妻の言葉〜「0円生活」 - 2024.06.29 Sat
妻が愛読している月刊雑誌がある。
もう2〜3年前から?読んでいる。
初めは書店に買いに行っていたが、売り切れて手に入らなかったことがあり、
今は定期購読している。
文庫本くらいの大きさだが、それに付箋を貼り、サイドラインを付け、熟読している。
雑誌は2冊あり、一冊は、財テク・節約・断捨離・整理整頓などのことが書いてあり、
もう一冊は、明るく生活を送るための心のケアなどについてのことが書いてある。
妻が最近「0円生活」にハマっている。
私はその雑誌をほとんど読んだことはないが、
たぶん元ネタはそこだろう。
いや、自給自足の生活っていうのではない。
何日かに一度、買い物に行かない日を作るっていう生活だ。
これがいいそうだ。
妻によると、
「冷蔵庫の中で使えるものはないかなって探すから、食品ロスが減るでしょ。非常食の入れ替えにもなるし、忘れてた缶詰とか乾物とか、日頃食べないものをいろいろ食べるから、いつもとは違った栄養を摂取することになるじゃん。いいことずくめ。」
なるほどねー。
「でもね、一番いいことは、
お 金 を 使 わ な い で 済 む っ て こ と よ !!」
すごいね。
本に書いてあること、本当にやっちゃうんだ。
「そうよ。私は『息を吸って吐くように』節約をする女なの!」
妻の言葉
,人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人
>「息を吸って吐くように節約をする女なの!」<
,Y^Y^Y^Y ^Y^ Y^Y^Y ^Y^ Y^Y^Y ^Y^
・・・・・・いや、でも、お母さんが退職してからはや一年半。
よく続くよねー、節約。
「お父さんも、よく協力しちょると思うよ。でも、私はもう筋肉が節約を覚えちょるから!」
妻の言葉
,人人人人人人人人人人人人人人
>筋肉が節約を覚えちょるから!<
,Y^Y^ Y^Y^Y ^Y^ Y^Y^Y ^
・
It's TSUMA MAJIC!! - 2024.06.28 Fri
雨が続く毎日である。
梅雨だから仕方がない。
昨日は母がいる施設に荷物を取りに行ったが、
車に荷物を乗せるのも、雨が降っているとちょっと面倒だ。
昨日は実家で仕事をする予定だったが、雨が降るので中止。
妻が、
「今日は気分転換しーましょ!」と言って、
久しぶりにラーメン🍜を食べて、その後温泉♨️に行った。
実は一昨日ちょっとしたゴタゴタがあって、気が立って夜ほとんど眠れなかったのである。
気持ちも少し塞いでいた。
ラーメンと温泉は良かった。
久しぶりのラーメンはいつもより10倍美味しく感じたし、
温泉は気持ちが和らぎ、
昨夜はぐっすりと眠れて、爽やかな気分で目覚めることができた。
私のことをいつもさりげなく気遣ってくれる妻に感謝である。
だが、今日も天気が悪い。
雨が降ると野鳥観察ってわけにもいかないから、さすがに退屈である。
そこで、ちょっとぶらぶら。
夏物の服でも買おうかなと思った。
あ、でも、小遣いがないや。
我が家で私の小遣いは1回1万円システム。
月ごとにいくらっていう月額システムではない。
だから、1万円以上は基本使えない。
欲しい時は妻と交渉する。(たいてい却下される笑)
だが、自分自身も浪費癖があることを自覚しているので、
そして、そんなに不自由していないので、このままで良いと思っている。
妻に、出来るだけ可愛い声でおねだり。
「おこづかいちょーだいっ🎵」
すると妻は・・・お?・・・
案外素直に、現金が入っている封筒を渡してくれた。
妻
「二人で頑張ったけん、今月はあんまりお金使わんで済んだよ。月◯万円生活費に充てちゃるけどねえ・・・」
(いやいや、俺は頑張ったつもりはないぞ。)
妻の言葉を聞きつつ封筒から諭吉君を一枚取り出す私。
妻、続ける。
「・・・今月は2万円余った。」
ええええ??
