「そんなこと言ってる場合じゃないだろう!」 いや、まったくその通り。ゼロの使い魔 ~三美姫の輪舞~ 第12話(最終回) 「自由の翼」 の感想と総評です。
ルイズが突然魔法を使えなくなりましたが、どうしちゃったのでしょうか。貴族の位を捨てたことでアイデンティティーを喪失したような描写があったので、あれが伏線といえばそうなのでしょうか。だとしたら、前回から魔法を使えないことにしていたほうが良かったと思えますね。
ところで、僕はわがままなヒロインというのも好きなんですが、ルイズはあまり好きになれないのでした。何故だろう。「女々しいわがまま」に見えるからかな。才人の気を惹くことばかり考えていて、周囲が見えておらず、一人でキレているという。ああいうタイプがカワイイと思える人もいるのでしょうけれど、僕はちょっとダメですね。
タバサはいいと思います。才人を裏切ったことで絶望している描写があったので、それでも助けにきてくれた才人に惚れるのは説得力がありますし。二人のシーンをもっと見たかったけれど、もう終わりなんですよね。
戦闘シーンはけっこう迫力がありました。各キャラにそれぞれ見せ場を作ったのも良かったですし。それなりに最終回をまとめたとは言えるでしょう。
最終回なので総評やります。今回はピッコロさんのところのフォーマットで。
ストーリー: 3点
ティファニア編とタバサ編に分けられると思いますが、ティファニア編は中途半端な感じでした。4期への準備ということでしょうか。タバサ編の全体的なストーリーは悪くないと思うのですが、これといったフックも無いかな。
キャラクター性: 3点
前述したように、僕は残念ながらメインヒロインのルイズがあまり好きになれないのですが、それ以外のサブキャラたちはそれなりに活き活きしていて、悪くないと思います。でも特別好きなキャラはいないかな。アリエッタ姫が気に入ってはいますが、2期のような当番回は無かったですし。
画: 4点
作画は安定していたと思います。女の子もかわいく描けていました。
演出: 4点
コメディのネタはともかくとして、テンポは良かったと思えます。戦闘シーンもあまり量は無かったけれどよく出来ていました。
音楽: 3点
まぁ普通でしょうか。あえて普通の(ちょっと古っぽい)劇伴にしているのだと思えます。OP曲の歌詞はいいですね。
総合的な評価: 3点
「人に薦められるか」という観点ではこの点になります。あくまでファンのためのアニメという感じですね。キャラが活き活きと動いているので、ファンならば楽しめるでしょうけれど、それ以外の人にはどうでしょうか。シチュエーションコメディとしての面白さか、ファンタジーとしての舞台仕掛けか、なにか無いと辛いと思えます。
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姫様スキーとしては、「顔を赤らめる姫様」や「私情挟みまくりな姫様」が見られて良い回でした。ゼロの使い魔 ~三美姫の輪舞~ 第8話 「東方(オストラント)号の追跡」の感想です。
いつものドタバタ劇は、テンポが良くて安心して見られますが、こればっかりでは飽きるかな。シエスタはすっかり妄想キャラで、名実共にエロメイド。面白いのでもっとやって下さい。
前回も戦闘シーン良かったですが、今回もタバサとエルフのシーンは良かったと思います。ドラゴンが飛び込んでくるところとか、倒れたタバサが人形をつかんでいるところとか、要所の演出がいいですね。
コルベール先生の復活については、突っ込みどころありすぎるので、むしろスルー。
そろそろストーリーが動き出しそうですが、来週はタバサの妹が登場ですか。提供絵で才人に抱きついている子ですよね? またドタバタ回になるのでしょうか。
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このところ感想書くのをサボっていたけど、姫様が登場したので書きます。僕は姫様のダメっぷりが好きなのですが、今回も遺憾なくダメさを発揮していました。ゼロの使い魔 ~三美姫の輪舞~ 第7話 「スレイプニィルの舞踏会」の感想です。
スレイプニィルとは北欧神話に登場する聖獣ですが、舞踏会と何の関係があるのかはわかりません。この作品、北欧神話からネーミングだけ取ってるものが多いですよね。ガンダールヴとかもそうですし。
舞踏会で誰を選ぶか、というお話で、これがギャルゲーならばルート分岐するところですが、姫様ルートキター!というわけでもないようで。アンリエッタ姫は、高潔で賢くあろうとがんばっているけれど、実態はダメダメなんですよね。政治では取り巻きの言いなりだし、私情に流されまくりだし、恋愛では節操無いし。それを自覚していながら、雰囲気に負けて才人を誘ってしまうのが姫様らしいところで、ナイスなダメっぷりでした。
