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10月スタートの秋アニメで、チェックするつもりのもの一覧です。

全部で28本!どうするよ。。。木曜日なんか8本あり、もう物理的に無理ですって。1話を見てピンと来なければどんどん切ることになるでしょう。

伝奇モノ・魔法モノが多い印象ですね。岡田麿里さんは3本もシリーズ構成を担当しているのですが(とらドラ・黒執事・ヴァンパイア騎士)、大丈夫なんでしょうか? 売れっ子だなぁ。

第2期のものも多く、いずれも話題作ですね。観るものが多いのはうれしいけれど、もうちょっとバラけて欲しいという気も。夏アニメ(の1クールもの)は小粒でしたから。

 開始日  放送局  名前  備考
10/1(水) TX 25:20  とらドラ! ラノベ原作のラブコメ
10/1(水) TVS 25:30  キャシャーン Sins リメイク物
10/1(水) TVO 26:25  ロザリオとバンパイア CAPU2  第2期 MXは10/2 
10/1(水) TX 26:35  ヒャッコ  ウェブコミック原作 
10/2(木)  ATX 10:30 屍姫 赫 伝奇物
10/2(木) MBS 25:25  黒執事  執事コメディ TBSは10/3
10/2(木) CTC 25:00  あかね色に染まる坂  ギャルゲー原作 MXは10/3
10/2(木) TBS 25:29  夜桜四重奏 ~ヨザクラカルテット~ コミックス原作・妖怪物
10/2(木) TBS 25:59  CLANNAD ~AFTER STORY~ 第2期
10/3(金) MX 21:00 テイルズ オブ ジ アビス ゲーム原作
10/3(金) TBS 26:25 鉄のラインバレル ロボもの。ギアスのスタッフが参加
10/4(土) ATX 19:00  伯爵と妖精 女性向けだが一応チェック
10/4(土) MX 22:30 かんなぎ コミックス原作・伝奇コメディ?
10/4(土) TVK 26:30 とある魔術の禁書目録 ラノベ原作・SF+魔法の世界
10/4(土) TVK 26:00 ケメコデラックス! SFコメディ?絵が子供っぽい。
10/5(日) TBS 17:00 機動戦士ガンダム00 SS 第2期
10/5(日) TVS 25:30 喰霊 -零- コミックス原作・学園伝奇アクション
10/5(日) TVK 25:30 まかでみ・WAっしょい! ラノベ原作・学園魔法物
10/5(日) TX 25:30 今日の5の2 小学生コメディ
10/5(日) TX 26:00 スキップ・ビート! いかにも少女漫画だが一応チェック
10/6(月) TX 25:00 ヴァンパイア騎士 Guilty 第2期
10/6(月) TVK 26:15 ef - a tale of melodies. 第2期
10/7(火) NTV 24:59 ワンナウツ 野球漫画
10/7(火) NTV 25:29 魍魎の匣 京極夏彦原作
10/9(木) TVK 25:30 CHAOS;HEAD ニトロプラスのゲーム原作
10/9(木) BS2 23:32 タイタニア 田中芳樹原作のSF物
10/9(木) CX 24:45 のだめカンタービレ 巴里編 第2期
10/15(水) CX 26:08 ミチコとハッチン サムライチャンプルーのスタッフ

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無難な後日談、といった回でした。二十面相の娘 第22話 「チコ」 の感想と総評です。

ラストのチコの「おじさん!」が全てでしょうね。これまでエンドカードで『おじさんボイス』を入れ続けたのはこの伏線だったのだなぁと。有名な『少年探偵団』の元ネタが実は少女探偵団だった、というオチもありました。

それでもいまいちスッキリしないのは、二十面相が『中途半端に謎』だからでしょうか。二十面相が完璧な男であれば、この結末でもいいと思うんです。すべてを掌の上で操り、何もかもを心得えていて、絶対に負けないという。でも実際の二十面相は、けっこう場当たり的に行動しているし、けっこう弱くてチコに助けられています。二十面相は結局のところ、ただの人だったなと。それなのに、こんなに勿体付けて登場されてもねぇという冷めた気持ちがあるのでした。

最終回なので総評をやります。

ストーリー: 4点
7話までは素晴らしかった。華麗なる怪盗一味の痛快な活躍に、チコの成長物語をからめて、最高に面白かったんですよ。そこから16話までもそれなりに。でもその後、荒唐無稽な超兵器とマッドサイエンティストが登場し、それに二十面相がやられっぱなしという展開になって、急につまらなくなりました。全体としては水準以上なのですが、前半がすごく面白かっただけに落差が…ということです。

キャラクター性: 4点
チコはいいキャラでした。あと空根さんがすごく好きですね、愛すべき人物で。二十面相は最初は良かったのですが、だんだん残念なことになりました。ああいうキャラは最後まで弱みを見せず、ハッタリを貫き通して欲しかったです。

画: 4点
安定していましたし、戦後の町並みや独特なメカなど、見るべきところは多くありました。

演出: 4点
印象的な演出が随所にありましたし、アクションは全体的に良かったかと。飛行船から縄で吊るされて、その縄をほどくシーンのアクションは出色でした。

音楽: 4点
雰囲気にぴったり合った劇伴でした。ただOP/ED曲はあまりピンと来ず。

総合的な評価: 4点
7話までなら5点でした。終盤の展開は個人的には残念なのですが、あのノリが好きな方もいるかもしれません。あくまで僕の思い入れで、二十面相は完璧であってほしかったのです。ともあれ、楽しめる作品でした。放送時間がかなり深夜で、かつ放送時間がコロコロ変わるので、観続けるのは大変でした。見逃して視聴をやめてしまった方も多いのではないでしょうか。

