ようやく本来の敵の登場、なのでしょうか。我が家のお稲荷さま。 第13話 「お稲荷さま。女子高生になる」 のレビューです。
これまで、「妖怪が登場して、退治(あるいは和解)して終わり」という1話完結な話が多かったのですが、『鬼』の登場ということで、これまでのように1話でさっくりとは行かないのでしょう。どういう話になるのか楽しみです。
『鬼』といえば、高田崇史の『QED 式の密室』 に鬼の起源についての話があります。『鬼』は本来は、製鉄の技術を持った渡来人(中国や朝鮮からわたってきた人)たちで、彼らが力を持って権力者に逆らったりしたので、『鬼』と呼んで弾圧するようになった、という話です。鬼の持っている棍棒などは、そもそもは製鉄の道具だとか。筆者流の解釈でしょうけど、面白いと思いましたね。 『もののけ姫』も、たたら場と権力者の争いの話でした。
今回は、佐倉のスーパー妄想タイムも良かったけど、紅葉のライブ?もなかなか良かったですねー。少ない枚数でがんばっていたと思います。たぶん、紅葉は敵に回るのでしょうね。昇はすっかり紅葉に魅了されたようだが、大丈夫か。
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学園コメディ回かと思ったら、あちこちでストーリーが進んでいて盛り沢山でした。 コードギアス 反逆のルルーシュ R2 第12話 「ラブ アタック!」 のレビューです。
あまりにいろいろあったので、出来事を整理してみました。
- 『黒の騎士団』と中華連邦が通商条約を締結。
- ブリタニアが中華連邦に戦線布告。シュナイゼルは戦闘ではなく外交手段で中華連邦を弱体化させる計画。
- ブリタニアの王女、カリーンが登場。好戦的な気質。年が近いナナリーのことを良く思っていない?
- アーニャは手持ちの少年の写真がルルーシュではないかと思っているが、確信は無い。(ルルーシュは否定)
- ナイト・オブ・ワンは隻眼の渋い男。クラウゼヴィッツの言葉(戦争は外交の一手段)を引用するあたり、単なる戦士ではなく戦略家らしい。
- コーネリアはギアスの秘密を追っている。目的は、ギアスを白日のものに晒して、ユフィの汚名をすすぐこと。
- ロイドは鹵獲した紅蓮を調査していて、なにか見つけたらしい。
- 囚われのカレンのところにナナリーが訪問。
- ロロのギアスはかなりの多人数(全校生徒?)に同時にかけることができる。ただし疲れるようだ。
- バトレーは皇帝の命令で「世界を滅ぼす犯罪」ことを行うことになり、彼はそれを行いたくないと思っている。なので現れたコーネリアに助けを求めた。
- ジェレミアの能力は『ギアスキャンセラー』
中華連邦のクーデターは、どうやら決着がついたようですね。通商条約のセレモニーに、天子ちゃんと星刻が出席していましたし。
アーニャは、ナイトメアまで持ち出して、ルルーシュの帽子を奪うつもりだったんですかね? 写真のことは否定されたけれど、まだルルーシュのことが気になっているのでしょう。 どちらかのブログに、「アーニャは自分の記憶が書き変えられていることを疑っていて、彼女が『記録マニア』なのはその対抗手段ではないか」という仮説があり、なるほど思いました。
カレンとナナリーがからむのは予想外でした。このまま釈放とか? でも紅蓮には何か秘密があるようだし、予断を許さないところです。
バトレーたちの一件も気になります。皇帝は何をさせようとしたのでしょうか。世界を滅ぼすとは?
