帰ってきた「TEAMたけ」の日記

今日は晴れたので最近よく行く公園に行った。
正午近くであまり鳥は活発に活動していない。
鳴き声も朝の公園に比べると少なく、鳥の姿もあまり見えない。
その上今日は日曜日で、
ちょいちょい公園に家族連れや週末ライダー（なんて言葉があるのかどうか知らんが）たちがやってきて、
公園で遊んだり喋ったりするから、鳥たちも身を潜めているようだ。
まあ、公園はみんなのものだから仕方がないけども。

あまり人がやってこない、上の広場でずっと鳥が現れるのを待った。
ヤマガラが2〜3羽桜の木にとまった。
茂みや林から何種類か鳥の鳴き声がするが姿は見えない。
ハトぐらいの黒っぽい鳥が目の端をかすめるが何の鳥かは判断できなかった。


あーあ、今日はダメだワ。
諦め半分で広場に上がる歩道から視界が開けた方を眺めていた。
ひょつとしてひょっとしたらオオタカが飛んでいるかもしれないから。
でも、飛んでいるのはトビとツバメだけだった。



すると、１羽の小鳥が下にある建物の方から飛んできて、枝にとまった。
写真を撮ってモニターで確認するが、黒っぽく写ってシルエットしか分からない。
直感で「サンショウクイ」じゃないかと思った。
同定するためにスマホでカメラのモニターの写真を撮り、明るく修正してから、
鳥の判別をするアプリで調べてみた。

1枚目・・・リュウキュウサンショウクイ
こんな珍しげな名前の鳥じゃないだろな
違う写真で、
2枚目・・・サンショウクイ
お、これかな？
サンショウクイは数年前に一度見たっきりの鳥。
これだと嬉しいな。
3枚目・・・ヒヨドリ
・・・・・・なんだ、ヒヨドリ？
正面を向いている画像で、
4枚目・・・セキセイインコ
・・・・・・いや、流石にそれはなかろう・・・。

その場では判別出来なかったので、自宅に帰ってパソコンでキチンと補正してから判断することにした。
妻にはLINEで「サンショウクイかな？よくすればリュウキュウサンショウクイ。悪くするとヒヨドリ。だ。」と、
画像付きで送った。

自宅に戻り、Lightroomで逆光を手直しして再度判定。
結果は「サンショウクイ」だったが、ネットでサンショウクイとリュウキュウサンショウクイの違いを調べた。

すると、リュウキュウサンショウクイは、
①目の上下に白いアイラインがある
②腹がグレー
③額の白い部分がサンショウクイより狭い
と書いてあった。
これ、3つとも当てはまっている。微かだが目の周りにアイラインも見えた。
画像を見比べてもサンショウクイではなくリュウキュウサンショウクイに近い。

で、
この鳥、「リュウキュウサンショウクイ」に決定！

もとは「亜種サンショウクイ」と呼ばれていただけあって、判別も難しいのだろう。
サンショウクイでも嬉しかったが、それ以上に嬉しかった。



それにしても、3回この公園に来て、ライファー（初めて見る鳥のこと。バーダー界隈だけで通じる言葉だそうだ。恥ずかしいので滅多に使わない。）が4種。毎回一つはライファーに出会う。
この公園がある林も周囲にも落葉樹の雑木林が多い。
川が流れ、田畑が広がるのどかな田舎町で平日は人もあまりいない。
こんな環境が鳥たちにとってはとても住みやすいものなのだろう。


まだまだ見たことのない鳥ちゃんと出会えるかもしれない。


出来れば「オオタカ」と再会したいんだが。


出来れば枝とか電柱にとまったオオタカに。








〈追記〉
あ、そうそう。これで初めて見る鳥ちゃんは107種目だ。
（28日深夜）

。

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