路傍学会塚のLandscape 113

塚のLandscape 113

2021 / 06 / 23 ( Wed ) 21 : 47

春日部市大畑　大畑香取神社

　春日部市大畑、東武伊勢崎線踏切近くの路傍から石鳥居が見える。

　扁額である。香取大明神である。

　鳥居近くの国旗掲揚塔には折れた掲揚柱が取り付けられたままである。いつからこのような状態なのだろう。

　社殿とその左に塚が見える。

　拝殿前には榊、酒とラップに包まれた胡瓜が供えられていた。

　社殿の左にある塚である。

　塚の上には浅間大神の碑が建つ。塚は富士塚であった。

　富士塚の手前に祀られている庚申塔である。

　右の庚申塔の三猿である。揃って右肘を横に張っている。嘉永年間の作。

　社殿の右にある石塔は血盆経湯殿山大権現供養塔である。

　正面に如意輪観音、残りの三面には二体ずつの地蔵菩薩が陽刻されている。

　この供養塔の周りには大きな石が敷き詰めるように埋め込まれている。うーむ、これらの石は力石なのだろうか。この後、武里駅まで歩き、東武に乗って帰途に着いた。

<<門のLandscape 55 | BLOG TOP | 神社のLandscape 273>>

comment

[ 編集 ]
2021/06/25(金) 03:15:05 |
URL |
ご〜ご〜ひでりん

路傍学会長様、こんばんは！

おおおおお！
ここは、武里駅近くの東武線沿いの神社ですよね？
いつしか、車窓から視界に入る社殿横の塚が気になっていました。
週に一、二度、東武線で通り過ぎながらも降りてみるチャンスに恵まれないまま、きっと古墳ではないんだろうなとは感じていましたが、富士塚だったのですね。。。
いずれ参拝したい神社です。ありがとうございます。。。

Re: タイトルなし

[ 編集 ]
2021/06/25(金) 19:22:22 |
URL |
路傍学会長

ご～ご～ひでりん様
コメントありがとうございます。
はい、武里駅近くにある神社です。
小さな塚ですが、
ご～ご～ひでりんさんはさすがに見逃しませんね。

古墳が削平されて残された墳丘が富士塚として使われていて、
供養塔の周りに埋もれている石は実は葺石である・・・
なんてことはないのでしょうね。
　路傍学会長拝