前回、タバサとのフラグが立ったように思いますが、いきなりの対決。戦闘シーンは短いものの迫力あったと思います。タバサがあっさり負けてしまったのは、心に迷いのあるタバサと、ルイズのために本気を出した才人とのメンタルの差でしょうか。
で、コルベール先生再登場。好きなキャラなのでうれしいけど、2期でうっかり殺してしまったのを、必要に迫られて復活させたという雰囲気が見え見えであり、ちょっとしらけますね。
ともあれ、これからストーリーが本格的に動き出すのでしょう。原作のタバサのエピソードは評判が高いようなので、楽しみにしています。
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特に事件は無く、2期で投げっぱなしだった結末を説明した回でした。ゼロの使い魔 ~三美姫の輪舞~ 第3話 「英雄のおかえり」 のレビュー。
まぁ、デルフの言うとおり、たいした話ではなかったですけどね。ティファニアはもっと天然キャラかと思っていたら、そうでもありませんでした。サイトとティファニアがイチャイチャしてルイズが切れる、という展開かと思ったら、これもそうでもなく、やや肩透かしかな。次回は学院に編入してくるようだし、乞うご期待ということか。
この世界ではエルフは差別されているようですが、なぜそうなのかはまだ不明です。予告でも、フードをかぶって耳を隠していましたね。
黒幕たちがなにやら悪巧みしていて、今後のストーリーの軸になるのだろうけど、この作品、「架空世界の歴史物」としての底は浅いので、今回もそれほど期待してません。
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1話でも思ったのですが、ルイズの独白シーンが多くて、ルイズ1人称に近い体裁です。ルイズ視点のせいか、サイトがカッコいいのですね。 ゼロの使い魔 ~三美姫の輪舞~ 第2話 「森の妖精」 のレビューです。
不評だった2期とは違うものを目指しているはずで、明らかに変えてきているのはこんなところでしょうか。
・ルイズ視点が増加
・デフォルメキャラあり
・パンチラあり
要するにギャルゲーっぽくしようということなのかもしれません。吉と出るでしょうか。
ともあれ、今回のクライマックスである、サイトとの再契約シーンの映像はとてもよかったと思います。綺麗だしドラマチックでした。
ってか、使い魔に戻ってしまうのですね。てっきり、「使い魔の能力を失ったサイトが独力でがんばる」とか、「使い魔の絆は無くなっても、二人の心の絆を確認する」みたいな話になるかと思ってたのに・・・
妖精さんは、印象的な登場シーンですが、ほとんどしゃべらず、顔見せ程度でありましたね。次回に期待。
僕は、「女子から犬と呼ばれたい」という嗜好は無いので、ラストは微妙でしたが、全体として悪くない感じだったと思います。視聴継続するので、今回からカテゴリを新設しました。。
あと、EDテーマがなんか好きですね。可愛くポップなバックトラックに釘宮さんの声がよく合っています。
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2期は無残な出来だったわけですが、あの汚名を漱ぐことができるでしょうか。ゼロの使い魔 ~三美姫の輪舞~ 第1話 「使い魔の刻印」 のレビューです。
監督は2期と同じですが、シリーズ構成が違うのですね。他の方のブログの情報によると、今期のテーマは「ラブ線」だそうなので、期待できるかもしれません。この作品、基本的にはハーレムものラブコメだと思っているので(違う?)、サイトを巡るヒロインたちとのドタバタやニヤニヤエピソードを描いてくれれば、そう外れはないでしょう。タイトルが「三美姫」ですしね。で、三美姫って誰のことですか?
2期のラストでは、サイトは無双状態だし、ルイズも虚無の魔法に覚醒したしで、今後どうするのかなと思っていたら、そうきましたか。サイトはガンダールブの力を失ってしまったのですね。これからはガンダールブに頼るのではなく、サイトが自身の力で、ルイズや仲間たちと協力しつつ敵に立ち向かうことになるのでしょう。
今回はルイズとのニヤニヤシーンが豊富でしたが、爆発オチは進歩がないな。僕はどちらかといえばシエスタやアンリエッタが好きなので、今回はサラっと見ました。来週は妖精さんが登場するので、どんなキャラなのか楽しみです。
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