ミナモの声で、自分を取り戻した波留さん。仮想現実の”バインバインのコレもんのお姉ちゃん”よりも、現実のムチムチのほうが良いということですね。わかります。 RD 潜脳調査室 第4話 「欲望の環礁」 のレビューです。
このアニメ、かなりソフトウエアやネットワークに造詣の深い人が設定を考えているようで、僕はソフトウエア技術者なので、なるほどねと思う所がいろいろありますが、そうでない人がついてこれているのか気がかりです。 今回は、メタルやダイバーとは何か、について説明する回でしたが・・・
公式サイトの用語集によると、ダイバーとは「特殊ツールを用いて、フィルタリングされていないデータ状態のメタリアル・ネットワークに直接介入する職業ハッカーを指す」のだそうです。 つまり、ややこしいけどメタルの仮想現実空間が2種類あるということで、今回、それがはっきり描写されていました。
- (普通の)メタル: いわゆる普通の仮想現実空間。好みの仮想現実を作って没入することができる。
- ダイブしたメタル: メタルのプログラムの動きやデータの流れを、なるべく生に近い状態で仮想現実化したもの。便宜的に水中のような描写(メタファー)になっている。
今回で言えば、ビーチバレーのシーンが前者で、 渦を見たシーンが後者になります。 波留は先ずは普通のメタルに入って、そこからさらにダイブしていました。
現実でも、コンピュータのプログラムの動作がおかしいときに、プログラムを一旦止めたり、少しづつ動かしながら、なにが悪いのか解析します。悪いところを見つけやすいように、内部動作をツールを使って可視化したりもします。右の図はそういうツールの例ですが、”メタルにダイブする”とはつまり、そのように”ツールを使ってメタルをデバッグする”ことなのでしょう。
仮想現実でセックス、というのはありがちなネタではありますが、仮想現実を語るには避けて通れないのでしょう。
男に女性の神経を移植したら性的快楽が増幅されるというネタも、ハインラインが30年以上前にやってますね。
臨死体験まで仮想現実化してしまう、というのは面白いと思いました。人間の欲望は底知れないということでしょう。 周恩を助けにいったダイバーがブレインダウンしたのは、「死」に取り込まれたからでしょうか。
周恩のブレインダウンの原因は、「風俗用アバターと臨死体験プログラムで相乗的なオーガズムを得ようとしたため」 ということになったようですが、たぶんそれだけではないのでしょうね。 ブレインダウンが”停電を機に増えはじめている”という話もあったので、地球律とのかかわりがあるのでしょう。
今回、ミナモの呼びかけに波留が答えて、ブレインダウンをまぬがれたのですが、これはきっと、あの2人に共通する”自然の声を聞く”というシャーマンのような力で、メタルにあっても心が通じたのではないかな、と思っています。 波留もそれがあるから、ミナモをバディに選んだのでしょう。 ムチムチだけが理由ではないということで。
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雰囲気があって好きなアニメなのだけれど、今回いまいちノレなかったのは、零に共感できないからでしょうか。 ヴァンパイア騎士 第4話 「断罪の銃爪」 のレビューです。
ああいう、ぶっきらぼうで斜にかまえた野郎って、好きになれないのです。女性にはウケるのでしょうか。 枢のほうが、スマートでずっとカッコよいと思えますが。 優姫が零にベタベタしていると、なんかイライラするのですね。 ラストで2人の様子を見ていた枢を不憫に思ってしまう、僕の心境は藍堂に近いようで。
今後の展開としては、零にさまざまな試練が襲いかかり、それを零と優姫が力をあわせて乗り越えるという話なのでしょうか。あまり嬉しくない方向性だ。
枢によると、ヴァンパイア化した人間は必ずレベルEに落ちるそうで。だとすると、このまま放置していると学園の生徒を危険にさらすことになるのですが、学園長に成算はあるのでしょうか。優姫がカギだと思っているのかな。 溺愛している娘が噛まれたのだから、もっと怒るべきだと思うのですが、いずれこうなると諦めていたのでしょうか。
今回も、ところどころに仄かに淫靡なシーンがあり、それは良かったですね。ヴァンパイアものはこうでないと。 絶対領域を執拗に捉えるカメラワークもナイスと言える。