どうやったら2万円も節約できるの?
そりゃ、生活費月100万の予算で2万円余らせろって言うのなら私だって出来る。
でも、たった◯万円(恥ずかしくて書けない)で??
物価高の真っ最中なのに・・・???
たった◯万円の生活費で2万円「も」節約するなんて、
私には手品を見ているようにしか思えないのである。
小遣いにもらった1万円を財布に入れて、いくつかの衣料品店に行った。
「お、いいな。」っていうのはいくつかあった。
でも、割引の値札が貼ってあっても・・・・・・買えなかった。
なぜか買えなかったのだ。
結局諭吉君は財布に収まったまま、お別れせずに帰宅。
そして来月は、
「◯万円ー2万円」の予算が組まれるであろう。
そして、来月はそれでやり通すであろう。
そして、もし、余ったら・・・・・・・・・
これが「妻マジック」である。
・
梅雨だから仕方がない。
昨日は母がいる施設に荷物を取りに行ったが、
車に荷物を乗せるのも、雨が降っているとちょっと面倒だ。
昨日は実家で仕事をする予定だったが、雨が降るので中止。
妻が、
「今日は気分転換しーましょ!」と言って、
久しぶりにラーメン🍜を食べて、その後温泉♨️に行った。
実は一昨日ちょっとしたゴタゴタがあって、気が立って夜ほとんど眠れなかったのである。
気持ちも少し塞いでいた。
ラーメンと温泉は良かった。
久しぶりのラーメンはいつもより10倍美味しく感じたし、
温泉は気持ちが和らぎ、
昨夜はぐっすりと眠れて、爽やかな気分で目覚めることができた。
私のことをいつもさりげなく気遣ってくれる妻に感謝である。
だが、今日も天気が悪い。
雨が降ると野鳥観察ってわけにもいかないから、さすがに退屈である。
そこで、ちょっとぶらぶら。
夏物の服でも買おうかなと思った。
あ、でも、小遣いがないや。
我が家で私の小遣いは1回1万円システム。
月ごとにいくらっていう月額システムではない。
だから、1万円以上は基本使えない。
欲しい時は妻と交渉する。(たいてい却下される笑)
だが、自分自身も浪費癖があることを自覚しているので、
そして、そんなに不自由していないので、このままで良いと思っている。
妻に、出来るだけ可愛い声でおねだり。
「おこづかいちょーだいっ🎵」
すると妻は・・・お?・・・
案外素直に、現金が入っている封筒を渡してくれた。
妻
「二人で頑張ったけん、今月はあんまりお金使わんで済んだよ。月◯万円生活費に充てちゃるけどねえ・・・」
(いやいや、俺は頑張ったつもりはないぞ。)
妻の言葉を聞きつつ封筒から諭吉君を一枚取り出す私。
妻、続ける。
「・・・今月は2万円余った。」
ええええ??
どうやったら2万円も節約できるの?
そりゃ、生活費月100万の予算で2万円余らせろって言うのなら私だって出来る。
でも、たった◯万円(恥ずかしくて書けない)で??
物価高の真っ最中なのに・・・???
