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WIND OF MOON

アニメ、漫画(たまにドラマや音楽)の感想・雑感を気の向くままに綴っています。
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No  451

アニメ【NARUTO】第505話感想

■第505話「灼遁使い!砂隠れのパクラ」2012年10月25日放送
脚本/千葉克彦 絵コンテ・演出/熊谷雅晃 作画監督/堀越久美子

アニメ・オリジナル話です。

先週が通草野餌人(あけびのじにん)だったので、時間調整も兼ねて(^^;)一人ずつスポットを当ててやるのかね???

砂隠れの英雄パクラの死んだ真相が事実と違っていて、実際は敵対する霧隠れの里の憂さ晴らしだったとは…

穢土転生してパクラは教え子の成長した姿を見た訳だけれど、成長したのは術だけでなく考え方もだったのですね。

生前、パクラがまだ生徒として教えていた頃のマキは、自分が強くなりたいのは父親の仇を討ちたいからでした。
仇討ちは忍として成長する理由であると、パクラはそれを否定しません。
だけどその裏には、
「自分の家族や里、里の仲間を大切に思い、里を守り抜く意思が強くする」という事があるから。
多分マキにこの事を話した時のパクラに嘘はなかったと思います。
ですが、里にいいように利用された事を里の英雄という名誉で隠されてしまった事で、パクラには強い恨みが残ってしまった。だって来る岩隠れと戦いに備え、「後顧の憂い」の無い様に、いわばパクラは霧隠れへの人身御供だった訳ですから。

ここにも癒えない憎しみが残ってしまった…

生き返ったからには復讐を、というパクラの気持ちを分からないマキじゃないでしょうが、でもその憎しみを向けるのは当時の上層部であり今の霧隠れの忍ではない。
もしここの場に居る霧隠れの忍に復讐したとしてもそれは逆恨みであり、パクラをあやめた霧隠れの忍と同じ事で、これでは憎しみの連鎖は断てない。

今は忍が一丸となって暁に立ち向かわねばならぬ時。

里の括りを取り払い、一個人として腹を割って話せば分かり合える事をマキは知ったからこその
「過去は消せないが、未来は作れる」との言葉だと。
それはパクラ亡き後もマキが正しい道へ歩んでいるという証であり、不慮の死を遂げたパクラへの手向けの言葉の様に思えました。
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2012-11-05 Mon 08:55 まっとめBLOG速報
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