それにしても、このOP曲のダサさはどうしたものか。アバンがいい雰囲気でも、OP曲が”あかくあかくあかく~”とかぶってくるとウヘェと思ってしまいます。ED曲は素晴らしいのですが。
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これって、実は兄弟の母親がメインヒロインなのかな? 我が家のお稲荷さま。 第4話 「お稲荷さま。収穫する」 のレビューです。
母親のエピソードは、まだ一端が語られただけですが、切ない話ですね。30歳以上は生きられないことがわかっていて、それでも明るく生きた彼女。 もうすぐ公開の映画、「最高の人生の見つけ方」を思わせます。余命6ヶ月を宣告された2人の主人公(ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン)が、やりたいことをやるために冒険の旅に出る、というお話だそうで、観たいんですよね。
他のメインキャラは相変わらず、あまりピンと来ないです。コウのドジっ子コメディはワンパターンだし。むしろ父親がいい味を出していました。今回は美咲が出なくて残念です。 母親は来週も登場するようで、それは楽しみにしています。
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一番弱いはずのチコが、一番美味しいところを持っていく。その痛快さが良いですね。 二十面相の娘 第3話 「海底城」 のレビューです。
チコは、二十面相のハッタリを理解しただけでなく、「確かめておけばよかったのに」と悪人顔で言い放ったことがお手柄でした。艦長はチコのことをただの小娘と思っていたのに、雰囲気が豹変したことにショックを受けて、「負けた」と思ったのでしょう。
飛行機を爆破した爆薬は、どうやって持ち込んだのでしょうか。僕は、あらかじめ水上から、飛行機のそばに投棄しておいたのではないか、と想像しています。 そうでないとしたら、(二十面相がほのめかしたように)おにぎりのバスケットに隠していたとしか考えられませんが、チコの表情の変化から見て、やはりあれはハッタリだろうと思っているので。
海に沈んだ巨大な飛行機ですが、 あれのモデルは、H-4 ハーキュリーズ じゃないかなと思います。第二次大戦直後に一機だけ作られて、いまだに「最も横幅が広い飛行機」の記録保持者です。当時としては空前の大きさだったでしょう。
二十面相は、戦争や兵器を憎んでいるようですね。1話では戦争成金の邸宅を襲ったし、2話では巨大な戦車を破壊しました。そして今回は軍用機。泥棒は実は副業(カモフラージュ?)で、戦争に関連するものを壊すというのが本当の目的なのかもしれません。
チコの義理の両親は、私立探偵を雇ったようですが、あの家にいた女中さん?が気になります。OPに出てくる女性でしょうか? 実は二十面相の手下で、両親を監視しているとか?
和服に丸めがねの男は、明智小五郎でしょうね。いよいよライバル登場ということで、今後も楽しみです。それにしても、このアニメの感想書いてる人少ないなー。いい作品なのに・・・
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やっぱルルーシュのギアスが最強だよなぁと思います。 コードギアス 反逆のルルーシュ R2 第4話 「逆襲の処刑台」 のレビュー。
ルルーシュのギアスが特徴的なのは、「遅延発動できる」ことです。ギアス使いは何人もいますが、これができるのは今のところルルーシュしか分かっていません。 特定のセリフなどをキッカケにして、自分が近くにいなくても人を操ることができるというのは、非常に強力です。 緻密に計算したハプニングを、連鎖的に起こして大きな結果を引き出すことができるわけなので。
いわば、ハプニングをプログラミングできるのです。(セリフなどの)イベントをフックしてアクションを起こし、その結果発生したイベントをフックしてさらにアクションを・・・という動作は、まさにプログラミングそのものです。
今回は、その”ハプニング・プログラミング”が存分に発揮されました。一騎打ちの瞬間に租界の床をパージして混乱を起こし、さらにロロの命を救う三文芝居を演出するという。 「これだよ!」という痛快さがあったと思います。