V.V.はジェレミアとともにエリア11にやってきたわけですが、彼自らゼロおよびC.C.ををあぶり出す作戦を行うのでしょうか。C.C.が何かのカギなのでしょうね。ルルーシュとては、探していたV.V.が手元に来てくれたわけなので、むしろラッキーかもしれませんが。
ギアスキャンセラーは、ルルーシュにとって厄介です。ギアスでスパイや工作員を作るのはルルーシュの常套手段ですが、それがやりにくくなるわけで。さらに、ジェレミアにギアス全般が効かないとすると、彼を排除するのはなかなか大変で、それが当面の課題になるのでしょう。
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序盤のおとなしい展開がウソのように、毎回クライマックスですなー。BLASSREITER ブラスレイター 第12話 「審判の日」 のレビューです。
アル、ブラッド、ヘルマン。3人の散りざまはドラマチックでした。特に、クールな男であるアルとブラッドが、ここぞという時に吐いた熱いセリフの数々は感動的でしたよ。「俺達は最後まで、XATとして戦って、胸を張って死んでいく」。
脚本だけでなく、作画・演出・声優さんの演技ともに素晴らしい。この作品は凄いと思うのだけれど、あまり評判にならないのが残念です。序盤のタルい展開が原因でしょうか。
ウォルフの変身した姿は牛の怪物のようで、いわゆるサタンのイメージでしょうね。他のデモニアックよりも禍々しい感じです。
生き残ったのは、メイフォンとアマンダだけですか。あとウォルフと。メイフォンはヴィクター長官の言う『原隊』に戻るのでしょうけれど、アマンダはどうするのでしょうね。バックアップ無しでパラディンを動かすのは難しいだろうし。
大いに気になるところですが、次回はジョセフの過去話のようで。謎につつまれたジョセフのことが、いくらか明かされるのでしょうか。
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最終回はベタ甘ラブコメで締めるかと思ったら、予想外のシリアス展開でした。図書館戦争 第12話 「図書館ハ誰ガタメニ」 感想のレビューと総評です。
僕は原作ファンなもので、今回は『図書館戦争らしくない』と思ってしまいました。 図書館戦争にシリアスな要素はあるけれど、それは「本を守るために戦う」というハードな設定から来るもので、こういうベタな昼ドラっぽいシリアスでは無いはずだ、と。
こういうのが女性に受けると思ったのかな? 2人がお茶を飲みに行く話しとか、柴崎と手塚の「魔が差した」の話とかやったほうが、ぜったいウケたと思いますけど。 カミツレのお茶を飲むシーンは、最後にちらっと写真でありましたが。
でも柴崎の「ガン=カタでも極めるつもり?」にはちょっとウケました。マニアックすぎるよ。ガン=カタとは、『リベリオン』というB級SF映画に出てくる格闘術です。
ガン=カタは拳銃を総合的に
使用する格闘技である
(゚д゚ )
(| y |)
この格闘技を極めることにより…
( ゚д゚) ;y=‐ ;y=‐
(\/\/
攻撃効果は120%上昇
( ゚д゚) ;y=‐
(\/\
\ ;y=‐
防御面では63%上昇
ー=y;―
|
(゚д゚ )
ー=y;_/| y |
ガン=カタを極めたものは無敵になる!
