これまでの順調さが嘘のように、すれ違いはじめる二人。乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪ 第10話 「こんなことになっちゃって……」 の感想です。
彼氏がデビューすることになり、マネージャーから別れろと言われる、というのは古典的な少女マンガのプロットで(『愛してナイト』とか)、その逆パターンですね。 さらに、裕人君がアイドルのマネージャにされてしまうという、二重のすれ違い構造になっています。
今回は終始、裕人視点で描かれていて、春香が遠い存在になりつつあることを表しているのでしょう。
裕人君がなかなかデキる奴であることは、これまでも何度か描写されていましたが、今回もにわかマネージャとして有能さを発揮していました。そのあたりのエピソードの積み重ね方はうまいと思えます。アルバイトでマネージャーというのは無理はあるけど。
アフレコ現場の映像は、いくらでもロケハンできるということで、リアルな感じです。そういえば、このアニメは「オタク文化案内」でもあったのでした。1期に比べて、その要素が薄れていましたが。
今後、みらんとフラグが立つような雰囲気がありますが、裕人はおっぱい星人に違いないので、みらんになびくことは無いでしょう。
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この作品は、ある種、冒険的だと思えます。乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪ 第9話 「初体験です☆」 の感想。
冒険的と言えば、『生徒会の一存』は、生徒会室の中だけで物語が進行するという、冒険的な手法のアニメですが、演劇ではよくある手法ではあります。
この”乃木坂春香”に関して言えば、「なんのドラマも起こらない」という意味で、さらに冒険的でしょう。物語というものは、キャラクタがいて、そのキャラクタがなんらかのアクションを起こし、すれ違いが発生し、それが決着する、という一連のシークェンスがあるわけです。これはアリストテレス(前384年 - 前322)も、その著書『詩学』で言及しています。
この作品にはそれが無く、ひたすら祐人と春香がいちゃいちゃするだけ。アリストテレス以来の”物語の手法”に、真っ向から対決していると言えます。
いっそこのまま行ききっては、と思うのですが、なにやらドラマが起こりつつあるのかな。春香がアイドルにスカウトされて、なかなか会えなくなって”すれ違い”が発生するというフラグっぽい。でもあえてそうではなく、「アイドルにはなりませんでした」と何事も無かったかのようにスルーする展開を、むしろ期待している自分がいます。
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「甲斐性なし」の用法が、ちょっと違うような気がしたり。乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪ 第8話 「してあげる……」 の感想です。
「甲斐性なし」には「不甲斐ない」という意味もあるけれど、どちらかといえば「生活能力が無い」「頼りにならない」というニュアンスです。裕人君は進学校に通ってるようだし、家事もできるし、結構男らしいので、甲斐性はあると思いますね。
女性キャラが男性キャラを「甲斐性なし」呼ばわりするのは、『めぞん一刻』あたりが走りでしょうか。五代君は確かに、甲斐性なしの称号に恥じないものがありました。でも、響子さんから冷たく「甲斐性なし」と呼ばれるのは、それはそれでいいものでした。
裕人君は、「朴念仁」と呼ぶべきでしょうね。”みっかみか”になるどころか、ほとんど相手にしていません。とはいえ、この年代での3歳の年齢差は大きいので、子供扱いでも仕方ないでしょう。僕は大学生のころ、塾講師のバイトをしていましたが、思い起こせば、生徒を恋愛対象に見たことはありませんでした。けっこう可愛い子もいて、懐かれてたりもしたんですけどね。惜しいことをしたのか?
