メルクマール

1話でゾンビにならなかったので、ゆっくりした展開だなと思っていたのですが、2話でもならないのですね。　礼弥が自殺しようとするところまで追いつめられる様子を、丁寧に描きたかったのでしょうけれど、そのわりにあんまり説得力は感じませんでした。　演出が淡々としていて、礼弥が感じている恐怖や切迫感が伝わらなかったように思えます。　そもそもいろいろ無理のある設定で、そこは承知の上で見てますから、死ぬところまでサクっとやったほうが、むしろ良かったのではと思ったりします。

でも面白くないわけではなくて、礼弥は可愛いく描写されていたし、主人公と親しくなる様子も初々しくて良いものでした。　 「礼弥がかわいい」でこの作品はいいのでしょう。　あとは、ゾンビがヒロインというシチュエーションでのドラマがどうなるかですね。　ストーリーの評価をするのはまだ早そうです。

アジサイには毒があるという話ですが、身近に毒のある植物は多いのですよね。　キンポウゲ科の植物とか、たいてい毒がありますし。　毒は薬でもあるので、薬草としても使われます。　ひと口に「毒草」と言っても種類は無数にあり、そもそも文書の一部は読めなかったわけで、千紘はほとんど偶然に蘇生薬を作ったと言ええます。　そんなことはありえるのだろうか。　実はあの薬は目が覚めるキッカケにすぎなくて、すでに前からゾンビだった、というようなタネは無いのだろうか。　

そんなトリックが、もしかしたら隠されているのかもと思いつつ、今後の展開を見届けたいと思います。

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