メルクマール

春の32本や夏の29本よりも減っていますが、昨年の冬は21本、一昨年の冬は16本なので、この時期としては24本は多いと言えます。 昨期から続いている2期ものも多いですしね。 昨年の記事はこちらです。

今期の話題作は、断然『たまこまーけっと』でしょう。 京アニのオリジナル作品で、スタッフはほぼ『けいおん！』なのだから当然です。 CMも良かったので、期待が高まります。

それ以外には大型作品は少ない印象ですが、同じオリジナルの『ビビッドレッド・オペレーション』には注目しています。 ストライクウィッチーズの高村監督の作品で、シリーズ構成は吉野弘幸さんですから、期待して間違いないでしょう。 SFとしても楽しめそうです。

今期の特徴としては、日常系やファンタジー要素があるラブコメが多いですね。 新房監督の『ささみさん＠がんばらない』は、間違いなく面白いでしょう。 他はノーマークですが、いくつかは面白いものがあるでしょう。

さらに目に付くのは、ネットの掲示板や投稿サイトなどで公開されていたものが原作の作品です。 『まおゆう魔王勇者』、『石田とあさくら』、『戦勇。』、『琴浦さん』がそれですね。 その手の作品としては『ソードアート・オンライン』などがあり、成功していますが、今後はそういう、出版社や編集者を通さずにデビューして成功するパターンが増えてくるのでしょう。

草の根から才能が出てくるのは良いことで、今後のアニメの発展を占うことになるかもしれないので、これらの作品を見届けたいと思っています。

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