美夏は普段は、裕人や春香をからかうポジションですが、今回はからかわれる側に回っていて、普段とのギャップでいっそう可愛いく見えました。ええ、みっかみかにされましたとも。
僕は美夏ルートでぜんぜんかまわないんですが、今回はあくまで当番回で、おそらく最後でしょう。まぁ、良い当番回だったと思います。
ところでこの作品、当初は春香がオタクであるという"秘密”を、周囲の人に隠すというサスペンスだったはずですが、美夏のほうが重度のオタクのようです。「スイート美夏ちゃん、ただいま登場!」は、1期のED曲のフルバージョンに、同じセリフがあり、CDを聴いた人に分かるネタでした。
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このところ椎菜は「その他大勢」扱いだったのですが、それを挽回する待望の椎菜回でした。乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪ 第7話 「入っちゃったかも……」 の感想。
ほぼ全編が椎菜の視点で、裕人のステキっぷりが描かれています。裕人は特にイケメンというわけではないけれど、優しくて家庭的なところが魅力ですね。家族のぬくもりに飢えている椎菜が惹かれるのは無理ないのでしょう。
料理ができる男は、女性にとってポイントが高いそうで。だからというわけでもないのですが、僕はそこそこ料理は練習しましたよ。自分で料理すると、自分の好みの味に作ることができるので、ある程度できるようになると楽しいものです。料理したことない、という方は挑戦してみるのをオススメ。
正直なところ、裕人と春香のイチャイチャ寸止めにはもう飽きてしまったのですが、裕人と椎菜は初々しくてとても良いな。このアニメ、キャラのアップのクオリティが高いので、椎菜の表情の細かい変化が描かれていました。
ラストで春香を強く叩きすぎてしまったのは、無意識のライバル心が出てしまったのでしょうね。今後、ライバルとして二人の間に割ってはいることを期待したいですが、今回で当番は終わりではという予感もあります。
次回は美夏回ですしね。ま、それはそれで楽しみなのですが。1期も美夏回は良かった覚えがあります。
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「もう付き合っちゃえよ!」という叫びはごもっとも。乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪ 第6話 「身体が、熱いんです……」 の感想です。
ここまでやりながら、付き合っていないというのはどうにも不自然で、そのせいでノレないのだと思えます。この際、ラブプラスのように(プレイしてないけど)、付き合った後のいちゃいちゃラブラブを見せるアニメにしてしまった方が良いのでは、と思ったり。
まぁ、意気地が無いのは裕人ですけどね。今回、春香は積極的で、あそこまでさせたのだから、「お返し」と言って唇にキスするくらいの甲斐性は欲しいものです。
ただ、姫宮みらんと、そのマネージャーが登場して、春香に名刺を渡したのは気になる伏線でした。春香がアイドルとしてデビューして、忙しい彼女と裕人との間に溝ができ、その隙間に姫宮みらんが入り込む、という、どっかのホワイトアルバムみたいな展開もアリでしょうか。
いずれにしろ、今後姫宮みらんがどう関わってくるのかが見所で、なんとか話を動かして欲しいところです。道端でぶつかった女の子は転校してくる、という法則がありますが、この場合どうでしょうか。
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ある種サービス回なのでしょうか。甘々な二人の様子が描写された、特に内容は無い回でした。乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪ 第4話 「裕人さんのにおい…」 の感想。
ただ、ラストで美夏たちが雪を降らせていたのは、オチと言えるのでしょうね。二人きりだと思いきや、美夏たちのお膳立てだったと。祐人君がキスをしようとした寸前に、美夏から電話がかかってきましたが、あれは一時の欲望に流されるのではなく、「清しこの夜」にふさわしい思い出を作って欲しい、という美夏のはからいなのでしょう。
祐人と春香は、付き合っているわけでも、告白したわけでも無いのだけれど、今回で多少進展したのかな。贈り物が指輪というのは意味深だし、しかも左の薬指にはめるとは、プロポーズしたも同然です。裕人君にはそういう意識は無いのかもしれないけれど。
