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メルクマール

ここは「黒神」 カテゴリの記事です。
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世界観を説明するための回でしたが、肝心なことが説明されていない気が。『黒神 The Animation』 第5話 「イクシード」 の感想です。

『イクシード』や『ノーブルワン』といった用語について、エクセルが解説してくれたのですが、肝心の『もとつみたま』や『テラ』って何なのよ、ということがまだ語られていないですよね。

と思ったら、先週から公式HPに”用語説明”が追加されていて、そこに全部書いてありました。劇中で説明する余裕が無いから、これを見ておけということでしょうか。 

このアニメ、キー局で放映しているわりには見てる人が少ない気がします。Googleトレンドで見ても(下図)、回を追うごとに盛り下がっており、僕の感想記事のアクセス数も同傾向で下がってますね。実際、かなり残念なアクセス数です。

黒神トレンド.png

僕は楽しんで見ていますよ。キャラが良いし、アクションもなかなかだし。美術など絵も良い。それなのに一般ウケしないのは、独特の用語が多く、その説明をしないでストーリーが進むことによる『おいてきぼり感』のせいではないでしょうか。

木曜日が激戦だという理由も、もちろんあるでしょうけどね…。今からでも火曜日あたりに移動しては。

今回はアクションは普通で、シンクロシーンのバンクももう見飽きましたが、エクセルとシュタイナーのシンクロは良かったですな。ごつい大男と可憐な少女、という対比は絵になります。

ヘタレていた慶太が、自分で動き出すことになりました。これまでは不条理に巻き込まれたと思っていたが、母親が関わっているかもしれないということで、自分の問題だと認識したようです。クロに情が移ったということもあるでしょう。

そんな、いい雰囲気の二人を見つめる、プニプニの目つきが気になります。奴は何か企んでいる! 実は奴が黒幕でラスボスなのかっ!

ないですね。

慶太たちは沖縄に行くようですが、茜さんのドッペルライナー問題がどうなるのかは気になります。エクセルたちが守ってくれるといいのですが。茜さんとエクセルの、仲の良い様子には和みました。

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「あんたのために戦ったりしないだからねっ!」というツンデレ主人公でしょうか。『黒神 The Animation』 第4話 「追跡者」 の感想です。

主人公の慶太は、なにかとヘタれた奴ではあります。世話焼き姉さんの茜には甘えっぱなしだし、クロと契約したことをいまだにグチグチ言ってるし。でもあの年頃の少年があの状況に置かれた反応としては、それなりにリアルかもしれません。

でもそこはそれ、主人公なので、熱いものを秘めているようです。シュタイナーたちが茜を巻き込んだことに逆上して、後先考えずに殴りかかっていました。茜のことを普段はないがしろにしているけれど、内心では大切に思っていて、身を挺してでも守ろうとしているのですね。

ビルの最上階にいた女社長みたいな人は、茜のドッペルライナーでしょうか。雰囲気がかなり違うし、声優さんも違っているようですが、髪と目の色が同じでした。サブを探し出して殺すことで、自分がマスタールートになろうとしているのでしょうか。となると、慶太は茜を守るために戦わざるをえないですな。蔵木は茜を見つけたことを報告していないし、慶太とも何か因縁があるようですが、何を企んでいるのか…。

荒野の旅人さんが書かれていてナルホドと思いましたが、クロと慶太の役割分担は、シャナと悠二に近いのかもしれませんね。今のところクロが前衛で、慶太は参謀役のようです。そのうち慶太が潜在能力を発揮して、みたいな話になるのでしょう。
プニプニは残念ながらアラストールの役割はしていなくて、世界観を説明してくれる人がいません。クロの説明では意味不明だし。元神霊とは、そしてトライバルエンドとは何なのか、という基本的なことさえ分かっていませんね。

シュタイナーとエクセルが本格的に登場したのが、今回の見所でした。エクセルの『子供モード』のギャップが良いな。彼らと共闘するようになってからが本番なのでしょう。世界観についても語ってくれそうだし。

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1,2話に比べると、話があまり進まなくて地味な展開でしたが、『日常がじわじわと侵されていく』怖さを表現しているのでしょう。『黒神 The Animation』 第3話 「シンクロ」 の感想です。

日常の一部だった担任教師が実は敵で、日常そのものの教室が戦場になってしまう。立っていた土台が崩れていくわけで、自分が慶太の立場なら、さぞ怖いだろうと思います。そこに感情移入できるかどうかが、このアニメが楽しめるかの分かれ目かもしれません。僕は楽しめてますね。

ただ、1,2話に比べると演出不足かもと思えるところはあるかな。先生が正体を現すシーンとか、ラストの「もう、戻れない」という悲痛なセリフなど、盛り上がるシーンのわりには淡々としていた気が。