ー=y; ( ゚д゚) ;y=‐
\/| y |\/
なぜ柴崎がガン=カタを引き合いに出したかというと、『リベリオン』も検閲と戦う話だからでしょう。美術・書籍・音楽など、感情をゆさぶる全てのものが禁止された社会の話です。とはいえ、ガン=カタはそもそもは、検閲する側の特殊部隊員の技術なんですけどネ。
笠原がテレビで演説して、励ましの手紙を貰ってしまうという話は、悪くなかったと思います。でも結局のところ、図書隊が戦う意味が皮相的にしか語られませんでした。「読みたい本を読むのが何が悪い」という、それだけの話じゃないんですよね。検閲によって世論がコントロールされて、つまりは民主主義が機能しなくなるのが、検閲の最大の罪です。
最終回なので総評をやります。ストーリーは5点と行きたいところなのですが、図書隊や検閲についての設定があまり語られず、ならばラブコメに徹するのかと思ったらそうでもなく、フォーカスがややボケている感じがあったので4点にします。
でもキャラクタは5点で。原作のキャラが好きなわけですが、アニメのキャラにもすんなり入れました。 音楽はあまり印象にないのですが、OP/EDは好きなので4点で。 作画・演出は水準以上ではあるので4点です。
オリジナル展開がところどころにありましたが、わりと良いものもあれば、イマイチなものもあり、全体としては平均点でしょうか。最終回がイマイチだったのが残念でした。
総合は4点ですね。佳作ですが、傑作には至りませんでした。でも大好きな『図書館戦争』をきちんとアニメ化してもらって、とても良かったと思っています。
ストーリー | ☆☆☆☆_ |
キャラクタ | ☆☆☆☆☆ |
音楽 | ☆☆☆☆_ |
作画 ・演出 | ☆☆☆☆_ |
オリジナル展開 | ☆☆☆__ |
総合 | ☆☆☆☆_ |
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『男女のすれ違い』をやるにしても、このラブラブの二人では難しいだろうと思っていたのですが、告白がまだでしたか。 かのこん 第12話 「ついにしちゃう?」 のレビューと総評です。
結婚記念日というのがありますが、僕はあれは意味が薄いと思うのですよね。結婚する日取りは人為的に決めるもので、いつでもいいわけです。 だから僕と嫁の間では、『二人が初めて会った日』を記念日にしています。いくつもあったはずの未来の中から、その時間と場所で会うことができたというのは、とても稀な偶然であり、それこそを祝うべきだと思うので。
耕太君は、二人が始めて出合った場所で告白したわけで、最高のシチュエーションだと思いますね。しかもおあつらえむきに『狐の嫁入り』まで降っていて。
コメディ要素が薄かったのと、お色気が「この作品としては」抑えめなのが残念でしたが、最終回としてはきれいにまとめたと思います。たゆらと委員長の様子が、なんだか可愛くて良かったし。
最終回なので総評をやります。ストーリーはどうでもいい作品なのですが、平均はクリアしていたので3点で。キャラクタは、なかなか魅力的だったと思いますね。ちづるもいいですが、脇のクラスメイトたちも良かったので4点です。
音楽はあまり印象にないので3点。作画・演出は、特にコメディ演出が素晴らしい回があったと思います。1~4話の演出はかなり良かったかと。その後はややパワーダウンを感じましたが、4点にします。
この作品の最大の魅力は、やはりお色気でしょうね。よくぞここまでやってくれたと。単に露出するだけでなく、シチュエーションも良かったですし。7話あたりがピークで、そこからは控えめになったと思いますが、ここはもう5点で。
全体として、楽しめた佳作だったので4点にします。特にシリーズ前半は素晴らしかった。AT-X先生の次回作にも期待しています。
ストーリー | ☆☆☆__ |
キャラクタ | ☆☆☆☆_ |
音楽 | ☆☆☆__ |
作画 ・演出 | ☆☆☆☆_ |
お色気 | ☆☆☆☆☆ |
総合 | ☆☆☆☆_ |
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「天子ちゃん、甲板に出るなよ」とか、「蜃気楼強すぎ。インフレ化にもほどがある」とか突っ込みどころは多々あるけれど、ケレン味にあふれた展開はギアスらしくて楽しめました。コードギアス 反逆のルルーシュ R2 第11話 「想いの力」 のレビューです。