予告で葉月が「これでギャラが同じなのは如何なものか」と言っていたのは、中の人の本音を聞いたようで笑いました。 声優さんのギャラはセリフの量ではなく、拘束時間とランクで決まるので、「こくこく」しかセリフのないアリスであってもギャラは変わりません。むしろ、釘宮さんのほうがランクが高くてギャラも高いかも。かなりもったいないと言えますが、前回二役でしたからね。
もったいないといえば、椎菜がすっかりモブキャラ並みの扱いでかわいそうです。ライバルではなかったのかと。
『ラブプラス』というニンテンドーDS用のギャルゲーがあり、かなり売れてるのですが、これの良さは、キャラを攻略するまでよりは、攻略したあとに恋人気分でイチャイチャするところにあるそうです。このアニメも、裕人と春香のイチャイチャっぷりを楽しめということでしょうか。個人的には、少しは波乱があって欲しいと思いますが。
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もう、「お嬢様と執事の話」でいいんじゃないかと。乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪ 第3話 「あっ、痛……」 の感想です。
執事って、バイトでやれるような仕事でしょうか。『ハヤテのごとく』では、執事は主人の世話だけではなく、高い戦闘能力も有していて、「SPが執事に勝てないのは、超兵がイノベイターに勝てないのと同じ」という話もありました。 執事は超エリートのようです。
戦闘能力はともかく、現実の執事も、家内の業務を掌握し、使用人を取り仕切る管理職だそうですね。
それはともかく、祐人君が執事になる話でした。冬華は典型的なツンデレお嬢様キャラで、つねに先が読める展開でしたが、釘宮さんのツンデレ演技に全てを許せる気がします。
祐人と春香の関係はマンネリ気味だし、椎菜もライバルとしてはピリッとしないので、冬華が加わるとテコ入れになりそうですが、OP/EDに登場しないので、レギュラーキャラでは無いのでしょうか。春香と冬華のからみは見てみたいですが。
OPといえば、いまさらですが、この作品のOPは素晴らしいですね。アニメのOPは、映像と音楽が融合した総合芸術の粋だと思うのですが、これは絵や音楽がよいだけでなく、アイデアと遊び心に満ちているし、デザインセンスもとても良い。最初から最後までスキがありません。要所でフィーチャーされる、ガイコツマイクを手に歌っているキャラがいい感じですが、新キャラなのでしょうか。登場が楽しみです。
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1期に引き続き、祐人君がオタク文化になじんでいく様子を描くアニメ、という路線のようで。乃木坂春香の秘密 ぴゅあれっつぁ♪ 第2話 「入れてください…」 の感想です。
『同人誌』がもっぱらアニメや漫画のファンジンのことを言うようになり、コミケなどの同人誌即売会が一般的に知られるようになったのは、ここ10年くらいのことだと思えます。本来の意味の”同人誌”とは、同好の士が集まって作品集を作り、仲間内で見せ合ったり、お金を出し合って簡易出版したりするものでしたが、今では一人で出しても”同人誌”で、もっぱら”商業誌”の対義語のようですね。
僕が子供の頃も、いわゆる同人誌を作っている人はいました。コピーが高価だったので、謄写版(って言うのかな)による簡易印刷で、わら半紙に印刷されていましたね。即売会で売るという発想は無く、周囲の人に配るだけだったと思いますが、よくもまぁ、これだけの物を作るパワーがあるなと感心していたものです。
今日では、それだけのパワーがある人はコミケなどに参加しているのでしょう。発表の場が出来たのは良いことですが、部数を追うために売れやすいネタを選んだりして、本来の目的を見失っているケースもある気がします。本来の同人誌とは、自分が本当に好きなものを描いて、それに共感してくれる人に見てもらえればよい、というものなのでは。信長は春香のコピー本に、同人誌の正しい姿を感じ取って褒めてくれました。それは祐人と春香にも伝わったようです。
オタク文化を面白おかしく、歪めて伝えるマスコミが多いわけですが、この作品は正しく伝えようという心意気があり、好感が持てる点ですね。
一方で、祐人と春香のラブストーリーのほうは、ベタ甘だけれども進展もなく、出オチのエロトークだけで持っています。椎菜の扱いが酷いわけですが、彼女がからんで3角関係とかやらないと、間が持てないと思うのですがどうでしょうか。
