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Landscapes by the roadside

路傍学会


地蔵尊のLandscape 64

佐倉市新町 教安寺
  51佐倉市新町 教安寺前
 佐倉市新町、成田街道が古い街道らしく鉤型に曲がる先に寺院の屋根が見える。
  52教安寺
 曲がった先の路傍に教安寺の寺号標が建っている。
  53教安寺
 参道の先に、先ほど屋根の見えた本堂がある。
  54教安寺 阿弥陀如来
 参道の途中に阿弥陀如来立像が祀られている。ざっくりとした螺髪である。享保年間の造立。
  55教安寺 佐倉大仏
 本堂の前には、境内を見守るように金銅地蔵菩薩が座している。佐倉大仏とも呼ばれる地蔵菩薩である。享保六年に三界萬霊供養のために造立されたものである。鋳物師は江戸神田に住む伝兵衛延長である。この位の大きさの坐像は、現地で鋳るのだろうか、それとも神田の工房で鋳造した物を運ぶのだろうか。うーむ、路傍学会の興味は尽きない。
  56教安寺
 本堂前に吊り下げられている照明である。寺号が透かし彫りされている。
  57教安寺
 本堂前の植え込みに青面金剛が祀られている。思わぬ発見である。
  58教安寺 青面金剛
 ショケラを持つ六臂の剣人像である。傷みの無い、綺麗な像である。
  59教安寺
 左上辺は直線的で、月輪が無い。左の上手にあるのは何だろう。月待ちの気持ちを月持ちで表すということだろうか。
  60教安寺
 主尊の足元には二猿がいる。二匹の猿は目や口、耳を押えるのではなく、合掌しているようだ。主尊の左側には一鶏が見える。独特な青面金剛である。面白い天明年間の作。
  61佐倉市新町 教安寺前
 教安寺の参道前の建物である。手前の道路の右側が成田方向である。
  62佐倉市新町 教安寺前 電話番号
 電話番号票がある。以前は商家だったのかもしれない。
  63佐倉市新町 教安寺前
 これは何だろう。犬の登録票だろうか。
  64佐倉市新町 教安寺前
 この家にある井筒である。コンクリート製だが、石を組み合わせたような意匠である。興味深い民家を後にして佐倉宿を巡る散歩を続けた。
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  2. 地蔵尊
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