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2025-01

思い出が蘇る - 2024.11.13 Wed

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昨日実家の物置を片付けた時、赤い表紙のアルバムを見つけた。
30歳の頃、小型バイクで一人旅をした時のアルバムだった。
処分しようとゴミ袋に入れたのだが、なんか勿体無くて、
中から2枚だけ写真を抜き取った。



🏍️・・・🛵・・・🏍️・・・🛵・・・🏍️・・・🛵・・・🏍️・・・🛵・・・



恋に破れて自暴自棄になって、
大して強くもないのに毎晩ウイスキーをガブ飲みしてた頃だ。
ある日、ふとバイクで何処かに旅してみたくなった。
一人旅。
気持ちが吹っ切れるかな、と思った。





朝早く海沿いの国道を東に向かう。
途中で出勤する彼女の車とすれ違った。
彼女は私のバイクとは気づかずに前を向いていた。

涙でゴーグルが曇って仕方なかった。



柳井港からフェリーに乗って松山へ。
あとはひたすら南下する。
真夜中のパーキングでヤンキーのにいちゃんに絡まれ、
なぜか別れ際に「頑張れよ!」と励まされて、
徹夜で足摺岬を目指した。




夜明け前、足摺岬に到着。

朝日を拝んで、そこから佐多岬へ。
フェリーで九州国東半島に渡り、
関門トンネルを渡って帰って来た。


🏍️・・・🛵・・・🏍️・・・🛵・・・🏍️・・・🛵・・・🏍️・・・🛵・・・



若かったなあ、あの頃。
馬鹿だったなあ、あの頃。





忘れかけていた、独身時代の冒険。

写真を見てたら思い出が蘇った。





科学特捜隊の最新鋭機器 - 2024.07.21 Sun

ウルトラマンを観ていたのは、保育園の年中〜小1ぐらいだったと思う。
そのころテレビのチャンネル権は父親にあったので、7時台の放送はあまり見れなかったと思う。
ひょっとしたら再放送を見てたのかもしれない。

子供心に漠然といろんな疑問や矛盾を感じながら、それでも夢中になって見ていた。
・ウルトラマンはなぜ寄り目なのか。
(これが最大の疑問だった)
・怪獣があれだけ街を破壊するのに、次の回ではなぜ元通りになっているのか。
(毎回別の都市に出現しているという説を姉に聞いて納得した)
・カラータイマーが鳴り出すと強くなる。
(スペシウム光線を出せばすぐに勝てるのに)
・ピコンピコンが鳴ってから怪獣を倒してるのにその後えらく悠長。ウルトラマン!早く帰らんと!時間ないぞ!
(ヘンなところで焦る私)

あと、空を飛ぶビートル号(科学特捜隊のジェット機)の上に見える白い線は、
見なかったことにしていたような気がする。


さらに、
「科学特捜隊はなんであんなに弱いんだ」っていう大きな疑問もあった。
怪獣にミサイルとか光線とか浴びせるんだけど、いつも全然効いてないじゃん。
攻撃が効かないどころか、ウルトラマンにピンチを助けてもらったりして、ホントは足手まといなんじゃ?
ハヤタ隊員は、怪獣が出たらさっさと人のいないところに行って、変身して、
現場に行って、スペシウム光線でやっつければソッコー解決。被害も少なくて済むじゃん。
幼いからはっきりとした言葉では言い表せなかったのだが、漠然とそんなことを考えていた。


現実として、ウルトラマンになれないのは知っていたので、科学特捜隊員になったつもりで近所の子と遊んでいた。
(保育園の友達で「大きくなったらウルトラマンになりたい」と言ってたヤツを、その頃の私は心の中で思いっきり馬鹿にしていた。ごめん、ナカモト君:仮名)





科学特捜隊で一番違和感を感じていたのがこれ↓
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隊長が機械から出てきた長い紙のテープを手に取り、まるで昔の人が巻いてある手紙を読むように、スルスルと手で送って読む。

「・・・・・・(読んでいる)・・・・・・なんだって!!おい!ハヤタ隊員!これを見てみろ!」

ハヤタが隊長と一緒にテープを読む。

「・・・・・・(読んでいる)・・・・・・こ、これは!!」


・・・こんなシーンが私にはさっぱり理解できなかった。

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これをどう読めば、怪獣の大きさや重さや、なんか成分みたいなのが分かるんだろうか。
穴だぞ、穴。平仮名でも片仮名でもなく。
長いテープを読むシーンがあると、食い入るように「穴」を見ていた記憶がある。
ひょっとしたらオレにも読めるんじゃないかと・・・