見所は、「分かった、その願い聞き届けよう」と、「いいや、戦局を左右するのは戦術ではなく、戦略だ」でしょう。このセリフを言わせたいがために、多少無理のある展開を重ねてきたと思えます。実際、そこからの展開はスカっとしました。
というわけで、『国盗り編』はこれであっさり終了なのでしょうか。次の目的は、中華連邦のどこかにあるという『教団』を探して手に入れることなのですね。ギアスとは何なのか、がこの物語の核心なので、ついにそれが視界に入ってきたと言えます。
と思ったら、次回は学園コメディ回ですか。ナイトオブラウンズも入学しちゃうし。このノリもいかにもギアスですねー。いや、大好きですよ。
「想いの力が歴史を動かす」という話ですが、たしかにそうでしょうね。卑近な例で考えると、チームで仕事をするときに、メンバーがその仕事をやりたくてモチベーションを持っているときと、単に作業としてこなしているときとでは、アウトプットの質もスピードも圧倒的に違うわけです。
星刻にしても、中華連邦の人民にしても、ゼロや日本に利用されるよりは、『自分たちの天子を守る』というモチベーションがあったほうが絶対にうまく働くでしょう。そのほうがゼロにとってもメリットがあるのは明らかで、シャーリーに聞くまでもないと思うけれど、そこはそれ、「『想いの力』にルルーシュが気づく」というイベントのために必要なシーンなのでしょう。 今後への伏線なのだろうと思えます。
伏線といえば、アーニャとC.C.とがいっしょに幻覚?を見ていました。近づくと反応するとか? これも重要な伏線っぽいですね。
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2期をやるなら、事前に教えて欲しかったですよ。 ドルアーガの塔 ~the Aegis of URUK~ 第12話「the Aegis of URUK」のレビューと総評です。
なにしろ、「おいおい、ほんとうに今回完結するのか?」とハラハラしながら見ていたので、肝心の物語に集中できなかったのです。で、ラストで「なんじゃこりゃー」と思っていたところに、2期の発表と。なんか印象悪いなぁ。
それはともかく、ラストを除けば非常に面白かったと思います。ジルがかっこよかったし、ドルアーガとの戦闘は熱かった。映像にも力が入っていて、『真の塔』が現れるところなど、なかなかのスペクタクルでした。
カーヤとファティナのシーンも、なんだか好きですね。前からファティナはジルが気になる様子をしていましたが、これでフラグ確定のようです。2期のヒロインがファティナだとしたら楽しみ。
2期はどうなるのでしょうか。「真の塔」にジルたちも挑むことになるのでしょうけれど、今のところ方法が無いし、そもそもモチベーションも無いですよね。やはり「世界を救う」的な目的が発生するのでしょうか。
カーヤ、ニーバ、アーメイという主力が抜けたので、残りでパーティーを組むとしても心もとないです。新メンバーが追加されるのでしょうか。ラストで棺桶から出てきた少女とか?
最終回なので総評をやります。
ストーリーは、構成が賀東さんなので期待していたけれど、裏切られなかったと思います。王道展開でしたが、オンラインRPGの世界観をうまくアニメにしていました。キャラクタも、特別なお気に入りキャラはできなかったけれど、それなりに魅力的でした。なので両方4点で。
音楽はBGMの雰囲気が良かったし、主題歌が好きなので4点で。作画・演出は要所に素晴らしいところがあったので4点です。
好みの問題でしょうけれど、1話や5話のカオス回はスベっていると思ったので減点ポイントです。 それでも全体としては4点で、佳作であったと思います。ラストの余韻でモヤモヤした気分はありますが、それでも2期は楽しみにしています。
ストーリー | ☆☆☆☆_ |
キャラクタ | ☆☆☆☆_ |
音楽 | ☆☆☆☆_ |
作画 ・演出 | ☆☆☆☆_ |
カオス回 | ☆☆___ |
総合 | ☆☆☆☆_ |
とりあえずセーブということで。マクロスFRONTIER (フロンティア) 第11話 「ミッシング・バースデー」 のレビューです。
どこへ行く?
