途中の北陸道は非常にガラ空きで速い速い。小矢部砺波JCまで無難に過ぎ、単線(一部複線)の東海北陸道もこれといって何もなく、無事に南砺市城端町の最寄りICになる福光ICに到着。
その福光ICからものの5分経つか経たないかで、最初の目的地城端駅に到着。

意外ではあるのですが、小ぢんまりとしています。
テーブルの上にはコミュニケーションノートが置かれており、作品への思いや城端のよさを綴ってありました。
隣にある観光案内所のようなところではポスターも買えるようです。
ちなみに、この駅はJR城端線の終着駅。また、ここから石動(いするぎ)駅に向かうことができ、そこで石動発の切符を買っていくようです。
ここから車で数分、歩きなら10分前後で、作品のモデルスポットが集中する地区に。
写真には収めていないですが、善徳寺交差点もきちんと通りましたよ。もう見てあっ!とわかる感じですね(汗)。
このあたりのほとんどが観光客を迎え入れるスポットというわけでもないので、停める場所に難儀しましたが、じょうはな館近くの駐車場が開いていたので、そこを使うことに。

実際行った人はわかるかと思いますが、縮尺がいい加減です(笑)。
この地図を頭に入れておけば、だいたいのルートとスポットはわかるのではないかと。
・・・まぁ、きちんとした地図を持っていくことに越したことはないですが(爆)。
さて、ああは言っても右も左もほぼわからない中、まずは主人公の家(酒造)のモデルになったところに向かうことに。

善徳寺というお寺の中(というより入口そば)にあり、車を停めたじょうはな館かからは徒歩4・5分といったところでしょうか?
・・・あ、おじいちゃんが写っていますが気にしないでやって下さい(爆)。

意外に面長の建物だということがわかる。
観光者なのか巡礼者なのか、数人の人が一緒にいましたよ。
途中の町並みは古きよき頃の田舎もしくは昭和時代の風情が残っていて、ちょっとしたノスタルジアに浸れますよ。

実は公営団地(正式名は公営新町団地)で、奥にある団地と併せて2棟4家屋からなっています。
場所は善徳寺交差点からややなだらかな上り坂を上ったところにあり、車を停めたじょうはな館からは目と鼻の先。城端駅からだと歩きで15分くらいかと(善徳寺交差点まで10分として計算して)。
もうおわかりだとおもいますが、このモデルの家はごくごく一般の人が住んでいるお家なので、絶対に大騒ぎはしないこと!
特に小さいお子さん(この時は小学生くらいの子供の声が聞こえる)もみえるので、大人として恥ずかしい行動をとらないようにして下さい。

元々は病院だったらしく、今でも病人(ストレッチャー)を運ぶことのできるエレベーターがあるそうです(ファミ通記事より)。

この建物の正式な名は城端起業家支援センターで、おそらく南砺市が場所を提供して運営しているものと思われます。
この建物の中には、P.A.WORKSをはじめ計9社が入居しています。
ということで、ここもあまり騒いではいけません。特にアニメーターは静かな環境を求めているので、絶対にやんちゃはしないこと!
また平日に来た場合は、社員の方々の迷惑にならないようにしましょう。
一通り回っていると、時間が結構経っていたので、少し離れたスポットを目指すことにする。

逆光になってわかりにくいかと思いますが、色彩を除けば作品で出てきたそのまんま。
非常に開放的な作りになっていますが、ずけずけと中に入らないようにしましょう。特に昨今のご時勢もありますので・・・(きちんと立て看板はあるが敢えて)。
これ以外にも、登下校のシーンで出てきたところや、スーパー(先述のファボーレではない別のスーパー)、町並みなど見所は多くあるのですが、いかんせん時間が足りず・・・(泣)。
ああ、スーパーのモデルになったセーフティーフレッシュに行ってみたかった、何となく(ギャハ)。<何となくじゃないだろ。略称が気になっただけだろ(笑)。
・・・そんな思いに駆られながら、日の暮れるのを背にして城端を後にするのでありました。
時刻は夕方5時。コンビニに寄ってお茶を買い、再び東海北陸道の福光ICに。
一路帰路に就く・・・かと思ったら大間違い(爆)。
カーテンコールが待っていた!
第1部 完
第2部へつづく
第2部へつづく