間が持てなくなって、1話まるまる『ノクターン女学院ラクロス部』をやったりしてね。ラクロスは敵味方が入り乱れた状態で得物を振り回すので、生傷の絶えない激しいスポーツらしいですよ。
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爽やかな最終回ではありますが・・・ 『乃木坂春香の秘密』 第12話 「秘密です!」の感想と総評です。
あの金髪お坊ちゃんがラスボスとは、役者不足にもほどがあります。多少は「春香に釣り合うのはこういう男かもしれない」という要素が無いと盛り上がらないでしょう。分かりやすくはあるけれど、それでなくても分かりやすすぎるストーリーなので少しはヒネったほうが良いのでは。
お祖父さんが伝説の魚を釣っていた、というエピソードはちょっと良かったかな。いいお祖父さんだなと。
最終回なので総評をやります。
ストーリー: 2点
人気のあるラノベが原作ということで期待していたのですが、サッパリでした。原作既読者のブログさんを見た感じだと、原作とはかなり違うようで。原作通りにやれば、もうちょっと何とかなったのではと思いますが。
キャラクター性: 3点
美夏は良かったですよ。美夏の活躍した7、8話は比較的楽しめました。春香はあまりピンとこなかったし、主人公も真面目なだけで面白みの無いキャラです。
画: 4点
安定しており、女の子がかわいく描けているので、ここは平均点以上を付けられます。
演出: 3点
普通ですね。ただ、EDアニメの演出は良いです。特にイントロ部分が好き。
音楽: 3点
普通。フィリーソウル風のED曲はいいですね。
総合的な評価: 2点
なにかしたいのかよくわからない作品でした。コメディに必要なシチュエーションの面白さもなし。ラブストーリーに必要なすれ違いの要素もなし。ダラダラと1クールやっていた印象です。絵がよかったのが救いでした。
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なんのヒネリもないストーリーですが、原作もこうなんでしょうか。乃木坂春香の秘密 第9話 「嬉しかったんです…」 の感想です。
『乃木坂春香の秘密』があまり秘密ではなくなり、ではどういうドラマになるのかなと思ったら、非常にベタなラブコメをやるようです。春香のコスプレやエロボイスを楽しめということなのでしょうが、自分としては特には。能登ファンのためのアニメという感があります。
椎菜のキャラが立っていないのも、話に入り込めない原因でしょう。サッパリした活動的な女の子、というくらいの印象しかありません。彼女の裕人への気持ちもよくわからないし。
未夏がトリックスターとしてかきまわすことを期待していたのですが、脇をちょろちょろしているだけでした。お母さんは毅然としていて良かったかな。以前と同じ決着ではあるけれど。
クラスメイトたち、オタクを迫害するわりには、ずいぶん言動がオタクですな。
ラストで二人の仲にピンチが訪れたようですが、春香は裕人のことを信頼しているので、彼がアクシデントだと言い訳すれば解決することでしょう。が、実は、アクシデントではなく本気で致すところだったとしたら、ベタなラブコメでは無かったということで、僕はこの作品を見直しちゃいますね。
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とてもありがちなラブコメ話ですが、これもいいんじゃないでしょうか。というか普段よりは面白かったような。『乃木坂春香の秘密』 第8話 「…おに~さん☆」 の感想です。
美夏のキャラの魅力のおかげでしょうね。表情やリアクションが豊かで、声優さんの演技もいいので、居るだけでなんだか楽しい。特に、椎菜に嫉妬するところや、那波にからかわれて慌てるところの表情が好きだな。
妹キャラが魅力的な作品は多いですが、原作のイメージに縛られるヒロインとちがって、サブキャラなのでアニメスタッフがいじりやすい、というのはあるんじゃないでしょうか。この作品の原作は読んでないのですが、美夏もアニメ化で魅力が増したキャラなのではと想像します。
次回は椎菜がフィーチャーされるようで。三角関係の話になるのでしょうけれど、鈍感でおっとりしている春香がどうやってからんでくるのかは興味があります。今回もノンキに拍手してるし。