ルルーシュがロロのギアスを見破るシーンも、なるほどと思いました。僕ら視聴者は、3話の映像から”物理的に時間を止めるわけではなさそうだ”という予測はついていましたが、ルルーシュはその知識は無かったはずです。それなのに、あそこで時間を数えることで見破ることができたのは、1話でロロが妙な力を使ったのをルルーシュは見ているので(カレンと一緒に逃げるシーンですが)、そこからいくつかの可能性を考えていたのでしょう。ルルーシュのことだから16種類くらい。たぶん、あの瞬間に、ルルーシュはいろんなことを試していたと思いますね。時間を数えるのはそのうちの一つで。
特性がわかってしまえば、その対抗策はいろいろと考えられます。”遠距離から狙撃する”は僕も予想していましたが、その通りで来ました。 あと、ルルーシュがロロを口八丁で丸め込むだろうな、というのも予想していましたが、ああいう芝居(身を挺してかばう)を打つのは予想外でしたね。お見事です。危ない橋ではあるけれど、ロロが乗ってこなかった場合の対策もちゃんとしてあったので、やる価値のある賭けでしょう。 この一年間、ロロとのフラグを立ててきた甲斐がありました。
2期では、ルルーシュの心理描写が1期よりも多いがしますね。残り時間が少ない中、ルルーシュが焦りながら作戦を検討している心境の描写は良かったと思います。焦りつつもあくまで冷静な様子は、「自分なら何か思いつくはず」という不敵な自信があることを伺わせます。
今のところ、構成の緻密さは1期を上回っていると思いますね。1期はもっと、ご都合主義的なところが目についたものですが、2期は今のところそれを感じさせない勢いがあるし、実際、細かいところまでよく考えられていると思います。 中華連邦の大使館がナイスな場所にありすぎる、というのはちょっと思いますけどネ。
スザクが学園に戻ってきたのは、ルルーシュの記憶が戻ったことを疑って、自分で確かめるためなのでしょうね。ルルーシュはどうやってスザクを出し抜くのでしょうか。いやぁ、ワクワクするなぁ。スザクには1期では負けっぱなしでしたが、今のルルーシュ、知略も黒さも増したルルーシュであれば、スザクに逆襲できるのでは無いでしょうか。
←携帯用の壁紙(WQVGA)を作ったので貼っておきます。
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4話にしてカタルシス無し、というスローな展開で、そろそろ辛くなってきました。BLASSREITER ブラスレイター 第4話 「包囲網」 のレビューです。
メインライターは特撮では定評がある方だそうですが、最近の特撮モノってこうなんでしょうか? ダークヒーローものだというのは分かるのですが、主人公はまったく報われず、やってることも場当たり的にザコ敵を倒しているだけ。見ていて楽しいことが無いんですよね。 このまま溜め続けて、いつかドカンとカタルシスがあるのでしょうか?
いじめられている弟君も、見ていて辛いものがあります。個人的には、ああいうのはあまり引っ張らないで欲しいですが・・・
ブルーの行為は、生存者を助けるためではないか、とアマンダが推理するところは良かったかな。そこまで鋭いわりには、警官を惨殺したのは他のデモニアックではないか、ということには気づかないようですが。
要するに、この作品のテイストが僕には合わないということなのでしょう。次回見るかどうか微妙です。
「人を助けるために人を殺してもよいのか」というのは深遠なテーマですが、今回の仮面のメイドガイは、「下着ドロを捕まえるために下着ドロをしてもよいのか」という深遠なテーマについて考えさせられる話でした(違。 第4話 「ヒモとボイン」 のレビューです。
このアニメ、お色気はともかくとして、ドタバタコメディとしてなかなか面白いと思っていたのですが、今回はイマイチでした。財産を狙う敵と戦うのがこの話の本筋であるはずで、その敵の第一号がようやく現れたのですが、その攻撃というのが「なえかの恥ずかしいものをバラ撒く」の一辺倒だし、オチは常に爆発だし、もうちょっとヒネリが欲しいところ。
メイドガイアイの描写は良かった。服の下が透けて見えたらいいなぁ、という男の煩悩をうまくとらえています。しかもフブキの下着がめちゃ色っぽいという。 幸助も、メイドもののゲームとかやってる場合じゃないよ?