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ジョセフは例によって、最終回だというのにもっぱら寝ていました。主人公が寝ている間に物語が進行する、睡眠主人公という新ジャンルがここに誕生です。BLASSREITER ブラスレイター 第24話 「約束の地」 の感想と総評。

これはもう狙ってやっているとしか。そういう風に考えると面白く観ることができました。眠っているジョセフの体を借りて、ゲルトとヘルマンが自分たちの武器で戦う展開は、これはこれで盛り上がったし。

もう一方で展開されたメカの戦闘も良く、最後まで戦闘シーンでは魅せてもらいましたね。

エピローグの走馬灯は蛇足だった気はしますが、「一人でも生き残ったら俺たちの勝ちだ」というキメ台詞が聞けたのは良かったかな。これが結論なので。

アマンダとマレクは、デモニアックを退治するというよりは、虐げられているデモニアック化した人々を保護するのが仕事のようです。この物語のテーマは『差別と戦う』ことなのでしょう。ザーギンは差別の無くならない世界に絶望し、ジョセフやXATの面々は未来に可能性を求めたと。全てを見届けたアマンダが生き残り、XATを立て直して意思を継いでいるので、ほとんど全滅だけど『勝ち』なのでしょう。

 

最終回なので総評を。例によってピッコロさんのフォーマットです。

ストーリー: 3点
雰囲気を楽しむべきで、ストーリーについて云々言う作品では無いのでしょう。聖書を引用して謎めいていましたが、結局のところはシンプルなお話でした。スノウの唐突な登場と退場など場当たり的な展開も多くありました。だからこの点数ですが、雰囲気はあったと思います。

キャラクター性: 4点
アマンダ、ゲルト、ブラッド、アルなど、魅力的なキャラクタは多くいました。みんな熱いしね。ジョセフは影が薄かったですが、あれはああいうキャラなのでしょう。

画: 4点
安定していたし、メカがとてもカッコよかったかと。CGをうまく使っていました。

演出: 5点
スピード感のある戦闘シーンは素晴らしい。もっと多くの人に見て欲しいです。

音楽: 4点
ダークな雰囲気に合った音楽でした。OP/EDもよかったかと。

総合的な評価: 4点
やや判官びいきも込みでこの点数です。ストーリー以外は良いと思うんですよね。いわゆるダークヒーローものが好きな方にはたまらない作品でしょう。僕はそれほどそのジャンルに思い入れはないのですが、結構楽しめました。

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このところずっと『週刊どんでん返し』でしたが、最後までやってくれました。コードギアス 反逆のルルーシュ R2 第25話 「Re;」 の感想と総評です。

以前のレビューでも、ゼロの騎士団やナナリーが回心するイベントがあるはずと書きました。それをどうやるのかが注目だったのですが、鮮やかにやってのけたと思います。ゼロの騎士団たちはルルーシュのことを恨んでいたのに、ゼロが登場した瞬間、全員が同時に悟ったわけです。「すべてルルーシュの筋書きだったのだ!」ということに。

この落差、このどんでん返しがコードギアスの醍醐味であり、最後に最大級のものを見せてもらいました。この瞬間、コードギアスは僕の中で『傑作』の座を確立しました。

なぜ戦争が無くならないかと言えば、憎しみのネタはどこにでもあり、憎しみは連鎖するからです。テロリストがアメリカを攻撃し、それに対してアメリカが反撃すると、さらにテロが激化して、というのは最近の例ですが、『憎しみの連鎖』は人類史上常にありました。

ルルーシュによる『ゼロレクイエム』は、今回の戦争の『憎しみの連鎖』を断ち切ることが目的でした。すべての憎しみを自分に集め、自分がヒーローの手で殺されることで、今の戦争を終わらせることができると。もちろん、それによって未来永劫の平和が得られるわけではないけれど、ルルーシュにとっては、ナナリーが生きている間だけでも平和であればよいわけです。

というわけで大団円でした。全滅エンドもあるかもと思っていたのに、意外なほどのハッピーエンド。扇が首相になってしまった日本の将来は不安ですけどね。スザクは業を背負ってしまいましたが、殉じるべき使命ができたわけで、彼もけっこう幸せかもしれません。

ルルーシュもハッピーエンドです。ナナリーが『ゼロレクイエム』と似たことをやろうとしていたのを知った時点で、ルルーシュの迷いは消えました。ナナリーに必ず理解してもらえるという確信を得られたからでしょう。ナナリーに理解され、「愛しています」の一言をもらえただけで、ルルーシュは幸福な気持ちで死ねたことでしょう。

C.C.も、Cの世界にいるルルーシュと話せているようなのでハッピーなのかな。いちばんハッピーでないのはカレンですが、彼女も新しい平凡な生活に馴染みつつあるようです。修羅の道を歩んできたカレンは、しばらくは平凡に普通の学生として生きるべきで、ルルーシュもそれを望んでいたでしょう。

 

最終回なので総評をやります。1期も含めています。

ストーリー: 5点
意外な展開のつるべ打ち。ちょっと無理っぽい展開もありましたが、整合性のとれたツマラナイ作品よりも、八方破れでも引き込まれるストーリーのほうが望ましいと思います。その究極のものを魅せてもらいました。ギアスの正体が最後まで謎のままなのが、唯一心残りですが。

キャラクター性: 5点
突出して好きなキャラは、実はいないのですが、いいキャラがたくさんいました。一番好きなのは、、、ロイドさんかな。

画: 4点
高レベルですが、突出したものは無かった気はします。CLAMPの独特なタッチのキャラをうまく動かしているとは言えるでしょう。

演出: 5点
独特のケレン味たっぷりの演出は人を選ぶでしょうけれど、クセになるものがありました。

音楽: 4点
すごく印象的というわけではありませんが、高レベルでした。

総合的な評価: 5点
この素晴らしい作品を、リアルタイムに観ることができて幸せでした。当初は「デスノートをロボと萌えキャラでやりますって感じかなー」と侮っていましたが、独特なノリにやられてしまいましたね。素晴らしい職人芸を見せてもらいました。この作品の続編を見たいとは思いませんが、このスタッフの次回作に大いに期待したいです。

