メルクマール

御中はセキレイやアシカビをゲームのコマとみなしていますが、ゲーム好きなだけに、設定したルールに沿って遊ぶのだろうと思っていました。でもそのわりには、時間制限が”今日中”だったはずが、なぜか”1時間”になったり、ビルの中はアンフェアな罠だらけだったり、いきなりビルを爆破したりと、好き勝手にやっています。設定されたゲームの中で、皆人たちがどう克服するかというドラマだと思っていたので、ここまで「なんでもあり」なのはどうかと思います。

セキレイ戦は見所ではありました。風花が狭いところに閉じ込められて、空気が足りないので力が出せない、という展開は面白かった。でも、ここからどうやって局面を打開するのだろうと思っていたら、松がシステムをハックして救ったというオチで、やや肩透かしでした。

皆人は急速に成長していますね。少し前まで、アシカビとしての自信が無い様子だったのに、今回は「俺のセキレイたち」とはっきり言っていました。セキレイを率いるアシカビとしての自覚が出てきたのでしょう。セキレイたちもそれに従っています。一つの部隊として、まとまりが出てきました。

さて、ここからどうまとめるのでしょうね。僕は氷峨がラスボスだと思っていたのですが、そうではないのだろうか。単に、氷峨がやっつけられるところを見たいのですが。あとユカリの活躍もぜひ。これだけ思わせぶりに登場しながら、またしても（1期と同様に）結末に関わらないのは残念なので。 ラストで盛り上げてくれることを期待しています。

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