クロのフィニッシュ技はコークスクリューブローですね。ボクシング技でいくのかな。今回、クロの天然シーンは楽しめましたが、凛々しいシーンが少なかったのは残念。あのギャップが良いのでね。 

今回は特にプニプニのカットが多くて、可愛いので和みます。戦闘でも活躍してるしね! 犬好きとしては、プニプニのためだけでも見続けられますぜ。

嫉妬する茜さんも可愛いのだけれど、次回はいよいよ彼女も巻き込まれる模様。運が悪い様子が描写されていたので、マスタールートの資格はありそうにないですが… 
このことが、いまいちヘタれている慶太が本気を出すキッカケになるのでしょうか。巻き込まれているだけの主人公が主体的に動くようになってからが、この物語の本番でしょう。今回はその1ステップでもありました。

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言わば『都市伝説アニメ』でしょうか。『黒神 The Animation』 第2話 「契約」 の感想です。

前回の感想でも書いたのですが、背景絵が緻密で、しかも枚数が多く、「都市を描きたい」という意図が強く伝わってきます。戦闘シーンも、前回が埋立地、今回が変電所で、都市を舞台にした戦闘を描いてくれるのでしょう。今後、どういう場所が戦場になるのか楽しみです。

都市には随所に監視カメラがあるわけですが、あれらは実は統合的に管理されていて、人々は常に監視されている、というのは『都市伝説』ですが、黒幕の男はそれをやっちゃっていました。コンビニチェーンの偉い人みたいで、その立場を濫用しているのですね。でも確かに、やろうと思えば可能だし、コンビニで荷物を出したり公共料金の支払いをしたりすると、住所も割れてしまうわけです。都市に住む私達にはリアルな怖さとして伝わってきます。

あの男は『ドッペルライナーシステム』に乗っかって、なにか悪巧みをしているようです。サブ同士を人為的に引き合わせて、マスタールートを故意に作る、みたいなことでしょうか。だとしたら、あの男は慶太の敵ですね。

今回も、コメディとシリアスのバランスが絶妙でした。クロの、キャベツをはむはむ食べながらの登場には噴いた。小動物のようです。天然系キャラは好物ではないのですが、クロは日常の天然さと、戦闘シーンでの凛々しさのギャップが良いですね。

前回アクションが素晴らしくて、これだけでも見続けられると思ったのですが、今回もなかなかでした。殴られた痛さを感じさせられます。決着はお約束の『覚醒』でしたが、それだけではなく、敵の攻撃を見破って、それを逆手にとって逆襲するというロジックもあり、良い戦闘シーンでした。

覚醒シーンも熱い演出でしたが、何が起こったのかはよくわからず。それは次回のお楽しみなのでしょう。用語もまだわからないものが多いですが、この段階では気にせずに雰囲気を楽しむのが吉だと思います。ダラダラ説明されるよりは、こういう構成のほうが好きです。

ノーマークだったのが1話で期待作になり、先日の1話まとめ感想でもSクラスと評価しましたが、2話も期待に違わぬ出来でした。良さそうな新キャラも登場して、今後ますます楽しみです。

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『黒神』は『黒髪』もかけているのでしょうか。クロの長い髪を靡かせたアクションが印象的でした。『黒神 The Animation』 第1話 「三位一在」 の感想です。

素晴らしい映像では。まず描きこまれた背景に惹き込まれました。東京の日常風景を精緻に描写することで、非日常を際立たせることに成功しています。

体術系のアクションといえば、最近では『鉄腕バーディー』や『RD 潜脳調査室』が良かったですが、そのあたりに匹敵するクオリティだと思うし、なんといっても体の動きに合った髪の躍動感がいいんですね。戦闘シーンの音楽もグッド。そうそう、OPもいいですね。

ダウナー系の主人公が、否応無しに巻き込まれていくパターン。ダウナーな序盤と、その後の急展開との緩急も良くて、掴みには成功したのではないでしょうか。原作をかなり消化したのではと思えるほどのアップテンポでしたが、これくらいがいいと思いますね。

キャラクタはまだよくわかりませんが、クロのシリアスとギャグのとギャップはいい感じです。そしてプニプニですね。あの犬種は何かな。ヨークシャーテリアの毛の短いやつか、ミニチュアダックスの仔犬か。犬好きとしては活躍が楽しみです。

世界観はまだよくわかりませんが、3人のドッペルゲンガー(ドッペルライナー)がいて、1人だけが生き残って2人は死ぬという話でしょうか。で、生き残った人には強運が蓄積される? 運の蓄積といえば、ラリー・ニーヴンのSF、『リングワールド』を思わせますが、それについてはまたいずれ。

木曜日は激戦区ですが、クオリティの高い作品なので、これは観なければと思います。

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