今思えば、これはコンピュータである。
もちろんその当時、コンピュータなんて言葉は知りもしないし、何をするものかも知らなかっただろうけど。
チャットGPTに昔のコンピュータの出力方法について色々聞いてみた。
これはパンチカードというものらしい。1940〜70年代に使われていたようだ。



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そーかー。やっぱり穴の位置を読み取っていたんだ、隊長は。
なんかすごいなー。あんなすらすら読めるなんて・・・
科学特捜隊の隊員はかなり頭のいい人たちだったに違いない。
ビートル号を操縦し、コンピュータを使いこなすんだから。
アラシ隊員も、見かけによらず?頭よかったんだろーなー。



もう一つ不思議だったのが、小型のトランシーバーみたいなヤツである。
隊員の肩に付いたトランシーバーの先っぽのアンテナを伸ばして通信ができる。
すごく小型で5〜6cmほどしかないのに超高性能。
よほど高出力なトランシーバーだったに違いない。
当時我が家(借家)にあったのは、耳に受信機のスピーカーを当ててラッパ型のマイクに向かって話す電話機。もうダイヤル式のも普及してたのだと思うが、なぜかこれだった。トランシーバーってものもあまりよく知らなかったので、線もないのに話ができる電話機が、まるで魔法の道具のように見えた。


これ、欲しかった。
で、お祭りの露店かなんかで買ったような気がする。
もちろんプラスチックでできたおもちゃで通信なんて出来ないが、
ちゃんとアンテナが伸びるようになっていた。
科学特捜隊本部やハヤタ隊員に、
「ダメです。秘密兵器の光線銃でも倒せません!」などと、妄想力全開で1人遊びをしていた記憶がある。


これって、現代ならいくらでも作れるんじゃないかな?
通話機能オンリーで、隊員とだけ通話ができればいいんだから。
アップルとか、作ってくれんかな?
あったら買うぞ、たぶん。
カッコいいもん。


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父一周忌 初めて買った車の写真 - 2023.04.16 Sun

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今日は、父の1周忌法要だった。

この1週間、何度か実家に行き準備をして、ようやくこの日を迎えられた。
通夜〜葬儀〜四十九日〜初盆〜一周忌と、
私ら夫婦にとって全てが初めての経験で、
戸惑うことばかりであったが、
何とか一通りのことを終えられた。
公私に渡ってお世話になったお寺さんには心から感謝である。
健康に自信が持てず、「迷惑をかけるから」と法要に参列することを断った母に代わって、
妻が本当によく頑張ってくれた。

母が父の写真と数珠が欲しいと、老人ホームから叔父を通じて話を聞いたので、
父の遺影を2L版に印刷して、数珠と一緒に叔父にことづけた。

それとは別に、実家で見つけた古いアルバムから写真を選び、
小さなアルバムに入れて母に贈ろうと思っている。
まだ写真を選ぶ暇がなくて完成していないが、
1枚目の写真は、これにしようと思っている。


父が若い頃の写真だ。
その頃、まだ周囲にマイカーを持っている家などほとんどない時代だったと思う。
安月給で無理して買ったであろう、スズキの「スズライトバン」だ。
父が初めて買った車だ。
新し物好きな父で、
その後車を何度も買い替えて、その度母と喧嘩していた。





この車を買ったのは、たぶん私が1、2歳の頃。
その頃の私がこれ。体つきからすると3歳ぐらいかなあ。
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見るからに雪ん子っていう写真だが、豪雪地帯に住んでいたので。
そう言えば、1歳の時、「38(サンパチ)豪雪」っていう記録的な大雪が降った。






4時ごろ自宅に戻った。

妻は、「礼服を今日クリーニングに出したら半額じゃから。」
と、疲れているのに無理して外出しようとしたが、
半額セールの最終日は明日だったので、
今日無理して出す必要がないと知り、ほっとしていた。

妻は、退職しても何かと忙しい日が続き、やっとゆっくりできる。

そう言えば、私自身も去年退職したかと思ったら父の容態が悪化して、
そこからてんてこ舞いだったなあ。


今日はゆっくり休もうよ、妻。




ふりかけ - 2020.12.19 Sat



もう半世紀以上前の話。
つまり、私の小学校入学前のことだ。
(・・・す、すげえな。自分の人生語るのに「世紀」なんて言葉使うような歳になったんだ俺。)