コガラシのキャラのインパクトには、だんだん慣れてきてしまったので、これからこのアニメの面白さをどう出していくでしょうか。魅力的なサブキャラが必要なのでしょうけど、今回の二人はまだ魅力が出ていないですかね。
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少女を自分好みに育てるといえば、谷崎潤一郎の「痴人の愛」を思わせますが、そのまんまでしたか。 絶対可憐チルドレン 第4話 「柳暗花明! いけいけ プリティ女子高生」 のレビューです。
だって、担当官の名前が”谷崎一郎”で、女の子が”ナオミ”ですからね。「痴人の愛」は、最初は男が少女(ナオミ)を支配していたのに、やがて逆に支配されてしまうというお話で、その展開も似ているけど、あちらにある淫靡なエロエロさは無いですな。 いや、人目のあるときはあの程度だけれど、2人だけのときは実はエロエロなプレイを、、、と想像で補っておくか。
チルドレンたちがナオミを調査するシーンは、笑うところだろうけれどあまり笑えなかったかな。その後の、訓練場での特訓シーンは良かったけれど。基本的には、ナオミを紹介する回&サービス回なのでしょう。子供向きアニメのはずだけれど、ナオミの破れた制服の描写には妙に力が入っていました。
オヤジエスパーは”メイドガイ・アイ”の使い手でしたが、メイドガイよりは視聴者へのサービス精神に欠けていました。
チルドレンたちが学校に憧れるシーンがあり、来週の学校に行く話?の伏線なのでしょうね。なぜ学校に行けないのか、ということは薄々はわかるけれどあまり語られていないので、興味があります。
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2話に続いてシリアスな話でした。実はこの作品って、これが本来のカラーなのでしょうか? てっきり1話のような電波アニメと思っていましたが。 狂乱家族日記 第3話 「姫宮の鬼姫様」 のレビューです。
「どうして痛みを、下に下にたらいまわしにすることしか考えられないかな」と優歌は千子には言いましたが、人ってそういうものなんですよね。 先輩にシゴかれた人が後輩をシゴくとか。 人種差別なんかも、”自分より下”な存在を作って蔑みたいからだし。人間の弱くて醜い部分だと言えます。 千子のしたことは簡単には許されないけれど、彼女も子供の頃からいじめられてきた被害者なわけで、凶華に「鍛えなおして」もらうチャンスは与えられてよいでしょう。
銀夏のエピソードとかも含めて、いい話だと思いましたよ。凶華の影がやや薄かったですが、例によって「あたしは全知全能だ!」という言葉通りに、子供たちを助けてくれるのはカタルシスがあります。なんとも頼もしい母親です。 ただあまり強すぎるのも、話が展開しないので、今後どうするのか興味があるところです。
千子(千花)の声、黒さと脆さが出ていて良かったですが、スタッフロールで戸松遥さんだと知ってビックリしました。ToLoveるのララとはぜんぜん違うので。絶対可憐チルドレンの紫穂とも違うし、もえたんのすみとも違います。今年高校を卒業したばかりという若さで、まだキャリア2年くらいしか無いはずなのに凄いですね。今後の活躍が楽しみです。
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アバンの跳び箱授業で、「いけない!ルナ先生」を思い出してしまいましたよ。あれもかのこん的な、”行為そのものは無いが、それ以外はなんでもあり”で、少年誌のマンガとしては過激だったので、メディア良化委員会PTAの槍玉に上がって発禁・回収になっちゃったんですよね。 かのこんは、年齢制限設定を活用して限界に挑戦して頂きたいです。 第4話 「脱げなくなっちゃった?」 のレビュー。
バニー服の設定はハチャメチャとしか言いようが無いけれど、コスプレシーンを作るために手段を選ばないということでしょう。アリです!
委員長のナース服(およびパンツ)と、望のメイド服(およびパンツ)でお腹いっぱいでした。 惜しむらくは、バニースーツを着たちづるのエロ描写が薄かったことですが。ラストは、同化設定を使って綺麗にまとめました。
たゆら 「俺が怖いのはナースにシスター、ポリスに巫女さん、チャイナドレスだー」
なるほど、まんじゅう怖い作戦ですな。 ナイスチョイス。
養護の先生と生活指導の先生が、けっこう絡んでいましたね。2人とも妖怪のようだし、今後のストーリーに関わってくるのでしょうか。というか、いつ本筋のストーリーになるのだろう。
来週登場する男キャラで、話が動くのでしょうか。まぁ、ずっとこの調子でハチャメチャコメディでも、いいような気もしますけれど。
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ラストの戦闘シーンが不完全燃焼でした。 ドルアーガの塔 -the Aegis of URUK- 第4話 「バンド・オブ・ハンド」 のレビューです。
ジルたちが初めて、団結して強力な敵と対峙するシーンなので、もっとじっくり見たかったですよ。でもほとんど端折ってしまったのは、動画枚数の制約なのかと思ってしまいます。”全滅確実”という状態からどうやって勝てたのか、これではさっぱりわからないです。今後のクオリティがちょっと心配。
