No 70
Date 2006・05・16・Tue
アニメ【NARUTO】感想■第184話 「犬塚キバのなが~い一日」 5月10日放送
脚本/広平虫 絵コンテ/久城りおん 演出/剛田隼人 作画監督/岡野秀彦 津熊健徳 中忍試験で赤丸は「忍具」と見なされていたが、キバにとっては家族であり友でありかけがえのない存在。 とはいえ世間ではそうも考えられず、暴走し、飼い主の言う事を聞かなくなった犬を人間と同等の扱いはできない、って事なんですね。 赤丸はただの犬ではない。その事が分かっている綱手も立場として辛いものがあるんです。だから特殊追跡班にキバの姉を任命したのでしょう。キバの姉が獣医だということもあるでしょうが、キバと赤丸を「家族として見る目」を持ち、一方で「獣医として」「忍として」の立場を踏まえ、両方を冷静に判断できる者として選んだのではないかと思います。 赤丸が凶暴化した場合、やはり飼い主の責任を問われる訳ですが、赤丸誕生から一緒であり、危険な任務も共にしたキバにとっては「凶暴化→即始末」とはいきません。特殊追跡班が到着する前に何とかしよう、というナルトの言葉に耳も貸せません。その辺りが姉の域にキバが達していない、って事なんでしょう。そして何人たりとも入り込めないキバと赤丸の絆の深さなんですね。 その事は最後の攻撃の時、赤丸は己と必死に戦い、キバの急所を外した、と言う事からも覗えます。 結局血清は効いた、という事になります。 苦しい決断を迫られる事はキバでなくともあり得る事なのです。それが納得のいく決断であって欲しいですね。 とまぁ、シリアスな事ばかりではなく、ちょっとは息抜き。 ①キバの姉の裁縫は、仕事柄「外科医縫い」(^^;) ②キバって夜尿症?! |
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