私は、両親が共稼ぎだったため、2年間、保育園に通っていた。
その頃の園の「お弁当タイム」のことを、
私はけっこう鮮明に記憶している。

園児;
「おとーさま、おかーさま、せーんせい、おーいしい、おベーんとー いたーだきます」

先生:
「おあーがりなさい」

園児:
「いたあだきます」

・・・毎日そんな儀式?で昼食は始まってた。


「お弁当」とは言っても、親に持たされる弁当箱にはご飯しか入っていない。
保育園から出されるおかず(ときたま汁みたいなものなど)とお茶で食べるのだ。

で、儀式は続く。

おかずを食べ終わると、
「ふりー かけー かけーてー くだーさい」
っていう言葉が、あっちから、こっちから。

すると、
先生が、「旅行の友」を残ったご飯に振りかけてくれる。
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これこれ、「タナカの旅行の友」だ。
パッケージのデザイン化された女の子の絵、今もあの頃のままだ。
先生としては、園児にご飯を残さずに食べさせたい。
先におかずを食べ終わって白いご飯だけ残っちゃ食べにくいだろうと、
ふりかけを用意してくれていたのだろう。
本音は、きっと、おかずとご飯を一緒に食べ終わって欲しいのだろうが、
私ら園児は、この「旅行の友」欲しさに、わざとおかずを先に食べ、わざとご飯を残していたのだ。

だから、
先生の方はいつもとっても不機嫌にふりかけを振ってくれる。
時には説教しながら振ってくれたりしてた。
もちろん、私ら園児はそんなのお構いなしで、
「ふりーかけーかけーてーくだーちゃい!」
そのくらい、「タナカの旅行の友」は魅力的なふりかけだったのだろう。



小学校時代に流行ったのは、これ。
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丸美屋のふりかけ「3色パック」。
嘉門達夫さんが歌っていた歌のように、
私の家でも、一番最初になくなるのは「のりたま」と「たらこ」だった。
「ごま塩」はいつも残ってた。
(でも、母親は、「ごま塩」を食べ切るまで新しいのを買ってはくれなかった。)



そして、それ以降、それほどふりかけは食べなくなったが、
妻と結婚してから、弁当を作ってくれる日には、弁当にこんなのが付くようになった。
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懐かしの「タナカ」のふりかけだ。

弁当の日は、朝、妻が、
「お父さんに選ぶ権利があるよ。」
と言って、この中から一つ、その日のふりかけを選ばせてくれる。
私は、今も変わらず「のりたまご」と「旅行の友」が好きなので、これはできるだけ後回しにして他のものから先に選んでいる。




私と「ふりかけ」。


こんな記事を書いたのは、先日、ブロ友のポンたんさんが、
「山口市は、ふりかけを全国一たくさん食べる」という情報を教えてくれたから。
私も、「山口県民は47都道府県の中で一番ふりかけを消費する」ということを、
雑誌か何かで知ってはいたのだが、
私も妻も日頃からそんなにふりかけを食べているとは思っていない。
たぶん、山口市の人々がものすごーくいっぱい食べるから、
県民のふりかけ消費量全体を押し上げているんだと思う。知らんけど。


そして、
私が今、全国、いや全世界の人々におすすめしたい「ふりかけ」はこれである。↓
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井上商店の「しそわかめ」。
(ポンたんさん、これですよ、これ。)


しその風味が最高にご飯に合う。
是非一度、ご賞味あれ。

確か、県外にも出荷していると思う。












知らんけど。







LPレコード - 2019.09.16 Mon




私が、7歳から大学に入るまで住んでいた、
今は空き家になっている「元自宅」に久し振りに物を取りに行った。

自分の部屋に入ると、机の上に、高校から大学時代に買ったLPレコードが置いてあった。


懐かしいなあ・・・。
ハマショーにAerosmithにドヴォルザーク・・・、あ、谷山浩子も。
・・・なんかジャンルばっらばら・・・。


それにしても、
レコードって、こんなにデカかったっけ?