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なんとも切ない結末。『鉄腕バーディー DECODE』 第13話 「STAND BY ME」 の感想と総評です。

生きということは、記憶を蓄積していくことなんですよね。もし僕が記憶を失って戻せないとしたら、その後も僕の体は生きているけれど、僕の今の人格は死んだことになるでしょう。3ヶ月間の記憶を失ったということは、つとむと恋をした中杉さんは死んでしまったということなのでしょう。

一見ハッピーエンドだけど、実際のところはバッドエンドであり、視聴後はしばらくモヤモヤしていました。でもこれしか無いのかな。

このアニメのウリは映像ですが、最終回も素晴らしかったと思います。客船が破壊されて沈んでいく様子とかいいですね。バーディーの宇宙艇が活躍していましたが、魚のような動きは面白いな。

 

最終回なので総評をやります。

ストーリー: 4点
それなりに凝ったストーリーではありましたが、驚くような展開ではなかったかも。”神祇官”など面白そうな設定がありながら、ストーリーには生かされていないところが目につき、もったいないと思ったりもします。本当はもっともっとSFしているのだけれど、アニメでは出し切れていないのでしょう。そういうSFなところも評価してこの点です。

キャラクター性: 3点
この作品の欠点はキャラクターだと思うのですよね。好みの問題ですが、僕はあまりピンときませんでした。端的に言えば嫁にしたいキャラがいない、ということでしょうか。脇役キャラで光っていたのも室戸さんくらいかと。
主人公は、最初ダウナー系だったのがラストではすごく男っぽくなりましたが、その成長の過程に説得力があったかというと、やや疑問符が付きます。

画: 5点
独特なアクションが素晴らしい。これだけで見る価値あると言えます。作画は高レベルで安定していました。

演出: 5点
12、13話のクライマックスの演出は素晴らしかった。全体に映画的な演出だと思いました。

音楽: 5点
壮大な、SF大作映画のような音楽は素晴らしくて、サントラ欲しいですよ。OP曲もなかなか良い。

総合的な評価: 4点
とてもいい作品なのですが、個人的に傑作とまでは思えないのは、主に好みの問題でしょう。キャラがもう少しよければなぁと。ラストがちょっと悲しかったのも減点ポイントになっています。でも見てよかった作品ではありました。2期も楽しみにしています。

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爽やかな最終回ではありますが・・・ 『乃木坂春香の秘密』 第12話 「秘密です!」の感想と総評です。

あの金髪お坊ちゃんがラスボスとは、役者不足にもほどがあります。多少は「春香に釣り合うのはこういう男かもしれない」という要素が無いと盛り上がらないでしょう。分かりやすくはあるけれど、それでなくても分かりやすすぎるストーリーなので少しはヒネったほうが良いのでは。

お祖父さんが伝説の魚を釣っていた、というエピソードはちょっと良かったかな。いいお祖父さんだなと。

最終回なので総評をやります。

ストーリー: 2点
人気のあるラノベが原作ということで期待していたのですが、サッパリでした。原作既読者のブログさんを見た感じだと、原作とはかなり違うようで。原作通りにやれば、もうちょっと何とかなったのではと思いますが。

キャラクター性: 3点
美夏は良かったですよ。美夏の活躍した7、8話は比較的楽しめました。春香はあまりピンとこなかったし、主人公も真面目なだけで面白みの無いキャラです。

画: 4点
安定しており、女の子がかわいく描けているので、ここは平均点以上を付けられます。

演出: 3点
普通ですね。ただ、EDアニメの演出は良いです。特にイントロ部分が好き。

音楽: 3点
普通。フィリーソウル風のED曲はいいですね。

総合的な評価: 2点
なにかしたいのかよくわからない作品でした。コメディに必要なシチュエーションの面白さもなし。ラブストーリーに必要なすれ違いの要素もなし。ダラダラと1クールやっていた印象です。絵がよかったのが救いでした。

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からまった謎を一気にほどいて、かつノンストップの疾走感でまとめきったという、素晴らしい最終回でした。なかなかこれはできませんよ。『マクロスFRONTIER』 (フロンティア) 第25話 「アナタノオト」  の感想と総評です。

『バジュラとは何か』の謎ですが、プロトカルチャーの作った生物兵器というわけではなく、むしろプロトカルチャーが神格化して自らを模した?ほどの超生物のようです。

バジュラが歌に反応するのは、歌+フォールド波が、彼らの会話(あるいは歌そのもの)に似ているからなのでしょうね。ここはまぁ、直球な設定と言えます。でも想像ですが、プロトカルチャーが『自らを模した』ということなので、バジュラの歌がまずあって、それを模したものがプロトカルチャー、およびその末裔である人類の歌なのかもしれません。このあたりはまだ謎です。

謎と言えば、クイーンとは何か、もいまいちはっきりしませんでした。ランカはクイーンだったようですが、なぜ人類(とゼントランの混血)であるランカがバジュラのクイーンになる資格があるのか。これらの残った謎は、きっと今後のマクロスシリーズで語られることになるのでしょう。

グレイスはクイーンのプロトコルをハックしてクイーンになることに、一旦は成功しましたが、ランカとシェリルのダブルアタックに敗れ去りました。バジュラがシェリルの存在に気づいたことで、人間に対する考え方をあらため、そのことでグレイスの築いたネットワークにほころびが生じたのでしょうか。プロトコルが変化してハックしきれなくなったとか。映像からは、そのあたりはわかりませんでしたが、まぁそんな感じなんだろうなと思っています。