カーヤはヒーラー兼バッファー(補助魔法を使う人)なのですね。補助魔法はかなり強力のようなので、使い方がカギになりそうだ。 戦闘時のフォーメーションの感じは、いかにもMMORPG(多人数プレイのオンラインRPG)でいいんですよね。
ストーリー的には、さらに伏線を広げていて、面白そうではあります。 C.C.みたいなのが出てきました。ニーバと契約してたりするでしょうか。
ジルとニーバのパーティーを、交互に描写するようで、面白いスタイルだと思います。 あと、軍隊はどう関わってくるのでしょうね。ファンタジーRPGの世界に、あまり軍隊は出てこないので新鮮です。考えてみれば、軍隊がいるほうが自然ですよね・・・。
不満はあるけれど、なんだかんだで先は楽しみです。
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夢に向かって歩き始めた2人。 マクロスFRONTIER (フロンティア) 第4話 「ミス・マクロス」 のレビューです。
「私を追いかけたかったら迷わず、進んでくるのね」 「はいっ」 って、ガラスの仮面みたいですが。
シェリル 「ランカ・リー、恐ろしい子・・・」
ガラスの仮面は、オーディションのシーンで、普段はパッとしないマヤが天才っぷりを発揮するのが痛快なのですが、ランカはマヤのようには行かないようで。 まぁ、あの大統領補佐官(レオン)が干渉しているのでしょうが・・・
廊下の隅の暗いところで落ち込んでいるランカと、そこに現れた光り輝くようなシェリルとの対比。そして、シェリルが励ましたことで、「はいっ」と明かりの中に踏み出すランカの演出が印象的でした。
一方、アルトの父親は、海原雄山みたいでしたな。アルトの父親に対する反抗心と畏怖心も、山岡士郎のようだ。
反発しあう二人をとりもつ、栗田ゆう子的な立場になるのはランカなのでしょうか。
アルトはやはり、普通に腕がいいようで、今後どのような主人公能力を発揮するのか楽しみです。ミハイルとのライバル関係もいいですね。
ミハイルといえば、あのロリのゼントラーディンと仲がいいようで、やっぱマックス的な立場なのだなぁ。アルトとのBLを期待している女子の方には残念なことかもしれません。
宴会場に、”SMS運輸”とありました。本来の業務を隠して、運輸会社などにカモフラージュしているのはなぜでしょうか? 保安のためとか言っていた気もしますが、誰に対する保安だろう? 市民の中にバジュラのスパイがいる、というのはあまりありそうにないし。
推測すると、表向きの軍備の状況は市民に公開されているだろうから、あまり不自然に増強して、バジュラという敵の存在を悟られてしまう可能性を恐れているのかなと。バジュラのことを隠したい政府としては、こっそり軍備を増強するためにSMSを活用している、というところでしょうか。
歌とシンクロする戦闘シーンは、やっぱマクロスという感じでイイですね。こういう”お約束パターン”がある作品は強いな。ただ、歌のキーは、彼女にはもうちょっと高いほうがいいような。「オーディションだからオリジナルのキーで歌わなければならない」ということなのかな。
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大混乱オチかぁ。なにかと、うる星やつらのオマージュって感じですね。食材と戦う話もあったなと。 To LOVEる -とらぶる- 第4話 「宇宙のLOVEエプロン」 のレビューです。
でも、わりと面白かったと思いますね。飛び出していったララが、じつは張り切って戻ってくる展開は予想通りだったけれど、そこからのスピーディーなドタバタはなかなか良かったし、何よりエロかった。 スッポンポン一辺倒で、あまりエロくないと思っていたTo Loveるですが、今回は見直しました。
”触手”にエロスを感じるのは日本人特有みたいで。 北斎の浮世絵から脈々と繋がる、日本の伝統なのですね。まさに美しい国です。
今回も、妹がさりげなくいいです。彼女の当番回が欲しいな。 と、来週は縦ロールのお嬢様ですか。これまたベタだけれど、ハイテンションなキャラが案外少ないので、盛り上げてくれそうです。
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不器用な人たち(笠原、堂上、手塚)と、すべてを心得ている人たち(柴崎、小牧)。 図書館戦争 第3話 「小田原攻防戦」 のレビューです。
今回の内容は、「図書館戦争(シリーズ第一巻)」の第5章、「図書館の自由が侵されるとき、われわれは団結して、あくまで自由を守る」の前半でした。 3章と4章の内容もつまみ食いしていましたが、エピソードとしては飛ばしましたね。地味ながら、表現の自由について考えさせる、いい話ではあるのですが。
「日野の悪夢」のシーンで、原作には印象的な言葉があるんですよ。 「本を焼く国ではいずれ人を焼く」 です。 たかが本ではありますが、不都合な本を抹殺するような国家は、いつかエスカレートして不都合な国民を抹殺するようになるでしょう。マルティン・二メーラーの詩を思わせますね。
彼らが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった、
私は共産主義者ではなかったから。彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった、
私は労働組合員ではなかったから。彼らがユダヤ人たちを連れて行ったとき、私は声をあげなかった、