涙は女の武器 - 2017.02.12 Sun

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私が小学生のころ、
授業が終わって帰り支度が済んだら、
毎日「反省会」と呼ばれるショートな学級会が開かれていた。
一日を振り返り、反省し、よりよく成長するための話し合いの場・・・と言えば聞こえはいいが、
早い話が「チクリあい」「ののしりあい」の会だった。

まずは、やんちゃな男子がやり玉に挙げられる。
「悪谷君(仮名)は、良沢さん(仮名)にバカって言いました。いけないと思います!」
「悪谷君は、ヘソ川(仮名)君の鉛筆を折りました。いけないと思います!」
哀れ、悪谷君は、何度も立たされ、反省の弁を述べさせられるのである。
決まり文句は「今度から気を付けます。」
それでも「正義の味方」の女子は、
「今度、今度って言いながら、いったいいつになったらやめるんですか!」
やり玉に挙げるのは、口の立つ女子。
悪谷くん、「今度から気を付けます。」と繰り返すしかない。
そして、恨みのこもった眼差しでその女子を睨みながら席に着く。
でも、仕返しはできない。
閻魔大王より怖い先生が前で話を聴いているからだ。

ときには複数の男子が立たされることもある。
もちろん私も幾度となく立たされた。
女子の定番の訴えは、
「男子が女子のボールを勝手に使います」だ。

裁判長は先生。
反論があればきちんと聞いてはくれるが、
実際、男子のしてることはたいていいけないことなので、ほぼ反論はできない。
場合によっては、先生に泣くまで怒られる。
だから、
悔しい男子は、負けじと女子のアラを探して訴える。
そうして、どんどん男女の対立は深まっていくのである。

それが「反省会」であった。
私も含め、男子の多くは戦々恐々としてこの反省会の時間を過ごしていた。
優等生の女子に文句を言われることよりも、
先生に叱られることが何より怖かった。

女子にしてみれば、男子のわがままや乱暴で下品な行為にやられっぱなしで、
それに一矢報いることができるチャンスだったのかもしれない。
なにせ、バックについているのは「閻魔大王」なのだから。


さて、
6年生にもなると、次第に男女の力関係も変わってくる。
思春期の入り口。
男子と女子は、これまでの「ライバル」みたいな関係から、
妙な意識を持ち始める時期になる。


そんなある日のこと。
教室で私が友達と雑談していると、
少し離れたところに集まっていた5、6人の女子が、
気になる男子の話をし始めた。
スポーツマンでかっこいい男子の話。
それは、私が一緒に雑談している友達のことだった。

羨ましい。
色気づいてきた私は、正直、そう思った。
でも、まあ、それだけなら我慢できたのだが、
なぜか、
その女子たちは、
突然「それに引きかえ『たけ』はねえ。」みたいな話をし始めたのである。
どうみても聞こえよがしに、私の容姿や運動音痴なところをあげつらって。

はじめは冗談めいた言葉だったが、
次第に言葉は鋭く辛らつになってきて、
だんだん私も腹が立ってきた。
「俺、別にお前らに何もしちょらんのに。」
そこまで言わんでも。

なんか、
自分のプライドが傷つくようで、
でも、その友達の前では平然としていたかった・・・。


んが、
突然、女子の一人、メグちゃん(仮名)が、
何か一言(なんって言ったかは覚えていない)笑いながら言ったことに、
周りの女子が爆笑し、
ついに私は、怒りが爆発した。

「うるさい!」


マジでぶん殴ってやろうと思って、
メグちゃんたちに近づいて行った。





・・・・だが、それはできなかった。


メグちゃんは、私への非礼を謝るどころか、すかさずこう言ったのである。

「あたし、泣こうと思えば泣けるんじゃけえ!」

???????????????


なんじゃ?それ????

周りの女子も、
「そうよ!メグちゃんは、泣こうと思えばいつだって泣けるんじゃけえね!ほら、謝りンさいよ!」
メグちゃん、見る間に目に涙を浮かべた。
う、うわ。ほんとに泣いちゃう!!!


ど、ど、ど、どーいうことだ。
失礼なことを言われて、からかわれて、傷ついて、泣きたいのは俺の方だぞ!



・・・だが、
それは言葉にできなかった。
だって、
その頃、誰かを泣かしたら、泣かした方が絶対的に悪者になったからだ。
よく分かんないルールだが、
目に涙が溜まっている状態ならセーフ。
でも、その涙が一滴でも頬にこぼれ落ちたらアウト!
「泣かした」「泣かしてない」の判断は、そこで決まっていた。

そして、反省会で「たけ君がメグちゃんに『うるさい!』って言って泣かしました。」と言えば、
先生に絶対叱られる。
その頃、男子が女子を泣かすことイコール「弱い者いじめ」だったのだ。

