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WIND OF MOON

アニメ、漫画(たまにドラマや音楽)の感想・雑感を気の向くままに綴っています。
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No  51

アニメ【CLUSTER EDGE】感想

■第23話 『遺言』2006年3月14日放送
脚本/山田かおり 絵コンテ/西森章 演出/綿田慎也 藤田陽一 作画監督/高橋晃

ふーむ、アゲートは『天使の肉塊』から作られていたのですね~
つーか、肉塊の大元である天使はどこに居たのでしょうね?もしかしたらカールスも過去に『教団に作られた神』ではないだろうか?
だって、アゲートに消去されなかったのですから、それと同等、若しくはその大元の天使そのものだったりして・・・?(神より天使の方が上なんでしょうか)

全てを消去する『破壊の神』がアゲートで、それは教団によって造られた(この場合、人為的に作るのだから神であっても『創る』じゃなくていいよね)ということはこれまでのお話から分っていました。
気になるのは今後の動向と、カールスの謎、特に『封印した思い』です。どうやらその『封印した思い』をエマは知っている様ですね。

本来は破壊し消去する為に造られたアゲート。カールスと出会いカールスの大事な記憶に触れた途端に不安定になった、ということですが、道徳心や友情を通して、傷を癒す能力も備わった、という事がはっきり分りました。
カールスの一番大事な名前『アゲート』とは何なのかも解き明かされる事に期待します。

人は救いを求め、教団もまた救う神を求めた。その結果、救うどころか破壊=消去する神を作らなければならなかったとはね~ 神というよりも兵器に近いですよね。『最終兵器彼氏』(笑)。

クロム団が落とした(ヒューケルが教団へ移送中に落とした物です)教団の本を専門家に解析させることに成功したロード。
『破壊の神』は4つの聖なる文字が必要だそうで、それら全てが解明したからこその自信でしょうか。

グリアン軍の頂点、いやそれ以上の野心を抱いているのがベスビアだとすれば、
反乱軍からのし上がり権力を握ろうとするのがロード。
ベスビアの『野心の達成』にはアゲートの力が必要で、
ロードが『歴史の表舞台』に上がるにはベリルが必要。
欲しいものは何が何でも手に入れる・・・ベリルの命を完全に確保しつつ、『ベリル自ら自分が間違っていると言わざるを得ない状況』を考え付くとは、ロードという男、姑息・卑劣を超えてあっぱれとしか言い様がない。と言うか脚本の山田かおりさんがあっぱれです(^^)。鞭使いベスビアは腕力で、粘着ロードは精神的に追い詰めるタイプなのですね(^^;)。

お話はとってもイヤーーーな方向へ向かっている様で、アゲートVSベリルにするんですか?
次回の予告!「あれ、ベリルの学校を飛び出す理由が変わったの?」
としか言いようがないですね;
まぁベリルは正義感が強いという事には変わりないですが・・・

“天使の肉塊”から人造兵は作られた。しかしそのものは謎である・・・うーん、25話で最終回にしないで、この伏線を活かして1年間やってくれないものだろうか・・・(懇願)

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