それにしても、レオンは何がやりたかったのだろう。巨大ランカの正体がバトルギャラクシーであることは知っていたっぽいので、あの時点でもグレイスと結託していたということでしょうか。いまいちピンと来ませんでしたが、なにか見落としたかもしれません。

ランカのおなかが光る描写が謎でしたが、あれはバジュラの腸内細菌だったと。G型感染症の患者は細菌が脳に定着するので死の病になるけれど、ランカはバジュラ同様に細菌を腸内で飼っているので、G型感染症の病状は出なかったわけです。ランカの手助けによって、シェリルの脳にいた細菌が腸に移動することで、シェリルは復活を果たしたのでした。これでランカとシェリルは同格ということですね。

アルトが二股を解消しないエンディングは意外でしたが、これはこれで爽やかでいいのでは。まだ3人とも、子供と言っていい歳だしね。「続きは劇場版で」だとしてもそれほど不快感は無いかな。このシリーズできっちり結末を付けてくれたので、むしろ続きがあるのは楽しみです。

戦闘シーンは7話が最高だと思っていましたが、超えましたね。個人的にはケーニッヒモンスターがいいところで活躍したのが嬉しくてたまりません。これはプラモデル化フラグか!

 

最終回なので総評をやります。

ストーリー: 5点
中だるみはありました。特に終盤の鬱展開は辛かったですが、序盤はワクワクさせられたし、最終回もとても良かったので、満点でいいと思います。バジュラの謎がすべて解消されたわけではないのはちょっと残念ですが、そもそもマクロスは壮大なシリーズ物なので、これは仕方ないでしょう。

キャラクター性: 4点
いいキャラなんですが、もうちょっと何かあってもいいかな、とは思ってしまいます。特に、アルトの役者設定があまり生かされていないのが残念。

画: 4点
戦闘シーンは文句なしというか伝説的ですが、キャラの絵が相当にひどく崩れている回があったので減点せざるを得ないでしょう。。DVD/BDでは修正されるでしょうか。

演出: 5点
戦闘とライブとの同期する演出は素晴らしいですね。特に7話と最終回は何度も舐めるように見たいです。キャラクタの心理を描くシーンでも、印象的な演出がちらほらありました。

音楽: 5点
管野よう子さんの曲は大好きというほどではないのですが、映像とマッチした曲は素晴らしいです。

総合的な評価: 5点
傑作と言っていいと思います。ドラマも映像も素晴らしかった。キャラクタ性にやや物足りなさはありましたが、続編(劇場版?)で解消してくれることを期待しています。

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水のように静かなハルと、涙をこらえて微笑むミナモ。二人の食事のシーンは印象的でした。RD潜脳調査室 第25話 『ラストダイブ』 の感想です。

久島は意識を切り離してメタルと融合したわけですが、それは「メタルを自分で感じ、そして答えを出すため」だそうです。しかし、久島の答えをゲットするためには、ハルがリアルの海に潜って地球律を感じる必要があるらしい。それはどういう理屈でしょうか。

久島の意識はメタルの深いところにいて、普通にはアクセスできないようです。たぶん、メタルと地球律は深いところで繋がっていて、地球律を介せばメタルの深部、つまり久島の意識にアクセスできるのでしょう。でも、メタルと地球律はそのままでは繋がっていなくて、ハルが地球律を感じてメタルにフィードバックすることで、両者が接続されるのでしょう。つまりこういうトポロジーです。

ハルから久島に通信: ハル→地球律→(ハル)→メタル→久島
久島からハルに通信: 久島→メタル→(ハル)→地球律→ハル

真ん中のカッコつきハルは、地球律とメタルという別々のネットワークをつなぐルーターのようなもの、ではないでしょうか。

ハルは特殊な潜水服を着て、大深度潜水に挑みます。ちなみに、日本は大深度潜水の科学力は世界一ィィィ!です。海上自衛隊潜水医学実験隊についてのルポを読むと、大深度潜水の大変さがよくわかりますよ。高圧の部屋の中で1ヶ月間生活して体を慣らします。「飴を不用意になめると、飴玉の中の小さな空洞が吸い付いてきて、口の中が傷だらけになることもある。」とかすさまじい。電理研の潜水服は、そういう準備の不要な高性能なもののようで、何よりですね。

ミナモの涙の理由は何でしょうか。一つには『心配』でしょう。高齢であり、試作品の潜水服であり、地球律の支配する危険な海です。生きて帰れる保証は全くありません。

自分が何もできないという『無力感』もあるでしょう。介助士の勉強をはじめたり、料理を作ってあげたりしたのは、少しでもいいから役に立ちたいという焦りからでしょう。

そして、『失恋』もあったのだと思います。「私のできること全部してあげたくて」と言った言葉の主語はあいまいでしたが、「ハルさんに」と言いたかったはずで、ミナモとしてはプロポーズに近い言葉だったかと。それでハルのことを止められたら、という気持ちもあったのでしょう。でもハルはそんなミナモの言葉を静かにさえぎって、海に潜る、久島に会いに行く、と言いました。そう言われると、ミナモとしては笑って励ますしかありません。でも一人の帰り道では泣いてしまったのでした。

来週、いよいよクライマックスですが、地球律とメタル、海と電脳世界を、スペクタクルに描いてくれることは期待できるはずです。もちろん、二組のカップルの想いのゆくえも描いてくれることでしょう。

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『桃園の誓い』で終了ということで、三国志物語としては序盤もいいといころですが、これはこれでアリでしょう。恋姫†無双 第12話 「関羽、志を貫くのこと」 の感想と総評です。