たった◯万円の生活費で2万円「も」節約するなんて、
私には手品を見ているようにしか思えないのである。
小遣いにもらった1万円を財布に入れて、いくつかの衣料品店に行った。
「お、いいな。」っていうのはいくつかあった。
でも、割引の値札が貼ってあっても・・・・・・買えなかった。
なぜか買えなかったのだ。
結局諭吉君は財布に収まったまま、お別れせずに帰宅。
そして来月は、
「◯万円ー2万円」の予算が組まれるであろう。
そして、来月はそれでやり通すであろう。
そして、もし、余ったら・・・・・・・・・
これが「妻マジック」である。
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「便利」は記憶に残らない - 2024.06.26 Wed
※外出時の指差し確認
私は、ちょっと車を離れる時でもドアロックをするタイプ?なのだが、今の車になってから、鍵を閉めたかどうか不安になることが多くなった。駐車場を離れて店に入りかける頃になって、「まてよ?」と心配になって車に戻ることがしばしばだ。
たいてい鍵は閉まっている。
閉め忘れていることもたまにあるが、今のところ、早いうちに「まてよ?」と気づけるので、何とかなっている。
だが、「確実にドアをロックした」という記憶が曖昧なことが本当に多い。
その原因は間違いなく今乗っている車のドアロックのやり方にある。
「スマートキー?インテリジェントキー?」システムだ。
いちいち鍵を出さなくてもドアロックを外せるし、エンジンもかかるし、便利っちゃあ便利なんだが、鍵をかけたことが記憶に残らないんだ。あんまり。
このシステム、指でドアノブを触れるだけでロック、ロック解除ができるんだが、
ノブを掴むと「ピッピッ」と小さい音がして鍵が開き、前方を触ると「ピッ」と1回音がして施錠する。
それに連動してサイドミラーが開いたり格納されたり。あ、あとハザードが点滅する。
視覚的にはサイドミラーの動きとハザードランプの点滅。
聴覚的には「ピッ」の音とミラーを格納するモーターのウィーンっていう微かな音。
あと「指が触れた」という触覚か。
これが、
ロックするたびに大音量のファンファーレが鳴り響き、
指先に高圧電流が流れるような仕組みだったら忘れることはないんだろうけどね。
初めて乗った軽自動車は、鍵穴にキーを差し込んで回してた。
次に買ったシルビアから今の車の前まではキーについたリモコンのボタンを押すと開くタイプ。
音は、鍵が開いた「ガコン」っていう音だけだが、
ポケットをまさぐり、キーホルダーから車の鍵を選んだりボタンを指で探したりする動作が、短時間記憶に残る。
そう言えば、その頃「鍵閉めたっけ?」と心配になることはほとんどなかったような気がする。
ここからは、「三枚おろし」のネタだが、
視覚、聴覚、嗅覚、触覚。
これらの感覚器からの情報は記憶として残る。もう一つ、「筋肉」の記憶というものもあるんじゃないかという。
よく指差し確認ってあるけど、あれって目と声と、それを聞く耳と「指差す」という動作で記憶を確かにするものだ。
案外、目や耳などより、動作による記憶の方が確かなのかもしれない。
妻は車のドアをロックした後(妻の車もシステムは私と同様)、盛大にドアノブをガコガコする。
いったん車を離れても、納得できなかったらまた舞い戻ってガコガコガコガコガコガコ。
あれは、鍵を閉めたことを体に覚え込ませているんだね、きっと。
チョリス(今乗っている車、トヨタアクア)も乗り始めてから8年経った。
もうそろそろ次の車を検討しても良い時期になってきている。
まあ、10年は乗るつもりだけど、
次の車になると、より便利な装備になっていることだろうけど、
それに連れて「記憶に残らない」ことが多くなっちゃうのではないかと心配だ。
電動パーキングブレーキの車も増えてきているらしい。
なんか、スイッチでオンオフするみたいだ。
怖い怖い。絶対忘れる。
あれは、左手でギリギリと締め上げる?から良いんであって、スイッチオン!じゃ、なんか信用できないなー。
