥活って言うとなんだかチキンカツみたいで美味しそうだが、
「活動」と言う言葉って、文字通りその活動自体に焦点が当たっているのであって、
撮影を失敗しても、一度もシャッターが押せなくても、結果ではなく過程に重点を置いているイメージだ。
そして、鳥の落書きをしても、鳥のことを調べても、
鳥に関すること全てが「活動」に含まれる・・・ような気がする・・・。

そこで、「鳥」というブログのカテゴリー名も「鳥活！」に変え、ブログでもこの言葉を使うことにした。
「撮影」という言葉がずっと胸につかえていたが、なんかスッキリ・・・だ。


この2〜3日の間に見つけた鳥ちゃん。

【サンショウクイ】



前回「リュウキュウサンショウクイ」を上げたが、こっちは「サンショウクイ」だろう。
決め手は額の白い毛。おでこが広く見える。






【カワラヒワ】

高いかのてっぺんにとまったカワラヒワ。
羽の先が黄色く、全体的に緑っぽい体色である。
確かカナリアの親戚みたいな鳥である。
鈴が鳴るような綺麗な声でなく。



【ヒヨドリ】
横



公園で一番目につく鳥。
ここは畑が近いこともあってかヒヨドリが多い。
公園に接する林からはけっこういろんな鳴き声がするのだが、なかなか姿を現さない。
だが、何羽ものヒヨドリがしょっちゅう公園の中を行ったり来たりする。
他の鳥と間違えて撮ったり、練習として撮ったりしたのだが、
こうして見るとヒヨドリもなかなか可愛い。



林の中の鳥たちは滅多に姿を現さない。
それか、高い木の上から木の上へと飛び移って、木の葉の中に身を潜めてしまう。
シャッターチャンスって、3〜4時間で1〜2回ぐらいの時もある。

鳥を待つ長い時間、暇つぶしにチョウとトンボを撮るようになった。
昆虫活動、略して「昆活」！


【アオスジアゲハ】

緑がかった青い模様が綺麗。

【ヒメウラナミジャノメ】

いまだに昆虫の名前は全然覚えられない・・・




さて、島田川でミサゴちゃんを追いかけ回してた私が、この公園に通うようになって1週間余り。
その間ずっと気になっていた鳥がいる。
鳴き声はひときわ大きく聴こえるのだが、姿は全然見えない。
せめて何という鳥か知りたかったので、鳴き声をスマホで録音して調べてみた。
微かに聞き覚えのある鳴き声だと思っていたら、その鳴き声は「キビタキ」だった。
公園を管理している人も「キビタキがいる」と言っていたので間違いないだろう。

雑音の多い音源だが、こんな鳴き声である。↓
（2回繰り返している。🔴が現れているところがキビタキの声だ。ウグイスの声も混ざっている。）


朝早くなら現れるかなと思ったんだが、それもダメだった。
暗い木々のどこかから聴こえるだけでどこにいるのかさっぱりわからなかった。


ところが！
今日ついに姿を見せてくれた！

公園に着いたのは正午過ぎ。
昼間は鳥もあんまり活動しないかなと、持久戦の覚悟で林に向かったのだが・・・。
嬉しいことに、キビタキ君は今日も元気に鳴き声をあげていた。
そして、昼間の太陽は林の中を明るくしてくれていた。



鳴き声が近づいて来るとカメラを構えて姿を探す。
声の大きさでかなり近づいたのが分かったが、たぶん太い木の裏側だろう。
・・・と、回り込もうとじわじわ移動していると、
突然前方斜め上の枝に鮮やかなオレンジ色が飛んできた。
ほんの一瞬だが、その鮮やかな色に見惚れてシャッターを押すのを忘れていた。

数秒するとキビタキは姿を消したが、すぐまた右手の枝にとまった。

【キビタキ】






キビタキ

9年前に2度見たことがある。
それまでも鳥の写真はちょいちょい撮ってはいたが、
この鳥を見て野鳥の美しさにハマった。
そして、こっそり200mmの望遠ズームを買ったのだ。


この公園、野鳥撮影にはほんといいところである。
場所はもちろん誰にも教えない。
まだ聞きなれない鳴き声が2〜3種類聴こえる。
いやー。
色々いそうだなー。


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