劉備にはやはり裏があったわけですね。11話では視聴者をうまく騙したと言えるでしょう。無名の劉備の名を騙った理由はよくわからないが、そこは気にしないということで。劉備の中の人が誘拐犯と同じであることは、アニメレビューCrossChannelさんで指摘されていました。誘拐犯に関智一さんは豪華すぎるという時点で気づいてよかったのでしょう。

12話では劉備は序盤から怪しかったので、その後の展開は読めてしまいましたが、脇の馬超がいい味を出してストーリーを引き締めていました。「あたしも抜けるぜー」とか好きですね。このあたりが脚本の妙でしょう。

なるべく多くのキャラを出しつつ、この物語の軸である関羽と張飛の絆を確認するエピソードにもなっていて、いい最終回だったと思います。

最終回なので総評やります。ピッコロさんのフォーマットにて。

ストーリー: 4点
三国志らしいエピソードがほとんど無かったということで1点減点ですが、それ以外ではよくできたストーリーでした。登場人物が多く、話があまり進んでいないという点ではセキレイを思わせますが、あれよりずっと納得感があるのは、各キャラのエピソードを1話完結でまとめて、しかもそれなりに全体のストーリーにも生かしたからでしょう。キャラ出しっぱなし、伏線張りっぱなしのセキレイとは違うわけです。

キャラクター性: 5点
三国志の武将を女の子に置きかえということで、どうなることかと思いましたが、魅力的なキャラになっていたと思います。メインキャラはみんな好きですね。特にお気に入りは趙雲さんですが、後半は出番が少なかったのが残念。普段は頼りないけど、いざというときのツッコミ戦術の冴える諸葛亮もいいキャラでした。

画: 4点
派手さはないけれど安定していました。キャラデザも良い。

演出: 4点
コメディシーンがテンポが良くて印象的でしたが、いまいちな回(3話とか)もありました。

音楽: 4点
劇伴はあまり印象に残っていないのですが、ED曲が好きなので4点で。

総合的な評価: 4点
万人に薦められる大傑作とは言えませんが、十分に楽しめる作品でした。百合っぽいシーンがちらほらあり、好みを分けると思いますが、僕はもっとやって欲しかったクチですね。それだけではなく、武者修行ロードムービー&コメディとして良かったと思います。
ゲーム販促目的のアニメでしょうから、2期は難しいのでしょう。ゲームやってみようと思いましたよ。

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「そんなこと言ってる場合じゃないだろう!」 いや、まったくその通り。ゼロの使い魔 ~三美姫の輪舞~ 第12話(最終回) 「自由の翼」 の感想と総評です。

ルイズが突然魔法を使えなくなりましたが、どうしちゃったのでしょうか。貴族の位を捨てたことでアイデンティティーを喪失したような描写があったので、あれが伏線といえばそうなのでしょうか。だとしたら、前回から魔法を使えないことにしていたほうが良かったと思えますね。

ところで、僕はわがままなヒロインというのも好きなんですが、ルイズはあまり好きになれないのでした。何故だろう。「女々しいわがまま」に見えるからかな。才人の気を惹くことばかり考えていて、周囲が見えておらず、一人でキレているという。ああいうタイプがカワイイと思える人もいるのでしょうけれど、僕はちょっとダメですね。

タバサはいいと思います。才人を裏切ったことで絶望している描写があったので、それでも助けにきてくれた才人に惚れるのは説得力がありますし。二人のシーンをもっと見たかったけれど、もう終わりなんですよね。

戦闘シーンはけっこう迫力がありました。各キャラにそれぞれ見せ場を作ったのも良かったですし。それなりに最終回をまとめたとは言えるでしょう。

最終回なので総評やります。今回はピッコロさんのところのフォーマットで。

ストーリー: 3点
ティファニア編とタバサ編に分けられると思いますが、ティファニア編は中途半端な感じでした。4期への準備ということでしょうか。タバサ編の全体的なストーリーは悪くないと思うのですが、これといったフックも無いかな。

キャラクター性: 3点
前述したように、僕は残念ながらメインヒロインのルイズがあまり好きになれないのですが、それ以外のサブキャラたちはそれなりに活き活きしていて、悪くないと思います。でも特別好きなキャラはいないかな。アリエッタ姫が気に入ってはいますが、2期のような当番回は無かったですし。

画: 4点
作画は安定していたと思います。女の子もかわいく描けていました。

演出: 4点
コメディのネタはともかくとして、テンポは良かったと思えます。戦闘シーンもあまり量は無かったけれどよく出来ていました。

音楽: 3点
まぁ普通でしょうか。あえて普通の(ちょっと古っぽい)劇伴にしているのだと思えます。OP曲の歌詞はいいですね。

総合的な評価: 3点
「人に薦められるか」という観点ではこの点になります。あくまでファンのためのアニメという感じですね。キャラが活き活きと動いているので、ファンならば楽しめるでしょうけれど、それ以外の人にはどうでしょうか。シチュエーションコメディとしての面白さか、ファンタジーとしての舞台仕掛けか、なにか無いと辛いと思えます。

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この物語のテーマが、まだわかっていません。それはおそらく、最終回に『ゼロ・レクイエム』の意味とともに明らかになるのでしょう。コードギアス 反逆のルルーシュ R2 第24話 「ダモクレスの空」 の感想です。

過去でも現在でもなく、未来を信じているとルルーシュは言いました。つまり、既存の体制をぶっこわすという小泉改革(笑)的なノリを志向しているのでしょう。どこまで壊すのかが問題ですが。