反論もできなかったであろう。
だって、反論するためには、
自分が「ダサい(こんな言葉は当時はなかったが)男子」であることを、
自分の口から言わなければならないからだ。
かっこいい友達に嫉妬していたこともばれてしまう。
思春期初心者の私には、そんなカッコ悪いこと絶対に言えはしなかった。




私は、怒りを押し殺して、メグちゃんに、
「ゴメンナサイ。」
と謝った。





メグちゃんは、自分の涙が武器になることを、
齢12歳で知っていたのである。



じゃんけんの掛け声 - 2015.03.17 Tue

じゃんけんって、地域によって掛け声が違うもんなんだろうか。
よく聞くのは、
「最初はグー。ジャンケンポン!」
じゃんけんを「じゃいけん」というところもあるようだ。


私が子供の頃言ってたのは、
「ジャンケンもってスッチャラホイ!」
これ、今の子は誰も使わない。

「あいこ」になるとこう言う。
「あいこでアメリカヨーロッパ!」

それから、あいこが続くたび、掛け声が変わる。

初めから続けて書くとこうなる。
「ジャンケンもってスッチャラホイ!」
「あいこでアメリカヨーロッパ!」
「パッパのおじさんヒゲ三本!」
「ボンボン時計が鳴りだした。」
「タンタンたぬきの腹づつみ!」
「みんみんみんなでジャンケンポン!」


おもしろいでしょ。
それでも決着がつかないと、
また、「ジャンケンもってスッチャラホイ!」から始まるのだ。


ふと思い出し、懐かしかったので。

早春賦 - 2015.02.22 Sun



♫春は名のみの 風の寒さや♫


この歌の通り、まだまだ寒い日が続く。
今、家の外ではしとしとと冷たい雨が降っている。
だが、梅の花は咲き始めて、
一時期ほどの厳しい寒さは峠を越えたようである。

春遠からじ。

皆さんは、何に春の到来を感じられるだろうか。
梅の花?
膨らんだ桜のつぼみ?
つくし?
ウグイスの鳴き声?
黄砂?
それとも花粉症の症状から?




小学校の3~4年生の頃のこと。

家のすぐそばに空き地があって、そこで毎日のように草野球をして遊んでいた。
近所の子供たちと。
「子供は風の子」なんていう大人の言葉に騙されて、
どんだけ寒い日も、とにかく子供は外で遊んでいた。

野球もかけっこも、あらゆる運動が苦手な私だったが、
それでもこの頃は外で走り回って、
日が暮れるまで遊んでいた。

夢中になって遊んでたら、トイレにも行きたくなる。
特に冬場はおしっこが近くなるから。
でも、わざわざ家に帰るのはめんどくさい。
んで、「立小便」である。
「ちょっとタイム! ションベンしてくらあ。」
と友達に告げて、空き地の隅でおしっこをする。
私は、自分がする場所を決めていて、
決まって家と空き地の境目辺りの電柱のそばに放尿していた。

そんなある日、
立小便をしながらふと地面に目をやると、小さな土筆が芽を出していた。
その土筆は、私がそこで立ちションをするたび成長していた。
「おお、俺のおしっこで、このつくしんぼが育っているのじゃ。」と、
妙に悦に入っていた。

さて、ある日。
母親が家にいたから日曜日だったのだろう。
夕方に家に帰ると、母がザルにいっぱいの土筆を入れて、私に見せた。
「まあ、隣の空き地に土筆がいっぱい生えちょったから、摘んできた。」という。
その日の夕食は土筆だった。
父も姉も母も、喜んで食べていた。
父は、
「ワシも山育ちじゃったから、昔ゃあフキじゃのゼンマイじゃの土筆じゃの、よう食べよった。」などと、
昔を懐かしみながらパクパク食べていた。

私一人、
食は進まなかった。
「電柱のそばでとった土筆じゃありませんように。」
そう願いつつ、少しだけ食べた。
だが、隣の空き地で一番土筆がたくさん生えていたのは、
間違いなく、私が立小便をしていた電柱の周りだったのである。

その時、おいしそうに土筆を食べる家族に、
立小便をしていたとは口が裂けても言えなかった。




(ある方のブログ記事とコメントを読んで蘇った思い出である。)

スーパーカー世代じゃ! - 2015.02.17 Tue

S0602308 (3)