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オタクであることをいかに隠すか、というドラマだと思っていて、父親にバレたことでいよいよ本筋かと思ったら、あっさり認められてしまいましたね。もうこのネタは終了でしょうか。
大学の教養課程で『人間関係学』なるものを取ったのですが、その講義で唯一覚えているのは、「人間関係を壊したくなければ、人の趣味にとやかく言ってはいけない」という話です。ここでの『趣味』とは、『ホビー』に限らず『嗜好』も含むと思いますが、確かに趣味にケチをつけられるほど腹が立つことは無いかもしれません。良い悪いの基準が無いですしね。趣味は人それぞれであって貴賎は無く、他人の趣味はなるべく尊重しましょうというお話でした。
サブキャラたちが生き生きと動いていたので、このアニメとしては面白かったと思います。酔っ払って危うい感じであっても、決める時は決める葉月がカッコいいですね。次回は美夏が当番のようで、期待してます。
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このアニメは『オタク文化紹介』的なノリを狙っているんでしょうけれど、今回はコミケの紹介でした。僕はコミケに行ったことが無いので、それなりに興味深かったですね。『乃木坂春香の秘密』 第06話 「なつこみ…です」の感想。
コミケのスタッフの方のサイトを見たことがあるのですが、「コミケ参加者は"お客さん”ではなく、自分もコミケを作ってるという意識を持って欲しい」 という意味のことを書かれていました。信長の言っていた「売る人と買う人の一体感」というのは、そういうことなのでしょう。その意識が浸透しているから、長く続けられているのでしょうね。コミケに行ってみたくなりましたが、やっぱ自分には無理だな・・・
僕は基本的に、このアニメが合わないのかもしれません。というのも、このアニメは祐人と春香のバカップルぶりを楽しむものだと思うのですが、ちっとも楽しめないというか、むしろイライラするのです。今回も、手をつなぐエピソードでイライラ。帰りの電車で抱き合うシーンでもイライラ。
そんな中、美夏&メイド隊は清涼剤であって、いい所を持っていっていました。だんだんキャラも立ってきたかな。3人のコスプレの元ネタはシャナでいいのかな。美夏のヘカテーはわかったけど。 麻生さんのはコスプレというよりは、ルパン3世ばりの変装でした。
春香がコスプレしている勘違いされた『ノクターン女学院』って何だろう、と思って調べてみたら、原作にもある『作中作』なのですね。ちょっと面白い仕掛けがあり、興味のある方はネタばれ覚悟でWikipediaを見てみてください。
椎菜からプールに誘われるシーンがありましたが、断られたときの椎菜のリアクションが無いのが残念。今の扱いでは単なるクラスメイトですが、サブヒロインなんですよね?
めずらしくラストに引きがありました。さすがにオタクネタだけで引っ張るわけでは無いようで、なにか事件発生なのですね。古典的な「身分の違いが二人を引き裂く」というやつでしょうか。
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この作品はコメディなんだろうけれど、笑いどころが微妙だと思えます。『乃木坂春香の秘密』 第5話 「そんなに見られますと…」の感想。
コメディを面白くするには、いくつかの要素があると思うんですね。例えば、1)シチュエーションが面白い 2)キャラクタが面白い 3)ノリが面白い の3つでしょうか。この作品の場合、「超お嬢様が実はオタク」というシチュエーションコメディですが、そこの面白さがいまいち出ていないのですね。かといって、それだけで押し切るにはちょっと弱い気もしますし。
キャラクタは、香里先生やルコ姉はコメディ担当だろうけれど、「よくあるキャラ」の範疇から出ていません。香里先生のキャラが『ひだまりスケッチ』の吉野家先生そのまんまなのは、偶然なのか故意なのか。中の人同じですし…
ノリについては、このアニメならではのノリというのはまだ出ていないように思えます。妙な英文はちょっと面白くて、あれを徹底してやると”もえたん”のノリになりますけどね。
そんなわけで、どうも面白くないなと思いつつも、まだキャラクタを一通り紹介した段階だし、今後動き始めれば面白くなるかも、という淡い期待を抱いて見続けることにします。
そうそう、今回の当番キャラの椎菜についてですが、特にピンときませんでした。いまいち個性に欠けるし、万能な優等生というところが春香とカブってます。今後、良さが発揮されるのでしょうか。