カレンがかつてのスザクの位置にいますね。ルルーシュを信じていたはずなのに、一時の私情(嫉妬)に流されて大局を見失っているところが悲しいです。しかも強いものだから実に鬱陶しい。彼女に救いは用意されているでしょうか。

ナナリーとルルーシュが対峙するシーンは予想していて、てっきりナナリーがギアスを使うのかと思っていたのですが、そういう展開にはなりませんでした。目を開けたことにはどういう意味があるのでしょうか。

やはり、ナナリーがラスボスなわけですね。ただ、シャルルやマリアンヌも気になります。このアニメ、死んだと思っていた人がホイホイ生き返るので油断なりません。いずれにしても、次回ですべてが決着します(たぶん)。

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8時だよ全員絶望。全滅エンドっぽくなってきましたがどうでしょうか。『BLASSREITER ブラスレイター』 第23話 「劫火の大地」 の感想です。

アマンダは生き残りそうですが、それ以外の面子は死亡しないと収まりそうにない様子です。そもそもアンチナノマシンを使った時点で、ジョセフも含めてブラスレイターたちは死ぬのでしょうし。

ジョセフとアマンダのシーンはいい感じでした。ジョセフもアマンダもあまり感情を表しませんでしたが、こういう別れもあっていいでしょう。

シドウがミサイルを破壊するシーンは、素晴らしいアクションでした。F-22みたいな戦闘機は物理的にありえない挙動をしていたけれど、この世界では科学力が進んでいるのでしょう・・・

アニメの敵役が世界を滅ぼそうとするのは日常茶飯事ですが、往々にして大した理由は無いものです。ザーギンもいまいち理由が弱くて、周囲のキャラからは突っ込まれまくりなわけですが、彼はあくまで世界を滅ぼそうとするのでしょうか。

エレアが久方ぶりに(まともに)登場。彼女の役割というのも、今のままだと不明ですが、もっぱら営業面(萌え担当)なのでしょうか。最終回に目の覚めるような活躍をしてくれることを、少しだけ期待しておくことにします。

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カタストロフものだったんですねー。なかなか迫力の映像でした。鉄腕バーディー DECODE 第12話 「DOOMS DAY」の感想です。

『AKIRA』で都市が崩壊する映像が話題になりましたが、あそこまでのスケールではないけれど、見知った現代の東京が崩壊する様はインパクトがあります。なぜかスカッとしました。その前の、人が消え去った街の様子も良かったですね。

期せずして、マクロスFと似た展開ですね。敵にとりこまれて暴走するお姫様、アンドそれを助けに向かう王子様、ということで。ということはバーディーはシェリルに相当? 中杉さんを救えるのはつとむしかいないと思いますが、そこにバーディーはどう関わってくるのでしょうか。来週のサブタイトル『stand by me』(そばにいて)は、誰から誰への言葉でしょうか。

シャマランが小物すぎて笑いました。カペラも、余裕ぶっこいていたわりには大慌てで逃げ出していて、どこかユーモラス。このあたりの描写もうまいと思いましたね。

この作品、中だるみはありましたが、ここへきて盛り上がってきました。ラストをきっちり締めて、2期につなげて欲しいです。

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銀河歌合戦はゴージャスですが、どちらの陣営もロクなもんじゃないのが辛いところ。マクロスFRONTIER 第24話 「ラスト・フロンティア」 の感想です。

『インプラントとフォールドクオーツで超時空ネットワークを作る』、とのことですが、グレイスはこのインプラントを全人類に埋め込むことを画策しているんですかね? 

艦長の推理によれば、インプラントを強要するためのバジュラを利用するつもりではないか、と。グレイスはバジュラのネットワークプロトコルを解析して、バジュラを意のままに動かそうとしているようですが、それはあくまで手段であって、目的はインプラントということですか。

つじつまがあっているので、グレイスの目的はきっとそうなのでしょう。ただ、バジュラは誰が何のために作ったのか、なぜ歌に反応するのか、は謎のままです。それが物語の最期のキーとなるのでしょう。

三角関係のゆくえはどうなるのでしょうか。次回、アルトはランカと対峙することになるでしょうが、アルトはランカにどんな言葉をかけるのかな。シェリルとの関係があるので、安易に愛してるとかは言えないでしょうし。シェリルが死んでランカとくっつく、みたいな展開は避けて欲しいところですが・・・

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謎は多く残しつつも、王道展開でまとめました。ストライクウィッチーズ 第12話(最終回) 「ストライクウィッチーズ」 の感想と総評です。

ストーリー的には食い足りないところはありました。ミーナたちがあっさり基地を占拠できたのはなぜかとか、なぜストライカーユニットをぶつけることでコアが破壊されたのかとか、なぜウォーロックを倒したらネウロイの巣が消滅したのかとか。きっといろいろ経緯はあるのだけれど、説明するだけの尺が無くてすっ飛ばしたのでしょうね。

そのあたりに目をつぶれば、いい最終回ではあったと思います。空戦シーンが見ごたえあるし、全キャラにきちんと見せ場を作ってますし。

ラストの様子からして、2期かOVAはあるのでしょうね。ラストに登場した扶桑陸軍の諏訪天姫は、CV花澤香菜さんで、次のメインキャラにということなのでしょう。

最終回なので総評をやります。まずストーリーですが、クライマックスに至る本筋のストーリーは消化不良に感じました。風呂敷を広げたわりには、という。でもそれ以外の、各キャラを紹介している3~8話はどれも良かったですね。当番キャラの性質を生かしつつ芳佳とうまく絡めた、良質な小品たちでした。なのでストーリーは4点ということで。ラストがもうちょっとよければ5点なのですが。

キャラクタは5点で。1クールの短い期間に大勢出したわりには、各キャラがしっかり描写されていました。先日最終回だったセキレイとは対照的です。お気に入りはサーニャかな。