私はユダヤ人ではなかったから。そして、彼らが私を攻撃したとき、
私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった。
だから、良化特務機関に唯一対抗できる法的根拠を持つ図書館が、武装してでも本を守るのでした。
それはともかくとして、このお話は基本的にはエンターテイメントです。アニメは明らかにそちらにフォーカスしていますが、それもいいでしょう。 今回は、笠原と柴崎の友情話が見られたので、それで満足です。キツイことを言いつつも、笠原のことを凄く気遣っている柴崎がイイんですよね。 堂上も、ベクトルは違うけれど、やはり言葉とは裏腹に笠原を可愛がっています。 笠原は周囲のみんなから贔屓されていますね。一生懸命なところが愛されるのでしょう。
次回はいよいよ、第1巻のクライマックスですね。5章の残りの部分を1話かけてやるとすれば、じっくり描写されそうで楽しみです。
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これ、用語の説明がほとんど無くて、公式サイトの用語集を見ていないと話がわからないのではないでしょうか。そのわりには”携帯サイト(有料)限定情報”があるのはどうかと思いますが。 RD 潜脳調査室 第3話 「リダイブ」 のレビューです。
波留 「僕を支えてくれるムチムチヒラメキが必要だ。」
僕も、ムチムチもいいかと思えてきましたよ。 現代では、女性は細い方が良いとされていますが(少なくとも女性はそう思っている)、太目がモテていた時代もあったわけで、2061年ではムチムチが来ているのかもしれません。女性型ロボットをムチムチにデザインするくらいですからね。僕もがんばって長生きしよう。
ともあれ、みなもは確かに、波留にヒラメキを与えました。 波留がダイブに失敗するのを見て、カンのいい みなも は何か引っかかりを感じていたのでしょう。その時は、それが何か判らなかったけれど、喫茶店で「安全安心ダイビング」という広告を見て、「これだ!」とひらめいたようです。
つまり、ダイバーは海を感じることは必要ですが、海に飲み込まれてはいけないのです。人間は海中で生きるようには作られていないので、海中では異物にすぎません。油断すると、容易に”海の藻屑”になってしまいます。 海と一体化しつつ、海に取り込まれない危機意識を持つことが、ダイバーには要求されるのですね。
波留は、海を感じることを求めるあまり、そのことを忘れていました。むしろ海に飲み込まれても本望だとさえ思っていた。それじゃダメなわけです。 海をシミュレートしているメタルでは、深く潜るにつれて高い”思考圧”にさらされ、自我がメタルに溶け出してしまう(つまり海の藻屑になる)危険が増えます。なので、”海(メタル)を感じるけれど飲み込まれない”、という意識が必要で、それがつまり「安全安心ダイビング」です。 ダイビングの心得を、波留はみなもに教わってしまったのでした。
波留とみなものコンビネーションが、今回も発揮されました。 みなもは基本的には無知で無力なわけで、経験豊富な波留を助けるシチュエーションを作るのは大変だと思うのですが、これからもこのパターンでやるのでしょうか? だとしたら凄いなぁ。
波留がメタルから戻ったとき、みなもに波留の”若い姿”が見えたのはなぜでしょうか? みなもは電脳化されていないけれど、メタルに干渉して”メタルでの波留の姿”を感じることができるとか? そういえば、リンクが切断されたときに、みなもが波留のところに駆け寄ったら回復しましたね。なにかそういう設定はありそうです。
おじいさんと少女の仲が今後どうなるのかも、大いに興味があります。 ムチムチ書記長が、からんできたりするのですかね? 波留を巡って両手にムチムチとか?
追記:
最初に見たときは気づかなかったのですが、リンクが切断されたときに、オペレータが「スポラディックE層発生」って言ってますね。これは何かの比喩じゃなくて、そのまんまの意味なのでしょうか? スポラディックE層とは、突発的に発生する特殊な電離層で、テレビ放送に悪影響を与えたりします。この時代、電脳への接続に無線を使っていて、それにスポラディックE層が悪影響を与えるのかな? みなもが波留のところに駆け寄ったらリンクが回復したのは、みなもには電波障害をなんとかする力がある? そしてそれがみなもが電脳化していない理由とか? むしろ謎が増えてしまいました。
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今回は圧巻だったなー。1つのカットの無駄もありません。2話でちょっとパワーダウンかと思ったけど、やはりこれは良作。 ヴァンパイア騎士 第3話 「懺悔の牙~ファング~」 のレビューです。
構成の岡田麿里さんと監督の佐山聖子さんが、それぞれ脚本・絵コンテということで、力の入れどころの回なのでしょう。
序盤のコメディは軽く流した感じだったけれど、これは”吸血鬼の美しさ”を表すために必要なエピソードですね。 しかし街に出た優姫は、凶暴な吸血鬼に襲われてしまう。 学園の美しい吸血鬼と、外界の醜悪な吸血鬼、どちらが本来の姿なのか? 吸血鬼への憧れと恐怖の間で悩んでいる優姫にとって最悪のタイミングで、零が吸血鬼であることがわかってしまいました。 さてこれから優姫は、零はどうする?