えー。
興味のない人には、どうでもいいような記事なんだが。


こないだ梅を見に行った帰り、交差点でかっこいい車が・・・。
私の車も、そのカッコいい車も先頭で信号待ちしていたので、
ばっちり前から見ることができた。

「ラ、ラ、ランボルギーニッ!!!」




即座にカメラを構え、車の中からランボルギーニを激写!!
「信号よ(赤から青に)変わるな!」と祈りつつ。



私はいわゆる「スーパーカー世代」だ。
小学6年のころから中学にかけて、
「スーパーカーブーム」が起きた。
その頃ちょうど父が車を買いかえたこともあって、
スーパーカーに「ドはまり」したのだった。


とはいえ、山口の田舎に住んでいたから、
ブームのころ、スーパーカーを見ることなど一度もなく、
ブームは去っていったのだが。

(国産車も好きだ。
家族でこの前「交通警察24時」みたいな番組を見ていて、
ひき逃げした車のテールランプの形状からひき逃げ犯の車種を特定する、
っていうのがあって、
警察が不鮮明な防犯カメラの画像を解析して、
調べていたんだけど、
私、その画像を見て、
番組内でお巡りさんが調べるよりも速く、車種を当てちゃったんである。
この時は、家族が尊敬のまなざしで・・・・いや、
あきれ顔で私を見た。)





家に帰って、この日見つけた車を調べてみた。
たぶん「ランボルギーニ・ディアブロ」だ。

ポルシェは、けっこうちょくちょく見ることがある。
BMWなんて、近所のおっさんでさえ乗っている。
フェラーリを見ることは少ないが、
それでも高速でたまに見かける。


んが、
ランボルギーニを見たのは初めてだ。


信号が青になった時、
そのランボルギーニの後をつけていきたいような気持ちになった。
つけて行って、ランボルギーニのあの「ガルウイング」が開くのを見てみたかった。



でも、車の中で興奮していたのは私一人。
妻もこぐまも「あ、そ。」の一言で終わってしまった。


ああ、
ランボルギーニ…。

保育園で歌った歌 - 2014.12.23 Tue

♬きょうも たのしく すぎました
なかよし こよしで かえりましょう
せんせい さよなら またまたあした

おりがみ つみきも かたづけて
おかえり おしたく できました
みなさん さよなら またまたあした♬


YouTubeを見ていたら、懐かしい歌に出会った。
「またまたあした」。
この歌、私が保育園に通う頃も歌っていた。
もう四十数年前のことだ。
とても懐かしく聴いた。

今でも歌っているんだ。
というより、
この曲、ちゃんと作詞作曲されたもので、
いろんな園で歌われているものだということを初めて知った。



♬ならびましょう ならびましょう
きれいに ならびましょう
まっすぐに ならびましょう♬


この歌を歌いながら、「トントンまーえ」をしながら整列していた。
たしか、きちんと整列できるまで、延々と歌っていたような気がする。



こぐまが幼稚園の頃、
授業参観に行くと、
朝の・・・・
・・・・・ミーティング?
・・・・・ホームルーム?みたいなことをやっていたのを思い出した。

クラスのみんなが、
♬ おとうばんさん、おとうばんさん どこにいます?♬
と歌うと、
当番らしき2人の園児が、
♬ここです ここです ここに います♬
と歌でお返事をして、みんなの前に出てくる。
それから、型の決まったセリフで会を進行し、
最後に欠席した園児を園長先生に報告に行く。

お当番さん:
「いってまいります!」
みんな:
「いってらっしゃいませ!」

可愛いなあ。
それを、みんな、大きな声で一生懸命声をそろえてやっているのである。


「TEAMたけレコード大賞2014」には、残念ながらノミネートされなかったが、
年末、我が家では、この「おとうばんさんの歌」がかなり流行ったのである。


おとうばんさん おとうばんさん

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02 (2)

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ようこそ

訪問いただき、誠にありがとうございます。 辛い時、苦しい時、寂しい時、 しょーもない笑いであなたの心を癒したい。 そんなブログにしたいなあ。 ・・・・・・・む、無理かなあ・・・・。 コメント、拍手、拍手コメント、心から感謝しております。 お気軽にどうぞ。

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たけ

Author:たけ
TEAMたけ隊長:たけ
 落書き・野鳥観察・カメラ散歩・歌・ギター・・。多趣味なれど、ヘタの横好き。


<隊員紹介>




 TEAMたけの要。影の隊長。しっかり者。ときどきおっちょこちょい。



こぐま(娘)
 TEAMたけのムードメーカー。只今一人暮らし中。


たった3人のチーム(家族)。だから、助け合って、支え合って生きていく。Family じゃない。TEAMだ!

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