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Landscapes by the roadside

路傍学会


界隈のLandscape 63

佐倉市新町、宮小路町 佐倉宿界隈
 今号は、天候の急変により途中で切り上げた佐倉宿の続きである。
  31京成佐倉駅前 案内地図
 京成佐倉駅が散歩の出発点である。
  32旧平井家住宅
 武家屋敷を目指して歩いて行くと途中、新町交差点近くで見かけた住宅である。旧平井家住宅といい、薪炭や酒を商っていたという。接道する店舗兼主屋の左脇には蔵が建っている。
  33旧平井家住宅 電話番号
 老舗の証となる電話番号票である。
  34旧平井家住宅
 蔵の錠はブルドッグ印である。旧平井家住宅は、街道の要衝に位置し、佐倉旧城下の歴史的景観に寄与しており、国登録有形文化財となっている。
  35麻賀多神社
 新町の交差点を西に進むと佐倉藩総鎮守である麻賀多神社が鎮座している。夏越の祓に用いる茅の輪が設けられている。狛犬もマスクをしていた。
  36佐倉武家屋敷
 麻賀多神社を参拝し、宮小路町へ向かった。武家屋敷が並ぶ小路である。土塁の上に生垣が造られ、3棟の武家屋敷が建ち並んでいる。
  37佐倉武家屋敷
 但馬家住宅である。日本遺産の構成資産で、休憩に利用できる。
  38佐倉市新町
 武家屋敷から戻って、新町交差点から見た佐倉宿の街並みである。
  39佐倉市立美術館
 東に向かって歩き出すと程なく煉瓦造りの建物が現れる。大正時代に建てられた旧川崎銀行佐倉支店を活用した佐倉市立美術館の入口部分である。落ち着いた佇まいである。
  40旧今井家住宅
 旧今井家住宅である。元呉服商の古民家で、奥に見える蔵は明治25年に建てられたものという。この古民家も、先の旧平井家住宅と同様に国の登録有形文化財で、佐倉市が所有している。
  41佐倉市新町 美容室
 黒板塀の奥にある店舗は、美容室である。城下町の景観に配慮した店構えとなっている。
  42佐倉市新町 手づくり工房さくら
 街道筋には、出桁造の商家が散見される。ここは、地元工芸作家の作品を展示、販売もするお休み処である。
  43甚大寺 堀田家墓所
 街道から少し奥まったところにある甚大寺には堀田家の墓がある。これは開国の時に老中を務めた五代藩主の墓である。
  44肴町山車飾り
 堀田家墓所の掃苔を済ませ、街道を進むと、山車飾りを外壁にはめ込んで展示している民家がある。「佐倉の秋祭り」は、23の神輿、屋台と山車がコラボするという。
  45肴町山車飾り
 肴町の山車飾りである。祭にかける意気込みが感じられる。江戸後期の作である。
 佐倉宿界隈を巡る散歩の旅は次号へと続く。
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