街をさまようシーンの不安感や、追い詰められるシーンの緊迫感が良かったと思います。古風な町並みとあいまって隠微な雰囲気もあり。優姫を後ろから抱く枢や、それを見ながら苦しんでいる零の様子も隠微ね。
そして吸血シーン。男の自分でも、なんかドキドキしましたよ。 牙が刺さるところは描写されなかったけれど、そこは規制ですかね。
吸血鬼には、いくつかの種類があることが判明しました。まず”レベル”があるようで、これは吸血鬼化の進行具合をあらわしているのでしょうか? レベルが高いほど、人間としての理性を失ってしまう? 学園の吸血鬼たちは、そういう意味ではレベルが低いのですかね。
また、”純潔”の吸血鬼と、そうでない吸血鬼がいて、純潔の吸血鬼に噛まれた人間だけが吸血鬼化するらしい。”純潔ではない吸血鬼”にはさらに、人間と混血している吸血鬼と、人間から吸血鬼化したもの、の2種類があると思っていいのかな? その2者に違いはあるのだろうか? 後者のほうが凶暴化しやすいとか。
枢 は理事長に、零を普通の生徒として扱うことを抗議していますが、それはナイトクラスに入れるべきということでしょうか、あるいは学園から追い出すべきということでしょうか。 理事長は「これ以上酷なことができるかい?」と言っていましたが・・・
零の運命やいかに、ということで次回が楽しみです。 優姫は零のことを隠し通すのか? いっそ毎朝、「かぷっ、ちゅー」させてあげるとか。いやいやいや、、、
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日曜の夜は他に観るもの無いしな、という消極的な理由で観ていたのですが、今回は面白かったですよ。 我が家のお稲荷さま。 第3話 「お稲荷さま。登校する」 のレビューです。
美咲の妄想爆発シーンに尽きるんですけどね。下手をするとスベりがちなネタですが、演出と演技が良いので、笑えてキュートでした。鹿野優以さんって存じ上げなかったけど、僕はこの感じ好きですね。今後の活躍にも期待。
昇がコウやクーのことを案じて妄想するシーンも、なかなか良かった。「白いのとガラ物を一緒に洗ってないかなぁ~」とか生活感ありすぎで。
おきまりのシーンである、「コウやクーの常識の無さが騒動を起こす」については、すでに飽きてきて、畳みかけるほどのパンチ力は無いと思えます。
戦闘は、やはり毎回やるのですね。特に見るべきものは無いが・・・ 今回の敵は3人のガキで、登場シーンは”トンキチ・チンペイ・カンタ”のようでした。
来週はまた新キャラ登場なのでしょか? メインキャラにいまいち魅力が無いのですが、サブキャラを楽しみに今後も見ることにします。
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もう3話ですけど、いまだにつかみ所が無い話です。 BLASSREITER ブラスレイター 第3話 「感染拡大」 のレビュー。
つかみ所のない原因は、誰の視点で見ればいいのか分からないからでしょう。 ゲルトが主人公っぽかったけど、今回登場しないし。主人公らしき”ブルー”は出番が少ない上に喋らないし。 アマンダとヘルマンはブルーと敵対しているし。 誰に共感させたいのかなと。
ゲルトの元恋人のウザさは相当なもので、”おまえは死ね!”と誰もが思ったことでしょう。そういう感情を喚起させるのはうまいのですね。 たぶん彼女も、デモニアックになるのだろうな。
アマンダの戦闘服?が妙にエロいと思っていましたが、私服もいいですね。尻の描写へのこだわりは素晴らしい。 当面は、戦闘シーンとアマンダのために視聴しようと思います。
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”正体を隠した状態での知恵比べ”という、コードギアスの面白さが発揮された回でした。 コードギアス 反逆のルルーシュ R2 第3話 「囚われの学園」 のレビューです。
■機密情報局はどこまでルルーシュを疑っている?