でも、便利であることには違いない。
ドアロックもこれまで通りの開け閉めのリモコンのボタンもついてるんだよなー。
でも、今となってはそれはそれでめんどくさいんだよなー、ポケットから出すの・・・。
・
60歳の取説③ - 2024.06.25 Tue
(60歳の取説②の続き)
「武田鉄矢の今朝の三枚おろし」で聞いた、とある夫婦のエピソード
ご主人が夜遅く仕事から帰ってきた。
疲れていたので汗を流してサッパリしようと、深夜のシャワー。奥さんは寝ていた。
翌日、奥さんにシャワーを浴びたことを報告すると、
奥さん、「なんでシャワー使うのよ💢」とご立腹。
「今後、夜中のシャワーは禁止」となったそうな。
理由は、「シャワーで飛び散った水滴が壁に水垢として残り、せっかく綺麗にしたのにまた掃除をしなくちゃいけなくなるから」だというのだ。「水垢は取りにくいのよ!」
ご主人は「頑張って仕事して疲れて帰ってきたのにシャワーも浴びられないのかよ💢」と心の中で呟いた。(私だってそう思うはずだ。)だが、ご主人は「水垢」の事なんてこれっぽっちも気に留めていなかったに違いない。
男は、「風呂に入る」という言葉から、風呂に浸かっていい気分になることぐらいしか想像できない。だが、多面的な気づきを持てる女性は、水垢とか、シャンプーの残りの量とか、石鹸の買い置きとか、今月の水道代とか、様々なことに気づくのである。それを全部ひっくるめて「風呂に入る」ということなのだ。(ここまでほぼ武田さんが言った内容の要約だ。番組を聞いてから時間が経っているので正確ではないかもしれない。)
そういう女性であるからこそ、朝の限られた時間にコーヒーを沸かしながら朝食を作り、弁当を作り、夕食の下ごしらえをしながら洗濯機を回すという超人的な芸当ができるのである。そこに男の入る隙はない。せめてその邪魔をしないように、或いは妻の仕事を増やさないようにするのが一番の協力なのだ。
だから夫は夫にできることを頑張る。そしてできるだけそこに妻は介入しない。それがリタイアした夫婦生活の極意かもしれない。(番組の途中で車が実家と自宅の中間地点にあるショッピングセンターに着き、そこで休憩して、その後は妻と話をしながら運転してたので、残念ながら番組の後半は聞いていないのだ。)
そして、男は「俺に任せとけ!」って言いたい動物なのだ。おだててれば木にでもエベレストにでも登るのである。
昔、職場の先輩のお宅に遊びに行ったことがある。
酒を飲みながら夫婦の在り方みたいなことを話した。
先輩
「男なんてバカなんだからさ。役にゃ立たないんだわ。だから日頃はさ、カーチャンの言うことをハイハイって聞いときゃいいのよ。でも、『いざという時』はやっぱ男よ!」
その時、先輩の奥さんがニコニコしながら部屋に入ってきた。
急に話題を変える先輩。
その後、酒のつまみを置いて、奥さんが部屋を出て行くと、
「でもさあ、俺らも結婚してから長いけど、なかなか来ねーんだよなあ、『いざ』っていう時がサア・・・」
笑笑
(つづく・・・かもしれない)
※参考:「武田鉄矢 今朝の三枚おろし」(文化放送)
「60歳のトリセツ」(黒川伊保子 扶桑社新書)
・
たけ、62ちゃいのバースデー🎂 - 2024.06.23 Sun
62歳になった。
朝、台所に行って妻に「おめでとう」と言われて思い出した。
夕方LINEを覗くと、妻とこぐまからメッセージが送られていた。
妻が、「今日の晩御飯は期待しちょって」と言うので期待していた。
妻の「プップクプップップー」🎺(妻が食事を知らせる、おもちゃのラッパの音)が聞こえたので、夕飯を食べに台所に行くと、今日の夕飯はなんとステーキ!
ステーキなんて何ヶ月ぶりだ?
妻
「今日は奮発したよ!」
おおお!
んまい!
涙出そうなくらい美味い!!
日頃粗食に耐えているから余計に美味い!
付け合わせは温野菜と思いきや、フキと豆腐の煮たの、ワカメの酢味噌和え、キュウリ、シメジ・・・
まさかの純和食。そしてふきご飯。
妻
「誕生日を祝い、しかも血管も守る(ワカメとかシメジとか)のよ!私は!」
おおお!
なんかすごい!
