帰ってきた「TEAMたけ」の日記

（4月24日）

また天気の悪い日が3〜4日続き、今日も朝からどんより曇り空。
でも、もう天気が良くなるのを待ってはいられない！
午後から天気が良くなると信じて出かけた。


あまり人の来ない公園へ。
ベンチに座っていると、メジロやシジュウカラの鳴き声に混じって不思議な鳴き声がする。
「ポーーーーオ⤴︎ーーーオ⤵︎ーーー・・・」

どう書き表したら良いか笑笑
小学生がリコーダーを初めて手にした時のような、
タンギングせずにロングトーンを吹いているような間延びした音が、
公園の裏手の山から聞こえてくる。
10分に1回ぐらいで。
初めは鳥の鳴き声とは思わなかった。
本当に人が山の中で笛を吹いているのかと😅


しばらくするとハトが一羽山から飛び出して公園の高い木の上の方にとまった。
キジバトかなあと思いながらシャッターを切ったあと、
枝が邪魔していたので少し周りこんで撮ろうと思ったら逃げて行った。

モニターを見てビックリ！
アオバトだ！！（104種目）




一度見てみたいと思っていた。
希少種とまではいかないが、ドバトやキジバトに比べればずいぶん珍しいハトではある。
そして、ネットで鳴き声を聴いてみると、やっぱりあの声だった。



その後、アオバトは時折鳴き声が聞こえるも姿は見せず。
諦めて少し高いところにある広場へ。

広場に着くやいなや、一羽の猛禽が目の前の空を旋回した。
トビかなと思ったが、飛び方が違うような気がしてすぐにカメラを構えた。





カメラの設定も「とまってる鳥ちゃんモード」のまま、とにかくシャッターを押した。
シャッタースピードも遅めだったのでブレブレだが、
明らかに姿形も飛び方もトビと違っていた。

「チュウヒだといいな」と思いつつ、スマホのアプリで調べてみると・・・

「オオタカ」と出る。
「さすがにウソやろ」
にわかには信じられず別の写真で試してみたが、やっぱり「オオタカ」。

グーグルで調べてみても「オオタカ」だった！

なんと！
こりゃ大物である。
私の「初めて見た鳥」105種類目は、
ザ・キング・オブ・ホークだ！知らんけど。
（いまだに信じられない）
ちなみに調べてみると、「オオタカ」は「大きいタカ」と言う意味ではないらしい。
「蒼（あお）いタカ」と言う意味。
「蒼鷹（あおたか）」って言ってたんだって。
そういやカラスより少し大きいぐらいの大きさだった。
青いかどうかは写真じゃよく分からないが、ネットの画像では羽が青みがかっている。




（4月25日）

一夜明けて。

今日は朝早く同じ場所に出かけた。
時折キジの大きな鳴き声が聞こえた。

今日は木の上や枯れ葉の地面を見ながら慎重に歩いて行った。
朝だけあって林の中のあちこちから鳥の鳴き声が聞こえる。
聞いたことのない鳴き声もチラホラ・・・。

ヒヨドリ大の鳥が枝にとまった。


おお！マミちゃん！
先日初めて見た「マミチャジナイ」である。
幸先いいねえ。


落ち葉に覆われた暗がりの地面でチョコチョコ動く鳥ちゃん発見！


ウグイスかな？
こっちにお尻を向けて判別不能。



・・・と思ったら、
その鳥がふいに高い木の枝にとまってくれた。



ビンズイ
ちょっと面白い変わった名前だ。
なかなか可愛い鳥。
白い眉がちょっと凛々しい。
この鳥、尻尾は短いがセキレイの仲間だ。
そういえば顔がキセキレイに似てる。
シュッとした顔。

これが106種目。




その後、公園の管理者か市役所の人かが2人やってきて、
ズカズカと公園の広場を歩き回ったので、
こりゃもう潮時だと思って今日の鳥撮は終了。


はー。
春の公園はいいなあ。
鳥ちゃん祭りだ。




そろそろ帰ろうかと駐車場に向かっていると、またキジの鳴き声がした。
駐車場から川を隔てた薮から聞こえる。

気になったので歩いて行ってみた。
川沿いの道を50mほど歩き、橋を渡って民家と畑の間の道を歩く。
でも、姿が見えなかったので、諦めてきた道を戻っていると・・・。


いた！


キジ！


キジは川土手をゆっくり歩いたりとまったり、川に降りようとしたり、
いろいろパフォーマンスを見せてくれた。









これまで何度も見かけて、
なぜか一度も写真が撮れなかったキジ。
まともに写真が撮れたのは初めてだ。


やっぱ今日は鳥ちゃん祭りだったんだ！




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