ヴィレッタたち「機密情報局」は、ルルーシュとC.C.との関係は知っているわけで、ということは、ルルーシュが”ゼロだった”ことも知っているはず。 なのにルルーシュがゼロだという確信が持てずにいるのは、妙ではあります。
”領事館に現れたのは、ゼロを語るニセモノであろう”と考えているのでしょうか。ルルーシュの記憶はまだ戻っていないはず、と。 そうであれば辻褄は合うかな。
ロロは、”ルルーシュの記憶は戻っていない”と思いたいようですね。1年間の兄弟ごっこの間に、情が移ってしまって、このまま兄弟でいたいと思っているのでしょうか。ルルーシュにもらったロケット(本来はナナリーのプレゼントとして買ったもの?)を大事にしているようですし。 血も涙も無いことを示すシーンもありましたが、情に流される一面もあるということは、重要な鍵になりそうです。
■スザクの強さの秘密
スザクの強さはさらに増して、手がつけられなくなっているようですね。でもなぜ、あんなに強いのでしょうか。「理不尽に強い主人公」というのはありがちですが、何らかの理由付けがあるものです。大きく分けて2パターン。
1. 主人公が特殊能力を持っている : ニュータイプ(ガンダム) シンクロ率(エヴァ)
2. 乗機が圧倒的性能を持っている : 太陽炉(ガンダム00) ラムダドライバ(フルメタ)
スザクとランスロットはどうでしょうか。スザクのパイロットとしての能力は非常に高いようですが、人間離れしているという描写は無かった気がします。
ランスロットは”サクラダイトの使用量が非常に多い”といった設定はありますが、オーバーテクノロジーというほどでは無さそうで。 あえて言えば1と2の合わせ技なのでしょうけれど、”大軍を相手にして易々と勝つ”ほどの能力があるのは、ちょっと解せないものがありますね。 やはり何か、スザクに隠された特殊能力があるのでしょうか。
”ランスロットは高価すぎて量産に向かない”そうですが、現代戦では”ハイローミックス”という思想があります。”高価だけれど高性能な兵器”と、”そこそのの性能で数が揃えられる兵器”の両方を運用するべきという考え方ですね。たとえ10倍高価でも、高性能であれば一定数揃えるべきです。 それでも量産しないのは、常人のパイロットではランスロットの性能が引き出せないから無駄、ということでしょうか。
■ロロのギアス
ロロのギアスは、”人の精神活動を一定時間停止させる”もののようです。物理的に時間を止めているわけではなさそう。 背景の水は動いていたし、今のところ分かっているギアス能力は、すべて”人の精神や認識に介在するもの”ですし。
ルルーシュはそれで返り討ちにあいましたが、果たしてルルーシュにとって想定外だったでしょうか? 実は1話で、ルルーシュはロロのギアスを見ています。 カレンに連れられて逃げていたはずが、いつのまにかカレンと引き離されて、ロロに引っ張って行かれたのでした。 ルルーシュがそのことを覚えていれば、、、
僕だったら、どうやってロロを攻略するかな。 ”人間にしか効かない”というのがポイントかもしれません。 ルルーシュのギアスもそうだけど、敵に知られていないから効果的なわけで、特性がわかってしまえば、いくらでも対処できそうです。
■中華連邦の裏切り
黒の騎士団を裏切るのであれば、”首脳陣が集まっているときに一網打尽”、がナイスな手段だと思うのですが、そうしないということは、中華連邦内での内輪もめ(クーデター、もしくは本国の意向)なのでしょうか。あるいはルルーシュの仕込み? 例によって、先が気になる引きですね・・・
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キャラデザはあまり好きではないが、超能力モノには興味があるので見ていました。3話はいかにもな回だったので、感想を書いてみます。 絶対可憐チルドレン 第3話 「悪木盗泉!エスパーはつらいよ」 のレビュー。
かれん 0 【可▼憐】
(名・形動)[文]ナリ
いたわりたくなるようすである・こと(さま)。いじらしく、かわいい・こと(さま)。
三省堂提供「大辞林 第二版」より
チルドレンは非常に強いので、”可憐”という言葉は似合わない気がするけれど、実は不安定な存在であり、傷つきやすい心を持っているのですね。 普通の人々の中で、居場所が無いことで傷ついている彼女たちにとって、「ここはおまえたちの居場所じゃない」という光一の言葉は、ひどいNGワードでした。 光一もそれに気づいたので、彼女たちへの謝罪と信頼の気持ちを込めて、あのシーンでリミッターを解除したのでしょう。
子供向きの番組なのでわかりやすくしているけれど、古典的なミュータントテーマSFを忠実にやっています。「地球へ・・・」とか「Xメン」のような、超能力者が普通の人々から疎んじられという話です。 まともにやると重くなりがちですが、これはあくまでコメディなので、どこまで追及するでしょうね。興味があるので引き続き観てみます。
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