妻
「はい!誕生日プレゼント!」
自分のステーキを少し分けてくれた妻。
食後にケーキも。
これも、てっぺんのイチゴをくれた笑
歳をとるのは嫌だけど、こうやって祝ってくれるのはとても嬉しい。
なんでも肉の中のアラキドン酸という成分は、脳内で「至福物質」に変化し、幸福感と高揚感をもたらすそうだ。
今、
私は最高に幸せである。
・
我が家にやってきたカルガモ君 - 2024.06.20 Thu
昨日の夕方前のこと。
窓の外から、ヒヨドリやスズメたちの鳴き声に混じってガーガーと聞きなれない鳥の鳴き声がした。
こっそり外を覗いてみると、カルガモのオスが3羽、
何と陸に上がってお向かいの家の敷地にヨチヨチ歩いて入って行く姿が見えた。
家の陰に回ってしばらく姿を隠していたが、
おっと、我が家の方に近づいてくるではないか!
家のすぐ近くに田んぼがあり、800mほど離れてS川が流れているので、
そこに住むダイサギやコサギ、カルガモなどの水鳥がちょいちょいやってくることがある。
カルガモも、水を引いた田でたまに見かけることがあった。
だが、水田から上がって歩いているのを見たのは初めてだ。
田のそばに佇んででいたのは一度見たことがあるが。
慌ててカメラを準備し、再び2階の窓から下を覗くと・・・
3羽のうち1羽は飛んでいってしまったが、残りの2羽は我が家の裏手の空き地に立っていた。
たぶん日陰で涼んでいたのだろう。空が晴れて急に暑くなった午後だったので。
動画を作ってみた。
またちょいちょいやってきてくれんかな。
・
60歳の取説② - 2024.06.19 Wed
(「60歳の取説①」の続き)
私と妻、まるで正反対の二人がなぜに結婚したのか。
それはいまだに疑問である。
だが、
黒川伊保子さんによると、これは人間の「遺伝子の生存戦略」に関わっているそうなのだ。
よく近親交配は良くないと言われる。
Wikipediaによると、
「近親交配を繰り返した場合、劣性遺伝のため発現していない、生存に不利な遺伝子が顕在化しやすく、遺伝性疾患が発生しやすくなる(近交退化、または雑種強勢の対語的に近親弱勢)。 また、遺伝的多様性の低下原因となり、伝染性の病気などへの耐性が低くなる。 生物種の個体群がある程度以上小さくなると近親交配が起こりやすくなる。」とある。
これは理解しているつもりだ。
似た遺伝子では、疾患を持つ子供が生まれやすくなる。
それを避けるのは遺伝子の生存戦略と言える。
近親交配が繰り返され伝染病への耐性が低くなると、子孫が途絶えてしまうリスクもあるわけだ。
だから、娘が父親を不潔に思ったり、避けたり、一緒にお風呂に入りたがらなくなって毛嫌いするようになる時期があるのは、娘の近親相姦を避けるための本能なのそうだ。私も娘からその洗礼を受けた。・・・・・・あの時は・・・・・・つらかった。
話を戻す。
だから、逆に出来るだけ違う遺伝子配列を持った相手を選ぶと、自分の持っている免疫と持っていない免疫の2つを持つ子孫を残す可能性が高くなる。
もちろん遺伝子を顕微鏡で覗いてから異性と付き合う訳ではないから、外見や言動、性格の違いをもとに、自分から出来るだけ遠い存在、違いの大きい人に心を惹かれるように遺伝子がプログラミングされているらしい。「性格が違う人はきっと自分とは違う免疫を持っているに違いない!知らんけど。」っていうことかな?