- 思い出の丘 (ランカ ルート)
- ガリア4 (シェリル ルート)
- 実家 (兄さん ルート)
実際のところは、ヒロインの選択というよりは、パイロットか役者かを選択したということでしょう。そしてパイロットを選んだわけですが、これも現実逃避かもしれません。SMSに入るときに吹っ切れたように見えたのに、まだ未練があったわけで、今回も完全に未練を断ち切ったわけではなさそうです。
未練といえば、キャシーは歌手を目指していたのでしょうか。彼女が歌うシーンが見られるかもしれませんね。
シェリルがアルトを誘ったのは、ランカとどちらを選ぶか試そうとしたのでしょう。ランカをライバルだと認めて、本気で争う気なのだな。
LAIとかいう兵器メーカーが、レオンから受け取った設計図から新しい戦闘機を作ったようです。前回、グレイスがレオンに渡したイヤリングに入っていたのでしょうか。だとしたら、なぜそんなものをシェリルが持っていたのでしょうね。もちろんグレイスが関わっているはずですが。
グレイスはますます黒幕っぽくなってきました。彼女は敵なのか味方なのか。ガリア4行きも彼女が仕組んだとしたら、次回はストーリーが動きそうです。
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かなりオリジナル要素が盛り込まれていましたが、それがとても良かったと思います。図書館戦争 状況十一 「死闘!茨城県展警備」 のレビューです。
原作ではあっさり流されていた、準備中の様子がしっかり描かれていて、緊張感を高めるのに役立っていました。 原作では良化隊員はほとんど出ないので、小牧と良化隊員との会話は新鮮でした。アニメオリジナルエピソードの6話が伏線になっていたとは。
カミツレも原作とは違う使い方をされていましたが、より印象的だったと思います。さっきから原作と比べてばかりですが、ここへきて原作を超えた描写をしてくれるのがとても嬉しかったのです。
戦闘シーンもすばらしい。狙撃のエピソードは原作どおりですが、手塚の冷静さがとてもカッコよかったですね。良化隊が雲霞のように押し寄せる描写は、描くの大変だったと思いますが、迫力があったと思います。
そして衝撃のラスト。オリジナル展開であり、先が分からないので次回がとても楽しみですよ。この感じであれば、綺麗にまとめてくれることを期待できそうです。
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久島の、地球律への『愛』が語られたエピソードだったと思います。 RD 潜脳調査室 第11話 「純正律」 のレビューです。
バイオリンは、技術的には10代で完成すると言われています。ピアノは10本の指を駆使した複雑な曲をいくらでも作れるので、技術を極めるのは大変なのですが、バイオリンは単音+αしか出せない楽器なので、技術面での奥行きは案外浅いようです。そこから先は、技術ではなく感性の領域になります。久島が言うところの『才能』です。 彼は17歳でバイオリンの技術を極めてしまい、そこから先に進むだけの愛や執着を持てなかったので、すっぱりと音楽を止めてしまったのでしょう。
でも彼は、代わりに打ち込むものを見つけました。『地球律』ですね。愛がなければ続ける価値が無い、と達観している久島が、何十年も研究してきたのですから、地球律への愛にあふれているということなのでしょう。
地味でまわりくどい話ですが、しみじみとした味わいがあると思いました。 純正律から地球律へ、と韻を踏んでみたりして。
純正律(ピュアスケール)の話ですけど、わかりました? 僕は「ピュア・スケール・ミュージックによる理想的ストレス解消」というCDを持っていまして、これには同じ曲を純正律と平均律(通常の調律)とで比較演奏したトラックがあるのですが、たしかに響きが違います。興味があれば聴いてみてください、と書こうと思ったら廃盤ですか。
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今回の見所は、枢のキレっぷりですね。静かに激怒しているのがすごく怖かった。ヴァンパイア騎士 第11話 「「望みの代償(ディール)」 感想のレビューです。
