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WIND OF MOON

アニメ、漫画(たまにドラマや音楽)の感想・雑感を気の向くままに綴っています。
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No  304

アニメ【NARUTO】379話感想

■379話「ペインVSカカシ」2010年5月6日放送
脚本/宮田由佳 絵コンテ・演出/菅井嘉浩 作画監督/吉沼裕美 総作画監督/徳田夢之介

さぶタイトル『カカシ疾風伝!!!』
…おわり。

WJをリアルタイムで読んでいた時の事。
ペインがクギをカカシに投げ、カカシに命中し(た様に見えた)次号へ続くで、その時のアオリが『英雄堕つ』だったので、「ああ、カカシが死んだ!?」と信じてしまったのでした。
いや、一旦死んだんだけれど。

大事な人はもうこの世には居ない…

以前サスケがカカシに大事な人を殺してやると言った事がありましたが、
カカシが大事に思っていたオビト、リンそして四代目と、誰一人としてもうこの世には居ません。
仲間を助ける為、カカシを突き飛ばして自らは瓦礫の下敷きになったオビトは、カカシの潰れた左目の代わりとなってこれから先を見るとうちはの目をくれました。
しかしそれももうここで終わりだと、遠退く意識の中でカカシは自分の命が尽きるのを悟ります。
そして『木ノ葉の白い牙』と内外へ名を轟かせた父・サクモと会うのですが…

で、思いました。
アニメの演出で、カカシの左手を取るリン、右手を取るオビト。
でもオビト、リン、四代目はカカシと一緒に黄泉の世界へ行ってないんですよ。
一旦は握ったその手を離して、三人はそれぞれ飛んで行ってしまいましたから。
そこに気付けば、実はカカシは死んでいないって分かるって寸法ですか?

自来也が死に、今度はカカシで、当時その後暫く読む気が失せていたんですよね…(イルカ先生が未亡人になっちゃう事を考えると痛たまれなくて…>エ?)


ペインは一個体につき一つの能力しかないですが、視界が六人繋がっているのは強味です。それぞれの死角を補う事ができるから。

天道の能力は引力と斥力。
一見カカシの雷切や秋道親子の肉弾戦車に比べたら地味なんだけれど、あらゆる物理攻撃を撥ね返す能力は須佐能乎ばりに強力(須佐能乎は出したらオートで攻撃を弾けるところがペイン天道より上だと思う。天道はオートでは弾けない。意志が要る)。

●天道がカカシを「殺しておかなければ後々厄介になる」と言いつつ、カカシの息の根が止まったかを確認せずに去ったのは詰めが甘いとしか思えませんが?(^^;)

●ミニマム・カツユ(^^;)は、どうも付いた対象物の状態を伝える事ができる様です。
それでチョウザにはまだ息があると分かった綱手ですが、息絶えたかどうか、チョウジには分からなかったんでしょうか(^^;)ちゃんと脈取れよ。


次々とペインに攻撃され、ついにカカシの命が尽きたのを感じた綱手は、治療のチャクラを分け与える手を休めて拳に力を込めて怒りを炸裂させます。
声にならない怒り。
泣き叫ぶ様な一時の感情の発露とは比べ物にならない憤りを感じた1シーン。


全身メカの様な修羅道の放つミサイルが追撃型だったと、アニメでは良く分かりました。
まずは1体。

あと、原作で『英雄堕つ』のシーン(^^;)でよく分からなかった描写が、アニメでは分かりやすかった!そっか、神威でやり過ごしたワケね。
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