確かに私は私と同じような女性に恋愛感情を持った記憶がない。(ま、私みたいな女性は滅多にいないだろうが。)
これまで無意識に自分にないものを求めていたようだ。
あー。
だから妻と結婚したんか。
私、ほんと妻と正反対だもんなあ・・・
だが、
問題は子供が自立してから起きるそうだ。
それまでは子育てのためにお互いの違いを乗り越えて、
一つの目的「子供を育て独り立ちさせる」ことのために真面目に努力するのであるが、
その目的を達成すると夫婦の目標が失われてしまい、
より多くの免疫を獲得するためのお互いの「違い」がマイナスに作用してしまうというのである。
🎵あの時 同じ花を見て 美しいと言った二人の 心と心が 今はもう通わない🎵(あの素晴らし愛をもう一度より)
武田鉄矢さんが歌の一節を引用してこう言った。
「同じ花どころか、そもそも二人とも同じ花など見ちゃあいないのであります!」
だから、元社長さんの悲劇(笑)も起こるわけだ。
※参考:「武田鉄矢 今朝の三枚おろし」(文化放送)
「60歳のトリセツ」(黒川伊保子 扶桑社新書)
(つづく)
〈追記〉
番組を大笑いして聴きながらふと考えたこと。
パートナーがいくら自分から遠い存在であったとしても、どこかに共通点や相手に共感するところはあるはずである。また、一緒に子育てをしたり生活を共にしたりする中で育まれるものもあれば、リタイアしてからも夫婦で共通した新たな目的を見出すこともあるはずだ。結局何一つそれが見つけられなければ「熟年離婚」みたいなことになってしまうのかなあ。
番組内では、「子育てが終わったら夫婦は終わりなのです」と言ってたが、さすがにそれは極端すぎる・・・
・
アジサイ園へ - 2024.06.19 Wed
昨日は妻とアジサイを見に行った。
今年はなぜか妻は花を見にいくことが少なく、春に桜を見てから久しぶりである。
まだ盛りには早い気がするが、満開になるのを楽しみに待っておいてまた訪れたいと思う。
幸か不幸か晴れて、しかも昼前だったので上からの日差しが強過ぎたので、
太陽に雲がかかるのを待ったり、日陰に咲いている紫陽花を撮ったりした。
木漏れ日の中のアジサイが綺麗だった。
※上3枚はペンタックススーパータクマー55mm、他はキャノンのEF16-35mm F4L IS USMを使用
・
60歳の取説① - 2024.06.17 Mon
今年も畑の草刈りにちょいちょい田舎の実家に行っている。
行き帰りに音楽を聴きながらっていうこともあるが、
ポッドキャストでラジオ番組の過去の配信を聴くことが多い。
先日も、武田鉄矢のラジオ番組を聴いていた。
番組では黒川伊保子という脳科学者が著した「60歳の取説」という本を取り上げていた。
それによると、
女性は脳の様々な場所を連携させて多面的な気づきを持ち、多面的労働をすることができるそうだ。
一言で言えば頭がいいってことだろう。
その例として、とある会社の元社長さんの話が紹介された。
現役時代、社長として会社経営に尽力し、手腕を発揮した元社長さんだが、本人のやる気はあっても、リタイアして家庭に入ると奥さんに叱られてばっかりだというのだ。
ある日、奥さんにお使いを頼まれた。頼まれたのは牛乳と玉子2個(2パック?)。奥さん、牛乳に拘りがあるようで、「乳脂肪が〇〇で、殺菌温度が〇〇で・・・」と、いろいろな条件を書いたメモを渡した。ご主人、スーパーでメモを見ながら時間をかけてその条件に合う牛乳を時間をかけて探し、やっと「これならいいだろう」というものを探し当てて帰宅した。
牛乳を奥さんに渡すと、奥さん、それを片手で持って反対の手を差し出した。
ご主人、「???」
奥さん、「玉子2個は?」
ご主人、「・・・・・・忘れた・・・・・・。」
奥さん、「あなた、買い物も出来ないの?」
ご主人、「もう一回スーパー行ってくる。車の鍵よこせ。」
奥さん、「もうガレージのシャッター下ろしちゃったわよ。自転車で行きなさいよ!」
再び自転車でスーパーに向かうご主人。
そこに突然の雨。
ご主人、土砂降りの雨にずぶ濡れになりながら涙を流したと言う。(ここで爆笑する私)
笑いながらも、私は心からこの元社長さんに共感し、あたかも自分の姿を鏡に映して見ているような気分になった。
そりゃ社長さんみたいな立派な仕事をしたわけではないが、家では私も同じような失敗ばかり。
妻の家事を手伝うとかえって妻の手を取ってしまうようなことばかりである。
だから、私が買い物をする時、妻はとても綿密なメモを書いて渡す。そこには買う店の店名と買う品物の商品名と数量、単価、そして、時には売り場の略図まで書いてあったりする。
それでようやく妻のリクエストに何とか応えることが出来るのだ。
まったく、役に立っているのか手間をとらせているのか分からない「お手伝い」である。
「外回りの能力は内回りには役に立たない」という言葉を番組では使っていた。
社長としての会社経営の能力、(武田鉄矢さんで言えば)詞を書き曲を作る能力など、家庭に入ってしまえば何の役にも立たないのである。それは全て「外回りの能力」なのである。
それではなぜ奥さんは社長を選び、社長は奥さんを選んで結婚したのか?