それ以外は、いまいちピンとこなかったかな。イチルが零を憎む理由の説得力がいまいちに思えます。デキの良い兄と比較されてひねくれてしまったのは分かるけれど、あそこまで屈折するかな。少なくとも共感はできないですね。
舞踏会のシーンのわりには作画がぱっとしないのも残念。これまでアップのクオリティは保たれていたのですが、今回は崩れ気味だった気がします。吸血シーンは、構図はエロかったけれど優姫が醒めた様子なのであまり盛り上がらず。
今回はまり亜があまり出なかったですが、次回は活躍してくれることを期待して待つことにします。
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今回はアクションシーンが多かったし、物語も大きく動いたので見ごたえがありました。前半の山場ですね。BLASSREITER ブラスレイター 第11話 「黙示録の序奏」 のレビューです。
XATは壊滅してしまったようですが、ベアトリスも本当の敵はXATじゃないと言っていたし、『局長』もXATは時間稼ぎにすぎないようなことを言っていました。メイフォンは『原隊』に戻るそうですが、それが本来の組織なのでしょうか。
「三騎士の結集まで時間を稼げた」とも言っていました。『騎士』というのは『ヨハネの黙示録の四騎士』のことでしょうね。 白い馬にのる第一の騎士、赤い馬に乗る第二の騎士、黒い馬に乗る第三の騎士、そして青ざめた馬に乗る第四の騎士。
青といえばジョセフであり、つまりジョセフが第四の騎士なのでしょうか。そういえば、白い馬に乗ったやつもいましたね。 赤と黒はわかりませんが、赤がベアトリスで黒がウォルフでしょうか。ベアトリスはただのマッドサイエンティストかと思っていましたが、あの強さは普通の人間では無いでしょうね。
マレクのことをブラスレイターと言ってましたか? ブラスレイターは最強のデモニアックのことだと思いますが、マレクにその素質があるということなのでしょうか?
ジョセフは 明確に、ベアトリスやザーギンに反旗を翻したようです。今後はますます、人間にもデモニアックにも追われる立場になるのでしょうか。あるいはアマンダたちとの共闘はあるのでしょうか。XATは壊滅したので、アマンダとヘルマンの身の振り方も気になります。
先が見たいですが、次回は総集編ですか。まぁ、復習するには悪くないタイミングかもしれません。
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あと1話で終わりだけど、この作品を見直しました。素晴らしいコメディじゃないですか。 仮面のメイドガイ ご奉仕 十一 「真夏の夜の乳」 のレビューです。
前回の「ファインをねらえ!」も良かったけれど、同じ脚本家でしたね。脚本だけでなく絵や演出も良くて、ギャグに非常にキレがあったと思います。声優さんの演技もノリノリで。
女子剣道部の2人は最近お気に入りなのですが、今回もいい味を出していました。彼女たちだけでなく、各キャラがみな持ち味を出していたと思います。コガラシの出番が少ないのが不満といえば不満だけれど、彼はああいう『要所で登場して物語をかきまわす』というトリックスター役なのでしょう。
そして次回は最終回ですか。「財産を狙うものからなえかを守る」という、すっかり忘れられた設定が生かされる雰囲気です。
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ギャグは無いですが、重厚な雰囲気で良いと思います。ドルアーガの塔 -the Aegis of URUK- 第11話 「ただ一枚の盾として」 のレビューです。
ドルアーガはCGでしたが、巨大で強そうな様子が伝わってきました。戦闘シーンも迫力あったかと。ゴンゾがんばってますね。
謎の多くは、最終回に持ち越しになりました。
- 3回の裏切りとは何か
- カーヤの目的は何か
- ニーバの目的は何か
- サキュバスは何を考えている?