音楽もなかなか良かったと思います。OP/EDともに、特にひねりはないけれど爽やかな曲で、このアニメにぴったりでした。ということで4点。

作画・演出は、終始安定していたし、空を飛ぶ爽快感がよく出ていました。女の子の狙ったショットも効果的。ここは5点ですね。

独特なコスチュームは、最初は違和感ありまくりでしたが、だんだん慣れてきました。でも獣耳はやりすぎだと今でも思います。ゆえに3点。

総合は4点ですね。特定の回だけ取れば5点なのですが、全体のストーリーの弱さと、過剰すぎる萌え要素から、5点をつけるのは躊躇しました。でも良作には違いないし、今期の1クールものではこれがベストかもしれません。

ストーリー ☆☆☆☆_    
キャラクタ ☆☆☆☆☆
音楽 ☆☆☆☆_
作画 ・演出 ☆☆☆☆☆
はいてない ☆☆☆__
総合 ☆☆☆☆_


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劉備が男だったことがショックで気絶していたので、一日遅れました。恋姫†無双 第11話 「関羽、劉備と出会うのこと」 の感想。

三国志武将がおにゃのこに、がコンセプトの作品であるはずなのに、なぜに劉備だけ男にするのか、意味がわからないですよ。ギャルゲーにおける主人公のポジションなのかもしれませんが、ならばもっと早く出してくれないと、いまさら感情移入するのは無理というものです。

PCゲームの新作である『真・三国無双』では劉備は女性で登場するそうなので、このアニメとは繋がらないのでしょう。もうすぐ出るPS2版ゲームの販促と考えるべきなのでしょうね。だとしても劉備は登場しないわけですが。

趙雲さんがいないからダメなんじゃないかと。趙雲さんが活躍して、関羽を正道?に引き戻すべき!

ただ、”劉備が宝を独り占めしている”という張飛の指摘は気になります。馬超が言うように特に不自然では無いのですが、わざわざそういうシーンをやるからには、劉備には何か裏があるのかもしれません。

それはともかく、今回の話の内容は悪くありませんでした。馬超の登場シーンはこのアニメらしい面白さ。孔明の作戦はわりと普通でしたが、拗ねる孔明は可愛かったな。

戦闘シーンは悪くないのですが、関羽と張飛の圧倒的な強さがいまいち伝わっていない気も。二人の強さで形勢が一気に変わるような描写が欲しかったと思います。

次回予告では曹操などが出ていましたが、どうからむのでしょうか。いずれにしても「俺たちの戦いはこれからだ」的なエンディングになりそうですな。

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ラストはうまくまとめましたね。ストーリーとしては全くまとまっていませんが… 『セキレイ』 第12話 「縁ノ鶺鴒」 の感想と総評です。

前回倒された結が、結女となって復活し、ついでに結も復活したようです。それなりに盛り上がる展開でしたが、生き返りOKにしてしまうと、今後の展開に緊張感が薄れてしまうのではないでしょうか。どうせ生き返るんだろ?と思ってしまうので。もう終わりだからいいのか。

皆人が自分の軽率さを詫びるシーンは良かったかな。そこから繋がるオチも、ベタだけどいいんじゃないでしょうか。

 

最終回なので総評やります。とにかくストーリー展開が急ぎ足で、キャラクタは大量に登場して、消化不良になっている感は否めません。いまだにキャラクタを把握できていなくて、「これ誰だっけ?」と思うシーンがよくあります。

第1話を見た段階では、とても面白そうに思ったのですよ。セキレイという不思議な存在と、なぜ戦うのかという謎に興味を惹かれて。でも結局、セキレイは遺跡から発見された謎の生物で、戦う理由も謎のままで、何一つ説明されなかったという印象です。多数のワケありげな陣営が出てきたけれど、そのあたりの伏線回収も一切無いですし。原作もそうだとすれば、アニメ化するのが早すぎたのかもしれません。だからストーリーは2点しか付けられないですね。

キャラクタも、たくさん出てきたために一人一人の描写に深みが無く、気に入ったキャラも出来ませんでした。あと個人的な好みでいえば、乳が不自然に大きいのも気になります。ゆえに2点で。

音楽はスケールの大きさと和風のテイストが良かったと思います。OP/EDもいい曲でした。なので4点にします。

作画・演出は、最初のほうは良かったんですよね。特に1話の空を飛ぶシーンや羽化シーンは好きでした。最期のほうはかなり残念な感じでしたが、動きの激しいシーンが多かったので仕方ないかもしれません。ポテンシャルは高いので4点にしておきます。

お色気枠として期待されたこの作品ですが、9話の 「乳首じゃないから恥ずかしくないもん」以降はおとなしい感じでした。でも乳首(のようなもの)を出したチャレンジャーぶりを評価して4点とします。

全体としては3点ですね。To Be Continued と出ましたが、これは2期があるということなのか、あるいは続きはコミックスでね、ということなのか。アニメが原作本の販促であることは承知していますが、アニメはアニメで独立して楽しめるものであって欲しいと思います。

ストーリー ☆☆___    
キャラクタ ☆☆___
音楽 ☆☆☆☆_
作画 ・演出 ☆☆☆☆_
お色気  ☆☆☆☆_
総合 ☆☆☆__

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昨日、コーヒーの紙コップを机の上に置いて電話していたら、受話器のコードが紙コップに引っかかって倒れてしまい、横にあったノートPCがコーヒーまみれになりました。飲み物には気をつけましょうというお話。RD潜脳調査室 第22話 『静かなる海』の感想です。

ジェニー・円を説得して、気象分子散布を辞めさせることには失敗したわけですが、反対サイドには確固たる理論が無くて、ヤバそうだという『直感』が主な根拠なので、仕方の無いところもあります。でも久島は第1話でこんなことを言っていました。