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ありがちな話ですが、どうも無理が多いような。乃木坂春香の秘密 第4話 「変じゃないでしょうか…?」 のレビューです。
メイドの葉月メインの話ですが、葉月は前回登場したばかりで、まだそれほど思い入れが無いですよね。このタイミングでやるエピソードかな?とは思います。葉月というキャラの魅力が発揮されているかといえば、それも微妙ですし。
春香が脈絡なくシャナのコスプレをしているのは、中の人がらみのネタをやりたかったからでしょうか。美夏はお色気要員ということで決まりでしょうか。
新郎新婦に間違えられてしまうというのは無理無理な展開で、それにしては面白くないのが残念なところです。全般的にサエない話でした。美夏が可愛かったのが救いでしょうか。
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サブキャラが増えて面白くなってきたかな? 乃木坂春香の秘密 第3話 「おしまいです…」のレビューです。
ラブストーリーには、『2人が惹かれあう理由』が必要であり、同時に2人の間に『障害(すれ違い)』が必要ですが、その要素が『乃木坂春香が隠れオタクである』ことに集約されているわけですね。 今回は、春香の秘密がバレそうになり、春香が引きこもったのが『障害』だったわけですが、あっさり解決したようです。 さらにラストで、オタクであることをカミングアウトしてしまったので、今後、そのネタですれ違いやシチュエーションコメディをやりにくくなったのですが、それはいいのでしょうか?
ともあれ、ラストは爽やかだったと思います。オタクであることをコケにされるシーンが辛かったので、その反動でカタルシスがありました。
しかし、オタクは学校であんなに迫害されますかね? 最近の中高生のことは分からないが、僕らの頃よりも寛大になっているのではと思っていました。ともあれ、多少極端なリアクションは、物語のために必要でしょう。
妹とメイドさんが登場。妹はいいキャラで、パンツ要員でもあるようです。今後も、裕人と春香の仲を取り持つために奮闘したり、空回りしたりするのでしょうか。年下でも分別がありそうなので、トラブルメイカーという感じではないですね。むしろそれはメイドさんの役割でしょうか。 クールなメイドさんの桜坂葉月は、一癖ありそうな気がします。次回は当番回のようなので楽しみです。
来週かはわかりませんが、2人がコミケに行く話もやるのでしょうね。オタク文化紹介の要素もあるのでしょう。 そういえば、冒頭で道に迷うシーンで、表札が「赤坂」「六本木」「青山」となっていましたが、これは分かる人にはわかる小ネタでした。「乃木坂」は東京都港区の地名、または地下鉄の駅名であり、「赤坂」「六本木」「青山」は乃木坂の隣の地名なんです。
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一昔前のOVAみたいな絵、という印象ですが、女の子はかわいく描かれていたと思います。乃木坂春香の秘密 第1話 「もう、ダメです…」 のレビュー。
原作は、書店に平積みされていたので気になってましたが未読です。予備知識も無かったので、『乃木坂春香の秘密』が何なのかというミステリーにはワクワクしました。でも「オタク本を読んでいることを知られたくなかった」というオチにはちょっと肩透かし。てっきり、『イノセントスマイルに肌も露わなコスプレ写真が載っている』みたいな話かと思っていたのですが、本読むくらいねぇ。
『”北欧の美少女”というエロ本を持っているのが見つかって、以後あだ名は”北欧”』 よりはずっとマシだと思えます。 いやでも、女子にとっては同じくらい嫌だったりするのかな。
『宇宙人や未来人や超能力者』は登場しないようで、普通のラブコメなのでしょうか。シチュエーションとして『彼女はオタクでお嬢様』というだけでは、ちょっと弱い気がするので、まだ何か設定があるのでしょうか。
ヒロインの春香は、よくある天然キャラであり、今のところ魅力的とは言いがたいですが、今後ライバルが登場して嫉妬したり、思わず大胆なことをしちゃったりというお約束展開が待っているのでしょうか。どんどんやってください。
踊るEDは、とても良かったですね。メイドさんが登場するなら楽しみだなぁ。今期、「普通のラブコメ」は貴重なので、視聴継続したいと思います。
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