夏の新機種がいくつか出揃い、つい最近には黒船とも言われるiPhoneが登場。只今ケータイ戦線はこれほどにない加熱ぶり(下手をしたらiPhoneの一人勝ち?)です。
そんな中、ウィルコムとイーモバイルが隠し玉を出してきました。詳細は各機種紹介に回しますが、どちらもコンパクトさを重点的に出した仕上がり具合です。
またイーモバイルは新しいデータ通信用の料金プランを出してきました。
新プランの「スーパーライトデータプラン にねんMAX」は、毎月2900円~6880円でデータ通信が使い放題になるばかりでなく、携帯端末代金の初期費用から69,600円分の値引きをしてくれるというもの。
しかしながら、1年半が経とうとしているのに、こうも料金プラン(特にデータ通信プラン)が様々あり乱立している状況。いくらなんでも煩雑でわかりにくいので、そろそろ整理してほしいところです。
では、機種の紹介です。
①WILLCOM 9(WS018KE)
シンプルなストレートモデルnineおよびnine+を出してきたW-SIM対応のnineシリーズの最新モデル。今回は同シリーズ初の折りたたみ型になっている。
各種ツールが待ち受け画面に設定できるガジェット機能がウィルコム機種としては初めて搭載。またnineシリーズでは初のカメラ付モデルでもある。
個人的感想
角はあるものの、コンパクトなスクエアボディ。
キーが大きくかつ見やすいようになっているので、非常に押しやすいしわかりやすくなっている。
また、ガジェット機能が搭載されたことで、いち早く使いたい機能がメニュー画面からいちいち選ぶことなく、待ち受け画面からダイレクトに飛べるのがありがたい。この機能にはGoogleの検索窓もデフォルトで付いており、これまた便利。
基本的にはシンプルではあるが、デコラティブメールや前述のガジェット機能も使えるので、ケータイに慣れている人にも十分対応できるのかもしれない。
②D11LC
中国のメーカーLongcheer Technology製のコンパクトなUSB対応データ端末モデル。日本国内では最薄かつ最軽量モデル。
また業界初のカラーリング対応したデータ通信用端末でもある。
個人的感想
今までデータ通信端末というのは無機質なものが多く、つい最近ウィルコムのPCカード端末でゼブラ模様のものが出たくらい。
今回はその部分では非常に革新的な試みが行われたと思うし、何より普段こういう機種を買う機会が少ないと思われる女性(OL)層にヒットする可能性がある。
しかしながら、同型のモデルで7.2Mbpsモデルが出てきている中、通信速度が3.6Mbpsしか出ないのは少々考え物。