科学者にとって一番大事なのは、論理的なアプローチや数学的な検証ではない。それらに先立つ高次の精神の作用によって、人間はここまで世界を理解してきた。それは、『直感』だ。

『直感』とは非科学的にも思えるけれど、そうではないというのが久島の信念なのですね。でもそれは、ロジック(論理的思考)とビジネスの世界で生きているジェニー・円には通用しなかったと。

このストーリーの軸は『人工島 対 自然』であり、それは『ロジック 対 直感』と言い換えてもいいのでしょう。

今回はアクションはあったものの、話の内容としては淡々とした展開だったように思います。次回のクライマックスへのお膳立てをしたということなのでしょう。ハルやミナモたち『直感組』がどのように地球律に対処するのか注目です。

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かなり辛い展開ではあります。ナナリーを含め、かつての味方はほとんどが敵にまわって、ルルーシュの味方は一握りしかいない。しかもみんなシュナイゼルに騙されているというのが悲しいところです。 コードギアス 反逆のルルーシュR2 第23話 「シュナイゼル の 仮面」 の感想。

シュナイゼルの目指す世界というのは、突っ込みどころ満載なわけです。フレイヤを未来永劫独占することはありえないので、いきつく先は冷戦か、フレイヤを撃ち合う最終戦争になるかのどちらかでしょう。「10億人死んでもかまわない」と言ってますが、その代償に得るものとしてはあまりにショボイと言えます。

だから、シュナイゼルは本気で『フレイヤによる平和』なんて信じてやしないでしょう。彼がフレイヤを使うのは、『今回の戦いで自分が生き残る』ためでしょう。絶対遵守のギアスを持っているルルーシュに対抗するために、シュナイゼルが持っているカードはフレイヤしか無いからです。自分が生き残って勝つためであれば、10億20億の人が死んでもかまわないということでしょう。それはそれでアリだと言えます。

情けないのは、黒の騎士団の連中です。ルルーシュは一応、超合衆国に歩み寄って平和の道を探っていました。シュナイゼルはフレイヤで無差別虐殺を行いました。悪いのはどっちでしょうか? 住民は避難させたとか言ってましたが、そんなことがありえないのは考えればわかるはず。

ルルーシュが信じられないのであれば、ここは中立を保って、シュナイゼルとルルーシュの出方を見るのが上策のはずです。シュナイゼルと共闘してルルーシュを倒してしまったら、シュナイゼルに対抗できる勢力は無くなってしまうわけで。そこまでシュナイゼルを信じられるのはなぜでしょうか。これもまた、フレイヤショックによる集団ヒステリーってやつでしょうか。

ナナリーもガッカリですね。「罪を背負う」とか言って、自らボタンを押しましたが、そんなのはフレイヤで殺された人間からすれば「ハァ?それが何か?」であり、自己満足にすぎません。彼女もしょせん、十代の小娘にすぎないということでしょうか。

でも、このままでは終わらないと思うのですよ、黒の騎士団もナナリーも。ここで一旦落としておいて、ラストに逆転が用意されているはずです。スザクにしても、さんざん落とされた末に今があるわけで、今は、かつての味方キャラが一斉にスザク化している過程だと思っています。

今回唯一良かったことと言えば、ルルーシュが致命的なシスコンから脱却できたことでしょうか。ナナリーよりも大切な使命ができたのですね。スザクやC.C.の存在も大きいようです。

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いろいろと予想外。ランカエンドなのかなぁ。『マクロスFRONTIER』 (フロンティア) 第23話 「トゥルー・ビギン」  の感想です。

バジュラが郡体生物であるというのは予想通りですが、腸内細菌が主体でネットワークを作っているというのは面白いかな。バジュラは腸内細菌の乗り物にすぎないわけですね。 動物の細胞ではミトコンドリアが重要な働きをしていますが、ミトコンドリアは後から細胞に入り込んで寄生したものであって、動物(人間を含む)はミトコンドリアの乗り物だという話もありますが、それに近い感じでしょうか。

ネットワーク上に分散するコンピュータを結び付けて巨大な仮想コンピュータとして運用することをグリッドコンピューティングと言いますが、通信のバンド幅や遅延が問題になり、有効なケースは限られています。『ゼロタイムフォールド通信』はそれを解決する革命的な技術と言えます。

レオンの論法はよくわかりませんでした。ランカは母体内で細菌に感染したため、細菌と共存できているようですが、それが『ランカはバジュラの尖兵』という結論になるのは飛躍しすぎでは。バジュラがランカに引き寄せられるのは確かですが。アルトはそれに納得したのかな?

レオンの目当ては、最初からフォールドクオーツでなくてバジュラの巣だったのでしょうか。バジュラの巣は居住可能惑星であるという確信があったのかな。宇宙航行生物であるバジュラが居住可能惑星を巣にしているのは不思議な気がしますが、孵化のためには一定の環境が必要だったりするのでしょうか。レオンは私欲ではなくてフロンティアのために動いているのかもしれないな。やり方の是非はともかくとして。

一方でグレイスの目的は何でしょうか。ランカがバジュラにさらわれて『計画通り!』みたいですが。アバンの様子だと、彼女が研究のためにバジュラを利用しているように見えますが、実は彼女こそバジュラ側にとりこまれた人だったりして。

アルトが珍しく心情を語っていて、ランカを守るために戦ってきたと言いました。てっきりシェリルが本命だと思っていましたが、同情にすぎなかったのでしょうか。シェリルはそれを感じていたようですが…

わりと鬱な展開ですが、この段階で鬱ということはラストにカタルシスがあるはずと思っています。らん

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