私で言えば、なぜ妻はこんなボンクラな私を選んだのか?
そこには人間の脳の秘密があるらしい。
(つづく)
※参考:「武田鉄矢 今朝の三枚おろし」(文化放送)
「60歳のトリセツ」(黒川伊保子 扶桑社新書)
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行き帰りに音楽を聴きながらっていうこともあるが、
ポッドキャストでラジオ番組の過去の配信を聴くことが多い。
先日も、武田鉄矢のラジオ番組を聴いていた。
番組では黒川伊保子という脳科学者が著した「60歳の取説」という本を取り上げていた。
それによると、
女性は脳の様々な場所を連携させて多面的な気づきを持ち、多面的労働をすることができるそうだ。
一言で言えば頭がいいってことだろう。
その例として、とある会社の元社長さんの話が紹介された。
現役時代、社長として会社経営に尽力し、手腕を発揮した元社長さんだが、本人のやる気はあっても、リタイアして家庭に入ると奥さんに叱られてばっかりだというのだ。
ある日、奥さんにお使いを頼まれた。頼まれたのは牛乳と玉子2個(2パック?)。奥さん、牛乳に拘りがあるようで、「乳脂肪が〇〇で、殺菌温度が〇〇で・・・」と、いろいろな条件を書いたメモを渡した。ご主人、スーパーでメモを見ながら時間をかけてその条件に合う牛乳を時間をかけて探し、やっと「これならいいだろう」というものを探し当てて帰宅した。
牛乳を奥さんに渡すと、奥さん、それを片手で持って反対の手を差し出した。
ご主人、「???」
奥さん、「玉子2個は?」
ご主人、「・・・・・・忘れた・・・・・・。」
奥さん、「あなた、買い物も出来ないの?」
ご主人、「もう一回スーパー行ってくる。車の鍵よこせ。」
奥さん、「もうガレージのシャッター下ろしちゃったわよ。自転車で行きなさいよ!」
再び自転車でスーパーに向かうご主人。
そこに突然の雨。
ご主人、土砂降りの雨にずぶ濡れになりながら涙を流したと言う。(ここで爆笑する私)
笑いながらも、私は心からこの元社長さんに共感し、あたかも自分の姿を鏡に映して見ているような気分になった。
そりゃ社長さんみたいな立派な仕事をしたわけではないが、家では私も同じような失敗ばかり。
妻の家事を手伝うとかえって妻の手を取ってしまうようなことばかりである。
だから、私が買い物をする時、妻はとても綿密なメモを書いて渡す。そこには買う店の店名と買う品物の商品名と数量、単価、そして、時には売り場の略図まで書いてあったりする。
それでようやく妻のリクエストに何とか応えることが出来るのだ。
まったく、役に立っているのか手間をとらせているのか分からない「お手伝い」である。
「外回りの能力は内回りには役に立たない」という言葉を番組では使っていた。
社長としての会社経営の能力、(武田鉄矢さんで言えば)詞を書き曲を作る能力など、家庭に入ってしまえば何の役にも立たないのである。それは全て「外回りの能力」なのである。
それではなぜ奥さんは社長を選び、社長は奥さんを選んで結婚したのか?
私で言えば、なぜ妻はこんなボンクラな私を選んだのか?
そこには人間の脳の秘密があるらしい。
(つづく)
※参考:「武田鉄矢 今朝の三枚おろし」(文化放送)
「60歳のトリセツ」(黒川伊保子 扶桑社新書)
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