チコの縄抜けシーンは圧巻としか言いようがありません。二十面相の娘 第13話 「白き炎」 のレビューです。
縄で高空に吊るされるという状況で、お姫様のように助けを待つのではなく、自分で切り抜けて二十面相を助けに行くというのが、チコらしくてカッコいいのですね。「私は二十面相の娘です」と決め台詞もバッチリ。
仲間から教わったことがフラッシュバックして、それを一つづつ実行するシーンは良かったし、振り落とされそうになりながら冷静に縄をつかむアクションもよかった。このアクションはハリウッドでもまだやってないのでは。ここは何回も見返しましたよ。
一方で、今回の二十面相は覇気がありませんでした。彼なりに、罪の意識に苛まされていたのでしょうか。白髪鬼があそこまで屈折した責任のいくらかは、二十面相にありますからね。かつて好きだった女性なのでしょうし。
最後にチコを助けたことで、らしさを見せましたが、まさかあのまま死なないですよね。しかし、どうやって助かるのだろう。
「戦争が、まだ終わっていないことに気づいたのさ」と二十面相は言いました。想像するに、彼が戦争中に加担した研究が、まだどこかで続けられていて、それを止めさせなければならない、というようなことではないかと。 それはあまりに危険なので、仲間を遠ざけたということなのでしょうか。
次週は、飛行船からの脱出がメインになるのでしょうか。パニックムービーっぽい感じになるのかな。
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今週は先週に続きとても面白かったです
ケンとチコの仲もよくなれそうでしたし
ただ残念なことに明智さんが物語にあまり深く関われないのが残念です…
ケンはなんだかんだでチコを守ろうとしていますが、次回の飛行船からの脱出で、さらに2人の間のわだかまりが解けるといいですね。
明智の影が、たしかに薄いですよね。このところ登場していたのは、二十面相が化けていた明智でしょうし。今後どう関わってくるのでしょうか。