- ジルを導いている女性は誰か
- ドルアーガを倒した先には何があるのか
これらの全ての種明かしがされるとすると、最終回は怒涛の展開になりそうで、楽しみにしています。
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原作よりも「業務部による陰湿なイジメ」がクローズアップされていました。図書館戦争 第10話 「里帰リ、勃発」 のレビューです。
まぁ、わかりやすくはあります。ラストで逆転するところのカタルシスもありますし。郁の啖呵は良かったと思います。
一方で、例によって背景の説明が端折られているのはちょっと残念。あれでは『無抵抗の会』のダメっぷりが伝わらないかもしれません。 例えば原作では、「武器を捨てろ」という『無抵抗の会』に対して、玄田が「あの連中(ヤクザまがいの良化法賛同団体)も武器を持ち込んでいないことは確認したんだろうな」と問いかけると、「そうやって相手を疑っていては対話は生まれません、先に武装を放棄することで彼らにも伝わるものが・・・」など主張するシーンがあります。
柴崎が登場したのは嬉しかったけど、いかにもなツンデレ会話はどうかな・・・
今回は原作第3巻『図書館危機』の第4章『里帰り、勃発 -茨城県展警備ー』の内容でした。3章は飛ばしましたね。造反語(いわゆる「不適切な用語」)の話なので、テレビでは無理だろうなとは思います。
来週、第5章の『図書館は誰がために』をやるとすると、それで3巻の内容は終わってしまって、4巻をやらないとすると回数が余るのですが、どうするのでしょうね。
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「この程度で死んでしまうなら、初めから彼は必要ない」とか言って、枢は零を利用しているつもりのようだけれど、本当にいいのかな? ヴァンパイア騎士 第10話 「闇の姫(プリズナー)」 のレビューです。
零は、優姫の護衛というよりは弱点になっているような。まり亜は零を救うことを条件に、優姫を手に入れようとしているようです。枢はそれを許容できるのでしょうか。 あるいは何か策があるのでしょうか。
今回もまり亜は良かったですよ。美しくて淫靡で。優姫に何をさせるつもりなのかワクワク。
零はデレに入ったのでしょうか。枢もずいぶん優姫にかまっているし、優姫はモテモテですね。優姫のリアクションを見る限りでは、枢に対しては恋愛感情があるようだけれど、零に対しては心配しているだけのようです。この関係が動くとしたら、舞踏会なのでしょうか。
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二十面相の過去の一端が明らかになりました。二十面相の娘 第8話 「人間タンク」 のレビューです。
第二次大戦中、日本陸軍に731部隊というのがあり、生物兵器の開発や人体実験をしていました。敗戦後、実験データを米国に引き渡すという取引をして、主要メンバーは軍事裁判を免れ、ミドリ十字という医薬品メーカーを設立して急成長させます。いろいろ問題のある会社で、自衛隊員を使った人体実験&中毒事件や、薬害エイズ事件事件などを起こしています。もうあの会社はありませんが、ある種、長く生き残った大戦の暗部と言えますね。
二十面相が生物兵器の開発を手がけていたのは、他人にやらせるよりは、自分でやってコントロールしたい(時間かせぎしたい)という気持ちがあったからでしょうか。 二十面相が盗賊をしているのは、戦後も生きのびている「大戦の暗部」と決着をつけるためなのでしょうか。それは何でしょうか。
あのロボは、ロボというよりは甲冑だったようで。アクションシーンは大胆な構図もあって良かったですね。あの女性は今回だけのゲストキャラなのでしょうか、あるいは今後もからんでくるのでしょうか。
空根探偵は、いいキャラに思えてきました。今後もあんな感じで、ラッキーだけで手柄を立てていくのでしょうか。それはそれで才能ですね。
小糸春華と友達になれたようです。チコの本来の姿を見ても怖がらず、面白そうだといってくれる彼女は、いい相談相手になれるのでしょう。無鉄砲なのが心配だけれど。
チコはまだ、二十面相に近づくための具体的なプランは無いようですが、今後どうするのでしょうか。でも生き生きした目をしているので、そのバイタリティできっと道を切り開くのでしょう。
