No 392
Date 2011・11・01・Tue
アニメ【NARUTO】454話感想■第454話「ナルトの愛弟子」2011年10月27日放送
脚本/武上純希 絵コンテ・演出/拙者五郎 作画監督/甲田正行 前回がいかにも引き延ばしの様なストーリーだった所為か、予告での「次回、木ノ葉丸とテマリ?」に、「船旅メンバーと何の関係もないじゃん」「もう何でもアリか?!」と思いきや、今回はNARUTOの精神世界をきちんと描いた回でした! 里を守るという教えが伝わっていく限り、里長を失っても崩壊にはならない。これは三代目が亡くなった時に語られた事。 一個人の為ではなく、皆の為、忍は命を懸ける。 年長者は次の世代を生きる子どもを守る為に戦う。 子ども=希望なんですね。 里の役に立つ事は、戦争の前線で戦い、手柄を取る事ではない。 ナルトが英雄になったのは、敵に勝って強い自分を皆に見せつけたかった訳じゃない。 結果的に、過去に自分をのけ者にした人たちを見返す事になったけれど、ナルトは「見返したい」というよりも「自分の存在を認めて欲しかった」。 ナルトと同期のサクラやシカマルも、もう守られる立場から守る立場になり、それぞれが自分の出来る事で里の役に立つ事と、いざというときには体を張って里を守る事の意味を理解している。 ●「玉」の意味 玉と書いて「タマ」に非ず(^^;)。 将棋の駒に例えられ、以前アスマから守るべきものが何かを問われたシカマルは、それが未来を担う子ども達であると悟った。 「火の意志」を受け継ぎ絶やさぬ事。それが年長者の使命。 ●シカマルよりも木ノ葉丸は頭がいい? 「玉の正体」を早くに理解した木ノ葉丸は、案外シカマルよりも頭がいいのかもしれない(^^;)。 ●「火影はオレの夢だから」 夢は大きい方がいい。 でも綱手の弟・縄樹は戦争で命を落とした。 大切な者の命を奪う戦争。 その後、やはり火影を目指した恋人・ダンも失った綱手。だから前線に立ちたい、手柄を立てたいと逸る気持ちを抑え切れない木ノ葉丸に激怒する。 綱手はナルトに縄樹の面影を重ね希望を見い出し、やっと立ち直る事が出来たけれど、それでも年若い忍が命を落とす事に慣れる事は無い筈。 木ノ葉丸は自分が子どもだから年長者に相手にされていないと思っているけれど、死に急ぐ事はないんですよね。 火遁・灰積焼や螺旋丸など叔父アスマやナルトの術をものにしているので、見込みが大いにありそうだし。 ●認めて欲しいの 守られているだけじゃなく、自分も皆の役に立てる事を認めて欲しいんですよ、木ノ葉丸は。 でもまだまだ発達途上なので自分の思いを上手く伝えられません。 ●やっぱりセットだ、イズモとコテツ(^^;) 何でテマリが登場するんだ!? という先週の疑問に、これから始まる忍界大戦へ向けて風影からの使者として木ノ葉に使いでやって来た、って設定。なるほどね。 後半部分で、木ノ葉丸の戦いの多彩ぶりやナルトの悪口に怒り反撃するところと見どころがあっただけに、前半部分での荷物運びの尺の長さが気になりました(^^;)。 でも全体的にはいいお話でした(^^)。 |
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2012-03-13 Tue 20:24 ぺろぺろキャンディー
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