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第二部は「国盗り物語」でしょうか。コードギアス 反逆のルルーシュ R2 第9話 「朱禁城の花嫁」 のレビューです。
ルルーシュの目的は、日本の独立というよりはブリタニアへの復讐なので、ナナリーのいるエリア11での闘争にこだわる必要はないのでしょうね。中華連邦を手に入れ、その力でブリタニアに対峙する戦略か。つまり「戦術目標は変わったが戦略目的は変わらない」です。
中国の歴史では、皇帝の血筋の正当性というのはそれほど重視されていなくて、『北京を占領したら皇帝』、というノリではあります。「自分は始皇帝の血筋だ」と言い張れば勝ちだし、時代が下るとそれさえやらなくなったようで。
なので、ゼロが天子ちゃんを押さえたとしても、それだけで権力を得られるとは思えませんが、朱禁城の宦官たちとの交渉材料にはなるのでしょう。ゼロがどうやって国を盗るのか、展開に期待したいと思います。
インドは中華連邦の傘下なのですね。それはインドにとっては耐え難いことでしょう。中国とインドは歴史的に仲が悪いですから。両方とも「三大文明」と呼ばれるほど古い歴史があるけれど、長い植民地支配の時代があり、近年やっと新興工業国として復活しつつある、という似たもの同士なので、同属嫌悪があるのかな。しかも両国の国境線はずっとあいまいなままで(ヒマラヤ山脈とかあるし)、それをめぐる紛争も続いています。 ゼロとインドが手を組んで中華連邦に対峙する、というのはありそうなシナリオです。
シンクーと天子ちゃんとエピソードは良かったけれど、いいところでニューステロップが入りました。通り魔空気読め。
シンクーのクーデータはゼロにとってラッキーでしたが、あれが無かったらどうするつもりだったのかな? ギアスを使ってなんとかしようと考えていたのでしょうか。
ニーナのキレっぷりが印象的でしたが、シュナイゼルはニーナのどこがいいのでしょうね。ああいうパーティーにエスコートしたということは、単なる部下では無いと思うのですが。『キレ萌え』みたいな属性があるのかな。
ラストにジェレミア登場。どのようにストーリーにからんでくるのか楽しみです。あの仮面が気になりますが、ギアス能力を貰ったとか?
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前回でマレクは脳死状態になったけれど、アマンダとヘルマンはまだ諦めていないらしい。デモニアックの生命力なら生き返るはず、という望みに賭けているのでしょうか。BLASSREITER ブラスレイター 第10話 「陰謀の中で」 のレビューです。
マレクがあれで退場だとしたら、ずいぶんあっけないと思っていたのですが、そういうわけではなかったのですね。アマンダたちは独自行動を起こし、これをきっかけにXATの暗部に切り込んでいくという展開なのでしょう。早々に捕まっちゃったけど。
パラディン、かっこいいなー。2輪のAFV(装甲車両)というのはユニークですね。 いわゆる装甲車というのはキャタピラ式が主流でしたが、キャタピラでしか走れない不整地での作戦はあまりない上に、速度が遅くてメンテも大変ということで、最近は車輪式(装輪装甲車)が見直されているようです。自衛隊の装甲車も、60式、73式はキャタピラでしたが、93式は車輪になりました。
また、自衛隊で開発中だという、対テロ・ゲリラ戦用の『機動戦闘車』も車輪式です。 ということは、それをさらに推し進めると、一人乗りの2輪の車両でもいいじゃん、ということになったりして・・・
バビロンとか黙示録とか、聖書にちなんだ言葉が出てきました。バビロンは、そもそもは神の手下として周辺の国々に裁きを与えていたのだけれど、それに驕って神を崇めなくなったために、神に滅ぼされてしまうのですよね。バビロンとは何を象徴しているのでしょうか。人間社会全般? あるいはXATなどデモニアックを造った連中?
デモニアックは本来は兵器であり、XATの上層部はそれに関わっているのでは、とアルが語っていました。ベタな展開で、そんなところかなと思いますが、もうひとひねりあるような気もします。ベアトリスと”ザーギン様”が鍵になるのでしょう。
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